JP2022033299A - クラッチおよび画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明における逆入力遮断クラッチは、例えば、入力部材からの入力トルクを出力部材へ伝達するとともに、出力部材から入力部材に流入する逆入力トルクが生じた際に逆入力トルクを遮断する。この逆入力遮断クラッチは、入力部材の駆動速度より出力部材が速く駆動しようとするのを抑制する駆動伝達装置に組み込まれる。
図1と図2に示すようにクラッチCL1は、駆動源Mの入力トルクが入力される入力部材1と、入力トルクが伝達される出力部材2と、回転が拘束された静止部材3と、を備えている。さらにクラッチCL1は、保持部材4によって保持される一対の当接部材5と、当接部材5を付勢する付勢部材6を2個備えている。クラッチCL1を構成する前記部材は、回転軸7と同軸上に配設され、静止部材3以外は回転軸7を中心に回転可能に配設されている。回転軸7は、ピン部7aを備えている。
クラッチCL1の動作について図9と図10を用いて説明する。図9は入力部材1の入力トルクが出力部材2に伝達している状態のクラッチCL1の断面図であり、図10は出力部材2からの逆入力トルクを遮断している状態のクラッチCL1の断面図である。
本実施形態におけるクラッチCL1は、上述した図5におけるクサビ角度θwを有している。さらにクラッチCL1は、図9と図10に示すように、静止部材3の円筒状内壁面3aと当接部材5の係合円弧部5bとの摩擦係数μ1、出力部材2のカム部2bと当接部材5のカム当接面5dとの摩擦係数μ2、を有している。
μ1+μ2>2tan(θw/2)
の関係式が成り立つように構成されている。
次に、本発明の第2実施形態における逆入力遮断クラッチについて、図11乃至図16を用いて説明する。図11は逆入力遮断クラッチCL2(以下、クラッチCL2と称する)の組み立て前の斜視図である。なお、前述した第1実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、説明は省略する。
図11に示すようにクラッチCL2は、入力トルクが入力される入力部材1と、入力トルクが伝達される出力部材2と、回転が拘束された静止部材3と、一対の当接部材5と、当接部材5を付勢する付勢部材6を2個備えている。クラッチCL1を構成する各部材は、回転軸7と同軸上に配設され、静止部材3以外は回転軸7を中心に回転可能に配設されている。
クラッチCL2の動作について図15と図16を用いて説明する。図15は入力部材1の入力トルクが出力部材2に伝達している状態のクラッチCL2の断面図であり、図16は出力部材2からの逆入力トルクを遮断している状態のクラッチCL2の断面図である。
次に、本発明の第3実施形態における逆入力遮断クラッチについて、図17乃至図21を用いて説明する。図17は逆入力遮断クラッチCL3(以下、クラッチCL3と称する)の組み立て前の斜視図である。なお、前述した第1実施形態及び第2実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、説明は省略する。
図17に示すようにクラッチCL3は、入力トルクが入力される入力部材1と、入力トルクが伝達される出力部材20と、回転が拘束された静止部材3と、を備えている。さらにクラッチCL3は、第2実施形態における回転当接部5gを備えた当接部材5と、当接部材5を付勢する付勢部材6を1個備えている。クラッチCL3を構成する前記部材は、回転軸7と同軸上に配設され、静止部材3以外は回転可能に配設されている。
クラッチCL3の動作について図20と図21を用いて説明する。図20は入力部材1の入力トルクが出力部材20に伝達している状態のクラッチCL3の断面図であり、図21は出力部材20からの逆入力トルクを遮断している状態のクラッチCL3の断面図である。
以下に、第4実施形態における逆入力遮断クラッチについて説明する。本実施形態における逆入力遮断クラッチは、例えば、入力部材からの入力トルクを出力部材へ伝達するとともに、出力部材から入力部材に流入する逆入力トルクが生じた際に逆入力トルクを遮断する。本実施形態における逆入力遮断クラッチは、入力部材の駆動速度より出力部材が速く駆動しようとするのを抑制する駆動伝達装置に組み込まれる。
図22と図23に示すようにクラッチCL1は、駆動源Mの入力トルクが入力される入力部材1と、入力トルクが伝達される出力部材2と、回転が拘束された静止部材3と、一対の当接部材5と、当接部材5を付勢する付勢部材6を2個備えている。クラッチCL1を構成する前記部材は、ピン部7aを備えた回転軸7と同軸上に配設され、静止部材3以外は回転軸7を中心に回転可能に配設されている。
図30~図33を用いて、クラッチCL1の動作について説明する。図30は入力部材1の入力トルクが出力部材2に伝達している状態のクラッチCL1の断面図であり、図31は出力部材2からの逆入力トルクを遮断している状態のクラッチCL1の断面図である。図32は図30とは反対方向の入力トルクが出力部材2に伝達している状態のクラッチCL1の断面図であり、図33は図31とは反対方向の逆入力トルクを遮断している状態のクラッチCL1の断面図である。
本実施形態におけるクラッチCL1は、上述した図26におけるクサビ角度θwを有している。さらにクラッチCL1は、図30と図31、図32と図33に示すように、静止部材3の円筒状内壁面3aと当接部材5の係合円弧部5bとの摩擦係数μ1、出力部材2のカム部2bと当接部材5のカム当接面5dとの摩擦係数μ2、を有している。
次に、図34~図37を用いて、第5実施形態における逆入力遮断クラッチの構成について説明する。図34は逆入力遮断クラッチCL2(以下、クラッチCL2と称する)の組み立て前の斜視図である。なお、前述した第4実施形態と同様の構成については同様の符号を付し、説明は省略する。
図34に示すようにクラッチCL2は、駆動源Mの入力トルクが入力される入力部材1と、入力トルクが伝達される出力部材20と、回転が拘束された静止部材3と、1つの当接部材5と、当接部材5を付勢する付勢部材6を2個備えている。クラッチCL1を構成する前記部材は、ピン部7aを備えた回転軸7と同軸上に配設され、静止部材3以外は回転可能に配設されている。
図38~図41を用いて、クラッチCL2の動作について説明する。図38は入力部材1の入力トルクが出力部材20に伝達している状態のクラッチCL2の断面図であり、図39は出力部材20からの逆入力トルクを遮断している状態のクラッチCL2の断面図である。図40は図38とは反対方向の入力トルクが出力部材20に伝達している状態のクラッチCL2の断面図であり、図41は図39とは反対方向の逆入力トルクを遮断している状態のクラッチCL2の断面図である。
2 …出力部材
2b…カム部
3 …静止部材
4 …保持部材
5 …当接部材
5b…係合円弧部
5d…カム当接面
5f…当接部
5g…回転当接部
6 …付勢部材
7 …回転軸
8 …クサビ状空間部
20 …出力部材
20b …カム部
Claims (1)
- 入力トルクの入力により回転可能な入力部材と、
前記入力部材から前記入力トルクが伝達される回転可能な出力部材と、
前記入力部材と前記出力部材とを囲む円筒状内壁面を有し、回転が規制されて被取付部に取り付けられる静止部材と、
前記入力部材と前記出力部材と前記静止部材とに当接可能な当接部材と、を有し、
前記出力部材は、前記入力部材と当接する出力当接部を有し、
前記当接部材は、前記出力部材と前記静止部材の間に位置し、前記静止部材の前記円筒状内壁面に当接する円弧形状の第1当接面と、前記出力当接部と当接する第2当接面と、を有し、
前記入力部材を回転させる前記入力トルクが入力される場合、前記出力部材と前記当接部材とは、前記入力部材と当接して回転し、
前記出力部材を回転させようとする逆入力トルクが入力される場合、前記出力部材は、前記入力部材から離間し、かつ前記出力部材の前記出力当接部は、前記当接部材の前記第2当接面を押圧し前記第1当接面を前記静止部材に押し付け前記出力部材の回転を止めることを特徴とするクラッチ。
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