JP2022021836A - 印字ラベル作成処理プログラム、記憶媒体、ラベル作成装置の制御装置、及び、印字ラベル作成処理方法 - Google Patents

印字ラベル作成処理プログラム、記憶媒体、ラベル作成装置の制御装置、及び、印字ラベル作成処理方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2022021836000001
【課題】2つの印字ラベルの重ね合わせ時における位置合わせ用のマークを自動的に作成する。
【解決手段】操作端末2のCPU11は、少なくとも1つの円形マークM1をカバーフィルム104に形成し上ラベルLaを形成するラベルイメージIaを生成し、テキスト文字T1をカバーフィルム104に形成し下ラベルLbを形成するラベルイメージIbを生成し、ラベルイメージIaの円形マークM1の輪郭イメージc1を抽出し、抽出された輪郭イメージc1の一部を位置合わせマークp1としてさらに抽出し、ラベルイメージIbのうち、上記輪郭イメージc1に対応する部位に対応すマークイメージp2を付加し、ラベルイメージI3を生成し、ラベルイメージIaとラベルイメージI3とをラベルプリンタ3に送信する。
【選択図】図7

Description

本発明は、ラベル作成装置に接続された操作端末が実行する印字ラベル作成処理プログラム、記憶媒体、ラベル作成装置の制御装置、及び印字ラベル作成処理方法に関する。
例えば、印字ラベルを作成する印字ラベル作成装置に接続される操作端末において、互いに重ね合わされる2つの印字ラベルを作成できるようにした技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この従来技術では、第1テープの上に第2テープを重ね合わせて貼りつけ、合成ラベルを作成するテープ印刷装置が開示されている。その際、第1テープに印刷されるべき本来の画像のみならず、第2テープに印刷されるべき画像から抽出された画像が新たに付加された態様で、第1テープへの印刷が行われる。これにより、第2テープを第1テープに重ね合わせるとき、上記新たに付加された画像が位置合わせ用の目印として機能し、ユーザが容易に2つのテープの重ね合わせを行うことができる。
特開2009-90550号公報
しかしながら、上記従来技術においては、上記位置合わせ用の目印を第2テープに印刷されるべき画像からどのようにして抽出し作成するのか、具体的な開示はなかった。
本発明の目的は、2つの印字ラベルの重ね合わせ時における位置合わせ用のマークを自動的に作成できる、印字ラベル作成処理プログラム、記憶媒体、ラベル作成装置の制御装置、及び印字ラベル作成処理方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、被印字テープを搬送する搬送手段、及び、前記搬送手段により搬送される前記被印字テープに対し所望の印字を形成する印字手段を有し、前記印字が形成された前記被印字テープにより印字ラベルを作成するラベル作成装置に接続され、演算部を有する操作端末に備えられる前記演算部に対し、少なくとも1つの図像オブジェクトを含む第1印字オブジェクトを前記被印字テープに形成し第1印字ラベルを形成する、第1印字データを生成する第1データ生成手順と、第2印字オブジェクトを前記被印字テープに形成し第2印字ラベルを形成する、第2印字データを生成する第2データ生成手順と、前記第1印字オブジェクトの前記図像オブジェクトの輪郭線を抽出する第1抽出手順と、前記抽出された輪郭線の一部を、前記第1印字ラベル及び前記第2印字ラベルを重ね合わせるときの位置合わせ用のマークとしてさらに抽出する第2抽出手順と、前記第2データ生成手順で生成した前記第2印字データのうち、前記第1印字オブジェクトの前記輪郭線に対応する部位に、前記マークに対応するマークデータを付加し、第3印字データを生成する第3データ生成手順と、前記第1データ生成手順で生成した前記第1印字データと、前記第3データ生成手順で生成した前記第3印字データと、を前記ラベル作成装置に送信するデータ送信手順と、を実行させる。
本願発明においては、第1印字ラベルと第2印字ラベルとが重ね合わされて用いられる。操作端末において印字ラベル作成処理プログラムが実行されると、第1印字オブジェクトを被印字テープに形成し上記第1印字ラベルを形成するための第1印字データが、第1データ生成手順で生成される。また第2印字オブジェクトを被印字テープに形成し上記第2印字ラベルを形成するための第2印字データが、第2データ生成手順で生成される。
本願発明においては、第1印字データにより被印字テープに形成される第1印字オブジェクトに、少なくとも1つの図像オブジェクトが含まれている。そしてまず、第1抽出手順で、その図像オブジェクトの輪郭線が抽出される。その後、第2抽出手順で、上記抽出された輪郭線の一部がさらに抽出されることで、第1印字ラベルと第2印字ラベルとの重ね合わせるときの位置合わせ用のマークが生成される。そして、第3データ生成手順で、第2データ生成手順で生成した第2印字データのうち、上記マークに対応する部位にマークデータが付加されることで、第3印字データが生成される。この第3印字データは、その後のデータ送信手順で、第1印字データとともにラベル作成装置へと送信される。これにより、送信された第1印字データに基づき第1印字ラベルが作成されるとともに、送信された第3印字データに基づき第2印字ラベルが作成される。
この結果、第2印字ラベルには、上記第1印字ラベルの第1印字オブジェクトに含まれる図像オブジェクトの輪郭線の一部から抽出された、上記マークが形成される。この結果、ユーザは、第2印字ラベルに形成されたマークを位置合わせ用の目印としつつ、第1印字ラベルの図像オブジェクトを重ねていくことで、それら第1印字ラベル及び第2印字ラベルを容易に重ね合わせることができる。
本願発明によれば、上記のように、図像オブジェクトから輪郭線を抽出し、さらにその輪郭線の一部を抽出することにより、位置合わせ用のマークを自動的かつ確実に作成することができる。
本発明によれば、2つの印字ラベルの重ね合わせ時における位置合わせ用のマークを自動的に作成することができる。
本発明の一実施の形態に係わる印刷システムの全体構成を模式的に表すシステム構成図である。 操作端末及びラベルプリンタの機能的構成を表す機能ブロック図である。 カートリッジ内部の構成を表す模式図である。 2つの印字ラベルを重ね合わせて1つの印字ラベルとする例を表す説明図である。 本発明の一実施形態の比較例による、上ラベルの外観を表す上面図、下ラベルの外観を表す上面部、及び、上ラベルを下ラベルに重ね合わせた重ね貼りラベルの外観を表す上面図である。 本発明の一実施形態による、上ラベルの外観を表す上面図、下ラベルの外観を表す上面部、及び、上ラベルを下ラベルに重ね合わせた重ね貼りラベルの外観を表す上面図である。 上ラベルのラベルイメージから、位置合わせマークを抽出生成する流れを表す説明図である。 下ラベルのラベルイメージを表す説明図、及び、下ラベルのラベルイメージに、上記抽出生成された位置合わせマークに対応するマークイメージを付加した例を表す説明図である。 CPUが実行する制御手順の一例を表すフローチャートである。 白抜きマークを形成する変形例における、上ラベルのラベルイメージから位置合わせマークを抽出生成する流れを表す説明図、及び、下ラベルのラベルイメージに、上記抽出生成された位置合わせマークに対応するマークイメージを付加した例を表す説明図である。 上ラベルの外観を表す上面図、下ラベルの外観を表す上面部、及び、上ラベルを下ラベルに重ね合わせた重ね貼りラベルの外観を表す上面図である。 マークの周囲を白抜き領域とする変形例における、下ラベルのラベルイメージに、上ラベルのラベルイメージから抽出生成された位置合わせマークに対応するマークイメージを付加する流れを表す説明図である。 上ラベルの外観を表す上面図、下ラベルの外観を表す上面部、及び、上ラベルを下ラベルに重ね合わせた重ね貼りラベルの外観を表す上面図である。 マークの色を薄くする変形例における、上ラベルのラベルイメージから位置合わせマークを抽出生成する流れを表す説明図、及び、下ラベルのラベルイメージに、上記抽出生成された位置合わせマークに対応するマークイメージを付加した例を表す説明図である。 上ラベルの外観を表す上面図、下ラベルの外観を表す上面部、及び、上ラベルを下ラベルに重ね合わせた重ね貼りラベルの外観を表す上面図である。 マークを縮小する変形例における、上ラベルの外観を表す上面図、下ラベルの外観を表す上面部、及び、上ラベルを下ラベルに重ね合わせた重ね貼りラベルの外観を表す上面図である。 上ラベルのラベルイメージから位置合わせマークを抽出生成し、位置合わせマークの全体外形寸法を縮小する流れを表す説明図である。 上ラベルのラベルイメージに含まれる輪郭イメージを縮小した後に位置合わせマークを抽出生成し、位置合わせマークの全体外形寸法を縮小する流れを表す説明図である。 下ラベルのラベルイメージに、上記縮小された位置合わせマークに対応するマークイメージを付加した例を表す説明図である。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照しつつ説明する。
<システム全体構成>
本実施形態に係わる、印刷システム全体の構成を図1に示す。図1において、印刷システム1は、例えば汎用パーソナルコンピュータで構成される操作端末2と、操作端末2に接続されたラベルプリンタ3と、を有している。操作端末2は、ラベルプリンタ3と相互に情報送受可能に接続されている。ラベルプリンタ3は、操作端末2でのユーザの操作に基づき、印字ラベルLを作成する。なお、ラベルプリンタ3がラベル作成装置の一例であり、操作端末がラベル作成装置の制御装置の一例である。
<操作端末>
操作端末2は、図2に示すように、CPU11と、例えばRAM12aやROM12b等からなるメモリ12と、操作部13と、表示部14と、通信制御部15と、大容量記憶装置16と、を備えている。 なお、CPU11が演算部の一例であり、ROM12bが記憶媒体の一例である。
操作部13は、ユーザからの指示や情報が入力される。表示部14は、各種情報やメッセージを表示する。なお、例えば操作端末2がモバイル端末やスマートフォン等の場合には、操作部13の機能と表示部14の機能とを併せ持つ、タッチパネルとして構成してもよい。通信制御部15は、ラベルプリンタ3との信号の授受の制御を行う。
大容量記憶装置16は、各種のプログラムや情報を記憶する。メモリ12のROM12bには、CPU11に対し後述の図9に示すフローチャートの各手順を実行させるための、本実施形態の印字ラベル作成処理プログラムが記憶されている。なお、印字ラベル作成処理プログラムは、大容量記憶装置16に記憶されていてもよい。なお、大容量記憶装置16は、本体メモリに限られず、SDメモリカード等の適宜の外部メモリでもよい。
CPU11は、RAM12aの一時記憶機能を利用しつつROM12bや大容量記憶装置16に予め記憶されたプログラムに従って、各種の処理やラベルプリンタ3との間で各種の信号の送受を行う。
<ラベルプリンタ>
ラベルプリンタ3は、図2に示すように、制御回路21と、カートリッジ101を着脱可能なカートリッジホルダ22と、カートリッジホルダ22に設けられたカートリッジセンサ31と、通信制御部23と、を有する。カートリッジホルダ22はカートリッジ101を着脱可能に装着する。
カートリッジセンサ31は機械的検出又は光学的・磁気的検出等、公知の適宜の手法により、カートリッジ101の種類を検出する。カートリッジ101の種類は、カバーフィルム104、インクリボン106、基材テープ102等の種類すなわち属性に予め対応付けられており、上記検出により、それらカバーフィルム104、インクリボン106等の属性が検出される。
制御回路21は、ROM21aと、RAM21bと、CPU21cと、を備えている。ラベルプリンタ3は、制御回路21が、通信制御部23を介して操作端末2の上記通信制御部15に接続されることにより、操作端末2と情報の送受が可能となっている。
<カートリッジ及びカートリッジホルダ>
カートリッジ101及びカートリッジホルダ22近傍の詳細構造を図3に示す。カートリッジ101は、筐体101Aと、第1ロール103と、第2ロール105と、リボン供給側ロール107と、リボン巻取りローラ108と、テープ送りローラ109と、を有する。
第1ロール103は、筐体101A内に配置され、リール部材103Aの周りに基材テープ102が巻回されている。基材テープ102は、例えば、第1ロール103の内側に巻かれる側よりその反対側へ向かって、貼り合わせ用の粘着剤層、基材層、貼り付け用の粘着剤層、剥離材層の順序で積層され構成されている。
第2ロール105は、リール部材105Aの周りに、上記基材テープ102と同じ幅である透明なカバーフィルム104が巻回されている。なお、第1ロール103と第2ロール105とは実際は渦巻き状であるが、図では簡略的に同心円状に示す。
なお、カバーフィルム104が被印字テープの一例である。前述のようにカートリッジホルダ22に対しカートリッジ101が装着されることにより、間接的に、カバーフィルム104及び基材テープ102等がカートリッジホルダ22に装着される。
リボン供給側ロール107は、インクリボン106を繰り出す。リボン巻取りローラ108は、印字後のインクリボン106を巻取る。但しカバーフィルム104が受熱により所定の色に発色可能な感熱テープである場合は、インクリボン106は不要である。
テープ送りローラ109は、カートリッジ101のテープ排出部の近傍に回転可能に支持されている。テープ送りローラ109は、上記基材テープ102と上記カバーフィルム104とを押圧し接着させ印字ラベル用テープ110としつつ、テープ送りを行う。
カートリッジホルダ22には、使用済みの上記インクリボン106を巻き取るためのリボン巻取りローラ駆動軸27と、上記印字ラベル用テープ110を搬送するためのテープ送りローラ駆動軸28と、が設けられている。このテープ送りローラ駆動軸28が搬送手段の一例である。前述のリボン巻取りローラ108及びテープ送りローラ109は、図示しない搬送ローラ用モータの駆動力が上記リボン巻取りローラ駆動軸27及び上記テープ送りローラ駆動軸28に伝達されることによって、連動して回転駆動される。
またカートリッジホルダ22には、搬送されるカバーフィルム104に所望の印字を形成する印字ヘッド29が設けられている。なお、この印字ヘッド29が印字手段の一例である。
印字ラベル用テープ110の搬送経路に沿ってテープ送りローラ109及び圧着ローラ24の下流側には、固定刃25と、固定刃25との協働により印字ラベル用テープ110を厚さ方向に切断する可動刃26と、が設けられている。
<ラベルプリンタ動作概略>
上記構成のラベルプリンタ3において、カートリッジ101が上記カートリッジホルダ22に装着されると、カバーフィルム104及びインクリボン106が印字ヘッド29とこれに対向するプラテンローラ30との間に狭持される。基材テープ102及びカバーフィルム104は、テープ送りローラ109とこれに対向する圧着ローラ24との間に狭持される。リボン巻取りローラ108及びテープ送りローラ109が図3中矢印B及び矢印Cで示す方向にそれぞれ同期して回転駆動されることにより、圧着ローラ24、及びプラテンローラ30が回転する。第1ロール103からは基材テープ102が繰り出され、テープ送りローラ109へ供給される。第2ロール105からはカバーフィルム104が繰り出されるとともに、図示しない印刷駆動回路により印字ヘッド29の複数の発熱素子が通電されることにより、カバーフィルム104に印字がなされる。カバーフィルム104への印字が終了したインクリボン106は、リボン巻取りローラ駆動軸27の駆動によりリボン巻取りローラ108に巻取られる。
上記基材テープ102と上記印刷が終了したカバーフィルム104とが上記テープ送りローラ109及び圧着ローラ24により接着されて一体化されることにより、印字ラベル用テープ110が形成され、カートリッジ101外へと搬出される。カートリッジ101外へ搬出された印字ラベル用テープ110は、固定刃25及び可動刃26の協働によって切断され、印字ラベルLが生成される。
<重ね貼りラベル>
本実施形態においては、ラベルプリンタ3により作成された2つの印字ラベルL,Lが互いに重ね合わされて貼り合わされ、さらにその状態で貼り付け対象に貼り付けられる。そのような印字ラベルの例を図4(a)~(c)により説明する。
図4(a)は上記のように重ね合わされる2つの印字ラベルのうちの一方の印字ラベルLAの一例を示している。この例では印字ラベルLAの長さ方向両端に、黒塗りの円形マークM1,M1が形成されている。なお、円形マークM1が図像オブジェクトの一例であり、これら2つの円形マークM1,M1が第1印字オブジェクトの一例である。図4(b)は、重ね合わされる2つの印字ラベルのうちの他方の印字ラベルLBの一例を示している。この例では印字ラベルLBの中央に「NO SMOKING」のテキスト文字T1が形成されている。なお、このテキスト文字T1が第2印字オブジェクトの一例である。
そしてこの例では、図4(a)の印字ラベルLAの印字ラベル用テープ110が透過性を備えている。その結果この印字ラベルLAを上記図4(b)の印字ラベルLBの上から重ねて貼り合わせることで、図4(c)に示す、印字ラベルLABが生成される。以下適宜、印字ラベルLABを「重ね貼りラベルLAB」と称する。また、印字ラベルLAを「上ラベルLA」と称し、印字ラベルLBを「下ラベルLB」と称する。なお、上ラベルLAが第1印字ラベルの一例であり、下ラベルLBが第2印字ラベルの一例である。
上記の重ね合わせの結果、重ね貼りラベルLABでは、長さ方向両端に、上記円形マークM1,M1が配置され、それらの間に、前述のテキスト文字T1が配置されている。なお、以下適宜、上記円形マークM1及びテキスト文字T1を、「印字オブジェクト」と総称する。
なお、この例では上ラベルLA及び下ラベルLBはそれぞれ同じ幅、同じ長さに構成されており、その結果図4(a)に示す上ラベルLAを、図4(b)に示す下ラベルLBの上にぴったりと重ねて貼り合わせることにより、重ね貼りラベルLABを作成することができる。
<実施形態の特徴>
上記構成の本実施形態において、その特徴は、複数の印字ラベルLを重ね合わせる際の、位置合わせの目印となるマークの生成処理にある。以下、その詳細を順を追って説明する。
<比較例>
まず、本実施形態の比較例として、通常の手法により作成した、上ラベルLAと、下ラベルLBと、を重ねて貼り合わせて、重ね貼りラベルLABを作成する手順の一例を図5(a)~(c)により説明する。
図5(a)に示すように、上ラベルLAには、上記円形マークM1,M1が形成されている。また、図5(b)に示すように、下ラベルLBには、上記テキスト文字T1が形成されている。上ラベルLAと下ラベルLBとを重ねて貼り合わせる際に、正しい位置、この例では上ラベルLAが下ラベルLBの上にぴったりと重なるように貼り合わせることができれば、ユーザが所望する通りの前述した重ね貼りラベルLABを作成することができる。
しかしながら、この例では、貼り合わせの際に、上記上ラベルLAの円形マークM1,M1が、上記下ラベルLBのどこに重ねられるべきかを、ユーザは確認することができない。したがって、図5(c)に示すように、上記上ラベルLAを、上記下ラベルLBに対し、本来重ねられるべき位置からずれた位置で貼り合わせを行ってしまう場合がある。その結果、ユーザが所望する通りの上記重ね貼りラベルLABを得ることができず、場合によっては前述の貼り合わせを再度やり直す必要も生じ、不便である。
<本実施形態における貼り合わせ>
本実施形態では、上記に対応し、貼り合わせの際に上記上ラベルLAの円形マークM1,M1が下ラベルLBに対して重ねられる位置の目印となるマークを生成し、それを上記下ラベルLBに印字する。その詳細を図6(a)~(c)により説明する。
図6(a)は上記図5(a)と同様の図であり、前述のように、上ラベルLAには、上記円形マークM1,M1が形成されている。一方、本実施形態では、図6(b)に示すように、下ラベルLBには、上記テキスト文字T1に加えて、上記円形マークM1,M1から抽出した輪郭線に基づき、重ね合わせマークP,Pが形成されている。
ユーザは、上記上ラベルLAの円形マークM1,M1の外縁部を、上記下ラベルLBの重ね合わせマークP,Pに重ね合わせるようにして、上ラベルLAと下ラベルLBとを貼り合わせることができる。その結果、図6(c)に示すように、上ラベルLAと下ラベルLBとを正しい位置で貼り合わせることが可能となる。したがって、上記比較例に比べ、ユーザにとって前述の貼り合わせが容易になり、貼り合わせの際のミスを減らすことができる。
<重ね合わせマークの生成>
本実施形態の要部である、上記重ね合わせマークPを生成する手法の詳細について図7~図8を用いて説明する。前述したように、本実施形態では、上記円形マークM1の輪郭線が抽出され、その輪郭線に基づき重ね合わせマークPが生成される。
<上ラベル側のデータの処理>
まず、ユーザが操作端末2で上記上ラベルLAに印字する内容を適宜編集することで、図7(a)に示す、上ラベルLAに対応するラベルイメージIaが生成される。ラベルイメージIaが第1印字データの一例である。前述の図6に示した例に沿い、この例では、ラベルイメージIaにおいて、上ラベルLAの印字ラベル用テープ110の外観を表すテープイメージta内に、上記円形マークM1,M1に対応するマークイメージm1,m1が配置されている。
その後、図7(b)に示すように、図7(a)に示したラベルイメージIaにおけるテープイメージta内の、上記マークイメージm1,m1から、その塗りつぶされた丸形状をふち取る外縁線である、円環状の輪郭イメージc1,c1を抽出する。なお、この輪郭イメージc1,c1が輪郭線の一例である。
次に、図7(c)に示すように、上記各輪郭イメージc1の、上端、下端、左端、及び右端を、それぞれエッジ点e1としてさらに抽出する。すなわちこの例では、円環状の輪郭イメージc1に含まれる上側円弧部分の最上部が上端として抽出され、下側円弧部分の最下部が下端として抽出される。また同様に、円環状の輪郭イメージc1に含まれる左側円弧部分の最左部が左端として抽出され、右側円弧部分の最右部が右端として抽出される。なお、図中には、対比の便宜のために、前述の輪郭イメージc1の位置を点線で併せて示している。
その後、図7(d)に示すように、上記の上・下・左・右4か所それぞれのエッジ点e1を適宜の大きさに膨張させ、4つの膨張エッジ点f1とする。なおこの例では、図7(c)に示した各エッジ点e1が小さな黒点であったことに対応して、各膨張エッジ点f1は大きな黒点となっている。
そして、図7(e)に示すように、図7(d)において前述した、4つの膨張エッジ点f1それぞれと、前述の輪郭イメージc1と、の共通部分を、位置合わせマークp1として抽出する。この結果、それぞれが破線、詳細には微小な部分円弧の破線となる、上・下・左・右4か所の位置合わせマークp1が抽出される。なお、この位置合わせマークp1が位置合わせ用のマークの一例である。
<下ラベル側のデータの処理>
一方、ユーザが操作端末2で上記下ラベルLBに印字する内容を適宜編集すると、図8(a)に示す、下ラベルLBに対応するラベルイメージIbが生成される。ラベルイメージIbが第2印字データの一例である。この例では、下ラベルLBの印字ラベル用テープ110の外観を表すテープイメージtb内に、上記テキスト文字T1に対応するテキストイメージt1が配置されている。
そして、この図8(a)に示す上記ラベルイメージIbのうち、前述のラベルイメージIaの輪郭イメージc1に対応する部位に、前述した位置合わせマークp1に対応するマークイメージp2を付加することで、図8(b)に示すラベルイメージIcを生成する。なお、このマークイメージp2がマークデータの一例であり、ラベルイメージIcが第3印字データの一例である。
その後、上記操作端末2から上記ラベルプリンタ3に、上記ラベルイメージIaが送信されることで上ラベルLAが印刷されるとともに、ラベルイメージIcが送信されることで下ラベルLBが印刷される。
<制御手順>
上記の手法を実現するために、CPU11が実行する制御手順の一例を、図9のフローチャートにより説明する。この制御手順は、上記ROM12bに記憶された複数のプログラムに含まれる、本実施形態による印字ラベル作成処理プログラムにより実行され、その実行によって本実施形態による以下の印字ラベル作成処理方法が実現される。
まずS5で、操作部13を介した上ラベルLAに関する適宜の編集が受け付けられ、上ラベルLAに対応するラベルイメージIaが生成される。このラベルイメージIaには、上ラベルLAに円形マークM1,M1を形成するための前述のマークイメージm1,m1が含まれる。このS5が第1データ生成手順の一例であり、S5でCPU11が実行する処理が、第1データ生成処理の一例である。
その後S10において、表示部14に、上記S5で生成した上記ラベルイメージIaが表示される。
そしてS15では、操作部13を介した下ラベルLBに関する適宜の編集が受け付けられ、下ラベルLBに対応するラベルイメージIbが生成される。このラベルイメージIbには、下ラベルLBにテキスト文字T1を形成するための前述のテキストイメージt1が含まれる。このS15が第2データ生成手順の一例であり、S15でCPU11が実行する処理が、第2データ生成処理の一例である。
その後S20において、表示部14に、上記S15で生成した上記ラベルイメージIbが表示される。
そしてS25で、上記S5で生成したラベルイメージIaの上記マークイメージm1,m1から、前述の輪郭イメージc1,c1が抽出される。このS25が第1抽出手順の一例であり、S25でCPU11が実行する処理が、第1抽出処理の一例である。
その後、S27で、上記S25で抽出した輪郭イメージc1のうち、上端・下端・左端・右端がそれぞれエッジ点e1として抽出される。そしてS29でそれら抽出されたエッジ点e1が適宜に膨張処理され、膨張エッジ点f1とされる。
その後、S30において、膨張エッジ点f1と上記輪郭イメージc1との共通部分が、位置合わせマークp1として抽出される。このS30が第2抽出手順の一例であり、S30でCPU11が実行する処理が、第2抽出処理の一例である。
そしてS35で、上記S15で生成されたラベルイメージIbのうち、前述の輪郭イメージc1に対応する部位に、上記マークイメージp2が付加された、ラベルイメージIcが生成される。このS35が第3データ生成手順の一例であり、S35でCPU11が実行する処理が、第3データ生成処理の一例である。その後S40において、表示部14に、上記ラベルイメージIcが表示される。
そしてS45で、ユーザによる操作部13の適宜の操作を介し、上記ラベルイメージIa及び上記ラベルイメージIcをラベルプリンタ3に送信するための印刷指示がなされたか否かが判断される。印刷指示がなされていなければNo判定され、S5に戻る。
一方、S45において上記印刷指示がなされていればYes判定され、S50に移行する。S50では、ラベルイメージIa及び上記ラベルイメージIcがラベルプリンタ3に送信されることで、ラベルプリンタ3により上ラベルLA及び下ラベルLBの印刷が行われる。このS50がデータ送信手順の一例であり、S50でCPU11が実行する処理が、データ送信処理の一例である。
その後、このフローを終了する。
<実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態においては、上ラベルLAに円形マークM1が含まれている。そしてまず、S25で、その円形マークM1に対応するラベルイメージIaのマークイメージm1から、その輪郭イメージc1が抽出される。その後、S27で、その抽出された輪郭イメージc1の一部からさらに抽出されたものを用いて、上ラベルLAと下ラベルLBとの重ね合わせるときの位置合わせマークp1が生成される。そして、S35で、下ラベルLBのラベルイメージIbのうち、上記位置合わせマークp1に対応する部位にマークイメージp2が付加されることで、ラベルイメージIcが生成される。その後のS45でこのラベルイメージIcが、ラベルイメージIaとともにラベルプリンタ3へと送信される。これにより、送信されたラベルイメージIaに基づき上ラベルLAが作成されるとともに、送信されたラベルイメージIcに基づき下ラベルLBが作成される。
この結果、下ラベルLBには、上記上ラベルLAの円形マークM1の輪郭線の一部から抽出された、上記重ね合わせマークPが形成される。この結果、ユーザは、下ラベルLBに形成された重ね合わせマークPを位置合わせ用の目印としつつ、上ラベルLAの円形マークM1を重ねていくことで、それら上ラベルLA及び下ラベルLBを容易に重ね合わせることができる。
以上の結果、本実施形態によれば、上記のように、円形マークM1から輪郭線を抽出し、さらにその輪郭線の一部を抽出することにより、重ね合わせマークPを自動的かつ確実に作成することができる。
また、本実施形態では特に、重ね合わせマークPのベースとなる位置合わせマークp1は、前述のように、円形マークM1の輪郭線に対応した輪郭イメージc1を破線化して生成されている。これにより、下ラベルLBにおいて、位置合わせのために最小限必要な面積を超えて無駄に画像を形成するのを抑制することができる。
なお、上記のように輪郭イメージc1を破線化して位置合わせマークp1を生成するのではなく、輪郭イメージc1を点線化して生成してもよい。あるいは、破線化・点線化のように輪郭イメージc1の実線部分を断片化することなく、輪郭イメージc1の実線の濃さを薄くすることにより生成してもよい。これらの場合も同様の効果を得る。なお特に、本実施形態によるこの手法は、後述の変形例のようにラベルイメージIbのうちマークイメージp2が付加される部位に、当該マークイメージp2と同色の図像やテキスト等が存在しない場合に特に有効である。
<変形例>
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を、順を追って説明する。上記実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、適宜、説明を省略又は簡略化する。
(1)白抜きによりマークの埋没を防ぐ場合
すなわち、上記のようにして下ラベルLBに作成する重ね合わせマークの背景の色が、例えば黒色等の濃い色である場合、通常の印字では、マークが視覚的に埋没してしまい、見にくくなる場合がある。本変形例は、そのような場合に対応するための例である。具体的には、例えば、以下の2つの手法がある。
(1-1)白抜きマークを形成する場合
本変形例において重ね合わせマークPを生成する手法を図10(a)~(d)により説明する。
<上ラベル側の処理>
まず、上ラベルLAに関しては、上記図7(a)~図7(e)で前述した上記実施形態と同様の手法により、図10(a)に示すテープイメージtaとマークイメージm1,m1とを含むラベルイメージIaにおいて、図10(b)に示す位置合わせマークp1が生成される。
<下ラベル側の処理>
一方、下ラベルLBは、この例では、後述の図11(b)等に示すように、ラベル長さ方向両端が黒色の無地領域となるデザインとなっている。すなわち、上記実施形態の図8(a)に対応する図10(c)に示すように、ユーザによる操作端末2の編集により下ラベルLBに対応して生成されるラベルイメージIbには、図8(a)と同様のテープイメージtb及びテキストイメージt1に加えて、長さ方向両端に黒塗りイメージk1,k1が配置されている。言い替えれば、上記ラベルイメージIbのうち、上記ラベルイメージIaの上記輪郭イメージc1に対応する部位に存在する黒塗りイメージk1が、上記位置合わせマークp1と同じ黒色の印字オブジェクトを表している。
そして本変形例では、図10(d)に示すように、上記ラベルイメージIbのうち、前述のラベルイメージIaの輪郭イメージc1に対応する部位に、前述した位置合わせマークp1に対応するマークイメージq1を付加する。このとき、本変形例では、マークイメージq1の背景が上記黒塗りイメージk1となることに対応して、白色無地のマークイメージq2を付加してラベルイメージIcを生成する。なお、本変形例においても、上記実施形態と同様、図9のフローチャートをCPU11が実行することによりこの手法を実現し、上記ラベルイメージIcの生成は第3データ生成手順の一例であるS35において行われる。
この結果、上記S35の後に実行される図9のS50では、ラベルプリンタ3で、図11(a)に示す上ラベルLAと図11(b)に示す下ラベルLBとが印刷される。すなわち、下ラベルLBには、上記黒塗りイメージk1、k1に対応する黒塗り領域K1,K1に、上記マークイメージq2,q2に対応する白抜きの重ね合わせマークQ,Qが形成される。これにより、ユーザは、上記実施形態と同様、上記上ラベルLAの円形マークM1,M1の外縁部を、上記下ラベルLBの重ね合わせマークQ,Qに重ね合わせるようにして貼り合わせ、図11(c)に示すような重ね貼りラベルLABを作成できる。
<変形例の効果>
本変形例においては、前述したラベルイメージIcを生成する際、マークイメージq2が既存の印字オブジェクトに対応する黒塗りイメージk1と重なる位置に配置されることに応じて、上記マークイメージq2の色を白色無地とする。これにより、前述した黒塗りイメージk1に対応する黒塗り領域K1,K1との重なりによって重ね合わせマークQが視覚的に埋没してしまい見にくくなるのを防止することができる。なお、この例では黒塗り領域K1が印字オブジェクトの一例である。
なお、上記においては、重ね合わせマークQを白色無地の白抜き態様により形成したが、これに限られない。すなわち、重ね合わせマークQの色は、黒塗り領域K1との対比において埋没を防止できる程度に、黒塗り領域K1より薄い色とすれば足り、この場合も同様の効果を得る。
(1-2)マークの周囲を白抜き領域とする場合
上記のように重ね合わせマーク自体を白抜きとすることで視覚的な埋没を防止するのに代え、マークは黒のままでその周囲領域を白抜きとすることで埋没を防止してもよい。そのような手法を図12(a)及び図12(b)により説明する。すなわち、図10(c)と同様の図12(a)に示すように、ユーザによる操作端末2の編集により下ラベルLBに対応して生成されるラベルイメージIbには、テープイメージtb、テキストイメージt1、黒塗りイメージk1が配置されている。そして本変形例では、図12(b)に示すように、上記ラベルイメージIbのうち、前述のラベルイメージIaの輪郭イメージc1に対応する部位に、前述した位置合わせマークp1に対応するマークイメージp2を付加する。しかしながら、これらマークイメージp2の背景が黒塗りイメージk1である。言い替えれば、前述同様、上記ラベルイメージIbのうち、上記ラベルイメージIaの上記輪郭イメージc1に対応する部位に存在する黒塗りイメージk1が、上記位置合わせマークp1と同じ黒色の印字オブジェクトを表している。そのため、位置合わせマークp1を用いてそのまま印刷した場合は黒塗りイメージk1に対応する印刷に埋没して見えなくなることから、本変形例では、各マークイメージp2の周囲に、白色無地の領域を表す白抜きイメージr2を付加してラベルイメージIcを生成する。なお、本変形例においても、上記実施形態と同様、図9のフローチャートをCPU11が実行することによりこの手法を実現し、上記ラベルイメージIcの生成は第3データ生成手順の一例であるS35において行われる。なお、白抜きイメージr2が無地領域の一例である。
この結果、上記S35の後に実行される図9のS50では、ラベルプリンタ3で、図13(a)に示す上ラベルLAと図13(b)に示す下ラベルLBとが印刷される。すなわち、下ラベルLBには、上記黒塗りイメージk1、k1に対応する黒塗り領域K1,K1に、上記白抜きイメージr2,r2に対応する白抜き領域R,Rが形成され、さらにその白抜き領域R,Rの中に、上記マークイメージp2,p2に対応する重ね合わせマークP,Pが形成される。これにより、ユーザは、上記実施形態と同様、上記上ラベルLAの円形マークM1,M1の外縁部を、上記下ラベルLBの重ね合わせマークP,Pに重ね合わせるようにして貼り合わせ、図13(c)に示すような重ね貼りラベルLABを作成できる。
<変形例の効果>
本変形例においては、前述したラベルイメージIcを生成する際、位置合わせマークp1が既存の印字オブジェクトに対応する黒塗りイメージk1と重なる位置に配置されることに応じて上記マークイメージp2の周囲に白抜きイメージr2が配置される。これにより、重ね合わせマークPを白抜き領域Rで取り囲むことで、前述した黒塗りイメージk1に対応する黒塗り領域K1,K1との重なりによって重ね合わせマークPが視覚的に埋没し見にくくなるのを防止することができる。
なお、上記においては、重ね合わせマークPの周囲を白色無地の白抜き領域Rとしたが、これに限られない。すなわち、領域Rは、重ね合わせマークPの埋没を防止できる程度の比較的薄い色の無地とすれば足り、この場合も同様の効果を得る。
(2)マークの色を薄くする場合
すなわち、本変形例では、前述のように上記ラベルイメージIbのうち上記ラベルイメージIaの輪郭イメージc1に対応する部位に、マークイメージと同色の印字オブジェクトが存在した場合に、上記マークイメージの色を薄くする。本変形例によるそのような手法を図14(a)~(d)により説明する。
<上ラベル側の処理>
まず、上ラベルLAに関しては、で前述した上記実施形態と同様の手法により、図14(a)に示すラベルイメージIaにおいて、図14(b)に示す位置合わせマークp1が生成される。
<下ラベル側の処理>
一方、下ラベルLBは、この例では、後述の図15(b)等に示すように、ラベルのほぼ全域にわたって、多数の小さな「NO SMOKING」のテキスト文字T2が地模様として配置されたデザインとなっている。すなわち、上記実施形態の図8(a)に対応する図14(c)に示すように、ユーザによる操作端末2の編集により下ラベルLBに対応して生成されるラベルイメージIbには、図8(a)と同様のテープイメージtbに加えて、多数の小さな「NO SMOKING」のテキストからなる地模様イメージk2が配置されている。言い替えれば、上記ラベルイメージIbのうち、上記ラベルイメージIaの上記輪郭イメージc1に対応する部位に存在する、地模様イメージk2に含まれる小さな「NO SMOKING」のテキストイメージが、上記位置合わせマークp1と同じ黒色の印字オブジェクトを表している。
そして本変形例では、図14(d)に示すように、上記ラベルイメージIbのうち、前述のラベルイメージIaの輪郭イメージc1に対応する部位に、前述した位置合わせマークp1に対応するマークイメージu2を付加する。このとき、本変形例では、マークイメージu2の背景に上記多数の小さな「NO SMOKING」のテキストイメージがあることに対応して、マークイメージu2の色を「NO SMOKING」のテキストイメージよりも薄くして付加したラベルイメージIcを生成する。なお、本変形例においても、上記実施形態と同様、図9のフローチャートをCPU11が実行することによりこの手法を実現し、上記ラベルイメージIcの生成は第3データ生成手順の一例であるS35において行われる。
この結果、上記S35の後に実行される図9のS50では、ラベルプリンタ3で、図15(a)に示す上ラベルLAと図15(b)に示す下ラベルLBとが印刷される。すなわち、上記下ラベルLBには、ラベルのほぼ全域にわたって、多数の小さな「NO SMOKING」のテキスト文字T2からなる、上記地模様イメージk2に対応する地模様領域K2が形成され、それらのうちいくつかの「NO SMOKING」に重なるように、上記マークイメージu2に対応する重ね合わせマークUが形成されている。
これにより、ユーザは、上記実施形態と同様、上記上ラベルLAの円形マークM1,M1の外縁部を、上記下ラベルLBの重ね合わせマークU,Uに重ね合わせるようにして貼り合わせ、図15(c)に示すような重ね貼りラベルLABを作成できる。
またこのとき、前述のように重ね合わせマークUは、地模様領域K2の「NO SMOKING」よりも薄い色で形成されている。これにより、上記重ね合わせマークUと上記「NO SMOKING」のテキスト文字T2とが重なっている部分は、背景である上記「NO SMOKING」が上記重ね合わせマークUを透かして視認できるようになっている。
<変形例の効果>
本変形例においては、前述したラベルイメージIcを生成する際、マークイメージu2が既存の印字オブジェクトに対応する「NO SMOKING」のテキストイメージと重なる位置に配置されることに応じて、上記マークイメージu2の色を薄くする。これにより、前述した重ね合わせマークUと地模様領域K2の「NO SMOKING」のテキスト文字T2との重なりによって重ね合わせマークUが視覚的に埋没し見にくくなるのを防止することができる。
さらに本変形例においては、上記下ラベルLBにおいて前述した重ね合わせマークUと重なる印字オブジェクトである地模様領域K2の「NO SMOKING」のテキスト文字T2が、上記重ね合わせマークUがあっても視認できることで、地模様としての美観を損なうのを防止する効果もある。
なお、上記においては、重ね合わせマークUが印字オブジェクトとしてのテキストと重なる場合を例に取って説明したが、これに限られない。すなわち、重ね合わせマークUが印字オブジェクトとしての適宜の図像に重なる場合にも適用でき、この場合も当該図像よりも薄い色とすることで、上記と同様の効果を得る。
さらに、上記のように、重ね合わせマークU自体の色を薄くするのにも限られず、前述の図12及び図13を用いて説明した変形例と同様、重ね合わせマークUの周囲に一定範囲の領域を設け、その範囲内の領域の色を、上記テキスト又は図像等の印字オブジェクトよりも薄くしてもよい。これらの場合も上記同様の効果を得る。
(3)マークを縮小する場合
<各ラベルの外観例>
例えば図16(a)に示すような、上記図6(a)、図11(a)、図15(a)と同様に円形マークM1,M1を備えた上ラベルLAを、図16(b)に示すような地模様領域K3を備えた下ラベルLBに重ね合わせたい場合がある。図16(b)に示すように、この例では、下ラベルLのテープ幅方向一方側及び他方側縁部に、小さな「NO SMOKING」のテキスト文字T3が横一列に繰り返し形成されて、それぞれ地模様領域K3が形成されている。またそれら2つの地模様領域K3,K3の間であるテープ幅方向中央部には広い余白RRが形成されている。
上記下ラベルLBの作成の際、上記図7(a)~(e)に示した手法で、マークイメージm1に応じて抽出された位置合わせマークp1に基づき重ね合わせマークを形成すると、余白RRに収まり切れずにテキスト文字T3に被る可能性がある。本変形例は、下ラベルLBの美観上の観点から、上記のような、テープ幅方向両側縁部の上記テキスト文字T3と重ね合わせマークとが重なるのを回避したい場合の例である。
そのために、前述の図6(b)等に示した4つの重ね合わせマークPとは異なり、本変形例では、図16(b)に示すように、円形マークM1の輪郭線の描く円よりも小径の円周状となるように、4つの重ね合わせマークXが形成される。またこの例では、4つの重ね合わせマークXの径方向内側の中心位置に、センター合わせ用の重ね合わせマークYが併せて形成される。これにより、ユーザは、例えば上ラベルLAの円形マークM1,M1の中心位置を、上記下ラベルLBの重ね合わせマークY,Yに概ね重ね合わせるようにして貼り合わせることで、図16(c)に示す重ね貼りラベルLABを作成できる。
<データ処理の手法詳細>
次に、上記手法を実現するためのデータ処理について説明する。
<上ラベル側の処理>
まず、上ラベルLAに関しては、前述と同様、図17(a)に示すテープイメージtaとマークイメージm1,m1とを含むラベルイメージIaにおいて、
図17(b)に示す位置合わせマークp1が生成される。
その後、この変形例では、図17(c)に示すように、上記4つの位置合わせマークp1それぞれを径方向内側に移動させ、位置合わせマークp1′とする。これにより、4つの位置合わせマークp1′による全体外形寸法を、もとの4つの位置合わせマークp1による全体外形寸法よりも縮小させる。なお、その際、4つの位置合わせマークp1′による全体外形が円形となるように、各位置合わせマークp1′の円弧形状の曲率半径は、位置合わせマークp1の円弧形状の曲率半径よりも小さくなっている。
なお、上記においては、マークイメージm1から抽出した輪郭イメージc1から位置合わせマークp1を生成し、それを基に位置合わせマークp1′を生成する場合を例に取って説明したが、これに限られない。例えば、図18(a)に示す輪郭イメージc1を縮小させ、図18(b)に示すような輪郭イメージc1′とし、その後、図18(c)に示すように、上記輪郭イメージc1′から位置合わせマークp1′を生成してもよい。この場合も上記と同様の効果を得る。
<下ラベル側のデータの処理>
一方、ユーザが操作端末2で上記下ラベルLBに印字する内容を適宜編集すると、図19(a)に示す、下ラベルLBに対応するラベルイメージIbが生成される。この例では、前述同様の、下ラベルLBの印字ラベル用テープ110の外観を表すテープイメージtb内に、上記テキスト文字T3に対応するテキストイメージt3を含む、上記地模様領域K3に対応する地模様イメージk3が配置されている。
そして、この図19(a)に示す上記ラベルイメージIbのうち、前述のラベルイメージIaの前述の輪郭イメージc1に対応する部位に、前述した位置合わせマークp1′に対応するマークイメージx1を付加することで、図19(b)に示すラベルイメージIcを生成する。
その後、前述と同様、上記操作端末2から上記ラベルプリンタ3に、上記ラベルイメージIaが送信されることで上ラベルLAが印刷されるとともに、ラベルイメージIcが送信されることで下ラベルLBが印刷される。
<変形例の効果>
本変形例によれば、下ラベルLBのある範囲、この例ではテープ幅方向一方側及び他方側縁部に地模様領域K3があった場合に、下ラベルLB上に形成する重ね合わせマークXが、地模様領域K3に被らないように、それら4つの重ね合わせマークXの全体外形寸法を縮小して適宜に小さくすることができる。
さらに本変形例においては、上記下ラベルLBにおいて、前述のように全体外形が縮小された、言い換えればラベル幅方向の中央側に寄った形で、重ね合わせマークXが形成される。これにより、ユーザが、本来重ねるべき位置から多少ずれた態様で貼り合わせを行い、重ね貼りラベルLABにおいて下ラベルLBの幅方向端部が上ラベルLAの幅方向端部から露出した場合でも、上記重ね合わせマークXが上記上ラベルLAからはみ出て、美観を損ねることを防止できる効果もある。
(4)その他
また、以上においては、基材テープ102とは別のカバーフィルム104に印字を行ってこれらを貼り合わせる方式であったが、これに限られず、基材テープに備えられた被印字テープ層に印字を行う方式(貼りあわせを行わないタイプ)に本発明を適用してもよい。
また、図9に示すフローチャートは本発明を上記フローに示す手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
2 操作端末(制御装置の一例)
3 ラベルプリンタ(ラベル作成装置の一例)
11 CPU(演算部の一例)
12b ROM(記憶媒体の一例)
29 印字ヘッド(印字手段の一例)
104 カバーフィルム(被印字テープの一例)
c1 輪郭イメージ(輪郭線の一例)
Ia ラベルイメージ(第1印字データの一例)
Ib ラベルイメージ(第2印字データの一例)
Ic ラベルイメージ(第3印字データの一例)
K1 黒塗り領域(印字オブジェクトの一例)
L 印字ラベル
LA 上ラベル(第1印字ラベルの一例)
LB 下ラベル(第2印字ラベルの一例)
M1 円形マーク(第1印字オブジェクト、図像オブジェクトの
一例)
p1 位置合わせマーク(位置合わせ用のマークの一例)
p2 マークイメージ(マークデータの一例)
r2 白抜きイメージ(無地領域の一例)
T1 テキスト文字(第2印字オブジェクトの一例)

Claims (8)

  1. 被印字テープを搬送する搬送手段、及び、前記搬送手段により搬送される前記被印字テープに対し所望の印字を形成する印字手段を有し、前記印字が形成された前記被印字テープにより印字ラベルを作成するラベル作成装置に接続され、演算部を有する操作端末に備えられる前記演算部に対し、
    少なくとも1つの図像オブジェクトを含む第1印字オブジェクトを前記被印字テープに形成し第1印字ラベルを形成する、第1印字データを生成する第1データ生成手順と、
    第2印字オブジェクトを前記被印字テープに形成し第2印字ラベルを形成する、第2印字データを生成する第2データ生成手順と、
    前記第1印字オブジェクトの前記図像オブジェクトの輪郭線を抽出する第1抽出手順と、
    前記抽出された輪郭線の一部を、前記第1印字ラベル及び前記第2印字ラベルを重ね合わせるときの位置合わせ用のマークとしてさらに抽出する第2抽出手順と、
    前記第2データ生成手順で生成した前記第2印字データのうち、前記第1印字オブジェクトの前記輪郭線に対応する部位に、前記マークに対応するマークデータを付加し、第3印字データを生成する第3データ生成手順と、
    前記第1データ生成手順で生成した前記第1印字データと、前記第3データ生成手順で生成した前記第3印字データと、を前記ラベル作成装置に送信するデータ送信手順と、
    を実行させるための、印字ラベル作成処理プログラム。
  2. 前記第2印字データのうち、前記マークが付加される部位に、当該マークと同色の図像オブジェクト又はテキストオブジェクトが存在しない場合、
    前記マークは、
    前記輪郭線を破線化又は点線化して生成されているか、若しくは、前記輪郭線の濃さを薄くして生成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の印字ラベル作成処理プログラム。
  3. 前記第2印字データのうち、前記マークが付加される部位に、当該マークと同色の図像オブジェクト又はテキストオブジェクトが存在する場合、前記第3データ生成手順では、当該マーク又は当該マークの周囲に配置した領域の色を前記同色の図像オブジェクト又はテキストオブジェクトよりも薄い色とした、前記第3データを生成する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の印字ラベル作成処理プログラム。
  4. 前記第2印字データのうち、前記マークが付加される部位に、当該マークと同色の図像オブジェクトが存在する場合、前記第3データ生成手順では、当該マーク又はマークの周囲に無地領域を配置した前記第3データを生成する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の印字ラベル作成処理プログラム。
  5. 前記演算部に対し、さらに、
    前記輪郭線又は前記マークの全体外形寸法を縮小する縮小手順を実行させる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の印字ラベル作成処理プログラム。
  6. 被印字テープを搬送する搬送手段、及び、前記搬送手段により搬送される前記被印字テープに対し所望の印字を形成する印字手段を有し、前記印字が形成された前記被印字テープにより印字ラベルを作成するラベル作成装置に接続され、演算部を有する操作端末に備えられる前記演算部に対し、
    少なくとも1つの図像オブジェクトを含む第1印字オブジェクトを前記被印字テープに形成し第1印字ラベルを形成する、第1印字データを生成する第1データ生成手順と、
    第2印字オブジェクトを前記被印字テープに形成し第2印字ラベルを形成する、第2印字データを生成する第2データ生成手順と、
    前記第1印字オブジェクトの前記図像オブジェクトの輪郭線を抽出する第1抽出手順と、
    前記抽出された輪郭線の一部を、前記第1印字ラベル及び前記第2印字ラベルを重ね合わせるときの位置合わせ用のマークとしてさらに抽出する第2抽出手順と、
    前記第2データ生成手順で生成した前記第2印字データのうち、前記第1印字オブジェクトの前記輪郭線に対応する部位に、前記マークに対応するマークデータを付加し、第3印字データを生成する第3データ生成手順と、
    前記第1データ生成手順で生成した前記第1印字データと、前記第3データ生成手順で生成した前記第3印字データと、を前記ラベル作成装置に送信するデータ送信手順と、
    を実行させるための、印字ラベル作成処理プログラムを記憶した非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  7. 被印字テープを搬送する搬送手段、及び、前記搬送手段により搬送される前記被印字テープに対し所望の印字を形成する印字手段を有し、前記印字が形成された前記被印字テープにより印字ラベルを作成するラベル作成装置の制御装置であって、
    少なくとも1つの図像オブジェクトを含む第1印字オブジェクトを前記被印字テープに形成し第1印字ラベルを形成する、第1印字データを生成する第1データ生成処理と、
    第2印字オブジェクトを前記被印字テープに形成し第2印字ラベルを形成する、第2印字データを生成する第2データ生成処理と、
    前記第1印字オブジェクトの前記図像オブジェクトの輪郭線を抽出する第1抽出処理と、
    前記抽出された輪郭線の一部を、前記第1印字ラベル及び前記第2印字ラベルを重ね合わせるときの位置合わせ用のマークとしてさらに抽出する第2抽出処理と、
    前記第2データ生成処理で生成した前記第2印字データのうち、前記第1印字オブジェクトの前記輪郭線に対応する部位に、前記マークに対応するマークデータを付加し、第3印字データを生成する第3データ生成処理と、
    前記第1データ生成処理で生成した前記第1印字データと、前記第3データ生成処理で生成した前記第3印字データと、を前記ラベル作成装置に送信するデータ送信処理と、
    を実行することを特徴とするラベル作成装置の制御装置。
  8. 被印字テープを搬送する搬送手段、及び、前記搬送手段により搬送される前記被印字テープに対し所望の印字を形成する印字手段を有し、前記印字が形成された前記被印字テープにより印字ラベルを作成するラベル作成装置に接続された操作端末が実行する印字ラベル作成処理方法であって、
    少なくとも1つの図像オブジェクトを含む第1印字オブジェクトを前記被印字テープに形成し第1印字ラベルを形成する、第1印字データを生成する第1データ生成手順と、
    第2印字オブジェクトを前記被印字テープに形成し第2印字ラベルを形成する、第2印字データを生成する第2データ生成手順と、
    前記第1印字オブジェクトの前記図像オブジェクトの輪郭線を抽出する第1抽出手順と、
    前記抽出された輪郭線の一部を、前記第1印字ラベル及び前記第2印字ラベルを重ね合わせるときの位置合わせ用のマークとしてさらに抽出する第2抽出手順と、
    前記第2データ生成手順で生成した前記第2印字データのうち、前記第1印字オブジェクトの前記輪郭線に対応する部位に、前記マークに対応するマークデータを付加し、第3印字データを生成する第3データ生成手順と、
    前記第1データ生成手順で生成した前記第1印字データと、前記第3データ生成手順で生成した前記第3印字データと、を前記ラベル作成装置に送信するデータ送信手順と、
    を有することを特徴とする印字ラベル作成処理方法。
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