JP2022018972A - 画像形成用送風装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】気流による不具合が生じにくい画像形成用送風装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置10は、送風装置7と、装置本体100と、を備える。送風装置7は、吹出口70と、気流制御部72と、を備える。吹出口70は、画像形成部3での画像形成済みのシートが画像形成部3から排出される排出台39上の対象空間700に向けて気流を吹き出す。気流制御部72は、対象空間700における少なくとも水平面内での気流の向きを制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成用送風装置及び画像形成装置に関する。
関連技術として、排出台(排紙トレイ)上に排出される画像形成済みのシート(転写紙)を冷却する冷却手段である送風装置(ファンユニット)を備える画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。関連技術に係る画像形成装置では、送風装置は、画像形成装置のうちシートを排出する排出口(排紙部)の近傍であって、かつ排出口から排出されるシートの下方に配置され、シートの画像形成面である下面に向けて冷却風を吹き付ける。この送風装置は、外気を取り入れてシートに外気を吹き付けることにより、シートの下面に外気を当ててシートの下面を冷却する。
特開平11-167232号公報
上記関連技術の構成では、シートに当てられた気流(外気)の行き先まで考慮されていない。したがって、例えば、シートで熱せられた気流がユーザーに向けられてユーザーに不快感を与えたり、シートに当てられた気流がシートを浮き上がらせてシートの向きを乱したりと、気流による不具合が生じ得る。
本発明の目的は、気流による不具合が生じにくい画像形成用送風装置及び画像形成装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像形成用送風装置は、吹出口と、気流制御部と、を備える。前記吹出口は、画像形成部での画像形成済みのシートが前記画像形成部から排出される排出台上の対象空間に向けて気流を吹き出す。前記気流制御部は、前記対象空間における少なくとも水平面内での前記気流の向きを制御する。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、前記画像形成用送風装置と、装置本体と、を備える。前記装置本体は、前記画像形成部を有し、前記画像形成用送風装置が搭載される。
本発明によれば、気流による不具合が生じにくい画像形成用送風装置及び画像形成装置を提供することができる。
図1は、実施形態1に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。 図2は、実施形態1に係る画像形成装置の要部及び画像形成用送風装置の構成を示す概略図である。 図3は、実施形態1に係る画像形成用送風装置の構成を示す概略斜視図である。 図4は、実施形態1に係る画像形成用送風装置の平面視における概略図である。 図5は、実施形態1に係る画像形成用送風装置の動作を示す、図2のA1-A1矢視断面図である。 図6は、実施形態1に係る画像形成用送風装置の他の動作を示す、図2のA1-A1矢視断面図である。 図7は、実施形態2に係る画像形成用送風装置の構成を示す概略斜視図である。 図8は、実施形態3に係る画像形成用送風装置の構成を示す概略斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する趣旨ではない。
(実施形態1)
[1]画像形成装置の全体構成
まず、図1及び図2を参照しつつ、本実施形態に係る画像形成装置10の全体構成について説明する。
説明の便宜上、画像形成装置10が使用可能な設置状態(図1に示す状態)で鉛直方向を上下方向D1と定義する。また、図1に示す画像形成装置10の紙面に直交する方向を前後方向D2と定義し、図1において手前側の面を正面(前面)と定義する。さらに、図1の紙面左側の面を左側面として、左右方向D3を定義する。
本実施形態に係る画像形成装置10は、一例として、原稿から画像データを読み取るスキャン機能、画像データに基づいて画像を形成するプリント機能、ファクシミリ機能、及びコピー機能等の複数の機能を有する複合機である。画像形成装置10は、画像を形成する機能を有していればよく、プリンター、ファクシミリ装置、及びコピー機等であってもよい。
図1に示すように、画像形成装置10は、自動原稿搬送装置1と、画像読取部2と、画像形成部3と、給紙部4と、制御部5と、操作表示部6と、を備える。自動原稿搬送装置1は、ADF(Auto Document Feeder)であるので、以下の説明では「ADF1」と称する。本実施形態に画像形成装置10は、装置本体100を備え、ADF1、画像形成部3及び給紙部4等の構成を全て1つの装置本体100に有している。
ADF1は、画像読取部2によって画像が読み取られる原稿を搬送する。ADF1は、原稿セット部11、複数の搬送ローラー12、排紙トレイ13等を有する。ADF1は、複数の搬送ローラー12の各々を駆動させることにより、原稿セット部11にセットされた原稿を画像読取部2による画像読取位置を通過させて排紙トレイ13まで搬送させる。
画像読取部2は、原稿から画像を読み取り、読み取られた画像に対応する画像データを出力する。画像読取部2は、原稿台21、光源ユニット22、複数のミラー23,24、光学レンズ25及びCCD(Charge Coupled Device)26等を有する。
画像形成部3は、電子写真方式でカラー又はモノクロの画像をシートSh1(図2参照)に形成することで、プリント機能を実現する。画像形成部3は、画像読取部2から出力される画像データに基づいて、シートSh1に画像を形成する。また、画像形成部3は、パーソナルコンピューター等の、画像形成装置10の外部の情報処理装置から入力される画像データに基づいて、シートSh1に画像を形成する。具体的には、画像形成部3は、搬送部30、感光体ドラム31、帯電装置32、LSU(光走査装置)33、現像装置34、転写ローラー35、クリーニング装置36、定着ローラー37、加圧ローラー38及び排出台(排紙トレイ)39等を有する。画像形成部3は、例えば、昇華型熱転写方式等、電子写真方式以外の画像形成方式により、シートSh1に画像を形成する構成であってもよい。
給紙部4は、画像形成部3にシートSh1を供給する。給紙部4は、複数の給紙カセット41,42、手差しトレイ、シート搬送路及び複数の搬送ローラー等を有する。画像形成部3は、給紙部4から供給されるシートSh1に画像を形成する。シートSh1は、例えば、紙、コート紙、ハガキ、封筒及びOHP(Overhead Projector)シート等のシート材料(樹脂フィルムを含む)である。
そして、給紙部4にて画像形成部3に供給されたシートSh1は、搬送部30により感光体ドラム31及び転写ローラー35を経て定着ローラー37及び加圧ローラー38を通過した後、排出口40から排出台39に排出される。このとき、画像形成部3では、給紙部4から供給されて搬送部30により搬送されるシートSh1に画像を形成する画像形成処理が以下の手順で実行される。
まず、帯電装置32によって感光体ドラム31が所定の電位に一様に帯電される。次に、LSU33により感光体ドラム31の表面に画像データに基づく光が照射される。これにより、感光体ドラム31の表面に画像データに対応する静電潜像が形成される。そして、感光体ドラム31上の静電潜像は現像装置34にてトナーにより現像(可視像化)され、感光体ドラム31の表面にトナー像が形成される。現像装置34には、画像形成部3に着脱可能なトナーコンテナ34Aからトナーが補給される。続いて、感光体ドラム31に形成されたトナー像は転写ローラー35によってシートSh1に転写される。その後、シートSh1に転写されたトナー像は、シートSh1が定着ローラー37及び加圧ローラー38の間を通過する際に、定着ローラー37で加熱されてシートSh1に溶融定着する。画像形成部3による画像形成処理後に感光体ドラム31の表面に残存するトナーは、クリーニング装置36によって除去される。
制御部5は、画像形成装置10を統括的に制御する。制御部5は、1以上のプロセッサー及び1以上のメモリーを有するコンピューターシステムを主構成とする。画像形成装置10では、1以上のプロセッサーがプログラムを実行することにより、制御部5の機能が実現される。プログラムは1以上のメモリーに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通して提供されてもよく、メモリカード又は光学ディスク等の、コンピューターシステムで読み取り可能な非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。1以上のプロセッサーは、半導体集積回路を含む1以上の電子回路で構成される。さらに、ここでいうコンピューターシステムは、1以上のプロセッサー及び1以上のメモリーを有するマイクロコントローラーを含む。制御部5は、画像形成装置10を統括的に制御するメイン制御部とは別に設けられた制御部であってもよい。制御部5は、1以上の不揮発性のメモリーを含んでおり、1以上のプロセッサーに各種の処理を実行させるための制御プログラム等の情報が予め記憶されている。さらに、1以上のメモリーは、1以上のプロセッサーが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業区域)としても使用される。
操作表示部6は、画像形成装置10におけるユーザーインターフェイスである。操作表示部6は、制御部5からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレー等の表示部、及びユーザーの操作に応じて制御部5に各種の情報を入力するスイッチ又はタッチパネル等の操作部を有する。操作表示部6は、画像形成装置10において、ユーザーが視認しやすく、かつ操作しやすい位置及び向きに配置されている。具体的には、画像形成装置10(装置本体100)の正面、つまり画像形成装置10における前後方向D2の手前側の面(前面)に、操作表示部6が配置されている。
本実施形態では一例として、画像形成装置10は、トナー像に対して定着処理が施された後のシートSh1、つまり画像形成後のシートSh1を、装置本体100における上下方向の中央部に設けられた対象空間700に排出する、いわゆる胴内排紙型である。図1等で対象空間700は、排出台39の上方の空間を指している。したがって、排出口40及び排出台39は、装置本体100の上下方向の中央部に配置されている。さらに、本実施形態では一例として、排出口40は排出台39から見て右側に位置する。そのため、排出台39上の対象空間700には、シートSh1は右側の排出台39から排出されることになる。
対象空間700は、平面視において少なくとも一方向に開放された空間である。つまり、平面視で矩形状である対象空間700にあっては、少なくとも一辺が開放されている。本実施形態では一例として、対象空間700は、水平面内において、左方及び前方の二方向に開放されており、隣接する二辺が開放されている。
ところで、画像形成部3で画像形成処理が施されたシートSh1、つまり画像形成済みのシートSh1は、基本的には、定着処理の直後に、排出口40から排出台39上の対象空間700に排出される。そのため、排出台39上の対象空間700の排出された直後のシートSh1は、画像形成前のシートSh1に比べて高温となりやすい。さらに、画像形成装置10にて複数のシートSh1に連続的に画像が形成される場合、これら複数のシートSh1は、排出台39上にスタック(積層)される。スタックされた複数のシートSh1になると、各シートSh1の熱が逃げにくく、場合によっては、積層された2枚以上のシートSh1が互いに貼りつく「ブロッキング」等の発生につながる可能性がある。
関連技術として、排出台上に排出される画像形成済みのシートを冷却する冷却手段である送風装置を備える画像形成装置が知られている。関連技術に係る画像形成装置では、送風装置は、画像形成装置のうちシートを排出する排出口の近傍であって、かつ排出口から排出されるシートの下方に配置され、シートの画像形成面である下面に向けて冷却風を吹き付ける。この送風装置は、外気を取り入れてシートに外気を吹き付けることにより、シートの下面に外気を当ててシートの下面を冷却する。
しかしながら、上記関連技術の構成では、シートに当てられた気流(外気)の行き先まで考慮されていない。したがって、例えば、シートで熱せられた気流がユーザーに向けられてユーザーに不快感を与えたり、シートに当てられた気流がシートを浮き上がらせてシートの向きを乱したりと、気流による不具合が生じ得る。
これに対し、本実施形態に係る画像形成装置10では、以下に説明する構成により、気流による不具合を生じにくくする。
すなわち、本実施形態に係る画像形成装置10は、図1及び図2に示すように、画像形成用送風装置7と、装置本体100と、を備える。装置本体100は、画像形成部3を有し、画像形成用送風装置7が搭載されている。以下、画像形成用送風装置7を「送風装置7」と称する。図2では、装置本体100のうち送風装置7及び対象空間700を含む要部の概略構成を示し、吹出し内には送風装置7を拡大して示す。
送風装置7は、吹出口70と、気流制御部72と、を備える。吹出口70は、画像形成部3での画像形成済みのシートSh1が画像形成部3から排出される排出台39上の対象空間700に向けて気流F1(図2参照)を吹き出す。気流制御部72は、対象空間700における少なくとも水平面内での気流F1の向きを制御する。ここでいう「水平面」は、鉛直方向である上下方向D1と直交する平面であって、前後方向D2及び左右方向D3に沿った平面である。
上述した構成によれば、送風装置7は、排出台39上の対象空間700に向けて吹出口70から吹き出す気流F1について、対象空間700における少なくとも水平面内での向きを気流制御部72にて制御可能である。したがって、この送風装置7では、排出台39上に排出されるシートSh1に気流F1を吹き付けながらも、シートSh1に当てられた気流F1の向きを制御することができる。結果的に、例えば、シートSh1で熱せられた気流F1がユーザーに向けられてユーザーに不快感を与えたり、シートSh1に当てられた気流F1がシートSh1を浮き上がらせてシートSh1の向きを乱したりといった気流F1による不具合が生じにくい。
[2]画像形成用送風装置の構成
次に、図2~図6を参照しつつ、送風装置7の構成についてより詳細に説明する。
図2に示すように、送風装置7は、吹出口70と、気流発生部71と、気流制御部72と、を備えている。すなわち、本実施形態では、送風装置7は、吹出口70及び気流制御部72に加えて、気流発生部71を更に備えている。
吹出口70は、図2に示すように、装置本体100のうち対象空間700に臨む部位に形成されている。装置本体100のうち対象空間700に臨む部位には側壁101が設けられており、この側壁101部分に吹出口70が形成されている。すなわち、吹出口70は、装置本体100の筐体の一部である側壁101に形成された孔であって、吹出口70を通して筐体の内側と外側とがつながる。本実施形態では一例として、吹出口70は、前後方向D2に長い長方形状に開口している。ただし、吹出口70の形状は、長方形状に限らず、例えば、正方形状、円形状、三角形状、五角形以上の多角形状又はスリット状等であってもよい。
また、吹出口70は、対象空間700から見て排出口40側に配置されている。本実施形態では、対象空間700にシートSh1を排出する排出口40は、対象空間700の右側に位置するので、吹出口70は、排出口40と同様に対象空間700の右側に位置する。具体的には、吹出口70は、排出口40と同一の側壁101に形成されている。言い換えれば、対象空間700の右側に位置する1つの側壁101に、吹出口70と排出口40とが形成されている。これにより、吹出口70からの気流F1の向きを、排出口40からのシートSh1の排出方向(本実施形態では左方)に沿わせやすくなり、気流F1によってシートSh1の向きが乱れることを抑制できる。
また、本実施形態では、送風装置7は、排出口40から排出台39上に排出されるシートSh1のうち、画像(トナー像)が形成されている側の面に気流F1を当てる。図2の例では、シートSh1は、画像が形成されている側の面を、下方に向けた状態、つまり排出台39の上面391(シートSh1の載置面)に対向させた状態(姿勢)で、排出口40から排出される。そこで、送風装置7は、排出口40より排出されるシートSh1に対して、下方から気流F1を当てる。具体的には、図2に示すように、吹出口70は、排出口40の下方、つまり上下方向D1において排出口40と排出台39の上面391との間に配置されている。これにより、排出口40から排出されるシートSh1のうち、画像が形成されている側の面(ここでは下面)に、吹出口70からの気流F1が当たることになる。よって、気流F1は、シートSh1における画像が形成されている側の面を効率的に冷却できる。
気流発生部71は、気流F1を発生する機能を持つ。気流発生部71は、モーターを含むファンユニットである。気流発生部71は、装置本体100に内蔵されており、気流発生部71で発生した気流F1は、吹出口70を通して装置本体100の外部の対象空間700に向けて吹き出す。気流発生部71は、羽根を含むローターが回転することにより、羽根の回転に伴って気流F1を発生する。気流発生部71は、制御部5からの駆動信号に応じてローターを回転させる。言い換えれば、気流発生部71は制御部5にて制御可能であって、少なくともローターを回転させて気流F1を発生する状態と、ローターを停止させて気流F1の発生を停止する状態と、を制御部5にて切替可能である。本実施形態では一例として、気流発生部71のモーターは、直流電圧が印加されることによって動作するDC(直流)モーターである。
また、本実施形態では、気流発生部71は、羽根がドラム状であって、遠心ファンの一種であるシロッコファンにて実現される。つまり、気流発生部71は、ドラム状の羽根を回転させて空気(外気)を取り込み、ダクトを通じて空気を排出することにより、ダクトの出口から気流F1を発生する。ただし、気流発生部71は、気流F1を発生することができればよく、シロッコファンに限らず、ターボ型の遠心ファン、軸流ファン、斜流ファン、横流ファン等であってもよい。
気流制御部72は、気流発生部71と吹出口70との間に配置されている。吹出口70、気流発生部71及び気流制御部72は、対象空間700に最も近い位置(左端)に吹出口70が位置し、吹出口70の右側に気流制御部72が位置し、気流制御部72の更に右側に気流発生部71が位置するように、左右方向D3に並んでいる。これにより、気流発生部71で発生した気流F1は、気流制御部72を通して、吹出口70から対象空間700に吹き出すことになる。そして、気流F1が気流制御部72を通過する際に、気流制御部72にて、少なくとも水平面内での気流F1の向きが制御される。特に、本実施形態では、気流制御部72は、少なくとも水平面内での気流F1の向きを、排出口40からのシートSh1の排出方向(本実施形態では左方)以外の向きに制御することが可能である。つまり、気流制御部72によれば、水平面内での気流F1の向きを、排出口40からのシートSh1の排出方向(左右方向D3)に対して傾けることが可能である。
より詳細には、気流制御部72は、図3に示すように、少なくとも1つのルーバー721を含んでいる。ルーバー721は、板状であって、吹出口70を含む流路上に配置されている。すなわち、吹出口70を含む気流F1が通る流路上には、少なくとも1つのルーバー721が配置されている。本実施形態では、気流制御部72は、複数の、具体的には4つのルーバー721を含んでいる。これら4つのルーバー721は、前後方向D2に沿って等間隔で並んでいる。このようなルーバー721が流路上に配置されていることで、流路を通る気流F1がルーバー721の側方を通過する際に、ルーバー721の向き(姿勢)によって気流F1の向きを制御できる。つまり、吹出口70から吹き出す気流F1は、ルーバー721の整流機能によって、ルーバー721に沿った向きに制御される。ただし、ルーバー721の数は、4つに限らず、1~3つ、又は5つ以上であってもよい。
さらに、本実施形態では、ルーバー721は、その向き(姿勢)を変化させることが可能な可動式のルーバーである。具体的には、複数のルーバー721の各々は、図2及び図3に示すように、回転軸722及び操作子723を有している。回転軸722は、ルーバー721の上下方向D1の両端面から突出しており、操作子723は、ルーバー721の上端面から突出している。各ルーバー721は、回転軸722を中心に回転可能に支持されている。操作子723は、前後方向D2に沿って所定範囲内で往復移動可能に構成されている。これにより、各ルーバー721は、図3に矢印A10で示すように操作子723が所定範囲内で往復移動するのに伴い、回転軸722を中心にある一定の範囲内で回転可能となる。
上述したような構成の可動式のルーバー721であれば、図4に示すように、吹出口70から対象空間700に吹き出す気流F1の向きを変化させることが可能となる。図4は、操作子723を移動させた場合の、平面視における送風装置7の概略図を示している。図4では、上段は、操作子723が所定範囲の中央に位置する状態を示し、中段は、操作子723が所定範囲の前端に位置する状態を示し、下段は、操作子723が所定範囲の後端に位置する状態を示す。すなわち、操作子723が所定範囲の中央に位置していれば、水平面内での気流F1の向きは、ルーバー721に沿って、吹出口70から略まっすぐ左方に向けられる。一方、操作子723が所定範囲の前端に位置していれば、水平面内での気流F1の向きは、ルーバー721に沿って、吹出口70から左斜め後方に向けられる。また、操作子723が所定範囲の後端に位置していれば、水平面内での気流F1の向きは、ルーバー721に沿って、吹出口70から左斜め前方に向けられる。このように、吹出口70から対象空間700に吹き出す気流F1の水平面内での向きは、ルーバー721の向きによって変化する。
また、図3に示すように、本実施形態に係る送風装置7は、調整部73を更に備えている。図3では、調整部73を想像線(二点鎖線)にて表記する。調整部73は、気流制御部72で制御される気流F1の向きを調整する。ここでは、調整部73は、気流制御部72におけるルーバー721の向き(姿勢)を変化させることにより、気流F1の向きを変化させる。具体的には、調整部73は、ルーバー721の操作子723を前後方向D2に沿って所定範囲内で移動させることによって、ルーバー721の向きを変化させる。これにより、気流F1の向きを状況に応じて調整することが可能となる。さらに、本実施形態では、調整部73は、複数(ここでは4つ)のルーバー721の操作子723を、一斉に操作する。つまり、調整部73は、複数の操作子723に結合されており、これら複数の操作子723を一体として、前後方向D2に沿って往復移動させる。そのため、調整部73にて調整されるルーバー721の向きは、複数(ここでは4つ)のルーバー721で揃うことになる。
さらに、本実施形態では、調整部73は、気流F1の向きを調整するアクチュエーター731を含んでいる。ここでいう「アクチュエーター」は、電気、空気圧又は油圧等のエネルギーを機械的な動きに変換する装置であって、一例として、モーター(電動機)、電磁ソレノイド、油圧シリンダー、空気圧シリンダー及び形状記憶合金を用いた装置等を含む。アクチュエーター731は、ルーバー721の操作子723を前後方向D2に沿って移動させることによって、気流F1の向きを調整する。調整部73は、制御部5からの制御信号に応じてアクチュエーター731を駆動させる。言い換えれば、調整部73は制御部5にて制御可能であって、気流F1の向きをどのように調整するかを制御部5にて指示可能である。本実施形態では一例として、電磁ソレノイドがアクチュエーター731として用いられることとする。これにより、気流F1の向きにつき、人が手動で調整しなくとも、自動的に調整することが可能となる。
また、本実施形態では、図5に示すように、吹出口70は、複数の分割口701,702を含んでいる。分割口701が分割口702よりも前方に位置するように、複数(ここでは2つ)の分割口701,702は、前後方向D2に離間して配置されている。複数の分割口701,702の各々が、吹出口70として機能する。つまり、送風装置7は、複数の分割口701,702の各々から、気流F1を対象空間700に向けて吹き出すように動作する。ここで、上述した気流発生部71及び気流制御部72は、2つの分割口701,702の各々に設けられている。これにより、送風装置7は、対象空間700における比較的広範囲に対して気流F1を吹き出すことができる。図5の例では、気流制御部72は、前側の分割口701からの気流F1、後側の分割口702からの気流F1のいずれについても、略まっすぐ左方に向けるように、気流F1の向きを制御している。
さらに、本実施形態では、2つの分割口701,702は、排出台39の前後方向D2における中心に対して略対称に配置されている。これにより、送風装置7は、排出台39上の対象空間700には、2つの分割口701,702から、前後方向D2において略対称な気流F1を吹き出すことが可能である。ただし、分割口は2つに限らず、3つ以上であってもよい。さらに、複数の分割口701,702の配置は対称でなくてもよいし、複数の分割口701,702は上下方向D1に並んでいてもよい。
しかも、本実施形態では、気流制御部72は、複数の分割口701,702の各々について気流F1の向きを個別に制御する。つまり、気流制御部72は、2つの分割口701,702の各々に設けられているため、分割口701,702ごとに気流F1の向きを独立して制御することができる。
一例として、気流制御部72は、前側の分割口701からの気流F1は略まっすぐ左方に向け、後側の分割口702からの気流F1は左斜め前方に向けるように、分割口701,702の各々について気流F1の向きを制御する。他の例として、気流制御部72は、前側の分割口701からの気流F1は左斜め後方に向け、後側の分割口702からの気流F1は略まっすぐ左方に向けるように、分割口701,702の各々について気流F1の向きを制御する。さらに他の例として、気流制御部72は、前側の分割口701からの気流F1は左斜め前方に向け、後側の分割口702からの気流F1は左斜め後方に向けるように、分割口701,702の各々について気流F1の向きを制御する。これにより、吹出口70が単一の孔(口)である場合に比較して、対象空間700における気流F1の向きの調整の自由度が高くなる。
また、本実施形態では、調整部73についても、2つの分割口701,702の各々に設けられている。これにより、調整部73は、複数の分割口701,702の各々について気流F1の向きを調整可能である。特に、本実施形態では、調整部73は、少なくとも図5に示す気流F1の向きを採用する「第1モード」と、図6に示す気流F1の向きを採用する「第2モード」とを含む複数のモードを切り替え可能である。すなわち、気流制御部72は、少なくとも、図6に示すように、前側の分割口701からの気流F1は左斜め後方に向け、後側の分割口702からの気流F1は左斜め前方に向けるように、分割口701,702の各々について気流F1の向きを制御可能である。
第2モードにおける気流F1によれば、図6に示すように、複数の分割口701,702のうちの一の分割口701からの気流F1と、他の分割口702からの気流F1とは、対象空間700内で合流する。すなわち、図6の状態では、2つの分割口701,702からの気流F1は、いずれも対象空間700における前後方向D2の内側(中心側)に向けられている。そのため、これら2つの分割口701,702からそれぞれ出力される気流F1は、対象空間700における前後方向D2の中央付近で合流し、左方に向けられた1つの気流F10を形成する。これにより、複数の分割口701,702から出た気流F1を、最終的には1つの気流F10として扱うことができ、状況に応じた適切な気流F1を実現しやすい。
さらに、第2モードにおける気流F1によれば、図6に示すように、気流制御部72は、水平面内で、排出口40からのシートの排出方向に直交する方向(前後方向D2)において、気流F1を対称に近づけるように、気流F1の向きを制御する。ここでいう「対称に近づける」とは、気流制御部72が無い場合に比較して対称に近づけることを意味し、完全に対称でない態様も含む。
すなわち、本実施形態では、吹出口70は、対象空間700から見て排出口40側に配置されているので、基本的には、吹出口70からの気流F1の向きは排出口40からのシートSh1の排出方向(本実施形態では左方)に沿うことになる。ここで、吹出口70からの気流F1が排出方向に直交する方向(前後方向D2)において非対称であれば、排出口40から排出されるシートSh1に対し、気流F1により、排出口40からの排出方向に直交する向きの力が作用する。この場合、排出台39上に排出されたシートSh1の前後方向D2の位置のばらつきが生じやすくなる。これに対して、図6のように、略対称な気流F1によれば、シートSh1の排出方向に直交する向きの力がシートSh1に作用しにくくなり、シートSh1の前後方向D2の位置のばらつきを生じにくくできる。
さらに、第2モードにおける気流F1によれば、図6に示すように、気流制御部72は、画像形成装置10において画像形成装置10を利用するユーザーと対向する正面側に向かう気流F1の流量を低減させるように、気流F1の向きを制御する。ここでいう「正面側に向かう気流F1の流量を低減させる」は、気流制御部72が無い場合に比較して正面側に向かう気流F1の流量を低減させることを意味し、正面側に向かう気流F1の流量を「0」とする、つまり正面側に向かう気流F1が生じない態様も含む。つまり、図6の例では、前側の分割口701からの気流F1は左斜め後方に向けられるので、前側の分割口701からの気流F1について、画像形成装置10の正面側に向かう流量が低減される。さらに、図6の例では、後側の分割口702からの気流F1は左斜め前方に向けられているが、前側の分割口701からの気流F1と合流することで、後側の分割口702からの気流F1についても、画像形成装置10の正面側に向かう流量は低減される。
要するに、送風装置7が設けられる画像形成装置10においては、画像形成装置10(装置本体100)の正面、つまり画像形成装置10における前後方向D2の手前側の面(前面)に、操作表示部6が配置されている。このような画像形成装置10では、画像形成装置10を利用するユーザー、つまり操作表示部6を操作するユーザーは、通常、画像形成装置10の正面と対向する位置に立つ。そのため、画像形成装置10の正面側に向かう気流F1は、このように画像形成装置10の正面側に存在するユーザーに向かうため、シートSh1で熱せられた気流F1がユーザーに向けられ、気流F1がユーザーに不快感を与える可能性がある。これに対して、図6のように、正面側に向かう気流F1の流量を低減させた構成によれば、シートSh1で熱せられた気流F1がユーザーに向けられてユーザーに不快感を与えることを抑制しやすい。
さらに、本実施形態のように、調整部73がアクチュエーター731を含み、気流F1の向きを自動的に調整する構成を採用している場合には、以下のような機能を実現可能である。
例えば、操作表示部6に対する操作の監視又は人感センサー等の手段で、画像形成装置10の正面に相対するユーザーの存在を検知し、ユーザーが存在する場合のみ、気流F1がユーザー側に向かないように、気流F1の向きを調整する、ということが可能である。つまり、画像形成装置10の正面側にユーザーが存在しない場合には、図5に示す気流F1の向きを採用し(第1モード)、シートSh1に効率的に気流F1を当てて、ブロッキングを抑制しやすくする。一方、画像形成装置10の正面側にユーザーが存在する場合には、図6に示す気流F1の向きを採用し(第2モード)、シートSh1で熱せられた気流F1がユーザーに向けられてユーザーに不快感を与えることを抑制しやすくする。その結果、状況に応じた適切な気流F1を自動的に実現可能となる。
[3]変形例
画像形成装置10に含まれる複数の構成要素は、複数の筐体に分散して設けられていてもよい。例えば、送風装置7は、画像形成部3等とは別の筐体に設けられていてもよい。つまり、送風装置7は、画像形成装置10と一体でなくてもよく、画像形成装置10とは別の筐体に設けられていてもよい。
また、ルーバー721は、その向き(姿勢)を変化させることが可能な可動式のルーバーであることは、送風装置7に必須の構成ではない。つまり、ルーバー721の向き(姿勢)は固定であってもよい。この場合、調整部73は省略可能である。
また、気流制御部72がルーバー721を含むことは、送風装置7に必須の構成ではない。つまり、ルーバー721とは別の手段により、気流制御部72が気流F1の向きを制御してもよい。例えば、複数の分割口701,702間で、吹き出す気流F1の流速を変化させることで、気流F1の向きを制御することも可能である。すなわち、対象空間700内において、圧力差がある場合、気流F1は圧力が高い方の領域から低い方の領域に向けて曲がる。したがって、分割口701と分割口702とで、吹き出す気流F1の流速に差を設ければ、分割口701,702から吹き出す気流F1全体の向きを制御することが可能である。つまり、分割口701から吹き出す気流F1の流速を、分割口702から吹き出す気流F1の流速と異ならせることで、分割口701側の領域と分割口702側の領域とで圧力差が生じる。これにより、分割口701,702から吹き出す気流F1全体の向きを制御できる。このように、気流制御部72は、気流F1の流速の差、つまり圧力差を用いて、気流F1の向きを間接的に制御する構成であってもよい。
(実施形態2)
本実施形態に係る送風装置7Aは、図7に示すように、調整部73の構成が実施形態1に係る送風装置7と相違する。以下、実施形態1と同様の構成については、共通の符号を付して説明を適宜省略する。図7では、調整部73を想像線(二点鎖線)にて表記する。
本実施形態では、調整部73は、人が手動で調整するレバー構造である。すなわち、調整部73の一部を人が操作することによって、調整部73を図7に矢印A10で示すように移動させる。このとき、調整部73は、ルーバー721の操作子723を前後方向D2に沿って所定範囲内で移動させることによって、ルーバー721の向きを変化させる。本実施形態の構成によれば、送風装置7Aの簡略化を図りやすい。
(実施形態3)
本実施形態に係る送風装置7Cは、図8に示すように、気流制御部72の構成が実施形態1に係る送風装置7と相違する。以下、実施形態1と同様の構成については、共通の符号を付して説明を適宜省略する。
本実施形態では、気流制御部72は、気流発生部71に連続するダクトによって実現される。つまり、気流発生部71がシロッコファンである場合、シロッコファンのダクトの延長方向によって、気流F1の向きを制御することができる。図8の例では、気流制御部72としてのダクトは、気流発生部71から左斜め前方に延長されている。そのため、吹出口70からの気流F1は左斜め前方に向けられることになる。
また、本実施形態では、調整部73は省略されているが、調整部73が付加されてもよい。
また、気流制御部72は、本実施形態のようにシロッコファンのダクトを用いる構成に加えて、実施形態1で説明したルーバー721を用いてもよい。つまり、シロッコファンのダクトによる気流F1の制御のための構成と、ルーバー721による気流F1の制御のための構成と、は組み合わされてもよい。
3 画像形成部
7,7A,7B (画像形成用)送風装置
10 画像形成装置
39 排出台
40 排出口
70 吹出口
72 気流制御部
73 調整部
731 アクチュエーター
100 装置本体
700 対象空間
701,702 分割口
721 ルーバー
F1 気流
Sh1 シート

Claims (10)

  1. 画像形成部での画像形成済みのシートが前記画像形成部から排出される排出台上の対象空間に向けて気流を吹き出す吹出口と、
    前記対象空間における少なくとも水平面内での前記気流の向きを制御する気流制御部と、を備える、
    画像形成用送風装置。
  2. 前記気流制御部は、前記吹出口を含む流路上に配置されるルーバーを含む、
    請求項1に記載の画像形成用送風装置。
  3. 前記気流制御部は、前記画像形成部を有する画像形成装置において前記画像形成装置を利用するユーザーと対向する正面側に向かう前記気流の流量を低減させるように、前記気流の向きを制御する、
    請求項1又は2に記載の画像形成用送風装置。
  4. 前記吹出口は、複数の分割口を含む、
    請求項1~3のいずれか1項に記載の画像形成用送風装置。
  5. 前記気流制御部は、前記複数の分割口の各々について前記気流の向きを個別に制御する、
    請求項4に記載の画像形成用送風装置。
  6. 前記複数の分割口のうちの一の分割口からの前記気流と他の分割口からの前記気流とは、前記対象空間内で合流する、
    請求項4又は5に記載の画像形成用送風装置。
  7. 前記吹出口は、前記対象空間から見て前記対象空間に前記シートを排出する排出口側に配置されており、
    前記気流制御部は、前記水平面内で、前記排出口からの前記シートの排出方向に直交する方向において前記気流を対称に近づけるように、前記気流の向きを制御する、
    請求項1~6のいずれか1項に記載の画像形成用送風装置。
  8. 前記気流制御部で制御される前記気流の向きを調整する調整部を更に備える、
    請求項1~7のいずれか1項に記載の画像形成用送風装置。
  9. 前記調整部は、前記気流の向きを調整するアクチュエーターを含む、
    請求項8に記載の画像形成用送風装置。
  10. 請求項1~9のいずれか1項に記載の画像形成用送風装置と、
    前記画像形成部を有し、前記画像形成用送風装置が搭載される装置本体と、を備える、
    画像形成装置。
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