JP2022018758A - 遊技場用システム - Google Patents

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Kuniaki Kobayashi
幸司 山内
Koji Yamauchi
祐治 服部
Yuji Hattori
統揚 片山
Noriaki Katayama
和也 一柳
Kazuya Ichiyanagi
睦 纐纈
Mutsumi Koketsu
雄一郎 加藤
Yuichiro Kato
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Abstract

【課題】天井機能を備えた遊技機を管理する場合に、前日に大当りが発生しないことで生ずる不具合を低減可能とする。【解決手段】遊技場用システムは、大当りが発生していない旨の判定結果を得た営業日における前日最終スタートを、その翌日に繰越す場合、当該営業日の前日における最終スタートである前々日最終スタートを含めた宵越しスタートを最終スタートとして繰越すようにした。前日に大当りが発生していなければ前々日最終スタートを含めた宵越しスタートを最終スタートとして繰越すことで、前日に大当りが発生しないことで生ずる不具合を低減可能となる。【選択図】図1

Description

本発明は、遊技場用システムに関する。
遊技機の中にはゲーム数のような始動回数が規定値に達することで特定特別状態を発生させる天井機能を備えた遊技機がある。その遊技機を管理するために、例えば特許文献1には、前日閉店時の始動回数に応じて翌日の遊技情報をシミュレートすることが提案されている。
特開2016-106670号公報
さて、特許文献1に記載されている通りに天井機能を考慮して遊技情報をシミュレートする場合、前日の始動回数を考慮することは重要であるが、当該始動回数はボーナスのような大当りにより初期化されるものの、近年の稼動率の低下により遊技機によっては大当りが発生しない営業日となることも珍しくない。前日に大当りが発生しない場合、前日だけでなく前々日からの始動回数が承継されて天井機能による特定特別状態が発生するが、従来はこの点が考慮されていなかったため、上記のような遊技機に対して適切に対応することが難しく、前々日の始動回数により当日に想定されない少ない始動回数にて特定特別状態が発生する虞があり、シミュレート結果や実際の営業に影響する虞があった。このような問題は、シミュレートする場合だけでなく例えば天井機能を考慮して始動回数を初期化する処理を行うか否かを検討する場合や、遊技者に始動回数を提示するサービスを行う場合のような他の場合にも生じ得る。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、その目的は、天井機能を備えた遊技機を管理する場合に、前日に大当りが発生しないことで生ずる不具合を低減可能な遊技場用システムを提供することにある。
請求項1に記載した発明によれば、第2特別状態が発生していない旨の判定結果を得た営業日における判定用始動回数を、その翌日に繰越す場合、当該営業日の前日における判定用始動回数である前日判定用始動回数を含めた宵越し始動回数を判定用始動回数として繰越すようにしたので、前日に大当り等の第2特別状態が発生していなければ前日判定用始動回数を含めた宵越し始動回数を判定用始動回数として繰越すことで、前日に大当りが発生しないことで生ずる不具合を低減可能となる。
一実施形態における遊技場用システムの全体構成を示す概略図 遊技機の正面図 遊技機の電気的な構成を示す機能ブロック図 遊技情報表示装置の正面図 遊技情報表示装置の電気的な構成を示す機能ブロック図 遊技履歴を示す図 判定対象大当り設定画面を示す図 宵越しスタートに対する範囲設定画面を示す図 宵越しスタートに対する範囲設定画面を示す図
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1に示すように、遊技場内には多数の遊技機1が設置されており、各遊技機1に1対1で対応する周辺機器として貸出装置2及び遊技情報表示装置3が設置されている。これら遊技機1、貸出装置2及び遊技情報表示装置3は、中継装置4を介して管理装置5(受信手段、始動回数特定手段、判定手段、始動回数繰越手段、第1設定手段、抽出手段、第2設定手段、除外手段)と接続されている。2台の遊技機1、2台の貸出装置2及び2台の遊技情報表示装置3は、1台の中継装置4で中継されている。多数の遊技機は、パチンコ遊技機やスロットマシンである。
管理装置5は、遊技場内の例えば事務室等に設置されており、遊技場の管理者が操作するキーボード6、モニタ7、図示しないプリンタ等を備えて構成されている。管理装置5は、遊技機1、貸出装置2、遊技情報表示装置3等の遊技機側との間で各種信号を送受信する。管理装置5は、遊技機側からの信号に基づいて遊技機1を含む遊技場内に設置される全ての機器(遊技機1、貸出装置2、遊技情報表示装置3等)の稼動状況を管理する。
以下、遊技機1がパチンコ遊技機である場合について説明する。図2に示すように、遊技機1は、発射ハンドル8、スピーカ9、装飾ランプ部10を有すると共に、遊技盤面11に、液晶表示部12、スルー式の普図(普通図柄)入賞口13、第1始動口14、第2始動口15、特図1表示部16、特図2表示部17、普図表示部18、大入賞口19、アウト口20、上部受皿21、下部受皿22を有する。尚、遊技盤面11には多数の釘が植設されているが、図2では省略している。
図3に示すように、遊技機1は、電気的な構成として、主制御部23、特図1表示部16、特図2表示部17、普図表示部18、演出制御部24、AMP25、表示制御部26、払出制御部27、払出機構部28、設定値操作部29、電源回路部30、特図1入賞センサ31、特図2入賞センサ32、普図入賞センサ33、大入賞センサ34、特図2始動口SLD(ソレノイド)35、大入賞口SLD36、信号出力部37を有する。尚、図3では貸出装置2や管理装置5との間で各種信号や各種情報を送受信するI/F部の図示を省略している。
主制御部23は、CPU23a、ROM23b、RAM23c、I/O23dを有するマイクロコンピュータにより構成されており、ROM23bに記憶している制御プログラムを実行することにより、玉の打ち込みや入賞等に応じて遊技機1の動作を制御する。又、主制御部23は、第1始動口14や第2始動口15へ入賞した際に乱数を発生する乱数発生部38、乱数発生部38により発生した乱数の一つを抽出して抽選する乱数抽出部39を有する。
特図1入賞センサ31、特図2入賞センサ32、普図入賞センサ33及び大入賞センサ34は、それぞれ第1始動口14、第2始動口15、普図入賞口13及び大入賞口19への入賞を検知すると、対応した入賞検知信号を主制御部23に出力する。特図2始動口SLD35は、主制御部23から開放指令信号を入力すると、第2始動口15を開放する。大入賞口SLD36は、主制御部23から開放指令信号を入力すると、大入賞口19を開放する。
特図1表示部16は、主制御部23から表示指令信号を入力すると、特図1の図柄変動を行う。特図2表示部17は、主制御部23から表示指令信号を入力すると、特図2の図柄変動を行う。普図表示部18は、主制御部23から表示指令信号を入力すると、普図の図柄変動を行う。
演出制御部24は、主制御部23から演出指令信号を入力すると、AMP25を介してスピーカ9から演出音を出力させたり、装飾ランプ部10を演出表示させたり、表示制御部26を介して液晶表示部12を演出表示させたりする。液晶表示部12は、主制御部23から表示指令信号を入力すると、例えば大当り回数や特図抽選回数等の各種遊技データを表示する。払出制御部27は、主制御部23から払出指令信号を入力すると、払出機構部28による払出しを行う。設定値操作部29は、特図の抽選確率を設定するための複数段階の設定値を選択するもので、本実施形態では設定値1~3を選択して有効化する。電源回路部30は、主制御部23を含めた遊技機1全体に動作電源を供給する。
遊技機1は次のように動作する。
(1)第1始動口14は入賞率が変動しない入賞口(所謂ヘソ入賞口)であり、第2始動口15は入賞率が変動する入賞口(所謂電チュー)である。
(2)第1始動口14又は第2始動口15への入賞(始動入賞)に応じて(始動条件が成立した場合に)大当り抽選を行い、抽選結果を液晶表示部12において行う図柄変動にて報知し、その変動結果に応じて大当りとなる。
(3)図柄変動中に始動入賞した場合には所定の保留上限値(例えば各4つ)まで図柄変動を累積的に保留し、図柄変動終了後に保留している図柄変動を開始する。尚、保留している図柄変動数(保留数)が上限値である状態で始動入賞した場合、図柄変動は保留されない。
(4)大当り抽選の当選確率(大当り確率)は1/320であり、大当りがその後確変状態(確変、ST)となる大当り(確変大当り)となる割合である確変率は60%である。大当りが発生すると振分けられたラウンド(R)分だけ大入賞口19を開放する。ここで、Rはヘソ入賞では全てが5Rに振分けられる一方、電チューでは10Rに50%、5Rに50%振分けられる。尚、1Rの上限入賞数は10個、上限開放時間は30秒であり、上限入賞又は上限開放時間の何れかが満たされた場合に1Rを終了する。
(5)確変中は大当り確率が1/70に向上すると共に、第1始動口14や第2始動口15への入賞率が高くなる時短状態(時短)になり、次の大当りが発生する迄、その状態を継続する。一方で、確変とならない通常大当りが発生した場合は100回(80%)、或いは200回(20%)の図柄変動が行われるまで継続する確変ではない時短状態となり、その図柄変動までに大当りが発生しなければ通常状態に戻る。
(6)第2始動口15は普図入賞口13への入賞に応じて変動する普図が当りとなった場合に入賞率の高い開放状態となる。この場合、普図1回の変動時間は通常状態では30秒であり時短状態では3秒となる。又、開放時間は通常状態では0.3秒であり時短状態では5秒となる。即ち、時短状態では通常状態と比較して普図変動時間が短くなる一方、開放時間は長くなることで第2始動口15の入賞率が高くなる。
(7)第1始動口14又は第2始動口15に入賞した場合、大当り抽選とは別に時短抽選(当選率1/200)を行っており、当選した場合(判定実行回数に関わらず成立可能な条件)は20回(70%)、50回(20%)、或いは400回(10%)の図柄変動を行うまで時短状態となる突然時短(突時)を発生可能である。一方で、例えば大当り発生後に所定数(例えば1000回、基準値)の図柄変動(単位遊技の実行回数、天井用図柄変動数、始動回数)を行うまで大当りとならなかった場合は所定数(例えば1100回)の図柄変動を行うまで時短状態となる天井時短(天時、第1特別状態)となる。天井時短を大当り後の時短や確変終了からの図柄変動数や確変中の図柄変動数を除いた図柄変動数に応じて発動させる遊技機や大当り確率を設定により変更不能な遊技機といった遊技機が管理対象となるが、本実施形態では上記遊技機の内、確変中の図柄変動数を除外した図柄変動数(天井用図柄変動数、始動回数)と基準値とを比較することで天井時短を発生させる遊技機を対象としている。
遊技機1側からは次の遊技信号が出力される。
アウト信号=消費玉を回収するアウトBOXから出力される消費価値(アウト)を特定可能な信号(稼動信号)である。消費(使用、打込、回収)玉10玉に対して1パルスが出力されるので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定する。尚、遊技機1から出力される信号でも良い。
セーフ信号=遊技機1から出力される入賞付与価値(セーフ)を特定可能な信号である。払出10玉に対して1パルスが出力されるので、「セーフ信号数×10」をセーフとして特定する。
始動信号=遊技機1から出力される始動入賞により変動(作動)する液晶表示部(役物)における始動処理(図柄変動、役物作動、単位遊技)を特定可能な信号である。図柄変動確定時に出力されるので信号入力に応じて図柄変動を特定するので、「始動信号数×1」を始動回数として特定する。尚、始動口に入賞したことを示す信号としても良い。単位遊技信号に相当する。
大当り信号=遊技機1から出力される大当り状態(第2特別状態)を特定可能な信号である。大当り中にレベル出力される状態信号なので大当り信号入力中を大当り中として特定する。第2特別状態信号に相当する。
確変信号=遊技機1から出力される確変状態を特定可能な信号である。確変中にレベル出力される状態信号なので確変信号入力中を確変中として特定する。
特別状態信号=遊技機1から出力される特別状態(甘中)を特定可能な信号である。第2始動口15の入賞率が向上する特別状態中(時短中)にレベル出力される状態信号なので、特別状態信号入力中を特別状態中として特定する。時短中が対象となるので確変中であるか否かに関わらず出力される。又、大当り信号、確変信号及び特別状態信号の何れも入力していない期間を通常状態として特定する。
貸出装置2は、現在の運用状態(正常状態、エラー状態等)を示す状態表示部40、紙幣が投入される紙幣投入口41、遊技者からの操作入力を受付けると共に入金残高や持玉数等のデータを表示するタッチパネル式の液晶表示部42、1単位分(500円相当する)の玉を払出すための払出ボタン43、払出された玉が通過する払出ノズル44、従業員が携帯して操作する図示しない従業員リモコンからの信号を受信(受光)するリモコン受光部45、図示しない一般カード又は会員カードが挿入されるカード挿入口46、遊技機1の下部受皿22の下方に位置する計数受皿47を有する。
遊技機1の上部受皿21には貸出ボタン48及び返却ボタン49が設けられており、貸出装置2は、貸出ボタン48に対する操作に応じて貸出処理を実行し、返却ボタン49に対する操作に応じてカード発行処理を実行する。具体的には、貸出装置2は、入金残高の範囲内で玉(遊技媒体)の貸出処理を行うと共に、遊技機1の下部受皿22から払出される玉(遊技価値)を受入れて持玉として計数する計数処理を行い、入金残高及び持玉数(計数玉数)を一般カード又は会員カードに記録(会員カードの場合は入金残高のみ記録し、持玉数は管理装置5に記憶)して発行する。
一般カードを受付けたときは、入金残高及び持玉数を表示すると共にそれらの範囲内で貸出返却処理を行う。会員カードを受付けたときは、入金残高を表示すると共に暗証番号の認証を条件として管理装置5に記憶されている持玉数貯玉数を表示し、それらの範囲内で貸出返却処理を行う。
貸出装置2は、管理装置5とのオンライン状態で次のように動作する。
(1)カードの未挿入状態で紙幣投入口41に入金があったときは、カードストック部に収納している一般カードをカードリーダライタ(何れも図示せず)へ繰出して入金金額(1000円単位)を記憶すると共に、入金金額(入金残高)を液晶表示部42に表示した後、1度数(500円)に相当する数の玉を遊技機1内部の払出機構から自動的に払出す。このとき、遊技機1から貸出装置2に1度数分の玉を払出したことを示す信号が送信されるので、液晶表示部42に表示されている入金残高から1度数に相当する金額(500円)を減額すると共に売上信号を送信する。貸出装置2は、中継装置3を介したシリアル通信による売上信号により管理装置5にて入金のような貨幣受付処理や玉の払出のような対価付与処理、残高や持玉、貸出玉数、払戻玉数、入金額、計数玉数や貸出玉数や貸出玉の対価となる売上額、及び一般カードの受付や発行処理等の各種情報を特定可能とするが、これらをパルス信号(例えば入金1000円毎に1パルス、売上100円毎に1パルス等)にて特定可能としても良い。
(2)遊技機1に設けられた貸出ボタン48の操作に応じて入金残高の範囲内で1度数(500円)に相当する数の玉を遊技機1内部の払出機構から払出すと共に入金残高を更新する。
(3)遊技機1の下部受皿22から落下した玉を計数受皿47で受け、図示しない計数部にて玉数を計数することにより持玉数を更新して液晶表示部42に表示する。
(4)払出ボタン43の操作に応じて計数玉数(持玉数)又は貯玉数(会員の場合)の範囲内で1度数ずつ払出す。
(5)遊技機1に設けられた返却ボタン49に対する操作(返却操作)に応じて入金残高及び持玉数をカード挿入口46に挿入されている一般カードに記録して発行する。会員カードが挿入されている場合は、入金残高を会員カードに記録すると共に持玉数を管理装置5に送信してから会員カードを発行する。カードを発行する場合は、発行情報を管理装置5に送信し、管理装置5側にも記憶する。尚、カード挿入口46に一般カードも会員カードも挿入されていない場合は、カードストック部にストックしている一般カードをカードリーダライタに繰出(セット)して入金残高及び持玉数を記録して発行する。又、一般カードの挿入状態で入金残高及び持玉数とも零となった場合は、カードリーダライタにセットされた一般カードをカードストック部に回収する。一方、会員カードは、入金残高及び持玉数貯玉数が零となってもそのまま保持する。
(6)一般カードがカード挿入口46に挿入された場合は、一般カードに記録されている入金残高及び持玉数をカードリーダライタにより読み出して液晶表示部42に表示する。会員カードが挿入された場合は、会員カードに記録されている入金残高を読み出して液晶表示部42に表示すると共に暗証番号の認証を条件として管理装置5の会員口座に記憶されている貯玉数(当日貯玉数前日貯玉数)を表示する。当日貯玉数とは当日貯玉された貯玉数であり、前日貯玉数とは前日までの貯玉数である。営業終了後は、当日貯玉数は前日貯玉数に合算して記憶される。遊技者による払出ボタン43に対する操作(払戻操作)に応じて持玉数又は貯玉数の範囲内で1度数分の玉を払出ノズル44から払出すと共に、持玉数又は貯玉数を更新する。
(7)従業員リモコンからの指令をリモコン受光部45で受信(受光)し、指令内容に応じた各種処理(エラー解除等)を実行する。
(8)従業員による操作に応じて当日中におけるカードの発行履歴を読み出して液晶表示部42に表示可能である。
遊技情報表示装置3は、遊技機1からの稼動情報を中継装置4経由で受信して各種の遊技情報を作成して表示したり、管理装置5から受信した各種の情報を表示したりする。図4に示すように、遊技情報表示装置3は、ランプ部50、液晶表示部51、従業員を呼び出すための呼出ボタン52、液晶表示部51に表示される遊技情報の種類等を切り替えるための操作ボタン群53、従業員リモコンからの信号を受信(受光)するリモコン受光部54を有する。液晶表示部51は、操作ボタン群53の操作に応じて各種の遊技情報を表示可能である。
図4では、液晶表示部51による基本遊技情報画面の一例を示しており、以下の遊技情報を表示している。
大当り回数(当日、前日、前々日)
初当り回数(当日、前日、前々日)=通常状態での大当り回数
大当り内訳(超=10R、小=6R、1R)
スタート回数(直近大当り終了時からの図柄変動回数(只今スタート)、当日の累計図柄変動回数を切替表示)
過去最高玉数(当該機種における1営業日の過去最大差玉数)
大当り間スタート回数の棒グラフ(直近7回分)
図5に示すように、遊技情報表示装置3は、電気的な構成として、制御部55、ランプ部50、液晶表示部51、呼出ボタン52、操作ボタン群53、リモコン受光部54、中継装置4との間で各種信号や各種情報を送受信する送受信部56を有する。制御部55は、CPU55a、ROM55b、RAM55c及びI/O55dを有するマイクロコンピュータにより構成されており、ROM55bに記憶している制御プログラムを実行することにより、遊技情報表示装置3の動作を制御する。
管理装置5は、発生することが天井スタート(判定用始動回数)の初期化条件となる大当りの発生状況を、図6に示す遊技履歴として管理しており、各営業日における最終大当り後のスタートを翌日における前日最終スタートとして特定する。遊技履歴における項目は以下の通りである。
時刻=レコードに対応した時刻であり、大当りや特別状態の発生時刻、レコード作成時刻等である。
状態=遊技機1の状態である。
アウト=遊技機への打込玉数である。
セーフ=遊技機からの払出玉数である。
S=図柄変動数(スタート)である。
T1Y=大当り中の出玉(セーフ-アウト)である。
図6のように大当りが発生(図6であればT1Yが示されているレコードが大当り発生に対応)した場合、営業日における最終の大当り発生後からのスタートが前日最終スタートとなる。図6の場合「NO.33」が最終レコードとなるが、この状態で閉店を迎えた場合、「NO.31」の大当りが最終の大当りなので、それ以降の「NO.32」のスタートである「100」と、「NO.33」のスタートである「53」との合計となる「153」が翌日における前日最終スタートとなる。
その一方で、1営業日において大当りが発生しなかった場合、当該営業日の累計スタートが翌日の前日最終スタートとなるが、宵越しスタートとして前々日最終スタートを加えた値を特定する。例えば大当りが発生せず、「NO.33」のレコードしかない場合、営業日の累計スタートは「53」となるが、前々日最終スタートを参照し、仮に前々日最終スタート(前日判定用始動回数)が「507」であれば、前日分の最終スタートである「53」に、前々日分の最終スタートである「507」を含めた「560」が宵越しスタート(宵越し始動回数)となる。前々日も大当りが発生しなければ前々々日分も加えるといったように大当りが発生した営業日まで遡って宵越しスタートを特定するが、大当りが発生しなかった営業日は当該営業日の累計スタート(前日最終スタート)に当該営業日の前日分までの宵越しスタートを加算して翌日の宵越しスタートとして特定しても良い。勿論、スタートや大当りの発生毎に宵越しスタートとして更新する値を特定しても良い。即ち、必ずしも遊技履歴を管理する必要はない。
営業開始前や閉店後に遊技機を初期化するためにラムクリア(第2特別状態の発生以外の初期化条件の成立)した場合には、天井用図柄変動数がラムクリアによりクリア(初期化)されるので、管理者による操作や初期化された旨を示す遊技信号により、その旨を遊技機単位で入力し、そのラムクリア以前は宵越しスタートの計数対象から除外する。スロットマシンは設定変更時に必ずラムクリアされて天井用ゲーム(後述するが、天井用図柄変動数と同様)がクリアされるが、パチンコ遊技機は設定変更しても天井用図柄変動数がクリアされない機種もあるので、別途天井用図柄変動数のクリア操作が必要である。
例えばスロットマシンの場合、BB(第2特別状態)の発生は所謂天井ART(第1特別状態)を発生させるためのゲーム(天井用ゲーム、始動回数)の初期化条件に該当するが、RBの発生は天井用ゲームの初期化条件に該当しないといった場合もあるので、管理装置5は、図7に示すように、判定対象大当り設定画面を表示可能であり、遊技場の管理者は、判定対象大当り設定画面にて判定処理の対象となる大当りの種類を機種単位で設定可能である(第1設定手段)。又、天井によりARTが発生する場合には、ARTの発生を天井用ゲームの初期化条件に該当させても良い。図7では、例えば機種Aについて、BB、RB、ARTにチェックを設定しているので、BB、RB、ARTの発生が天井用ゲームの初期化条件となる。
管理装置5は、宵越しスタートと前日最終スタートとは別々に管理する。宵越しスタートと前日最終スタートとを纏めて管理する場合、宵越しスタートを遊技者に公開しない場合を想定すると、前日最終スタートも遊技者に公開しないことになり、前日最終スタートを判断して遊技するか否かを選択する遊技者に対して有益な情報を提示しないことになり、稼動の低下を招く要因となり得る。これに対し、宵越しスタートと前日最終スタートとを別々に管理することで、宵越しスタートを遊技者に公開するか否かに拘らず、前日最終スタートを遊技者に公開することができ、前日最終スタートを判断して遊技するか否かを選択する遊技者に対して有益な情報を提示することができ、稼動の低下を招く要因となり得ることを回避可能となる。又、例えば対象となる遊技機が大当り終了後に、大当りが発生しない場合に所定回数(例えば70回)のゲーム(図柄変動)を実行する迄、確変でもある時短(所謂回数切りの特別状態であるST)を必ず発生させる所謂ST機のような遊技機を対象とし、当該STの終了後、130回の図柄変動が行われて営業が終了した場合、翌日の前日最終スタートはST分の70回に130回を加えた200回となるが、STは確変であり天井スタートの対象から除外されるので、宵越しスタートの対象はST分を除いた130回となる。このように前日最終スタートは大当り終了後のゲーム数を示す一方、宵越しスタートは確変分を適宜除外するといったように天井スタートに対応した遊技情報であることを考慮して、両者を区別して管理しても良い。
管理装置5は、図8及び図9に示すように、宵越しスタートに対する範囲設定画面を表示可能であり、遊技場の管理者は当該設定画面にて宵越しスタートに対する基準値を設定し、その差や割合が所定値に達した遊技機1を抽出し、ラムクリアするかの検討候補とする。図8は管理対象がパチンコ遊技機の場合を示しており、図9は管理対象がスロットマシンの場合を示している。例えば図8に例示する機種Aについて、天井スタート回数(遊技機における天井時短を発生させるための図柄変動数、基準値)が1500回であることから、抽出用基準値として範囲設定1では1000回と1500回とが設定され、範囲設定2では1501回と9999回とが設定され、赤表示にチェックを設定することで、宵越しスタートが1000回から1500回の遊技機1を範囲設定1に、1501回から9999回の遊技機1を範囲設定2に該当する遊技機1として抽出する。赤表示にチェックを設定しないことで抽出対象から除外する(除外手段)。又、出率を調整するための設定変更機能を持たない遊技機1を設定し、上記した抽出対象から除外する。尚、設定により除外しなくとも良い。
次に「デフォルト設定」について説明する。図8では範囲設定1に「和」が選択され、-500と0とが設定されているが、このような設定が上記の通り機種Aに反映されている。即ち、「和」の場合、天井スタート回数である1500と上記-500との和(合計)である1000を抽出用基準値として設定する。0のような他の設定値も同様である。同様に、「割合」が選択された場合も10%であれば天井スタート回数の10%である150が抽出用基準値として設定されるが、「固定」が選択された場合は天井スタート回数に関わりなく設定された値が抽出用基準値として設定される。
このような設定はデフォルト設定に所望の設定情報を入力した上で、「デフォルト設定内容で一括反映」釦の操作により全ての機種を一括して設定可能であり、新機種が追加された場合には「デフォルト設定」による設定値が上記のようにして新機種の抽出用基準値として設定される。又、任意の機種を変更したい場合には「絞込」釦の左の入力欄に当該機種名を入力した上で「絞込」釦を操作すれば、当該機種を絞り込めるので、その状態で「デフォルト設定内容で一括反映」釦を操作すれば当該機種の抽出用基準値を変更可能である。尚、抽出用基準値の数値だけであれば直接入力して変更することも可能である。
宵越しスタートは最終ゲームとして出率のような遊技情報をシミュレーションする場合に利用可能とする。又、遊技者向けの遊技情報表示装置3にて表示しても良い。宵越しスタートは遊技場全体で管理するか否かを設定可能とするが、機種単位で管理するかを設定可能としても良い。
以上に説明したように本実施形態によれば、次に示す作用効果を得ることができる。
遊技場用システムにおいて、大当りが発生していない旨の判定結果を得た営業日における前日最終スタートを、その翌日に繰越す場合、当該営業日の前日における最終スタートである前々日最終スタートを含めた宵越しスタートを最終スタートとして繰越すようにしたので、前日に大当りが発生していなければ前々日最終スタートを含めた宵越しスタートを最終スタートとして繰越すことで、前日に大当りが発生しないことで生ずる不具合を低減可能となる。
判定処理の対象となる大当りの種類を設定可能とするので、天井スタートを初期化する大当りが前日に発生しなかった場合に適切に宵越しスタートを特定可能となる。又、機種単位に大当りの種類を設定可能とすれば、機種単位で天井スタートを初期化する大当りの種類が異なる場合であっても適切に対応可能となる。
前日の営業前迄を対象として初期化された旨の判定結果を得た場合には、前々日最終スタートを含めないので、前日に大当りが発生していなくとも無暗に前々日最終スタートを含めることを防止可能となる。
宵越しスタートと基準値とを比較し、その比較結果により所定条件を満たす遊技機1を抽出するので、シミュレーションが必要な遊技機1やラムクリアすべき遊技機1を検討し易くなる。
宵越しスタートを含めたスタートが天井スタートを超過した場合、設定変更により天井スタートが初期化されるということであれば遊技者もある程度納得できるが、そのような機能がない場合は納得できない。このような背景に基づき、出率を調整するための設定変更機能がない遊技機1を抽出対象から除外するので、ラムクリアの検討対象外となり、遊技者の不信感を低減可能となる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張したり、各変形例を上記した実施形態と組み合わせたり各変形例を組み合わせたりしてどのように組み合わせても良いし、適宜、採用しない構成を設けても良い。
遊技機1は、遊技媒体を払出さずに電子データとして加算記憶する封入式の遊技機であっても良い。
上記した各数値は例示であり、どのような数値を採用しても良い。
各設定値は、管理者が任意に操作入力により設定しても良いし、予め管理装置5の製造メーカにて設定しても良いし、外部(例えばチェーン店本部等)のサーバから設定情報をダウンロードして設定しても良い。又、過去の遊技情報を基準値として設定しても勿論良い。
例示した全ての遊技情報は入力した信号により直接的に特定しても演算式を利用して間接的に特定しても良い。又、遊技信号としてパルス信号を例示したがシリアル通信等による電文のような信号入力としても良い。
数値、桁数、項目等は例示であり、どのような数値を採用しても良いし、適宜採用しない項目を設けても良い。又、基準値以上か否かにより基準値と比較することを例示したが、基準値を超過しているか否かにより比較しても良く、両者を包含するように基準値に達しているとの表現を用いている。同様に以下や未満の比較についても達していないといった表現を用いる場合がある。
機種単位として例示した設定情報や遊技情報を、遊技機単位で設定したり管理したりしても良い。同様に遊技機単位で例示した情報を機種単位としても良い。
抽出基準値と宵越しスタートを直接的に比較することで遊技機を抽出することを例示したが、例示した「和」や「割合」、或いは「差」といった天井スタート回数との比較値と抽出基準値(例えば10%)とを比較することで間接的に抽出基準値と宵越しスタートとを比較しても良い。
システム側が行う処理は、管理装置5、貸出装置2、遊技情報表示装置3、中継装置4等の何れで行っても良いし、どのように分担して行っても良く、遊技情報の特定や管理等を行う手段はどのように構成しても良い。
図面中、1は遊技機、5は管理装置(受信手段、始動回数特定手段、判定手段、始動回数繰越手段、第1設定手段、抽出手段、第2設定手段、除外手段)である。

Claims (6)

  1. 遊技に応じて成立可能な始動条件が成立した場合に単位遊技を実行可能であり、遊技者にとって有利な特別状態として単位遊技の実行回数に対応した始動回数が基準値に達することを発生条件に含む第1特別状態を発生可能であると共に、当該第1特別状態とは異なる遊技者にとって有利な第2特別状態の発生に基づき前記始動回数を初期化する遊技機を管理対象とし、
    遊技機側から出力される遊技信号であって、前記単位遊技の実行を特定可能な単位遊技信号、及び前記第2特別状態の発生を特定可能な第2特別状態信号を含む遊技信号を受信する受信手段と、
    前記遊技信号により遊技機における前記始動回数に対応した判定用始動回数を特定する始動回数特定手段と、
    前記遊技信号により第2特別状態が発生したかを営業日単位で判定するための判定処理を行う判定手段と、
    前記判定処理により前記第2特別状態が発生していない旨の判定結果を得た営業日における前記判定用始動回数を、その翌日に繰越す場合、当該営業日の前日における判定用始動回数である前日判定用始動回数を含めた宵越し始動回数を前記判定用始動回数として繰越す始動回数繰越手段と、を備える遊技場用システム。
  2. 前記判定処理の対象となる第2特別状態の種類を設定可能な第1設定手段を備える請求項1に記載した遊技場用システム。
  3. 前記遊技機は前記始動回数を第2特別状態の発生以外の初期化条件の成立に基づき初期化可能であり、
    前記判定手段は、遊技場の管理者による操作入力、及び遊技機側から出力される遊技信号の少なくとも一方により、前記第2特別状態の発生以外の初期化条件の成立に基づき遊技機における前記始動回数が初期化された旨を判定可能であり、
    前記始動回数繰越手段は、前記判定手段により前日の営業前迄を対象として初期化された旨の判定結果を得た場合には、前記前日判定用始動回数を含めない請求項1又は2に記載した遊技場用システム。
  4. 前記宵越し始動回数と、予め定められた抽出用基準値とを比較し、その比較結果により所定条件を満たす遊技機を抽出可能な抽出手段を備える請求項1から3の何れか一項に記載した遊技場用システム。
  5. 前記抽出手段の抽出対象を、機種単位で設定可能な第2設定手段を備える請求項4に記載した遊技場用システム。
  6. 出率を調整するための設定変更機能を持たない遊技機を、前記抽出手段の抽出対象から除外可能な除外手段を備える請求項4又は5に記載した遊技場用システム。
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