JP6446316B2 - 遊技場用システム - Google Patents
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Description
図1は、遊技場用システムの全体構成を概略的に示している。遊技場用システムを構成する遊技場A内には、複数台の遊技機(スロットマシン)1が設置されており、各遊技機1に対応して遊技装置2が設置されている。これら遊技機1及び遊技装置2は、2台ずつ中継装置3に接続され、遊技機1及び遊技装置2から出力される後述する遊技情報は中継装置3によって場内管理装置(以下、管理装置)4(管理手段、区分手段、最低情報特定手段、特別機種特定手段、出力手段、理論情報特定手段)に送信される。管理装置4はキーボード5、モニタ6やプリンタ(図示せず)等が組み合わされて構成されており、遊技場A内の例えば事務所等に設置され、LAN7を介して各中継装置3と接続されており、遊技機1及び遊技装置2等から出力される各種の遊技情報を管理している。LAN4には景品交換処理を行うPOS等の周辺機器(図示せず)が管理装置4と通信可能に接続されている。
・アウト信号=遊技機1から出力。開始操作に応じベット状態のメダルを消費したとしてベット状態のメダル数(3枚)分がパルス出力されるので、アウト信号数×1がアウト(消費価値、使用媒体数)となる。尚、リプレイ時にも対応分を出力。
・セーフ信号=遊技機1から出力。メダルが1枚付与(払出)される毎に1パルス出力されるので、セーフ信号数×1がセーフ(入賞付与価値、払出媒体数)となる。尚、リプレイ役入賞時にも、そのゲームに使用されたメダル分を出力。
・BBまたはRB信号=遊技機1から出力。対応するボーナス状態(BB、RB)中にレベル出力されるので、信号入力期間をボーナス状態として特定する。
・台番=遊技機ID
・モード(遊技機設定値)=モードで、操作入力により設定
・アウト、セーフ=アウトは消費価値、セーフは入賞獲得価値、いずれも遊技信号により特定
・売上、出率=売上は対応する遊技装置2における売上額(遊技信号により特定)、出率は付与率(セーフ÷アウト)
・補正出率(調整情報、想定調整情報)=モードに対応する複数店舗の平均出率(サーバ9より特定、モードに対応した出率の相当値)
・補正セーフ=アウトに対応するセーフの相当値(アウト×補正出率)
・補正玉単価=モードに対応する複数店舗の平均玉単価(サーバ9より特定、モードに対応した玉単価(売上額÷アウト)の相当値)
・補正売上=モードに対応する売上の相当値(アウト×補正玉単価)
・補正玉粗利=モードに対応する複数店舗の平均玉粗利(サーバ9より特定、モードに対応した玉粗利(粗利額÷アウト)の相当値)
・補台粗利=モードに対応する台粗利(売上額−(売上玉−差玉)×交換単価)の相当値(アウト×補正玉粗利)。尚、売上玉=売上額÷貸単価、差玉=アウト−セーフ、貸単価、及び交換単価=20円にて演算
・機械割=売上玉(売上額)に対する景品玉(景品額)の割合、所謂営業割数((売上玉−差玉)÷売上玉)
・台数=設置台数
・台数シェア=遊技場の全遊技機数に対する設置台数
・アウト、補正出率=図4のアウト、補正出率と同様
・モード1出率(最低調整情報)=モード1(最低設定値)に対応した補正出率
尚、「全体」とは遊技場全体の平均値または合計値で、アウト及び補正出率が基準情報に相当する。また、「エリア」は機種を後述するようにグループ分けしたものである。
「問題児」と「負け犬」とは各機種の補正出率が基準値となる全体の補正出率に達しているか否かにより区分される。しかしながら、最低出率となるモード1出率が基準値に達している場合、遊技場側が「負け犬」として運用すべく低出率に調整する意図を持ち、仮に全台をモード1としても、基準値に補正出率が達してしまい、結果、「負け犬」とはならず「問題児」との区分になってしまい、機種の評価が困難となる。
加えて、スペック問題児などの識別出力は帳票だけでなくグラフ等で行っても良い。
図6はサーバ9にて集計されて配信されたモード別の出率である補正出率と、メーカが発表しているモード別の出率であるメーカ出率(いずれも想定調整情報)を示している。メーカはシミュレーションや理論値等によりメーカ出率を発表するが、目押しミスの有無や遊技者による攻略等、実際の集計値である補正出率とは必ずしも一致しない。
基準モードとは実際の平均出率に対応するモードのことであり、図6のモード単位の出率により、実際の平均出率と近似する補正出率に対応するモードを基準モードとして特定する。
図8に示す例では、機種Dの平均出率(100.5%、機種単位で管理される調整情報)と最も近似する図6における補正出率に対応するモードは、図6の場合、100.3%のモード3が最も近似するためモード3を基準モードとして特定する。つまり、遊技機1がモード3に設定されている場合には、その想定アウトは平均アウトになると想定するのである。
図7により基準モードをモード3(アウト比率が100%)としたモード別のアウト比率を特定する。モード別のアウト比率は対象となるモードアウト数値÷基準モードのアウト数値なる演算式により特定する。この場合、まず平均アウトは12486なので、アウト範囲は8001〜15000となり、その範囲におけるモード1であればアウト数値が100%と基準モードのアウト数値は113%なので、100%÷113%=88.5%とする等してモード別のアウト比率を特定する。
各アウト比率に台数と平均アウトとを乗じて想定アウト(理論上のアウト)を特定する。例えばモード1の場合、88.5%×12486×3台=33149となる。他のモードも同様に想定アウトを特定し、その想定アウトに対応するモードの補正出率を乗じて想定セーフを特定する。
平均アウトが図7のアウト範囲のいずれに属するのかと基準モード(基準設定値)とによりアウト数値を特定し、モード別のアウト数値と台数、及び機種平均アウトにより、モード別の想定アウト(理論上のアウト)を特定し、各モードの補正出率を乗ずることで想定セーフ(セーフの理論値)を特定し、想定アウトの合計と想定セーフの合計との比率により示される出率を補正出率として最終的に特定する。
尚、補正出率は必ずしも上述した特定方法を採用しなくとも良く、例えば、各モードの補正出率の台数やアウトによる加重平均値を採用したり、想定アウトの代わりにモード別に集計した実際のアウトを採用して特定しても良い。
管理装置4は、機種別の出率と基準値とを比較して機種をグループ分けする場合に、最低出率であるモード1出率が基準値である全体の補正出率に達しているスペック機種を特定するので、遊技場が遊技者にとっての有利度合いを低くする意図を持って遊技機を調整した機種が、遊技機の仕様上、有利度合いが高い区分にならざるを得ないとしても、その区分に対して注意喚起でき、遊技機の区分を誤認する虞を軽減できる。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
基準値として平均値をそのまま採用することを例示したが、平均値を基準として基準値を特定すれば、例えば桁数により四捨五入した値や補正値を加えた値や、それらを基準として操作入力により設定した値を採用する等、必ずしも平均値をそのまま採用しなくとも良い。同様に、基準モードのアウトは平均アウトに相当する値であれば、平均アウト以外に端数を調整する等した近似する値を採用しても良い。
各設定情報は管理者が任意に操作入力により設定しても、予め管理装置4の製造メーカにて設定しても、外部(例えばチェーン店本部や遊技機メーカ等)のサーバから設定情報をダウンロードして設定しても良い。
以上と超過についてはどちらを採用しても良く、「達した」等の表現は以上となった或いは超過したのいずれにも対応する表現となる。以下と未満についても同様で、「達していない」等の表現は双方に対応する表現となる。
Claims (5)
- 複数設けられる遊技機設定値のいずれかを設定することにより遊技者の有利度合いを調整可能な遊技機側から出力される遊技信号、及び操作入力の少なくとも一方により特定される遊技機の遊技情報を管理する管理手段と、
前記管理手段により管理される遊技情報を機種単位で演算することにより、当該機種単位で遊技機の調整状況を示す遊技情報である調整情報を特定し、当該機種単位の調整情報と、当該調整情報に対して設定される基準情報とにより機種を区分する区分手段と、
前記遊技機設定値の内、遊技者の有利度合いが最も低い遊技機設定値である最低設定値に対応した前記調整情報である最低調整情報を、遊技機側から出力される遊技信号、外部からの情報入力、及び操作入力の少なくとも一方により機種単位で特定する最低情報特定手段と、
前記最低調整情報と前記基準情報とを機種単位で比較することにより、前記最低設定値が他の機種における最低設定値とは異なり特別な最低設定値となる機種である特別機種を特定する特別機種特定手段と、
前記特別機種特定手段による特定結果を出力する出力手段と、
を備えたことを特徴とする遊技場用システム。 - 遊技機に設定された遊技機設定値に応じた理論上の前記調整情報である理論調整情報を特定する理論情報特定手段を備え、
前記管理手段は、遊技機設定値を設定した場合に想定される前記調整情報である想定調整情報を遊技機設定値単位で管理する一方、遊技機に対して設定された遊技機設定値を管理することで遊技機の遊技情報を管理し、
前記理論情報特定手段は、前記想定調整情報と、遊技機に設定された遊技機設定値とにより前記理論調整情報を特定し、
前記基準情報は、複数の機種を対象とした前記理論調整情報を基準として複数の機種に共通して設定されることを特徴とする請求項1に記載の遊技場用システム。 - 前記管理手段は、遊技に応じて消費される遊技価値を示すアウトを遊技情報として管理し、
前記理論情報特定手段は、前記管理手段により管理される遊技機のアウト、遊技機に設定された遊技機設定値、及び当該遊技機設定値に対応した前記想定調整情報により特定される遊技に応じて付与される遊技価値を示すセーフの理論値と、前記アウトとの比率を示す遊技情報を前記理論調整情報として特定する請求項2に記載の遊技場用システム。 - 前記想定調整情報は、操作入力、前記管理手段が設けられる遊技場にて遊技機設定値単位で管理される前記調整情報、及び複数の遊技場に設けられる前記管理手段にて遊技機設定値単位で管理される前記調整情報を統合した前記調整情報の少なくともいずれか一つにより特定され、
前記管理手段は、遊技機から出力される遊技情報により特定される機種単位の前記アウトと前記調整情報とを管理することで遊技機の遊技情報を管理する一方、予め設定される遊技機設定値単位で想定される前記アウトの比率を示すアウト情報とを管理し、
前記理論情報特定手段は、遊技機設定値単位で管理される前記想定調整情報の内、機種単位で管理される前記調整情報に最も近似する前記想定調整情報に対応する遊技機設定値である基準設定値が遊技機に設定された場合に、前記機種単位のアウトに相当するアウトが得られるとして当該基準設定値が設定された遊技機の理論上のアウトを特定する一方、
前記基準設定値以外の遊技機設定値が設定された遊技機については前記基準設定値と遊技機に設定された遊技機設定値と前記アウト情報とにより理論上のアウトを特定し、
当該理論上のアウトと前記想定調整情報とにより遊技機設定値単位で前記セーフの理論値を特定し、その理論上のアウトと前記セーフの理論値との比率を示す遊技情報を前記理論調整情報として特定することを特徴とする請求項3に記載の遊技場用システム。 - 前記最低調整情報は、複数の遊技場に設けられる前記管理手段にて遊技機設定値単位で管理される前記調整情報を統合した前記調整情報により特定されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の遊技場用システム。
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