JP6918649B2 - 遊技場用システム - Google Patents
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Description
第1実施形態について図1から図9を参照して説明する。
図1は、遊技場用システムの全体構成を示す概略図である。遊技場A内には多数の(複数機種の)遊技機1が設置されており、各遊技機1に対応して遊技装置2が設置されている。これら遊技機1及び遊技装置2は2台ずつ中継装置3に接続されており、中継装置3はLAN4を介して管理装置5(遊技情報特定手段、振分手段、設定手段、想定情報特定手段、想定条件設定手段、成立情報特定手段、遊技機条件設定手段、出力手段、機種条件設定手段、設定値条件設定手段、選択手段、共通条件設定手段、実績情報特定手段、基準参照情報設定手段、遊技機設定値特定手段、基準比情報設定手段、設定値特定手段、条件設定手段、判定手段、抽出手段、遊技機設定値設定手段、参照情報特定手段、区分手段、管理手段、指定手段、遊技機特定手段、区分特定手段)と接続されている。また、遊技場A内にはPOSや残高精算機(何れも図示せず)も設置されており、これらPOSや残高精算機もLAN4を介して管理装置5と接続されている。
(1)第1始動口16は入賞率が変動しない入賞口(所謂ヘソ入賞口)であり、第2始動口17は入賞率が変動する入賞口(所謂電チュー)である。各始動口16、17への入賞(始動入賞)に応じて大当り抽選を行い、抽選結果を液晶表示部14にて行う図柄変動にて報知し、その変動結果に応じて大当りとなる。
・アウト信号=消費玉を回収するアウトBOXから出力される消費価値(アウト)を特定可能な信号(稼動信号)。消費(使用、打込、回収)玉10玉に対して1パルスが出力されるので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定。尚、遊技機側から出力される信号でも良い。
・セーフ信号=遊技機側から出力される入賞付与価値(セーフ)を特定可能な信号。入賞に応じた払出10玉に対して1パルスが出力されるので、「セーフ信号数×10」をセーフとして特定する。尚、補給装置から出力される補給信号をセーフ信号としても良い。また、玉を実際に払出した際に出力される実セーフ信号と、入賞に応じて払出が予約された場合に出力される入賞セーフ信号とがあるが、入賞から出力までのタイムラグを極力省くため後者を採用することが望ましい。
・スタート信号=遊技機側から出力される始動入賞(S入賞)により変動(作動)する液晶表示部14(役物)におけるスタート処理(図柄変動、役物作動、単位遊技)、及びスタート(スタート処理数)を特定可能な信号。図柄変動確定時に出力されるので信号入力に応じてスタート処理を特定する。
・S入賞信号=遊技機側から出力されるS入賞を特定可能な信号。始動入賞時に出力されるので信号入力に応じて始動入賞を特定する。尚、スタートとS入賞とのいずれか一方のみを管理する等、兼用して管理対象としても良い。
・大当り信号=遊技機側から出力される大当り期間を特定可能な信号。大当り中にレベル出力される状態信号なので大当り信号入力中を大当り中として特定する。
・特別状態信号=遊技機側から出力される特別状態(甘中)を特定可能な信号。第2始動口17の入賞率が向上する特別状態中(時短中(確変時を含む))にレベル出力される状態信号なので、特別状態信号入力中を特別状態中として特定する。尚、大当り確率が向上する確変中にレベル出力される状態信号(確変信号)であっても良い。また、大当り信号と特別状態信号のいずれも入力していない期間を通常状態として特定する。
(1)貨幣を受け付けると(貨幣受付処理)と、遊技機1と遊技装置2の双方に入金額を表示すると共に貸出1単位(例えば500円)分の貸出玉(対価付与価値)を遊技機1から払い出させ(対価付与処理)、その対価付与処理に応じて入金額の表示を貸出玉の対価を除いた残高の表示とする。貨幣は複数回分の対価付与処理の対応分を受付可能である(例えば1万円まで)。
図3は管理装置5が集計した例えば機種Aに属する各遊技機1の素データ(実績値)の一覧を示しており、以下の各項目が設定されている。
・モード=遊技機1に設定された遊技機設定値(別途操作入力等により特定)
・アウト=アウト信号により特定される遊技機1にて消費された遊技価値
・セーフ=セーフ信号により特定される遊技機1への入賞に応じて付与された遊技価値
・スタート=スタート信号により特定される遊技機1における役物の作動回数
・S入賞=S入賞信号により特定される始動入賞回数
・売上玉=売上信号により特定される対応する貸出機にて貨幣価値を対価として付与された遊技価値(貸出玉数、対価付与価値)
・大当り数=大当り信号により特定される大当り数で、「通常」は通常時に発生した大当り数で所謂「初当たり」数、「特定」は特定の条件を満たす(例えばT1Yに対して設定される基準範囲(例えば1000〜2000)内のT1Yとなった)大当りである特定大当りの発生回数
・Tアウト<Tセーフ>=T中(大当り中、及び甘中)のアウト<セーフ>
・T1アウト<T1セーフ>=T1中(大当り中)のアウト<セーフ>
・特T1アウト<特T1セーフ>=特定大当りのみを対象としたT1中のアウト<セーフ>
尚、「平均」は機種Aを対象とした遊技機平均である。また、以下も含め「甘中」とは時短などの特別状態期間に対応した遊技情報を示す。
図4は例えば機種Aに属する各遊技機1の遊技情報の集計(実績情報)であり、以下の各項目が設定されている。尚、実績情報とは実績値のみだけではなく、実績値に基づく理論値も含む概念である。
・ベース=状態(通常時、甘中)別の出率で、「通常」はBセーフ÷BO、「甘中」はBセーフA÷BOAの演算値を示す遊技情報(遊技価値の付与状況)
尚、以下も含め通常中のアウトであるBOはアウト−Tアウト、通常中のセーフであるBセーフはセーフ−Tセーフ、甘中のアウトであるBOAはTアウト−T1アウト、甘中のセーフであるBセーフAはTセーフ−T1セーフにて特定しているが、BO、Bセーフ、BOA、BセーフAを素データとして求めても良い。以下、通常中のベースを単にベース、甘中のベースをBAとも言うことがある。
・平均S=状態別のアウトに対する図柄変動数の割合で、通常(甘中)スタート÷BO(BOA)の演算値を示す遊技情報(遊技機における入賞状況)
・平均S入賞=状態別の始動入賞数の割合で、通常(甘中)S入賞÷BO(BOA)の演算値を示す遊技情報
尚、以下では通常中の平均SをS、甘中の平均SをSAと言うことがある。
・有効率=始動入賞に対する図柄変動数の割合で、通常スタート÷通常S入賞の演算値を示す遊技情報
尚、通常だけでなく甘中の有効率を管理しても良い。
・BY=図柄変動分を除いたベースで、通常(甘中)ベース−通常(甘中)平均S×始動賞球の演算値を示す遊技情報
・BYmin=始動入賞分を除いたベースで、通常(甘中)ベース−通常(甘中)平均S入賞×始動賞球の演算値を示す遊技情報
尚、始動賞球は始動入賞1回当りのセーフで、3にて演算する。
・T1Y=平均大当り中出玉数で、(T1セーフ−T1アウト)÷合計大当り数の演算値を示す遊技情報
T1O=平均大当り中アウトで、T1アウト÷合計大当り数の演算値を示す遊技情報
尚、合計大当り数=通常大当り数+甘中大当り数である。
・特T1Y=特定大当りを対象としたT1Yで、(特T1セーフ−特T1アウト)÷特定大当り数の演算値を示す遊技情報(遊技価値の付与状況)
・特T1O=特定大当りを対象としたT1Oで、特T1アウト÷特定大当り数の演算値を示す遊技情報
・出率=アウトに対するセーフの割合(払出率、付与率)で、セーフ÷アウトの演算値を示す遊技情報
・Bサ=通常時の差玉数で、BO−Bセーフの演算値を示す遊技情報
・客滞率=売上玉に対するBサの割合で、Bサ÷売上玉の演算値を示す遊技情報(特定情報)
・粗利=遊技に応じた遊技場側の営業利益で、売上額−獲得玉×貸単価×原価率の演算値を示す遊技情報
尚、獲得玉(獲得価値)=売上玉+セーフ−アウトである。また、貸単価等は遊技場単位で設定すれば良い。
・売上額=売上玉×貸単価の演算値を示す遊技情報
尚、貸単価=4円、原価率=75%にて演算する。
・玉単価=アウト1当りの売上額で、売上額÷アウトの演算値を示す遊技情報
・玉粗利=アウト1当りの粗利で、粗利÷アウトの演算値を示す遊技情報
・営業割数=実際の売上額(売上玉)に対する遊技場側の損益額(損失玉)の割合で、獲得玉÷売上玉の演算値を示す遊技情報
尚、「平均」は機種Aを対象とした遊技機平均(図3の「合計」の対応値)である。
図5は機種Aのスペック等を示すスペック情報を示しているが、説明の都合上、機種Aにおけるモード1のみを対象として記載している。図5に示すように、スペック情報としては、TS、TSA、平均継続数、ラウンド係数、アタッカ係数、始動賞球、貸単価、原価率が設定されている。ここで、TS〜始動賞球は機種別に設定する必要があり、上述した遊技機1にて説明した通り、モード別に異なる値になる場合もあるので、異なる場合があればモード別に設定する。一方、貸単価と原価率とは遊技場における各機種に対応したレート情報を設定するが、遊技場や機種が同一でも異なる場合もあるので、異なる場合があれば機種別等で適宜設定する。
図6は、管理装置5が特定した理論値等を例示している。
尚、基データは図3,4のような集計に対して指定した参照期間における平均値を示しており、参照期間は単日の営業日でも1カ月等複数日の営業日でも良い。
尚、大当りに関する遊技情報である平均T1Y等は全モード共通の値となるが、例えばラウンド係数がモード単位で異なる値が採用されればモード単位で異なる値になる場合もある。同様に平均継続数も上記した事情以外にもTSAが異なれば異なる値となるため、モード単位で異なる値を採用しても良い。
モードを選択可能な遊技機であって、機種やモードが共通しても出率等が異なる理論値になり得る遊技機を管理する場合であっても、モードに応じて異なる情報を設定可能であるスペック情報と複数の共通した基データとにより理論情報を特定することで、例えば採用されたことがない等、採用頻度の低いモードであっても、他のモードと同様に理論値を特定可能となる等、適切な管理が可能となる。
図7は、管理装置5が例えば1番台について設定したモードにより遊技情報を区分して集計したモード別集計を例示している。「台数」はモードが設定された延べ台数を示している。本実施形態では営業中にはモードが変更されない想定なので、モード1は48日、モード2は28日といったように営業日単位で遊技情報を振分け、モード別に遊技情報を集計している。
図7の集計は対象期間を指定して集計可能である。即ち、1営業日のみを対象とした集計や、1カ月等、複数日の営業、1遊技者の遊技期間を対象とした集計も可能であり、更に、例えば金曜日のみ等の特定の条件を満たす営業日のみを対象とした集計も可能である。また、図4に示すベース等のモードに影響されない遊技情報は図7のようなモード別集計の対象とせず、モードに関わりなく対象期間を対象として集計すれば良いが、モード別に集計しても良い。
図8は機種Aについてサーバ9にてモード別にアウト(特定情報)と客滞率(特定情報)とを集計した値の比の集計例である。「アウト比率」(基準比情報)は集計対象となるアウト、「客滞率比率」(基準比情報)は送信元となる遊技場のレートに対して図8に示す通り範囲を設け、その範囲により遊技情報を振分けて集計した結果に基づく比を示す。このようにアウト比率をアウト範囲で区分しているのは、アウトが大きくなるほど、つまり遊技時間が長くなるほど満席となる可能性が高く、モードによる差が出難くなる傾向がある一方、客滞率比率をレート範囲で区分しているのは、遊技者の心理として、遊技場のレートが遊技者に有利になるほど獲得玉を早く景品に交換したいという気持ちが強くなり客滞率が小さくなる傾向があることから、これらの点を考慮する必要があるからである。
また、図8は機種Aについての集計を例示したが、例えばパチンコ遊技機全機種、或いは大当り確率が似通った機種をグループ化したタイプ別の集計でも良い。
管理装置5は、図6にて説明した基データの参照期間における実際の平均出率(参照情報)を特定する。例えばその参照期間が図7と同一である場合、図6におけるモード別の出率の理論値(基準参照情報)の内、図7の出率の平均値を示す113.1%(図中に左斜線で示す)に最も近似する出率の理論値のモードを基準モード(参照遊技機設定値)とする。
モードを選択可能な遊技機であって、モードが共通しても遊技機によってはアウト等の理論値が異なる値になり得る遊技機を管理する場合であっても、図6の出率等の理論値や基準モードを遊技機単位で特定、或いは設定することで、適切な管理が可能となる。
しかしながら、モードを不利(例えばモード1やモード2)に設定した遊技機であっても、入賞率が高いことにより遊技機のスペック情報から特定される出率等の期待値が通常よりも高くなることがある。このように出率等の期待値が通常よりも高くなった遊技機を振分シミュレートする場合、必要以上に有利なモード(例えばモード4以上)を振分ける虞等がある。
図9は、図8までに説明した理論値を用いて操作入力等により設定した特定の条件となるモード振分の振分状況のシミュレート結果を示している。
図9に対して設定した条件は以下の通りである。
(1)基データ(共通情報)の参照期間=図7の集計期間全体
(2)理論値として機種平均の粗利=5000円以上5001円未満(機種想定条件)
このような条件に合致するパターンのみを抽出した結果が図9となる。即ち、翌日等の経営計画を立てる場合に、上記のような条件を指定して、その条件に見合うモードの振分パターンをシミュレートするものである。
尚、千円で何回のスタートが得られるかを示す所謂千円S(=(S×千円分のBサ)÷(1−ベース)、例えば千円分のBサ=250)により振分台数を区分しても良い。
モードを選択可能な遊技機であって、モードが共通しても出率等が遊技機のスペック情報から特定される期待値とは異なる期待値になり得る遊技機を対象としたモードの振分シミュレートを行う場合であっても、基データとスペック情報とにより特定可能な理論値が想定条件を満たす遊技機数が想定遊技機条件を満たす振分パターンを出力することで、適切なモードが振分けられない虞を低減可能となる。
振分パターンを想定する場合、稼動の確保を重視するが、その稼動を左右する遊技者の動向は、出率等により左右される場合と、モードにより左右される場合とがある。前者は出率等が高ければ遊技を継続するという従来からある考え方だが、後者は、例えば遊技者に有利なモード等、特定のモードにしか出現しない演出が遊技機にある場合、その演出を確認した遊技者は確認しない場合と比較して遊技を継続し易くなる傾向が想定でき、稼動を左右するとの考え方である。このような背景に基づき出率等に基づく条件だけでなく、設定されたモードに基づく条件を満たす振分パターンを出力可能にしたため、双方の考え方に対して対応可能となる。
第2実施形態について図10から図12を参照して説明する。
第1実施形態では遊技機の釘調整等の整備が全く行えない封入式のパチンコ遊技機、または遊技場が遊技機を任意に整備するために基データ等が不統一となる場合を想定して説明したが、本実施形態では、機種全体で統一した基データとなるような整備を意図的に行う場合を前提とした上で、管理装置5は、特定の遊技情報が所定の基準条件を満たさない確認台を特定可能に出力可能に構成されていることを特徴とする。
モードを選択可能な遊技機であって、モードが共通しても出率等が異なる理論値になり得る遊技機を管理する場合でも、図10,11のように確認台の有無等を出力するため、整備が必要な確認台の存在を把握可能となり、想定外の管理情報になる虞があるかどうかを把握可能となる。
計画値により理論値のシミュレートを行うことで、遊技機単位で入賞率等が異なる虞がある遊技機を対象としてモードに応じたシミュレートを行う場合であっても、従来のシミュレート同様のシミュレートが可能となる。
第3実施形態について説明する。
上記各実施形態では、モード単位や機種単位で理論値を特定したが、アウトや客滞率等は出率等により変動するだけでなく、上述した通り特定のモードを示唆する演出を遊技者が確認することにより変動する傾向もある。例えば遊技者に有利となるモードにのみ出現する演出を遊技者が確認した場合、出率等が低くともアウト等が伸びることも見込まれる。
また、設定されたモードにより特定できない場合には出率により基準モードを特定しても良い。
モードを選択可能な遊技機であって、モードが共通しても出率等が遊技機のスペック情報から特定される期待値とは異なる期待値になり得る遊技機を管理する場合に、遊技機に設定されたモードを示す基準モードを基準として遊技機単位で理論値を特定するため、モードにより遊技者の遊技状況が変わる場合を考慮せずに適切な理論値を特定できない虞を軽減可能になる。
第4実施形態について図13及び図14を参照して説明する。
第1実施形態では、モード単位で理論値を管理することを特徴としているが、実際には遊技機単位で異なる入賞率等になることから、遊技機の個体差の傾向を管理することは難しい。
図13はサーバ9にて機種Aを対象として複数の遊技場の遊技情報を統括的に集計した遊技情報を、対応する出率に対して設けられた複数の範囲により区分し、更にモード別に区分した集計例を示す。
また、「平均アウト」について、例えば同じ出率の範囲でもモード3以下はモードによる変化は余り見受けられないが、モード4以上はモードが大きくなるにつれて平均アウトが多くなっている。これは図9等にて説明したように、特定のモード(モード4以上)にて出現する演出等を確認して遊技者が遊技を継続する傾向を示し、この傾向が強く見られる機種はその演出を確認し易い等、モードを把握し易い遊技機である一方、強く見られない機種はモードを把握し難い遊技機であるとの把握が容易化される。
数値は説明簡略化のため省略しているが、図13同様の数値が出力対象となる。また、説明の都合上、NO.1〜6とNO.7〜12とを2段に分けているが、1段として横スクロール等して出力する様にしても良い。
尚、他は図13と同様である。
モードを選択可能な遊技機であって、モードが共通しても出率等が異なる理論値になり得る遊技機を管理する場合であっても、モードだけでなく出率等によってもアウトや台数比率等の遊技情報を区分して管理するため、各モードにおける遊技情報の出率等の状況に伴う振分状況を把握できるようになり、遊技機をより適切に管理できるようになる。
集計結果を参照して注目すべき区分先の遊技情報を得た遊技機にて他のモードが設定された場合の遊技情報の傾向を容易に把握可能になる。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
各設定値は管理者が任意に操作入力により設定しても、予め管理装置の製造メーカにて設定しても、外部(例えばチェーン店本部等)のサーバから設定情報をダウンロードして設定しても良い。尚、この場合もサーバにて操作入力により入力された設定値となる。また、過去の遊技情報を基準値として設定しても勿論良い。
全モードに共通する基データを例示したが、複数のモードに共通すれば例えばモード1〜3とモード4〜6を区分して、各区分に共通する基データを採用しても良い。
Claims (5)
- 遊技者の有利度合いを調整するために複数設けられる遊技機設定値のいずれかを選択可能な遊技機の遊技情報を管理対象とした遊技場用システムであって、
複数の遊技機設定値に共通した実績値、及び次営業日の遊技情報をシミュレートする場合に用いる計画値の少なくとも一方を示す共通情報を遊技機単位、或いは複数の遊技機をグループ化したグループ単位で特定可能な遊技情報特定手段と、
遊技機に設定する遊技機設定値を遊技機単位で振分ける振分処理を可能とする振分手段と、
前記遊技機設定値に応じて異なるスペック情報を設定可能な設定手段と、
前記振分手段により遊技機単位で振分けられた遊技機設定値に対応したスペック情報と共通情報とにより特定可能な遊技情報の想定値を示す想定情報を遊技機単位で特定可能な想定情報特定手段と、
遊技機単位の想定情報に対する条件である想定条件を設定可能な想定条件設定手段と、
前記想定情報が前記想定条件を満たす遊技機数を示す想定条件成立情報を特定可能な成立情報特定手段と、
前記想定条件成立情報に対する条件である想定遊技機条件を設定可能な遊技機条件設定手段と、
前記想定遊技機条件を満たす遊技機設定値の振分パターンを出力可能な出力手段と、
を備えたことを特徴とする遊技場用システム。 - 前記想定条件の対象となる想定情報である条件想定情報、或いは当該条件想定情報とは異なる想定情報を対象として、機種単位で演算した機種想定情報に対する条件である機種想定条件を設定可能な機種条件設定手段を備え、
前記想定情報特定手段は、前記機種想定情報を特定可能であり、
前記出力手段は、前記想定遊技機条件、及び前記機種想定条件の双方を満たす遊技機設定値の振分パターンを出力可能なことを特徴とする請求項1に記載の遊技場用システム。 - 前記遊技機設定値に対する条件である設定値条件を設定可能な設定値条件設定手段を備え、
前記成立情報特定手段は、前記設定値条件を満たす遊技機数を示す設定値条件成立情報を特定可能であり、
前記遊技機条件設定手段は、前記設定値条件成立情報に対する条件である設定値遊技機条件を設定可能であり、
前記出力手段は、前記想定遊技機条件を満たす遊技機設定値の振分パターンと、前記設定値遊技機条件を満たす遊技機設定値の振分パターンとを出力可能とすることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技場用システム。 - 前記想定遊技機条件を満たす遊技機設定値の振分パターンと、前記設定値遊技機条件を満たす遊技機設定値の振分パターンとのいずれを前記出力手段により出力させるかを選択可能な選択手段を備え、
前記出力手段は、前記選択手段により選択された振分パターンを出力対象とする請求項3に記載の遊技場用システム。 - 前記共通情報に対する遊技機の振分けの優先度を示す条件である共通条件を設定可能な共通条件設定手段を備え、
前記出力手段は、前記共通条件を満たすように遊技機設定値を振分ける遊技機設定値の振分パターンを出力することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の遊技場用システム。
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