JP2022007601A - 遊技場用システム - Google Patents

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Abstract

Figure 2022007601000001
【課題】所謂天井時短のような始動回数が規定値に達した場合に発生する特定特別状態と、所謂突然時短のような始動回数が規定値に達していない場合でも発生可能な非特定特別状態とを区別して判定する場合に生ずる不具合を低減可能とする。
【解決手段】遊技場用システムは、時短が発生した場合に、初期化条件の成立により初期化される判定始動回数と基準値とを比較することで当該発生した時短を天時と突時又はチャンス中とに区分可能であり、更に初期化条件とは異なる非特定判別条件の成立状況により、突時とチャンス中とに区分する。天時と突時又はチャンス中とを区別して判定する場合に生ずる不具合を低減可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技場用システムに関する。
遊技機の中にはゲーム数のような始動回数が規定値に達することで特定特別状態を発生させる天井機能を備えた遊技機がある。その遊技機を管理するために、例えば特許文献1には、スロットマシンにおけるARTが発生した場合に、始動回数が規定値に達しているか否かにより天井ARTであるか通常ARTであるかを判定する構成が開示されている。
特開2013-94424号公報
このような天井機能はスロットマシンだけでなくパチンコ遊技機においても搭載される見込みがあり、この場合、図柄変動数のような始動回数が規定値に達した場合に所謂時短を発生させる天井時短(以下、天時と称する)機能の搭載が見込まれる。一方で、大当り抽選のような抽選を行い、当選した場合に時短を発生させる上記した通常ART同様の所謂突然時短(以下、突時と称する)機能の搭載も見込まれる。又、上記した天時と突時とは発生後に終了条件となる始動回数の上限が異なるといったように異なる条件が搭載されることも見込まれ、上記した公知例のART同様に区別すべき特別状態と言えるので、遊技機とは別体の遊技装置においても例えば遊技者に対して区別して演出するといった対応をしたいとのニーズが見込まれる。
ここで、特許文献1のように時短状態が発生した場合に始動回数が規定値に達していれば天時と判定し、達していなければ突時と判定することが想定されるが、例えば営業開始後に最初の時短が発生した場合、天時を特定するための遊技機における始動回数が営業開始に応じて必ずしも初期化される訳ではないので天時であるか突時であるかを区別し得ない虞がある。即ち、営業開始した場合に、遊技機は始動回数が初期化されなければ前日の始動回数を承継したまま天時を特定することになるが、例えば閉店中の操作により始動回数が初期化されれば前日の始動回数は承継されない。又、閉店中に所謂試打ちを行うことで始動回数が更新される場合も想定され、それらの条件を全て踏まえて遊技機とは別体の遊技装置にて天時であるか突時であるかを区別することは難しい。この他にも遊技機の仕様と信号出力との関係のような他の要因によっても区別が難しい場合が想定され、このような要因から誤った判定を行うことで遊技者からクレームを受けるといった虞が、上記したARTのような他の遊技機を対象とした場合も含めて想定し得る。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、その目的は、所謂天井時短のような始動回数が規定値に達した場合に発生する特定特別状態と、所謂突然時短のような始動回数が規定値に達していない場合でも発生可能な非特定特別状態とを区別して判定する場合に生ずる不具合を低減可能な遊技場用システムを提供することにある。
請求項1に記載した発明によれば、特別状態が発生した場合に、初期化条件の成立により初期化される始動回数である判定始動回数と基準値に対応した基準情報とを比較することで当該発生した特別状態を特定特別状態と非特定特別状態とに区分可能であり、更に初期化条件とは異なる非特定判別条件の成立状況により、非特定状態を第1非特定状態と第2非特定状態とに区分するので、所謂天井時短のような始動回数が規定値に達した場合に発生する特定特別状態と、所謂突然時短のような始動回数が規定値に達していない場合でも発生可能な非特定特別状態とを区別して判定する場合に生ずる不具合を低減可能となる。
一実施形態における遊技場用システムの全体構成を示す概略図 遊技機の正面図 遊技機の電気的な構成を示す機能ブロック図 遊技情報表示装置の正面図 遊技情報表示装置の電気的構成を示す機能ブロック図 天時を判定する処理を示すフローチャート 管理対象が確変信号を出力可能な遊技機の場合の処理を示すフローチャート 管理対象が第1遊技機の場合の処理を示すフローチャート 管理対象が第2遊技機の場合の処理を示すフローチャート 管理対象が第3遊技機の場合の処理を示すフローチャート 天時突入時の演出を示す図 突時突入時の演出を示す図 チャンス中突入時の演出を示す図
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1に示すように、遊技場内には多数の遊技機1が設置されており、各遊技機1に1対1で対応する周辺機器として貸出装置2及び遊技情報表示装置3(遊技情報特定手段、初期化条件判定手段、第1区分手段、第2区分手段に相当する)が設置されている。これら遊技機1、貸出装置2及び遊技情報表示装置3は、中継装置4を介して管理装置5と接続されている。2台の遊技機1、2台の貸出装置2及び2台の遊技情報表示装置3は、1台の中継装置4で中継されている。多数の遊技機は、パチンコ遊技機やスロットマシンである。
管理装置5は、遊技場内の例えば事務室等に設置されており、遊技場の管理者が操作するキーボード6、モニタ7、図示しないプリンタ等を備えて構成されている。管理装置5は、遊技機1、貸出装置2、遊技情報表示装置3等の遊技機側との間で各種信号を送受信する。管理装置5は、遊技機側からの信号に基づいて遊技機1を含む遊技場内に設置される全ての機器(遊技機1、貸出装置2、遊技情報表示装置3等)の稼動状況を管理する。
以下、遊技機1がパチンコ遊技機である場合について説明する。図2に示すように、遊技機1は、発射ハンドル8、スピーカ9、装飾ランプ部10を有すると共に、遊技盤面11に、液晶表示部12、スルー式の普図(普通図柄)入賞口13、第1始動口14、第2始動口15、特図1表示部16、特図2表示部17、普図表示部18、大入賞口19、アウト口20、上部受皿21、下部受皿22を有する。尚、遊技盤面11には多数の釘が植設されているが、図2では省略している。
図3に示すように、遊技機1は、電気的な構成として、主制御部23、特図1表示部16、特図2表示部17、普図表示部18、演出制御部24、AMP25、表示制御部26、払出制御部27、払出機構部28、設定値操作部29、電源回路部30、特図1入賞センサ31、特図2入賞センサ32、普図入賞センサ33、大入賞センサ34、特図2始動口SLD(ソレノイド)35、大入賞口SLD36、信号出力部37を有する。尚、図3では貸出装置2や管理装置5との間で各種信号や各種情報を送受信するI/F部の図示を省略している。
主制御部23は、CPU23a、ROM23b、RAM23c、I/O23dを有するマイクロコンピュータにより構成されており、ROM23bに記憶している制御プログラムを実行することにより、玉の打ち込みや入賞等に応じて遊技機1の動作を制御する。又、主制御部23は、第1始動口14や第2始動口15へ入賞した際に乱数を発生する乱数発生部38、乱数発生部38により発生した乱数の一つを抽出して抽選する乱数抽出部39を有する。
特図1入賞センサ31、特図2入賞センサ32、普図入賞センサ33及び大入賞センサ34は、それぞれ第1始動口14、第2始動口15、普図入賞口13及び大入賞口19への入賞を検知すると、対応した入賞検知信号を主制御部23に出力する。特図2始動口SLD35は、主制御部23から開放指令信号を入力すると、第2始動口15を開放する。大入賞口SLD36は、主制御部23から開放指令信号を入力すると、大入賞口19を開放する。
特図1表示部16は、主制御部23から表示指令信号を入力すると、特図1の図柄変動を行う。特図2表示部17は、主制御部23から表示指令信号を入力すると、特図2の図柄変動を行う。普図表示部18は、主制御部23から表示指令信号を入力すると、普図の図柄変動を行う。
演出制御部24は、主制御部23から演出指令信号を入力すると、AMP25を介してスピーカ9から演出音を出力させたり、装飾ランプ部10を演出表示させたり、表示制御部26を介して液晶表示部12を演出表示させたりする。液晶表示部12は、主制御部23から表示指令信号を入力すると、例えば大当り回数や特図抽選回数等の各種遊技データを表示する。払出制御部27は、主制御部23から払出指令信号を入力すると、払出機構部28による払出しを行う。設定値操作部29は、特図の抽選確率を設定するための複数段階の設定値を選択するもので、本実施形態では設定値1~3を選択して有効化する。電源回路部30は、主制御部23を含めた遊技機1全体に動作電源を供給する。
遊技機1は次のように動作する。
(1)第1始動口14は入賞率が変動しない入賞口(所謂ヘソ入賞口)であり、第2始動口15は入賞率が変動する入賞口(所謂電チュー)である。
(2)第1始動口14又は第2始動口15への入賞(始動入賞)に応じて大当り抽選を行い、抽選結果を液晶表示部12において行う図柄変動にて報知し、その変動結果に応じて大当りとなる。
(3)図柄変動中に始動入賞した場合には所定の保留上限値(例えば各4つ)まで図柄変動を累積的に保留し、図柄変動終了後に保留している図柄変動を開始する。尚、保留している図柄変動数(保留数)が上限値である状態で始動入賞した場合、図柄変動は保留されない。
(4)大当り抽選の当選確率(大当り確率)は1/320であり、大当りがその後確変状態(確変、ST)となる大当り(確変大当り)となる割合である確変率はヘソ入賞では40%であるのに対して電チューでは100%である。大当りが発生すると振分けられたラウンド(R)分だけ大入賞口19を開放する。ここで、Rはヘソ入賞では全てが5Rに振分けられる一方、電チューでは10Rに50%、5Rに50%振分けられる。尚、1Rの上限入賞数は10個、上限開放時間は30秒であり、上限入賞又は上限開放時間の何れかが満たされた場合に1Rを終了する。
(5)確変中は大当り確率が1/70に向上すると共に、第1始動口14や第2始動口15への入賞率が高くなる時短状態(時短)になる。尚、確変は100回分の図柄変動が行われるまで継続する所謂ST機であり、100回転の図柄変動までに大当りが発生しなければ通常状態となる。一方で、ヘソ入賞にて確変とならない通常大当りが発生した場合は100回(80%)、或いは200回(20%)の図柄変動が行われるまで継続する確変ではない時短状態となり、その図柄変動までに大当りが発生しなければ通常状態に戻る。
(6)第2始動口15は普図入賞口13への入賞に応じて変動する普図が当りとなった場合に入賞率の高い開放状態となる。この場合、普図1回の変動時間は通常状態では30秒であり時短状態では3秒となる。又、開放時間は通常状態では0.3秒であり時短状態では5秒となる。即ち、時短状態では通常状態と比較して普図変動時間が短くなる一方、開放時間は長くなることで第2始動口15の入賞率が高くなる。
(7)第1始動口14又は第2始動口15に入賞した場合、大当り抽選とは別に時短抽選(当選率1/200)を行っており、当選した場合(判定実行回数に関わらず成立可能な条件)は20回(70%)、50回(20%)、或いは400回(10%)の図柄変動を行うまで時短状態となる突然時短(突時)を発生可能である。一方で、例えば大当り発生後に所定数(例えば1000回、基準値)の図柄変動(判定実行回数)を行うまで大当りとならなかった場合は所定数(例えば1100回)の図柄変動を行うまで時短状態となる天井時短(天時)となる。天井時短を大当り後の時短や確変終了からの図柄変動数や確変中の図柄変動数を除いた図柄変動数に応じて発動させる遊技機や大当り確率を設定により変更不能な遊技機といった例示した遊技機以外の遊技機を管理対象としても良いが、本実施形態では確変中の図柄変動数を除外した図柄変動数と基準値とを比較することで天井時短を発生させる遊技機を対象としている。
遊技機1側からは次の遊技信号が出力される。
アウト信号=消費玉を回収するアウトBOXから出力される消費価値(アウト)を特定可能な信号(稼動信号)である。消費(使用、打込、回収)玉10玉に対して1パルスが出力されるので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定する。尚、遊技機1から出力される信号でも良い。
セーフ信号=遊技機1から出力される入賞付与価値(セーフ)を特定可能な信号である。払出10玉に対して1パルスが出力されるので、「セーフ信号数×10」をセーフとして特定する。
始動信号=遊技機1から出力される始動入賞により変動(作動)する液晶表示部(役物)における始動処理(図柄変動、役物作動、単位遊技)を特定可能な信号である。図柄変動確定時に出力されるので信号入力に応じて図柄変動を特定するので、「始動信号数×1」を始動回数として特定する。尚、始動口に入賞したことを示す信号としても良い。
大当り信号=遊技機1から出力される大当り状態を特定可能な信号である。大当り中にレベル出力される状態信号なので大当り信号入力中を大当り中として特定する.
特別状態信号=遊技機1から出力される特別状態(甘中)を特定可能な信号である。第2始動口15の入賞率が向上する特別状態中(時短中)にレベル出力される状態信号なので、特別状態信号入力中を特別状態中として特定する。時短中が対象となるので確変中であるか否かに関わらず出力される。又、大当り信号と特別状態信号の何れも入力していない期間を通常状態として特定する
貸出装置2は、現在の運用状態(正常状態、エラー状態等)を示す状態表示部40、紙幣が投入される紙幣投入口41、遊技者からの操作入力を受付けると共に入金残高や持玉数等のデータを表示するタッチパネル式の液晶表示部42、1単位分(500円相当する)の玉を払出すための払出ボタン43、払出された玉が通過する払出ノズル44、従業員が携帯して操作する図示しない従業員リモコンからの信号を受信(受光)するリモコン受光部45、図示しない一般カード又は会員カードが挿入されるカード挿入口46、遊技機1の下部受皿22の下方に位置する計数受皿47を有する。
遊技機1の上部受皿21には貸出ボタン48及び返却ボタン49が設けられており、貸出装置2は、貸出ボタン48に対する操作に応じて貸出処理を実行し、返却ボタン49に対する操作に応じてカード発行処理を実行する。具体的には、貸出装置2は、入金残高の範囲内で玉(遊技媒体)の貸出処理を行うと共に、遊技機1の下部受皿22から払出される玉(遊技価値)を受入れて持玉として計数する計数処理を行い、入金残高及び持玉数(計数玉数)を一般カード又は会員カードに記録(会員カードの場合は入金残高のみ記録し、持玉数は管理装置5に記憶)して発行する。
一般カードを受付けたときは、入金残高及び持玉数を表示すると共にそれらの範囲内で貸出返却処理を行う。会員カードを受付けたときは、入金残高を表示すると共に暗証番号の認証を条件として管理装置5に記憶されている持玉数貯玉数を表示し、それらの範囲内で貸出返却処理を行う。
貸出装置2は、管理装置5とのオンライン状態で次のように動作する。
(1)カードの未挿入状態で紙幣投入口41に入金があったときは、カードストック部に収納している一般カードをカードリーダライタ(何れも図示せず)へ繰出して入金金額(1000円単位)を記憶すると共に、入金金額(入金残高)を液晶表示部42に表示した後、1度数(500円)に相当する数の玉を遊技機1内部の払出機構から自動的に払出す。このとき、遊技機1から貸出装置2に1度数分の玉を払出したことを示す信号が送信されるので、液晶表示部42に表示されている入金残高から1度数に相当する金額(500円)を減額すると共に売上信号を送信する。貸出装置2は、中継装置3を介したシリアル通信による売上信号により管理装置5にて入金のような貨幣受付処理や玉の払出のような対価付与処理、残高や持玉、貸出玉数、払戻玉数、入金額、計数玉数や貸出玉数や貸出玉の対価となる売上額、及び一般カードの受付や発行処理等の各種情報を特定可能とするが、これらをパルス信号(例えば入金1000円毎に1パルス、売上100円毎に1パルス等)にて特定可能としても良い。
(2)遊技機1に設けられた貸出ボタン48の操作に応じて入金残高の範囲内で1度数(500円)に相当する数の玉を遊技機1内部の払出機構から払出すと共に入金残高を更新する。
(3)遊技機1の下部受皿22から落下した玉を計数受皿47で受け、図示しない計数部にて玉数を計数することにより持玉数を更新して液晶表示部42に表示する。
(4)払出ボタン43の操作に応じて計数玉数(持玉数)又は貯玉数(会員の場合)の範囲内で1度数ずつ払出す。
(5)遊技機1に設けられた返却ボタン49に対する操作(返却操作)に応じて入金残高及び持玉数をカード挿入口46に挿入されている一般カードに記録して発行する。会員カードが挿入されている場合は、入金残高を会員カードに記録すると共に持玉数を管理装置5に送信してから会員カードを発行する。カードを発行する場合は、発行情報を管理装置5に送信し、管理装置5側にも記憶する。尚、カード挿入口46に一般カードも会員カードも挿入されていない場合は、カードストック部にストックしている一般カードをカードリーダライタに繰出(セット)して入金残高及び持玉数を記録して発行する。又、一般カードの挿入状態で入金残高及び持玉数とも零となった場合は、カードリーダライタにセットされた一般カードをカードストック部に回収する。一方、会員カードは、入金残高及び持玉数貯玉数が零となってもそのまま保持する。
(6)一般カードがカード挿入口46に挿入された場合は、一般カードに記録されている入金残高及び持玉数をカードリーダライタにより読み出して液晶表示部42に表示する。会員カードが挿入された場合は、会員カードに記録されている入金残高を読み出して液晶表示部42に表示すると共に暗証番号の認証を条件として管理装置5の会員口座に記憶されている貯玉数(当日貯玉数前日貯玉数)を表示する。当日貯玉数とは当日貯玉された貯玉数であり、前日貯玉数とは前日までの貯玉数である。営業終了後は、当日貯玉数は前日貯玉数に合算して記憶される。遊技者による払出ボタン43に対する操作(払戻操作)に応じて持玉数又は貯玉数の範囲内で1度数分の玉を払出ノズル44から払出すと共に、持玉数又は貯玉数を更新する。
(7)従業員リモコンからの指令をリモコン受光部45で受信(受光)し、指令内容に応じた各種処理(エラー解除等)を実行する。
(8)従業員による操作に応じて当日中におけるカードの発行履歴を読み出して液晶表示部42に表示可能である。
遊技情報表示装置3は、遊技機1からの稼動情報を中継装置4経由で受信して各種の遊技情報を作成して表示したり、管理装置5から受信した各種の情報を表示したりする。図4に示すように、遊技情報表示装置3は、ランプ部50、液晶表示部51、従業員を呼び出すための呼出ボタン52、液晶表示部51に表示される遊技情報の種類等を切り替えるための操作ボタン群53、従業員リモコンからの信号を受信(受光)するリモコン受光部54を有する。液晶表示部51は、操作ボタン群53の操作に応じて各種の遊技情報を表示可能である。
図4では、液晶表示部51による基本遊技情報画面の一例を示しており、以下の遊技情報を表示している。
大当り回数(当日、前日、前々日)
初当り回数(当日、前日、前々日)=通常状態での大当り回数
大当り内訳(超=10R、小=6R、1R)
スタート回数(直近大当り終了時からの図柄変動回数(只今スタート)、当日の累計図柄変動回数を切替表示)
過去最高玉数(当該機種における1営業日の過去最大差玉数)
大当り間スタート回数の棒グラフ(直近7回分)
図5に示すように、遊技情報表示装置3は、電気的な構成として、制御部55、ランプ部50、液晶表示部51、呼出ボタン52、操作ボタン群53、リモコン受光部54、中継装置4との間で各種信号や各種情報を送受信する送受信部56を有する。制御部55は、CPU55a、ROM55b、RAM55c及びI/O55dを有するマイクロコンピュータにより構成されており、ROM55bに記憶している制御プログラムを実行することにより、遊技情報表示装置3の動作を制御する。
本実施形態の管理対象とする遊技機は、第1遊技機、第2遊技機、第3遊技機に区分される。第1遊技機は、大当り後に確変を発生不能な(大当り後に特殊状態が発生しない)遊技機である所謂時短遊技機、大当り後に確変となった場合に単独時短へ移行しない遊技機である所謂確変ループ機のように、確変にならない、或いは確変になっても大当りとなることなく確変が終了しない(特殊状態から特別状態ではあるが特殊状態でない単独特別状態へ移行しない)遊技機が該当する。
第2遊技機は、抽選によらず固定的な条件(例えば固定の始動回数消化や確変と時短とを振分けない)により、大当り後に必ず固定数(例えば100回)分の図柄変動を行うまで確変(ST)となる所謂固定式のST機、大当り後に時短になるか否かでSTとなるかを振分けるST機のように、確変となった場合に大当りとなることなく確変が終了する場合がある遊技機であって、大当りの終了や時短となることで確変の開始を判定可能であり、大当り後の始動回数が基準値に達するか否かで確変が終了したかを判定可能な(特殊状態が発生した場合に当該特殊状態を終了させるための実行回数に対応した終了基準情報と始動回数とを比較することで当該特殊状態の終了を特定可能な)遊技機が該当する。
第3遊技機は、確変となった場合に終了条件となる始動回数の上限が抽選により振分けられる遊技機である所謂非固定式のST機、確変となった場合に始動処理単位で所謂確変転落抽選を行い、転落当選した場合に確変が終了する遊技機である所謂転落抽選機、大当り後に確変になるか単独時短になるかが抽選により振分けられる遊技機である所謂振分式のST機のように、確変となった場合に大当りとなることなく確変が終了する場合がある遊技機であって、大当りの終了や時短となることだけでは確変の開始を判定不能であるか、確変となった場合に大当り後の始動回数が基準値に達するか否かで確変が終了したかを判定不能な(特殊状態が発生した場合に終了基準情報と始動回数とを比較しても当該特殊状態の終了を特定不能な)遊技機が該当する。
確変が固定数分で終了する遊技機である場合、上記した通り、大当りの振分により確変を介さずに単独時短へ移行すれば第3遊技機となるが、確変を介した場合に単独時短へ移行する遊技機、例えば大当りの振分により確変とならない場合に単独時短とならずに通常となる遊技機は第2遊技機となる。つまり、時短状態を特定可能である場合、単独時短へ移行する場合がある遊技機は確変となったかを特定不能であるが、単独時短へ移行する場合がない遊技機であれば時短となるかを特定することで確変となったかを特定可能であるためである。
遊技機では、確変でない状態で一定の始動回数を大当りが発生することなく消化した場合に天時(特定特別状態)となる。この始動回数の計数対象には通常状態だけでなく単独時短も含まれる。又、大当り抽選同様に時短抽選を行い、当選した場合には突時(非特定特別状態)となる。尚、天時も突時も双方単独時短となる。
システム側では、以下により天時(第1非特定特別状態)と突時又はチャンス中(第2非特定特別状態)とを区別する。即ち、一定の始動回数に対応した基準始動回数(基準値に対応した基準情報)を設定し、時短が発生した場合に判定スタート(判定始動回数)が基準始動回数に達していれば天時と判定し、達していなければ突時又はチャンス中と判定する。尚、判定スタートは大当りの終了(第2初期化条件)のような場合以外に例えば開店処理(営業開始に応じた所定の処理、第1初期化条件)やリセット操作(遊技場の管理者による操作、第1初期化条件)等によっても初期化可能である。
システム側では、遊技機単位又は機種単位で確変信号(特殊状態である旨を示す状態信号)を出力するが(出力するが利用しない場合も含む)、出力しない場合は上記した何れかを示す設定が可能である。計数対象は当該設定に応じて変更されるが、何れの遊技機であっても遊技機から単独時短を除いた確変中を示す確変信号が出力される場合には大当り後、その確変期間を除いた期間を判定スタートの計数対象とする。尚、確変信号の出力有無と第1遊技機、第2遊技機、第3遊技機の何れかであるかの設定は各々設定可能としても良い。
一方で、確変信号が出力されない遊技機の場合、上記した設定に応じて判定スタートの計数対象が異なる。即ち、第1遊技機の場合は大当り終了後となる。これは大当り後に確変となる場合があっても天時が発生するまで大当りが発生しない可能性が低いことから、大当り終了後に特別状態信号の出力有無に関わらず計数対象としている。尚、計数対象となる期間の開始時に判定スタートを初期化する。
第2遊技機の場合、大当り終了後、確変が終了する固定の始動回数に対応した基準終了始動回数分の始動回数後を計数対象とする。この場合、上記のように大当り後に確変等にならずにそのまま通常状態となる遊技機は、大当り後に時短となれば確変となり、時短とならなければ確変にならないので、特別状態(時短)となれば基準終了始動回数分の計数終了からが計数対象となり、特別状態とならなければ大当り後からが計数対象となる。
第3遊技機の場合、大当り後の特別状態終了後からが計数対象となり、判定スタートが基準始動回数に達していれば天時と判定するが、達していなければ突時ではなくチャンス中と判定する。
第1遊技機と第2遊技機とは、各営業日の最初の大当り以降は上記した通り判定するが、最初の大当りが発生するまでは上記と同様に基準始動回数に達していない場合はチャンス中と判定する。
遊技情報表示装置3は、以下のようにして状態管理を行う。
遊技情報表示装置3は、大当りを伴うことなく時短が発生した場合、図6に示すように、天時を判定する天時判定処理では、突時の機能を搭載しているか否かを判定し(S1)、突時の機能を搭載していないと判定すると(S1:NO)、天時として状態管理する(S2)。遊技情報表示装置3は、突時の機能を搭載していると判定すると(S1:YES)、天時である場合に出力される状態信号である天井信号が出力されているか否かを判定し、(S3)、天井信号が出力されていれば(S3:YES)、天時として状態管理し(S2)、天井信号が出力されていなければ(S3:NO)、図7以降の判定を行う(S4)。尚、図6では省略しているが、天井信号が出力される遊技機かを予め設定しておけば、そのような遊技機については天井信号の出力有無により、天時か突時かの区分も可能である。
遊技情報表示装置3は、図7に示すように、確変信号(特殊状態である旨を示す状態信号)を出力可能な遊技機(出力可能遊技機)については、大当り後の低確中スタート(確変状態でない通常状態や単独時短での始動回数、判定始動回数、第1条件成立により初期化される判定実行回数)と基準始動回数(基準値に対応した基準情報)とを比較し(S11)、大当り後の低確中スタートが基準始動回数以上であると判定すると(S11:YES)、天時として状態管理する(S12)。遊技情報表示装置3は、大当り後の低確中スタートが基準始動回数以上でないと判定すると(S11:NO)、開店直後(開店後大当りが未発生)であるか否か(非特定判別条件の成立状況)を判定し(S13)、開店直後であると判定すると(S13:YES)、チャンス中として状態管理し(S14)、開店直後でないと判定すると(S13:NO)、突時として状態管理する(S15)。
遊技情報表示装置3は、図8に示すように、管理対象が第1遊技機であれば、只今スタート(大当り終了後に初期化される始動回数、判定始動回数、第2条件成立により初期化される判定実行回数)と基準始動回数とを比較し(S21)、只今スタートが基準始動回数以上であると判定すると(S21:YES)、天井として状態管理し(S22)、只今スタートが基準始動回数未満であると判定すると(S22:NO)、開店直後であるか否かを判定し(S23)、開店直後であると判定すると(S23:YES)、チャンス中として状態管理し(S24)、開店直後でないと判定すると(S23:NO)、突時として状態管理する(S25)。
遊技情報表示装置3は、図9に示すように、管理対象が第2遊技機であれば、確変終了後スタート(大当り後ST分の始動回数後からの始動回数、判定始動回数、第2条件成立により初期化される判定実行回数)と基準始動回数とを比較し(S31)、確変終了後スタートが基準始動回数以上であると判定すると(S31:YES)、天井として状態管理し(S32)、確変終了後スタートが基準始動回数未満であると判定すると(S31:NO)、開店直後であるか否かを判定し(S33)、開店直後であると判定すると(S33:YES)、チャンス中として状態管理し(S34)、開店直後でないと判定すると(S33:NO)、突時として状態管理する(S35)。尚、ST分の始動回数は各遊技機や機種単位で設定可能な固定数分の確変である始動回数となる。
遊技情報表示装置3は、図10に示すように、管理対象が第3遊技機であれば、大当り終了後の時短終了後スタート(特別状態信号出力終了後の始動回数、判定始動回数、第2条件成立により初期化される判定実行回数)と基準始動回数とを比較し(S41)、大当り終了後の時短終了後スタートが基準始動回数以上であると判定すると(S41:YES)、天井として状態管理し(S42)、大当り終了後の時短終了後スタートが基準始動回数未満であると判定すると(S41:NO)、チャンス中として状態管理する(S43)。
遊技情報表示装置3は、天時突入時、突時突入時、チャンス中突入時には、図11から図13に示すような演出を行う。同様に各状態中にはその状態中である旨を表示する。又、遊技情報表示装置3は、天時中、突時中、チャンス中で状態により区別して遊技情報を管理し、各状態における平均継続数や始動回数を表示する。又、始動回数と大当り回数とを管理することでその割合を示す大当り回数を管理したり、各状態となった回数と大当り数とを管理することでその割合を示す大当り割合等を管理したりしても良く、このような管理情報を表示しても勿論良い。又、遊技者向けの情報表示に関する管理だけでなく、管理者向けの情報管理に本実施形態を適用しても勿論良い。
判定スタートを表示可能であり、表示条件としては、第2遊技機と第3遊技機については大当り終了後の特別状態終了後やST分の始動回数後から表示を開始するが、第1遊技機については通常のスタート(只今スタート)と同じなので別途判定スタートを表示しない。
又、大当り中の出玉と基準値とを比較することで大当りの種類(例えばラウンド数)を特定するが、大当り間スタートグラフのような大当り履歴にて対応する大当りの種類や始動回数等の遊技情報に加えて特定された遊技状態を管理したり表示したりしても良い。基準始動回数を遊技者に提示しても良く、この場合、大当り確率のような他の遊技機のスペック情報と共に表示することが望ましい。
以上に説明したように本実施形態によれば、次に示す作用効果を得ることができる。
遊技場用システムにおいて、時短が発生した場合に、初期化条件の成立により初期化される判定始動回数と基準値とを比較することで当該発生した時短を天時と突時又はチャンス中とに区分可能であり、更に初期化条件とは異なる非特定判別条件の成立状況(開店直後であるか否かや第3遊技機であるか否か)により、突時とチャンス中とに区分するので、天時と突時又はチャンス中とを区別して判定する場合に生ずる不具合を低減可能となる。
初期化条件には、開店処理やクリア処理に応じて成立可能な第1初期化条件と、大当り発生のようなそれ以外の第2初期化条件とが含まれ、非特定判別条件は、開店直後であるかのような第1初期化条件による初期化条件の成立後、大当り終了のような第2初期化条件により初期化条件が成立しないことで成立有無を特定可能であるので、前日の始動回数の承継有無や閉店中の試打ちを考慮した上で、開店当初の天時か突時かを判定スタートでは判断し難い場合はチャンス中、それ以降は突時といったように適切な状態特定が可能となる。
天時へ移行するための始動回数の対象として確変であれば時短であるか否かに関わらず除外される遊技機であって、確変ループ機のような第1遊技機、固定式のST機のような第2遊技機及び振分式のST機のような第3遊技機の内、少なくとも第3遊技機を含む複数の遊技機が管理対象であり、第3遊技機であるか否かにより突時かチャンス中かを区別して特定するので、天時か突時かを判定スタートでは判断し難い第3遊技機ではチャンス中として、判断し易い第1遊技機や第2遊技機とは区別して判断するので、より適切な状態特定が可能となる。
確変信号を出力可能な遊技機か否かを設定し、出力可能な遊技機については確変終了により判定スタートを初期化する一方、出力可能でない遊技機についてはそれ以外の条件にて初期化するので、確変信号を出力可能か否かに応じてより適切に判定スタートを管理可能となる。
特別状態信号は出力される一方、確変信号は出力されない場合に判定スタートを、第1遊技機を管理する場合は大当り終了に応じて初期化し、第2遊技機を管理する場合は大当り後に基準値分の始動回数を得た場合に初期化し、第3遊技機を管理する場合は大当り後の時短の終了に応じて初期化するので、確変信号が出力されない場合であっても遊技機の仕様と遊技信号の出力態様に応じて適切に判定スタートを管理可能となる。
天時開始時に応じた演出、突時開始時に応じた演出及びチャンス中開始時に応じた演出を各々区別可能に実行可能であるので、時短が開始した時点での状態特定の結果に応じて適切に遊技状態を遊技者に報知可能となる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張したり、各変形例を上記した実施形態と組み合わせたり各変形例を組み合わせたりしてどのように組み合わせても良いし、適宜、採用しない構成を設けても良い。
遊技機は、遊技媒体を払出さずに電子データとして加算記憶する封入式の遊技機であっても良い。又、判定実行回数に関わらず成立可能な条件として時短抽選に当選した場合を例示したが、例えば所定時刻となった場合や累計始動回数が所定数となった場合等どのような条件としても良い。更に基準情報として遊技機の基準値と同値の基準始動回数を例示したが、例えば遊技機の基準値よりも多め、或いは少なめの基準始動回数を採用しても良く、基準値に対応していればどのような基準情報であっても良い。
上記した各数値は例示であり、どのような数値を採用しても良い。
各設定値は、管理者が任意に操作入力により設定しても良いし、予め管理装置5の製造メーカにて設定しても良いし、外部(例えばチェーン店本部等)のサーバから設定情報をダウンロードして設定しても良い。又、過去の遊技情報を基準値として設定しても勿論良い。
例示した全ての遊技情報は入力した信号により直接的に特定しても演算式を利用して間接的に特定しても良い。又、遊技信号としてパルス信号を例示したがシリアル通信等による電文のような信号入力としても良い。
数値、桁数、項目等は例示であり、どのような数値を採用しても良いし、適宜採用しない項目を設けても良い。又、基準値以上か否かにより基準値と比較することを例示したが、基準値を超過しているか否かにより比較しても良く、両者を包含するように基準値に達しているとの表現を用いている。同様に以下や未満の比較についても達していないといった表現を用いる場合がある。
システム側が行う処理は、管理装置5、貸出装置2、遊技情報表示装置3、中継装置4等の何れで行っても良いし、どのように分担して行っても良く、遊技情報の特定や管理等を行う手段はどのように構成しても良い。
図面中、1は遊技機、3は遊技情報表示装置(遊技情報特定手段、初期化条件判定手段、第1区分手段、第2区分手段)である。

Claims (6)

  1. 遊技に応じて成立可能な始動条件が成立した場合に単位遊技を実行可能であると共に、遊技者にとって有利な特別状態として、単位遊技の実行回数に対応した判定実行回数が基準値に達することを発生条件とした特定特別状態と、前記判定実行回数に関わらず成立可能な条件を発生条件とした非特定特別状態とを発生可能な遊技機であって、前記特定特別状態と前記非特定特別状態とに共通し、何れかの特別状態である旨を示す状態信号を出力する遊技機を管理対象とし、
    遊技機側から出力される遊技信号により前記特別状態の発生、及び前記単位遊技の実行回数を示す始動回数を含む遊技情報を特定可能な遊技情報特定手段と、
    遊技機側から出力される遊技信号の受信状況、営業開始に応じた所定の処理及び遊技場管理者による操作の内、少なくとも1つに応じて成立の有無を特定可能な初期化条件の成立状況を判定する初期化条件判定手段と、
    前記特別状態が発生した場合に、前記初期化条件の成立により初期化される前記始動回数である判定始動回数と前記基準値に対応した基準情報とを比較することで当該発生した特別状態を前記特定特別状態と前記非特定特別状態とに区分可能な第1区分手段と、
    前記初期化条件とは異なる非特定判別条件の成立状況により、前記非特定特別状態を第1非特定特別状態と第2非特定特別状態とに区分する第2区分手段と、を備える遊技場用システム。
  2. 前記初期化条件には、少なくとも営業開始に応じた所定の処理に応じて成立可能な第1初期化条件と、それ以外の第2初期化条件とが含まれ、
    前記非特定判別条件は、前記第1初期化条件による前記初期化条件の成立後、前記第2初期化条件により前記初期化条件が成立しないことで成立有無を特定可能である請求項1に記載した遊技場用システム。
  3. 前記判定実行回数は、前記特別状態とは異なるが遊技者にとって有利な特殊状態における前記実行回数が当該特別状態であるか否かに関わらず除外され、
    前記遊技機は、大当り後に特殊状態が発生しない、或いは特殊状態から特別状態ではあるが特殊状態ではない単独特別状態へ移行しない第1遊技機、特殊状態が発生した場合に当該特殊状態を終了させるための前記実行回数に対応した終了基準情報と前記始動回数とを比較することで当該特殊状態の終了を特定可能な第2遊技機、及び特殊状態が発生した場合に前記終了基準情報と前記始動回数とを比較しても当該特殊状態の終了を特定不能な第3遊技機の内、少なくとも前記第3遊技機を含む複数の遊技機が管理対象であり、
    前記非特定判別条件は、対象となる遊技機が前記第3遊技機である場合に成立する請求項1又は2に記載した遊技場用システム。
  4. 前記判定実行回数は、前記特別状態とは異なるが遊技者にとって有利な特殊状態における前記実行回数が当該特別状態であるか否かに関わらず除外され、
    前記遊技機は、特殊状態である旨を示す状態信号を出力可能な出力可能遊技機と、出力不能な出力不能遊技機とが管理対象に含まれ、
    管理対象となる遊技機単位又は機種単位で出力可能遊技機を設定可能であり、
    前記初期化条件は、出力可能遊技機との設定がなされた遊技機又は機種については、大当り後に特殊状態となっていないことにより成立する第1条件により成立し、出力可能遊技機との設定がなされない遊技機又は機種については、前記第1条件とは異なる第2条件により成立する請求項1から3の何れか一項に記載した遊技場用システム。
  5. 前記判定実行回数は、前記特別状態とは異なるが遊技者にとって有利な特殊状態における前記実行回数が当該特別状態であるか否かに関わらず除外され、
    前記遊技機は、大当り後に特殊状態が発生しない、或いは特殊状態から特別状態ではあるが特殊状態ではない単独特別状態へ移行しない第1遊技機、特殊状態が発生した場合に当該特殊状態を終了させるための前記実行回数に対応した終了基準情報と前記始動回数とを比較することで当該特殊状態の終了を特定可能な第2遊技機、及び特殊状態が発生した場合に前記終了基準情報と前記始動回数とを比較しても当該特殊状態の終了を特定不能な第3遊技機の内、少なくとも複数の遊技機が管理対象であり、
    管理対象となる遊技機から特殊状態である期間を特定可能な状態信号が出力されない場合における初期化条件を、前記第1遊技機を管理する場合は大当り終了に応じて成立させ、前記第2遊技機を管理する場合は大当り後の始動回数とその基準値との比較結果に応じて成立させ、前記第3遊技機を管理する場合は大当り後の特別状態の終了に応じて成立させる請求項1から3の何れか一項に記載した遊技場用システム。
  6. 特定特別状態開始時に応じた演出、第1非特定特別状態開始時に応じた演出、及び第2非特定特別状態開始時に応じた演出を各々区別可能に実行可能である請求項1から5の何れか一項に記載した遊技場用システム。
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