JP2022018047A - 枕 - Google Patents
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Description
しかし、このような構成の枕は頭部と背中が水平状態にあるために寝返りがスムーズに行うことができない。そして、横向き姿勢を長時間続けた場合には腰が沈んで顔面を局所的に支えるので苦痛を受けやすく熟睡できない。
しかし、仰向けの姿勢では肩をベッドで支えることになるために方への負荷が大きくなり、そして横向き姿勢においても肩への圧力が集中するために安眠を得ることは困難である。
この枕は多数のマットを積み重ねる構成であるので、布埃が付着しやすく洗うのも手間がかかり不衛生である。そして、頭部の通気性が悪いので蒸れて頭部が熱くなり熟睡できない。また、仰向けに寝ると両肩が上がって寝返りがし難しく、胸も左右両側から締め付けられる形となって呼吸が浅くなる。そのために、安眠を得ることができない。
この形態の枕は枕本体1とパット部7を2枚重ねとしているが、窪み部4で頭部を支える部位の通気性が悪いために頭部が熱くなって十分な睡眠をとることができない。また、寝返りの容易化についてはなにも開示されていない。
したがって、安眠を得るためには頭部とともに背中から腰に掛けての体圧分散による負担を軽減した寝姿勢を維持でき、頭部の通気性がよく、しかも楽に寝返りができる枕を具現化するにはなお改善の余地がある。
なお、凹部10の両側部は仰向け姿勢から寝返りをしたときに頭部11を支えることができる長さの平らな面12に設けており、また凹部における底面13の端部から面12の側端部に向かって左上がりの斜面14と右上がりの斜面15を形成している。
第二枕本体3は、前記第一枕本体2と外形と大きさを同様に形成し、枕部17と枕台18を平面視T状に形成した中カバー4と中綿19を備えている。中カバー4は横方向の長さを縦方向の長さよりも長く形成し、枕台18の横幅cを第一枕体の横幅dよりも狭く形成している。
縫い合わせ部22は、第二枕本体3の横方向における中心部23において、枕部17から枕台18にかけて所定間隔おきに縫い付けている。
第二枕本体3を第一枕本体2の上に重ねた後、中綿が入っていない枕部17の下端が枕部17の下側に位置する枕部7の下端から数センチメートル(実施例では4センチメートル程度)出るように折り畳み線24を中心に枕台18に向けて折り畳む。このように折り畳むことによって寝返りした時の首が大きく下がるのを防止し得る。また、ずれ防止具25は折り畳んだ枕部17の角部を挟むことによって、枕部17の重ね部がばらけるのを防止できる。
前記したように角部をずれ防止具25で挟んだ第二枕本体3を第一枕本体2の裏面側に置き、両枕本体の基部を基部収容袋5に収容する。この状態で基部収容袋5と枕本体2・3をその順に枕カバー口27から枕カバー6の所定位置まで押し込む。第二枕本体3を第一枕本体2の表面に配置する場合と同様に目視あるいは機器(図示していない)の利用によって第二枕本体3が第一枕本体2の所定位置にあることを確認してから枕カバー開閉具28を操作して枕カバー口27を閉じる。
第一枕本体2の凹部10は上部を開放したU状に形成することによって開放部9を通して頭部11への通気性がよくなるので、頭部が熱くなることや蒸れの発生による不快感を軽減して安眠を得ることができる。
また、折り畳んだ枕部の角部を挟むずれ防止具25を中カバー4の枕部17に設けているので、第二枕本体3を枕カバー6に入れるときまたは取り出すときにずれやばらけるのを防止し得る。これによって、第二枕本体3と第一枕本体2を枕カバー6への出し入れが楽になる。
2 第一枕本体
3 第二枕本体
4 中カバー
5 基部収容袋
6 枕カバー
7 枕部
8 枕台
9 開放部
10 凹部
17 枕部
18 枕台
19 中綿
25 ずれ防止具
しかし、このような構成の枕は頭部と背中が水平状態にあるために寝返りがスムーズに行うことができない。そして、横向き姿勢を長時間続けた場合には腰が沈んで顔面を局所的に支えるので苦痛を受けやすく熟睡できない。
しかし、仰向けの姿勢では肩をベッドで支えることになるために方への負荷が大きくなり、そして横向き姿勢においても肩への圧力が集中するために安眠を得ることは困難である。
この枕は多数のマットを積み重ねる構成であるので、布埃が付着しやすく洗うのも手間がかかり不衛生である。そして、頭部の通気性が悪いので蒸れて頭部が熱くなり熟睡できない。また、仰向けに寝ると両肩が上がって寝返りがし難しく、胸も左右両側から締め付けられる形となって呼吸が浅くなる。そのために、安眠を得ることができない。
この形態の枕は枕本体1とパット部7を2枚重ねとしているが、窪み部4で頭部を支える部位の通気性が悪いために頭部が熱くなって十分な睡眠をとることができない。また、寝返りの容易化についてはなにも開示されていない。
したがって、安眠を得るためには頭部とともに背中から腰に掛けての体圧分散による負担を軽減した寝姿勢を維持でき、頭部の通気性がよく、しかも楽に寝返りができる枕を具現化するにはなお改善の余地がある。
なお、凹部10の両側部は仰向け姿勢から寝返りをしたときに頭部11を支えることができる長さの平らな面12に設けており、また、凹部10における底面13の端部から面12の側端部に向かって左上がりの斜面14と右上がりの斜面15を形成している。
第二枕本体3は、前記第一枕本体2と外形と大きさを同様に形成し、枕部17と枕台18を平面視T状に形成した中カバー4と中カバー4に収容する中綿19を備えている。中カバー4は横方向の長さを縦方向の長さよりも長く形成し、枕台18の横幅cを第一枕本体2における枕台8の横幅bよりも狭く形成している。
縫い合わせ部22は、第二枕本体3の横方向における中心部23において、枕部17から枕台18にかけて所定間隔おきに縫い付けている。
第二枕本体3を第一枕本体2の上に重ねた後、中綿が入っていない枕部17の下端が枕部17の下側に位置する枕部7の下端から数センチメートル(実施例では4センチメートル程度)出るように折り畳み線24を中心に枕台18に向けて折り畳む。このように折り畳むことによって寝返りした時の首が大きく下がるのを防止し得る。また、ずれ防止具25は折り畳んだ枕部17の角部を挟むことによって、枕部17の重ね部がばらけるのを防止できる。
前記したように角部をずれ防止具25で挟んだ第二枕本体3を第一枕本体2の裏面側に置き、両枕本体の基部を基部収容袋5に収容する。この状態で基部収容袋5と第一枕本体2と第二枕本体3とをその順に枕カバー口27から枕カバー6の所定位置まで押し込む。第二枕本体3を第一枕本体2の表面に配置する場合と同様に目視あるいは機器(図示していない)の利用によって第二枕本体3が第一枕本体2の所定位置にあることを確認してから枕カバー開閉具28を操作して枕カバー口27を閉じる。
第一枕本体2の凹部10は上部を開放したU状に形成することによって開放部9を通して頭部11への通気性がよくなるので、頭部が熱くなることや蒸れの発生による不快感を軽減して安眠を得ることができる。
また、折り畳んだ枕部の角部を挟むずれ防止具25を中カバー4の枕部17に設けているので、第二枕本体3を枕カバー6に入れるときまたは取り出すときにずれやばらけるのを防止し得る。これによって、第二枕本体3と第一枕本体2を枕カバー6への出し入れが楽になる。
2 第一枕本体
3 第二枕本体
4 中カバー
5 基部収容袋
6 枕カバー
7 枕部
8 枕台
9 開放部
10 凹部
17 枕部
18 枕台
19 中綿
25 ずれ防止具
Claims (4)
- 横長の枕部7と横幅aを枕部の横幅bよりも狭くしている縦長の枕台8とを化学繊維を材料として平面視T状形成した第一枕本体2と、横長の枕部17と横幅を第一枕本体2の枕台8の横幅bよりも狭くして平面視T状に形成した袋状の中カバー4と、T状の袋に形成した枕カバー1とを備え、該第一枕本体2の枕部は横方向の中央部に上部を開放したU状の凹部10を形成し、第二枕本体3の中カバー4は合成繊維を素材として形成した中綿19を収容するとともに枕部17を枕台18側へ折り畳み可能に設け、折り畳んだ第二枕本体3を第一枕本体2の上側または下側に重ねて枕カバー1に収容していることを特徴とする枕。
- 第一枕本体は樹脂繊維で三次元状に絡み合うクッション材で形成したことを特徴とする請求項1に記載の枕。
- 中カバー4の枕部上部の両角部に折り畳んだ枕部17の角部を挟むずれ防止具25を設けたことを特徴とする請求項1に記載の枕。
- 横長の枕部7と横幅aを枕部の横幅bよりも狭くしている縦長の枕台8とを化学繊維を材料として平面視T状形成した第一枕本体2と、横長の枕部17と横幅を第一枕本体2の枕台8の横幅bよりも狭くして平面視T状に形成した袋状の合成繊維を材料とする中カバー4と、中カバー4に取り付けて折り畳んだ枕部17のずれを防止するずれ防止具25と、T状の袋に形成した再生繊維を材料とする枕カバー6とを備え、該第一枕本体2の枕部7は横方向の中央部に上部を開放したU状の凹部10を形成し、第二枕本体3の中カバー4は合成繊維を素材として形成した中綿19を収容するとともに枕部17を枕台18側へ折り畳み可能に設け、折り畳んだ枕部17の角部がずれ防止具25によって挟まれた第二枕本体3を第一枕本体2の上側または下側に重ねるとともに枕体2・3の各基部を基部収容袋5に収納し、重ねた枕本体2・3と基部収容袋5は枕カバー6に収容していることを特徴とする枕。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2020135312A JP7162789B2 (ja) | 2020-07-14 | 2020-07-14 | 枕 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020135312A JP7162789B2 (ja) | 2020-07-14 | 2020-07-14 | 枕 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2022018047A true JP2022018047A (ja) | 2022-01-26 |
JP7162789B2 JP7162789B2 (ja) | 2022-10-31 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020135312A Active JP7162789B2 (ja) | 2020-07-14 | 2020-07-14 | 枕 |
Country Status (1)
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Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2020
- 2020-07-14 JP JP2020135312A patent/JP7162789B2/ja active Active
Patent Citations (12)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP7162789B2 (ja) | 2022-10-31 |
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