JP3234680U - 枕 - Google Patents

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李明海
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▲しん▼三海株式会社
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Abstract

【課題】就寝時に頭部などに掛かる重力を十分に分散させることが可能で、使い易く、快適性や通気性の良い枕を提供する。
【解決手段】枕1は、TPE材料で形成され、平行な二辺の長さが異なって、大略的に台形となる平面形状の上面10に、頭部2を載置する凹部10aが設けられる。上面10は、平行な二辺11,12のうちの長い辺11側が短い辺12側よりも高くなるように傾斜している。上面10と下面15との間は、三角形グリッド構造20で満たされる。三角形グリッド構造20は、上面10と下面15との間を連通し、上面側格子21が下面側の格子よりも細かくなる二層の構造を有し、長い面11a、短い面12a、および側面13a,14aで囲まれている。
【選択図】図1

Description

本考案は、寝具の枕に関するものである。
枕は、人の就寝時に頭部を支える寝具であり、快適性や通気性を追求するものが提供されている(たとえば、特許文献1,2参照)。特許文献1は、低反発ポリウレタン成型物として形成される枕の本体で、人の頭部や首部が密着する表面に網状シートを貼り合わせ、枕カバーに入れた構造の枕を開示している。網状シートには、三角形の格子状に成型したシリコンゴムが貼り合わせられ、心地良い触感と通気性とが高められている。特許文献2は、枕本体をTPE熱可塑性エラストマー材料で上層構造と下層構造とからなる一体構造に射出成形し、上層構造と下層構造とを連通するメッシュ通気孔が設けられる多目的通気性枕を開示している。メッシュ通気孔は、上下端が開いた正三角形プリズム構造を有する。
特開2005−319250号公報 登録実用新案第3227251号公報
特許文献1,2には三角形格子のグリッド構造が採用されている。従来から枕によく採用されているのは、六角形や正方形の格子によるグリッド構造である。グリッド構造は、格子点によって圧力を分散する仕組みであり、角の数が少ないほど、頭部を支える点の数が増えるため、六角形や正方形のグリッド構造に比較して、三角形格子のグリッド構造を採用することによって、頭部にかかる重力を従来の形状より分散させることが可能になると期待される。しかしながら、特許文献1のグリッド構造は、枕の本体の表面に貼り合わせた表面的なものであり、重力の分散が不十分である。特許文献2のグリッド構造は、枕本体に二層設けられ、重力の分散は改善されていると考えられる。枕本体には、両側面から中心方向に窪む「第1の溝」が設けられている。この「第1の溝」を設けるのは、特許文献2の明細書の段落[0022]に、「うつ伏せで寝たり、携帯電話で遊んだり、本を読んだりするときに手と腕を伸ばし通気性枕の下方に置き、うつ伏せで寝ても疲れない。」と記載されている効果を得るためであるとされている。しかしながら、そのような単なる就寝の範囲を越える多目的を果たすために、枕本体が大きくなることが想定され、重くなって取り扱いが不便になり、就寝用の枕として使い難く、製造コストも上昇すると考えられる。
本考案の目的は、就寝時に頭部などに掛かる重力を十分に分散させることが可能で、使い易く、快適性や通気性の良い枕を提供することである。
本考案は、熱可塑性エラストマー材料で形成される枕において、
平行な二辺の長さが異なって、大略的に台形となる平面形状の上面に、頭部を載置する凹部が設けられ、
上面は、平行な二辺のうちの長い辺側が短い辺側よりも高くなるように傾斜しており、
上面から下面に連通し、上面側の格子が下面側の格子よりも細かくなる三角形のグリッド構造を有する、
ことを特徴とする枕である。
また本考案は、子供用として、前記短い辺側で首部を支持する低年齢用と、前記長い辺側で首部を支持する高年齢用との使い分けが可能なことを特徴とする。
また本考案は、大人用として、前記長い辺側の中央に、前記平面形状の外方に張り出す首サポート部を有することを特徴とする。
本考案の枕は、上面側の格子が下面側の格子よりも細かくなる三角形のグリッド構造を有するので、就寝時に頭部などに掛かる重力を十分に分散させることが可能である。平面形状が大略的に台形なので形状が単純で、使い易い。グリッド構造は、上面から下面に連通するので、快適性や通気性を良好にすることができる。
また本考案の枕は、子供用として、成長の段階に合わせて使い分けることができる。
また本考案の枕は、大人用として、首サポート部で首部を快適に支持することができる。
図1は、本考案の実施例1である枕1の使用状態を簡略化して示す図面代用写真である。 図2は、枕1に用いられる三角形グリッド構造の上面側格子21と下面側格子22との使用状態を示した図面代用写真である。 図3は、枕1の平面図である。 図4は、枕1の底面図である。 図5は、枕1を正面視した図面代用写真である 図6は、枕1を底面視した図面代用写真である。 図7は、枕1を右側面視した図面代用写真である。 図8は、枕1を左側面視した図面代用写真である。 図9は、本考案の実施例2である枕31の構成を示す図面代用写真である。 図10は、枕31の使用状態を示す図面代用写真である。
以下、図1から図8で本考案の実施例1、図9および図10で本考案の実施例2についてそれぞれ説明する。各図について、対応する部分には同一の参照符を付し、重複する説明を省略したり、説明対象の図には記載されていない部分について、他の図に記載されている参照符を付して言及したりする場合がある。
図1は、本考案の枕1の構成と使用状態を簡略化して示す。枕1は、TPE(Thermoplastic elastomer)すなわち熱可塑性エラストマー材料で形成され、平行な二辺の長さが異なって、大略的に台形となる平面形状の上面10に、頭部2を載置する凹部10aが設けられる。上面10は、平行な二辺11,12のうちの長い辺11側が短い辺12側よりも高くなるように傾斜している。二辺11,12間には、側辺13,14が設けられる。長短の二辺11,12および側辺13,14は、上面10と下面15とを繋ぐ。上面10と下面15との間は、三角形グリッド構造20で満たされる。三角形グリッド構造20は、上面10と下面15との間を連通し、上面側格子21が下面側の格子よりも細かくなる二層の構造を有し、長い面11a、短い面12a、および側面13a,14aで囲まれている。
図2は、三角形グリッド構造20の上面側格子21と下面側格子22との荷重を受けての使用状態を示す。上面側格子21は、小さくて肉厚も薄い三角形格子なので、頭部2の荷重を十分に分散し、快適なフィット感を実現することができる。下面側格子22は、大きくて肉厚が厚いので、上面側格子21を十分に支えることができる。なお、枕1には、高い抗菌・防菌力を持つ酸化亜鉛を配合しているので、加湿や乾燥などの変化に耐え、長時間の抗菌性を保持することができる。また、枕1は、丸洗いも可能になり、素材に速乾性があるので、いつでも清潔に使用することができる。なお、枕1は、肌に触りの良い100%ポリエステルなどを素材とするカバーを被せて使用することもできる。
図3、図4、図5、図6、図7および図8は、枕1について、平面図および底面図と、ならびに正面視、背面視、右側面視および左側面視した構成とを、それぞれ示す。なお、三角形グリッド構造20に関し、図示の便宜上、図3では上面側格子21のみを示し、図4では上面側格子21を破線で示す。枕1は、子供用として、低い短い辺12側で首部を支持するたとえば3〜6歳の低年齢用と、高い長い辺11側で首部を支持する7〜12歳の高年齢用との使い分けが可能である。低年齢用としては、成長中の子供の脊椎が真っ直ぐ成長できるようにサポートする。高年齢用としては、脊椎が高速成長期に猫背を防ぐ。このように向きによって高さ調節が可能なので、子供の成長をサポートすることができる。なお、子供用として、たとえば短い辺12の長さWは50cm程度で高さH2は4cm程度、側面13,14の長さLは30cm程度、長い辺11側の高さH1は7cm程度とする。このような枕1は、2kg程度の重さがあり、一晩中安定して頭部2を支え続け、朝起きたら枕1から頭が外れているようなことが起こり難くなる。
図9は、本考案の実施例2である枕31の構成を示す。枕31は、実施例1である枕1と基本的には同一であるけれども、上面40に頭部2を支える凹部40aの他に長い辺41側に張り出す首サポート部40bを有する点が異なる。大人用としては、男性用と女性用とを分けることもできる。男性用は、たとえば短い辺42の長さは55cm程度で高さは8cm程度、側辺43,44の長さは35cm程度、長い辺41側の高さは10cm程度とする。女性用は、たとえば短い辺42の長さは52cm程度で高さは8cm程度、側辺43,44の長さは35cm程度、長い辺41側の高さは9cm程度とする。女性は、出産後のホルモン変化や日常的なハイヒールの着用により、男性に比べて脊椎に負担がかかりがちとされているので、負担を軽減する形状にしている。
図10は、枕31の使用状態を示す。枕31に頭部2を載せた状態で、ベッドマットや敷き布団、すなわち下面45と首部3の角度Aが約5度になるのが理想的と言われている。頭部2の隙間の深さは人によって異なるけれども、一般に1〜6cmであり、この深さに合った高さSの枕31を選ぶと首や肩への負担が少なくて眠り易いとされている。
1、31 枕 ハンドスキャナハウジング
2 頭部
3 首部
10,40 上面
10a,40a 凹部
11,41 長い辺
12,42 短い辺
13,14;43,44 側辺
15,45 下面
20 三角形グリッド構造
21 上面側格子
22 下面側格子
40b 首サポート部

Claims (3)

  1. 熱可塑性エラストマー材料で形成される枕において、
    平行な二辺の長さが異なって、大略的に台形となる平面形状の上面に、頭部を載置する凹部が設けられ、
    上面は、平行な二辺のうちの長い辺側が短い辺側よりも高くなるように傾斜しており、
    上面から下面に連通し、上面側の格子が下面側の格子よりも細かくなる三角形のグリッド構造を有する、
    ことを特徴とする枕。
  2. 子供用として、前記短い辺側で首部を支持する低年齢用と、前記長い辺側で首部を支持する高年齢用との使い分けが可能なことを特徴とする請求項1記載の枕。
  3. 大人用として、前記長い辺側の中央に、前記平面形状の外方に張り出す首サポート部を有することを特徴とする請求項1記載の枕。
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