JPH09149843A - 健康クッション - Google Patents

健康クッション

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JPH09149843A
JPH09149843A JP31215895A JP31215895A JPH09149843A JP H09149843 A JPH09149843 A JP H09149843A JP 31215895 A JP31215895 A JP 31215895A JP 31215895 A JP31215895 A JP 31215895A JP H09149843 A JPH09149843 A JP H09149843A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 睡眠中に横姿勢になつた場合においても、上
向姿勢になった場合のいずれの場合でも、身体の両肩部
及び両上腕部が胴体部の重圧やクッションの弾発力によ
り圧迫感を感ずることがなく、背中が弓状に湾曲するこ
となく水平状態を保つて就寝すると共に、両肩が空に浮
いているため、寝返りがし易く、熟睡ができ、肩こりを
解消し、疲労感が残らない健康クッションを提供する。 【課題の解決手段】 就寝用枕を載置する枕下部と人体
を載置する胴体部とをマットレス上に載置して構成され
る健康クッションであって、胴体部が枕下部に向けて平
面梯型の突出部を設け、梯型の頂部から下方に向けて緩
やかに下降傾斜させて梯型傾斜胴体部を形成し、枕下部
を梯型の頂部より低く形成し、マットレスにはマットレ
スとほぼ同一形状の敷蒲団を載置し、枕下部と梯型傾斜
胴体部間に溝部が形成されるように配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人生の1/3が睡
眠時間とされる就寝時間中に日中の疲労を回復させ、健
康状態を維持する健康クッション及び調節布団の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】人間の睡眠時間、特に就寝時間は健康に
大きな影響を与えるものである。すなわち、人間は、−
日平均約8時間の睡眠を取ることによって疲労回復、体
力休養を図られている。これは、−生を70年として計
算すれば、人間は睡眠を20万時間以上を取ることにな
る。しかも、この睡眠は、毎日毎日平均して取らなけれ
ばならず、寝貯めができないものである。従って、就寝
時の寝姿勢の悪さからくる人体の健康上の諸問題の一つ
の根本的なことは時間上の蓄積となって、人体の健康上
の歪みとなって現れ、いろんな病気発生の原因の一つと
もなっている。
【0003】一般に、人間の就寝時の寝姿勢には大きく
分けて、下記の三つの型があると言われる。第1の型
は、図19(a)に示すように、上向き型で、王様型と
も言われ、日本人、外国人を問わずこの姿勢はオーソド
ックスなタイプである。第2の型は、図19(b)に示
すように、俯せ型で、下向きに伏した寝姿勢である。こ
の型は日本人には少ないタイプで、就寝時の室内温度や
寝具の重い軽いなどによる環境の変化によって、このタ
イプの寝姿勢が取られることが多く、主に外国人(欧
米)に多いタイプである。第3の型は、図19(c)
(d)に示すように、横向き型で、半胎児型(c)と胎
児型(d)があり、右下にしたり左下にしたりすれば横
姿勢だけで、4つの型になる。上記上向き型と同様にオ
ーソドックスなタイプで日本人、外国人を問わない寝姿
勢である。
【0004】また、人間の身体の上半身部は、胴体の両
端の外側に出っ張った型で両肩(上椀部、前腕部)が付
いている。そして人類だけが持っている鎖骨によって補
強されて、肩甲骨、上椀骨に繋がっている。この出張っ
ている骨が、睡眠時間中の寝姿勢の第2型の俯せ型を除
く他の5つの型に悪姿勢を及ぼし、敷布団の硬軟に関係
なく、睡眠の目的である人体の各器官の回復休養中に、
頸椎、上椀骨、肩甲骨、鎖骨とそれらに付随する筋肉、
血管、内分泌腺、神経、自立神経……等に自らの体重に
よる圧力により、寝姿勢の5つの型に出張っている骨の
分が、身体内部に食い込んでいろいろな変形を与えて悪
影響を及ぼしている。そして第1型のように毎日毎日の
睡眠により蓄積され、休憩回復の時間中にも拘らず体力
の回復が、全面的にできなかったりー部圧迫のため頭脳
と体の各器官との連絡が十分にできなかったりして、歪
みとなって諸病気発生の原因のーつとなっている。
【0005】そこで、就寝中の寝姿勢を従来のクッショ
ンを使用して具体的に説明する。図20〜21に示すよ
うに、就寝中に身体が上向きで就寝している時合にも、
横姿勢になつた時にも、頭部2、肩部4、4及び上腕部
8、8等が体の重みでクッション1の中に沈み込む。頭
部2、肩部4、4及び上腕部8、8等はシーツ7を介し
て身体の重みでクッション1に係り圧迫を受ける。ま
た、横姿勢の場合は、両肩部4、4及び両上腕部8、8
がマットレスなどのクッション材1の弾発力により上方
胸部側に常時押されるので、図22に示すように、背が
弓状に湾曲し、朝、目が醒めても肩部4、4のこりがと
れず不快感が残る等の欠点があつた。また、人間は人生
の1/3と言われる睡眠時関中の就寝時の姿勢によつて
従来のクッションを便用した場合には、肩を痛め、肩に
関連する首筋部にも悪影響を与えていた。特に、図21
に示すような身体が横姿勢になつた時には、上腕部8、
8上部が敷寝具(例えば、敷布団)5に接触し、身体の
胴体部の重みにより肩部4、4が直接影響を受け変型状
態になるために肩部4、4及び上腕部8、8がクッショ
ン1の弾発力により上方に押され、横姿勢で長時間就寝
していると肩部4、4及び上腕部8、8に痛みを感じ目
が醒めたり寝返りをうつたりして熟睡できず疲労が完全
に除去できない欠点があつた。
【0006】このためにクッション1を柔らかくした
り、堅くしたりあるいは枕3を高くしたり低くしたり、
更に敷布団5を2枚にしたり、或はクツシヨン1を合成
ウレタンクッション、スプリングクッション、ウオータ
ークッションやエアークッション等クツシヨン性のすぐ
れたものを使用する手段がとられていたが、出張つてい
る上腕部8、8、肩部4、4が胴体部の下敷きになり、
体重がかかるという人体構造の欠陥を是正できず、疲労
を完全に除去することや、肩こりを解消することは不可
能であつた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、睡眠中に横
姿勢になつた場合においても、上向姿勢になった場合の
いずれの場合でも、身体の肩部と上腕部とが当たるクッ
ションのー部分に肩部や上腕部が入り込む溝部を形成す
ることにより、身体の両肩部及び両上腕部が胴体部の重
圧やクッションの弾発力により圧迫感や痛みを感ずるこ
とがなく、また、両肩部及び両上腕部の下に空間を形成
することにより、背中が弓状に湾曲することなく水平状
態を保つて就寝することを可能とし、さらに、胴体部に
緩い傾斜を設けて、寝返りがし易くし、熟睡ができ、肩
こりを解消し、疲労感が残らない健康クッションを提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る健康ク
ッションは、就寝用枕を載置する枕下部と人体の上半身
を載置する胴体部とをマットレス上に載置してなる健康
クッションであって、胴体部が前記枕下部に向けて平面
梯型の突出部を形設すると共に、該梯型の突出部頂部か
ら下方に向けて下降傾斜させて梯型傾斜胴体部を形成し
てなり、マットレス上に枕下部と梯型傾斜胴体部とをそ
れぞれ盛上りと下降傾斜を調節して、該枕下部の側面に
向けて梯型突出部を上部並びに肩部周辺に溝部を形成す
るように配置すると共に、身体の横就寝時には肩部周辺
の溝部に肩部と上椀部が入り込むようにして、就寝時の
寝姿勢を健康上最適の状態に調節した。
【0009】第1の発明の健康クッションによれば、枕
下部と梯型傾斜胴体部を敷布団を備えたマットレスの上
に置いて使用するため、クッション性がよく、枕下部と
梯型傾斜胴体部の高さだけ、敷布団並びにマットレス上
より、盛り上がった位置で上半身を支える。上向きの姿
勢の場合、図5で示すように、両肩の上部から上椀部の
肘辺りまで(図5で示すように、人の体格差により多少
位置がずれるが差支えない。)、梯型の突出部により外
に位置するため、両肩が空に浮いた状態になる。横姿勢
になつた場合も、図6で示すように、肩部及び上腕部が
梯型の上辺突出部に脇の下が当たり上半身部の体重を吸
収して沈み同時に肩部及び上椀部が溝の空間に出て保護
され梯型傾斜胴体部の中に沈まない。したがって、肩部
及び上腕部等が身体の重みで梯型傾斜胴体部の中に沈む
ことなく、両肩部及び両上腕部が梯型傾斜胴体部の弾発
力により上方胸部側に常時押されない。よって寝姿勢で
背中が弓状に湾曲することがない。また、梯型傾斜胴体
部は上半身部が緩い下降傾斜面で寝姿勢が取られるため
と空に浮いた両肩で、寝返りがしやすい。このように緩
い傾斜は上向き姿勢から横向き姿勢え、横向き姿勢から
上向き姿勢えと睡眠中の自然の寝返りに対しスムーズに
対応できる。
【0010】第2の発明に係る健康クッションは、就寝
用枕を載置する枕下部と人体の上半身を載置する胴体部
とをマットレス上に載置して構成される健康クッション
であって、胴体部が前記枕下部に向けて平面梯型の突出
部を形設すると共に、該梯型の突出部頂部から下方に向
けて下降傾斜させて梯型傾斜胴体部を形成し、マットレ
スの上面にシーツを拡布し、該シーツを縁下に折り込ん
で固定してなり、マットレス上に枕下部と梯型傾斜胴体
部とをそれぞれ盛上りと下降傾斜を調節して、該枕下部
の側面に向けて梯型突出部を上部並びに肩部周辺に溝部
を形成するように配置すると共に、身体の横就寝時には
前記肩部周辺の溝部に肩部と上椀部が入り込むようにし
て、就寝時の寝姿勢を健康上最適の状態に調節した。
【0011】第2の発明の健康クッションによれば、シ
ーツを折返して敷布団の縁下に折り込み、マットレスと
の間に固定しているので、寝返りでシーツがズレたり、
外れたりしない。さらに、シーツに取付けられているの
で、枕下部や梯型傾斜胴体部が寝返りでズレたり、外れ
たりすることがなく、ベットで上半身を傾斜させても、
下方にズレ落ちることがない。また、枕下部と梯型傾斜
胴体部を敷布団を備えたマットレスの上にシーツを介し
て置いて使用するため、クッション性がよく、枕下部と
梯型傾斜胴体部の高さだけ、敷布団並びにマットレス上
より盛り上がった位置で上半身を支える。上向きの姿勢
の場合、図5で示すように、両肩の上部から上椀部の肘
辺りまで(図5で示すように、人の体格差により多少位
置がずれるが差支えない。)、中央梯型の突出部により
外に位置するため、両肩が中に浮いた状態になる。横姿
勢になつた場合も、図6で示すように、肩部及び上腕部
が梯型の上辺突出部に脇の下が当たり上半身部の体重を
吸収して沈み同時に肩部及び上椀部が溝の空間に出て保
護され梯型傾斜胴体部の中に沈まない。したがって、肩
部及び上腕部等が体の重みで梯型傾斜胴体部の中に沈む
ことなく、両肩部及び両上腕部が梯型傾斜胴体部の弾発
力により上方胸部側に常時押されない。よって寝姿勢で
背中が弓状に湾曲することがない。また、梯型傾斜胴体
部は上半身部が緩い下降傾斜面で寝姿勢が取られるため
と空に浮いた両肩側で、寝返りがしやすい。このように
緩い傾斜は上向き姿勢から横向き姿勢え、横向き姿勢か
ら上向き姿勢えと睡眠中の自然の寝返りに対しスムーズ
に対応できる。
【0012】第3の発明に係る健康クッションは、就寝
用枕を載置する枕下部と人体の上半身を載置する胴体部
とをマットレス上に載置して構成される健康クッション
であって、胴体部が前記枕下部に向けて平面梯型の突出
部を形設すると共に、該梯型の突出部頂部から下方に向
けて下降傾斜させて梯型傾斜胴体部を形成し、該枕下部
と該梯型傾斜胴体部に調整蒲団を敷設してなり、マット
レス上に枕下部と梯型傾斜胴体部とをそれぞれ盛上りと
下降傾斜を調節して、該枕下部の側面に向けて前記梯型
突出部を上部並びに肩部周辺に溝部を形成するように配
置すると共に、身体の横就寝時には肩部周辺の溝部に肩
部と上椀部が入り込むようにして、就寝時の寝姿勢を健
康上最適の状態に調節した。
【0013】第3の発明の健康クッションによれば、枕
下部と梯型傾斜胴体部を敷布団を備えたマットレスの上
に置いて使用するため、枕下部と梯型傾斜胴体部の高さ
だけ、敷布団並びにマットレス上より、盛り上がった位
置で上半身を支える。特に枕下部と梯型傾斜胴体部の上
面に調節敷布団を載置しているので、肌触りとクッショ
ン性がよく、下部の敷布団並びにマットレスとの相乗効
果でクッション性が一段と向上している。上向きの姿勢
で使用する場合、図5で示すように、両肩の上部から上
椀部の肘辺りまで(図5で示すように、人の体格差によ
り多少位置がずれるが差支えない。)、中央梯型の突出
部により外に位置するため、両肩が中に浮いた状態にな
る。横姿勢になつた場合も、図6で示すように、肩部及
び上腕部が梯型の上辺突出部に脇の下が当たり上半身部
の体重を吸収して沈み同時に肩部及び上椀部が溝の空間
に出て保護され梯型傾斜胴体部の中に沈まない。したが
って、頭部、肩部及び上腕部等が体の重みで梯型傾斜胴
体部の中に沈むことなく、両肩部及び両上腕部が梯型傾
斜胴体部の弾発力により上方胸部側に常時押されない。
よって寝姿勢で背中が弓状に湾曲することがない。ま
た、梯型傾斜胴体部は上半身部が緩い下降傾斜面で寝姿
勢が取られるためと空に浮いた両肩で、寝返りがしやす
い。このように緩い傾斜は上向き姿勢から横向き姿勢
え、横向き姿勢から上向き姿勢えと睡眠中の自然の寝返
りに対しスムーズに対応できる。
【0014】第4の発明に係る健康クッションは、就寝
用枕を載置する枕下部と人体の上半身を載置する胴体部
とをマットレス上に載置して構成される健康クッション
であって、胴体部が前記枕下部に向けて平面梯型の突出
部を形設すると共に、該梯型の突出部頂部から下方に向
けて下降傾斜させて梯型傾斜胴体部を形成し、該枕下部
と該梯型傾斜胴体部に調整蒲団を敷設し、マットレスの
上面にシーツを拡布してその周縁部を縁下に折り込み、
固定してなり、記マットレス上に枕下部と梯型傾斜胴体
部とをそれぞれ盛上りと下降傾斜を調節して、該枕下部
の側面に向けて前記梯型突出部を上部並びに肩部周辺に
溝部を形成するように配置すると共に、身体の横就寝時
には前記肩部周辺の溝部に肩部と上椀部が入り込むよう
にして、就寝時の寝姿勢を健康上最適の状態に調節し
た。
【0015】第4の発明の健康クッションによれば、シ
ーツを敷布団の縁下に折り込み、マットレスとの間に固
定しているので、寝返りでシーツがズレたり、外れたり
しない。さらに、シーツに取付けられているので、枕下
部や梯型傾斜胴体部が寝返りでズレたり、外れたりする
ことがなく、ベットで上半身を傾斜させても、下方にズ
レ落ちることがない。また、枕下部と梯型傾斜胴体部を
敷布団を備えたマットレスの上にシーツを介して置いて
使用するため、枕下部と梯型傾斜胴体部の高さだけ、敷
布団並びにマットレス上より盛り上がった位置で上半身
を支える。特に枕下部と梯型傾斜胴体部の上面に調節敷
布団を載置しているので、肌触りとクッション性がよ
く、下部の敷布団並びにマットレスとの相乗効果でクッ
ション性が一段と向上している。上向きの姿勢で使用す
る場合、図5で示すように、両肩の上部から上椀部の肘
辺りまで(図5で示すように、人の体格差により多少位
置がずれるが差支えない。)、梯型の突出部により外に
位置するため、両肩が空に浮いた状態になる。横姿勢に
なつた場合も、図6で示すように、肩部及び上腕部が梯
型の上辺突出部に脇の下が当たり上半身部の体重を吸収
して沈み同時に肩部及び上椀部が溝の空間に出て保護さ
れ梯型傾斜胴体部の中に沈まない。したがって、肩部及
び上腕部等が体の重みで梯型傾斜胴体部の中に沈むこと
なく、両肩部及び両上腕部が梯型傾斜胴体部の弾発力に
より上方胸部側に常時押されない。よって寝姿勢で背中
が弓状に湾曲することがない。また、梯型傾斜胴体部は
上半身部が緩い下降傾斜面で寝姿勢が取られるためと空
に浮いた両肩で、寝返りがしやすい。この緩い傾斜は上
向き姿勢から横向き姿勢え、横向き姿勢から上向き姿勢
えと睡眠中の自然の寝返りに対しスムーズに対応でき
る。さらに、シーツを敷布団の縁下に折り込み、マット
レスとの間に固定しているので、寝返りでシーツがズレ
たり、外れたりすることがなく、ベットで上半身部を傾
斜させても下方にズレ落ちることがない。さらに、シー
ツに取付けられているので、枕下部や梯型傾斜胴体部が
寝返りでズレたり、外れたりすることがない。
【0016】
【発明の実施の形態】前記構成の健康クッションを図面
に示す実施例についてそれぞれ説明すれば次の通りであ
る。第1の発明である健康クッションのー実施例を説明
する。図1は第1の発明の斜視図、図2は図1の側面
図、図3は図1の上面説明図、図4は上側側面図、図図
5は上向姿勢で就寝している状態の上面説明図、図6は
横向姿勢で就寝している状態の側面説明図である。
【0017】図1〜4において、11は敷布団12を載
置したベットのマットレスを示し、クッション性を持た
せたものである。図の実施例では敷布団12を使用して
いるがマットレス11のみでもよい。この敷布団12の
上面にはシーツ13が拡布されている。14は就寝用枕
15を載置する枕下部である。16は梯型傾斜胴体部
で、クッション材を素材として形成され、折り畳むため
の折り畳み用切断部16aを介して枕下部14の側面に
向けて平面梯型の突出部17aを備えた平面梯型部17
と、これに続く傾斜部18とで構成される。梯型傾斜胴
体部16は、枕下部14の側面に向けて平面梯型の突出
部17aが形成され、突出部17aの上面はほぼ平坦に
形成され平坦部とされる。この平面梯型の突出部17a
は胴体の重量を支える力を大きくするためである。この
突出部17aから下部の傾斜部18に向けて緩やかに下
降傾斜させて傾斜部18を通して梯型傾斜胴体部を一体
に形成する。枕下部14は平面梯型の突出部17aより
低くしたり、高くしたりすることができ、体格差を調整
でき枕15によって体格差からくる高低を調整する。枕
下部14と梯型傾斜胴体部16の配置は、枕下部14と
梯型傾斜胴体部16とを平面梯型の突出部17aを枕下
部14の側面14aに向けて一定の間隔が保たれた溝部
19、19a、19bが形成されるようにマットレス1
1、敷布団12上に配設される。すなわち、溝部19、
19a、19bは梯型傾斜部胴体部16の平面梯型の突
出部17aが枕下部14に近接し、一定の間隔を置いて
マットレス11、敷布団12に配置される。
【0018】19aは左溝部、19bは右溝部であり、
これらの溝部19は、図1および図3に示すように、ク
ッション本体の枕下部14と梯型傾斜胴体部16との間
に設けると共に、平面梯型の突出部17aの上方に枕下
部14の内方起立面14a方向に向けて溝部19内に平
面梯型の突出部17aを形成させるものである。
【0019】平面梯型の突出部17aの先端部と枕下部
14の内方起立面14aを連通する溝部19は、突出部
17aの先端部と枕下部14の内方起立面14aは略平
行に形成される。突出部17aの厚さは、枕下部14の
厚みより低くしたり、高くしたりして、体格差を調整で
き枕15によって体格差からくる高低を調整する。傾斜
部に重量がかかる場合、突出部17aを枕下部14の厚
みよりやや高くすることができて好適である。また、枕
下部14を低く調節した場合は、枕15を高くしたり低
くしたりして、体格差や寝就時の体形、好みに合わせて
調整する。
【0020】さらに、梯型傾斜胴体部16は、突出部1
7aの平坦部から下方に向けて緩やかに下降傾斜させる
とともに、両側にも緩やかな傾斜をつけてもかまわな
い。
【0021】図中16aはクッション本体を折り畳むた
めの折り畳み用切断部である。図1、図2に示す実施例
の図面においては、折畳み用切断部16aを有するクッ
ションを示したが、平面梯型の突出部17aと胴体部1
8をー体に形成して、必ずしも折畳み用クッションとし
なくてもよい。
【0022】この実施例において、枕下部14の長さL
1 =600〜1000mm、幅はL2=300〜350mm
が好適である。高さはΗ1 =100〜200mmが好適で
ある。また、梯型傾斜胴体部16の突出部17a傾斜部
の長さはL3 =300〜500mm、全体の長さはL4 =
750〜850mm、幅はL5 =600〜1000mmが好
適である。平面梯型の頂部の幅はL6 =200〜300
mmで、高さはΗ2 =120〜200mmが好適である。H
1 、H2 の高さは使用する材料の硬軟によって枕下部1
2、突出部17aの沈み具合が異なるが、この場合柔ら
かいウレタン材を使用した寸法で表示した。
【0023】枕下部14と梯型傾斜胴体部16の配置
は、一定の間隙を設けて、ベットのマットレス11上に
敷布団12上に配置される。間隔はN1 =50〜150
mmの間隙が好適で、配置を適宜調節することによって、
人の体格差からくるものを調節する。
【0024】実施例のクッションの材質は、合成樹脂製
の柔軟性と復元性に富んだ素材で造られたもので表面が
平坦のものあるいは表面凹凸のあるものでもよい。
【0025】実施例の枕下部14と梯型傾斜胴体部16
を使用して就寝する状態を図5及び図6を参照して説明
する。これらの図において、マットレス11上に敷布団
12を載せ、就寝する人の身体に合わせて枕下部14と
梯型傾斜胴体部16を載置する。枕下部14には枕15
を載せて完成させる。梯型傾斜胴体部16には敷布を敷
いて使用すると好適である。
【0026】図5は上向姿勢で就寝している状態を示し
たもので、左右肩部4、4及び左右上腕部8、8がそれ
ぞれ左右両溝部19a、19bに入りこむために左右上
腕部8、8及び左右肩部4、4の下に空間ができるため
水平状態となる。この様に、枕下部14と梯型傾斜胴体
部16の高さだけ、敷布団12並びにマットレス11上
より盛り上がった位置で上半身を支える。
【0027】図6は横姿勢により就寝中の状態を示した
例であり、就寝中に横姿勢になつて上半身の自重で梯型
傾斜胴体部16が沈んでも、突出部17aが脇下にな
り、肩部4、4及び上腕部8、8が溝部19a又は19
bにおさまる。図6で突出部17aのA点から上半身の
自重でB点に梯型傾斜胴体部16が縮んでも、肩部4及
び上腕部8が体重及び梯型傾斜胴体部16の弾発力によ
る接触感を感じることがなくなる。この場合、上半身を
支える箇所が、頭部2と脇下の梯型傾斜胴体部16の突
出部17aの2箇所になるため枕15から梯型傾斜胴体
部16を支える首すじ部に負担が多くかかる人もおり上
腕部8、8肩部4、4を敷布団13に接触させて、4箇
所の接点に体重の分敢をさせることもでき、特に最も重
い脇下からの梯型傾斜胴体部16が突出部17aに直接
当たることによって、胴体の体重が突出部17aにおい
て吸収されるため、肩部4、4、上腕部8、8が溝19
に触れても押圧の負担が軽減され、頭部(枕部)2を支
える首すじ部も肩部4、4に押上げられて変型する度合
が少なくなる。溝19の深さは調整蒲団を使用したり、
突出部17aの高さを調節して使用することにより使用
する者の体形に適合したクッションとすることが可能と
なる。突出部17aの先端部の幅は使用する者の体形に
応じて幅広にしてもよく、また左溝部19aを大きく形
成し、右溝部19bは左溝部19aよりも小さくしても
よい。もちろん右溝部19bを左溝部19aより大きく
形成してもよい。実施例中では、折畳み可能なクッショ
ンを示しているが、クッションは折畳用切断部のないク
ッションでもよい。
【0028】第2の発明である健康クッションのー実施
例を説明する。図7は第2の発明の斜視図、図8は図7
の側面図、図9は図7の平面図、図10は図7の上面図
である。
【0029】図7〜10において、13はシートを示
し、14は就寝用枕15を載置する枕下部で、16は梯
型傾斜胴体部で、平面梯型部17と、これに続く胴体部
18とで構成される。梯型傾斜胴体部16は、枕下部1
4の下方に位置し、クッション材を素材として形成さ
れ、折り畳む為の折り畳み用切断部16aを介して平面
梯型部17と、これに続く胴体部18に区分することも
できる。平面梯型の突出部17aは、枕下部14の側面
に向けて平面梯型が形成され、突出部17aの表面は平
坦に形成され平坦部とされる。突出部17aは胴体部1
8の重量を支える力を大きくするためである。この平面
梯型の突出部17aである平坦部から下部胴体部18に
向けて緩やかに下降傾斜させて傾斜を形成する。枕下部
14と梯型傾斜胴体部16間に溝部19が形成される。
溝部19を挟んで、枕下部14と梯型傾斜胴体部16が
シーツ13上に取付けられる。シーツ13を敷布団12
の縁下13aに折り込みマットレス11との間で固定す
る。固定は、フォックを使用して取付てもよいし、ベル
ベツトフアスナーを使用して取付てもよく、また縫着し
て取付てもよい。また、シーツ13は合成樹脂繊維、天
然繊維、混紡で製造されたものが使用される。
【0030】このように、シーツ13を敷布団12の縁
下13aに折り込み、マットレス11との間に固定して
いるので、寝返りでシーツ13がズレたり、外れたりす
ることなく、ベットで上半身部を傾斜させても下方にズ
レ落ちることがない。さらに、シーツに取付けられてい
るので、枕下部14や梯型傾斜胴体部16が寝返りでズ
レたり、外れたりすることがない。実施例の枕下部14
と梯型傾斜胴体部16をシーツ13に取付けてた状態を
図9〜10に示した。
【0031】前記以外は第1の発明と同様である。
【0032】第3の発明である調節布団のー実施例を説
明する。図11は第3の発明のの上面説明図、図12は
側面図、図13は使用状態の上面図である。
【0033】本発明の第3の発明は、枕下部14並びに
梯型傾斜胴体部16の上面にそれぞれ調節布団20、2
1を配設したものである。図11〜13において、11
は敷布団12を載置したベットのマットレスを示す。1
4は就寝用枕15を載置する枕下部で、16は梯型傾斜
胴体部で、枕下部14の下方に位置し、クッション材を
素材として形成され、折り畳む為の折り畳み用切断部1
6aを介して平面梯型部17と、これに続く胴体部18
とで構成される。この梯型傾斜胴体部16は、枕下部1
4に向けて平面梯型の突出部17aが形成され、突出部
17aの表面は平坦に形成され平坦部とされる。この平
面梯型の突出部17aである平坦部から胴体部18に向
けて緩やかな下降傾斜させて梯型傾斜胴体部16を形成
する。枕下部14ど梯型傾斜胴体部16間に溝部19が
形成される。溝部19を挟んで、枕下部14と梯型傾斜
胴体部16が配置される。枕下部14および梯型傾斜胴
体部16の上面を調節布団20、21で被覆する。この
調節布団20、21を枕下部14並びに梯型傾斜胴体部
16の上面に被着あるいは係止させて固定する。調節敷
布団20、21は、肌触りとクッション性を一段とよく
し、下部の敷布団12並びにマットレス11との相乗効
果で更にクッション性が一段と向上する。
【0034】調節布団20、21の取付けは、枕下部1
4には被着し、梯型傾斜胴体部16には突出部に係止さ
せて固定するのが好適である。突出部17aに係止部2
1aを設けて係止する形でも良いし、フォックを使用し
て取付てもよいし、或はベルベツトフアスナーを使用し
て取付てもよく、また縫着して取付てもよい。
【0035】この実施例は、調節敷布団20、21を両
方あるいは単独で仕様することによって、就寝する者の
体形に適合させるためにクッション性と溝部19の深さ
を、調節布団20、21を枕下部14と梯型傾斜胴体部
16の上面に被覆して高さと体格差を調節する。図17
に示すように、この調節布団20は枕下部14には被覆
させ、調節布団21は、平面梯型の突出部17aと胴体
部18の形状に対応して、突出部17aの先端に係止す
る係止部17bに係止するのが好適である。また、使用
時には必要に応じて調節布団20、21を厚くしたり薄
くしたり、枚数重ね合わせて使用してもよい。
【0036】また、調節敷布団21は、図14〜15に
示すように、式蒲団12の後端部まで延ばして使用する
こともできる。就寝時に身体全体が調節敷布団21にあ
るのでクッション性が一段と優れる。
【0037】実施例の枕下部14と梯型傾斜胴体部16
にそれぞれ調節布団20、21を使用して就寝する状態
を図13に示した。
【0038】第4の発明である調節布団を被着したー実
施例を説明する。図16は第4の発明の上面説明図、図
17は側面図、図18は第4の発明の使用状態の上面図
である。
【0039】図13〜14において、この実施例は、前
記実施例のクッションの枕下部14と梯型傾斜胴体部1
6に調整蒲団20、21を敷設し、かつ、枕下部14と
梯型傾斜胴体部16をシーツ13に取付けたものであ
る。図において、11は敷布団12を載置したベットの
マットレスを示し、敷布団12の上にはシーツ13が拡
布されている。14は就寝用枕15を載置する枕下部
で、16は梯型傾斜胴体部で、枕下部14の下方に位置
し、クッション材を素材として形成され、折り畳む為の
折り畳み用切断部16aを介して平面梯型部17と、こ
れに続く胴体部18とで構成される。梯型傾斜胴体部1
6の形状は、枕下部14に向けて平面梯型の突出部17
aが形成され、突出部17aの表面は平坦に形成され平
坦部とされる。突出部17aは胴体の重量を支える力を
大きくするためである。この平面梯型の突出部17aで
ある平坦部から下部胴体部18に向けて緩やかに下降傾
斜させて梯型傾斜胴体部16を形成する。枕下部14と
梯型傾斜胴体部16間に溝部19が形成される。溝部1
9を挟んで、枕下部14と梯型傾斜部胴体部16がシー
ツ部13上に取付けられている。また、シーツ13を敷
布団12の縁下13aに折り込みマットレス11との間
で固定する。枕下部14と梯型傾斜胴体部16の取付け
は、フォックを使用して取付てもよいし、ベルベツトフ
アスナーを使用して取付てもよく、また縫着して取付て
もよい。
【0040】このように、シーツ13を敷布団12の縁
下13aに折り込み、マットレス11との間に固定して
いるので、寝返りでシーツ13がズレたり、外れたりし
ない。さらに、シーツに取付けられているので、枕下部
14や梯型傾斜胴体部16が寝返りでズレたり、外れた
りすることがない。
【0041】この実施例も、使用する者の体形に適合さ
せるためにクッション性と溝部19の深さを調節するた
めに調節布団20、21で被覆して調節する。調節布団
20は、枕下部14に載置されたもの、調節布団21は
梯型傾斜胴体部16に載置されたものである。この調節
布団20、21は、平面梯型部17と胴体部18の形状
に対応して、突出部17aに係止する係止部21aと、
枕下部14に被覆する係止部20aでそれぞれ係止する
が好適である。また、使用時には必要に応じて調節布団
20、21を厚くしたり薄くしたり、数枚重ね合せて使
用してもよい。また、調節敷布団21は、敷蒲団12の
後端部まで延ばして使用すると、就寝時に身体全体が調
節敷布団21にあるのでクッション性が一段と優れる。
【0042】実施例の枕下部14と梯型傾斜胴体部16
にそれぞれ調節布団20、21を使用して就寝する状態
を図18に示した。
【0043】前記以外は第1の発明と同様である。
【0044】実施例はクッション性のあるマットレスに
ついて説明したが、マットレスばかりでなく、水又は空
気を中空部に入れて使用されるウオーターマツト又はエ
アーマツトにも応用することが可能である。
【0045】
【発明の効果】人体の細い頸部から肩部、胸部までは、
頸部と身体各器官、各臓器へ、神経、自立神経、各種ホ
ルモン腺、各種分泌腺等が上下流通する重要な部分であ
る。この流通部門がと閉ざされたり一部の流通が通らな
くなると、人体の各所に異変が起こり、各臓器において
ホルモン、分泌物の生産が疎かになって、新陳代謝が行
われなかったりして体内に色々な不調がでてくる。ま
た、肩部や頸部に対して、出張っている肩部が就寝中に
上半身部に食込んで長時間しかも毎日毎日繰り返すこと
によって、ウッ血状態を起こし歪みとなって肩コリを起
こす基本的原因と成っている。本発明はこれらの原因を
解消するものである。
【0046】本発明は、クッション性のあるマットレス
と敷布団の上に、クッション性のある枕下部と梯型傾斜
胴体部を配置して、あるいはシーツを介してクッション
性のある枕下部と梯型傾斜胴体部を配置して、梯型傾斜
胴体部の突出部で左右溝部を形成したので、マットレス
と敷布団の上で盛上がり、仰むけで就寝しても肩部及び
上腕部が胴体部の重みでクッションの外溝部の中に沈み
込むことにより上腕部、肩部が弓状に湾曲することが減
少するために熟唾することができ、肩こりを解消できる
効果がある。また、横姿勢で就寝しても肩部、上腕部が
クッションの弾発力及び体重により押圧されることがな
くなるために肩部及び上腕部に抑圧を感ずることが減少
し、就寝中に目醒めることがなく熟睡でき、短時間の睡
眠で疲労を除去できる。したがって、寝姿勢で横になっ
ても背中が弓状に湾曲することがない。
【0047】更に、梯型傾斜胴体部の突出部と枕下部
を、溝部と左右溝部で分離したので使用する者の体形に
適合させて調整して使用できる。
【0048】また、水平状態のマットレスや敷布団上よ
り盛上った位置にある梯型傾斜胴体部は、上半身部が緩
い下降傾斜で寝姿勢が取られるためと両肩が空に浮くの
で、寝返りがしやすい。この緩い傾斜は上向き姿勢から
横向き姿勢え、横向き姿勢から上向き姿勢えと睡眠中の
自然の寝返りに対しスムーズに対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の全体を示す斜視図、
【図2】図1の側面説明図、
【図3】図1の平面説明図、
【図4】図1の上側側面図、
【図5】本発明の上向姿勢で就寝している状態を示ず説
明図、
【図6】本発明の横向姿勢で就寝している状態を示ず説
明図、
【図7】第2の発明の全体を示す斜視図、
【図8】図7の側面説明図、
【図9】図7の平面説明図、
【図10】図7の上側側面図、
【図11】第3の発明の平面説明図、
【図12】図11の側面説明図、
【図13】第3の発明の使用状態を示す上面説明図、
【図14】第3の発明の平面説明図、
【図15】図14の側面説明図、
【図16】第4の発明の平面説明図、
【図17】図16の側面説明図、
【図18】第4の発明の使用状態を示す上面説明図、
【図19】従来の一般的な寝姿勢の説明図、
【図20】従来の寝姿勢の例を示す斜視図、
【図21】従来の横寝姿勢の説明図、
【図22】従来の就寝中の身体の状態を示した図。
【符号の説明】
11………マットレス 12………敷布団 13………シーツ 14………枕下部 15………枕 16………梯型傾斜胴体部 17………平面梯型部 17a……突出部 18………胴体部 19………溝部 20、21…調節布団 2117……… 11………

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 就寝用枕を載置する枕下部と人体の上半
    身を載置する胴体部とをマットレス上に載置してなる健
    康クッションであって、 前記胴体部が前記枕下部に向けて平面梯型の突出部を形
    設すると共に、該梯型の突出部頂部から下方に向けて下
    降傾斜させて梯型傾斜胴体部を形成してなり、 前記マットレス上に前記枕下部と前記梯型傾斜胴体部と
    をそれぞれ盛上りと下降傾斜を調節して、該枕下部の側
    面に向けて前記梯型突出部を上部並びに肩部周辺に溝部
    を形成するように配置すると共に、身体の横就寝時には
    前記肩部周辺の溝部に肩部と上椀部が入り込むようにし
    て、就寝時の寝姿勢を健康上最適の状態に調節したこと
    を特徴とする健康クッション。
  2. 【請求項2】 就寝用枕を載置する枕下部と人体の上半
    身を載置する胴体部とをマットレス上に載置して構成さ
    れる健康クッションであって、 前記胴体部が前記枕下部に向けて平面梯型の突出部を形
    設すると共に、該梯型の突出部頂部から下方に向けて下
    降傾斜させて梯型傾斜胴体部を形成し、前記マットレス
    の上面にシーツを拡布しそのシーツの周縁部を縁下に折
    り込んで固定してなり、 前記マットレス上に前記枕下部と前記梯型傾斜胴体部と
    をそれぞれ盛上りと下降傾斜を調節して、該枕下部の側
    面に向けて前記梯型突出部を上部並びに肩部周辺に溝部
    を形成するように配置すると共に、身体の横就寝時には
    前記肩部周辺の溝部に肩部と上椀部が入り込むようにし
    て、就寝時の寝姿勢を健康上最適の状態に調節したこと
    を特徴とする健康クッション。
  3. 【請求項3】 就寝用枕を載置する枕下部と人体の上半
    身を載置する胴体部とをマットレス上に載置して構成さ
    れる健康クッションであって、 前記胴体部が前記枕下部に向けて平面梯型の突出部を形
    設すると共に、該梯型の突出部頂部から下方に向けて下
    降傾斜させて梯型傾斜胴体部を形成し、該枕下部と該梯
    型傾斜胴体部に調整蒲団を敷設してなり、 前記マットレス上に前記枕下部と前記梯型傾斜胴体部と
    をそれぞれ盛上りと下降傾斜を調節して、該枕下部の側
    面に向けて前記梯型突出部を上部並びに肩部周辺に溝部
    を形成するように配置すると共に、身体の横就寝時には
    前記肩部周辺の溝部に肩部と上椀部が入り込むようにし
    て、就寝時の寝姿勢を健康上最適の状態に調節したこと
    を特徴とする健康クッション。
  4. 【請求項4】 就寝用枕を載置する枕下部と人体の上半
    身を載置する胴体部とをマットレス上に載置して構成さ
    れる健康クッションであって、 前記胴体部が前記枕下部に向けて平面梯型の突出部を形
    設すると共に、該梯型の突出部頂部から下方に向けて下
    降傾斜させて梯型傾斜胴体部を形成し、該枕下部と該梯
    型傾斜胴体部に調整蒲団を敷設し、前記マットレスの上
    面にシーツを拡布しその周縁部を縁下に折り込み、固定
    してなり、 前記マットレス上に前記枕下部と前記梯型傾斜胴体部と
    をそれぞれ盛上りと下降傾斜を調節して、該枕下部の側
    面に向けて前記梯型突出部を上部並びに肩部周辺に溝部
    を形成するように配置すると共に、身体の横就寝時には
    前記肩部周辺の溝部に肩部と上椀部が入り込むようにし
    て、就寝時の寝姿勢を健康上最適の状態に調節したこと
    を特徴とする健康クッション。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100371582B1 (ko) * 2001-01-30 2003-02-15 김헌상 매트리스
JP2008253734A (ja) * 2007-03-12 2008-10-23 Nakajima Meriyasu:Kk 側臥位補助具
JP5508588B1 (ja) * 2013-02-22 2014-06-04 史洋 大谷 敷き寝具
JP2016043232A (ja) * 2014-08-25 2016-04-04 井上 博喜 側臥位で寝ることに適した寝具
WO2021176956A1 (ja) * 2020-03-02 2021-09-10 株式会社タイカ 寝返り補助パッド及び寝返り補助マットレス

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