JP6787558B1 - マット付き枕 - Google Patents

マット付き枕 Download PDF

Info

Publication number
JP6787558B1
JP6787558B1 JP2020096859A JP2020096859A JP6787558B1 JP 6787558 B1 JP6787558 B1 JP 6787558B1 JP 2020096859 A JP2020096859 A JP 2020096859A JP 2020096859 A JP2020096859 A JP 2020096859A JP 6787558 B1 JP6787558 B1 JP 6787558B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pillow
mat
head
neck
waist
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020096859A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021186448A (ja
Inventor
辰男 山端
辰男 山端
Original Assignee
株式会社ヘラルドハウスウェア
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ヘラルドハウスウェア filed Critical 株式会社ヘラルドハウスウェア
Priority to JP2020096859A priority Critical patent/JP6787558B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6787558B1 publication Critical patent/JP6787558B1/ja
Publication of JP2021186448A publication Critical patent/JP2021186448A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Bedding Items (AREA)

Abstract

【課題】就寝時における利用者の脊椎のほぼ全体を緩く滑らかで自然な曲線状で支持し、頸椎に加わる負担を十分に低減でき、上半身の気管や臓器に対し、不要な圧迫感を与えにくく、スムーズな寝返りを自然に行えるマット付き枕を提供する。【解決手段】マット付き枕1は、頭部、頸部および胸部を経て腰部の一部を支える枕部3と、当該枕部を載置し、且つ、頸部から胸部を経て腰部の他部を支えるシート状のマット部2、で成り、頭部および頸部を支える頭支持部10aと、頸部から胸部を経て腰部付近までを支えるマット部10bとを一体に備える。頭支持部10aおよび体支持部10bは、全体が平面視で長方形状を呈し、頭支持部10aの上面側および体支持部10bにおける幅方向の中央部には、平面視で、これら以外の部分を構成するウレタンよりも固いウレタン層15がT字形状に配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、マット付き枕に関する。
この種のマット付き枕に関し、例えば、所定の高さを有して頭部を載置する弾性を備えた頭部支持部と、係る頭部支持部よりも高さが低く頸椎部を載置する弾性を備えた頸椎部支持部と、係る頸椎部支持部よりも高さが更に低く上部胸椎部を載置する弾性を備えた胸椎部支持部と、を水平方向に沿って順に備え、頭部支持部と頸椎部支持部と胸椎部支持部とによって構成される枕全体の側断面形状が略三角形状であり、頭部支持部と頸椎部支持部との間に、下方に窪む第1の溝を有する枕が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の枕では、利用者の頸椎部にかかる負担を低減し、上部頸椎部が動き易い状態となるので、就寝時に身体のバランスが保たれ、リラックスした就寝が得られる、と記載されている。
更に、利用者の頭部を支える第1の支持部と、首部を支える第2の支持部と、肩部および胸部を支える第3の支持部と、を備え、第2の支持部、第1の支持部、および第3の支持部の順で固さが固い高反発ウレタン素材からなり、第3の支持部における胸部側の端部は、水平面から10度〜20度の傾斜角度とした枕も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2の枕では、簡単な形状を採用しつつ、利用者の頭部および首だけでなく、肩全体および胸部も支え、首(頸椎)への負担を和らげられるため、利用者にとって楽で且つ快適な就寝を得られる、と記載されている。
特許第5569637号公報 特開2019−110966号公報
しかし、特許文献1,2に記載の枕では、利用者の上部胸椎部あるいは胸部までしか支えていないため、頸椎、胸椎、および腰椎に亘る脊椎のほぼ全体が、側面視で緩く滑らかで自然な曲線状になり難い。その結果、利用者の頸椎に加わる負担を十分に低減できず、食道、肺、胃、心臓などの上半身の気管や臓器に対して、不要な圧迫感を与えかねないと共に、例えば、仰向きの仰臥から横向きの側臥への寝返りをスムーズで且つ自然に行いにくい、という問題点があった。
本発明は、前述の問題点を解決し、就寝時における利用者の脊椎のほぼ全体を緩く滑らかで自然な曲線状に支持し、頸椎に加わる負担を十分に低減でき、上半身の気管や臓器に対し、不要な圧迫感を与えにくいと共に、寝返りを、スムーズ且つ自然に行えるマット付き枕を提供する。
本発明のマット付き枕は、
頭部、頸部および胸部を経て腰部の一部を支える枕部と、枕部を載置し、且つ、頸部から胸部を経て腰部の他部を支えるシート状のマット部で成るマット付き枕であって、
枕部は、頭部用凹溝部を、枕部の頭部側の幅方向に向かって備え、且つ頭部側より分岐した傾斜部(11b)、および腰部水平状部(12b)を、枕部の縦方向に向かって備え、
マット部は、枕部を架承し、且つ胸部傾斜部(11a)、および腰部水平状部(12a)を、マット部の縦方向に向かって備え、
枕部は、平面視してT字形状に形成し、マット部に形成したT字形状薄肉部に載置し、
且つ枕部の素材は、マット部の素材より固い素材を採用することを特徴としている。
枕部には、頭部用凹溝部に併設するように、頭部側に頭上側凸条部、及び、枕部の頸部側に頸部側凸条部、を備える構成としてもよい。
固い素材は、ポリウレタン層であって、
枕部の傾斜部(11b)および腰部水平状部(12b)の幅方向の長さは、
マット付き枕の幅方向全体の20%〜40%を占めていてもよい。
枕部の傾斜部(11b)および腰部水平状部(12b)は、ポリウレタン層を採用する構成としてもよい。
ポリウレタン層は、低反発性ポリウレタン、高通気性ポリウレタン、または、高密度・高反発性ポリウレタンの何れかでなってもよい。
マット部における腰部側の端辺は、滑り止め手段を備え、斜め上向きに凸の曲面を備える構成としてもよい。
本発明のマット付き枕によれば、固いポリウレタン層を平面視でT字形状とし、これ以外の部分(マット部)の上面側に形成された相似形状の凹部(T字形状薄肉部)内に嵌め込むため、容易に且つ精度良く組み立てられるので、全体が強固に一体となったマット付き枕を提供できる。
本発明による一実施形態のマット付き枕を示す斜視図 本発明のマット付き枕の身長方向に沿った側面図 本発明のマット付き枕の分解斜視図 マット部の傾斜面と水平面表面に滑り止め手段を設けた場合の斜視図 (イ)と(ロ)は、それぞれ、例えば、滑り止め手段の他の例を表した模式図 (A)は、例えば、胃酸逆流防止摸式図を付けたマット付き枕の使用状態を示す概略図、(B)は、例えば、胃酸逆流摸式図を付けた比較例の枕の使用状態を示す概略図 マット付き枕の使用状態を上から見た一例
以下において、本発明を実施するための形態について説明する。
尚、本明細書中の「ポリウレタン」は、特に断らない限り、「発泡ポリウレタン」を表している。加えて、固いポリウレタン層は、密度が25kg/m3以上の低反発性ポリウレタン、高通気性ポリウレタン、あるいは、高密度・高反発性ポリウレタンからなり、固いポリウレタン層以外の部分は、密度が20kg/m3以下の所謂ソフトポリウレタンからなる。以下において、発泡ポリウレタンは、単にウレタンと略して記載する。
図1は本発明による一実施形態のマット付き枕1を示す斜視図、図2は側面図である。また、図面では、図示の左右方向を利用者Hの身長方向(縦方向)、図示の前後方向を幅方向とする。
マット付き枕1は、図1、2に示すように、利用者Hの頭部H1および頸部H2の一部300aを支える枕部3と、利用者Hの頸部H2から胸部H3を経て腰部H4付近までの他部300bを支えるシート状のマット部2と、で構成される。また、利用者Hの頭部H1から頸部H2を支える部位を頭支持部10a、頸部H2から胸部H3を経て腰部H4を支える部位を体支持部10bとする。
頭支持部10aと体支持部10bとの境界は、明確な位置にて特定されるものではなく、両者の範囲が一部で重複する場合が一般的な形態である。この点は、利用者Hの身長や体格によっても同様に変化する。更に、腰部H4付近とは、利用者Hの腰部H4(腰椎)に達している場合はもちろん、腰部H4の直前に位置する腰椎の最下部に達している場合も含む。この点も、利用者Hの身長や体格によっても変化する。
頭支持部10aは、垂直断面において、頭上側凸条部4、頸部側凸条部5、および、頭上側凸条部4と頸部側凸条部5との間に位置し、且つ下向きに緩く窪んだ頭部用凹溝部6を有している。頭部用凹溝部6は、頭支持部10aの幅方向の全長に沿って配置され、利用者Hの後頭部あるいは側頭部を支える。
因みに、図2の側面図において、マット付き枕1の底面16からの高さは、例えば、頭上側凸条部4の最上部が約9cm、頸部側凸条部5の最上部が約10cm、頭部用凹溝部6の最下部が約8cmである。尚、図1中で示すように、頭支持部10aの直下の底面16側には、利用者Hの体格に応じて、所要枚数の高さ調整用シート(マット)20を敷設しても良い。
また、図1、2に示すように、体支持部10bは、垂直断面視で、頸部側凸条部5の頭部用凹溝部6とは反対側の位置から利用者Hの胸部H3までに亘って、底面16側に接近するように緩く傾斜した傾斜面11と、利用者Hの胸部H3から腰部H4付近まで伸びた水平面12と、を有している。因みに、傾斜面11の傾斜は、例えば、底面16からの高さが約10cm弱〜約3cm強の範囲で付けられている。また、水平面12の底面16からの高さは、約3cmである。
尚、水平面12は、完全な水平面ではなく、その平面方向に沿って、上下方向に数mmずつ変化する凹凸を含む形態、あるいは、仮想の水平面に対して、±1度以下で極緩く傾斜している、ほぼ水平状の平面である形態も含んでいる。
更に、頭支持部10aおよび体支持部10bは、これら全体が平面視で長方形状を呈する。加えて、頭支持部10aの上面側および体支持部10bにおける幅方向の中央部には、これら以外の部分(次述するマット部2)を構成するソフトウレタンよりも固いウレタン層15が、平面視でT字形状にして配置されている。因みに、マット付き枕1は、例えば、利用者Hの身長方向の長さが約77〜80cm強で、且つ幅方向の長さが約60〜100cmである。
尚、マット部2は、図3の分解斜視図で示し、且つ後述するように、平面視でT字形状を呈する固いウレタン層15で形成される枕部3が嵌め込まれる、凹部(T字形状薄肉部)8を備えている。
マット部2は、例えば、比較的柔軟で且つ軽量(低密度)なソフトウレタンからなり、枕部3の頭側を載置する水平面8a、および幅方向で一対の縦壁面8bと、体支持部10bの幅方向の中央部に上向きに開口し、且つ細長く緩くカーブした傾斜溝9とからなり、平面視で全体がT字形状の凹部8を有している。傾斜溝9は、例えば、滑り台の内側部分の形態に相当するものとも言い得る。
一方、枕部3(固いウレタン層15でなる)は、例えば、低反発ウレタンからなり、図3に示すように、頭支持部10aの上面側と、頭支持部10aの頸部側凸条部5の幅方向の中央部から、図3の右方向へ向かって、斜め下側に傾斜した傾斜部11bと、傾斜部11bから利用者の腰部付近まで細長く且つ薄く伸びた水平状部12bと、を一体に有している。傾斜部11bおよび水平状部12bの厚みは、図3の例では水平上部12bがより薄肉となっているが、ほぼ一定状もあり得る。
尚、傾斜部11bおよび水平状部12bにおける幅方向の両側には、マット部2における一対ずつの傾斜部11aおよび水平状部12aが位置している。図4で示すように、傾斜部11a及び水平状部12aの表面は、凹凸形状でなる滑り止め素材でなり、傾斜部11a及び水平状部12aに位置する、利用者Hの両肩及び背中の滑りやずれを防止することもあり得る。図5は滑り止め手段の他の例である。また、体支持部10bにおける利用者Hの腰部側の端部は、マット部2側における一対の端辺13と、枕部3(固いウレタン層15)側の端辺14とによって構成され、これらの端辺13、14は、ゆるやかな曲面となっている。
図2で示す体支持部10bの傾斜面11は、傾斜部11a、11bによって形成され、体支持部10bの水平面12は、水平状部12a、12bによって形成されている。従って、図3中で下向きの矢印で示すように、マット部2の凹部8の水平面8a上に固いウレタン層15(枕部3)の頭側を載置し、且つマット部2の傾斜溝9内に固いウレタン層15(枕部3)の傾斜部11bおよび水平状部12bを嵌め込むことで、マット付き枕1を精度良く、且つ、容易に組み立てることができる。尚、マット付き枕1は、図1、2の状態で、その外側面の全体を覆う綿布などからなり、且つ、例えば、ファスナー付きの布製シート(図示せず)でカバーされる。
以下において、マット付き枕1の使用状態を、比較例の枕30の使用状態と併せて説明する。図6(A)に示すように、マット付き枕1の上側に利用者Hが上向きに仰臥すると、利用者Hの後頭部は、頭支持部10aの頭上側凸条部4、頭部用凹溝部6、および頸部側凸条部5に支えられ、利用者Hの肩部を含む上半身は、体支持部10bの傾斜面11および水平面12に支えられる。その結果、利用者Hの脊椎B1は、そのほぼ全体(頸椎、胸椎、および、少なくとも腰椎の上部)を緩く滑らかで自然な曲線状に支持し易くなり、就寝中における利用者Hの頸椎に加わる負担を低減できる。
また、図6(A)に示すように、頸部側凸条部5および傾斜面11によって、就寝中の利用者Hの仰臥時における食道S1が、喉から胃25に向かって緩く傾斜して下がる姿勢となるため、胃酸が喉側に逆流し難くなるので、例えば、誤嚥性肺炎の発生を抑制することができる。更に、就寝中の利用者Hの上半身の気管や臓器に対し、利用者Hの脊椎B1が、不要な圧迫感を与えにくくなるので、安全で快適な眠りを得る実益がある。
また、頭支持部10aの上面側および体支持部10bにおける幅方向の中央部に、固いウレタン層15がT字形状で配置されているため、利用者Hの背中の中心部が支えられ、それによって、肩の端と、腕の重さで胸が開き、猫背がまっすぐになり、リラックスした姿勢になる。利用者Hが仰臥から側臥に寝返った際に、下側となる肩と腕がゆっくり沈み込んで体重を分散させ、腕が痺れにくくなるので、寝返りが自然に行い易くなる。加えて、体支持部10bの端辺13、14が、ゆるやかな曲面となっているため、利用者Hの仰臥時において、臀部を除いた上半身全体を、臀部を含む下半身よりも上方側に移動させて就寝できるので、背筋を伸ばした正しい姿勢を保ち易くなる特徴がある。
一方、図6(B)に示すように、特許文献1、2における比較例の枕30の上側に利用者Hが上向きに仰臥すると、利用者Hの後頭部および頸椎部は、枕30の頭部支持部および頸椎部支持部に支えられ、利用者Hの肩部付近のみが、係る肩部の直下に位置し、且つ上部頸椎部を支える胸椎部支持部の傾斜面に支えられる。その結果、利用者Hの脊椎B2は、胸椎の中程で屈曲状となるため、就寝中における利用者Hの頸椎に加わる負担が低減されにくくなる。
また、図6(B)に示すように、比較例の枕30によって、利用者Hの仰臥時における食道S2が、喉から胃25に向かって湾曲しつつ水平又は上向きの姿勢となるため、胃酸が喉側に逆流し易くなり、例えば、誤嚥性肺炎を誘発させる虞が生じ得る。更に、就寝中の利用者Hの上半身の気管や臓器に対し、比較例の枕30が支えず、敷布団の表面で直に支持されるため、利用者Hの脊椎B2に、不要な圧迫感を与え易くなるので、安全で快適な眠りを得ることが困難となる。以上のように、マット付き枕1は、比較例の枕30と比べて、優位性を有することが理解される。
尚、マット付き枕1は、前述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、固いウレタン層15は、高通気性ポリウレタン、または、高密度・高反発性ポリウレタンからなるものとしても良い。固いウレタン層15を高通気性ウレタン製とした場合には、蒸れにくくなるので、長時間に亘って利用する要介護者や疾病者などに好適となる。
更に、マット部2の傾斜溝9は、その開口部側から底面側に向かって徐々に狭くなる垂直断面の形状とし、且つ枕部3(固いウレタン層15)の傾斜部11bおよび水平状部12bの垂直断面も、前述の形状と相似形状とした形態としても良い。加えて、枕部3(固いウレタン層15)は、マット部2の凹部8に嵌め込む際に、接着剤を介して一体に接合した形態としても良い。
また、頭支持部10aを中心側とし、その周囲に体支持部10bを円周形状に巻き付けると、全体としてコンパクトに収納し易くなるので、キャンプや登山などの野外活動、または、流行性疾病対策時の臨時病床などにも、容易に活用することもできる。
尚、本発明において、枕部3とマット部2との嵌め込みB(組合せ線部)間に形成した隙間40を備える構成とすることで、熱気の逃がし効果とか、巻込み、折畳み等の利便性が期待できる。また図示しないが、この隙間40に段差を設けることで、枕部3のマット部2からの脱離防止効果も考えられる。
本発明によれば、就寝時における利用者の脊椎のほぼ全体を緩く滑らかで自然な曲線状にして支持し、頸椎に加わる負担を十分に低減でき、上半身の気管や臓器に対して、不要な圧迫感を与えにくいと共に、スムーズな寝返りを自然に行えるマット付き枕を提供できる。
上述した説明とそれぞれの図面は、本発明の好ましい一例であって、この説明と各図面に限定されない。従って、発明の趣旨の範囲において構成の一部を変更する構造とか、同じ特徴と効果を達成できる構造、等は、本発明の範疇である。
1 マット付き枕
2 マット部
3 枕部
4 頭上側凸条部
5 頸部側凸条部
6 頭部用凹溝部
8 凹部(T字形状薄肉部)
8a 水平面
8b 縦壁面
9 傾斜溝
10a 頭支持部
10b 体支持部
11 傾斜面
11a,11b 傾斜部
12 水平面
12a,12b 水平状部
13,14 端辺
15 固いウレタン層
16 底面
20 高さ調整用シート(マット)
25 胃
30 比較例の枕
40 隙間
300a 一部
300b 他部
B 嵌め込み
H 利用者
H1 頭部
H2 頸部
H3 胸部
H4 腰部
B1,B2 脊椎
S1,S2 食道

Claims (6)

  1. 頭部、頸部および胸部を経て腰部の一部を支える枕部と、当該枕部を載置し、且つ、前記頸部から前記胸部を経て前記腰部の他部を支えるシート状のマット部、で成るマット付き枕であって、
    前記枕部は、頭部用凹溝部を、当該枕部の頭部側の幅方向に向かって備え、且つ当該頭部側より分岐した傾斜部(11b)、および腰部水平状部(12b)を、当該枕部の縦方向に向かって備え、
    前記マット部は、前記枕部を架承し、且つ胸部傾斜部(11a)、および腰部水平状部(12a)を、当該マット部の縦方向に向かって備え、
    前記枕部は、平面視してT字形状に形成し、前記マット部に形成したT字形状薄肉部に載置し、
    且つ当該枕部の素材は、当該マット部の素材より固い素材を採用することを特徴としたマット付き枕。
  2. 前記枕部には、前記頭部用凹溝部に併設するように、前記頭部側に頭上側凸条部、及び、当該枕部の頸部側に頸部側凸条部、を備える構成とした請求項1に記載のマット付き枕。
  3. 前記固い素材は、ポリウレタン層であって、
    前記枕部の前記傾斜部(11b)および前記腰部水平状部(12b)の幅方向の長さは、
    前記マット付き枕の幅方向全体の20%〜40%を占める構成とした請求項1に記載のマット付き枕。
  4. 前記枕部の前記傾斜部(11b)および前記腰部水平状部(12b)は、前記ポリウレタン層を採用する構成とした請求項3に記載のマット付き枕。
  5. 前記ポリウレタン層は、低反発性ポリウレタン、高通気性ポリウレタン、または、高密度・高反発性ポリウレタンの何れかでなる構成とした請求項3又は4の何れか一項に記載のマット付き枕。
  6. 前記マット部における前記腰部側の端辺は、滑り止め手段を備え、斜め上向きに凸の曲面を備える構成とした請求項1から4の何れか一項に記載のマット付き枕。
JP2020096859A 2020-06-03 2020-06-03 マット付き枕 Active JP6787558B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020096859A JP6787558B1 (ja) 2020-06-03 2020-06-03 マット付き枕

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020096859A JP6787558B1 (ja) 2020-06-03 2020-06-03 マット付き枕

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6787558B1 true JP6787558B1 (ja) 2020-11-18
JP2021186448A JP2021186448A (ja) 2021-12-13

Family

ID=73220064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020096859A Active JP6787558B1 (ja) 2020-06-03 2020-06-03 マット付き枕

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6787558B1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113952154A (zh) * 2021-10-20 2022-01-21 浙江大学医学院附属第四医院 一种支气管镜检查操作专用体位垫
JP7087057B1 (ja) 2020-12-25 2022-06-20 株式会社オークローンマーケティング
JP7471620B1 (ja) 2023-10-13 2024-04-22 株式会社アルイトコー 寝具

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3862227B2 (ja) * 2002-08-08 2006-12-27 五郎 臼井 下顎防護枕
JP3177474U (ja) * 2012-05-25 2012-08-02 勝晤 伊▲藤▼ 逆流性食道炎対処用マット
CN108095970A (zh) * 2017-12-29 2018-06-01 刘文学 颈椎治疗枕
CN210138032U (zh) * 2019-03-18 2020-03-13 田国锋 一种新型护腰、护颈枕
JP3221696U (ja) * 2019-03-28 2019-06-13 カレイド株式会社
KR102071513B1 (ko) * 2019-07-31 2020-01-30 우현웅 교정용 베개

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7087057B1 (ja) 2020-12-25 2022-06-20 株式会社オークローンマーケティング
JP2022102055A (ja) * 2020-12-25 2022-07-07 株式会社オークローンマーケティング
CN113952154A (zh) * 2021-10-20 2022-01-21 浙江大学医学院附属第四医院 一种支气管镜检查操作专用体位垫
JP7471620B1 (ja) 2023-10-13 2024-04-22 株式会社アルイトコー 寝具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021186448A (ja) 2021-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6787558B1 (ja) マット付き枕
JP6855670B2 (ja)
US6003177A (en) Pillow
US8220091B2 (en) Sleep system
US11596247B2 (en) Pillow for healthy ergonomic positioning of the neck and spine
US20120073055A1 (en) Multipurpose ergonomic adjustable pillow with offset cutout
US11134801B2 (en) Therapeutic head pillow and supporting body pillow
US20160000242A1 (en) Spinal Alignment Pillow
US5426798A (en) Resting support particularly adapted for prone sleeping
US20120084923A1 (en) Neck and head support pillow
JP2004351217A (ja) 伏臥就寝、休養又は治療用クッション用具
KR20150038795A (ko) 맞춤형 기능성 베개
JP5968246B2 (ja) 腹臥位用敷き寝具セット
US11039699B1 (en) Therapeutic pillow assembly
US20160015182A1 (en) Spinal Alignment Pillow
JP3137305U (ja) 頚椎支持・高さ調節枕
WO2013139175A1 (zh) 一种具有高度、角度调节装置的分区枕头
JP3047525U (ja) 寝具用補助装置
WO2016133544A1 (en) Spinal alignment pillow
US20110314610A1 (en) Platform extension
KR200491545Y1 (ko) 맞춤형 기능성 베개
JP4892141B2 (ja) 枕兼用クッション体
JP3071343U (ja) 仰向体位の安定支持具
JPH09149843A (ja) 健康クッション
JP2019110966A (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200612

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200612

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201008

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201021

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201021

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6787558

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250