JP3862227B2 - 下顎防護枕 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、就寝時の姿勢により、下顎の圧迫が原因で起こる病気に知らずにかかるのを防止する下顎防護枕に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
就寝時の様々な体位において、頸部が湾曲しないような形の健康枕は、多く発明されている。前記従来の健康枕には、形状を工夫することによって、仰向け(仰臥位)あるいは横向き(横臥位)に寝た場合、頸椎に及ぼす影響を少なくするものがある。たとえば、特開2002−272580に記載された健康枕は、身体の不快感を予防、改善、解消することを目的として、形状を馬蹄形とし、温熱材または冷却材を入れるポケットを設けている。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−272580
【0004】
また、特開2002−102038に記載された健康枕は、仰向けに寝ている場合、あるいは、横向きに寝ている場合でも、自然で無理のない姿勢を維持でき、しかも介耳が圧迫されずに、安眠と健康に適しており、仰向けに寝る場合に後頭部を載せる中間枕の左右に、横向きに寝る場合に左右の側頭部を載せる左隆起枕と右隆起枕を有し、その中央部に凹状に窪みが設けられている。
【0005】
【特許文献2】
特開2002−102038
【0006】
さらに、特開2000−102468に記載されている健康枕は、頭部や首筋に圧迫感を感じさせることなく、頸椎等の矯正に寄与するもので、頭部を支持する頭載部と、前記頭載部よりも高く形成されて首筋を支持する首筋載部とを一体に有するクッション体を備えており、前記クッション体の首筋載部が頸椎ないし胸椎を前湾した理想湾曲線に近い姿勢に保持する高さに設定されている。
【0007】
【特許文献3】
特開2000−102468
【0008】
日本咬合学会は、全身姿勢(健康状態)と下顎との関連に対する研究と臨床を急速に進めている。下顎の偏位は、全身姿勢を変形(脊椎の湾曲異常)させ、これに伴う様々な全身の整形外科的疾患や、不定愁訴といわれている症状が生じることが明らかになってきた。
【0009】
【非特許文献1】
丸山 剛郎:咬合と全身の健康 医歯薬出版:2000年 日本咬合学会会誌、2001年1月
【0010】
以上のように、就寝時に様々な体位において、頸部が湾曲しないような形状の健康枕は、前記特許文献1ないし特許文献3にあるように、多数発明されている。しかし、下顎の偏位に注目した健康枕は、未だ開発されていない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本出願人は、非特許文献1に記載されているように、就寝時の無意識下における下顎の圧迫に基づく障害や病気を防止する予防医学に基づいた健康枕を発明した。本発明は、就寝時におけるいかなる体位においても、下顎を圧迫しないような枕の構造が要求される。前記下顎防護枕の構造は、下顎以外の後頭部、頸部、側頭部がどのような体位であっても、充分に安定した状態で支持される必要がある。
【0012】
本発明が解決しようとする課題は、仰向けあるいは横向きに寝ても、頸部が異常湾曲しないような高さであり、かつ下顎の圧迫偏位を防ぐことにより、全身の健康を損ねることがないようにした下顎防護枕を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
(第発明)
発明の下顎防護枕は、仰臥位または横臥位で就寝する際に、下顎の圧迫を軽減することができるT字状の硬い領域と、前記T字状の下部両側に設けられた前記硬い領域と比較して柔らかい領域とからなるほぼ四角形であり、前記T字状の上部から下部にかけて成形された後頭部載置湾曲部と、前記T字状の上部で、前記後頭部載置湾曲部の左右に連設された側頭部載置部と、前記T字状の下部に成形され、前記後頭部載置湾曲部に連設された頸部載置部と、前記T字状の下部両側に設けられている柔らかい領域からなる側載置部と、を少なくとも備えていることを特徴とする。
【0015】
(第発明)
発明の下顎防護枕において、T字状の上部で、前記後頭部載置湾曲部の左右に連設された側頭部載置部は、そのほぼ中央部に浅い凹部を備えていることを特徴とする。
【0016】
(第発明)
発明の下顎防護枕において、後頭部載置湾曲部の上部には、頭頂部を支える突出部が成形されていることを特徴とする。
【0017】
(第発明)
発明の下顎防護枕において、後頭部が収まる後頭部載置湾曲部に連設された頸部載置部は、後頭部載置湾曲部の中央部より厚く、肩部近傍まで延びていることを特徴とする。
【0018】
(第発明)
発明の下顎防護枕において、頸部載置部は、頸椎に沿って凹部を有することを特徴とする。
【0019】
(第発明)
発明の下顎防護枕において、柔らかい領域からなる側載置部の上部から下部にかけた曲線は、耳の上部から頸部の根本にかかっていることを特徴とする。
【0020】
(第発明)
発明の下顎防護枕において、頸部載置部における頸部から脊椎にかけて設けられた湾曲は、正常湾曲であることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
(第1発明)
第1発明の下顎防護枕は、仰臥位または横臥位で就寝する際に、下顎の圧迫を軽減することができるT字状の硬い領域から構成されている。また、前記T字状の硬い領域は、後頭部載置湾曲部、側頭部載置部、頸部載置部とから構成されている。後頭部載置湾曲部は、前記T字状の上部から下部にかけて成形され、後頭部とほぼ同じ曲線の湾曲部を有し、仰臥位で就寝する際に、後頭部が収められるのに適した曲線部である。
【0022】
前記側頭部載置部は、前記T字状の上部で、前記後頭部載置湾曲部の左右に連設され、横臥位で就寝する際に側頭部が載置される。頸部載置部は、前記T字状の下部に成形され、前記後頭部載置湾曲部の下部に連設されており、仰臥位および横臥位で就寝する際に、頸部を載置して、下顎の圧迫を軽減させる。
【0023】
前記下顎防護枕は、仰臥位または横臥位で就寝する際に、下顎の圧迫を軽減することができるT字状の硬い領域と、前記T字状の下部両側に設けられた前記硬い領域と比較して柔らかい領域からなるほぼ四角形をしている。すなわち、前記下顎防護枕は、T字状の硬い領域と、前記T字状の下部両側に設けられている前記柔らかい領域からなる側顔載置部設けられているために、前記側顔載置部により横臥位で就寝する際に、耳や側顔が柔らかい領域に沈み込み、下顎の圧迫を軽減することができる。
【0024】
(第発明)
発明の下顎防護枕は、仰臥位で就寝する際に、後頭部を載置するための後頭部載置湾曲部と、横臥位で就寝する際に、側頭部を載置する側頭部載置部が設けられている。そして、前記側頭部載置部は、そのほぼ中央部に浅い凹部を備え、側頭部が載置し易い形状になっている。前記凹部は、硬い領域の枕材に比較的柔らかい材料を採用した場合、不要になる。
【0025】
(第発明)
発明の下顎防護枕は、後頭部載置湾曲部の上部に頭頂部を支える突出部が成形されているため、後頭部の載置に対する座りを良くしている。
【0026】
(第発明)
発明の下顎防護枕は、頸部を安定して載置し、下顎を圧迫することを軽減するために、後頭部が収まる後頭部載置湾曲部に連設された頸部載置部に、後頭部載置湾曲部の中央部より厚く、肩部近傍まで延びた構成としている。
【0027】
(第発明)
発明の下顎防護枕は、頸部載置部に頸椎に沿って凹部を設けているため、頸部が包み込まれるように安定して載置される。
【0028】
(第発明)
発明の下顎防護枕は、硬い領域と柔らかい領域との境界線が、側顔載置部の上部から下部にかけた曲線であり、耳の上部から頸部の根本にかかっている。前記曲線は、たとえば、眼鏡をかけた状態で就寝したとしても、眼鏡が柔らかい領域に載置されることになり、睡眠を妨げることがなく、かつ眼鏡を壊すこともない。
【0029】
(第発明)
発明の下顎防護枕は、頸部載置部における頸部から脊椎にかけた湾曲が頸椎の正常湾曲である。すなわち、前記湾曲は、頸椎の正常湾曲、たとえば、青年男子で、半径が約17cmの円弧である。前記湾曲は、下顎に対する圧迫を軽減している。
【0030】
【実施例】
図1(イ)は本発明の実施例である下顎防護枕の正面図、(ロ)は正面図のa−a断面図、(ハ)は正面図のb−b断面図、(ニ)は正面図のc−c断面図、(ホ)は正面図のd−d断面図である。図1において、下顎防護枕1は、多少横方向に長いほぼ四角形からなっている。また、前記下顎防護枕1は、頭等を載置した際に比較的硬いほぼT字状の硬い領域11と、前記T字状の下部両側に相当する比較的柔らかい領域12とから構成されている。
【0031】
前記下顎防護枕1は、たとえば、35cm×60cmのファスナー付きの布製の袋からなり、中央部にT字状の硬い領域11、およびT字状の下方部両側に柔らかい領域12が存在している。前記T字状の硬い領域11は、中央部に、後頭部が載置される後頭部載置湾曲部111(図1a−a断面、およびc−c断面参照)が設けられている。
【0032】
前記後頭部載置湾曲部111の上部には、頭頂部を支える頭頂部支え部115が、下部には頸部載置部112(図1c−c断面参照)がそれぞれ設けられている。また、前記後頭部載置湾曲部111の両側には、横向きに寝た場合に側頭部を支持する、浅い凹みからなる側頭部載置凹部1131(1131′)を有する側頭部載置部113(113′)(厚さh4)が設けられている。
【0033】
前記後頭部載置湾曲部111は、仰臥位において、後頭部が収まる枕中央部の厚みを薄く(図1のh1)、頸部が収まる下部の厚さを厚く(図1のh2)している。前記頭部から頸部にかけての曲線は、頸椎の正常湾曲であり、成人男性で、半径約17cmの円弧状をしている。
【0034】
前記頸部載置部112は、その中央に縦方向で浅い凹部からなる頸部載置凹部1122が設けられている。前記頸部載置部112の頸部載置凹部1122の厚さh2は、両側h3より少し低くすることにより、頸部を包み込むようになっている。
【0035】
柔らかい領域12からなる側載置部121(121′)は、前記硬い領域11からなるT字状との境界で、両下側に側載置曲線部114(114′)が形成されている。前記側載置曲線部114(114′)は、眼鏡をかけた場合に、眼鏡のつるの上部にほぼ沿った曲線になっている。すなわち、前記側載置曲線部114(114′)は、後述するように、横向きに寝た場合、眼鏡をかけた状態であっても、良いような曲線になっている。
【0036】
また、硬い領域11は、たとえば、直径4mm×8mm程度のカットされたプラスチックパイプ等で、上から圧力がかかっても、あまり沈み込まない材質が使用される。柔らかい領域12は、たとえば、直径1mm×1mm程度の発泡スチロール製の微粒子等で、上から圧力がかかった際に、被圧偏位が大きい材質のものが使用される。
【0037】
図2は本発明の実施例で、仰臥位と横臥位における頭部の位置を説明するための概略図である。図2において、仰臥位21は、後頭部が硬い領域11に設けられた後頭部載置湾曲部111(図1参照)に収まっている。また、図2において、横臥位22(22′)は、側頭部、側23(23′)、および耳が柔らかい領域12に形成されている側頭部載置部113(113′)(図1参照)に載置されている。
【0038】
図2に示す仰臥位および横臥位において、頸部は、頸部から肩部の一部にかけてT字状の下部に設けられた頸部載置部112に載置されている。特に、図2に示す横臥位では、側頭部が側頭部載置部113(113′)に載置されているだけでなく、頸部から頸椎にかけて頸部載置部112に載置されていることが判る。本発明は、仰臥位および横臥位において、頭部、頸部、肩部の一部が安定して同じように載置されるため、下顎の圧迫を軽減することができるようになった。
【0039】
図3は本発明の実施例で、仰臥位と横臥位における頭頂部から見た概略図である。図3において、仰臥位における頭部が後頭部載置湾曲部111に、頸部が頸部載置部112にそれぞれ載置されていることが判る。横臥位の場合、図3において、頸部の枕に対する載置が正確でないが、側頭部が側頭部載置部113(113′)に載置されていることが判る。
【0040】
図4は本発明の実施例で、仰臥位における頭部と頸部が枕に載置されている概略図である。図4において、後頭部は、厚さが薄い(h1)後頭部載置湾曲部111に載置され、頸部は、厚さが厚い(h2)頸部載置部112に載置されていることが判る。そして、枕の硬い領域11は、前記頭頂部、後頭部、頸部にかけた曲線と一致しており、下顎に対する圧迫を与えることがない。
【0041】
図5は本発明の実施例で、横臥位における側頭部と側部が枕に載置されている概略図である。図5において、側頭部は、厚さの厚い(h4)側頭部載置部113に載置され、側部は、側載置部121に載置されている。前記側載置部121は、柔らかい領域12から構成されているため、多少沈み込むことができ、快適な睡眠が可能である。また、前記柔らかい領域12は、眼鏡をかけた状態でも寝ることが可能である。
【0042】
次に、本発明の下顎防護枕の作製方法について述べる。たとえば、四角い布製の袋と、T字状の硬い領域11を作製するためのT字状からなる袋を作製する。前記T字状からなる袋には、もみ殻等を入れ、硬い領域11とする。その後、前記T字状の硬い領域11は、前記四角い布製の袋の中に挿入される。前記四角い布製の袋で、T字状の硬い領域11以外の部分に柔らかい部材を入れることにより完成する。
【0043】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではない。そして、本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。特に、本発明の下顎防護枕におけるT字状は、横方向または縦方向の長さ、横方向または縦方向の幅、横方向と縦方向との長さの比、横方向と縦方向をつなぐ曲線形状を年齢、男女、身長等により任意に変えることができる。
【0044】
本発明の下顎防護枕における厚みであるh1ないしh4は、人の好みによって多少変えることができる。また、硬い領域および柔らかい領域に使用される材料は、実施例に記載されているもの以外に周知または公知のものを使用することができる。
【0045】
本発明の硬い領域および柔らかい領域内に入れる材料は、公知または周知の枕材料、および布団の内部に入れる綿材、あるいは荷造りのクッション材等を使用することができる。また、柔らかい領域は、内部に空気のような気体を入れておくことができる。
【0046】
本発明の硬い領域および柔らかい領域は、通常の枕材を使用した製造方法であり、硬い領域と柔らかい領域とを一体または別体として作製することができる。さらに、硬い領域と柔らかい領域を別体として作製した場合、両者をファスナー等で着脱自在にすることができる。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、就寝時において、仰臥位および横臥位であっても、後頭部から頸部を載置する曲線を有するT字状の硬い領域と、その下部両側に設けられた柔らかい領域とを設けることにより、寝返りをした際にも、頭部から頸部にかけて正常な曲線が確保されるため、下顎を圧迫することを軽減できた。そのため、本発明は、下顎の圧迫からくる病気をなくすことができた。
【0048】
本発明によれば、下顎防護枕の形状により、頸部屈曲を防止し、下顎の圧迫が軽減できるため、下顎の偏位からくる脊椎の配列異常による病気、姿勢の悪化による腰痛や肩こり、頸椎の異常湾曲による脳内血流の減少、その結果発生する血管性うつ病、自律神経失調、血圧上昇、視力低下、学習能力低下等、様々な悪影響を引き起こすことを防ぐことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (イ)は本発明の実施例である下顎防護枕の正面図、(ロ)は正面図のa−a断面図、(ハ)は正面図のb−b断面図、(ニ)は正面図のc−c断面図、(ホ)は正面図のd−d断面図である。
【図2】 本発明の実施例で、仰臥位と横臥位における頭部の位置を説明するための概略図である。
【図3】 本発明の実施例で、仰臥位と横臥位における頭頂部から見た概略図である。
【図4】 本発明の実施例で、仰臥位における頭部と頸部が枕に載置されている概略図である。
【図5】 本発明の実施例で、横臥位における側頭部と側部が枕に載置されている概略図である。
【符号の説明】
1・・・下顎防護枕
11・・・硬い領域
12・・・柔らかい領域
111・・・後頭部載置湾曲部
113(113′)・・・側頭部載置部
1131(1131′)・・・側頭部載置凹部
112・・・頸部載置部
1121(1121′)・・・頸部載置凸部
1122・・・頸部載置凹部
121(121′)・・・側載置部
114(114′)・・・側載置曲線部
115・・・頭頂部支え部
21・・・仰臥位
22(22′)・・・横臥位

Claims (7)

  1. 仰臥位または横臥位で就寝する際に、下顎の圧迫を軽減することができるT字状の硬い領域と、前記T字状の下部両側に設けられた前記硬い領域と比較して柔らかい領域とからなるほぼ四角形の下顎防護枕において、
    前記T字状の上部から下部にかけて成形された後頭部載置湾曲部と、
    前記T字状の上部で、前記後頭部載置湾曲部の左右に連設された側頭部載置部と、
    前記T字状の下部に成形され、前記後頭部載置湾曲部に連設された頸部載置部と、
    前記T字状の下部両側に設けられている前記柔らかい領域からなる側顔載置部と、
    を少なくとも備えていることを特徴とする下顎防護枕。
  2. 前記T字状の上部で、前記後頭部載置湾曲部の左右に連設された側頭部載置部は、そのほぼ中央部に浅い凹部を備えていることを特徴とする請求項1に記載された下顎防護枕。
  3. 前記後頭部載置湾曲部の上部には、頭頂部を支える突出部が成形されていることを特徴とする請求項1または請求項のいずれか1項に記載された下顎防護枕。
  4. 前記後頭部が収まる後頭部載置湾曲部に連設された頸部載置部は、後頭部載置湾曲部の中央部より厚く、肩部近傍まで延びていることを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載された下顎防護枕。
  5. 前記頸部載置部は、頸椎に沿って凹部を有することを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載された下顎防護枕。
  6. 前記柔らかい領域からなる側顔載置部の上部から下部にかけた曲線は、耳の上部から頸部の根本にかかっていることを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載された下顎防護枕。
  7. 前記頸部載置部における頸部から脊椎にかけて設けられた湾曲は、正常湾曲であることを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載された下顎防護枕。
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