JP3171680U - 枕 - Google Patents
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Abstract
Description
仰向きに寝ている場合と横向きに寝ている場合でも快適な支持ができるように、枕の形状を整えることが好ましい。そのために、上記の特許文献では、枕を複数の袋による区画に分けて、袋の詰め物の量により枕の各部の高さや全体の形状の調整をしている。しかしながら、枕の詰め物は使用時に移動して、枕の形が変形する。従って、最適な高さや形状に設計をしても、使用しているうちに枕の形が変形して当初の効果が得られなくなる。また、仰向きに寝ることが多い利用者と、横向きに寝ることが多い利用者とでは、枕の変形の仕方も異なり、高さや形状の設定による予定した効果が十分に得られないという問題もあった。
上記の課題を解決するために、本考案は次のような枕を提供することを目的とする。
〈構成1〉
枕の床に接する面に配置されて平坦な芯材を収容した台部14と、折り目12を介して上記台部14と連結され独立した袋を集合した部分とを備え、上記の袋を集合した部分には、人の頭を乗せる部分の左右両側に、それぞれ縦に並べて2個ずつ、頬支持袋18、19が設けられ、上記人の頭を乗せる部分には、上記頬支持袋18、19に挟まれるように、縦に4個の袋が並び、枕の中央の人の後頭部を乗せる部分には、長方形の2個の後頭部支持袋22、23が設けられ、後頭部支持袋22、23を挟む両側には、一方に台形の首支持袋20が設けられ、他方に長方形の首支持袋21が設けられており、上記各袋には、内部にフィラー26を詰める窓が設けられていることを特徴とする枕。
構成1に記載の枕において、頬支持袋18または頬支持袋19のフィラー26に香料を含む香り玉27を混在させたことを特徴とする枕。
隣接する袋の境界に、台部に対して垂直な隔壁設け、この隔壁は、両方の袋にフィラーを詰めたとき、隣り合ういずれの袋の最大高さよりも低くなる高さに設定したことを特徴とする枕。
台部に複数枚の高さ調整パッドを重ねて収容したことを特徴とする枕。
暖かく感じる材料を使用したフィラーを冬用フィラーとし、冷たさを感じる材料を使用したものを夏用フィラーとし、台形の首支持袋に冬用フィラーを収容し、四角形の首支持袋に夏用フィラーを収容したことを特徴とする枕。
人の頭を乗せる部分が、後頭部を乗せる部分を含めて、頭の形状に合わせた4個の袋で構成されている。従って、各袋に十分な量のフィラーを詰めて変形し難く、最適な形状を保持できる枕が実現する。
〈構成2の効果〉
鼻に近い袋のフイラー26に香り玉27を混在させると、香りの効果を得ることができる。
〈構成3の効果〉
人の頭が枕に接する部分全体を、滑らかな曲線に近付けることができる。
〈構成4の効果〉
高さ調整パッドを出し入れすることで,、利用者は簡単に高さの微調整をすることができる。
〈構成5の効果〉
同じ枕で、向きを変えるだけで、冬用と夏用に適した使い方ができる。
図に示す枕10は、中央の折り目12で、裏面を内側にして2つ折りにして使用する。台部14は、枕10の床に接する面に設けられている。台部14は、枕10を布団やマットレス等の上に置いたときに、枕10の下面を平坦に支持するための部分である。この台部14は全体が袋状に構成され、内部に適当な厚みの平坦なプラスチック板等の芯材を収容し、硬さや高さを調整する。
図2(g)は、図1に示した8個の袋の平面図である。図2(a)はそのA−A線に沿う縦断面図である。図2(a)はそのA−A線に沿う縦断面図である。図2(b)はそのB−B線に沿う縦断面図である。図2(c)はそのC−C線に沿う縦断面図である。図2(d)はそのD−D線に沿う縦断面図である。図2(e)はそのE−E線に沿う縦断面図である。図2(f)はそのF−F線に沿う縦断面図である。
図4(a)や(b)に示すように、枕10に頭と首を乗せた状態で、人の頭28の最適な高さを測定して、首支持袋21や頬支持袋18に詰めるフィラー26の量を選択する。首支持袋21に比べて、左右の頬支持袋19をやや高く設定する。
図の(a)に示すように、この実施例では、隣接する頬支持袋19と首支持袋21の境界に、台部14に対して垂直な方向の隔壁30を設ける。図の頬支持袋19にフィラーを詰めたときの最大高さはh1である。また、図の首支持袋21にフィラーを詰めたときの最大高さはh2である。隔壁30は、低いほうのh2よりも低い高さh3に設定しておく。一般的な首支持袋21の高さよりやや低い高さh3を選んで設計すればよい。
枕を使用する敷き布団やマットレスの固さによって、枕の高さが適正値に対して狂いを生じることがある。また、敷き布団に敷き毛布等を重ねたとき,枕の高さが微妙に変化することがある。この場合に、図に示すように、台部14に複数枚の高さ調整パッド31を重ねて収容しておく。例えば、厚みが数mmのウレタンシート等を使用するとよい。利用者は、高さ調整パッド31を出し入れして、その枚数を選択して、高さを微調整するとよい。
12 折り目
14 台部
16 窓
18 頬支持袋
19 頬支持袋
20 首支持袋
21 首支持袋
22 後頭部支持袋
23 後頭部支持袋
26 フィラー
27 香り玉
28 人の頭
30 隔壁
31 高さ調整パッド
Claims (5)
- 枕の床に接する面に配置されて平坦な芯材を収容した台部14と、折り目12を介して上記台部14と連結され独立した袋を集合した部分とを備え、
上記の袋を集合した部分には、人の頭を乗せる部分の左右両側に、それぞれ縦に並べて2個ずつ、頬支持袋18、19が設けられ、
上記人の頭を乗せる部分には、上記頬支持袋18、19に挟まれるように、縦に4個の袋が並び、枕の中央の人の後頭部を乗せる部分には、長方形の2個の後頭部支持袋22、23が設けられ、後頭部支持袋22、23を挟む両側には、一方に台形の首支持袋20が設けられ、他方に長方形の首支持袋21が設けられており、
上記各袋には、内部にフィラー26を詰める窓が設けられていることを特徴とする枕。 - 請求項1に記載の枕において、
頬支持袋18または頬支持袋19のフィラー26に香料を含む香り玉27を混在させたことを特徴とする枕。 - 請求項1または2に記載の枕において、
隣接する袋の境界に、台部に対して垂直な隔壁設け、この隔壁は、両方の袋にフィラーを詰めたとき、隣り合ういずれの袋の最大高さよりも低くなる高さに設定したことを特徴とする枕。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の枕において、
台部に複数枚の高さ調整パッドを重ねて収容したことを特徴とする枕。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の枕において、
暖かく感じる保温材料を使用したフィラーを冬用フィラーとし、冷たさを感じる熱吸収材料を使用したものを夏用フィラーとし、台形の首支持袋に冬用フィラーを収容し、四角形の首支持袋に夏用フィラーを収容したことを特徴とする枕。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011005124U JP3171680U (ja) | 2011-09-01 | 2011-09-01 | 枕 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011005124U JP3171680U (ja) | 2011-09-01 | 2011-09-01 | 枕 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3171680U true JP3171680U (ja) | 2011-11-10 |
Family
ID=54881977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011005124U Expired - Lifetime JP3171680U (ja) | 2011-09-01 | 2011-09-01 | 枕 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3171680U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015107300A (ja) * | 2013-10-23 | 2015-06-11 | 山一株式会社 | 枕用粒状充填材および寝具用枕 |
WO2022244310A1 (ja) * | 2021-05-19 | 2022-11-24 | 紀臣 角田 | 枕 |
-
2011
- 2011-09-01 JP JP2011005124U patent/JP3171680U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015107300A (ja) * | 2013-10-23 | 2015-06-11 | 山一株式会社 | 枕用粒状充填材および寝具用枕 |
WO2022244310A1 (ja) * | 2021-05-19 | 2022-11-24 | 紀臣 角田 | 枕 |
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