JP3154028U - 枕 - Google Patents

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修 神野
修 神野
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Abstract

【課題】就寝時に常に自然に近い状態の姿勢を維持できる枕を提供する。【解決手段】平面形状が5角形状で平板状の本体部2とその本体部の左右の羽根部3とより形成され、本体の三角形状部分4は先端に向けてテーパ状に薄くなっており、本体の方形部分にU字状の凹み5,6,7が形成されており、そのU字状の凹み部分の下縁から一定の間隔をおいて三角形状部分の中央部分を除いて左右両側を外側ほど深く凹ませてあり、中央部の下寄り部分にT字形の堰堤8が形成された形に形成されており、少なくとも本体部分が低反発弾性フォームで形成されている枕である。【選択図】図1

Description

本考案は人の睡眠時に使用する枕に関する。
枕は人が安眠するために不可欠なものであり、これまで千差万別、極めて多くの枕が提供されてきているが、常に万人に等しく良好な睡眠を与えることが出来る枕はていきょうされていない
人は体型も各人で異なり、寝る環境、寝るときの姿勢も様々であり、その他の安眠のための条件は複雑である。
また良好な安眠は何かの定義も一通りではない。
従って、全ての人に等しく良好な安眠を提供できる万能的な枕を創作することは不可能に近い。しかし、できるだけ多くに人に適応して出来るだけ良好な安眠を確保できる枕の開発が強く望まれることになるのは自然の流れである。
しかして研究を重ねた結果、良好な安眠を得るための条件は、睡眠時において出来るだけ頭、頚椎、脊椎、肩の位置関係が自然に近い状態に保たれることが最も重要な条件であることが判明した。
実用新案登録第3126441号明細書 特開第2008−272053号公報
本考案によれば、平面形状が野球のホームベース様の5角形状で一定の厚さのある平板状の本体とその本体の左右辺に一体状に延設された一定広さの羽根とより形成されており、本体の片面の方形部分に辺縁がU字状の凹みが形成されており、そのU字状の凹み部分の下縁から一定の間隔をおいて三角形状部分の中央部分を除いて左右両側を外側ほど深く凹ませてあり、中央部の下寄り部分にT字形の堰堤が形成された形に形成されており、少なくとも本体が低反発弾性フォームで形成されている枕が提供される。
枕は少なくとも中央の野球のホームベース様の5角形状の本体部分は低反発弾性フォームで形成され、左右の羽根部分は単なる発泡体で形成されてもよいが、全体を低反発弾性フォームで形成することは好ましく、その場合全体をモールド成形で作ることが好ましい。
枕の規模は、人体の(上部の)規模の平均的な規模を基準にして決められればよく、大きな差異が出ることはない。
本考案の枕によれば、就寝時、仰向き状であっても寝返りをうって左右どちらかを下にしての横向き状態になっても頭部、肩、頚椎、脊椎の上部の位置が常に自然に近い状態が保たれるので充分に好適、充分な安眠が得られることになる。
図は本考案の枕を示し、図1は平面図、図2は背面図、図3は正面図、図4は右側面図、図5は図1のV−V線断面図、図6は図1のVI−VI線断面図、図7は図1のVII−VII線断面図、図8は図1のVIII−VIII線断面図、図9は図1のIX−IX線断面図、図10は図1のX−X線断面図、図11は図1のXI−XI線断面図である。
図において1は枕、2は野球のホームベース様の5角形状の本体部分、3は本体部分の左右に一体的に設けた羽根部分である。
この枕は本体部分2は低反発弾性フォーム、羽根部分3はウレタンフォームで作られており、本体部分2と羽根部分3は接着剤によって接着されて一体的に形成されている。
しかし、全体を低反発弾性フォームで一体的に形成してもよい。
この枕の本体部分2の厚さは約15cm、左右長は約70cm、上下幅は約35cm、中央部分の上下幅(枕の最大上下幅)は約45cmである。
本体部分2及び羽根部分3は基本的に同じ一定の厚さに形成されているが、本体部分2の下方の三角形状部4は先端に向けて厚さがテーパ状に薄くなっている。
この下方の三角形状部4は余り縦方向に長く尖った計j方でないほうがよく、せいぜい正三角形状程度までが好ましい。
本体部分2の上半部の方形部分に緩やかに深くなる一定の深さの凹み5が形成してある。この凹み5は人の頭部を受けるものであるので緩やかなカーブを描く酔うな輪郭形状に形成されている。
凹み5の下側には一定間隔をおいて左右に緩やかに深くなる一定深さの左右対称形の凹み6,7が相互に一定間隔をおいて形成されている。
上記凹み部分5,6,7を除いた本体部分2の他の部分は凹みのない部分としてY字状の堰堤状部8が形成された形になっている。
本体部分2の左右には本体部2(堰堤状部8)と同じ厚さで一定厚さの羽根部分3が一体的に接合されている。
本体部分2及び羽根部分3全体、即ち枕の底部9は平面状である。
この枕を使用した時の状態について説明する。
通常仰向けに寝た状態臀部と大腿部枕を使用した場合には、後頭部は凹み5に収まる形で受け止められる。
首部(頚椎部)は本体部分2のY字状の堰堤状部8の脚部分10に受け止められる状態となり、肩部はそのY字状の堰堤部8の脚部分10の両側に設けられた両凹み部6,7の部分に置かれる状態となる。
寝返りは基本的に寝た人の左右どちらかの側に体のながて方向の軸中心に体を回転させることになるが、枕使用時に寝返りを打つと頭部及び肩部が左右どちらかの側に回転する。このとき、頭部は凹部5の中で回転し、肩部は左右どちらかの凹み部6,7に受けられることになり、頚椎部は本体部分2のY字状の堰堤部8の脚部分10に受け止められる状態はほぼ維持されることになり、自然に近い状態がほぼ常時維持されることになる。
本考案の枕の平面図である。 本考案の枕の平面図である。 本考案の枕の正面図である。 本考案の枕の右側面図ある。 図1のV−V線断面図である。 図1のVI−VI線断面図である。 図1のVII−VII線断面図である。 図1のVIII−VIII線断面図である。 図1のIX−IX線断面図である。 図1のX−X線断面図である。 図1のXI−XI線断面図である。
1 枕
2 本体部分
3 羽根部分
4 三角形状部
5 凹み
6 凹み
7 凹み
8 堰堤状部
9 底部
10 堰堤状部8の脚部分

Claims (1)

  1. 平面形状が野球のホームベース様の5角形状で一定の厚さのある平板状の本体とその本体の左右辺に一体状に延設された一定広さの羽根とより形成されており、本体の三角形状部分は下方の先端に向けて上面から底面にテーパ状に薄くなっており、本体の片面の方形部分に辺縁がU字状の凹みが形成されており、そのU字状の凹み部分の下縁から一定の間隔をおいて三角形状部分の中央部分を除いて左右両側を外側ほど深く凹ませてあり、中央部の下寄り部分にT字形の堰堤が形成された形に形成されており、少なくとも本体が低反発弾性フォームで形成されている枕。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017098478A1 (en) * 2015-12-11 2017-06-15 Ronie Reuben Down-fill pillow construction
JP2022018047A (ja) * 2020-07-14 2022-01-26 オクトデジナーレ株式会社

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