JP2022008692A - 制限構造を備えた基板収納容器 - Google Patents

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Chi-Te Huang
建峰 王
Chien-Feng Wang
紹▲うえ▼ 呂
shao-wei Lu
添瑞 林
Tien Jui Lin
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Abstract

【課題】制限構造を備えた基板収納容器の提供。【解決手段】この制限構造を備えた基板収納容器は、箱体、少なくとも一つの制限構造及び蓋体を包含し、該制限構造は該箱体の側壁に設置され、並びに複数の制限溝を備え、各該制限溝は第1斜面と第2斜面を備え、該第2斜面の該側壁に対する傾斜角度は、基板と該制限構造の材料の摩擦係数に対応し、該基板と該制限溝の該第2斜面間の摩擦力を減らし、これにより該基板を順調に該第2斜面に沿って上昇させ並びに該制限溝に進入させられ、該蓋体に順調に該箱体を閉じさせ、並びに該制限構造により基板を定位して基板の基板収納容器内でのぐらつきを防止し、同様に、基板を該第2斜面に沿って滑らせて下ろし、該制限溝より退出させられ、且つ該箱体の開口へと移動させ、後続工程を実行できるようにする。【選択図】図2

Description

本発明は一種の基板収納容器に係り、特に一種の、制限構造を備えた基板収納容器に関する。
近代、半導体テクノロジーは急速に発展し、そのうち、光学リソグラフィー技術(Optical Lithography)は重要な役割を果たし、パターン(pattern)定義に関しては、いずれも光学リソグラフィー技術に頼らねばならない。光学リソグラフィー技術の半導体における応用上、それは設計された線路を、特定形状を有し、並びに透光のマスクを形成する。その後、露光原理を利用して、光線にマスクを通過させ並びに基板に投影して露光を実行し、並びに基板において特定パターンを形成する。基板は絶対の清潔を保持する必要があり、すなわち、どのような汚染微粒子も無くす必要がある。
半導体工程がデープサブミクロンの時代に進入した後、半導体工場の無塵に対する要求はますます高くなった。基板に対して反応室中で工程反応が実行される時、反応室内部の清浄度要求は標準を満たし得るが、半導体ウエハーは各種の異なるフローの処理を経る必要があり、且つ工程設備に合わせる必要があるため、基板は異なる工程の反応室に輸送されなければならず、輸送過程中に、外界環境による汚染を受けるのを防止しなければならない。基板の輸送に便利で且つ基板の外界からの汚染を防ぐため、基板は密封容器に収納され、並びに自動化設備を利用して該密封容器が輸送される。
一般に密封容器は箱体と蓋体を有し、箱体の左右両側には複数のスロットが設けられ、これらスロットはこれら基板を固定し、並びにこれら基板を水平に該箱体内に収容する。該箱体は開口を備え、該開口は基板の出し入れに用いられる。該蓋体は該箱体の該開口に設置されて、該箱体を密封し、並びに該箱体の内部のこれら基板を保護する。
密封容器は輸送過程中に、振動を発生しやすく、密封容器内に収納された基板は、振動により位置ずれや回転を発生しやすい。このため通常は、箱体の後側に制限手段を設け、該制限手段は、蓋体に対応し、並びに複数の凹溝を有し、各該凹溝に基板が位置決めされ、これにより基板の振動による位置ずれ及び回転を防止する。
各該凹溝は、第1斜面と第2斜面を備え、蓋体が箱体を閉じる時、該蓋体は基板を押動し、該基板の辺縁を、該第2斜面に沿って上昇させ、並びに凹溝に進入させる。蓋体が箱体より離脱する時、基板の辺縁は第2斜面に沿って滑り下り、並びに該凹溝より離脱し、基板は箱体の開口へと移動する。
ただし、実際の使用時にわかったことは、蓋体と箱体が分離する時、基板は該凹溝にひっかかり、それは基板と凹溝の第2斜面間に発生する摩擦力のために、基板が順調に第2斜面に沿って滑り下りなくなるためである。
これを鑑み、本発明は一種の制限構造を備えた基板収納容器を提供し、その制限構造は、複数の制限溝を備え、各制限溝の第2斜面の、水平面に対する傾斜角度は、基板と制限構造の材料間の摩擦係数に対応し、これにより、基板と第2斜面間の摩擦力を減らし、基板が容易に第2斜面に沿って上昇或いは下降するようにする。
本発明の目的は、一種の、制限構造を備えた基板収納容器を提供することにあり、基板収納容器の制限構造は、基板収納容器の少なくとも一つの基板を定位でき、基板がそれと制限構造の間に発生する摩擦力の影響を受けずに容易に制限構造に進入及び退出できるようにする。
本発明の制限構造を備えた基板収納容器は、箱体であって、開口と側壁を備え、少なくとも一つの基板を収容する上記箱体と、少なくとも一つの制限構造であって、該箱体の該側壁に設置され、並びに複数の制限溝を備え、各該制限溝は第1斜面と第2斜面を備える、上記少なくとも一つの制限構造と、蓋体であって、該開口に設置され、該蓋体は該基板を押動して該第2斜面に沿って該制限溝へと移動させる、上記蓋体と、を包含し、そのうち、該第2斜面の、該側壁に対する傾斜角度は、該基板と該制限構造の材料間の摩擦係数に対応する。
本発明は以上の構成により、該基板と該制限溝の該第2斜面間の摩擦力を減らし、これにより該基板を順調に該第2斜面に沿って上昇させ並びに該制限溝に進入させられ、該蓋体に順調に該箱体を閉じさせ、並びに該制限構造により基板を定位して基板の基板収納容器内でのぐらつきを防止し、同様に、基板を該第2斜面に沿って滑らせて下ろし、該制限溝より退出させられ、且つ該箱体の開口へと移動させ、後続工程を実行できるようにする。
本発明の第1実施例の基板収納容器の断面図である。 本発明の図1のAA’方向の断面図である。 本発明の第1実施例の基板収納容器の使用状態図である。 本発明の第1実施例の基板収納容器の使用状態図である。 本発明の第1実施例の基板収納容器の使用状態図である。 本発明の第1実施例の基板収納容器の使用状態図である。 本発明の第1実施例の基板収納容器の使用状態図である。 本発明の第2実施例の基板収納容器の断面図である。 本発明の第3実施例の基板収納容器の断面図である。 本発明の第4実施例の基板収納容器の断面図である。
本発明の技術内容、構造特徴、達成する目的を詳細に説明するため、以下に実施例を挙げ並びに図面を組み合わせて説明する。
周知の基板収納容器の制限手段の凹溝は、基板がひっかかりやすく、これにより、基板収納容器の蓋体が箱体を閉じる時、蓋体が基板を対応する凹溝に向けて移動させるが、基板と凹溝の間に発生する摩擦力により、基板が順調に凹溝の側壁に沿って制限溝に向けて移動することができず、蓋体が順調に箱体を閉じられなくなり、ひいては基板の損壊をもたらす。
蓋体が箱体より離脱する時、基板は、それと凹溝間に発生する摩擦力により、順調に凹溝の側壁に沿って滑り下り並びに制限溝を退出することができず、基板が箱体の開口に接近できなくなり、このため基板が検出されず、後続工程を進行できなくなる。本発明は一種の、制限構造を備えた基板収納容器を提供し、並びに周知の技術の問題を解決する。
まず、図1及び図2を参照されたい。それは本発明の第1実施例の基板収納容器の断面図である。図示されるように、本実施例は、一種の、制限構造を備えた基板収納容器1を提供し、基板収納容器1は、箱体10及び蓋体12を包含する。
箱体10は、上部101、底部102、左側壁103、右側壁104及び後側壁105を備えている。後側壁105の両側はそれぞれ左側壁103及び右側壁104に接続され、上部101は左側壁103、右側壁104及び後側壁105の上端辺縁に接続されている。底部102は左側壁103、右側壁104及び後側壁105の下端辺縁に接続される。こうして、箱体10は、収容空間106及び該収容空間106に連通する開口107を備える。該収容空間106は、少なくとも一つの基板2を収容するのに用いられ、基板2は、たとえば、ウエハー、マスク或いは半導体基板とされる。開口107は、後側壁105に対向する。蓋体12は該箱体10に設置されて、該箱体10の開口107を閉じ、並びに箱体10の後側壁105に対向する。
上述の箱体10の左側壁103及び右側壁104にはそれぞれ複数の、支持凸部11が設けられ、これら支持凸部11はそれぞれ左側壁103及び右側壁104より収容空間106に向けて突出する。各支持凸部11は、開口107より後側壁105に向けて延伸され、これら支持凸部11は、上部101より底部102に向けて配列され、左側壁103に設置されたこれら支持凸部11は、右側壁104に設置されたこれら支持凸部11に対応し、これら支持凸部11の間に、複数の凹溝111を備え、ゆえに、左側壁103に位置するこれら凹溝111は、右側壁104に位置するこれら凹溝111に対応する。
本実施例の基板収納容器1は、さらに制限構造13を包含する。該制限構造13は箱体10の後側壁105に設置され、並びに収容空間106内に位置し、且つ左側壁103及び右側壁104のこれら支持凸部11の末端の近隣に設置される。制限構造13は複数の制限溝131を備え、これら制限溝131は垂直配列を呈し、これら制限溝131は、左側壁103及び右側壁104に位置するこれら凹溝111に対応し、こうして、箱体10の収容空間106に位置する基板2が、左側壁103及び右側壁104に位置するこれら凹溝111及びこれら制限溝131に設置されて、基板が収容空間106内に支持される。
上述の各制限溝131は、第1斜面1311と第1斜面1311に対向する第2斜面1312を備えている。第1斜面1311は制限溝131より上部101に向けて延伸され、第2斜面1312は、制限溝131より底部102に向けて延伸され、こうしてv字形の制限溝131を形成している。
図3Aから図3Eを参照されたい。それは本発明の第1実施例の基板収納容器の使用状態図である。図示されるように、基板2は、まず、左側壁103及び右側壁104に位置するこれら凹溝111及びこれら制限溝131に設置され、基板2の辺縁は、対応する制限溝131の第2斜面1312の最低点に当接し、すなわち、基板2の辺縁は、制限溝131より遠く離れた第2斜面1312の辺縁に当接する(図3Aに示されるとおり)。
続いて、蓋体12が箱体10の開口107を閉じ、同時に蓋体12が基板2を押して後側壁105に向けて移動させ、基板2の辺縁が、対応する制限溝131の第2斜面1312に沿って上昇し、並びに制限溝131に向けて移動する(図3Bに示されるとおり)。
蓋体12が箱体10に設置されると、基板2は制限溝131内に定位され、このとき、基板2は、箱体10の開口107より遠く離れ、すなわち、基板2の辺縁と箱体10の開口107の間には間距dがある(図3Cのとおり)。
蓋体12が箱体10を離脱する時は、基板2は蓋体12に押圧されず、基板2の辺縁は自動的に、対応する制限溝131の第2斜面1312に沿って滑り下り、並びに箱体10の開口107に向けて移動し(図3Dのとおり)、最後に基板2の辺縁は、開口107に位置する(図3Eのとおり)。こうして、ロボットアームが基板2を検出し、並びに基板2を取り出し、後続の工程を進行できる。
基板2が、容易に、対応する制限溝131の第2斜面1312に沿って上昇して制限溝131に進入するか、或いは第2斜面1312に沿って滑り下りて制限溝131を退出するようにし、蓋体12が順調に箱体10を閉じられなくなったり基板2を順調に検出できなくなる状況が発生するのを防止するため、本実施例の第2斜面1312の、水平面Hに対する傾斜角度は、基板と制限構造13の材料間の摩擦係数に対応する。
たとえば、基板2と制限構造13の材料間の摩擦係数が0.1から0.4の間であれば、第2斜面1312の水平面Hに対する傾斜角度は、15度から66度の間とされ、特に、基板2と制限構造13の材料間の摩擦係数が、0.1から0.2の間であれば、第2斜面1312の水平面Hに対する傾斜角度は、15度から66度の間とされる。基板2と制限構造13の材料間の摩擦係数が、0.2から0.3の間であれば、第2斜面1312の水平面Hに対する傾斜角度は、30度から60度の間とされる。基板2と制限構造13の材料間の摩擦係数が、0.3から0.4の間であれば、第2斜面1312の水平面Hに対する傾斜角度は、50度から55度の間とされる。
以上から分かるように、基板2と制限構造13の材料間の摩擦係数が大きくなるほど、第2斜面1312の、水平面Hに対する傾斜角度の範囲は小さくなる。基板2と制限構造13の材料間の摩擦係数が大きくなる時、すなわち、基板2と制限溝131の第2斜面1312の間に発生する摩擦力が大きくなることを示し、これにより、第2斜面1312の、水平面Hに対する傾斜角度を大きくすることで、基板2と第2斜面1312の間の摩擦力を減らし、こうして、基板2が容易に第2斜面1312に沿って滑り落ちるようにする必要がある。
ただし、第2斜面1312の水平面Hに対する傾斜角度は大きすぎてはならず、それにより、基板が順調に第2斜面1312に沿って上昇しにくくなるのを防止する。
反対に、基板2と制限構造13の材料間の摩擦係数が小さくなるほど、基板2と制限溝131の第2斜面1312の間に発生する摩擦力が小さくなることを示し、ゆえに、第2斜面1312の水平面Hに対する傾斜角度を大きくしなくとも、基板2は容易に第2斜面1312より滑り下りる。
本実施例の第2斜面1312の水平面Hに対する傾斜角度は、基板2と制限構造13の材料間の摩擦係数により定められ、有効に基板2とそれに対応する制限溝131の第2斜面1312間に発生する摩擦力により、基板2が順調に第2斜面1312に沿って制限構131に進入できなくなるのを防止し、これにより、蓋体12が順調に箱体10を閉じることができるようにし、基板2に損壊が発生するのを防止する。
また、基板2が摩擦力により、自動的に第2斜面1312に沿って滑り下りて開口107に至ることができなくなるのを防止し、後続工程の進行に影響が生じるのを防止する。
再び図2を参照されたい。本実施例の制限構造13の各制限溝131の第1斜面1311は、第2斜面1312と相互に対称であり、すなわち、第1斜面1311の、水平面Hに対する傾斜角度は、第2斜面1312の水平面Hに対する傾斜角度と同じである。
また、図4を参照されたい。それは、本発明の第2実施例の基板収納容器の断面図である。図示されるように、本実施例の各制限溝131の第1斜面1311は、第2斜面1312と相互に対称でなく、すなわち、第1斜面1311の水平面Hに対する傾斜角度は、第2斜面1312の水平面Hに対する傾斜角度と同じでなく、第1斜面1311は、一定の傾斜度を有する必要があり、これにより、基板の辺縁と当接し、これにより、基板を制限溝131内に定位し、こうして、基板収納容器1が運送過程中に振動を発生しても、基板が振動により第1斜面1311に沿って制限溝131より離脱しないようにする。
図5を参照されたい。それは本発明の第3実施例の基板収納容器の断面図である。図示されるように、本実施例の、上述の実施例との異なるところは、上述の実施例の基板収納容器1は、わずかに単一の制限構造13を有しているが、本実施例の基板収納容器1は、第1制限構造13a及び第2制限構造13bを有していることにある。
第1制限構造13aは、左側壁103に設置され、並びに後側壁105の近隣に位置し、第1制限構造13aは、複数の制限溝131aを有する。第2制限構造13bは、右側壁104に設置され、並びに後側壁105の近隣に位置し、しかも第1制限構造13aと相互に対称する。第2制限構造13bもまた、複数の制限溝131bを有し、これら制限溝131bは、第1制限構造13aのこれら制限溝131aと互いに対応する。本実施例の制限溝131a、131bの構造は、上述の実施例と同じであるため、重複した説明は行わない。
当然、第1制限構造13a及び第2制限構造13bは、後側壁105の両側に対称に設置され得て、第1制限構造13aは左側壁103の近隣に、第2制限構造13bは右側壁104の近隣に設置され得る。
このほか、さらに、後側壁105上に、第3制限構造13cを設置してもよく(図6参照)、第3制限構造13cもまた、複数の制限溝131cを備え、これら制限溝は第1制限構造13aのこれら制限溝131a及び第2制限構造13bのこれら制限溝131bと相互に対応し、ゆえに、制限構造は箱体10のいずれの側壁に設置されてもよく、制限溝の箱体10内の位置は、使用者の必要により決定され、これについては重複した説明は行わない。
総合すると、本発明は一種の基板収納容器を提供し、基板収納容器の箱体内に、少なくとも一つの制限構造が設けられ、制限構造は制限溝を有し、各制限溝は、第1斜面と第2斜面を備え、箱体に設置された基板は、第2斜面に沿って上昇して制限溝に進入するか、第2斜面に沿って滑り下りて制限溝より退出し、第2斜面の、水平面に対する傾斜角度は、制限構造の材料と基板間の摩擦係数に対応し、有効に、基板と第2斜面間の摩擦力を減らし、これにより、基板を順調に、第2斜面に沿って上昇させ、及び滑り下りるようにし、蓋体が箱体を閉じられなくなったり、基板を検出できなくなったりする問題が発生するのを防止する。
ゆえに、本発明は新規性、進歩性及び産業上の利用価値を有し、特許の要件を満たす。
以上述べたことは、本発明の実施例にすぎず、本発明の実施の範囲を限定するものではなく、本発明の特許請求の範囲に基づきなし得る同等の変化と修飾は、いずれも本発明の権利のカバーする範囲内に属するものとする。
1 基板収納容器
10 箱体
101 上部
102 底部
103 左側壁
104 右側壁
105 後側壁
106 収容空間
107 開口
11 支持凸部
111 凹溝
12 蓋体
13 制限構造
13a 第1制限構造
13b 第2制限構造
13c 第3制限構造
131、131a、131b、131c 制限溝
1311 第1斜面
1312 第2斜面
2 基板
H 水平面
d 間距

Claims (11)

  1. 制限構造を備えた基板収納容器において、
    箱体であって、開口と側壁を備え、並びに少なくとも一つの基板を収容する、上記箱体と、
    少なくとも一つの制限構造であって、該箱体の該側壁に設置され、並びに複数の制限溝を備え、各該制限溝は該基板の設置に供され、並びに該基板を制限し、該制限溝は第1斜面と第2斜面を備えている、上記少なくとも一つの制限構造と、
    蓋体であって、該開口に設置され、該基板を押動して該第2斜面に沿って該制限溝へと移動させる、上記蓋体と、
    を包含し、該第2斜面の、該側壁に対する傾斜角度は、該基板と該制限構造の材料間の摩擦係数に対応することを特徴とする、制限構造を備えた基板収納容器。
  2. 請求項1記載の制限構造を備えた基板収納容器において、該摩擦係数は0.1から0.4の間とされ、該第2斜面の、該側壁に対する傾斜角度は、15度から66度の間とされることを特徴とする、制限構造を備えた基板収納容器。
  3. 請求項1記載の制限構造を備えた基板収納容器において、該摩擦係数は0.1から0.2の間とされ、該第2斜面の、該側壁に対する傾斜角度は、15度から66度の間とされることを特徴とする、制限構造を備えた基板収納容器。
  4. 請求項1記載の制限構造を備えた基板収納容器において、該摩擦係数は0.2から0.3の間とされ、該第2斜面の、該側壁に対する傾斜角度は、30度から60度の間とされることを特徴とする、制限構造を備えた基板収納容器。
  5. 請求項1記載の制限構造を備えた基板収納容器において、該摩擦係数は0.3から0.4の間とされ、該第2斜面の、該側壁に対する傾斜角度は、50度から55度の間とされることを特徴とする、制限構造を備えた基板収納容器。
  6. 請求項1記載の制限構造を備えた基板収納容器において、該側壁は、左側壁、右側壁及び後側壁を包含し、該後側壁は、該左側壁及び該右側壁に接続されると共に該蓋体に対向し、該制限構造は該後側壁に設置されることを特徴とする、制限構造を備えた基板収納容器。
  7. 請求項1記載の制限構造を備えた基板収納容器において、該側壁は、左側壁、右側壁及び後側壁を包含し、該後側壁は、該左側壁及び該右側壁に接続されると共に該蓋体に対向し、該制限構造は、
    第1制限構造であって、該左側壁に設置されると共に、これら制限溝を備えた、上記第1制限構造と、
    第2制限構造であって、該右側壁に設置されると共に、これら制限溝を備え、且つ該第1制限構造と相互に対称であり、該第1制限構造のこれら制限溝は該第2制限構造のこれら制限溝に対応する、上記第2制限構造と、
    を包含することを特徴とする、制限構造を備えた基板収納容器。
  8. 請求項7記載の制限構造を備えた基板収納容器において、さらに、
    第3制限構造であって、該後側壁に設置され、並びにこれら制限溝を備え、これら制限溝は該第1制限構造のこれら制限溝及び第2制限構造のこれら制限溝に対応する、上記第3制限構造と、
    を包含することを特徴とする、制限構造を備えた基板収納容器。
  9. 請求項6又は7記載の制限構造を備えた基板収納容器において、さらに、
    複数の支持凸部であって、それぞれ該左側壁及び該右側壁に設置され、該左側壁に設置されたこれら支持凸部は、該右側壁に設置されたこれら支持凸部に対応し、これら支持凸部の間に、複数の凹溝を備え、これら凹溝はこれら制限溝に対応し、該基板がこれら凹溝及びこれら制限溝の一つの凹溝及び一つの制限溝に設置される、上記複数の支持凸部と、 を包含することを特徴とする、制限構造を備えた基板収納容器。
  10. 請求項1記載の制限構造を備えた基板収納容器において、該第1斜面の、該側壁に対する傾斜角度は、該第2斜面の、該側壁に対する傾斜角度と等しいことを特徴とする、制限構造を備えた基板収納容器。
  11. 請求項1記載の制限構造を備えた基板収納容器において、該第1斜面の、該側壁に対する傾斜角度は、該第2斜面の、該側壁に対する傾斜角度と等しくないことを特徴とする、制限構造を備えた基板収納容器。
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