JP2022007550A - レンズ鏡筒 - Google Patents
レンズ鏡筒 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022007550A JP2022007550A JP2020110586A JP2020110586A JP2022007550A JP 2022007550 A JP2022007550 A JP 2022007550A JP 2020110586 A JP2020110586 A JP 2020110586A JP 2020110586 A JP2020110586 A JP 2020110586A JP 2022007550 A JP2022007550 A JP 2022007550A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- unit
- lens barrel
- group
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 55
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 102
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 17
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 17
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 239000004642 Polyimide Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
- 229920001721 polyimide Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/02—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
- G02B7/04—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/02—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
- G02B7/021—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses for more than one lens
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
Description
例えば、特許文献1には、第1の枠と、第1の枠に内挿されて光軸方向に相対移動可能に設けられた第2の枠とを備えたレンズ鏡筒について開示されている。
このレンズ鏡筒では、第1の枠及び第2の枠には、円周方向を略n等分する角度位置に配設された、光軸方向に延在するn個の直進ガイド凹部と、直進ガイド凹部に移動可能に係合するn個の直進ガイド凸部とが設けられ、n個の直進ガイド凹部は、そのうちの1個乃至(n-1)個が第1の枠に設けられ、残りが第2の枠に設けられ、n個の直進ガイド凸部は、それぞれ、係合する直進ガイド凹部が設けられた枠とは異なる枠に設けられている。(ただし、nは2以上の整数)。
すなわち、上記公報に開示されたレンズ鏡筒のように、複数の円筒形状の部品を組み合わせて構成されるレンズ鏡筒では、外径による制限があるため、複数の部品を組み合わせて構成する、あるいは、組み込む側の円筒形状の部品の内径を、組み込まれる側の円筒形状の部品の外径よりも若干大きくする等の手段を採用する必要がある。
なお、出願人は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
本開示の一実施形態に係るレンズ鏡筒10について、図1A~図26Cを用いて説明すれば以下の通りである。
(1)レンズ鏡筒の構成
本実施形態に係るレンズ鏡筒10は、図1Aおよび図1B、図2Aおよび図2Bに示すように、広角側(WIDE側)と望遠側(TELE側)との間で沈胴可能であって、光軸方向において被写体側から像面側に向かって配置された複数のレンズL1~L11を含む光学系と、1群ユニット(第1枠)11と、前枠ユニット(第2枠)12と、2群ユニット13と、3-4群ユニット14と、カム枠ユニット15と、外装ユニット(第3枠)16と、後枠ユニット17と、レンズマウント18と、を備えている。そして、レンズ鏡筒10は、レンズマウント18側において、図示しないカメラ本体のマウント部に交換可能な状態で装着される。
レンズ鏡筒10は、光学系が図1Aおよび図2Aに示すWIDE側の位置にある状態では、後述する光学系の1群ユニット11が外装ユニット16の内周面側に収納された状態となる。
レンズ鏡筒10は、図3に示すように、光軸方向における被写体側から順に、1群ユニット(第1枠)11と、前枠ユニット(第2枠)12と、2群ユニット13と、3-4群ユニット14と、カム枠ユニット15と、外装ユニット(第3枠)16と、後枠ユニット17と、レンズマウント18と、を備えている。
これにより、レンズL1~L11の間の距離が変化して、広角撮影および望遠撮影を行うことができる。
2群ユニット13は、図3に示すように、1群ユニット11の内周面側に配置される略円筒形状を有する部材であって、図2Aおよび図2Bに示すように、レンズL2~レンズL5を保持している。レンズL2~レンズL5は、1群ユニット11に保持されたレンズL1よりも光軸方向における像面側に配置されている。
2群ユニット13および3-4群ユニット14のカムピンは、回転駆動源から付与される回転駆動力を受けて、カム溝に沿って移動する。これにより、1群ユニット11から2群ユニット13および3-4群ユニット14を光軸方向において前後に移動させることができる。
外装ユニット(第3枠)16は、図3および図5に示すように、レンズ鏡筒10の外装部分を構成する略円筒形状を有する部材である。外装ユニット16の外周面には、円環状のズームリング19a、フォーカスリング19b等が周方向に沿って回転可能な状態で取り付けられている。そして、外装ユニット16には、後述する回路基板21(図23参照)と、回路基板21に電気的に接続されたFPC20(図24A等参照)とが、像面側の端面から被写体側にかけて設けられている。
後枠ユニット17は、外装ユニット16における像面側の端部に取り付けられる略円筒形状を有する部材であって、外装ユニット16とともにレンズ鏡筒10の外装部分を構成する。
(2)1群ユニット11に対する前枠ユニット12の片寄せ組み付け構造
本実施形態のレンズ鏡筒10は、上述したように、レンズL1を保持する略円筒状の1群ユニット11、略円筒状の1群ユニット11の外周面側に近接した状態で配置される略円筒状の前枠ユニット12を備えている。
外周面11aは、被写体側の端部に径大部11b、像面側の端部に複数の直進キー11cが一体化した状態で成形されている。
複数の直進キー11cは、レンズL1の光軸方向における像面側の外周面11aから径方向外側に向かって突出するように形成されている。
具体的には、薄肉部11dは、1群ユニット11の外周面11aにおける、第1直進キー11caに径方向において対向する約180度超の範囲に設けられている。
また、薄肉部11dの光軸方向における幅は、以下の関係式(1)によって表される幅wを有する凹部が形成されている。
幅w=第1直進キー11caの幅+前枠ユニット12の幅×2 ・・・・・(1)
そして、前枠ユニット12は、直進キー11cが設けられた部分における1群ユニット11の外径よりも小さい内径を有している。これにより、前枠ユニット12を、1群ユニット11の外周面11aに配置するためには、1群ユニット11の外周面11aに設けられた複数の直進キー11cの突出部を避けて嵌め込む、あるいは、前枠ユニット12を複数部品で構成する等の工夫が必要となる。
すなわち、隙間Gは、1群ユニット11の外周面側の凹部によって形成された薄肉部11dと、前枠ユニット12の内周面との間に形成されている。
具体的には、1群ユニット11の外周面11aに対して、前枠ユニット12を組み付ける際には、そのまま前枠ユニット12を組み付けようとすると、図7Aに示すように、第1直進キー11caが突出しているため、前枠ユニット12と干渉してしまう。
これにより、図7Cに示すように、前枠ユニット12は、図4Aに示す状態から、第1直進キー11caに干渉することなく乗り越えて、図4Bに示す状態(被写体側)へと移動し、1群ユニット11の外周面11aに組み付けることができる。
これにより、前枠ユニット12が、光軸方向において第1直進キー11caを乗り越えた位置まで移動することができる。
すなわち、前枠ユニット12が、1群ユニット11の外周面11aから径方向外側に向かって突出するように形成された第1直進キー11caを乗り越えることができる。このため、前枠ユニット12が、直進キー11cが設けられた部分における1群ユニット11の外径よりも小さい内径を有している場合でも、図4Bに示すように、1群ユニット11の外周面に、前枠ユニット12を組み付けることができる。
また、前枠ユニット12は、図26A~図26Cに示すように、1群ユニット11の直進キー11cを含む略円筒状の1群ユニット11の中心軸Oに垂直な平面における1群ユニット11の外接円よりも大きく、略円筒状の1群ユニット11の中心軸Oから直進キー11cの外表面までの長さの2倍よりも小さい内径を有している。
すなわち、前枠ユニット12の内径は、図26Bに示すように、1群ユニット11の直進キー11cを含む略円筒状の1群ユニット11の中心軸Oに垂直な平面における1群ユニット11の外接円の直径よりも大きい。
よって、前枠ユニット12の内径は、
図26Bの外接円の直径<前枠ユニット12の内径<図26CのR×2
という関係を満たす。
(3)1群ユニット11に対する前枠ユニット12および外装ユニット16の組み付け構造
次に、1群ユニット11の外周面11aに前枠ユニット12が組み付けられた後(図4B参照)、1群ユニット11の外周面11aに外装ユニット16が組み付けられる構造について説明すれば以下の通りである。
これらの第1~第3直進キー11ca,11cb,11ccは、図5に示すように、外装ユニット16が組み付けられる際には、外装ユニット16の本体部16aの内周面に形成された形状が異なる溝(第1・第2・第3直進溝16ba,16bb,16bc)に係合した状態で移動する。
第1直進溝16baは、第1直進キー11caが係合する溝であって、図10Aに示すように、被写体側に端部に周方向に沿って形成された回転溝を含む略L字状の形状を有している。
第3直進溝16bcは、第3直進キー11ccが係合する溝であって、図10Cに示すように、位置P1,P3間の距離だけ像面側に形成された1つの回転溝と、回転溝の被写体側と像面側とにそれぞれ接続され光軸方向に沿って形成された2つの溝とを含む略Z字状の形状を有している。
次に、この状態から外装ユニット16に対して1群ユニット11を周方向へ回転させると、図12A~図12Cに示すように、第1・第2・第3直進キー11ca,11cb,11ccが、それぞれ第1・第2・第3直進溝16ba,16bb,16bcにおける回転溝に係合した状態で周方向に沿って移動する。
これにより、外装ユニット16は、前枠ユニット12と一体化されたことにより、1群ユニット11の外周面に組み付けられた状態となる。
図12A~図12Cに示す状態では、外装ユニット16が1群ユニット11の外周面11aに組み付けられ、図13A~図13Cに示すように、第1・第2・第3直進キー11ca,11cb,11ccが、それぞれ第1・第2・第3直進溝16ba,16bb,16bcにおける光軸方向に沿った溝部分に係合した状態で光軸方向において前後に移動可能となる。
すなわち、図14に示すように、外装ユニット16が1群ユニット11の外周面11aに組み付けられた状態のB-B平面による断面では、図15および図15のC部分を拡大した図16に示すように、外装ユニット16の被写体側の端部に、前枠ユニット12が固定されて互いに一体化されている。
グリス溜めGPは、図16に示すように、摺動面F1の径方向内側に形成された空間であって、潤滑剤としてのグリスが充填されている。
これにより、レンズ鏡筒10等のように、手動でフォーカスリング19b等のリング操作をする製品において、2つの略円筒状の部品の間に設けられた摺動面F1の近傍に、グリスを溜める空間が設けられているため、操作感触を出すために必要不可欠なグリスの塗布量をコントロールすることができる。
前枠ユニット12は、図17A~図17Cに示すように、本体部12aと、凹部12bと、係止爪(係止部)12cとを有している。
本体部12aは、略円環状の部材であって、1群ユニット11の第1直進キー11caの部分の外径よりも小さく、第1直進キー11caが設けられていない部分の外径よりも若干大きい内径を有している。
略円筒状の本体部16aは、被写体側の端部に、端部16cと、本体部16aの端部16cにおいて外周面から径方向外側に向かって突出する爪部16dとが設けられている。
端部16cは、略円筒状の本体部16aの被写体側に設けられた略円筒部分であって、1群ユニット11の外周面11aに組み付けられた前枠ユニット12に対して固定される。
このような外装ユニット16と前枠ユニット12との相互固定構造は、まず、図19に示すように、前枠ユニット12が上述した片寄せ組み付けによって1群ユニット11の外周面に組み付けられた状態で、前枠ユニット12の凹部12bに、1群ユニット11の第1直進キー11caが係合した状態を形成する。
このとき、前枠ユニット12は、図19のD部分において、凹部12bに第1直進キー11caが係合した状態であるため、回転方向における位相合わせが行われる。
次に、この状態で、図20に示すように、1群ユニット11を図中一点鎖線の矢印方向(反時計回り)に回転させると、前枠ユニット12の凹部12bに1群ユニット11の第1直進キー11caが係合しているため、1群ユニット11の回転に伴って前枠ユニット12も一体化して回転する。
すなわち、図20に示す1群ユニット11の外装ユニット16に対する相対的な回転操作の前には、1群ユニット11の第1~第3直進キー11ca~11ccは、図11A~図11cに示すように、外装ユニット16の内周面に形成された第1直進溝16ba~16bcの回転溝の部分に配置されている。
例えば、第1直進キー11caは、図21に示すように、第1直進溝16baにおける回転溝の部分に沿って図中1点鎖線の矢印の方向へ移動する。
さらに、このとき、図20に示す1群ユニット11の外装ユニット16に対する相対的な回転操作によって、外装ユニット16の端部16cに設けられた3つの爪部16dが、前枠ユニット12の係止爪12cに係合する。
よって、1群ユニット11は、一体化された前枠ユニット12および外装ユニット16に対して光軸方向において前後に移動可能となり、外装ユニット16の内周面側に収容される。
本実施形態のレンズ鏡筒10では、図23に示すように、像面側に配置された回路基板21と、被写体側に配置されたフォーカスリング19bの回転検出用素子22とが、外装ユニット16の外周面に配置されたFPC(Flexible Printed Circuits)20を経由して接続されている。
折り曲げ部20bは、平面部20aと余長部分20cとを接続する部分であって、FPC20のほぼ中央に配置されている。そして、折り曲げ部20bは、平面部20aに対して、平面部分が略90度になるように折り曲げて余長部分20cを、外装ユニット16の外周面に対して立てた状態とする。
余長部分20cは、折り曲げ部20bが略90度に折り曲げられたことにより、外装ユニット16の外周面に対して略垂直な平面を有している。また、余長部分20cは、レンズ鏡筒10の1群ユニット11の光軸方向における前後への移動に伴って撓むように変形し、その撓み部分を含めてレンズ鏡筒10の内部に収納されている。
接続部20dは、平面部20aの像面側の端部に折り曲げられた状態で形成されており、像面側に配置された回路基板21と電気的に接続されている。
本実施形態のレンズ鏡筒10において、FPC20は、部品公差、取付バラツキ、コネクタ位置のバラツキ等のような様々なバラツキ要因によって余長部分20cが発生し、その長さが変化する。
これにより、部品交差等のバラツキに起因して生じるFPC20の余長部分20cが、径方向側(1群ユニット側)に膨らむことを防止することで、光軸方向に沿って移動する1群ユニット11への接触等によって、FPC20が断線してレンズ鏡筒10が動作不良となる懸念を解消することができる。
本開示のレンズ鏡筒10は、
略円筒状の第1枠と、
前記第1枠が内周面側において光軸方向に沿って相対的に移動する略円筒状の第3枠と、
前記第3枠の外周面に設けられており、前記光軸方向における被写体側に設けられた第1部品と像面側に設けられた第2部品とを電気的に接続するFPCと、
を備え、
前記FPCは、前記第3枠の外周面に取り付けられる平面部と、前記光軸方向において生じる余長部分と、前記平面部と前記余長部分とを接続する位置に配置され前記余長部分が前記平面部に対して略90度の平面を形成するように折り曲げる折り曲げ部と、を有している。
<付記2>
本開示のレンズ鏡筒10は、
略円筒状の第1部材と、
前記第1部材に対して近接配置されており、前記第1部材に対して摺動するように回転する略円筒状の第2部材と、
前記第1部材と前記第2部材とが互いに摺動する摺動面の近傍に形成された空間であって、前記摺動面に対してグリスを供給するグリス溜めと、
を備えている。
また、グリス溜めは、摺動面よりも径方向における内側に設けられていることがより好ましい。
[他の実施形態]
以上、本開示の一実施形態について説明したが、本開示は上記実施形態に限定されるものではなく、開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態では、1群ユニット(第1枠)11の外径を小さくするための薄肉部11dによって、径方向において第1直進キー(突起部)11caに対向する位置において、1群ユニット(第1枠)11の外径と前枠ユニット(第2枠)12の内径との間に、片寄せ組み込みのための隙間Gが形成される例を挙げて説明した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。
上記実施形態では、1群ユニット(第1枠)11の外径を小さくするための薄肉部11dによって、径方向において第1直進キー11caに対向する位置において、1群ユニット(第1枠)11の外径と前枠ユニット(第2枠)12の内径との間に、片寄せ組み込みのための隙間が形成される例を挙げて説明した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。
あるいは、径方向において直進キーに対向する第2枠の部分が、第1枠の外径と第2枠の内径との間に片寄せ組み込みのための隙間が形成されるように、内径が大きくなるように変形した構成であってもよい。
上記実施形態では、第1~第3直進キー11ca~11ccが1群ユニット(第1枠)11の外周面に略120度の等角度間隔で3つ設けられている例を挙げて説明した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。
例えば、直進キーが1つ、2つあるいは4つ以上、第1枠の外周面に設けられた構成であってもよい。
(D)
上記実施形態では、第1~第3直進キー11ca~11ccが1群ユニット(第1枠)11と一体成形されている例を挙げて説明した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。
この場合でも、第1枠の外周面に直進キーを取り付けた後で、第2枠を片寄せ組み込みすることができる。
(E)
上記実施形態では、薄肉部11dが、1群ユニット(第1枠)11における第1直進キー11caと対向する略180度の範囲に形成されている例を挙げて説明した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。
(F)
上記実施形態では、1群ユニット11を第1枠、前枠ユニット12を第2枠として、本開示の構成を適用した例を挙げて説明した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。
(G)
上記実施形態では、余長部分20cの撓み方向が規定されたFPC20が外装ユニット16の外周面に設けられている例を挙げて説明した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。
(H)
上記実施形態では、フォーカスリング19bと前枠ユニット12との摺動面F1に対してグリスを供給するグリス溜めGPが、摺動面F1の径方向における内側に設けられている例を挙げて説明した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。
11 1群ユニット(第1枠)
11a 外周面
11b 径大部
11c 直進キー(突起部)
11ca 第1直進キー(突起部)
11cb 第2直進キー(突起部)
11cc 第3直進キー(突起部)
11d 薄肉部(第1薄肉部)
12 前枠ユニット(第2枠)
12a 本体部
12b 凹部
12c 係止爪(係止部)
13 2群ユニット
14 3-4群ユニット
15 カム枠ユニット
16 外装ユニット(第3枠)
16a 本体部
16ba 第1直進溝
16bb 第2直進溝
16bc 第3直進溝
16c 端部
16d 爪部
17 後枠ユニット
18 レンズマウント
19a ズームリング
19b フォーカスリング
20 FPC
20a 平面部
20b 折り曲げ部
20c 余長部分
20d,20e 接続部
21 回路基板
22 回転検出用素子
23 支持部
111 1群ユニット(第1枠)
111c 直進キー(突起部)
112 前枠ユニット(第2枠)
112d 薄肉部(第2薄肉部)
F1 摺動面
G 隙間
L1~L11 レンズ
GP グリス溜め
Claims (14)
- レンズを保持する略円筒状の第1枠と、
略円筒状の前記第1枠の外周面側に近接した状態で配置される略円筒状の第2枠と、
を備え、
前記第1枠は、前記レンズの光軸方向における像面側の外周面に、径方向外側に向かって突出する突起部を有し、
前記第2枠は、前記突起部が設けられた部分における前記第1枠の外径よりも小さい内径を有し、
前記第1枠と前記第2枠とは、前記突起部と径方向において対向する位置において、前記第1枠の外径と前記第2枠の内径との間に隙間が形成されるように形成されている、
レンズ鏡筒。 - 前記第1枠は、前記突起部と径方向において対向する位置に、前記突起部の周辺の厚みに比べて厚みが薄く、前記第1枠の外径を小さくする第1薄肉部を、さらに有している、
請求項1に記載のレンズ鏡筒。 - 前記第2枠は、略真円形状を有している、
請求項2に記載のレンズ鏡筒。 - 前記第1薄肉部は、前記突起部と径方向において対向する略180度の範囲に形成されている、
請求項2または3に記載のレンズ鏡筒。 - 前記第2枠は、前記第1枠の前記突起部と径方向において対向する位置に、前記突起部の周辺の厚みに比べて厚みが薄く、前記第2枠の内径を大きくする第2薄肉部を、さらに有している、
請求項1から4のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。 - 前記第2枠は、前記第1枠の前記突起部を含む略円筒状の前記第1枠の中心軸に垂直な平面における前記第1枠の外接円よりも大きく、前記第1枠の前記中心軸から前記突起部の外表面までの長さの2倍よりも小さい内径を有している、
請求項1から5のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。 - 前記突起部は、前記第1枠と一体成形されている、
請求項1から6のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。 - 前記突起部は、前記第1枠の外周面に複数設けられている、
請求項1から7のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。 - 複数の前記突起部は、略円筒状の前記第1枠の外周面において、略等角度間隔で設けられている、
請求項8に記載のレンズ鏡筒。 - 複数の前記突起部は、略120度の等角度間隔で3つ設けられている、
請求項9に記載のレンズ鏡筒。 - 複数の前記突起部は、前記光軸方向における異なる位置にそれぞれ設けられている、
請求項8から10のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。 - 前記第1枠は、前記光軸方向における被写体側に前記第2枠の内径よりも大きい径大部を、さらに有している、
請求項1から11のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。 - 前記第1枠の外周面側に近接した状態で配置されるとともに、前記第2枠と嵌合固定される略円筒状の第3枠を、さらに備えている、
請求項1から12のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。 - 前記第3枠は、前記光軸方向に沿って内周面側に形成され前記第1枠の前記突起部と係合する溝部を有している、
請求項13に記載のレンズ鏡筒。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020110586A JP2022007550A (ja) | 2020-06-26 | 2020-06-26 | レンズ鏡筒 |
US17/334,853 US20210405320A1 (en) | 2020-06-26 | 2021-05-31 | Lens barrel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020110586A JP2022007550A (ja) | 2020-06-26 | 2020-06-26 | レンズ鏡筒 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022007550A true JP2022007550A (ja) | 2022-01-13 |
Family
ID=79031817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020110586A Pending JP2022007550A (ja) | 2020-06-26 | 2020-06-26 | レンズ鏡筒 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20210405320A1 (ja) |
JP (1) | JP2022007550A (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002296476A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Olympus Optical Co Ltd | レンズ鏡枠 |
JP4154223B2 (ja) * | 2002-12-18 | 2008-09-24 | キヤノン株式会社 | レンズ装置及び撮像装置 |
JP2006078827A (ja) * | 2004-09-10 | 2006-03-23 | Canon Inc | レンズ鏡筒及び該レンズ鏡筒の組立方法 |
JP4996269B2 (ja) * | 2007-01-30 | 2012-08-08 | パナソニック株式会社 | レンズ鏡筒用支持枠、レンズ保持構造、レンズ鏡筒およびカメラ |
JP6533961B2 (ja) * | 2015-03-09 | 2019-06-26 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | レンズ鏡筒および光軸調整方法 |
WO2019087943A1 (ja) * | 2017-10-31 | 2019-05-09 | 富士フイルム株式会社 | レンズユニット |
-
2020
- 2020-06-26 JP JP2020110586A patent/JP2022007550A/ja active Pending
-
2021
- 2021-05-31 US US17/334,853 patent/US20210405320A1/en active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20210405320A1 (en) | 2021-12-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5668670A (en) | Zoom lens barrel | |
US5731913A (en) | Lens barrel with improved cam ring structure | |
US6052535A (en) | Collapsible lens barrel with flexible substrate | |
WO2013027315A1 (ja) | レンズ鏡筒 | |
JP4455350B2 (ja) | 撮像装置 | |
GB2457383A (en) | Light shield structure comprising a plurality of springs which hold a light shield in a balanced state between two optical components | |
JP6436787B2 (ja) | ズームレンズ鏡筒およびこれを用いた光学機器 | |
JP6949684B2 (ja) | レンズ装置および撮像装置 | |
JP2022007550A (ja) | レンズ鏡筒 | |
JP2022007551A (ja) | レンズ鏡筒 | |
JP2011237471A (ja) | レンズ鏡胴、撮像装置および情報装置 | |
WO2013114905A1 (ja) | レンズ鏡筒 | |
US6707993B1 (en) | Lens barrel | |
JP5573026B2 (ja) | レンズ鏡筒及びカメラ | |
JP2011022321A (ja) | レンズ鏡筒及びカメラ | |
JP2004198499A (ja) | 光学機器 | |
US9465188B2 (en) | Lens barrel | |
JP3519844B2 (ja) | レンズ鏡筒 | |
JP6229163B2 (ja) | レンズ鏡筒 | |
WO2021140989A1 (ja) | レンズ鏡筒及び光学機器 | |
WO2014129276A1 (ja) | レンズ鏡筒および撮像装置 | |
WO2020003921A1 (ja) | レンズ鏡筒 | |
JPH116949A (ja) | 撮影レンズ鏡筒 | |
JP4656597B2 (ja) | ズームレンズ鏡筒 | |
JP6078926B2 (ja) | レンズ鏡筒 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240109 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240307 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240402 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240409 |