JP6229163B2 - レンズ鏡筒 - Google Patents

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Description

本開示は、レンズ鏡筒に関する。特に、本開示は、カメラに着脱可能な交換レンズ、又はカメラに固定されるレンズ鏡筒ユニット等に関する。
特許文献1は、デジタルスチルカメラに用いられるレンズ鏡筒を開示する。特許文献1に開示されるレンズ鏡筒は、小型化を目的としたものである。
特開2010−224526号公報
本開示は、カメラをさらに小型化するために有効なレンズ鏡筒を提供する。
本開示におけるレンズ鏡筒は、レンズと、レンズに対してレンズの径方向に突出した位置に設けられ、レンズとの間に窪みを形成する接着溜まりと、を有し、接着溜まりに接着剤が注入されることで、レンズを保持する第1枠と、第1枠に対して、レンズの光軸方向に相対的に移動できる第2枠であって、光軸方向から見た場合に、接着溜まりと対応する箇所に、貫通孔が形成された第2枠と、を備える。
本開示は、カメラをさらに小型化するために有効なレンズ鏡筒を提供できる。
図1は、実施の形態1における交換レンズの分解斜視図である。 図2Aは、実施の形態1における3−4群ユニットの分解斜視図である。 図2Bは、実施の形態1における3−4群ユニットの側面図である。 図2Cは、図2Bの2C−2C断面を示す断面図である。 図3Aは、実施の形態1における2群ユニットの側面図である。 図3Bは、実施の形態1における2群ユニットの斜視図である。 図4は、実施の形態1における望遠時の交換レンズの断面図である。 図5は、実施の形態1における広角時の交換レンズの断面図である。 図6Aは、図4の6Aを示す部分拡大図である。 図6Bは、図6Aの6Bを示す部分拡大図である。 図7は、図5の7Aを示す部分拡大図である。 図8は、実施の形態1における3−4群ユニットの斜視図である。 図9は、実施の形態1における3群ユニットの斜視図である。 図10は、実施の形態1における4群ユニットの斜視図である。 図11は、実施の形態1における広角時の交換レンズの4群ユニットの移動範囲を説明するための断面図である。 図12は、実施の形態1における望遠時の交換レンズの4群ユニットの移動範囲を説明するための断面図である。 図13Aは、4群ユニットが最も被写体側に寄っている状態を示す3−4群ユニットの側面図である。 図13Bは、4群ユニットが最も像面側に寄っている状態を示す3−4群ユニットの側面図である。 図14は、実施の形態1における3−4群ユニットの位置関係を示す断面図である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
以下、図面を用いて、実施の形態1を説明する。
[1.交換レンズ900の全体構成]
図1を用いて交換レンズ900の全体構成について説明する。図1は、交換レンズ900の分解斜視図である。
交換レンズ900は、1群ユニット901、2群ユニット902、3−4群ユニット903、5群ユニット904、直進固定枠905、カム筒906、及び外装ユニット907で構成されている。
交換レンズ900は、各部品を次の順に組み立てることで完成される。まず、カム筒906に対して、直進固定枠905、5群ユニット904、3−4群ユニット903、2群ユニット902が順に組み付けられる。その後、各部品が組み付けられたカム筒906は、1群ユニット901に組み付けられる。最後に、カム筒906が組み付けられた1群ユニット901は、外装ユニット907に組み付けられる。この手順で各部品を組み付けることで、交換レンズ900は完成される。
交換レンズ900は、外装ユニット907に設けられたズームリングが回転されると、ズームリングの回転に従ってカム筒906が回転するように構成されている。交換レンズ900は、カム筒906が回転すると、1群ユニット901、2群ユニット902、3−4群ユニット903、5群ユニット904が、光軸方向に移動するように構成されている。各ユニットは、カム筒906に形成されるカム溝に対して係合するカムフォロアを有している。また、各ユニットは、直進固定枠905に形成される規制溝に対して係合する規制突起を有している。これによって、各ユニットは、直進固定枠905及びカム筒906に対して、相対的に光軸方向に移動できるように構成されている。
なお、不図示ではあるが、1群ユニット901と2群ユニット902との間には、後述する遮光シートが配置されている。
[2.3−4群ユニット903を構成する部品]
次に、3−4群ユニット903を構成する部品について図2A〜図2Cを用いて説明する。図2Aは、3−4群ユニット903の分解斜視図、図2Bは、3−4群ユニット903の側面図、図2Cは、図2Bの2C−2C断面を示す断面図である。
図2Aに示すように、3−4群ユニット903は、絞りユニット200、3群ユニット300、4群ユニット400、及びシャフト保持部500、で構成されている。
絞りユニット200は、絞りベース枠201、絞りカバー202、カムピン203、204、カムピンバネ205、ガタ調整カムピン206、摺動シャフト207、208、209、移動規制ピン210、回動軸211、及び規制突起212で構成される。
図1に示すカム筒906が回転した場合、規制突起212(他の2つの規制突起は不図示)が図1に示す直進固定枠905によって回転規制される。また、カム筒906が回転した場合、カムピン203、204、及びガタ調整カムピン206がカム筒906のカム溝に沿って移動する。これにより、絞りユニット200は、光軸方向に移動する。また、摺動シャフト207、208、209、移動規制ピン210、及び回動軸211は、3群ユニット300によるぶれ補正を実現するために用いられている。詳細については後述する。
3群ユニット300は、3群枠301、ヨーク302、303、マグネット304、305、位置検出センサ用マグネット306、遮光シート307、308、レンズL8、L9、L10、L11で構成される。
3群ユニット300は、絞りユニット200に設けられる不図示のコイルとマグネット304、305との間で生じる相互作用により、交換レンズ900の光軸と垂直な面内で移動できる。つまり、レンズL8〜L11は、レンズ内におけるぶれ補正機能を実現している。
具体的には、図2Bに示すように、3群ユニット300は、摺動シャフト207、208、不図示の摺動シャフト209により交換レンズ900の光軸方向の移動を規制されている。また、図2Cに示すように、3群ユニット300は、回動軸211を軸として、交換レンズ900の光軸に垂直な面内で移動する。また、移動規制ピン210は、3群ユニット300に設けられた孔に挿通されている。これにより、3群ユニット300の、交換レンズ900の光軸に垂直な面内での移動範囲は、3群ユニット300に設けられた孔の大きさにより制限されている。このような構成により、3群ユニット300は、交換レンズ900の光軸に垂直な面内において、規制された範囲内で移動できる。より具体的には、3群ユニット300は、回動軸211を基準として、D1−D2方向に並進移動でき、D3−D4方向に回動移動できる。
また、図2Aに示すように、レンズL8は、調心レンズとして、3群ユニット300全体の光学調整に用いられる。つまり、3群ユニット300には、より高い光学性能を持たせられる。本実施の形態では、4枚のレンズを含む3群ユニット300全体をぶれ補正に用いている。そのため、交換レンズ900全体のぶれ補正の性能は比較的高くなっている。
また、3群ユニット300は、4枚のレンズL8〜L11を保持している。3群枠301は、4枚のレンズL8〜L11を保持するため、像面側に突出するような形状となっている。
4群ユニット400は、4群枠401、フォーカスラックピン402、フォーカスラックバネ403、フォーカスラック404、シャフト405、406、フォーカスモータユニット407、ビス408、409、410、フォトインタラプタ411、及びレンズL12で構成される。
フォーカスモータユニット407は、絞りユニット200に対して、ビス408,409、410で固定される。シャフト405、406は、絞りユニット200に設けられた不図示の孔に圧入される。4群ユニット400の4群枠401は、シャフト405、406により、光軸方向への移動が可能に支持される。また、4群枠401は、シャフト405、406により、交換レンズ900の光軸と垂直な面内での移動を規制される。また、4群枠401は、フォーカスモータユニット407の駆動力により、交換レンズ900の光軸方向に移動される。
[3.2群ユニット902の構成]
次に、2群ユニット902の構成について図3A〜図7を用いて説明する。図3Aは、2群ユニット902の側面図、図3Bは、2群ユニット902の斜視図、図4は、望遠時における交換レンズ900の断面図である。図5は、広角時における交換レンズ900の断面図、図6Aは、図4の6Aを示す部分拡大図、図6Bは、図6Aの6Bを示す部分拡大図、図7は、図5の7Aを示す部分拡大図である。
本実施の形態において、3−4群ユニット903は、絞り調整のための絞りユニット200、ぶれ補正のための3群ユニット300、及びフォーカス調整のための4群ユニット400を含む。このように、3−4群ユニット903は、多くのユニットを含む。3−4群ユニット903は、各ユニットの駆動等のために必要なモーターや機構部品等の部品をさらに複数有している。そのため、3−4群ユニット903上には、これらの部品を配置するための孔や隙間を複数有することとなる。その結果、3−4群ユニット903は、不要光を通過させ易い構成となっている。本実施の形態において、2群ユニット902は、1群ユニット901側から直進固定枠905内に進入する不要光を軽減するように構成されている。
2群ユニット902は、図3A、図3Bに示すように、外周側に突出した突起921、被写体側に突出した突起922、及び像面側に突出した遮光壁923を有する。
突起921、922は、図6Bに示すように、交換レンズ900が望遠位置にある場合に、直進固定枠905に設けられた遮光シート910との関係で、不要光の直進固定枠905内への進入を軽減している。より具体的には、交換レンズ900の光軸方向から見た場合に、2群ユニット902と直進固定枠905との間に形成される隙間が、遮光シート910と突起921により封じられる。また、遮光シート910と、突起921との間に形成される隙間を封じるように、交換レンズ900の光軸方向に突起922が設けられている。これにより、2群ユニット902と直進固定枠905との間に不要光が入射する恐れを低減している。
特に、交換レンズ900が望遠位置にある場合には、図4に示すように、1群ユニット901が被写体側に最も繰り出された状態となっている。したがって、仮に遮光シート910が設けられていなければ、不要光が2群ユニット902と直進固定枠905の隙間を通過し易くなっている。しかしながら、本実施の形態においては、直進固定枠905に遮光シート910が設けられている。したがって、2群ユニット902と直進固定枠905との間に形成された隙間に、不要光が進入しにくくなっている。なお、遮光シート910は、2群ユニット902と干渉しない位置に配置されている。したがって、2群ユニット902が直進固定枠905に対して光軸方向で移動する際に、遮光シート910と2群ユニット902とが擦れる音が発生しにくくなっている。また、ユーザが手動でズームリングを操作する際に、手に違和感を覚える可能性が低くなっている。
更に、2群ユニット902の遮光壁923は、図6Aに示すように、交換レンズ900が望遠位置にある場合に、3−4群ユニット903のフォーカスモータユニット407側への不要光の進入を軽減している。つまり、遮光壁923は、交換レンズ900が望遠位置にある場合に、2群ユニット902と直進固定枠905との間に形成される隙間を通過した不要光が3−4群ユニット903のモーターや機構部品等の隙間を抜けていくことを軽減している。
なお、遮光シート910は、交換レンズ900が広角位置にある場合に、図7に示すように、1群ユニット901の側壁部911と干渉しないように構成されている。また、1群ユニット901の端部912と2群ユニット902の突起922とは、それぞれ干渉しないように構成されている。したがって、1群ユニット901が直進固定枠905に対して光軸方向で移動する際に、遮光シート910と1群ユニット901とが擦れる音が発生しにくくなっている。また、ユーザが手動でズームリングを操作する際に、手に違和感を覚える可能性が低くなっている。
[4.3−4群ユニット903の具体的構成]
次に、3−4群ユニット903の具体的構成について、図2C、図8〜10を用いて説明する。図8は、像面側から見た3−4群ユニット903の斜視図、図9は、3群ユニット300を説明するための斜視図、図10は、4群ユニット400を説明するための斜視図である。
図8に示すように、3−4群ユニット903は、絞りユニット200、3群ユニット300、4群ユニット400、及びシャフト保持部500を有する。図2Cに示すように、3−4群ユニット903において、3群ユニット300の接着溜まり301aと、4群ユニット400の貫通孔401aとは、対応した位置に設けられている。また、3群ユニット300の接着溜まり301bと、4群ユニット400の貫通孔401bとは、対応した位置に設けられている。また、3群ユニット300の接着溜まり301cと、4群ユニット400の貫通孔401cとは、対応した位置に設けられている。3群ユニット300と4群ユニット400とをこのように構成していることによる効果については後述する。
図9に示すように、3群ユニット300は、3群枠301上に各部品を組み付けることで構成されている。3群枠301は、接着溜まり301a、301b、301cを有している。接着溜まり301a、301b、301cは、レンズL11の径方向に突出した位置に設けられている。接着溜まり301a、301b、301cは、レンズL11との間に窪みを形成する。接着溜まり301a、301b、301cに、レンズL11を載置し、接着剤を注入することで、レンズL11は、3群枠301に保持される。レンズL11は、接着材により3群枠301に固定されることで、カシメ固定される場合と比較して、レンズL11の光学性能をより高く維持できる。また、3群枠301は、接着溜まり301a、301b、301cを確保しつつ、それ以外の部分を像面側により突出しないようにしている。
図10に示すように、4群ユニット400は、4群枠401上に各部品を組み付けることで構成されている。4群枠401は、貫通孔401a、401b、401cを有している。上述したように、貫通孔401a、401b、401cは、4群ユニット400が3群ユニット300に対して組み付けられた状態で、接着溜まり301a、301b、301cと対応した位置に配置される。なお、3群ユニット300は、交換レンズ900の光軸と垂直な面内で移動できる。したがって、3群ユニット300の移動範囲を、貫通孔401a、401b、401cで規制しないよう各貫通孔の大きさが調整されている。
また、4群枠401には、レンズL12が接着材により固定されている。また、4群枠401には、シャフト405、406が挿通されている。4群枠401は、シャフト405、406に沿って移動できる。4群枠401には、フォーカスモータユニット407が取り付けられている。4群ユニット400は、フォーカスモータユニット407から得られる動力によって、交換レンズ900の光軸方向に移動できる。
[5.4群ユニット400の可動範囲、及び断面図に示される4群ユニット400の構成]
次に、4群ユニット400の可動範囲、及び断面図に示される4群ユニット400の構成について図8〜図13を用いて説明する。図11は、広角時における交換レンズ900の4群ユニット400の移動範囲を説明するための断面図である。図12は、望遠時における交換レンズ900の4群ユニット400の移動範囲を説明するための断面図である。図13Aは、4群ユニット400が最も被写体側に寄っている状態を示す3−4群ユニット903の側面図、図13Bは、4群ユニット400が最も像面側に寄っている状態を示す3−4群ユニット903の側面図である。
図11に示すように、4群ユニット400は、交換レンズ900が広角位置にある場合に、3群ユニット300のレンズL11に接近する位置(図11の状態407A)と、5群ユニット904のレンズL13に接近する位置(図11の状態407B)と、の間を移動できるように構成されている。また、4群ユニット400は、図12に示すように、交換レンズ900が望遠位置にある場合に、3群ユニット300のレンズL11に接近する位置(図12の状態407A)と、5群ユニット904のレンズL13に接近する位置(図12の状態407B)と、の間を移動できるように構成されている。また、4群ユニット400は、図13Aに示す状態から図13Bに示す状態への変化が示すように、図11や図12における状態407Aから状態407Bに状態が変化する場合に、レンズL12を保持した箇所を突出して移動可能にする。これにより、5群ユニット904の形状との関係で交換レンズ900の全長方向の小型化が実現されている。
なお、図11に示すように、4群ユニット400は、3群ユニット300の突出した枠の形状に沿う形状をしている。つまり、4群ユニット400に設けられたテーパー形状をした収容部401eに、3群ユニット300の突出した枠の一部が挿入される。これにより、4群ユニット400は、3群ユニット300に、より接近した位置に移動できる。また、貫通孔401a、401b、401cは、収容部401e上に設けられている。
ここで、レンズL12は、被写体側から4群ユニット400に対して接着固定される。4群ユニット400には、図11に示すように、被写体側に、接着溜まり401d(他の2箇所は不図示)が設けられている。接着溜まり401dは、レンズL11の接着溜まり301a、301b、301cに対して位相がずらされている。言い換えると、接着溜まり401dは、レンズL11の接着溜まり301a、301b、301cとレンズL11の周方向において異なる位置に配置されている。つまり、レンズL11を固定するための接着溜まりとレンズL12を固定するための接着溜まりとの位置が重ならないようになっている。これにより、4群ユニット400が3群ユニット300に接近した場合であっても、接着溜まり同士が干渉することをより軽減している。そして、4群ユニット400が3群ユニット300により接近できる。その結果、交換レンズ900をより小型化できるようになっている。
また、図11に示すように、4群ユニット400は、5群ユニット904の被写体側の形状に沿った形状を、像面側に有する。そのため、4群ユニット400は、5群ユニット904のレンズL13により接近できる(図11の407B)。また、4群ユニット400は、レンズL12の接着溜まりを被写体側に配置している。このため、4群ユニット400は、5群ユニット904に対して、より接近させられる。
[6.4群ユニット400に貫通孔401a、401b、401cを設けることによる効果]
次に、4群ユニット400に貫通孔401a、401b、401cを設けることによる効果について図14を用いて説明する。図14は、3群ユニット300と4群ユニット400との位置関係を説明するための断面図である。
図14は、3群ユニット300と4群ユニット400とが、交換レンズ900の光軸方向において、最も接近した状態を示している。この状態において、交換レンズ900の光軸に垂直な面に存在する特定の軸の方向から見ると、3群枠301に設けられた接着溜まり301cの一部分は、4群ユニット400に設けられた貫通孔401cの内側の淵で形成される仮想的な面と重なっている。また、不図示ではあるが、接着溜まり301aの一部分は、貫通孔401aの内側の淵で形成される仮想的な面と重なっている。また、接着溜まり301bの一部分は、貫通孔401bの内側の淵で形成される仮想的な面と重なっている。言い換えると、仮に4群ユニット400に貫通孔401a、401b、401cが形成されておらず、3群ユニット300と4群ユニット400とが図14に示す場合と同一の近さまで接近したとすると、接着溜まり301a、301b、301cは、収容部401eの内側の面に接触してしまうこととなる。つまり、本実施の形態においては、接着溜まり301a、301b、301cに対応する位置に、貫通孔401a、401b、401cを設けることで、3群ユニット300と4群ユニット400とをより接近させることができている。
[7.まとめ]
本実施の形態に係る交換レンズ900は、3群枠301と、4群枠401とを備える。3群枠301は、レンズL11と、接着溜まり301a、301b、301cとを有する。接着溜まり301a、301b、301cは、レンズL11に対してレンズL11の径方向に突出した位置に設けられ、レンズL11との間に窪みを形成する。また、3群枠301は、接着溜まり301a、301b、301cに接着剤が注入されることで、レンズL11を保持する。また、4群枠401は、3群枠301に対して、レンズL11の光軸方向に相対的に移動できる。また、4群枠401は、光軸方向から見た場合に、接着溜まり301a、301b、301cと対応する箇所に、貫通孔401a、401b、401cがそれぞれ形成されている。
これにより、4群枠401に貫通孔401a、401b、401cを設けない場合と比較して、3群枠301と4群枠401とをより接近させられる。その結果、交換レンズ900の全長をより短くできる。
また、交換レンズ900において、3群枠301と4群枠401とが最も接近した状態で、貫通孔401a、401b、401cの内側の淵で形成される仮想的な面と、接着溜まり301a、301b、301cの一部分とが重なる。
これにより、3群枠301と4群枠401とは、貫通孔401a、401b、401cの内側の淵で形成される仮想的な面と、接着溜まり301a、301b、301cの一部分とが重なる程度に接近できる。その結果、交換レンズ900の全長をより短くできる。
また、交換レンズ900において、4群枠401は、3群枠301の一部分を収容する収容部401eが形成されており、収容部401eはテーパー形状をしており、テーパー形状の一部に貫通孔401a、401b、401cが形成されている。
これにより、3群枠301と4群枠401とをより近づけられる。その結果、交換レンズ900の全長をより短くできる。
また、交換レンズ900は、3群枠301と、4群枠401とを備える。3群枠301は、レンズL11と、接着溜まり301a、301b、301cとを有する。接着溜まり301a、301b、301cは、レンズL11に対してレンズL11の径方向に突出した位置に設けられ、レンズL11との間に窪みを形成する。3群枠301は、レンズL11の光軸に対して垂直な面内で移動可能であり、接着溜まり301a、301b、301cに接着剤が注入されることで、レンズL11を保持する。また、4群枠401は、3群枠301に対して、レンズL11の光軸方向に相対的に移動できる。また、4群枠401は、レンズL11の光軸方向から見た場合に、接着溜まり301a、301b、301cと対応する箇所に、貫通孔401a、401b、401cが形成されている。
これにより、4群枠401に貫通孔401a、401b、401cを設けない場合と比較して、3群枠301と4群枠401とをより接近させられる。その結果、交換レンズ900の全長をより短くできる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。
実施の形態1においては、4群ユニット400に、貫通孔401a、401b、401cを設けることとした。しかしながら、必ずしもこのような構成に限定されない。例えば、4群ユニット400に貫通孔401a、401b、401cを設けずに、内側の面において、接着溜まり301a、301b、301cと対応した位置に、凹みを形成するようにしてもよい。このように、凹みを形成することで、凹みの底の部分に接着溜まり301a、301b、301cが接触しない程度まで、3群枠301と4群枠401とを接近させられる。その結果、4群ユニット400に凹みを設けない場合と比較して、レンズ鏡筒の全長を短くできる。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、レンズ鏡筒に利用できる。例えば、カメラに着脱可能な交換レンズ、又は、カメラに固定されるレンズ鏡筒ユニット等に本開示は適用できる。
200 絞りユニット
201 絞りベース枠
202 絞りカバー
203 カムピン
204 カムピン
205 カムピンバネ
206 ガタ調整カムピン
207 摺動シャフト
208 摺動シャフト
209 摺動シャフト
210 移動規制ピン
211 回動軸
212 規制突起
300 3群ユニット
301 3群枠
301a 接着溜まり
301b 接着溜まり
301c 接着溜まり
302 ヨーク
303 ヨーク
304 マグネット
305 マグネット
306 位置検出センサ用マグネット
307 遮光シート
308 遮光シート
400 4群ユニット
401 4群枠
401a 貫通孔
401b 貫通孔
401c 貫通孔
401d 接着溜まり
401e 収容部
402 フォーカスラックピン
403 フォーカスラックバネ
404 フォーカスラック
405 シャフト
406 シャフト
407 フォーカスモータユニット
408 ビス
409 ビス
410 ビス
411 フォトインタラプタ
500 シャフト保持部
900 交換レンズ
901 1群ユニット
902 2群ユニット
903 3−4群ユニット
904 5群ユニット
905 直進固定枠
906 カム筒
907 外装ユニット
910 遮光シート
911 側壁部
912 端部
921 突起
922 突起
923 遮光壁

Claims (7)

  1. レンズと、前記レンズに対して前記レンズの径方向に突出した位置に設けられ、前記レンズとの間に窪みを形成する接着溜まりと、を有し、前記接着溜まりに接着剤が注入されることで、前記レンズを保持する第1枠と、
    前記第1枠に対して、前記レンズの光軸方向に相対的に移動できる第2枠であって、前記光軸方向から見た場合に、前記接着溜まりと対応する箇所に、貫通孔が形成された第2枠と、を備える、
    レンズ鏡筒。
  2. 前記第1枠と前記第2枠とが最も接近した状態で、前記貫通孔の内側の淵で形成される仮想的な面と、前記接着溜まりの一部分とが重なる、
    請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記第2枠は、前記第1枠の一部分を収容する収容部が形成されており、前記収容部はテーパー形状をしており、前記テーパー形状の一部に前記貫通孔が形成されている、
    請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  4. レンズと、前記レンズに対して前記レンズの径方向に突出した位置に設けられ、前記レンズとの間に窪みを形成する接着溜まりと、を有し、前記レンズの光軸に対して垂直な面内で移動可能であり、前記接着溜まりに接着剤が注入されることで、前記レンズを保持する第1枠と、
    前記第1枠に対して、前記レンズの光軸方向に相対的に移動できる第2枠であって、前記光軸方向から見た場合に、前記接着溜まりと対応する箇所に、貫通孔が形成された第2枠と、を備える、
    レンズ鏡筒。
  5. 前記第1枠と前記第2枠とが最も接近した状態で、前記貫通孔の内側の淵で形成される仮想的な面と、前記接着溜まりの一部分とが重なる、
    請求項4に記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記第2枠は、前記第1枠の一部分を収容する収容部が形成されており、前記収容部はテーパー形状をしており、前記テーパー形状の一部に前記貫通孔が形成されている、
    請求項4に記載のレンズ鏡筒。
  7. レンズと、前記レンズに対して前記レンズの径方向に突出した位置に設けられ、前記レンズとの間に窪みを形成する接着溜まりと、を有する第1枠であって、前記接着溜まりに接着剤が注入されることで、前記レンズを保持する第1枠と、
    前記第1枠に対して、前記レンズの光軸方向に相対的に移動できる第2枠であって、前記光軸方向から見た場合に、前記接着溜まりと対応する箇所に、凹みが形成された第2枠と、を備える、
    レンズ鏡筒。
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