JP2022007210A - ロッドハンドリング装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ロッドを着脱可能に把持する把持爪を備えたロッド把持部材20と、ロッド把持部材20が先端側に設けられたハンドリングアーム11と、ハンドリングアームを軸方向に伸縮させる伸縮機構15と、ハンドリングアームを軸回りに回転させる回転機構30と、ロッド把持部材をハンドリングアームの軸方向と交差する方向に屈曲させる首振り機構35と、ハンドリングアームに対しロッド把持部材をロッドの長さ方向に沿って移動させるスライド機構45と、把持爪がハンドリングアームの軸線よりも下側を向くようにロッド把持部材をハンドリングアームに対して首折れさせるダンプ機構40と、を備える。
【選択図】図1
Description
また、前記ハンドリングアームの先端に前記首振り機構が連結され、前記首振り機構に前記スライド機構が連結されており、前記ロッド把持部材は前記首振り機構及び前記スライド機構を介して前記ハンドリングアームの先端側に設けられていることを特徴とする。
また、前記ハンドリングアームは外側アームと外側アームに対して進退する内側アームとを有し、前記首振り機構は前記内側アームの先端に連結されていることを特徴とする。
また、前記把持爪は、開閉可能な一対の把持ピースと、一対の把持ピースを開閉させる把持用シリンダとが把持本体部に取り付けられて形成されており、前記ロッド把持部材は前記把持爪が前記ロッドの長さ方向に沿って少なくとも2組が並んで配置されていることを特徴とする。
また、前記把持爪は、前記一対の把持ピースのロッドへの当接と、前記把持用シリンダに取り付けられた当接ピースのロッドへの当接の3点当接によって前記ロッドを把持することを特徴とする。
ロッドハンドリング装置1はマスト5に上下動可能に取り付けられた取付ブラケット6に取り付けられており、取付ブラケット6がマスト5に沿って上下動することによりロッドハンドリング装置1の全体がマスト5の上下方向に沿って移動する。取付ブラケット6及びロッドハンドリング装置1には、傾斜機構としての傾斜用シリンダ7が掛け渡されており、傾斜用シリンダ7によってロッドハンドリング装置1はマスト5に対する角度が変更されて水平姿勢、傾斜姿勢に姿勢変更が可能となっている(図14参照)。
このようにハンドリングアーム11の先端に首振り機構35が連結され、首振り機構35の先端にスライド機構45が連結され、スライド機構45にロッド把持部材20が連結された構造とすることにより、ロッド把持部材20の姿勢を変更するためのこれらの機構を個々にロッド把持部材20に取り付ける必要がなくなる。これにより全体がコンパクトな構造となって作業視界が広くなり、ロッド把持部材20の姿勢変更の作業性が向上する。
なお、首振り機構35においては、首振り用シリンダ38に代えてタリーアクチュエータをブラケット14の内部に設けて首振りさせるようにしても良い。
支持ブロック46の内部には、スライド用シリンダ(図示省略)が設けられており、スライド用シリンダによってスライドアーム47がロッド8の長さ方向に沿って移動し、これによりロッド把持部材20が同方向に移動する。
このようなスライド機構45を設けることにより、ロッド把持部材20をロッド8の長さ方向に合わせて位置調整することができる。これにより作業車2の全体をロッド8の長さ方向に合わせて移動させる必要がなくなり、不整地現場での作業性を向上させることができる。また、ロッドのねじ接続時においても、ロッドを掘削機側のロッドに引き寄せることができるため、ロッドの引き寄せのためにハンドリングアーム11の全体を移動させる必要がなくなる。
2 作業車
5 マスト
7 傾斜用シリンダ
8 ロッド
11 ハンドリングアーム
12 外側アーム
13 内側アーム
14 ブラケット
15 伸縮機構
16 伸縮用シリンダ
20 ロッド把持部材
21 把持爪
22 把持本体部
23 把持ピース
24 把持用シリンダ
28 当接ピース
30 回転機構
35 首振り機構
40 ダンプ機構
45 スライド機構
Claims (6)
- ロッドを着脱可能に把持する把持爪を備えたロッド把持部材と、
前記ロッド把持部材が先端側に設けられたハンドリングアームと、
前記ハンドリングアームを軸方向に伸縮させる伸縮機構と、
前記ハンドリングアームを軸周りに回転させる回転機構と、
前記ロッド把持部材を前記ハンドリングアームの軸方向と交差する方向に屈曲させる首振り機構と、
前記ハンドリングアームに対し前記ロッド把持部材を前記ロッドの長さ方向に沿って移動させるスライド機構と、
前記把持爪が前記ハンドリングアームの軸線よりも下側を向くように前記ロッド把持部材を前記ハンドリングアームに対して首折れさせるダンプ機構と、を備えていることを特徴とするロッドハンドリング装置。 - 前記ハンドリングアームは自走可能な作業車に上下移動可能に取り付け可能となっていることを特徴とする請求項1記載のロッドハンドリング装置。
- 前記ハンドリングアームの先端に前記首振り機構が連結され、前記首振り機構に前記スライド機構が連結されており、前記ロッド把持部材は前記首振り機構及び前記スライド機構を介して前記ハンドリングアームの先端側に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のロッドハンドリング装置。
- 前記ハンドリングアームは外側アームと外側アームに対して進退する内側アームとを有し、前記首振り機構は前記内側アームの先端の回転可能なブラケットに連結されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のロッドハンドリング装置。
- 前記把持爪は、開閉可能な一対の把持ピースと、一対の把持ピースを開閉させる把持用シリンダとが把持本体部に取り付けられて形成されており、前記ロッド把持部材は前記把持爪が前記ロッドの長さ方向に沿って少なくとも2組が並んで配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のロッドハンドリング装置。
- 前記把持爪は、前記一対の把持ピースのロッドへの当接と、前記把持用シリンダに取り付けられた当接ピースのロッドへの当接の3点当接によって前記ロッドを把持することを特徴とする請求項5記載のロッドハンドリング装置。
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JP2020110029A JP7006977B2 (ja) | 2020-06-25 | 2020-06-25 | ロッドハンドリング装置 |
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- 2020-06-25 JP JP2020110029A patent/JP7006977B2/ja active Active
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Publication number | Publication date |
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JP7006977B2 (ja) | 2022-01-24 |
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