JP7054120B2 - ロッドハンドリングアタッチメント - Google Patents
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Description
さらに、従来のロッドハンドリング装置は、掘削機に併設されるため、掘削機の全体が大型化する。このため住宅地等の狭隘な作業現場には、設置することができない問題がある。
また、前記ロッド把持部材は、ロッドを挟むように対向する開閉可能な一対の把持ピースと一対の把持ピースを開閉させる開閉用シリンダとが把持本体部に取り付けられて形成されており、前記一対の把持ピースが前記把持本体部に対して交換可能となっていることを特徴とする。
また、前記伸縮アームは、前記軸方向に伸縮するアーム部材と、前記ロッド把持部材と前記シフト機構との間に掛け渡されて前記アーム部材を伸縮させる伸縮用シリンダと、を備えていることを特徴とする。
また、前記シフト機構は、前記軸方向と交差する横方向に沿って前記ベースプレートに設けられたシフト用シリンダを備え、前記シフト用シリンダの伸縮によって前記伸縮アームを前記横方向に移動させることを特徴とする。
また、前記旋回機構は、前記ベースプレートに設けた旋回用モータと、前記旋回用モータの出力軸に取り付けられた内側ギアと、前記ベースプレートに取り付けられ前記内側ギアが噛合する外輪プレートとを備え、前記外輪プレートに前記シフト機構が係合していることを特徴とする。
また、前記ダンプ機構は、前記ロッド把持部材を前記伸縮アームに回転可能に取り付けられるヒンジ軸と、前記ロッド把持部材を前記ヒンジ軸回りに回転させて前記伸縮アームの軸方向に対して屈曲させるダンプ用シリンダとを備えていることを特徴とする。
また、ロッドハンドリングアタッチメントは作業車に取り付けて用いるため、ロッドをハンドリングするロッドハンドリング装置を掘削機に併設する必要がなく、住宅地等の狭隘な作業現場であっても、掘削機へのロッドの供給、回収、ハンドリングを行うことができる。
図3~図5に示すように、アタッチメント1は前後方向Xに伸縮する伸縮アーム10と、横方向Yに沿って動作するシフト機構20と、シフト機構20を回転させる旋回機構30と、屈曲動作を行うダンプ機構40とを備えている。伸縮アーム10の先端には、ロッド(ボーリングロッド)7を把持するロッド把持部材50が取り付けられる。アタッチメント1における作業車2側の端部には、ベースプレート60が設けられており、このベースプレート60が作業車2のマスト6に係合した状態で取り付けられることによりアタッチメント1の全体がマスト6に上下移動可能に取り付けられる(後述する図19参照)。ベースプレート60の前側には、一対の取付ブラケット61が設けられ、この取付ブラケット61にシフト機構20が取り付けられ、シフト機構20の前側に伸縮アーム10が取り付けられている。
図示例では、第1アーム11、第2アーム12の2段で伸縮する構造となっているが、3段以上で伸縮する構造としても良い。
また、把持したロッド7の姿勢を変更することができるため、掘削機に対するロッド7の供給や回収のハンドリングを行うことができる。このため、作業者によるロッドハンドリング作業を不要とすることができ、作業の能率化や安全性を向上させることができる。
また、アタッチメント1は作業車に取り付けて用いるため、ロッド7をハンドリングするためのロッドハンドリング装置は掘削機に併設する必要がなく、住宅地等の狭隘な作業現場であっても、掘削機へのロッド7の供給、回収、ハンドリングを行うことができる。
2 作業車
6 マスト
7 ロッド
10 伸縮アーム
13 アーム部材
14 伸縮用シリンダ
20 シフト機構
21 シフト用シリンダ
30 旋回機構
31 旋回用モータ
32 出力軸
33 内側ギア
34 外輪プレート
40 ダンプ機構
41 ヒンジ軸
43 ダンプ用シリンダ
50 ロッド把持部材
51 把持本体部
52 把持ピース
53 開閉用シリンダ
60 ベースプレート
Claims (7)
- ロッドを把持するロッド把持部材が先端に取り付けられ、軸方向への伸縮動作によって前記ロッド把持部材の前後方向の位置を変更する伸縮アームと、
前記伸縮アームが前記軸方向と交差する横方向へ移動可能に取り付けられ、伸縮アームの横方向への移動によって前記ロッド把持部材の横方向の位置を変更するシフト機構と、
前記シフト機構を前記軸方向回りに回転可能に支持し、前記ロッド把持部材の軸方向回りの回転位置を変更する旋回機構と、
前記ロッド把持部材を前記伸縮アームの軸方向に対して屈曲させるダンプ機構と、
前記旋回機構が取り付けられるベースプレートと、を備え、
前記ベースプレートが自走可能な作業車に上下移動可能に取り付け可能となっていることを特徴とするロッドハンドリングアタッチメント。 - 前記作業車は立設状態のマストを有し、前記ベースプレートが前記マストに沿って上下動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のロッドハンドリングアタッチメント。
- 前記ロッド把持部材は、ロッドを挟むように対向する開閉可能な一対の把持ピースと一対の把持ピースを開閉させる開閉用シリンダとが把持本体部に取り付けられて形成されており、前記一対の把持ピースが前記把持本体部に対して交換可能となっていることを特徴とする請求項1記載のロッドハンドリングアタッチメント。
- 前記伸縮アームは、前記軸方向に伸縮するアーム部材と、前記ロッド把持部材と前記シフト機構との間に掛け渡されて前記アーム部材を伸縮させる伸縮用シリンダと、を備えていることを特徴とする請求項1記載のロッドハンドリングアタッチメント。
- 前記シフト機構は、前記軸方向と交差する横方向に沿って前記ベースプレートに設けられたシフト用シリンダを備え、前記シフト用シリンダの伸縮によって前記伸縮アームを前記横方向に移動させることを特徴とする請求項1記載のロッドハンドリングアタッチメント。
- 前記旋回機構は、前記ベースプレートに設けた旋回用モータと、前記旋回用モータの出力軸に取り付けられた内側ギアと、前記ベースプレートに取り付けられ前記内側ギアが噛合する外輪プレートとを備え、前記外輪プレートに前記シフト機構が係合していることを特徴とする請求項1記載のロッドハンドリングアタッチメント。
- 前記ダンプ機構は、前記ロッド把持部材を前記伸縮アームに回転可能に取り付けるヒンジ軸と、前記ロッド把持部材を前記ヒンジ軸回りに回転させて前記伸縮アームの軸方向に対して屈曲させるダンプ用シリンダとを備えていることを特徴とする請求項1記載のロッドハンドリングアタッチメント。
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