JP7110054B2 - 二重管ローディング機 - Google Patents

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本発明は、削孔作業を行うための二重管を削孔機に装填するための二重管ローディング機に関する。
地中に孔を開けるために削孔機が使用され、削孔機により開けられた孔は削孔と言われる。地盤を改良する場合には、削孔にスリーブを建て込んで削孔内に薬液が注入され、削孔に薬液を注入する作業はケミカルグラウチングとも言われている。地盤改良工事の他に、法面の崩落防止や斜面の地滑り防止のための法面安定アンカー工事、土留壁を構築するための土留壁アンカー工事等においても、削孔機が使用され、開けられた削孔にセメント(モルタル)が注入され、PC鋼線を建て込んで緊張作業が行われる。さらに、地質調査のために削孔機が使用されることもあり、井戸の掘削のためにも削孔機を使用することができる。
特許文献1には、インナーロッドとケーシングとを備えた二重管掘削システムが記載されている。この二重管掘削システムは、掘削用ビットが取り付けられたインナーロッドと、このインナーロッドを収容するアウターケーシングとを有している。掘削用機械によりインナーロッドとアウターケーシングを介して掘削用ビットには回転トルクと打撃力とが伝達される。掘削用機械からはインナーロッドに設けられた流路に掘削水が供給され、切削水と土壌との混合物であるスライムは、アウターケーシング内径とインナーロッド外径との間の空間を流れて外部に排出される。
掘削作業の進行に伴って、インナーロッドには他のインナーロッドが継ぎ足され、アウターケーシングにも他のアウターケーシングが継ぎ足される。これにより、インナーロッドとアウターロッドとからなる二重管掘削システムは、形成すべき削孔の深さに応じて所望の長さになる。
特開2008-150773号公報
このように、掘削システムを構成する二重管つまり削孔用の二重管は、地盤に所定の深さまで削孔するために、先端のロッドには複数本の連結ロッドが連なって接続され、全てのロッドによりインナーロッド群が形成される。同様に、ケーシングにも複数本の連結ケーシングが連なって接続され、ケーシング群が形成される。両方の基端部つまり上端部は、削孔機のドリルヘッドに装着され、ドリルヘッドにより削孔用の二重管は、回転駆動と打撃力とが加えられるとともに、ドリルヘッドをガイドレールに沿って駆動することにより掘進駆動される。
二重管を用いて地盤に削孔作業を行うときには、削孔機が削孔箇所の近傍に据え付けられ、ドリルヘッドを上下方向に案内するガイドセルは削孔箇所の真上に位置決めされる。削孔機により先端ロッドと先端ケーシングとが所定の深さまで掘進されると、その基端部には連結ロッドと連結ケーシングとが継ぎ足される。したがって、所定の深さまで削孔作業を行うには、連結ロッドとこれが挿入された連結ケーシングとからなる連結二重管が、削孔作業箇所の近傍に集積配置される。それぞれの連結二重管の削孔機までの運搬は、作業者が手作業により行っている。
連結二重管は金属製であり、重い連結二重管を作業者が運搬することは容易な作業ではない。近年では、連結二重管の大口径化と、大深度削孔とが主流となっている。特に、大深度削孔のために、連結二重管の標準長さが、従来の1.5倍~2倍程度まで長くなっており、作業者にとっては運搬作業は重労働である。
本発明の目的は、連結二重管を自動的に削孔機に装填することができる二重管ローディング機を提供することにある。
本発明の二重管ローディング機は、連結ロッドと当該連結ロッドが収容される連結ケーシングとからなる連結二重管を、当該連結二重管を駆動するドリルヘッドを有する操作アームが設けられた削孔機に装填する二重管ローディング機であって、走行機構を備え前記削孔機に走行するローディング機本体前記ローディング機本体に設けられ、平面視において長円形であり水平方向に移動する無端移動部材を有する割出し移動機構と、前記無端移動部材に複数設けられ、それぞれ内部に前記連結二重管を上下方向に収容する円筒形状のホルダーと、前記連結ロッドを把持するロッドクランプ、および前記連結ケーシングを把持するケーシングクランプを備えたクランプユニットと、前記ローディング機本体に設けられ、前記クランプユニットを前記ホルダーと前記削孔機の装填位置との間で移動する装填用アームと、を有し、前記ホルダーに収容された前記連結二重管を前記装填用アームにより前記削孔機の前記装填位置に搬送する。
二重管ローディング機は走行機構を有しており、削孔作業を行うための削孔機に接近移動することができ、二重管ローディング機は連結二重管を収容する複数のホルダーが設けられた割出し移動機構を有しており、連結二重管は装填用アームにより削孔機に装填される。これにより、連結二重管の削孔機に対する装填作業を人手によらず、自動的に行うことができる。特に、連結二重管の長さが長くなるとともに径が大径化されており、連結二重管の手作業による装填は困難であるが、これを自動的に行うことができる。
先端二重管と複数の連結二重管からなる二重管組立体を示す断面図である。 (A)は先端二重管からなる二重管組立体を示す断面図であり、(B)は先端二重管と1つの連結二重管とからなる二重管組立体を示す断面図である。 1組の連結二重管を示す断面図である。 二重管組立体を駆動して地盤に削孔作業を行う削孔機を示す側面図である。 図4に示された削孔機の正面図である。 (A)は図5のA部拡大正面図であり、(B)は(A)の右側面図である。 二重管ローディング機を示す側面図である。 図7におけるB-B線方向から見た割出し移動機構の拡大平面図である。 二重管ローディング機の制御部を示すブロック図である。 (A)~(C)は、二重管ローディング機と削孔機とを併用使用して削孔工程を示す工程図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1に示す二重管組立体10は、先端二重管20と、2つの連結二重管30とを備えており、二重管組立体10は削孔機に取り付けられるスイベルセット40に装着される。先端二重管20は、先端ロッド21と先端ロッド21を収容する先端ケーシング22とを有しており、先端ロッド21はショートインナーロッドとも言われる。先端ロッドの先端には切刃としてのインナービット23が取り付けられ、先端ケーシング22の先端には切刃としてのリングビット24が取り付けられている。先端ロッド21には給水流路25が軸方向に貫通して設けられ、先端ロッド21と先端ケーシング22との間には排水スペース26が設けられている。
それぞれの連結二重管30は、連結ロッド31と連結ロッド31を収容する連結ケーシング32とを有している。連結ロッド31はインナーロッドとも言われ、連結ケーシング32は単にケーシングとも言われる。連結ロッド31の先端部には雌ねじが形成され、その雌ねじは先端ロッド21の基端部、つまり図1における上端部に形成された雄ねじにねじ結合され、連結ロッド31の先端部は先端ロッド21の基端部に接続される。連結ケーシング32の先端部には雄ねじ33が形成され、基端部には雌ねじ34が形成されている。連結ロッド31には給水流路35が設けられ、連結ロッド31と連結ケーシング32との間には排水スペース36が設けられている。
連結二重管30を先端二重管20に接続するときには、連結ケーシング32の先端部に形成された雄ねじ33が先端ケーシング22の基端部に形成された雌ねじ27にねじ結合される。連結二重管30が先端二重管20に接続されると、給水流路25と給水流路35は連通され、排水スペース26と排水スペース36は連通される。
図1に示される二重管組立体10においては、先端二重管20に接続された連結二重管30には、さらに別の連結二重管30が接続されている。図1においては、先端二重管20に接続された第1段目の連結二重管30には(a)が付され、この連結二重管30(a)に接続される第2段目の連結二重管30には(b)が付されている。連結二重管30(b)の連結ロッド31は連結二重管30(a)の連結ロッド31にねじ結合され、連結二重管30(b)の連結ケーシング32は連結二重管30(a)の連結ケーシング32にねじ結合される。
図1に示される二重管組立体10は、先端二重管20と2つの連結二重管30とを有しており、2段目の連結二重管30(b)は、スイベルセット40に取り付けられる。スイベルセット40は、後述する削孔機に取り付けられるアダプター41を有し、アダプター41の基端部つまり図1における上端部に形成された雌ねじ42には、削孔機に取り付けられた図示しないシャンクロッドがねじ結合される。アダプター41の先端部にはエクステンションロッド43が取り付けられる。エクステンションロッド43の基端部に形成された雄ねじ44は、アダプター41に形成された雌ねじ45にねじ結合される。エクステンションロッド43の外側に位置させてカップリング46がアダプター41に取り付けられ、カップリング46の基端部に形成された雄ねじ47はアダプター41に形成された雌ねじ48にねじ結合される。カップリング46の先端部には雄ねじ49が形成されており、雄ねじ49は2段目の連結二重管30(a)の雌ねじ34にねじ結合される。
アダプター41には給水孔51が外周面に開口して形成されており、給水孔51はエクステンションロッド43に形成された給水流路52に連通している。アダプター41には複数の排水孔53が外周面に開口して形成されており、それぞれの排水孔53はエクステンションロッド43とカップリング46との間の排水スペース54に連通している。
アダプター41の外側には円筒形状のスイベル継手55が装着されている。スイベル継手55には、給水孔51に連通する環状溝56と、排水孔53に連通する環状溝57とが設けられている。環状溝56に連通し、径方向外方に突出する図示ない給水ポートがスイベル継手55に設けられ、外部から給水ポートに供給された切削水は給水流路52、35、25を介して先端ロッド21の先端面から地盤に供給される。環状溝57に連通し、径方向外方に突出する図示しない排水ポートがスイベル継手55に設けられ、切削された土壌を含む切削水は排水スペース26、36、54を介して排水ポートから外部に排出される。
図1に示した二重管組立体10においては、上端部つまり2段目の連結二重管30(b)の基端部にさらに他の連結二重管30を接続すると、3つの連結二重管を備えた二重管組立体10が形成される。
図2(A)に示される二重管組立体10は、先端二重管20のみからなり、削孔機に取り付けられるスイベルセット40に先端二重管20が接続された状態を示す。図2(B)に示される二重管組立体10は、先端二重管20と1つの連結二重管30とからなり、削孔機に取り付けられたスイベルセット40に接続された状態を示す。図3は連結ロッド31と連結ケーシング32とからなる連結二重管30を示す。
図4は二重管組立体10を駆動して地盤に削孔作業を行う削孔機60を示す側面図である。図5は図4に示された削孔機60の正面図であり、図6(A)は図5のA部拡大正面図であり、図6(B)は図6(A)の右側面図である。
削孔機60は、左右両側に無限軌道であるキャタピラー61が設けられた削孔機本体62を有し、削孔機本体62の前部には、水平軸を中心に上下方向に揺動自在に操作アーム63が装着されている。操作アーム63の先端にはガイドセル64が油圧シリンダ65を介して取り付けられており、ガイドセル64にはドリルヘッド66が移動自在に装着されている。ドリルヘッド66をガイドセル64に沿って移動させるために、ドリルヘッド66には送りモータ67が設けられている。
ドリルヘッド66には、図1および図2に示したスイベルセット40が取り付けられている。スイベルセット40は、上述のように、アダプター41、エクステンションロッド43、カップリング46、スイベル継手55を有している。スイベルセット40に装着される二重管組立体10には、ドリルヘッド66により回転運動と掘進運動が加えられるとともに、打撃力が加えられるようになっており、この削孔機60は、ロータリパーカッションマシンとも言われる。
スイベルセット40に対向してガイドセル64には、クランプユニット70が取り付けられている。クランプユニット70は、図6に示されるように、先端ケーシング22および連結ケーシング32をクランプするアウタークランプ71と、先端ロッド21および連結ロッド31をクランプするインナークランプ72とを有し、インナークランプ72はアウタークランプ71よりも図4~図6において上側に設けられている。クランプユニット70には、さらに、ブレーカ73が取り付けられている。ブレーカ73は、削孔作業によって地盤中に埋め込まれた二重管組立体10を、地上に抜管する際に使用される。
図4に示されるように、削孔機60は油圧シリンダ74a、74bを有している。油圧シリンダ74aは操作アーム63を上下方向に駆動し、油圧シリンダ74bはガイドセル64を揺動運動させる。
図1および図2に示される環状溝56に連通してスイベル継手55に設けられた給水ポートには削孔機60から切削水が供給される。一方、排水孔53に連通してスイベル継手55に設けられた排水ポートには削孔機60に設けられた排水パイプが接続され、切削された土壌を含む切削水は排水パイプにより削孔機に送られる。
削孔機60による削孔作業は、まず、図2(A)に示した二重管組立体10を、削孔機60に装着されたスイベルセット40に取り付けることによって、先端二重管20のみからなる二重管組立体10により行われる。図2(A)に示した二重管組立体10により所定の深さまで削孔作業が終了したら、図2(B)に示されるように、先端二重管20の基端部とスイベルセット40との間に連結二重管30を接続して、同様に削孔作業が行われる。図2(B)に示す二重管組立体10により削孔作業が終了したら、上端部の連結二重管30とスイベルセット40との間に他の連結二重管30を接続して、同様に削孔作業が行われる。
このように、上端部の連結二重管30とスイベルセット40との間に他の連結二重管30を順次接続することにより、所定の深さまで削孔作業が行われる。継ぎ足される連結二重管30は、図3に示されるように、ほぼ同じ長さの連結ロッド31と連結ケーシング32とからなり、以下に記載の二重管ローディング機から順次自動的に装填される。
図7は二重管ローディング機80を示す側面図であり、図8は図7におけるB-B線方向から見た割出し移動機構93の拡大平面図である。
図7に示されるように、二重管ローディング機80は、左右両側に走行機構としての無限軌道であるキャタピラー81が設けられたローディング機本体82を有し、ローディング機本体82の後部にはパワーユニット83が取り付けられている。垂直軸を中心に旋回移動自在に基台84がパワーユニット83に取り付けられ、基台84には装填用アーム85が揺動自在に取り付けられている。装填用アーム85は、基部側アーム85aと、これの先端部に揺動自在に取り付けられた先端側アーム85bとを有し、先端側アーム85bにはロータ86が装着されている。ロータ86は先端側アーム85bに取り付けられた油圧シリンダ87aによって、先端側アーム85bから突出する方向と先端側アーム85bに向けて後退する方向とに軸方向に移動自在である。基部側アーム85aは油圧シリンダ87bにより揺動駆動され、先端側アーム85bは油圧シリンダ87cにより揺動駆動される。
ロータ86にはクランプユニット88が取り付けられており、クランプユニット88はロータ86により矢印で示すように回転自在である。クランプユニット88には、連結ケーシング32を把持するケーシングクランプ91と、連結ロッド31を把持するロッドクランプ92とが設けられている。
割出し移動機構93がローディング機本体82に設けられており、割出し移動機構93は、図8に示されるように、平面視において長円形のエンドレスな移動部材、つまり無端移動部材94を有している。無端移動部材94にはそれぞれ連結二重管30を収容する多数のホルダー95が所定の隙間を隔てて取り付けられている。図8においては、連結ケーシング32と連結ロッド31とからなる連結二重管30が収容されたホルダー95と、連結二重管30が収容されていないホルダー95とが示されている。連結ケーシング32と連結ロッド31はほぼ同じ長さであり、連結二重管30は、図7において二点鎖線で示すように、連結ロッド31の基端部側つまり上端部側が連結ケーシング32の基端面よりも上方に突出した状態でホルダー95に収容される。
連結ロッド31を連結ケーシング32の基端面よりも突出させるために、図8に示されるように、それぞれのホルダー95の内部には、位置決め部材96が無端移動部材94の上面よりも突出して設けられている。したがって、連結二重管30がホルダー95に収容された状態のもとでは、図3に二点鎖線で示されるように、連結ロッド31の端部は連結ケーシング32の端部よりも突出する。
ホルダー95内に収容された連結二重管30は、無端移動部材94により図8において矢印で示す方向に移動され、搬出部Fからクランプユニット88によりクランプされて削孔機60に搬送される。二重管ローディング機80は削孔機60の近傍に走行され、連結二重管30を削孔機60に装填する。二重管ローディング機80は、外部からの無線操縦により駆動が制御される。
図9は、二重管ローディング機80の制御部を示すブロック図である。装填用アーム85を駆動するための油圧シリンダ87a~87cは、コントローラ97からの制御信号により駆動が制御される。走行機構としてのキャタピラー81を駆動するための走行用油圧モータ101、および無端移動部材94を駆動するための割出し移動用油圧モータ102は、コントローラ97からの制御信号により駆動が制御される。ケーシングクランプ91を駆動するクランプ駆動用油圧シリンダ103、およびロッドクランプ92を駆動するクランプ駆動用油圧シリンダ104もコントローラ97からの制御信号により駆動が制御される。油圧シリンダ等のそれぞれの駆動機器に対して作動油を供給するための駆動源としての油圧ポンプ105もコントローラ97からの制御信号により制御される。
油圧シリンダ等の駆動機器に対して駆動力を供給するための油圧ポンプ等の駆動源は、パワーユニット83内に設けられている。パワーユニット83内には、走行機構としてのキャタピラー81を駆動するためのエンジンが搭載されており、二重管ローディング機80が走行していないときにはエンジンにより油圧ポンプ105等が駆動される。さらに、二重管ローディング機80に設けられた電気機器に対して電力を供給するためのバッテリもパワーユニット83内に設けられている。なお、油圧シリンダに代えて空気圧シリンダや電動モータを使用するようにしても良い。また、キャタピラー81に代えて車輪により二重管ローディング機80を走行させるようにしても良い。
コントローラ97には操作ボード110から無線通信により操作信号が送信され、二重管ローディング機80は無線信号により遠隔操作される。したがって、作業者が操作ボード110を操作することにより、二重管ローディング機80は自動操縦される。
二重管ローディング機80による最初の連結二重管30の装填位置への搬送は、作業者が操作ボード110を操作することによって、搬出部Fの位置の連結二重管30はクランプユニット88にクランプされて削孔機60のスイベルセット40つまり装填位置に装填される。このときに、搬出部Fと削孔機60のスイベルセット40との間の距離と方向のデータは、メモリー111に格納される。したがって、それ以降の連結二重管30の装填操作は、メモリー111に格納されたデータに基づいて自動的に行われる。
次に、上述した削孔機60と二重管ローディング機80とを併用使用することによって、削孔作業を行うための併用使用方法の各工程について、図10を参照しつつ説明する。
[先端二重管の装填操作]
削孔機60のドリルヘッド66には、予め図1および図2に示したスイベルセット40が取り付けられている。このスイベルセット40には、まず、図2(A)に示すように先端二重管20からなる二重管組立体10が取り付けられる。この取付作業においては、予めインナービット23が取り付けられた先端ロッド21の雄ねじに、エクステンションロッド43の雄ねじがねじ結合され、予めリングビット24が取り付けられた先端ケーシング22の雌ねじ27がカップリング46の雄ねじ49にねじ結合される。これにより、先端二重管20のみからなる二重管組立体10は、削孔機60に装填される。その装填操作は、ガイドセル64を垂直に立てずに水平または傾斜させて作業者により手作業により行うことができる。ただし、先端二重管20の削孔機60への装填作業は、専用の装填機を使用するようにしても良く、先端二重管20を二重管ローディング機80のホルダー95に収容しておき、ホルダー95からクランプユニット88により把持して装填するようにしても良い。
[削孔作業]
先端二重管20が削孔機60に装填されたら、ガイドセル64を垂直の姿勢として、図10(A)に示されるように、先端二重管20を削孔ポイントPに位置決めする。この位置決めに際しては、先端二重管20を把持して削孔機60を削孔箇所に走行させるようにしても良く、削孔箇所に削孔機60を走行させた後に、先端二重管20を削孔機60に装填するようにしても良い。
先端二重管20の先端を地面に接触させて削孔作業が開始される。削孔作業が開始されると、先端二重管20はドリルヘッド66により正転方向つまり削孔方向に回転駆動されるとともに、ガイドセル64に沿って下方に駆動される。この駆動に加えて、先端二重管20に打撃力を加えるようにしても良い。さらに、パワーユニット83内に設けられた送水ポンプを駆動してスイベル継手55の給水ポートに切削水が供給される。切削水は給水流路52、25を通ってインナービット23から吐出され、土壌を含む切削水は排水スペース26、54を通って削孔機60に戻される。
このようにして、先端二重管20により地中に穿孔されて、所定の深さまで削孔作業が行われたら、先端二重管20とスイベルセット40との分離操作が実行される。
[分離操作]
削孔作業が終了したら、図6に示されるように、クランプユニット70のアウタークランプ71により先端ケーシング22を把持つまりクランプする。クランプする位置は先端ケーシング22の雌ねじ27よりも下側の位置である。この状態のもとで、ドリルヘッド66を逆転駆動してカップリング46の雄ねじ49を先端ケーシング22の雌ねじ27に対して緩めて先端ケーシング22をカップリング46から分離する。さらに、ドリルヘッド66を送りモータ67により上昇移動させると、先端ロッド21の上端部が先端ケーシング22の上端面よりも上方に突出する。次いで、先端ロッド21の上端部をインナークランプ72により把持してクランプする。先端ロッド21がインナークランプ72によりクランプされた状態のもとで、ドリルヘッド66を再度逆転駆動すると、先端ロッド21とエクステンションロッド43は切り離される。
先端ロッド21とエクステンションロッド43とが切り離される前に、二重管ローディング機80は、削孔機60の近傍に走行される。ただし、削孔作業が行われる前に、予め、二重管ローディング機80を削孔機60とともに削孔作業箇所の近傍に走行させるようにしても良い。
先端二重管20は、削孔機60のクランプユニット70により把持された状態である。つまり、図2(A)に示した二重管組立体10の先端ケーシング22はアウタークランプ71によりクランプされ、先端ロッド21はインナークランプ72によりクランプされている。この状態のもとで、図10(B)に示されるように、ドリルヘッド66を上昇移動させてスイベルセット40と先端二重管20との間に連結二重管30を配置するための間隔を保持する。
[連結二重管の装填操作]
次いで、作業者が操作ボード110を操作して二重管ローディング機80を遠隔操作し、搬出部Fの位置のホルダー95に収容された連結二重管30をクランプユニット88によりクランプする。つまり、ケーシングクランプ91により連結ケーシング32をクランプし、ロッドクランプ92により連結ロッド31をクランプする。そして、装填用アーム85を駆動させて連結二重管30の中心を、削孔機60のスイベルセット40の中心に位置決めして連結二重管30の連結ロッド31をスイベルセット40に接触させる。
このときの連結二重管30の位置情報は、作業者が操作ボード110のキーを操作して入力することにより、コントローラ97のメモリー111に格納される。このように、先端二重管20に直接装着される第1番目の連結二重管30を削孔機60に装填する際には、操作ボード110を作業者が操作して連結二重管30を削孔機60に装填すると、搬出部Fと削孔機60の装填箇所との間の方向と距離についての三次元の位置情報がメモリー111に格納される。これにより、2番目以降の連結二重管30の装填作業は、操作ボード110のスタートキーを操作するだけで、二重管ローディング機80により自動的に行うことができる。さらに、2番目以降の連結二重管30は、割出し移動機構93の無端移動部材94が自動的に割出し移動されて、次のホルダー95を搬出部Fの位置に位置決めされる。
連結二重管30の連結ロッド31をスイベルセット40に接触させた状態のもとで、ドリルヘッド66を回転駆動して連結ロッド31をエクステンションロッド43にねじ結合する。連結ロッド31がエクステンションロッド43にねじ結合されたら、ロッドクランプ92を連結ロッド31から離す。次に、連結ケーシング32をクランプしているケーシングクランプ91は、装填用アーム85を操作することにより上昇移動され、連結ケーシング32はカップリング46に突き当てられる。この状態のもとで、スイベルセット40を回転駆動することにより、連結ケーシング32はカップリング46にねじ結合される。これにより、連結二重管30のスイベルセット40への装填操作が終了する。
この時点で、連結ケーシング32をクランプしていたケーシングクランプ91はクランプが開放される。二重管ローディング機80の装填用アーム85は次の連結二重管30をクランプすべき位置に戻される。
[連結二重管の接続操作]
このようにしてスイベルセット40に装填された連結二重管30は、先端二重管20に接続される。この操作においては、まず、ドリルヘッド66を駆動してスイベルセット40を回転させることにより、連結ロッド31を回転し、インナークランプ72に保持された先端ロッド21に連結ロッド31をねじ結合させる。次いで、同様にして、連結ケーシング32を先端ケーシング22にねじ結合する。これにより、連結二重管の接続操作が終了する。
連結ロッド31と連結ケーシング32は、例えば2m程度の同じ長さに設定されているが、エクステンションロッド43はカップリング46より下方に突出しており、この突出長さに相当する寸法だけ、先端ロッド21は先端ケーシング22よりも短いので、図2(B)に示されるように、先端二重管20と連結二重管30とからなる二重管組立体10がスイベルセット40を介して削孔機60に装填されると、インナービット23とリングビット24はほぼ同一位置となる。
[削孔作業]
図2(B)に示されるように、先端二重管20と連結二重管30とからなる二重管組立体10により、削孔作業が行われる。図10(C)は、図2(B)に示した二重管組立体10により削孔作業が行われた後、スイベルセット40が上昇した状態を示す。
このようにして、図2(B)に示した二重管組立体10による削孔作業が終了すると、まず、二重管組立体10とスイベルセット40との分離操作が行われる。この操作は上述した[分離操作]と同様である。二重管組立体10をスイベルセット40から分離した後に、連結二重管30の基端部に他の連結二重管30つまり第2番目の連結二重管を接続するために、連結二重管30が削孔機60のスイベルセット40に装填される。このときには、搬出部Fと削孔機60の装填位置との間の位置情報がメモリー111に格納されているので、その位置情報に基づいて二重管ローディング機80は自動的に連結二重管30を装填位置に装填する。この連結二重管30の装填操作は、上述した[連結二重管の装填操作]と同様である。
スイベルセット40に装填された連結二重管30は、上述した[連結二重管の接続操作]と同様にしてクランプユニット70に保持された下側の連結二重管30に連結される。これにより、先端二重管20と2つの連結二重管30からなる二重管組立体10により削孔作業が再び開始される。
このようにして、所定の削孔深度に掘進するまで、上述した[分離操作]から[連結二重管の接続操作]までの工程が繰り返され、地中に所定の深度の削孔が形成される。
次に、上述した削孔機60と二重管ローディング機80とを併用使用することによって、地盤に埋め込まれた二重管組立体10を地盤から抜き出す手順つまり抜管手順について説明する。
先端二重管20と複数の連結二重管30からなる二重管組立体10の抜管手順は、先端ロッド21と複数本の連結ロッド31とからなるロッド群の抜管操作と、先端ケーシング22と複数の連結ケーシング32とからなるケーシング群の抜管操作とにより達成される。
[ロッド群の抜管操作]
まず、一番上の連結二重管30の連結ケーシング32を削孔機60のアウタークランプ71によりクランプし、ドリルヘッド66によりスイベルセット40を回転させて連結ケーシング32をスイベルセット40のカップリング46から分離する。この分離操作によりロッド群は引き上げられ、一番上の連結ロッド31は、インナークランプ72によりクランプされる。次いで、ブレーカ73によりエクステンションロッド43をクランプしてエクステンションロッド43を僅かに回転させる。
次いで、ロッド群を引き上げて2番目の連結ロッド31をロッドクランプ92によりクランプし、ブレーカ73により1番上の連結ロッド31と2番目の連結ロッドとを分離する。次いで、二重管ローディング機80のロッドクランプ92により1番目の連結ロッド31をクランプし、この状態のもとで削孔機60のドリルヘッド66によりエクステンションロッド43とこれにねじ結合された連結ロッド31とを分離する。分離された連結ロッド31は二重管ローディング機80の装填用アーム85により元のホルダー95に収納される。この作業工程を繰り返すことにより、先端ロッド21が地上に引き上げられると、ケーシング群の中は孔底まで空洞にされ、ロッド群の抜管作業が終了する。
[ケーシング群の抜管操作]
ケーシング群を抜管するために、まず、アウタークランプ71によりクランプされている1番上の連結ケーシング32とカップリング46とをねじ結合させた後に、連結ケーシング32のクランプを開放してケーシング群を上昇させる。2番目の連結ケーシング32がアウタークランプ71の位置にまで上昇したら、その連結ケーシング32をアウタークランプ71によりクランプする。次いで、インナークランプ72により1番上の連結ケーシング32をクランプして回転させることにより、1番上の連結ケーシング32を2番目の連結ケーシング32から分離する。この状態のもとで、二重管ローディング機80のクランプユニット88により1番上の連結ケーシング32をクランプし、ドリルヘッド66によりスイベルセット40を回転させてカップリング46と連結ケーシング32とを分離する。分離された連結ケーシング32は二重管ローディング機80により、既に連結ロッドが収納されたホルダー95に被せるようにして治められる。
このようなケーシング群の抜管作業の工程を繰り返すことによって、所定の深度まで穿孔したケーシング群を構成する全ての連結ケーシングがホルダー95に収納される。
二重管組立体10を駆動して削孔作業を行う削孔機60と、削孔機60に装填される複数の連結二重管30が収容された二重管ローディング機80とを併用使用することにより、連結二重管30を自動的に削孔機に装填することができるとともに、削孔作業後の抜管作業をも自動的に行うことができる。これにより、作業者が手作業により連結二重管30を削孔機60に装填することが不要となり、削孔作業を安全に行うことができる。特に、土木建築現場における作業者の高齢化と少数傾向化が進む状況において、削孔機60と二重管ローディング機80の併用使用により、安全に削孔作業と抜管作業とを行うことができる。
二重管ローディング機80は、ローディング機本体82にパワーユニット83と割出し移動機構93とを搭載した構造であり、操作者が搭乗することなく、遠隔操作により駆動される。したがって、二重管ローディング機80は小型であり、トラックにより土木建築現場に容易に搬送することができる。さらに、装填用アーム85の旋回半径が小さいので、狭い現場においても、自由自在に装填作業と抜管作業とを行うことができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
10 二重管組立体
20 先端二重管
21 先端ロッド
22 先端ケーシング
30 連結二重管
31 連結ロッド
32 連結ケーシング
40 スイベルセット
41 アダプター
43 エクステンションロッド
46 カップリング
51 給水孔
53 排水孔
55 スイベル継手
60 削孔機
61 キャタピラー
62 削孔機本体
63 操作アーム
64 ガイドセル
66 ドリルヘッド
67 送りモータ
70 クランプユニット
71 アウタークランプ
72 インナークランプ
73 ブレーカ
80 二重管ローディング機
81 キャタピラー
82 ローディング機本体
83 パワーユニット
84 基台
85 装填用アーム
86 ロータ
88 クランプユニット
91 ケーシングクランプ
92 ロッドクランプ
93 割出し移動機構
94 無端移動部材
95 ホルダー
96 位置決め部材
97 コントローラ

Claims (5)

  1. 連結ロッドと当該連結ロッドが収容される連結ケーシングとからなる連結二重管を、当該連結二重管を駆動するドリルヘッドを有する操作アームが設けられた削孔機に装填する二重管ローディング機であって、
    走行機構を備え前記削孔機に走行するローディング機本体
    前記ローディング機本体に設けられ、平面視において長円形であり水平方向に移動する無端移動部材を有する割出し移動機構と、
    前記無端移動部材に複数設けられ、それぞれ内部に前記連結二重管を上下方向に収容する円筒形状のホルダーと、
    前記連結ロッドを把持するロッドクランプ、および前記連結ケーシングを把持するケーシングクランプを備えたクランプユニットと、
    前記ローディング機本体に設けられ、前記クランプユニットを前記ホルダーと前記削孔機の装填位置との間で移動する装填用アームと、を有し、
    前記ホルダーに収容された前記連結二重管を前記装填用アームにより前記削孔機の前記装填位置に搬送する、二重管ローディング機。
  2. 請求項1記載の二重管ローディング機において、
    前記ローディング機本体に設けられたパワーユニットと、
    前記パワーユニットに設けられ、前記走行機構、前記割出し移動機構、前記クランプユニット、および前記装填用アームを駆動する駆動機器に動力を供給する駆動源と、
    前記駆動源を制御するコントローラに、無線通信により操作信号を送信する操作ボードと、
    を有する二重管ローディング機。
  3. 請求項2記載の二重管ローディング機において、
    前記コントローラは、前記連結二重管が前記クランプユニットに把持されて前記削孔機に移動されたときの装填位置の位置情報が前記操作ボードにより入力されたときに、前記位置情報が格納されるメモリーを有し、
    引き続いて、他の前記連結二重管を前記ホルダーから前記削孔機に装填する際に、前記位置情報に基づいて前記クランプユニットを自動的に駆動する、二重管ローディング機。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載の二重管ローディング機において、
    それぞれの前記ホルダーの内部に、前記無端移動部材の上面よりも突出して前記連結ロッドに当たる位置決め部材を前記無端移動部材に設け、前記位置決め部材は、前記連結二重管が前記ホルダーに収容された状態のもとで、前記連結ロッドの端部を前記連結ケーシングの端部よりも上方に突出させる、二重管ローディング機。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載の二重管ローディング機において、
    前記走行機構は、無限軌道である、二重管ローディング機。
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