JP2022003354A - 測定器 - Google Patents
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Abstract
【課題】測定器情報の報知手段を測定器の外部に設けることなく測定器情報を使用者に報知することができる測定器の提供。【解決手段】測定器1は、測定器1に関する情報を記憶する記憶手段5と、測定結果を算出する制御手段6と、制御手段6により算出された測定結果を報知する報知手段3と、を備える。記憶手段5は、測定器1に係る校正時期情報を記憶し、制御手段6は、測定器1の所定の動作に対応して校正時期情報を報知手段3に報知させるか否かを判定する動作判定部61と、動作判定部61が校正時期情報を報知手段3に報知させると判定した場合、校正時期情報を報知手段3に報知させる判定結果実行部62と、を備えることを特徴とする。【選択図】図2
Description
本発明は、測定精度の保守等を目的に行われる校正について、校正時期を使用者に報知する測定器に関する。
従来、測定器に関する情報を記憶する記憶手段と、測定結果を算出する制御手段と、制御手段により算出された測定結果を報知する報知手段と、を備える測定器が知られている。測定器は、例えばノギスやインジケータ、リニアスケール、マイクロメータ等である。
このような測定器は、経時変化により測定精度が変化することがある。このため、測定器の使用者は、測定精度を保守等するために定期的に校正を行う必要がある。
このような測定器は、経時変化により測定精度が変化することがある。このため、測定器の使用者は、測定精度を保守等するために定期的に校正を行う必要がある。
ここで、測定器の校正とは、測定器の測定精度や機能、動作等を確認することをいう。測定器の校正が行われると、一定期間において測定器の測定精度等は有効であると保証される。この際、定期的に測定器の校正を行うために、次回の校正時期を示すシール等を測定器等に設けて校正時期を管理する必要がある。しかしながら、校正時期をシール等で管理した場合、剥がれ落ちてしまったり、測定器に設けた位置によっては使用者が確認することができないことがある。このため、使用者は、校正時期を見落とす等により、校正時期を失効してしまうという問題がある。
このような問題に対して、例えば特許文献1の測定具(測定器)では、測定具と連結される校正制御装置を備える。測定具の連結機構に連結されるとともに例えばパーソナルコンピュータ等の外部機器と接続する校正制御装置は、測定具の精度等が保証される保証期間に関連するパラメータ限界を決定する校正限界部と、パラメータ限界を超えない場合に測定データ(測定器情報)を出力させ、パラメータ限界を超える場合に校正制御装置に校正限界機能を実行させる制御部と、を備える。校正限界機能とは、測定データの出力を停止する機能や、校正切れ警告の出力(報知)をする機能などである。
このような構成により、測定具は、校正制御装置にて校正時期を監視し、校正時期が過ぎた場合に測定データの出力の停止や校正切れ警告の出力などをすることで、校正時期を管理している。
このような構成により、測定具は、校正制御装置にて校正時期を監視し、校正時期が過ぎた場合に測定データの出力の停止や校正切れ警告の出力などをすることで、校正時期を管理している。
しかしながら、このような測定器では、校正時期を報知する校正制御装置等は測定器の外部に設けられており、測定器は、校正時期を管理するために新たな外部装置等を設けなければならないという問題がある。
本発明の目的は、測定器情報の報知手段を測定器の外部に設けることなく測定器情報を使用者に報知することができる測定器を提供することである。
本発明の測定器は、測定器に関する情報を記憶する記憶手段と、測定結果を算出する制御手段と、制御手段により算出された測定結果を報知する報知手段と、を備える測定器であって、記憶手段は、測定器に係る測定器情報を記憶し、制御手段は、測定器の所定の動作に対応して測定器情報を報知手段に報知させるか否かを判定する動作判定部と、動作判定部が測定器情報を報知手段に報知させると判定した場合、測定器情報を報知手段に報知させる判定結果実行部と、を備えることを特徴とする。
このような本発明によれば、制御手段は、測定器の所定の動作に対応して測定器情報を報知手段に報知させるか否かを判定する動作判定部と、動作判定部が測定器情報を報知手段に報知させると判定した場合、測定器情報を報知手段に報知させる判定結果実行部と、を備えることで、測定器情報を報知手段から報知することができる。
また、測定器は、測定器が備える記憶手段、制御手段、および報知手段を用いて測定器情報を報知するため、測定器情報を報知する手段を新たに設けることなく測定器情報を報知することができる。したがって、測定器は、測定器情報の報知についてコストをかけずに実現することができる。また、測定器は、報知する手段を新たに設ける必要がないため、消費電力を維持することができ、電池を電源とする測定器においても外部電力を必要とせずに実装することができる。
さらに、測定器は、動作判定部と、判定結果実行部と、を備えることで、測定器の所定の動作に対応して記憶手段に記憶された測定器情報を報知手段に報知させるか否かを判定し、判定結果に基づいて測定器情報を報知手段に報知させるため、測定器情報を報知させるタイミングを調整することができる。
したがって、測定器は、適切なタイミングにて測定器情報を報知手段に報知させることができる。
したがって、測定器は、適切なタイミングにて測定器情報を報知手段に報知させることができる。
この際、測定器情報は、測定器の校正時期を表す校正時期情報であることが好ましい。
このような構成によれば、測定器は、校正時期を報知手段に報知させることができるため、校正時期が記載されたシール等を測定器の外部に設けなくとも、校正時期を使用者に報知することができる。
なお、使用者とは、測定器を用いて測定対象物を測定する者および測定器を管理する者の双方を意味する。
なお、使用者とは、測定器を用いて測定対象物を測定する者および測定器を管理する者の双方を意味する。
この際、報知手段は、測定結果および測定器情報の少なくとも一方を表示する表示部であることが好ましい。
このような構成によれば、報知手段は、測定結果および測定器情報の少なくとも一方を表示する表示部であるため、測定器は、使用者に対して視覚的に測定器情報を報知することができる。
この際、測定器は、測定器を操作する操作手段を備え、操作手段は、記憶手段に測定器情報を入力する入力部を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、測定器の操作手段は、記憶手段に測定器情報を入力する入力部を備えることで、使用者が設定する測定器情報を記憶手段に記憶させることができる。
したがって、測定器は、記憶手段に記憶された、例えば使用者が設定する校正時期などの測定器情報を報知手段に報知させることができる。
したがって、測定器は、記憶手段に記憶された、例えば使用者が設定する校正時期などの測定器情報を報知手段に報知させることができる。
この際、動作判定部は、測定器が起動したか否かを判定し、判定結果実行部は、測定器が起動したと動作判定部により判定された場合、測定器情報を報知手段に報知させることが好ましい。
ここで、測定器が起動した状態とは、測定手段が測定を開始できる状態のことである。このため、測定器が起動した状態とは、測定器に電源を入れて測定を開始できる状態だけではなく、一定時間内に測定器を使用しないことでスリープモードとなった測定器が再び測定を開始できる状態になったものも含む。
このような本発明によれば、判定結果実行部は、測定器が起動したと動作判定部により判定された場合、測定器情報を報知手段に報知させるため、報知手段は、測定手段が測定を開始するタイミングにおいて、使用者に測定器情報を報知することができる。
したがって、測定器は、測定を妨げることなく使用者に測定器情報を報知することができる。
このような本発明によれば、判定結果実行部は、測定器が起動したと動作判定部により判定された場合、測定器情報を報知手段に報知させるため、報知手段は、測定手段が測定を開始するタイミングにおいて、使用者に測定器情報を報知することができる。
したがって、測定器は、測定を妨げることなく使用者に測定器情報を報知することができる。
この際、動作判定部は、操作手段を介して所定の操作がされたか否かを判定し、判定結果実行部は、操作手段を介して所定の操作がされたと動作判定部により判定された場合、測定器情報を報知手段に報知させることが好ましい。
このような構成によれば、判定結果実行部は、操作手段を介して所定の操作がされたと動作判定部により判定された場合、測定器情報を報知手段に報知させるため、報知手段は、使用者が測定器情報を確認する要求がある際に、測定器情報を使用者に報知することができる。したがって、測定器は、使用者の要求に応じて測定器情報を報知することができる。
この際、操作手段は、通信を介して測定器を操作する通信部を備え、動作判定部は、通信部の通信を介して測定器が操作されたか否かを判定し、判定結果実行部は、通信部の通信を介して測定器が操作されたと動作判定部により判定された場合、測定器情報を報知手段に報知させることが好ましい。
このような構成によれば、判定結果実行部は、通信部の通信を介して測定器が操作されたと動作判定部により判定された場合、測定器情報を報知手段に報知させるため、報知手段は、例えば測定器の起動や表示部への測定器情報の表示などといった、通信部の通信を介して測定器が操作されたタイミングにおいて、測定器情報を使用者に報知することができる。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る測定器を示す斜視図である。
測定器1は、図1に示すように、測定対象物を測定する測定手段2と、測定結果と測定器情報である校正時期情報とを報知する報知手段3と、を備えるマイクロメータである。測定器1は、電池を電源として駆動している。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る測定器を示す斜視図である。
測定器1は、図1に示すように、測定対象物を測定する測定手段2と、測定結果と測定器情報である校正時期情報とを報知する報知手段3と、を備えるマイクロメータである。測定器1は、電池を電源として駆動している。
測定器1は、U字状の測定器本体10を備える。また、測定器1は、測定手段2として、円柱状のスピンドル20aと、測定器本体10に形成されるアンビル20bと、回転させることでスピンドル20aをアンビル20bに対して進退させるシンブル20cおよびラチェットつまみ20dと、使用者からの操作を受け付けて測定器1を操作するボタン式の複数の操作手段4と、を備える。
測定器1は、シンブル20cまたはラチェットつまみ20dを回転させることでスピンドル20aをアンビル20bに対して軸方向へ移動させる。測定器1は、シンブル20cまたはラチェットつまみ20dの回転による回転角の変位からスピンドル20aおよびアンビル20bの間に配置される測定対象物の長さの測定をする。測定器1による測定対象物の測定結果などは、報知手段3に報知される。
報知手段3は、測定器本体10から露出するように設けられた液晶パネルである表示部31を備える。表示部31は、後述する測定器1の所定の動作があった場合、校正時期情報を表示する。図1では、表示部31は、校正時期情報として「2019年3月14日」を表示している。なお、表示部31は、液晶パネルに限らず有機EL(Electro−Luminescence)や電子ペーパー等であってもよい。また、測定結果や校正時期情報(測定器情報)は、図1に示す表示方法に限らず、桁数を増やしたり、文言や図柄を表示する等、任意の方法にて表示してもよい。すなわち、表示部31には、校正時期情報や測定結果などの測定器1の測定器情報が表示できればよい。
操作手段4は、測定器1の電源のON/OFFを操作するON/OFFボタン40と、測定器1を操作する指令を入力することができる入力部41と、を有し、測定器本体10におけるスピンドル20aおよびシンブル20cとは表示部31を挟んで反対側の位置に配置されている。なお、ON/OFFボタン40および入力部41は、スライド式等でもよく、使用者が操作することができれば、どのような構成であってもよい。また、ON/OFFボタン40および入力部41は、使用者が操作することができれば、どのような位置に配置されていてもよい。
図2は、前記測定器の制御手段を示すブロック図である。
測定器1は、測定器1に関する情報を記憶する記憶手段5と、測定結果を算出する制御手段6と、をさらに備える。
入力部41は、測定器情報である校正時期情報を記憶手段5に入力できる。校正時期情報は、使用者により入力部41を介して記憶手段5に入力され記憶される。
測定器1は、測定器1に関する情報を記憶する記憶手段5と、測定結果を算出する制御手段6と、をさらに備える。
入力部41は、測定器情報である校正時期情報を記憶手段5に入力できる。校正時期情報は、使用者により入力部41を介して記憶手段5に入力され記憶される。
制御手段6は、測定器1の所定の動作に対応して校正時期情報を表示部31に表示させるか否かを判定する動作判定部61と、動作判定部61が校正時期情報を表示部31に表示させると判定した場合、校正時期情報を表示部31に表示させる判定結果実行部62と、を備える。また、制御手段6は、校正時期情報を表示部31に表示させている時間を計る計時部63と、校正時期情報の表示を終了させて測定対象物の測定時に使用される測定表示に切り替える表示切替部64と、を備える。
ここで、本実施形態では、測定器1の所定の動作とは、使用者によるON/OFFボタン40の操作により測定器1の電源がONになり、測定を開始できる状態に測定器1が起動することをいう。
ここで、本実施形態では、測定器1の所定の動作とは、使用者によるON/OFFボタン40の操作により測定器1の電源がONになり、測定を開始できる状態に測定器1が起動することをいう。
図3は、前記測定器の測定器情報の報知方法を示すフローチャートである。
以下、表示部31に表示される校正時期情報の表示方法について、図3を参照して説明する。
先ず、測定器1の使用者は、測定器1の購入時や校正作業を行った後などに予め入力部41を介して記憶手段5に校正時期情報を入力し記憶させておく。次に、測定対象物の測定を行う際に、使用者は、ON/OFFボタン40を操作して測定器1の電源をONにする(ステップST01)。続いて、測定器1の制御手段6における動作判定部61は、測定器1が起動したか否かを判定する(ステップST02)。
以下、表示部31に表示される校正時期情報の表示方法について、図3を参照して説明する。
先ず、測定器1の使用者は、測定器1の購入時や校正作業を行った後などに予め入力部41を介して記憶手段5に校正時期情報を入力し記憶させておく。次に、測定対象物の測定を行う際に、使用者は、ON/OFFボタン40を操作して測定器1の電源をONにする(ステップST01)。続いて、測定器1の制御手段6における動作判定部61は、測定器1が起動したか否かを判定する(ステップST02)。
動作判定部61が、測定器1は起動していないと判定した場合(ステップST02でNO)、判定結果実行部62は、校正時期情報を表示部31には表示させずにステップST01に戻る。動作判定部61が、測定器1は起動したと判定した場合(ステップST02でYES)、判定結果実行部62は、校正時期情報を表示部31に表示する(ステップST03)。
判定結果実行部62が校正時期情報を表示部31に表示すると(ステップST03)、計時部63は、表示部31が校正時期情報を表示している時間を計測する(ステップST04)。そして、表示切替部64は、計時部63が計測する時間が所定の時間を超えたか否かを判定する(ステップST05)。表示切替部64は、計時部63が計測する時間が所定の時間を超えたと判定した場合(ステップST05でYES)、表示部31が表示している校正時期情報の表示を測定表示に切り替える(ステップST06)。表示切替部64は、計時部63が計測する時間が所定の時間を超えていないと判定した場合(ステップST05でNO)、計時部63が計測する時間が所定の時間を超えるまで判定を実行する(ステップST05)。測定器1は、計時部63および表示切替部64により、自動的に校正時期情報の表示と測定表示とを切り替えることができる。
このような本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏することができる。
(1)制御手段6は、測定器1の所定の動作に対応して校正時期情報を報知手段3である表示部31に報知させるか否かを判定する動作判定部61と、動作判定部61が校正時期情報を表示部31に表示させると判定した場合、校正時期情報を表示部31に表示させる判定結果実行部62と、を備えることで、校正時期情報を表示部31から表示することができる。
したがって、測定器1は、校正時期情報を液晶パネルである表示部31から表示することができるため、校正時期情報が記載されたシール等を測定器1の外部に設けなくとも校正時期情報を使用者に表示することができる。
(1)制御手段6は、測定器1の所定の動作に対応して校正時期情報を報知手段3である表示部31に報知させるか否かを判定する動作判定部61と、動作判定部61が校正時期情報を表示部31に表示させると判定した場合、校正時期情報を表示部31に表示させる判定結果実行部62と、を備えることで、校正時期情報を表示部31から表示することができる。
したがって、測定器1は、校正時期情報を液晶パネルである表示部31から表示することができるため、校正時期情報が記載されたシール等を測定器1の外部に設けなくとも校正時期情報を使用者に表示することができる。
(2)測定器1は、測定器1が備える記憶手段5、制御手段6、および報知手段3を用いて校正時期情報を報知するため、校正時期情報を報知する手段を新たに設けることなく校正時期情報を報知することができる。したがって、測定器1は、校正時期情報の報知についてコストをかけずに実現することができる。また、測定器1は、校正時期情報を報知する手段を新たに設ける必要がないため、消費電力を維持することができ、電池を電源とする測定器1においても外部電力を必要とせずに実装することができる。
(3)測定器1は、動作判定部61と、判定結果実行部62と、を備えることで、測定器1の所定の動作に対応して記憶手段5に記憶された校正時期情報を報知手段3に報知させるか否かを判定するため、校正時期情報を報知させるタイミングを調整することができる。
したがって、測定器1は、適切なタイミングにて校正時期情報を報知手段3から報知することができる。
したがって、測定器1は、適切なタイミングにて校正時期情報を報知手段3から報知することができる。
(4)測定器1は、校正時期情報を報知手段3から報知することができるため、校正時期情報が記載されたシール等を測定器1の外部に設けなくとも、校正時期情報を使用者に報知することができる。
(5)報知手段3は、測定結果および校正時期情報の少なくとも一方を表示する表示部31であるため、測定器1は、使用者に対して視覚的に校正時期情報を報知することができる。
(6)測定器1の操作手段4は、記憶手段5に校正時期情報を入力する入力部41を備えることで、使用者が設定する校正時期情報を記憶手段5に記憶させることができる。
したがって、測定器1は、記憶手段5に記憶された使用者が設定する校正時期情報を報知手段3から報知することができる。
(7)判定結果実行部62は、測定器1が起動したと動作判定部61により判定された場合、報知手段3に校正時期情報を報知させるため、報知手段3は、測定手段2が測定を開始するタイミングにおいて、使用者に校正時期情報を報知することができる。
したがって、測定器1は、測定を妨げることなく使用者に校正時期情報を報知することができる。
(8)制御手段6は、校正時期情報を表示部31に表示させている時間を計る計時部63と、校正時期情報の表示を終了させて測定表示に切り替える表示切替部64と、を備えることで、自動的に校正時期情報の表示と測定表示とを切り替えることができる。
(5)報知手段3は、測定結果および校正時期情報の少なくとも一方を表示する表示部31であるため、測定器1は、使用者に対して視覚的に校正時期情報を報知することができる。
(6)測定器1の操作手段4は、記憶手段5に校正時期情報を入力する入力部41を備えることで、使用者が設定する校正時期情報を記憶手段5に記憶させることができる。
したがって、測定器1は、記憶手段5に記憶された使用者が設定する校正時期情報を報知手段3から報知することができる。
(7)判定結果実行部62は、測定器1が起動したと動作判定部61により判定された場合、報知手段3に校正時期情報を報知させるため、報知手段3は、測定手段2が測定を開始するタイミングにおいて、使用者に校正時期情報を報知することができる。
したがって、測定器1は、測定を妨げることなく使用者に校正時期情報を報知することができる。
(8)制御手段6は、校正時期情報を表示部31に表示させている時間を計る計時部63と、校正時期情報の表示を終了させて測定表示に切り替える表示切替部64と、を備えることで、自動的に校正時期情報の表示と測定表示とを切り替えることができる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、既に説明した部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図4は、本発明の第2実施形態に係る測定器の制御手段を示すブロック図である。
本実施形態の測定器1Aは、操作手段4Aと、制御手段6Aと、を除き、前記第1実施形態の測定器1と略同様の構成を備える。
以下、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、既に説明した部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図4は、本発明の第2実施形態に係る測定器の制御手段を示すブロック図である。
本実施形態の測定器1Aは、操作手段4Aと、制御手段6Aと、を除き、前記第1実施形態の測定器1と略同様の構成を備える。
前記第1実施形態の制御手段6は、図2に示すように、測定器1の所定の動作に対応して校正時期情報を表示部31に表示させるか否かを判定する動作判定部61と、動作判定部61が校正時期情報を表示部31に表示させると判定した場合、校正時期情報を表示部31に表示させる判定結果実行部62と、校正時期情報を表示部31に表示させている時間を計る計時部63と、校正時期情報の表示を終了させて測定表示に切り替える表示切替部64と、を備えていた。
本実施形態の制御手段6Aは、図4に示すように、操作手段4Aを介して所定の操作(入力)がされたか否かを判定する動作判定部61Aと、操作手段4Aを介して所定の入力がされたと動作判定部61Aにより判定された場合、校正時期情報を表示部31に表示させる判定結果実行部62Aと、を備え、前記第1実施形態における計時部63と、表示切替部64と、を備えていない点で前記第1実施形態と異なる。
また、本実施形態の操作手段4Aは、所定の入力として、校正時期情報を表示部31に表示させるための指令および表示部31に表示された校正時期情報の表示を測定表示へと切り替えるための指令の入力をする入力部としての表示ボタン42をさらに備える点で前記第1実施形態と異なる。なお、表示ボタン42は、例えば図1におけるON/OFFボタン40や入力部41と同様の構成であり、スライド式等でもよく、使用者が操作することができれば、どのような構成であってもよい。
図5は、前記測定器の測定器情報の報知方法を示すフローチャートである。
以下、本実施形態における表示部31に表示される校正時期情報の表示方法について、図5を参照して説明する。
先ず、測定器1Aの使用者は、測定器1Aの購入時や校正作業を行った後などに予め入力部41を介して記憶手段5に校正時期情報を入力し記憶させておく。次に、測定対象物の測定を行う際に、使用者は、ON/OFFボタン40を操作して測定器1Aの電源をONにする(ステップST11)。続いて、使用者は、校正時期情報を確認するために、表示ボタン42を操作して校正時期情報を表示部31に表示させるための指令の入力をする(ステップST12)。動作判定部61Aは、表示ボタン42から校正時期情報を表示部31に表示させるための指令の入力がされたか否かを判定する(ステップST13)。
以下、本実施形態における表示部31に表示される校正時期情報の表示方法について、図5を参照して説明する。
先ず、測定器1Aの使用者は、測定器1Aの購入時や校正作業を行った後などに予め入力部41を介して記憶手段5に校正時期情報を入力し記憶させておく。次に、測定対象物の測定を行う際に、使用者は、ON/OFFボタン40を操作して測定器1Aの電源をONにする(ステップST11)。続いて、使用者は、校正時期情報を確認するために、表示ボタン42を操作して校正時期情報を表示部31に表示させるための指令の入力をする(ステップST12)。動作判定部61Aは、表示ボタン42から校正時期情報を表示部31に表示させるための指令の入力がされたか否かを判定する(ステップST13)。
動作判定部61Aが、表示ボタン42から校正時期情報を表示部31に表示させるための指令の入力がされていないと判定した場合(ステップST13でNO)、判定結果実行部62Aは、校正時期情報を表示部31には表示させずにステップST12に戻る。動作判定部61Aが、表示ボタン42から校正時期情報を表示部31に表示させるための指令の入力がされたと判定した場合(ステップST13でYES)、判定結果実行部62Aは、校正時期情報を表示部31に表示する(ステップST14)。
判定結果実行部62Aが表示部31に校正時期情報を表示した後(ステップST14)、使用者は、校正時期情報の表示を測定表示に切り替えたい場合、表示ボタン42を操作して校正時期情報の表示を測定表示へと切り替えるための指令の入力をする(ステップST15)。表示ボタン42から校正時期情報の表示を測定表示へと切り替えるための指令の入力があった場合(ステップST16でYES)、制御手段6Aは、表示部31における校正時期情報の表示を終了し、測定表示に切り替える(ステップST17)。表示ボタン42から校正時期情報の表示を測定表示へと切り替えるための指令の入力がなかった場合(ステップST16でNO)、制御手段6Aは、校正時期情報を表示部31に表示させ続ける。
このような本実施形態においても、前記第1実施形態における(1)〜(6)と同様の作用、効果を奏することができる他、以下の作用、効果を奏することができる。
(9)判定結果実行部62Aは、操作手段4Aの表示ボタン42を介して所定の入力があったと動作判定部61Aにより判定された場合、表示部31に校正時期情報を表示させるため、表示部31は、使用者が校正時期情報を確認する要求がある際に、使用者に校正時期情報を報知することができる。したがって、測定器1Aは、使用者の要求に応じて校正時期情報を報知することができる。
(9)判定結果実行部62Aは、操作手段4Aの表示ボタン42を介して所定の入力があったと動作判定部61Aにより判定された場合、表示部31に校正時期情報を表示させるため、表示部31は、使用者が校正時期情報を確認する要求がある際に、使用者に校正時期情報を報知することができる。したがって、測定器1Aは、使用者の要求に応じて校正時期情報を報知することができる。
〔第3実施形態〕
以下、本発明の第3実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、既に説明した部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図6は、本発明の第3実施形態に係る測定器の制御手段を示すブロック図である。
本実施形態の測定器1Bは、操作手段4Bと、制御手段6Bと、を除き、前記第2実施形態の測定器1Aと略同様の構成を備える。
以下、本発明の第3実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、既に説明した部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図6は、本発明の第3実施形態に係る測定器の制御手段を示すブロック図である。
本実施形態の測定器1Bは、操作手段4Bと、制御手段6Bと、を除き、前記第2実施形態の測定器1Aと略同様の構成を備える。
前記第2実施形態の操作手段4Aは、図4に示すように、ON/OFFボタン40と、入力部41と、表示ボタン42と、を備えていた。また、前記第2実施形態の制御手段6Aは、表示ボタン42(操作手段4)を介して所定の入力(操作)がされたか否かを判定する動作判定部61Aと、表示ボタン42を介して所定の入力がされたと動作判定部61Aにより判定された場合、校正時期情報を表示部31に表示させる判定結果実行部62Aと、を備えていた。
本実施形態の操作手段4Bは、図6に示すように、入力部41の他に外部機器と有線または無線で接続されるとともに通信を介して測定器1Bを操作する通信部43を備え、ON/OFFボタン40と、表示ボタン42と、を備えていない点で前記第2実施形態と異なる。また、本実施形態の制御手段6Bは、測定器1Bが通信部43の通信を介して所定の操作がされたか否かを判定する動作判定部61Bと、測定器1Bが通信部43の通信を介して所定の操作がされたと動作判定部61Bにより判定された場合、校正時期情報を表示部31に報知させる判定結果実行部62Bと、を備えている点で前記第2実施形態と異なる。
ここで、本実施形態において通信部43の通信を介した所定の操作とは、測定器1Bの起動や表示部31への校正時期情報の表示および校正時期情報の表示と測定表示とを切り替えるための指令の入力である。
ここで、本実施形態において通信部43の通信を介した所定の操作とは、測定器1Bの起動や表示部31への校正時期情報の表示および校正時期情報の表示と測定表示とを切り替えるための指令の入力である。
図7は、前記測定器の測定器情報の報知方法を示すフローチャートである。
以下、通信部43の通信を介して測定器1Bを起動させる場合に表示部31に表示される校正時期情報の表示方法について、図7を参照して説明する。
先ず、測定器1Bの使用者は、測定器1Bの購入時や校正作業を行った後などに予め入力部41を介して記憶手段5に校正時期情報を入力し記憶させておく。次に、測定対象物の測定を行う際に、使用者は、通信部43の通信を介して測定器1Bの電源をONにする(ステップST21)。続いて、動作判定部61Bは、通信部43の通信を介して測定器1Bが起動したか否かを判定する(ステップST22)。
以下、通信部43の通信を介して測定器1Bを起動させる場合に表示部31に表示される校正時期情報の表示方法について、図7を参照して説明する。
先ず、測定器1Bの使用者は、測定器1Bの購入時や校正作業を行った後などに予め入力部41を介して記憶手段5に校正時期情報を入力し記憶させておく。次に、測定対象物の測定を行う際に、使用者は、通信部43の通信を介して測定器1Bの電源をONにする(ステップST21)。続いて、動作判定部61Bは、通信部43の通信を介して測定器1Bが起動したか否かを判定する(ステップST22)。
動作判定部61Bが、測定器1Bは起動していないと判定した場合(ステップST22でNO)、判定結果実行部62Bは、校正時期情報を表示部31には表示させずにステップST21へ戻る。動作判定部61Bが、測定器1Bは起動したと判定した場合(ステップST22でYES)、判定結果実行部62Bは、校正時期情報を表示部31に表示する(ステップST23)。
判定結果実行部62Bが表示部31に校正時期情報を表示した後(ステップST23)、使用者は、校正時期情報を測定表示に切り替えたい場合、通信部43の通信を介して校正時期情報の表示を測定表示へと切り替えるための指令の入力をする(ステップST24)。通信部43の通信を介して校正時期情報の表示を測定表示へと切り替えるための指令の入力があった場合(ステップST25でYES)、制御手段6Bは、表示部31における校正時期情報の表示を終了し、測定表示に切り替える(ステップST26)。通信部43の通信を介して校正時期情報の表示を測定表示へと切り替えるための指令の入力がなかった場合(ステップST25でNO)、制御手段6Bは、表示部31に校正時期情報を表示させ続ける。
このような本実施形態においても、前記第1実施形態における(1)〜(6)と同様の作用、効果を奏することができる他、以下の作用、効果を奏することができる。
(10)判定結果実行部62Bは、測定器1Bが通信部43の通信を介して所定の操作がされたと動作判定部61Bにより判定された場合、表示部31に校正時期情報を表示させるため、表示部31は、測定器1Bの起動や表示部31への校正時期情報の表示といった、測定器1Bが通信部43の通信を介して操作されたタイミングにおいて、使用者に校正時期情報を報知することができる。
(10)判定結果実行部62Bは、測定器1Bが通信部43の通信を介して所定の操作がされたと動作判定部61Bにより判定された場合、表示部31に校正時期情報を表示させるため、表示部31は、測定器1Bの起動や表示部31への校正時期情報の表示といった、測定器1Bが通信部43の通信を介して操作されたタイミングにおいて、使用者に校正時期情報を報知することができる。
〔実施形態の変形〕
なお、本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記各実施形態では、測定器1,1A〜1Bはマイクロメータであったが、ノギスやインジケータ、リニアスケール等であってもよい。また、測定器1,1A〜1Bは、形式や方式などについて特に限定されるものではない。
なお、本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記各実施形態では、測定器1,1A〜1Bはマイクロメータであったが、ノギスやインジケータ、リニアスケール等であってもよい。また、測定器1,1A〜1Bは、形式や方式などについて特に限定されるものではない。
また、前記各実施形態では、測定器情報は校正時期情報であったが、測定器の製造年月日や測定器の購入日などであってもよい。
また、報知手段3は表示部31に表示することで測定器情報(校正時期情報)を報知していたが、外部機器に出力することで測定器情報を報知してもよいし、通信を用いて測定器情報を紙に印刷したり、使用者にメールにて報知したりしてもよい。すなわち、報知手段は測定器情報を報知することができれば、どのような手段で測定器情報を報知してもよい。
また、報知手段3は表示部31に表示することで測定器情報(校正時期情報)を報知していたが、外部機器に出力することで測定器情報を報知してもよいし、通信を用いて測定器情報を紙に印刷したり、使用者にメールにて報知したりしてもよい。すなわち、報知手段は測定器情報を報知することができれば、どのような手段で測定器情報を報知してもよい。
前記各実施形態では、校正時期情報は、入力部41を介して記憶手段5に入力し記憶させていたが、例えば前記第3実施形態の通信部43を介して記憶手段5に入力し記憶させてもよい。また、校正時期情報(測定器情報)は、測定手段としてスライダーを有するノギス等の測定器において、スライダーを摺動させることで、スライダーの位置変化の情報を用いて記憶手段に入力し記憶させてもよい。さらに、測定器情報は、測定器が出荷される際に予め記憶手段に記憶させてもよい。すなわち、校正時期情報などの測定器情報は、記憶手段に入力し記憶させることができれば、どのような手段を用いて記憶手段に入力し記憶させてもよい。
前記各実施形態では、測定器1,1A〜1Bの制御手段6,6A〜6Bは、予め動作判定部61,61A〜61Bおよび判定結果実行部62,62A〜62Bを備えていたが、動作判定部および判定結果実行部は、使用者が測定器を購入した後から制御手段に追加してもよい。
前記第1実施形態では、測定器1の所定の動作とは、使用者によるON/OFFボタン40の操作により測定器1の電源がONになり、測定を開始できる状態に測定器1が起動することであったが、測定器の所定の動作は、次のような場合であってもよい。例えば、測定器の所定の動作は、表示部が一度消灯した後に再び点灯した場合や、測定器が長時間使用されないことにより自動的に切り替わる低消費電流のスリープモードの後にスライダー等の測定手段が動かされる等して再び測定を開始できる状態に測定器が起動した場合、あるいは、特定の手順にて入力部(操作手段)が操作された場合などであってもよい。すなわち、測定器の所定の動作であれば、どのような動作であってもよい。
前記第2実施形態では、操作手段4Aを介した所定の入力とは、表示ボタン42を操作することによる校正時期情報を表示部31に表示させるための指令および表示部31に表示された校正時期情報の表示を測定表示へと切り替えるための指令の入力のことであったが、所定の入力は、測定器へ電源を投入する入力や、複数の操作手段を同時に操作することによる入力などであってもよい。すなわち、所定の入力は、操作手段を介した所定の入力であれば、どのような入力であってもよい。
前記第3実施形態では、通信部43の通信を介した所定の操作とは、測定器1Bの起動や表示部31への校正時期情報の表示および校正時期情報の表示と測定表示とを切り替えるための指令の入力(操作)であったが、所定の操作は、記憶手段に測定器情報を入力し記憶させる操作や、前述のスリープモードから測定器を起動させる操作などであってもよい。すなわち、所定の操作は、通信部の通信を介した所定の操作であれば、どのような操作であってもよい。
前記第1実施形態の制御手段6は、計時部63と、表示切替部64と、を備えていたが、制御手段6は、計時部63と、表示切替部64と、を備えていなくてもよい。
この場合、校正時期情報を表示部31に表示し報知した後、使用者は、操作手段の入力部や表示ボタン等を介して測定表示に切り替える指令の入力をすることで、校正時期情報の表示を測定表示に切り替えることができる。すなわち、使用者が操作手段の入力部や表示ボタン等を介して測定表示に切り替える指令の入力をしなければ、校正時期情報は、表示部31に表示され続ける。したがって、測定器は、確実に校正時期情報を使用者に報知することができる。
この場合、校正時期情報を表示部31に表示し報知した後、使用者は、操作手段の入力部や表示ボタン等を介して測定表示に切り替える指令の入力をすることで、校正時期情報の表示を測定表示に切り替えることができる。すなわち、使用者が操作手段の入力部や表示ボタン等を介して測定表示に切り替える指令の入力をしなければ、校正時期情報は、表示部31に表示され続ける。したがって、測定器は、確実に校正時期情報を使用者に報知することができる。
前記第1実施形態では、制御手段6は計時部63と、表示切替部64と、を備え、前記第2実施形態および前記第3実施形態では、制御手段6A,6Bは計時部63と、表示切替部64と、を備えていなかったが、制御手段6A,6Bは計時部63と、表示切替部64と、を備え、自動的に校正時期情報の表示と測定表示とを切り替えてもよい。
以上のように、本発明は、測定精度の保守等を目的に行われる校正について、校正時期を使用者に報知する測定器に好適に利用できる。
1,1A〜1B 測定器
2 測定手段
3 報知手段
4,4A〜4B 操作手段
5 記憶手段
6,6A〜6B 制御手段
31 表示部
41 入力部
42 表示ボタン(入力部)
43 通信部
61,61A〜61B 動作判定部
62,62A〜62B 判定結果実行部
2 測定手段
3 報知手段
4,4A〜4B 操作手段
5 記憶手段
6,6A〜6B 制御手段
31 表示部
41 入力部
42 表示ボタン(入力部)
43 通信部
61,61A〜61B 動作判定部
62,62A〜62B 判定結果実行部
本発明の測定器は、測定器に関する情報を記憶する記憶手段と、測定結果を算出する制御手段と、制御手段により算出された測定結果を報知する報知手段と、を備える測定器であって、測定器を操作する操作手段を備え、記憶手段は、測定器に係る測定器情報を記憶し、制御手段は、測定器の所定の動作に対応して測定器情報を報知手段に報知させるか否かを判定する動作判定部と、動作判定部が測定器情報を報知手段に報知させると判定した場合、測定器情報を報知手段に報知させる判定結果実行部と、を備え、操作手段は、記憶手段に測定器情報を入力する入力部と、通信を介して測定器を操作する通信部と、を備え、動作判定部は、通信部の通信を介して測定器が操作されたか否かを判定し、判定結果実行部は、通信部の通信を介して測定器が操作されたと動作判定部により判定された場合、測定器情報を報知手段に報知させ、報知手段は、操作手段とは異なる外部機器への測定器情報の出力、または、測定器情報を紙に印刷、または、測定器情報を使用者にメールとして送信、の少なくともいずれか一つの方法を用いて測定器情報を報知することを特徴とする。
さらに、測定器は、動作判定部と、判定結果実行部と、を備えることで、測定器の所定の動作に対応して記憶手段に記憶された測定器情報を報知手段に報知させるか否かを判定し、判定結果に基づいて測定器情報を報知手段に報知させるため、測定器情報を報知させるタイミングを調整することができる。
したがって、測定器は、適切なタイミングにて測定器情報を報知手段に報知させることができる。
また、このような構成によれば、測定器の操作手段は、記憶手段に測定器情報を入力する入力部を備えることで、使用者が設定する測定器情報を記憶手段に記憶させることができる。
したがって、測定器は、記憶手段に記憶された、例えば使用者が設定する校正時期などの測定器情報を報知手段に報知させることができる。
また、このような構成によれば、判定結果実行部は、通信部の通信を介して測定器が操作されたと動作判定部により判定された場合、測定器情報を報知手段に報知させるため、報知手段は、例えば測定器の起動や表示部への測定器情報の表示などといった、通信部の通信を介して測定器が操作されたタイミングにおいて、測定器情報を使用者に報知することができる。
したがって、測定器は、適切なタイミングにて測定器情報を報知手段に報知させることができる。
また、このような構成によれば、測定器の操作手段は、記憶手段に測定器情報を入力する入力部を備えることで、使用者が設定する測定器情報を記憶手段に記憶させることができる。
したがって、測定器は、記憶手段に記憶された、例えば使用者が設定する校正時期などの測定器情報を報知手段に報知させることができる。
また、このような構成によれば、判定結果実行部は、通信部の通信を介して測定器が操作されたと動作判定部により判定された場合、測定器情報を報知手段に報知させるため、報知手段は、例えば測定器の起動や表示部への測定器情報の表示などといった、通信部の通信を介して測定器が操作されたタイミングにおいて、測定器情報を使用者に報知することができる。
Claims (7)
- 測定器に関する情報を記憶する記憶手段と、測定結果を算出する制御手段と、前記制御手段により算出された前記測定結果を報知する報知手段と、を備える測定器であって、
前記記憶手段は、前記測定器に係る測定器情報を記憶し、
前記制御手段は、
前記測定器の所定の動作に対応して前記測定器情報を前記報知手段に報知させるか否かを判定する動作判定部と、
前記動作判定部が前記測定器情報を前記報知手段に報知させると判定した場合、前記測定器情報を前記報知手段に報知させる判定結果実行部と、を備えることを特徴とする測定器。 - 請求項1に記載された測定器において、
前記測定器情報は、
前記測定器の校正時期を表す校正時期情報であることを特徴とする測定器。 - 請求項1および請求項2に記載された測定器において、
前記報知手段は、
前記測定結果および前記測定器情報の少なくとも一方を表示する表示部であることを特徴とする測定器。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載された測定器において、
前記測定器を操作する操作手段を備え、
前記操作手段は、
前記記憶手段に前記測定器情報を入力する入力部を備えることを特徴とする測定器。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載された測定器において、
前記動作判定部は、前記測定器が起動したか否かを判定し、
前記判定結果実行部は、
前記測定器が起動したと前記動作判定部により判定された場合、前記測定器情報を前記報知手段に報知させることを特徴とする測定器。 - 請求項4に記載された測定器において、
前記動作判定部は、前記操作手段を介して所定の操作がされたか否かを判定し、
前記判定結果実行部は、
前記操作手段を介して所定の操作がされたと前記動作判定部により判定された場合、前記測定器情報を前記報知手段に報知させることを特徴とする測定器。 - 請求項4に記載された測定器において、
前記操作手段は、通信を介して前記測定器を操作する通信部を備え、
前記動作判定部は、
前記通信部の通信を介して前記測定器が操作されたか否かを判定し、
前記判定結果実行部は、
前記通信部の通信を介して前記測定器が操作されたと前記動作判定部により判定された場合、前記測定器情報を前記報知手段に報知させることを特徴とする測定器。
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