JP2013207877A - 絶縁監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】絶縁監視ユニットにて、今後の漏洩電流値の予測演算を行えるようにし、予測に対する信頼性の高い絶縁監視システムを構築する。
【解決手段】システムは、絶縁監視ユニットにアナログ信号入力部を備えることで、電気設備機器の表面温度、周辺湿度を計測する。これにより、従来の基本波漏洩電流値と電圧の計測値から有効分漏洩電流値(Ior)を算出していたのに対し、電気設備機器の表面温度、周辺湿度も計測することができ、これらの計測値から絶縁監視ユニット内CPUで演算を行う事により、今後どのように有効分漏洩電値が変化していくかを予測することができ、電気設備機器の点検時期、更新時期の予測をすることが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気設備機器などの絶縁監視を行う技術に関する。
図14は従来の絶縁監視システムの構成図であり、図において上位制御装置(汎用パソコン;以下PCと記す)101、絶縁監視ユニット(絶縁監視装置)102は、演算を行うCPU103、各種データを記憶するためのメモリ(記憶装置)104、計測値を表示する表示器105を有する。
また、絶縁監視ユニット102には、電圧入力信号、漏洩電流入力信号107が入力される。
また、絶縁監視ユニット102には、零相変流器(ZCT)108、電気設備機器109は、警報器111、上位制御装置(PC)101が接続される。
なお、上位制御装置(PC)101と絶縁監視ユニット102とは通信線112で接続される。
絶縁監視システムでは、零相変流器(ZCT)108から漏洩電流入力信号107及び、電圧入力信号106を取込み、CPU103で漏洩電流入力信号をフーリエ展開して基本波成分を抽出し、電圧信号との位相関係より、有効分漏洩電流値を算出する。
算出したデータを通信線112を介して上位制御装置(PC)101へ出力し、データをもとに帳票やグラフを作成する。また、絶縁監視ユニット102は計測値を表示部105で表示、及び計測値が規定値を超過した場合にリレー出力信号110を警報器109等へ出力する。
なお、絶縁監視システムとしては、例えば、特許文献1に記載がある。
特開2005−304148号公報
従来の絶縁監視システムでは、電気設備機器の漏洩電流値と電圧値から有効分漏洩電流値を算出しており、過去から現在までの計測値データをもとに、有効分漏洩電流値の変化兆候を把握するだけであり、上位制御装置(PC)で帳票、グラフを確認するだけでは、今後どのように有効分漏洩電流値が増加していくかの判断が出来ない。
また、温度、湿度が高いほど絶縁抵抗が低くなり有効分漏洩電流は増加するため、同じ稼働時間の同じ電気設備機器であっても、設置環境により有効分漏洩電流値が異なってくる。このことから、算出された有効分漏洩電流値のみで、電気設備機器の点検時期、更新時期の予測を行うのは困難である。
また、上記で述べたように、有効分漏洩電流は温度、湿度にも大きく影響を受けるため、電気設備機器の表面温度、周辺温度の計測が必要である。しかし、従来の絶縁監視ユニットには、それらの計測手段がないため、トランスデューサ及びPt100等の各種アナログセンサから出力される湿度、温度等のアナログ信号(4〜20mA等)を取込むことができるアナログ入力ユニットが必要となり、システム構成に多大な費用を要する。
これらの機能を絶縁監視ユニットに集約することにより、予測に対する信頼性の高い絶縁監視システムを構築することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、絶縁監視ユニットにアナログ信号入力部を備えることで、電気設備機器の表面温度、周辺湿度を計測する。これにより、従来の基本波漏洩電流値と電圧の計測値から有効分漏洩電流値を算出していたのに対し、電気設備機器の表面温度、周辺湿度も計測することができ、これらの計測値から絶縁監視ユニット内のCPUで回帰分析(最小2乗法)を用いて演算を行うことにより、今後どのように有効分漏洩電値が変化していくかを予測することができ、電気設備機器の点検時期、更新時期を予測することが可能となる。
本発明によれば、絶縁監視ユニット内にZCTから漏洩電流、電圧信号を取込み、電圧信号との位相差より、演算を行うCPUと、各種データを記憶するメモリと、トランスデューサ及びPt100等の各種アナログセンサから出力される湿度、温度のアナログ信号(4〜20mA等)を取込む入力部と、データの表示部と、リレー等の警報出力部と、上位制御装置(PC)へのデータ出力部を備えることで、電気設備機器の表面温度、周辺湿度を計測でき、今後どのように有効分漏洩電流値が変化していくかを予測することできる。この有効分漏洩電流値の予測値をもとに、電気設備機器の点検、更新時期を絶縁監視ユニットの表示部で表示、もしくは上位制御装置(PC)へ予測結果を出力し、上位制御装置(PC)で管理することで、電気設備機器の事故の未然防止、点検、更新時期の予測が容易に判断することができ、予測に対する信頼性の高い絶縁監視システムを構築することができる。
また、本発明の絶縁監視システムによれば、既に絶縁監視システムが導入されている場所において、新規に電気設備機器を設置し、有効分漏洩電流値の予測を行う場合、既に稼動中の電気設備機器から得られたデータをもとに、新規電気設備機器の有効分漏洩電流値の予測を行うことができるので、稼動開始日から、精度よく有効分漏洩電流値を予測することができる。
本発明によれば、従来よりも、予測に対する信頼性の改善された絶縁監視装置の提供を行うことが可能となる。
本発明の実施例の構成を表したものである。 計測値の例を表にしたものである。 本発明の実施例の有効分漏洩電流値を時系列にグラフに表したものである。 本発明の実施例の電気設備機器の稼動停止日を切り捨てたグラフである。 本発明の実施例のグラフを補正したグラフである。 本発明の実施例の絶縁監視ユニットに示させる選択メニューの例を表したものである。 本発明の実施例の絶縁監視ユニットのメモリの内容の例を表したものである。 本発明の実施例で回帰直線を引いたものである。 本発明の実施例で回帰直線を引いたものである。 上位制御装置(PC)上で有効分漏洩電流値の予測を時系列にグラフに表したものである。 本発明の別の実施例の構成を表したものである。 本発明の別の実施例の構成を表したものである。 本発明の別の実施例の構成を表したものである。 従来の絶縁監視システムの構成を表したものである。
以下、本発明の実施例を図を用いて説明する。
本発明の実施例では、絶縁監視ユニット内にZCTから漏洩電流入力信号、電圧入力信号を取込み、電圧入力信号との位相差より、演算を行うCPUと、各種データを記憶するメモリと、トランスデューサ及びPt100等の各種アナログセンサから出力される湿度、温度のアナログ入力信号(4〜20mA等)のアナログ入力信号を取込む入力部と、上位制御装置(PC)と各種ユニットに接続するための通信部と、予測結果を表示する表示部と、リレー等の警報出力を行う出力部を備え、各種データを取込み有効分漏洩電流値の予測演算を行う。
また、既にトランスデューサ及びPt100等の各種アナログセンサから出力される湿度、温度のアナログ入力信号(4〜20mA等)を取込むアナログ入力ユニットが設置されているなど、システムが構成されている場合、絶縁監視ユニットを容易に追加導入できるように、各種ユニットが計測したデータを上位制御装置(PC)に限らず、特定した絶縁監視ユニットにも送信できるような通信構成とする。
図1に本発明の実施例の絶縁監視装置の構成例を示す。
図1において、絶縁監視ユニット(絶縁監視装置)202は、演算を行うCPU(中央制御装置)203、各種データを記憶するメモリ(記憶装置)204、各種データ、操作メニュー、警報などを表示する表示器205を有する。
また、図1には、図示されていないが、絶縁監視ユニット(絶縁監視装置)202を操作するボタン、タッチパネル、スイッチ、ボリュームつまみ、ダイヤルなどの操作部を絶縁監視ユニット(絶縁監視装置)202に設けるものであっても良い。
また、絶縁監視ユニット202には、電圧入力信号206、漏洩電流入力信号207、周辺湿度のアナログ入力信号(湿度)208、電気設備機器の表面温度のアナログ入力信号(温度)209などが入力される。
また、絶縁監視ユニット202からは、リレー出力信号214などが出力される。
また、絶縁監視ユニット202には、トランスデューサ210、トランスデューサまたはPt100(測温抵抗体)211、零相変流器(ZCT)212、電気設備機器213、外部警報器215、上位制御装置(PC)201などが接続される。
なお、上位制御装置(PC)201と絶縁監視ユニット202とを接続する通信線216も示されている。
絶縁監視ユニット202は、電圧入力信号206及び、零相変流器(ZCT)212からの漏洩電流入力信号207をCPU203に取込み、CPU203での演算制御によって、フーリエ展開して基本波成分を抽出し、電圧信号との位相関係より、有効分漏洩電流値(Ior)を算出する。
また、絶縁監視ユニット202は、トランスデューサ210からのアナログ入力信号(湿度)の208湿度の及び、トランスデューサ/Pt100(測温抵抗体)211からのアナログ入力信号(温度)209をCPU203に取込む。CPU203にて得られた各種データを回帰分析(最小2乗法)を用いて、有効分漏洩電流値(Ior)の予測演算を行う。各種データはメモリ204に記憶をする。
以下に演算方法を示す。
Figure 2013207877
Figure 2013207877
[yi]は有効分漏洩電流値(Ior)の予測値、a,b,cは定数、xi1は湿度、xi2は温度である。yiは一日の最大有効分漏洩電流の計測値である。図2は計測値例を記号で表したものである。
また、図3は図2の有効分漏洩電流値(Ior)(一日の最大値)の計測例をグラフに表したものである。図3の有効分漏洩電流値(Ior)が低くなっている日は、電気設備機器が稼動停止している日を表したものである。
まず、有効分漏洩電流値(Ior)の一日の最大値と、一日の最大有効分漏洩電流値を計測した時の、湿度、温度を計測しメモリに記憶する。
そして、i=1(計測日1)の場合、(数1)のxi1にはHを、xi2にはTを代入する。
(数2)のyiにI1を代入し、(数1)を(数2)に代入し計算を行うと、定数a,b,cを求めることができる。ただし、図4のように、電気設備機器が稼動停止している日の測定値は切り捨てて演算を行う。
ここで、前記電気設備機器が稼動停止している日の測定値は切り捨てて演算を行う理由を説明する。
図3に例示されるように、電気設備機器が稼動停止している日は、有効分漏洩電流値(Ior)(一日の最大値)の計測値は、稼動している日の値よりも、低い値となることがある。この場合に、得られた計測値をそのまま前述の演算に使用しても良いが、実際の稼動時の状況との差異が大きくなると予想されるものである。
従って、稼動停止している日の計測値は採用しないで、稼動している日の計測値を使用して、図4のように、グラフでは、稼動している日の値を結んで線を引いたようなものとして、扱う。このようなグラフとして扱うことを前記では、「電気設備機器が稼動停止している日の測定値は切り捨てて演算を行う」と表現した。
このようなデータの扱いをすることによって、電気設備機器が稼動停止している日の測定値の影響を低減した有効分漏洩電流値(Ior)の予測値の演算を可能としようとするものである。
言い換えると、電気設備機器が稼動停止している日の測定値が稼動している日の測定値よりも、図3で低くなっているのは、電気設備機器が稼動していることによって低くなっているのではない。従って、実際の稼動状況に近づけるように配慮して、使用するデータ、測定値の補正を行うことを狙うものである。
ここで、予測の演算についての説明に戻る。前述の計算をi=30(計測日30)まで行い、定数a,b,cを求める。求められた定数a,b,cを(数1)に代入する。翌日i=31(未測定日)の最大有効分漏洩電流値[y31]を求めるには、xi1には前日3日分(i=28,29,30)の平均湿度、xi2には前日3日分(i=28,29,30)の平均温度を代入することで、[y31]の予測を行える。
また、i=32の予測値[y32]は、i=31に計測された最大有効分漏洩電流値、湿度、温度を上記の(数1)、(数2)に代入し、定数a,b,cの補正を行って、演算していく。
このような計算を繰り返すことにより予測を行う。
なお、前記で、「xi1には前日3日分(i=28,29,30)の平均湿度、xi2には前日3日分(i=28,29,30)の平均温度を代入する」としているのは、各々のデータのバラツキの影響を低減して、予測値を演算することを狙うものである。
電気設備機器が稼動している日であっても、温度、湿度などは、一日一日で高低の値がバラツイて測定されることがあるものである。長期的にあっては、ある傾向を示すものであっても、一日一日では差異を示すことがあるため、例えば、3日間分のデータ、測定値の平均値を求めて、演算するものである。この平均値を求める演算によって、一日一日では差異、データのバラツキを前記の予測の演算の影響を低減することを狙うものである。従って、前記で3日間との期間を例示しているが、これに限定されるものではなく、平均化して、良好な予測値が得られるのであれば、例えば、5日間分、6日間分、または、1週間分などのデータを平均化するものであっても良い。繰り返しとなるが、突発的に温度、湿度などの大きな変化、変動の計測値によって、予測の演算、予測値が変動、バラツクことを低減するものである。
また、上記の演算方法において、一日の有効分漏洩電流値(Ior)の一日の最大値が前日よりも低かった場合(I1>I2)は、図5のように補正をかけ、前日と同じ最大有効分漏洩電流値(I1=I2)として同様の有効分漏洩電流値(Ior)の予測演算を行う。
前記の「一日の有効分漏洩電流値(Ior)の一日の最大値が前日よりも低かった場合(I1>I2)は、図5のように補正をかけ、前日と同じ最大有効分漏洩電流値(I1=I2)として」との補正をおこなうのも、前述の説明と同様の趣旨である。
これは、長期的には、有効分漏洩電流値(Ior)の一日の最大値が増加していく傾向となるが、予測の演算に使用する計測値、データのバラツキなどから、前日と比較して、低くなることがありえる。この場合に「図5のように補正をかけ、前日と同じ最大有効分漏洩電流値(I1=I2)と」するものである。
これによって、前述の(数1)(数2)の繰り返し演算での、予測の演算に使用する計測値、データなどのバラツキの影響を低減することを狙うものである。特に、繰り返し演算を行う場合には、前記のような補正を行い、組み入れることで、長期的には、結果として、より実際の電気設備機器が稼動状況に対応する予測の演算、予測値を狙うことが期待できる。なぜなら、上記繰り返し演算では、既に演算で求められた演算値、予測値を用いて、新たな演算値、予測値を演算している為、演算値、予測値でのバラツキなどの影響が蓄積、累積する場合が想定される。従って、長期的な演算値、予測値の傾向を踏まえて、補正を行うようにするものである。
このように、有効分漏洩電流値(Ior)の予測において、予測演算に使用する測定データ、定数などの選択、または、これらのデータ、定数などの処理の方法、演算の方法などをユーザの任意に選択することもできる。
ここで、前述について、少し、詳しく説明をする。
前述のように、予測演算などにおいて、使用する測定データ、定数などの選択、処理の方法、演算の方法などを任意に選択することを説明した。この実際の選択の操作については、選択する候補、選択肢などを操作メニュー、警報などを表示する表示器205に表示させて、図1に、図示していないが絶縁監視ユニット202に設けらた操作部に選択、指示などの操作をすることによって、実施可能とすることが出来る。
図6が表示器205に表示させたメニュー、選択肢の例示である。
前述で説明した演算処理、データ処理の選択肢を例示するものである。図4を用いて説明した「電気設備機器が稼動停止している日の測定値は切り捨てて演算を行う。」に対応する「(1)休日分の切り捨て」601、「(2)前日3日分の平均値を使用」602、「(3)前日よりも低い値は前日の値に置き換え」603が選択肢として、メニュー表示され、これらの中から、選択、指示することで、CPU203でのデータ処理、演算処理を変えることが出来るものである。
但し、表示器205の画面の大きさ、表示能力に合せて、適宜変えられても良い。場合によっては、単なる数字、アルファベットの表示、識別可能なランプ、LEDの点灯、点滅としておき、対応する選択、指示とするものでも良い。その意味では、図6のメニュー表示は、メニュー選択の機能を説明する為のイメージ図とも言える。
例えば、前記選択、指示などによって、予測演算が実施されるが、その演算過程での演算結果の有効分漏洩電流値(Ior)や、定数a,b,cなどは、メモリ204に記憶、保存されるようにすることが出来る。
但し、前述のように、複数の処理方法、演算方法などから選択、指示などして演算する場合には、その選択、指示などされた各々の処理方法、演算方法に対応して、メモリ204に記憶、保存されるようにすることが出来る。
このように、各々の処理方法、演算方法に対応して、メモリ204に記憶、保存されるようにしておくことで、絶縁監視ユニット202から上位制御装置(PC)201に、出力されることも可能なる。
その結果、上位制御装置(PC)201の表示装置に、後述の図10に例示される有効分漏洩電流値(Ior)の予測値の変化兆候などを、前述のユーザの選択、指示した各々の処理方法、演算方法毎に対応して、視覚的に表示可能となる。
なお、メモリ204に記憶、保存された演算結果の有効分漏洩電流値(Ior)や、定数a,b,cなどは、上位制御装置(PC)201の操作によって、メモリ204から上位制御装置(PC)201に出力出来るようにしても良い。
前記で絶縁監視ユニット202のメモリ204内に、各々のデータ、定数、演算結果などを記憶、保存するのは、上位制御装置(PC)201の処理、記憶領域の負担等を低減することなどを狙うものでも有る。従って、上位制御装置(PC)201の処理、記憶領域に余裕などがある場合には、前述のメモリ204に記憶、保存される演算結果などのデータを上位制御装置(PC)201の記憶装置に記憶、保存、演算処理するものであっても良い。
しかしながら、上位制御装置(PC)201に複数の絶縁監視ユニット202が接続される場合には、各絶縁監視ユニット202のメモリ204に記憶、保存する方が、上位制御装置(PC)201の負荷低減には都合の良いことが予想される。
ところで、前記メモリ204に記憶、保存されたデータ、定数、演算結果などの内容は、上位制御装置(PC)201だけでなく、他の絶縁監視ユニット202にも出力可能とすることも出来る。
図7に示すような記憶、保存された内容を他の絶縁監視ユニット202でも参照して、演算処理、予測演算出来るようにしても良い。
こうすることで、電気設備機器などが類似の環境で稼動する場合に、他の絶縁監視ユニット202で既に演算処理、予測演算されたデータなどが参照出来る為、予測値の精度を向上させたり、信頼性を更に改善させることも可能となることがあげられる。
例えば、ある電気設備機器など稼働環境で監視していた監視ユニット202を買い替え、交換などした場合に、工場出荷時の初期値の値、パラメータなどで動作開始するものでも良い。
しかしながら、既に以前から監視に使用されていた監視ユニット202のメモリ204に記憶、保存されている内容がある場合は、その内容を新しく置き換えた監視ユニット202で使用できるようにした方が、予測演算などの精度を向上させたり、信頼性を更に改善させることが期待出来るものである。
但し、置き換え前の監視ユニット202のメモリ204に記憶、保存されている内容が、そのまま使用出来るとは限らない。従って、補正を行うことで、新しい監視ユニット202で、使用したり、演算処理、予測演算出来るようにすることが必要な場合もある。この補正に使用するデータ、補正値を記憶、保存して、参照可能とするのが、図7の補正値705である。
メモリ204の一部のメモリの内容を700で示される構成として、図7に示すものである。
図7において、測定データ701は、電圧入力信号206、漏洩電流入力信号207、周辺湿度のアナログ入力信号(湿度)208、電気設備機器の表面温度のアナログ入力信号(温度)209などの測定された測定値、データ等を記憶、保存するものを示す。
演算データ702は、前述の予測の演算での演算値、予測値に限らず、演算値、予測値が得られるまでの途中経過の演算値を記憶、保存するものであっても良い。
定数a,b,c703は、前記(数1)(数2)の演算に使用され、(数1)の定数である。図7で定数a,b,c703がパターン1、パターン2、‥‥‥パターンnと例示されているが、これは、前記(数1)(数2)の演算において、複数の演算処理などを可能とし、若しくは想定するものである。
これについては、前述のように、予測の演算において、使用する測定値、データのバラツキの影響を低減するような、測定値、データの補正などを行った場合の、各々の場合における定数a,b,cをパターン1、パターン2、‥‥‥パターンnとして、記憶、保存するものを例えば例示するものである。または、図6のメニュー表示などに対応して、メニュー選択されたものに対応する定数a,b,cを複数のパターンとして、記憶、保存されるものであっても良い。これらの複数のパターンの定数a,b,cが記憶、保存されている為、希望するパターンの定数a,b,cを参照可能となる。従って、定数a,b,cのパターンを変更しても、その都度、定数a,b,cを再度演算などする必要が無くなり、予測演算の高速化などに都合が良くなる。また、例えば、定数a,b,cのパターンを示す表示を表示器に表示して、ユーザに選択させるようにしても良い。他には、定数a,b,cの複数のパターンを上位制御装置(PC)101で参照されるように出来る為、予測値を表示させる際にも、前記同様に、高速化などの利便性が得られるように出来る。
規定値704は、詳細は後述するが、絶縁監視ユニット202の演算によって得られて予測値が規定値を超える場合に、警告等を行わせる際の規定値を記憶、保存させるものである。
前記警告の時期について、有効分漏洩電流値(Ior)の予測値の変化兆候の傾向、変化の傾きなどから、早目の時期に警告をさせたい場合には、規定値を低めに設定することが考えられる。電気設備機器の設置場所、稼働環境、稼動状況、経年変化など、若しくは、ユーザの希望等によって、警告の時期を種々設けたり、変更する場合もあり、規定値704もK1、K2、‥‥‥‥Knと複数設けて、記憶、保存させるものである。
補正値705は前述したが、例えば、他の絶縁監視装置で記憶、保存、使用されているメモリ204、メモリ内容の700を、読込み、転用して使用する場合に、補正が必要である際に、使用する補正値が記憶されるものである。若しくは、工場出荷時に設定されている初期値では、良好な予測等が困難である場合に、補正する場合に使用される補正値であっても良い。
この補正値は、R1、R2、‥‥‥‥、Rnと複数値が記憶、保存されるものであって良い。また、この複数の補正値自体も、工場出荷時に予め、電気設備機器の設置場所、稼働環境、稼動状況、経年変化などを想定して、複数パターンを用意して記憶、保存されるものでも良い。若しくは、絶縁監視装置を使用していく上で、調整、調節したり、試行錯誤、経験的に良好な補正値を見出して、新たに補正値705に記憶、保存させるものであっても良い。勿論、この補正値705に記憶、保存されている値を、他の絶縁監視装置に出力して、演算などで使用されるものであっても良い。
なお、前記メモリ204に記憶、保存されるデータ、内容などは、通信線216を介して、一旦上位制御装置(PC)201の記憶装置に転送し、記憶、保存させておき、他の監視ユニット202のメモリ204に記憶、保存させるようにしても良い。
または、複数の監視ユニット202を通信線216、またはネットワーク接続して、監視ユニット202に設けた通信ソフトウェア、プログラムの実行によって、一方の監視ユニット202から他方の監視ユニット202に出力、転送、書き込み、記憶、保存させるものでも良い。
若しくは、監視ユニット202自身がUSBメモリなどの過搬型記憶装置との読出し、書き込み制御を可能とするソフトウェア、プログラムを実行出来るようにして、USBメモリなどの過搬型記憶装置を媒介にして、一方の監視ユニット202から他方の監視ユニット202に出力、転送、書き込み、記憶、保存させるものでも良い。
ところで、絶縁監視ユニット202では、上述の演算などで求められた有効分漏洩電流値(Ior)の現在値、予測値と、予測値が一年後、半年後、もしくはユーザ側で任意に決められた期間内に予測値が規定値を超えると判断された場合、または、ユーザ側で任意に決められた期間内に予測値が規定値を超えると比較演算などの演算結果が出力された場合には、その演算後の出力を表示器205で表示、及びリレー出力信号214を外部警報器215に出力し、表示、警告する。
従って、前記表示器205で表示、及び前記外部警報器215によって、ユーザ側で任意に決められた期間内に予測値が規定値を超えることを警告として、知らされることが可能となる。
また、絶縁監視ユニット202は上位制御装置(PC)201と通信線216で接続することで、上位制御装置(PC)201で絶縁監視ユニット202から出力されたデータをもとにグラフを作成することができ、回帰分析(最小2乗法)の性質上、上位制御装置(PC)201上では図8、図9のような予測グラフを作成することができる。
有効分漏洩電流値(Ior)の時系列の予測値の変化兆候を図10のように容易に時系列に視覚的に把握することが可能となる。
なお、上位制御装置(PC)201で、予測値が一年後、半年後、もしくはユーザ側で任意に決められた期間内に予測値が規定値を超えると、図10のように視覚的に表示された場合に、上位制御装置(PC)201で、例えば、次のような対応を行うものであっても良い。
先ず、上位制御装置(PC)201が複数の絶縁監視ユニット202と接続されている場合に、複数の前記絶縁監視ユニット202を管理することも可能である。従って、上位制御装置(PC)201が複数の絶縁監視ユニット202を管理、制御するソフトウェア、プログラムなどを具備して動作させるようにして、前記の予測値に対応して、前記の予測値が規定値を超えると予想される時期を絶縁監視ユニット202毎に記憶、登録して、総合的に表示したり、管理するようにしても良い。
次に、絶縁監視ユニット202の前記表示器205での表示、及び前記外部警報器215による表示、警告によって、任意の期間内に予測値が規定値を超えることを警告させる処理において、上位制御装置(PC)201の上位から、絶縁監視ユニット202の前記規定値を変更させるようにするものである。
これは、例えば、図10で例示される有効分漏洩電流値(Ior)の予測値の変化兆候の傾向、変化の傾きが急峻であると、視覚的に表示された場合に、図10で例示される規定値を低くすることなどである。
これは、変化兆候の傾向、変化の傾きが急峻であると、図10の超過予想日よりも早期に規定値を超過する可能性を示唆する。
その場合に、ユーザとしては、電気設備機器などの見直し、交換、修理、メンテナンスなどを希望することが予想される。
これらのユーザニーズに答える上でも、前述の絶縁監視ユニット202の前記規定値を上位制御装置(PC)201から変更できるのは、従来より使い勝手を改善した機能であると言える。
ところで、絶縁監視ユニット202においては、前記規定値は、例えば、所定の規定値を工場出荷時に初期値として、メモリ204などに設定させるように出来る。
前記初期値を規定値として使用するものであっても良いし、上述のようにユーザ側で任意に規定値を設定するものでも良い。
しかしながら、絶縁監視ユニット202が取得するデータ、計測値などは、稼動する環境、例えば、周囲温度、周りの湿度など、経年変化などによって、影響を受けることがある。若しくは、絶縁監視ユニット202が予測する電気設備機器の漏洩電流値などは、前記電気設備機器が稼動する環境、設置状況や、例えば、周囲温度、周りの湿度など、経年変化などによって、影響を受けることがある。
従って、前記規定値が工場出荷時に初期値、またはユーザ側で任意に設定されたものであっても、前述の稼働環境などによって、図10に例示するユーザの予想する超過予想日よりも食い違うことが予想される。
これらに対して、上位制御装置(PC)201の、図10に例示される有効分漏洩電流値等の予測値の変化兆候をもとに、若しくは視覚的にみて、上位制御装置(PC)201の上位から、絶縁監視ユニット202の前記規定値を変更させるようにしても良い。
この前記規定値の変更は、上位制御装置(PC)201の表示装置の図10などの表示を参照し、上位制御装置(PC)201の操作によって、通信線216を介して、絶縁監視ユニット202の前記規定値を変更するようにするものであっても良い。
特に、絶縁監視ユニット202では、表示器205の画面の大きさや、表示能力の限界から、上位制御装置(PC)201の表示装置のように、有効分漏洩電流値等の予測値の変化兆候が詳細に表示されないことがある。しかしながら、上位制御装置(PC)201の表示装置に表示して、参照出来るようにし、前述のように、上位制御装置(PC)201の操作によって、前記規定値を変更すると、ユーザの使い勝手、操作性などが改善されるものである。
但し、絶縁監視ユニット202に、上位制御装置(PC)201の表示装置のような、表示部を設けるものであってもよく、これを排除するものではない。
なお、前述の規定値の変更操作を使用することで、上位制御装置(PC)201に接続された複数の絶縁監視ユニット202の規定値を、例えば、簡単に変更することが可能となる。言い換えると、絶縁監視ユニット202毎に、操作部などの操作によって、規定値などを変更する煩雑さを改善することも可能となる。図7では、メモリ204のメモリ空間700内に、前述の規定値を記憶する領域が704にて例示されている。
図11に本発明の計測構成を示す。
図11において、絶縁監視ユニット302は、演算を行うためのCPU303、各種データを記憶するためのメモリ304、各種データを表示する表示器305を有する。
また、絶縁監視ユニット302には、漏洩電流入力信号306、電圧入力信号307などが入力される。
また、絶縁監視ユニット302からは、リレー出力信号325などが出力される。
また、零相変流器(ZCT)308は、変圧器309の接地線328の電流を測定するものである。
また、絶縁監視ユニット302には、周辺湿度のアナログ入力信号310、315、320、電気設備機器の表面温度のアナログ入力信号311、316、321が入力される。
また、絶縁監視ユニット302には、トランスデューサ312、317、322、トランスデューサまたはPt100(測温抵抗体)313、318、323、電気設備機器314、319、324は、トランスデューサ312、317、322、トランスデューサまたはPt100(測温抵抗体)313、318、323外部警報器326が接続される。
なお、上位制御装置(PC)310と絶縁監視ユニット302とが通信線327で接続される。
絶縁監視ユニット302は、接地線307に設置されたZCT308からの漏洩電流入力信号306及び、電圧入力信号307をCPU303に取込み、CPU303でフーリエ展開して基本波成分を抽出し、電圧信号との位相関係より、有効分漏洩電流値(Ior)を算出する。
また、絶縁監視ユニット302は、トランスデューサ312、317、322からの湿度のアナログ入力信号310、315、320及び、トランスデューサ/Pt100(測温抵抗体)313、318、323からの温度のアナログ入力信号311、316、321をCPU303に取込む。CPU303にて得られた各種データを、回帰分析(最小2乗法)を用いて、有効分漏洩電流値(Ior)の予測演算を行う。ただし、図のように変圧器と電気設備機器の配線構成の場合、変圧器309の接地線328から得られる漏洩電流入力信号は、電気設備機器314,319,324の漏洩電流値の合計値である。
従って、図11のように変圧器の接地線から、漏洩電流値を計測し算出された有効分漏洩電流値(Ior)の現在値、予測値は、回路全体としての現在値、予測値となる。また、算出された有効分漏洩電流値(Ior)の現在値、もしくは予測値が規定値を超過した場合、各電機設備機器から得られる湿度のアナログ入力信号及び、温度のアナログ入力信号から、湿度、もしくは温度が異常値になっている電機設備機器を特定する。
図12に本発明の実施例の計測構成を示す。
図12において、絶縁監視ユニット402は、演算を行うためのCPU403、各種データを記憶するためのメモリ404、各種データを表示する表示器305を有する。
また、絶縁監視ユニット402には、電圧入力信号406、漏洩電流入力信号407などが入力される。
また、絶縁監視ユニット402からは、リレー出力信号416などが出力される。
また、アナログ入力ユニット409には、トランスデューサ412、トランスデューサまたはPt100(測温抵抗体)413が接続され、電気設備機器414の周辺湿度のアナログ入力信号410、電気設備機器411の表面温度のアナログ入力信号411がアナログ入力ユニット409に入力される。
また、絶縁監視ユニット402とアナログ入力ユニット409とは通信線415で接続され、アナログ入力ユニット側409で得られた湿度、温度のデータを通信線415を介して、絶縁監視ユニット402へ出力する。
また、絶縁監視ユニット402には、零相変流器(ZCT)408、外部警報器417、上位制御装置(PC)401が接続される。
上位制御装置(PC)401と絶縁監視ユニット402とは、通信線418で接続される。
絶縁監視ユニット402側でアナログ入力ユニット409から出力された湿度、温度と、絶縁監視ユニット402が計測した一日の最大有効分漏洩電流値をもとに、(実施例1)と同様に、有効分漏洩電流値(Ior)の予測演算及び、予測値が規定値よりも大きくなった場合の表示を表示器405に表示する動作を行う。
図13に本発明の実施例の計測構成を示す。
図13において、絶縁監視ユニット502は、演算を行うためのCPU502、各種データを記憶するためのメモリ504、各種データを表示する表示器505を有する。
また、絶縁監視ユニット502には、漏洩電流入力信号506は、電圧入力信号507などが入力される。
また、絶縁監視ユニット502からは、リレー出力信号527などが出力される。
また、零相変流器(ZCT)508は、変圧器509の接地線509の電流を測定するものである。
また、アナログ入力ユニット510には、トランスデューサ513、518、513、トランスデューサまたはPt100(測温抵抗体)514、519、514が接続され、電気設備機器515、520、525の周辺湿度のアナログ入力信号511、516、521、電気設備機器の表面温度のアナログ入力信号512、517、522がアナログ入力ユニット510に入力される。
また、絶縁監視ユニット502とアナログ入力ユニット509と通信線526で接続され、アナログ入力ユニット側510で得られた湿度、温度のデータを通信線528を介して、絶縁監視ユニット502へ出力する。
なお、上位制御装置(PC)501と絶縁監視ユニット2502とは、接続する通信線529で接続される。
絶縁監視ユニット502側でアナログ入力ユニット510から出力された湿度、温度と、絶縁監視ユニット502が(実施例2)と同様に、有効分漏洩電流値(Ior)の予測演算及び、予測値が規定値よりも大きくなった場合の表示を表示器405に表示する動作を行う。
上記実施例の説明において、予測演算に、回帰分析(最小2乗法)を用いた説明をしている。しかしながら、この回帰分析(最小2乗法)に限定されるものではなく、他に予測演算に使用可能である演算法があれば、適宜使用しても、本発明の実施例において、許容するものである。
また、上記実施例では、上位制御装置(PC)と絶縁監視ユニットとは、通信線で接続されていたが、この通信線は、有線に限定されるものではなく、無線とするものであっても良い。
また、上記実施例で、絶縁監視装置のメモリからのデータが上位制御装置に出力される構成としていたが、メモリのデータ、情報を暗号化、符号化などによって、関係者以外に秘密とするようにしても良い。そのために、少なくとも絶縁監視装置に、暗号化、符号化のソフトウェア、プログラムを設けるようにしても良い。
101、201、301、401、501・・・上位制御装置
102、202、302、402、502・・・絶縁監視ユニット
103、203,303、403、503・・・CPU
104、204、304、404、504・・・メモリ
105、205、305、405、505・・・表示器
106、206、307、406、507・・・電圧入力信号
107、207、306、407、506・・・漏洩電流入力信号
108、212、308、408、508・・・零相変流器(ZCT)
109、213、314,319,324、414、515,520,525
・・・電気設備機器
110、214、325、416、527・・・リレー出力信号
111、215、326、417、528・・・外部警報器
112、216、327、415,418、526,529・・・通信線
208、310、315,320、410、511,516,521
・・・湿度のアナログ入力信号
209、311,316,321、411、512,517,522
・・・温度のアナログ入力信号
210、312,317,322、412、513,518,523
・・・トランスデューサ
211、313,318,323、413、514,519,524
・・・トランスデューサ/Pt100
309,509・・・変圧器
328、530・・・接地線
409、510・・・アナログ入力ユニット
600・・・演算モード選択メニュー画面
601・・・「(1)休日分の切り捨て」選択ボタン
602・・・「(2)前日3日分の平均値を使用」選択ボタン
603・・・「(3)前日よりも低い値は前日の値に置き換え」選択ボタン
700・・・メモリ空間
701・・・計測データ保存領域
702・・・演算データ保存領域
703・・・定数保存領域
704・・・規定値保存領域
705・・・補正値保存領域

Claims (7)

  1. 接続された機器を監視する絶縁監視装置であって、
    前記絶縁監視装置は、
    演算する中央制御装置と、
    データを記憶する記憶装置と、
    表示する表示装置と
    を有し、
    接続された機器からの漏洩電流入力信号、電圧入力信号とが入力され、
    前記中央制御装置の演算によって、既に入力された前記漏洩電流入力信号、電圧入力信号から有効分漏洩電流値の予測値を演算する
    ことを特徴とする絶縁監視装置。
  2. 請求項1記載の絶縁監視装置において、
    有効分漏洩電流値の所定の規定値が予め設定されており、
    前記有効分漏洩電流値の予測値が前記規定値よりも大きくなった場合に、
    前記表示装置で予測値が前記規定値よりも大きくなったことを表示する
    ことを特徴とする絶縁監視装置。
  3. 請求項1記載の絶縁監視装置において、
    前記絶縁監視装置が上位制御装置に接続され、
    前記上位制御装置の表示装置に前記有効分漏洩電流値の予測値を時系列に表示される
    ことを特徴とする絶縁監視装置。
  4. 請求項1記載の絶縁監視装置において、
    前記絶縁監視装置が上位制御装置に接続され、
    前記上位制御装置の操作によって、前記規定値が変更される
    ことを特徴とする絶縁監視装置。
  5. 請求項1記載の絶縁監視装置において、
    他の前記絶縁監視装置の前記記憶装置に記憶されたデータを用いて、
    前記絶縁監視装置で有効分漏洩電流値の予測値を演算される
    ことを特徴とする絶縁監視装置。
  6. 請求項1記載の絶縁監視装置において、
    前記有効分漏洩電流値の予測値の演算では、
    前記絶縁監視装置に入力された
    湿度に関する入力信号、温度に関する入力信号を用いて演算される
    ことを特徴とする絶縁監視装置。
  7. 請求項1記載の絶縁監視装置において、
    前記有効分漏洩電流値の予測値の演算では、
    最小2乗法を用いて演算される
    ことを特徴とする絶縁監視装置。
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