JP2015153135A - 測定器 - Google Patents

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Yoshitaka Kuji
能貴 久慈
伸行 林
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伸行 林
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Abstract

【課題】利便性を損なうことなく、外部機器に対して情報を出力することができる測定器の提供。
【解決手段】ノギス1は、タグ12Eと、記憶部21と、トリガ生成部22とを備えている。外部機器3は、タグ12Eをかざすことによって、タグ12Eに記憶された情報を読み込むリーダ31を備えている。記憶部21は、ノギス1にて測定された少なくとも1つの測定値を記憶する。トリガ生成部22は、ノギス1にて測定された測定値を記憶部21に記憶させる契機となるトリガを生成する。タグ12Eは、外部機器3のリーダ31にかざすことによって、トリガ生成部22にて生成されたトリガに基づいて記憶部21に記憶された測定値を全て外部機器3に対して出力する。
【選択図】図3

Description

本発明は、測定器に関し、特に外部機器に対して情報を出力する測定器に関する。
従来、外部機器に対して情報を出力する測定器が知られている。
例えば、特許文献1に記載された測定器は、測定器および外部機器を接続する接続ケーブルを備えている。測定器は、この接続ケーブルを介して外部機器に対して計測データ(情報)を出力している。
また、例えば、特許文献2に記載された測定システムは、測定器に接続されることによって、測定データ(情報)を無線送信する子送受信機と、子送受信機にて送信された測定データを受信してコンピュータ(外部機器)へ送信する親送受信機とを備えている。測定器は、各送受信機を介してコンピュータに対して測定データを出力している。
特開2003−256974号公報 特開2009−033422号公報
しかしながら、特許文献1に記載された測定器は、測定器および外部機器の間に接続された接続ケーブルを備えているので、例えば、ノギスやマイクロメータなどのように、使用者が把持して測定を行う測定器に適用した場合には、測定に際して測定器を動かしにくくなってしまい、かえって測定しにくくなってしまうという問題がある。
また、特許文献2に記載された測定器は、測定データを無線送信するために子送受信機に電池を取り付けているので、測定器のサイズや重量が大きくなってしまうという問題がある。
本発明の目的は、利便性を損なうことなく、外部機器に対して情報を出力することができる測定器を提供することである。
本発明の測定器は、外部機器に対して情報を出力する情報出力部を有する測定器であって、情報出力部は、近距離無線通信を用いることによって、外部機器に対して情報を出力することを特徴とする。
ここで、近距離無線通信(Near Field Communication)とは、数cmから1m程度の極めて短距離で行われる非接触通信を言うものとし、例えば、RFID(Radio Frequency IDentification)の技術を例示することができる。このRFIDは、タグと呼ばれるIC(Integrated Circuit)をリーダにかざすことによって、タグに記憶された情報をリーダに読み込むことができる技術である。なお、タグの種類のうち、パッシブタグと呼ばれるタグは、リーダからの電波をエネルギー源として動作するので、電池を内蔵する必要はない。
また、情報とは、測定器にて測定された測定値に限らず、測定器の製造番号や、測定器の出荷時検査のデータなどの情報を含む測定器に関する全ての情報を言うものとする。
本発明によれば、情報出力部は、近距離無線通信を用いることによって、外部機器に対して情報を出力するので、測定器の利便性を損なうことなく、外部機器に対して情報を出力することができる。具体的には、近距離無線通信は、極めて短距離で行われる非接触通信であるので、ケーブルを必要とすることはなく、ノギスやマイクロメータなどのように、使用者が把持して測定を行う測定器に本発明を適用した場合であっても測定に際して測定器を動かしにくくなることはない。また、情報出力部は、パッシブタグのように、外部機器からの電波をエネルギー源として動作するように構成した場合には、電池を内蔵する必要がなく、測定器のサイズや重量が大きくなってしまうこともない。
本発明では、測定器は、情報出力部を有する制御手段を備え、制御手段は、測定器にて測定された少なくとも1つの測定値を記憶する記憶部と、測定器にて測定された測定値を記憶部に記憶させる契機となるトリガを生成するトリガ生成部とを有し、情報出力部は、トリガに基づいて記憶部に記憶された測定値を外部機器に対して出力することが好ましい。
ここで、近距離無線通信を用いることによって、外部機器に対して情報を出力する場合には、測定器にて測定をした後、この測定器と、外部機器とを近づけなければならないので、ノギスやマイクロメータなどのように、使用者が把持して測定を行う測定器に本発明を適用した場合には、測定器と、外部機器とを近づける際に手ブレなどの影響を受けて測定値が変わってしまうことがあるという問題がある。
本発明によれば、情報出力部は、測定器にて測定された測定値を記憶部に記憶させる契機となるトリガに基づいて記憶部に記憶された測定値を外部機器に対して出力するので、測定器と、外部機器とを近づける際に測定値が変わってしまうことはない。したがって、測定器の利便性を損なうことなく、外部機器に対して情報を出力することができる。
本発明では、測定器は、外部に露出して設けられたボタンを備え、トリガ生成部は、ボタンが使用者に操作されることによって、トリガを生成することが好ましい。
このような構成によれば、トリガ生成部は、ボタンが使用者に操作されることによって、トリガを生成するので、使用者は、意図したタイミングで測定値を記憶部に記憶させることができる。したがって、測定器の利便性を損なうことなく、外部機器に対して情報を出力することができる。
本発明では、制御手段は、音声の入力を受け付ける音声入力部を備え、トリガ生成部は、音声入力部にて音声の入力を受け付けたことによって、トリガを生成することが好ましい。
このような構成によれば、トリガ生成部は、音声入力部にて音声の入力を受け付けたことによって、トリガを生成するので、使用者は、測定器に触ることなく意図したタイミングで測定値を記憶部に記憶させることができる。したがって、測定器の利便性を損なうことなく、外部機器に対して情報を出力することができる。
本発明では、制御手段は、所定の間隔で測定値の変動を観測する測定値観測部を備え、トリガ生成部は、測定値観測部にて観測される測定値の変動が所定の期間ないことによって、トリガを生成することが好ましい。
このような構成によれば、トリガ生成部は、測定値観測部にて観測される測定値の変動が所定の期間ないことによって、トリガを生成するので、使用者は、測定を行う通常の動作をするだけで測定値を記憶部に記憶させることができる。したがって、測定器の利便性を損なうことなく、外部機器に対して情報を出力することができる。
なお、測定値の変動が所定の期間ないこととは、測定値の変動が一定の範囲内に収まった状態を所定の期間が経過するまで継続していることをいう。
本発明では、制御手段は、時間を測定する時間測定部を備え、トリガ生成部は、所定の時間が経過するごとにトリガを生成することが好ましい。
このような構成によれば、トリガ生成部は、所定の時間が経過するごとにトリガを生成するので、使用者は、測定を行うだけで自動的に測定値を記憶部に記憶させることができる。したがって、測定器の利便性を損なうことなく、外部機器に対して情報を出力することができる。
本発明では、情報出力部は、測定器の内部に設けられていることが好ましい。
このような構成によれば、情報出力部は、測定器の内部に設けられているので、情報出力部を測定器の外部に設けた場合と比較して、情報出力部の破損や脱落を抑制することができる。
本発明では、情報出力部は、外部機器に対して情報を出力することが可能な状態となったときに外部機器に対して情報を出力することが好ましい。
このような構成によれば、情報出力部は、外部機器に対して情報を出力することが可能な状態となったときに外部機器に対して情報を出力するので、測定器の利便性を損なうことなく、外部機器に対して情報を出力することができる。
本発明の第1実施形態に係るノギスの正面図および背面図 スライダの断面を模式的に示す図 ノギスおよび外部機器を示すブロック図 本発明の第2実施形態に係るノギスおよび外部機器を示すブロック図 本発明の第3実施形態に係るノギスおよび外部機器を示すブロック図 本発明の第4実施形態に係るノギスおよび外部機器を示すブロック図 本発明の第5実施形態に係るノギスおよび外部機器を示すブロック図 タグの取り付け位置の第1例を示す図 タグの取り付け位置の第2例を示す図
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るノギスの正面図および背面図である。具体的には、図1(A)は、正面図を示し、図1(B)は、背面図を示している。
ノギス1は、図1に示すように、矩形板状に形成された本尺11と、本尺11の長手方向に沿って摺動自在に取り付けられた角筒状のスライダ12とを備えた測定器である。
本尺11は、長手方向におけるスライダ12側の端部に形成された外側測定ジョー11A(図1(A)左側)と、外側測定ジョー11Aの反対側に形成された内側測定ジョー11B(図1(A)右側)とを備えている。また、本尺11の正面には、本尺目盛が設けられている(図示略)。
スライダ12は、外側測定ジョー11Aに対応して設けられた外側測定ジョー12Aと、内側測定ジョー11Bに対応して設けられた内側測定ジョー12Bとを備えている。また、スライダ12は、正面に設けられた表示部13と、表示部13の周囲に設けられた複数の機械式のスイッチ12Cと、ノギス1の外部に露出するようにしてスライダ12の右側面に設けられたボタン12Dとを備えている。
表示部13は、液晶ディスプレイを用いることによって情報を表示する。
ノギス1は、スライダ12を本尺11に対して摺動させて外側測定ジョー11A,12Aを被測定物の外側に当接させることによって、被測定物の外側の長さを測定することができる。また、ノギス1は、内側測定ジョー11B,12Bを被測定物の内側に当接させることによって、被測定物の内側の長さを測定することができる。そして、ノギス1は、被測定物を測定して得られた測定値などの情報を表示部13に表示する。
図2は、スライダの断面を模式的に示す図である。具体的には、図2は、スライダ12を図1の左右方向に沿って切断した断面を模式的に示す図である。
スライダ12は、図2に示すように、表示部13が設けられた表面の裏側、すなわち本尺11および表示部13の間に取り付けられたタグ12Eを備えている。換言すれば、タグ12Eは、ノギス1の内部に設けられている。このタグ12Eは、前述したRFIDのパッシブタグであり、後述のリーダにかざすことによって、タグ12Eに記憶された情報をリーダに読み込むことができる。なお、タグ12Eは、リーダからの電波をエネルギー源として動作するので、電池を内蔵する必要はない。
図3は、ノギスおよび外部機器を示すブロック図である。
ノギス1は、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)などによって構成されるとともに、所定のプログラムに従って情報処理を実行する制御手段2を備えている。制御手段2は、前述したタグ12Eの他、プログラムやデータなどを記憶する記憶部21と、ノギス1にて測定された測定値を記憶部21に記憶させる契機となるトリガを生成するトリガ生成部22とを備えている。
外部機器3は、タグ12Eをかざすことによって、タグ12Eに記憶された情報を読み込むリーダ31を備えている。なお、外部機器3としては、例えば、PC(Personal Computer)などを採用することができる。
記憶部21は、ノギス1にて測定された少なくとも1つの測定値を記憶する。
トリガ生成部22は、スライダ12のボタン12Dが使用者に操作されることによって、トリガを生成する。したがって、ノギス1の使用者は、ノギス1にて被測定物を測定している状態でボタン12Dを押下する都度、測定値を記憶部21に記憶させていくことができる。
タグ12Eは、外部機器3のリーダ31にかざすことによって、トリガ生成部22にて生成されたトリガに基づいて記憶部21に記憶された測定値を全て外部機器3に対して出力する。すなわち、タグ12Eは、近距離無線通信を用いることによって、外部機器3に対して情報を出力する情報出力部として機能している。したがって、ノギス1の使用者は、ノギス1にて被測定物の測定対象となる全ての部位の測定を終了した後、スライダ12を外部機器3のリーダ31に近づけることによって、全ての測定値を外部機器3に出力することができる。
このような本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏することができる。
(1)タグ12Eは、近距離無線通信を用いることによって、外部機器3に対して情報を出力するので、ノギス1の利便性を損なうことなく、外部機器3に対して情報を出力することができる。具体的には、近距離無線通信は、極めて短距離で行われる非接触通信であるので、ケーブルを必要とすることはなく、測定に際してノギス1を動かしにくくなることはない。また、タグ12Eは、電池を内蔵する必要がなく、ノギス1のサイズや重量が大きくなってしまうこともない。
(2)タグ12Eは、ノギス1にて測定された測定値を記憶部21に記憶させる契機となるトリガに基づいて記憶部21に記憶された測定値を外部機器3に対して出力するので、ノギス1と、外部機器3とを近づける際に測定値が変わってしまうことはない。したがって、ノギス1の利便性を損なうことなく、外部機器3に対して情報を出力することができる。
(3)トリガ生成部22は、ボタン12Dが使用者に操作されることによって、トリガを生成するので、使用者は、意図したタイミングで測定値を記憶部21に記憶させることができる。したがって、ノギス1の利便性を損なうことなく、外部機器3に対して情報を出力することができる。
(4)タグ12Eは、ノギス1の内部に設けられているので、タグ12Eをノギス1の外部に設けた場合と比較して、タグ12Eの破損や脱落を抑制することができる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、既に説明した部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図4は、本発明の第2実施形態に係るノギスおよび外部機器を示すブロック図である。
前記第1実施形態では、スライダ12は、ボタン12Dを備え、トリガ生成部22は、ボタン12Dが使用者に操作されることによって、トリガを生成していた。
これに対して、本実施形態では、制御手段2Aは、音声の入力を受け付ける音声入力部23を備え、トリガ生成部22Aは、音声入力部23にて音声の入力を受け付けたことによって、トリガを生成する点で異なる。
具体的には、音声入力部23は、スライダ12に設けられたマイクロフォン(図示略)を介して所定の音声の入力を受け付けたか否かを判定する。例えば、音声入力部23は、ノギス1の使用者によって発声された所定の単語(例えば、「Start」、「Measure」等)を認識するように構成することができる。なお、本実施形態では、音声入力部23は、所定の単語を認識するように構成されているが、大きな音などを認識するように構成してもよい。要するに、音声入力部は、所定の音声の入力を受け付けたか否かを判定することができればよい。
そして、トリガ生成部22Aは、音声入力部23にて所定の音声の入力を受け付けたときにトリガを生成する。
このような本実施形態においても、前記第1実施形態における(1),(2),(4)と同様の作用、効果を奏することができる他、以下の作用、効果を奏することができる。
(5)トリガ生成部22Aは、音声入力部23にて音声の入力を受け付けたことによって、トリガを生成するので、使用者は、ノギス1に触ることなく意図したタイミングで測定値を記憶部21に記憶させることができる。したがって、ノギス1の利便性を損なうことなく、外部機器3に対して情報を出力することができる。
〔第3実施形態〕
図5は、本発明の第3実施形態に係るノギスおよび外部機器を示すブロック図である。
前記第1実施形態では、スライダ12は、ボタン12Dを備え、トリガ生成部22は、ボタン12Dが使用者に操作されることによって、トリガを生成していた。
これに対して、本実施形態では、制御手段2Bは、所定の間隔で測定値の変動を観測する測定値観測部24を備え、トリガ生成部22Bは、測定値観測部24にて観測される測定値の変動が所定の期間ないことによって、トリガを生成する点で異なる。
具体的には、測定値観測部24は、所定の間隔(例えば、100msecごと)でサンプリングして測定値を取得することによって、測定値の変動を観測するように構成することができる。
そして、トリガ生成部22Bは、これらの測定値の変動が一定の範囲内に収まった状態を所定の期間(例えば、1sec)が経過するまで継続した場合にトリガを生成するように構成することができる。
このような本実施形態においても、前記第1実施形態における(1),(2),(4)と同様の作用、効果を奏することができる他、以下の作用、効果を奏することができる。
(6)トリガ生成部22Bは、測定値観測部24にて観測される測定値の変動が所定の期間ないことによって、トリガを生成するので、使用者は、測定を行う通常の動作をするだけで測定値を記憶部21に記憶させることができる。したがって、ノギス1の利便性を損なうことなく、外部機器3に対して情報を出力することができる。
〔第4実施形態〕
図6は、本発明の第4実施形態に係るノギスおよび外部機器を示すブロック図である。
前記第1実施形態では、スライダ12は、ボタン12Dを備え、トリガ生成部22は、ボタン12Dが使用者に操作されることによって、トリガを生成していた。
これに対して、本実施形態では、制御手段2Cは、時間を測定するタイマーなどを有する時間測定部25を備え、トリガ生成部22Cは、時間測定部25にて測定された時間に基づいて所定の時間(例えば、5secごと)が経過するごとにトリガを生成する点で異なる。
このような本実施形態においても、前記第1実施形態における(1),(2),(4)と同様の作用、効果を奏することができる他、以下の作用、効果を奏することができる。
(7)トリガ生成部22Cは、所定の時間が経過するごとにトリガを生成するので、使用者は、測定を行うだけで自動的に測定値を記憶部21に記憶させることができる。したがって、ノギス1の利便性を損なうことなく、外部機器3に対して情報を出力することができる。
〔第5実施形態〕
図7は、本発明の第5実施形態に係るノギスおよび外部機器を示すブロック図である。
前記第1実施形態では、外部機器3は、リーダ31を備え、タグ12Eは、外部機器3のリーダ31にかざすことによって、トリガ生成部22にて生成されたトリガに基づいて記憶部21に記憶された測定値を全て外部機器3に対して出力していた。
これに対して、本実施形態では、外部機器3Dは、リーダ31と、このリーダ31の電源をON/OFFするフットスイッチ32とを備え、タグ12Eは、外部機器3Dに対して情報を出力することが可能な状態となったときに外部機器3Dに対して情報を出力する点で異なる。換言すれば、タグ12Eは、ノギス1の使用者がフットスイッチ32を操作してリーダ31の電源をONにしたときに、近距離無線通信を用いることによって、リーダ31に対して情報を出力することが可能な距離にあれば、リーダ31に対して情報を出力する。
これによれば、ノギス1の使用者は、ノギス1の近くに外部機器3Dを設置し、フットスイッチ32を操作してリーダ31の電源をON/OFFすることによって、測定値を外部機器3Dに出力することができる。
このような本実施形態においても、前記第1実施形態における(1),(3),(4)と同様の作用、効果を奏することができる他、以下の作用、効果を奏することができる。
(8)ノギス1の使用者は、フットスイッチ32を操作してリーダ31の電源をON/OFFすることによって、測定値を外部機器3Dに出力することができるので、手ブレなどの影響を受けて測定値が変わってしまうことはない。したがって、ノギス1の利便性を損なうことなく、外部機器3Dに対して情報を出力することができる。
なお、本実施形態では、ノギス1の使用者は、フットスイッチ32を操作してリーダ31の電源をON/OFFすることによって、測定値を外部機器3Dに出力することができるので、ノギス1は、現在の測定値を外部機器3Dに出力するように構成されていてもよい。換言すれば、ノギス1は、ボタン12Dと、記憶部21と、トリガ生成部22とを備えていなくてもよい。
〔実施形態の変形〕
なお、本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記各実施形態では、測定器としてノギス1を例示していたが、マイクロメータなどの他の測定器であってもよい。要するに、本発明の測定器は、外部機器に対して情報を出力する情報出力部を有する測定器であればよい。
前記各実施形態では、情報出力部は、RFIDを用いることによって、外部機器に対して情報を出力していたが、RFIDとは異なる近距離無線通信の技術を用いることによって、外部機器に対して情報を出力してもよい。
前記各実施形態では、タグ12Eは、外部機器3のリーダ31にかざすことによって、トリガ生成部22にて生成されたトリガに基づいて記憶部21に記憶された測定値を全て外部機器3に対して出力していた。換言すれば、前記各実施形態では、情報は、測定器を外部機器にかざすことによって出力されていた。これに対して、情報は、外部機器を測定器にかざすことによって出力されてもよい。測定器および外部機器のどちらをかざすかについては、測定器および外部機器の大きさや重量に応じて設定すればよい。なお、大きさや重量の大きい測定器および外部機器をかざす必要がある場合には、リストバンドなどにタグやリーダを取り付けることによって、可搬性や利便性を向上させてもよい。
前記各実施形態では、ノギス1は、記憶部21と、トリガ生成部22,22A,22B,22Cとを備えていたが、これらを備えていなくてもよい。例えば、測定器は、情報出力部にて情報を出力するときに測定値を取得し、この測定値を情報として外部機器に対して出力するようにしてもよい。要するに、測定器は、外部機器に対して情報を出力する情報出力部を有していればよい。
前記各実施形態では、トリガ生成部22は、ボタンが使用者に操作されることによって、トリガを生成し、トリガ生成部22Aは、音声入力部23にて音声の入力を受け付けたことによって、トリガを生成し、トリガ生成部22Bは、測定値観測部24にて観測される測定値の変動が所定の期間ないことによって、トリガを生成し、トリガ生成部22Cは、所定の時間が経過するごとにトリガを生成していたが、トリガ生成部は、これらとは異なるタイミングでトリガを生成してもよい。
図8は、タグの取り付け位置の第1例を示す図である。図9は、タグの取り付け位置の第2例を示す図である。
前記各実施形態では、タグ12Eは、表示部13が設けられた表面の裏側、すなわち本尺11および表示部13の間に取り付けられていた。これに対して、タグ12Eは、図8に示すように、スライダ12の内部に埋め込まれていてもよく、図9に示すように、スライダ12の内部に固定された基板14に取り付けられていてもよい。
また、前記各実施形態では、タグ12Eは、ノギス1の内部に設けられていたが、外部に設けられていてもよい。
以上のように、本発明は、測定器に利用でき、特に外部機器に対して情報を出力する測定器に好適に利用できる。
1 ノギス(測定器)
2〜2C 制御手段
3,3D 外部機器
11 本尺
11A,12A 外側測定ジョー
11B,12B 内側測定ジョー
12 スライダ
12C スイッチ
12D ボタン
12E タグ(情報出力部)
13 表示部
14 基板
21 記憶部
22〜22C トリガ生成部
23 音声入力部
24 測定値観測部
25 時間測定部
31 リーダ
32 フットスイッチ

Claims (8)

  1. 外部機器に対して情報を出力する情報出力部を有する測定器であって、
    前記情報出力部は、近距離無線通信を用いることによって、前記外部機器に対して情報を出力することを特徴とする測定器。
  2. 請求項1に記載された測定器において、
    前記情報出力部を有する制御手段を備え、
    前記制御手段は、
    前記測定器にて測定された少なくとも1つの測定値を記憶する記憶部と、
    前記測定器にて測定された測定値を前記記憶部に記憶させる契機となるトリガを生成するトリガ生成部とを有し、
    前記情報出力部は、前記トリガに基づいて前記記憶部に記憶された測定値を前記外部機器に対して出力することを特徴とする測定器。
  3. 請求項2に記載された測定器において、
    外部に露出して設けられたボタンを備え、
    前記トリガ生成部は、前記ボタンが使用者に操作されることによって、前記トリガを生成することを特徴とする測定器。
  4. 請求項2に記載された測定器において、
    前記制御手段は、
    音声の入力を受け付ける音声入力部を備え、
    前記トリガ生成部は、前記音声入力部にて音声の入力を受け付けたことによって、前記トリガを生成することを特徴とする測定器。
  5. 請求項2に記載された測定器において、
    前記制御手段は、
    所定の間隔で測定値の変動を観測する測定値観測部を備え、
    前記トリガ生成部は、前記測定値観測部にて観測される測定値の変動が所定の期間ないことによって、前記トリガを生成することを特徴とする測定器。
  6. 請求項2に記載された測定器において、
    前記制御手段は、
    時間を測定する時間測定部を備え、
    前記トリガ生成部は、所定の時間が経過するごとに前記トリガを生成することを特徴とする測定器。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載された測定器において、
    前記情報出力部は、前記測定器の内部に設けられていることを特徴とする測定器。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載された測定器において、
    前記情報出力部は、前記外部機器に対して情報を出力することが可能な状態となったときに前記外部機器に対して情報を出力することを特徴とする測定器。
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