JP2022002487A - コンバイン - Google Patents

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Abstract

【課題】脱穀装置の横側壁とサイドカバーとの間に入り込んだ藁屑を容易に落下させることが可能であると共に、クローラ走行装置の後端部から跳ね上げられた泥を確実に受け止めることが可能なコンバインが要望されている。【解決手段】コンバインにおいて、脱穀装置6の横側壁6Aとサイドカバー35との間に、後下がりに傾斜する後傾斜部材43が複数設けられている。複数の後傾斜部材43は、上下方向及び前後方向に間隔をあけて、側面視でクローラ走行装置3の後端部から跳ね上がる泥の跳ね上がり方向D1における異なる位置に配置されている。【選択図】図4

Description

本発明は、コンバインに関する。
従来、コンバインとして、例えば、特許文献1に記載のコンバインが知られている。特許文献1に記載のコンバインには、機体フレーム(文献では「機体フレーム〔21〕」)を支持するクローラ走行装置(文献では「走行装置〔2〕」)と、機体フレームに支持され、刈取穀稈を脱穀する脱穀装置(文献では「脱穀装置〔6〕」)と、脱穀装置の横側壁を横外方から覆うサイドカバー(文献では「横カバー〔9〕等」)と、が備えられている。
特開2018−82650号公報
特許文献1に記載のコンバインでは、脱穀装置の横側壁とサイドカバーとの間に藁屑が入り込んでも、当該藁屑を脱穀装置の横側壁とサイドカバーとの間の下部から落下させることができる。しかし、特許文献1に記載のコンバインでは、クローラ走行装置の後端部から跳ね上げられた泥が、脱穀装置の横側壁とサイドカバーとの間の下部から入り込んで、脱穀装置の横側壁とサイドカバーとの間で飛び散る虞がある。
上記状況に鑑み、脱穀装置の横側壁とサイドカバーとの間に入り込んだ藁屑を容易に落下させることが可能であると共に、クローラ走行装置の後端部から跳ね上げられた泥を確実に受け止めることが可能なコンバインが要望されている。
本発明の特徴は、機体フレームを支持するクローラ走行装置と、前記機体フレームに支持され、刈取穀稈を脱穀する脱穀装置と、前記脱穀装置の横側壁を横外方から覆うサイドカバーと、を備えているコンバインであって、前記横側壁と前記サイドカバーとの間に、後下がりに傾斜する後傾斜部材が複数設けられ、複数の前記後傾斜部材は、上下方向及び前後方向に間隔をあけて、側面視で前記クローラ走行装置の後端部から跳ね上がる泥の跳ね上がり方向における異なる位置に配置されていることにある。
本特徴構成によれば、脱穀装置の横側壁とサイドカバーとの間に藁屑が入り込んでも、当該藁屑が複数の後傾斜部材の上下方向及び前後方向の隙間を通って落下することになる。これにより、脱穀装置の横側壁とサイドカバーとの間に入り込んだ藁屑を容易に落下させることができる。
また、クローラ走行装置の後端部に近い側の後傾斜部材及びクローラ走行装置の後端部から遠い側の後傾斜部材によって、クローラ走行装置の後端部から跳ね上げられた泥を受け止める機会が複数回確保されることになる。これにより、クローラ走行装置の後端部から跳ね上げられた泥を確実に受け止めることができる。
さらに、本発明において、複数の前記後傾斜部材は、側面視で前記跳ね上がり方向に交差する方向における異なる範囲に及ぶ状態で配置されていると好適である。
本特徴構成によれば、クローラ走行装置の後端部から跳ね上げられた泥を、複数の後傾斜部材によって広い範囲で待ち受けることになる。これにより、クローラ走行装置の後端部から跳ね上げられた泥を、より確実に受け止めることができる。
さらに、本発明において、前記後傾斜部材として、第一後傾斜部材と、前記第一後傾斜部材よりも後側に位置する第二後傾斜部材と、が備えられていると好適である。
本特徴構成によれば、前側の第一後傾斜部材及び後側の第二後傾斜部材によって、クローラ走行装置の後端部から跳ね上げられた泥を受け止める機会が二回確保されることになる。これにより、後傾斜部材の個数を抑えながら、クローラ走行装置の後端部から跳ね上げられた泥を確実に受け止めることができる。
さらに、本発明において、前記脱穀装置は、二番物の穀粒を回収する二番回収部を有し、前記二番回収部は、二番物の穀粒を機体左右方向に搬送する二番スクリュを有し、前記二番スクリュに、前記二番スクリュを駆動するための駆動力が伝達される二番入力回転体が設けられ、前記第一後傾斜部材は、前記二番入力回転体の下方に配置されていると好適である。
本特徴構成によれば、クローラ走行装置の後端部から二番入力回転体に向かって跳ね上げられた泥が第一後傾斜部材によって受け止められることになる。これにより、クローラ走行装置の後端部から跳ね上げられた泥が二番入力回転体に付着するのを防止することができる。
さらに、本発明において、前記第一後傾斜部材の上端部から前下方に延びる状態で前下がりに傾斜する前傾斜部材が設けられていると好適である。
本特徴構成によれば、クローラ走行装置の後端部から第一後傾斜部材の前方に跳ね上げられた泥が前傾斜部材によって受け止められることになる。これにより、クローラ走行装置の後端部から跳ね上げられた泥が第一後傾斜部材の前方を通過するのを防止することができる。
さらに、本発明において、前記脱穀装置は、穀粒を揺動選別する揺動選別装置を有し、前記揺動選別装置は、シーブケースと、前記シーブケースを揺動駆動する揺動駆動機構と、を有し、前記揺動駆動機構に、前記揺動駆動機構を駆動するための駆動力が伝達される揺動入力回転体が設けられ、前記第二後傾斜部材は、前記揺動入力回転体の下方に配置されていると好適である。
本特徴構成によれば、クローラ走行装置の後端部から揺動入力回転体に向かって跳ね上げられた泥が第一後傾斜部材によって受け止められることになる。これにより、クローラ走行装置の後端部から跳ね上げられた泥が揺動入力回転体に付着するのを防止することができる。
さらに、本発明において、前記第二後傾斜部材は、前記横側壁の後端部に対応する位置まで後下方に延びて、前記横側壁の後端部に対応する位置から前記横側壁の下端部に対応する高さ位置まで下方に延びていると好適である。
本特徴構成によれば、クローラ走行装置の後端部から跳ね上げられた泥を、第二後傾斜部材及び第二後傾斜部材の下端部から下方に延びる部分によって広い範囲で待ち受けることになる。これにより、クローラ走行装置の後端部から跳ね上げられた泥を、より確実に受け止めることができる。
さらに、本発明において、前記後傾斜部材として、前記第二後傾斜部材よりも前側で前記第一後傾斜部材よりも上側に位置する第三後傾斜部材が備えられ、前記第一後傾斜部材は、側面視で前記第二後傾斜部材と前記第三後傾斜部材との隙間を前記クローラ走行装置の後端部側から覆うように構成されていると好適である。
本特徴構成によれば、クローラ走行装置の後端部から第二後傾斜部材と第三後傾斜部材との隙間に向かって跳ね上げられた泥が第一後傾斜部材によって受け止められることになる。これにより、クローラ走行装置の後端部から跳ね上げられた泥が第二後傾斜部材と第三後傾斜部材との隙間を通過するのを防止することができる。
コンバインを示す左側面図である。 脱穀装置を示す左側面断面図である。 脱穀装置を示す左側面図である。 第一後傾斜部材、第二後傾斜部材、第三後傾斜部材、縦壁部材、前傾斜部材及びこれらの周辺構造を示す左側面図である。 第一後傾斜部材、第二後傾斜部材、縦壁部材、前傾斜部材及びこれらの周辺構造を示す平面図である。 第一後傾斜部材、第二後傾斜部材、第三後傾斜部材、縦壁部材及びこれらの周辺構造を示す背面図である。
本発明を実施するための形態について、図面に基づき説明する。なお、以下の説明では、矢印Fの方向を「機体の前方」、矢印Bの方向を「機体の後方」、矢印Fの方向に向かって左側の方向を「機体の左方」、矢印Fの方向に向かって右側の方向を「機体の右方」とする。
〔コンバインの全体構成〕
図1には、自脱型コンバインを示している。本コンバインには、走行機体1が備えられている。走行機体1には、機体フレーム2と、機体フレーム2を支持するクローラ走行装置3と、が備えられている。走行機体1の前方には、植立穀稈を刈り取る刈取部4が設けられている。走行機体1の前部には、運転部5が設けられている。運転部5の下方には、エンジンEが設けられている。
刈取部4の後方には、刈取穀稈を脱穀して脱穀処理物を選別する脱穀装置6が設けられている。脱穀装置6の左側部には、刈取穀稈を搬送するフィードチェーン7が設けられている。脱穀装置6は、走行機体1において、左側に配置されている。脱穀装置6の右隣には、穀粒を貯留する穀粒貯留タンク8が設けられている。脱穀装置6及び穀粒貯留タンク8は、機体フレーム2に支持されている。穀粒貯留タンク8には、穀粒貯留タンク8内の穀粒を排出する穀粒排出装置9が接続されている。脱穀装置6の後部には、排藁を搬送する排藁搬送装置17が設けられている。脱穀装置6の後方には、排藁を切断する排藁切断装置18が設けられている。
〔脱穀装置〕
図2に示すように、脱穀装置6には、刈取穀稈を脱穀する脱穀部10と、脱穀部10の下方に設けられ、脱穀処理物を選別する選別部11と、が備えられている。脱穀部10には、機体前後方向に沿って延びる回転軸心Y1周りで回転可能な扱胴12と、扱胴12を収容する扱室13と、扱胴12の周囲に設けられる受網14と、脱穀処理物を拡散させながら切れ藁と穀粒とを分離する分離ドラム15と、塵埃を外部に排出する排塵ファン16と、が備えられている。
選別部11には、穀粒を揺動選別する揺動選別装置21と、揺動選別装置21における下部側の領域(精選別領域)に選別風を送風する主唐箕22と、揺動選別装置21における上部側の領域(粗選別領域)に選別風を送風する第一副唐箕29と、揺動選別装置21における後部側の領域に選別風を送風する第二副唐箕30と、揺動選別装置21の下方に設けられ、一番物の穀粒(単粒化穀粒等)を回収する一番回収部23と、揺動選別装置21の下方に設けられ、二番物の穀粒(枝梗付き穀粒等)を回収する二番回収部24と、が備えられている。
一番回収部23には、一番物の穀粒を右方に搬送する一番スクリュ25が備えられている。一番回収部23の右端部には、一番スクリュ25からの一番物の穀粒を穀粒貯留タンク8に向けて揚穀する揚穀装置26が接続されている。二番回収部24には、二番物の穀粒を右方に搬送する二番スクリュ27が備えられている。二番回収部24の右端部には、二番スクリュ27からの二番物の穀粒を揺動選別装置21に還元する二番還元装置28が接続されている。
揺動選別装置21には、シーブケース32と、シーブケース32を揺動駆動する揺動駆動機構33と、が備えられている。シーブケース32は、前部を支点(支点32a)として揺動駆動可能に構成されている。揺動駆動機構33は、シーブケース32の後方に設けられている。揺動駆動機構33には、揺動駆動機構33を駆動するための駆動力が伝達される揺動駆動軸34が備えられている。揺動駆動軸34は、偏心して回転するように構成されている。
図1に示すように、脱穀装置6の左側壁6A(本発明に係る「横側壁」に相当。図4参照)を横外方(左方)から覆うサイドカバー35が設けられている。サイドカバー35は、上側のカバー体36と下側のカバー体37とに上下に分割されて構成されている。上側のカバー体36は、前側の上カバー体36Aと後側の上カバー体36Bとに前後に分割されて構成されている。下側のカバー体37は、前側の下カバー体37Aと後側の下カバー体37Bとに前後に分割されて構成されている。
〔動力伝達構成〕
図3に示すように、一番スクリュ25に動力を伝達するベルト伝動機構38が設けられている。ベルト伝動機構38には、出力プーリ(図示省略)と、入力プーリ38Aと、伝動ベルト38Bと、が備えられている。
前記出力プーリは、ギヤケース(図示省略)の出力軸に設けられている。入力プーリ38Aは、一番スクリュ25の回転軸25aに設けられている。伝動ベルト38Bは、前記出力プーリ及び入力プーリ38Aに巻回されている。
二番スクリュ27、分離ドラム15、フィードチェーン7に動力を伝達するベルト伝動機構39が設けられている。フィードチェーン7を駆動する駆動ケース40が設けられている。ベルト伝動機構39には、出力プーリ39Aと、入力プーリ39B(本発明に係る「二番入力回転体」に相当)、入力プーリ39C、入力プーリ39Dと、アイドラプーリ39Eと、伝動ベルト39Fと、が備えられている。
出力プーリ39Aは、一番スクリュ25の回転軸25aに設けられている。入力プーリ39Bは、二番スクリュ27の回転軸27aに設けられている。入力プーリ39Cは、分離ドラム15の回転軸15aに設けられている。入力プーリ39Dは、駆動ケース40の入力軸40aに設けられている。アイドラプーリ39Eは、回転軸41に回転可能に支持されている。伝動ベルト39Fは、出力プーリ39A、入力プーリ39B、入力プーリ39C、入力プーリ39D及びアイドラプーリ39Eに巻回されている。
揺動選別装置21に動力を伝達するベルト伝動機構42が設けられている。ベルト伝動機構42には、出力プーリ42Aと、入力プーリ42B(本発明に係る「揺動入力回転体」に相当)と、伝動ベルト42Cと、が備えられている。
出力プーリ42Aは、アイドラプーリ39Eと一体回転可能に構成されている。入力プーリ42Bは、揺動駆動機構33の揺動駆動軸34に設けられている。伝動ベルト42Cは、出力プーリ42A及び入力プーリ42Bに巻回されている。
〔後傾斜部材〕
図3から図6に示すように、脱穀装置6の左側壁6Aとサイドカバー35との間に、後下がりに傾斜する後傾斜部材43が設けられている。本実施形態では、後傾斜部材43として、第一後傾斜部材44と、第二後傾斜部材45と、第三後傾斜部材46と、が備えられている。
第一後傾斜部材44は、二番スクリュ27を駆動するための駆動力が伝達される入力プーリ39Bの下方に配置されている。第一後傾斜部材44は、板状部材によって構成されている。第一後傾斜部材44は、クローラ走行装置3の後端部よりも後側に位置している。第一後傾斜部材44は、側面視で第二後傾斜部材45と第三後傾斜部材との隙間Gをクローラ走行装置3の後端部側から覆うように構成されている。
第一後傾斜部材44の上端部から前下方に延びる状態で前下がりに傾斜する前傾斜部材47が設けられている。前傾斜部材47は、板状部材によって構成されている。前傾斜部材47は、クローラ走行装置3の後端部よりも後側に位置している。前傾斜部材47は、第一後傾斜部材44と一体に構成されている。第一後傾斜部材44及び前傾斜部材47は、ステー48を介して機体フレーム2に支持されている。
第二後傾斜部材45は、揺動駆動機構33を駆動するための駆動力が伝達される入力プーリ42Bの下方に配置されている。第二後傾斜部材45は、クローラ走行装置3の後端部よりも後側に位置している。第二後傾斜部材45は、第一後傾斜部材44よりも後側に位置している。具体的には、第二後傾斜部材45は、第一後傾斜部材44の後上方に位置している。第二後傾斜部材45は、板状部材によって構成されている。第二後傾斜部材45は、脱穀装置6の左側壁6Aの後端部に対応する位置まで後下方に延びている。
第二後傾斜部材45の下端部から下方に延びる縦壁部材49が設けられている。縦壁部材49は、板状部材によって構成されている。縦壁部材49は、第二後傾斜部材45と一体に構成されている。すなわち、第二後傾斜部材45は、脱穀装置6の左側壁6Aの後端部に対応する位置まで後下方に延びて、脱穀装置6の左側壁6Aの後端部に対応する位置から脱穀装置6の左側壁6Aの下端部に対応する高さ位置まで下方に延びている。第二後傾斜部材45及び縦壁部材49は、ステー50を介して機体フレーム2に支持されている。縦壁部材49の下端は、機体フレーム2の下端よりも下側に食み出していない。
第三後傾斜部材46は、分離ドラム15を駆動するための駆動力が伝達される入力プーリ39Cの下方で、かつ、アイドラプーリ39E及び出力プーリ42Aの下方に配置されてる。第三後傾斜部材46は、第一後傾斜部材44よりも前側で、かつ、第二後傾斜部材45よりも上側に位置している。第三後傾斜部材46は、板状部材によって構成されている。第三後傾斜部材46は、内カバー51に支持されている。内カバー51は、サイドカバー35と脱穀装置6の左側壁6Aとの間に設けられている。
図4には、前進走行時において、クローラ走行装置3の後端部から跳ね上がる泥の跳ね上がり方向をD1で示している。本実施形態では、前進走行時において、クローラ走行装置3の後端部から跳ね上がる泥の跳ね上がり方向D1を後上方として想定している。
図4に示すように、第一後傾斜部材44の上端部と第二後傾斜部材45の下端部とは、上下方向に間隔L1があいている。第一後傾斜部材44の下端部と第二後傾斜部材45の上端部とは、前後方向に間隔L2があいている。
第一後傾斜部材44及び第二後傾斜部材45は、側面視でクローラ走行装置3の後端部から跳ね上がる泥の跳ね上がり方向D1における異なる位置に配置されている。具体的には、第一後傾斜部材44及び第二後傾斜部材45は、側面視でクローラ走行装置3の後端部から跳ね上がる泥の跳ね上がり方向D1において、第一後傾斜部材44がクローラ走行装置3の後端部に近い位置に位置し、かつ、第二後傾斜部材45がクローラ走行装置3の後端部から遠い位置に位置するように配置されている。
第一後傾斜部材44の上端部と第三後傾斜部材46の下端部とは、上下方向に間隔L3があいている。第二後傾斜部材45の上端部と第三後傾斜部材46の下端部とは、前後方向に間隔L4があいている。第一後傾斜部材44の下端部と縦壁部材49の下端部とは、前後方向に間隔L5があいている。
第一後傾斜部材44、第二後傾斜部材45及び第三後傾斜部材46は、側面視でクローラ走行装置3の後端部から跳ね上がる泥の跳ね上がり方向D1における異なる位置に配置されている。具体的には、第一後傾斜部材44、第二後傾斜部材45及び第三後傾斜部材46は、側面視でクローラ走行装置3の後端部から跳ね上がる泥の跳ね上がり方向D1において、第一後傾斜部材44がクローラ走行装置3の後端部に近い位置に位置し、かつ、第二後傾斜部材45がクローラ走行装置3の後端部から遠い位置に位置し、かつ、第三後傾斜部材46が第一後傾斜部材44と第二後傾斜部材45との間に位置するように配置されている。
このように、第一後傾斜部材44、第二後傾斜部材45及び第三後傾斜部材46は、上下方向及び前後方向に間隔をあけて、側面視でクローラ走行装置3の後端部から跳ね上がる泥の跳ね上がり方向D1における異なる位置に配置されている。第一後傾斜部材44、第二後傾斜部材45及び第三後傾斜部材46は、側面視でクローラ走行装置3の後端部から跳ね上がる泥の跳ね上がり方向D1に交差する方向における異なる範囲に及ぶ状態で配置されている。
前傾斜部材47よりも前側において、伝動ベルト39Fの下方には、前下がりに傾斜する前傾斜部材52及び後下がりに傾斜する後傾斜部材53が夫々複数設けられている。本実施形態では、前から順に、五つの前傾斜部材52及び二つの後傾斜部材53が機体前後方向に間隔をあけて設けられている。後ろから二番目に位置する後傾斜部材53と後ろから三番目に位置する前傾斜部材52とは、一体に構成されている。前傾斜部材52及び後傾斜部材53は、ステー54を介して機体フレーム2に支持されている。
図4において、第二後傾斜部材45上に落下した藁屑の流れをF1で示し、第三後傾斜部材46上に落下した藁屑の流れをF2で示している。F1に対応する藁屑は、主に排藁切断装置18からの藁屑である。F2に対応する藁屑は、主に分離ドラム15からの藁屑である。
分離ドラム15等からの藁屑が第三後傾斜部材46上に落下すると、当該藁屑が第三後傾斜部材46に沿って滑り落ちることになる。そして、第三後傾斜部材46からの藁屑は、間隔L4に対応する隙間(隙間G)を通って落下し、次いで、間隔L5に対応する隙間を通って落下し、最終的には、脱穀装置6の左側壁6Aとサイドカバー35との隙間の下部から外部に抜け出ることになる。
排藁切断装置18等からの藁屑が第二後傾斜部材45上に落下すると、当該藁屑が第二後傾斜部材45に沿って滑り落ちることになる。そして、第二後傾斜部材45からの藁屑は、縦壁部材49の後方を通って落下し、最終的には、脱穀装置6の左側壁6Aとサイドカバー35との隙間の下部から外部に抜け出ることになる。
前進走行時において、クローラ走行装置3の後端部から後上方(図4に示す泥の跳ね上がり方向D1を参照)に泥が跳ね上げられた場合、当該泥が第一後傾斜部材44及び第二後傾斜部材45によって受け止められることになる。これにより、クローラ走行装置3の後端部から後上方に跳ね上げられた泥が入力プーリ39B、入力プーリ42B、伝動ベルト39F及び伝動ベルト42C等に付着するのを防止することができる。
また、前進走行時において、クローラ走行装置3の後端部から上方や前上方に泥が跳ね上げられた場合(図4に示す泥の跳ね上がり方向D2を参照)、当該泥が前傾斜部材52及び後傾斜部材53によって受け止められることになる。これにより、クローラ走行装置3の後端部から上方や前上方に跳ね上げられた泥が入力プーリ38A、出力プーリ39A及び伝動ベルト39F等に付着するのを防止することができる。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、後傾斜部材43として、第一後傾斜部材44、第二後傾斜部材45及び第三後傾斜部材46が備えられている。しかし、後傾斜部材43として、第三後傾斜部材46が備えられていなくてもよい。あるいは、後傾斜部材43として、第一後傾斜部材44、第二後傾斜部材45及び第三後傾斜部材46に加えて、他の後傾斜部材43が一つ以上備えられていてもよい。
(2)上記実施形態では、第一後傾斜部材44は、二番スクリュ27を駆動するための駆動力が伝達される入力プーリ39Bの下方に配置されている。しかし、第一後傾斜部材44は、別の場所に配置されていてもよい。
(3)上記実施形態では、前傾斜部材47が設けられている。しかし、前傾斜部材47が設けられていなくてもよい。
(4)上記実施形態では、第二後傾斜部材45は、揺動駆動機構33を駆動するための駆動力が伝達される入力プーリ42Bの下方に配置されている。しかし、第二後傾斜部材45は、別の場所に配置されていてもよい。
(5)上記実施形態では、縦壁部材49が設けられている。しかし、縦壁部材49が設けられていなくてもよい。
本発明は、自脱型コンバインの他、全稈投入型コンバインにも利用可能である。
2 機体フレーム
3 クローラ走行装置
6 脱穀装置
6A 左側壁(横側壁)
21 揺動選別装置
24 二番回収部
27 二番スクリュ
32 シーブケース
33 揺動駆動機構
35 サイドカバー
39B 入力プーリ(二番入力回転体)
42B 入力プーリ(揺動入力回転体)
43 後傾斜部材
44 第一後傾斜部材
45 第二後傾斜部材
46 第三後傾斜部材
47 前傾斜部材
D1 クローラ走行装置の後端部から跳ね上がる泥の跳ね上がり方向
G 隙間

Claims (8)

  1. 機体フレームを支持するクローラ走行装置と、
    前記機体フレームに支持され、刈取穀稈を脱穀する脱穀装置と、
    前記脱穀装置の横側壁を横外方から覆うサイドカバーと、を備えているコンバインであって、
    前記横側壁と前記サイドカバーとの間に、後下がりに傾斜する後傾斜部材が複数設けられ、
    複数の前記後傾斜部材は、上下方向及び前後方向に間隔をあけて、側面視で前記クローラ走行装置の後端部から跳ね上がる泥の跳ね上がり方向における異なる位置に配置されているコンバイン。
  2. 複数の前記後傾斜部材は、側面視で前記跳ね上がり方向に交差する方向における異なる範囲に及ぶ状態で配置されている請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記後傾斜部材として、第一後傾斜部材と、前記第一後傾斜部材よりも後側に位置する第二後傾斜部材と、が備えられている請求項1又は2に記載のコンバイン。
  4. 前記脱穀装置は、二番物の穀粒を回収する二番回収部を有し、
    前記二番回収部は、二番物の穀粒を機体左右方向に搬送する二番スクリュを有し、
    前記二番スクリュに、前記二番スクリュを駆動するための駆動力が伝達される二番入力回転体が設けられ、
    前記第一後傾斜部材は、前記二番入力回転体の下方に配置されている請求項3に記載のコンバイン。
  5. 前記第一後傾斜部材の上端部から前下方に延びる状態で前下がりに傾斜する前傾斜部材が設けられている請求項4に記載のコンバイン。
  6. 前記脱穀装置は、穀粒を揺動選別する揺動選別装置を有し、
    前記揺動選別装置は、シーブケースと、前記シーブケースを揺動駆動する揺動駆動機構と、を有し、
    前記揺動駆動機構に、前記揺動駆動機構を駆動するための駆動力が伝達される揺動入力回転体が設けられ、
    前記第二後傾斜部材は、前記揺動入力回転体の下方に配置されている請求項3から5の何れか一項に記載のコンバイン。
  7. 前記第二後傾斜部材は、前記横側壁の後端部に対応する位置まで後下方に延びて、前記横側壁の後端部に対応する位置から前記横側壁の下端部に対応する高さ位置まで下方に延びている請求項3から6の何れか一項に記載のコンバイン。
  8. 前記後傾斜部材として、前記第二後傾斜部材よりも前側で前記第一後傾斜部材よりも上側に位置する第三後傾斜部材が備えられ、
    前記第一後傾斜部材は、側面視で前記第二後傾斜部材と前記第三後傾斜部材との隙間を前記クローラ走行装置の後端部側から覆うように構成されている請求項3から7の何れか一項に記載のコンバイン。
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