JP2022000574A - 締固め管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】積層されたコンクリート層間で生じる初期欠陥を防止し、各層を密実に締め固めることにも使用できるうえに、ケーブル部に装着することで多くのコンクリートの打込み現場で使用することができる締固め管理装置を提供する。【解決手段】締固め装置によるコンクリートの締固めを管理する締固め管理装置である。締固め装置10は、コンクリートCに挿入されて振動するバイブレータ11と、バイブレータに接続されるケーブル部12と、を有している。そして、締固め管理装置30は、ケーブル部に装着され、コンクリートの上面までの距離を測定する距離測定手段と、距離測定手段の測定値が所定値に到達してから、所定の時間を経過したことを報知する報知手段と、を有している。【選択図】図12

Description

本発明は、締固め装置によるコンクリートの締固めを管理する締固め管理装置に関するものである。
一般的に、コンクリートの打込みの高さの管理方法は、型枠の上側から作業員がスケール等の測定器を使用して各層のコンクリートの打込み高さを管理している。また、コンクリートの上面からの距離を測定する距離計測器を用いて、コンクリートの締固めを行うことが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の装置は、振動機のコンクリートへの挿入量を管理することができる。
特開2012−193601号公報
ところで、高さのあるコンクリート構造物を構築する場合、コンクリートを所定の厚さ(例えば、40〜50cm程度)で複数層に分割して打込み(打設)し、打ち込まれたコンクリートを十分に締め固めて、余分な空隙を排除したり、骨材が沈降して分離しないようにしたりする。この場合、振動機を下層のコンクリートに所定の量(例えば、10cm程度)まで挿入して、上下層のコンクリートを一体化することで、上層のコンクリートと、下層のコンクリートとの間に、締固め不足などを原因とする初期欠陥が生じることを防止する。
しかしながら、特許文献1に開示された構成では、振動機の下層のコンクリートへの挿入量を管理することができない。そのため、上層のコンクリートと、下層のコンクリートとの間に、締固め不足などを原因とする初期欠陥が生じる、という問題がある。
そこで、本発明は、積層されたコンクリート層間で生じる初期欠陥を防止し、各層を密実に締め固めることにも使用できるうえに、ケーブル部に装着することで多くのコンクリートの打込み現場で使用することができる締固め管理装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の締固め管理装置は、締固め装置によるコンクリートの締固めを管理する締固め管理装置において、前記締固め装置は、前記コンクリートに挿入されて振動する振動部と、前記振動部に接続されるケーブル部と、を有している。
そして、締固め管理装置は、前記ケーブル部に装着され、前記コンクリートの上面までの距離を測定する距離測定手段と、前記距離測定手段の測定値が所定値に到達してから、所定の時間を経過したことを報知する報知手段と、を有することを特徴とする。
ここで、本発明の締固め管理装置おいて、前記報知手段は、発光手段を有し、前記発光手段が、発光状態を変化可能とすることもできる。
また、本発明の締固め管理装置は、前記ケーブル部に着脱可能とすることもできる。
このように構成された本発明の締固め管理装置は、積層してコンクリートを打込む場合、上層のコンクリートと下層のコンクリートとの間で、締固め不足や過剰な締固めによる初期欠陥が発生することを抑制することができる。
また、本発明の締固め管理装置は、ケーブル部に装着することで、多くのコンクリートの打込み現場で使用することができるようになる。
また、本発明の締固め管理装置は、前記報知手段は、発光手段を有し、前記発光手段は、発光状態を変化可能とすることで、作業者は、締固め時間を、発光手段の発光状態によって把握することができるとともに、管理することができる。
また、本発明の締固め管理装置は、前記ケーブル部に着脱可能とすることで、締固め管理装置を、多くのコンクリートの打込み現場で、使用することができる。
実施例1のコンクリートの打込みに関する全体構成を示す構成図である。 実施例1の電光掲示板を説明する説明図である。 実施例1の締固め管理装置の構成を示す構成図である。 実施例1の締固め管理装置の構成を上方から示す斜視図である。 実施例1の締固め管理装置の構成を下方から示す斜視図である。 実施例1の締固め管理システムの構成を説明するブロック図である。 実施例1のコンクリートの打込みの手順を説明するフローチャートである。 実施例1のコンクリート層厚管理工程及び挿入量検知工程を説明する説明図である。 実施例1の挿入量検知工程と挿入時間管理工程の流れを説明するフローチャートである。 実施例1の締固め管理装置の電源投入状態を説明する説明図である。 実施例1の締固め管理装置の締固め位置での初期状態を説明する説明図である。 実施例1の締固め管理装置の締固め位置で所定期間経過後の状態を説明する説明図である。
以下、本開示によるコンクリートの打込み方法及び締固め管理装置を実現する最良の実施形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
実施例1におけるコンクリートの打込み方法及び締固め管理装置は、例えば、図1に示すように、鉄筋6を有する鉄筋コンクリート構造物を構築する際に適用される。
以下、実施例1の構成を、「全体構成」、「締固め管理装置の構成」、「締固め管理システムの構成」、「コンクリートの打込みの手順」、に分けて説明する。
[全体構成]
図1は、実施例1のコンクリートの打込みに関する全体構成を示す構成図である。図2は、実施例1の電光掲示板を説明する説明図である。
以下、図1及び図2に基づいて、コンクリートの打込みに関する全体構成を説明する。
コンクリートの打込みは、図1に示すように、締固め装置10と、コンクリート層厚管理装置20と、締固め管理装置30と、を用いて行われる。
締固め装置10は、コンクリートの内部に挿入する振動部としてのバイブレータ11と、バイブレータ11に接続されるケーブル部12と、を備える。
コンクリート層厚管理装置20は、距離計測手段としてのレーザ距離計21と、表示手段としての電光掲示板23と、を備える。
レーザ距離計21は、例えば型枠5又は作業台8の上部に固定され、型枠5内に供給されたコンクリートCの上面までの距離を計測する。
レーザ距離計21は、送信部22を有する。送信部22は、計測された距離情報を電光掲示板23に送信する。
電光掲示板23は、作業者Mの見やすい場所に設置される。電光掲示板23は、受信部24を有する。受信部24は、レーザ距離計21の送信部22から送信された距離情報を受信する。受信部24にて受信された情報は、電光掲示板23に表示される。
電光掲示板23には、図2に示すように、例えば、計測時刻の情報、供給されたコンクリートが何層目であるかの情報、設計情報、計測情報、層厚情報等を表示する。なお、後述する締固め位置検知情報を表示しても良い。
締固め管理装置30は、締固め装置10のケーブル部12に設けられ、コンクリートCに挿入されないようになっている。
型枠5の内側には、鉄筋6が縦横に配置される。コンクリートCは、アジテータ車等のコンクリート供給源に接続されたコンクリート供給ホース7から、型枠5の内側に、複数層に分割して供給される。型枠5の上方には、作業台8が設けられる。作業者Mは、作業台8に乗って、締固め装置10を操作する。
[締固め管理装置の構成]
図3は、実施例1の締固め管理装置の構成を示す構成図である。図4は、実施例1の締固め管理装置の構成を上方から示す斜視図である。図5は、実施例1の締固め管理装置の構成を下方から示す斜視図である。以下、図3〜図5に基づいて、締固め管理装置の構成を説明する。
締固め管理装置30は、図3に示すように、ケーブル部12に着脱可能に取り付けられる。締固め管理装置30は、図4及び図5に示すように、第1ハウジング31と、第2ハウジング32と、ヒンジ33と、報知手段の一例である発光手段としてのLED34と、距離測定手段としての距離センサ35と、バッテリ36と、制御部40としての制御基板と、平面位置情報を取得する手段としてのGPS受信部51と、位置情報送信部52と、を備える。
第1ハウジング31と、第2ハウジング32とは、ヒンジ33を介して開閉可能となっている。第1ハウジング31と第2ハウジング32は、外部からの水の浸入や衝撃に耐えるため、カバーで覆われている。
LED34は、赤色LED34aと、緑色LED34bとで構成される。赤色LED34a及び緑色LED34bは、各ハウジング31,32の上部に、上方に向けて設けられる。このため、バイブレータ11をコンクリートCに挿入した状態で、作業台8にいる作業者Mが、LED34の光を視認できるようになっている。赤色LED34a及び緑色LED34bは、点灯、消灯、及び点滅、並びにこれらの時間の切り替えが可能となっている。
距離センサ35は、例えば超音波式又は静電容量式のものを使用する。距離センサ35は、各ハウジング31,32の下部に設けられる。距離センサ35は、供給されたコンクリートCの上面までの距離を測定する。
ところで、一般的に使用される距離センサとして赤外線センサがある。距離センサとして赤外線センサを使用すると、外乱光が多い屋外環境やコンクリート上面に上昇した混練水による乱反射によって、正確な距離を計測できない、という問題がある。
一方、超音波式の距離センサは、距離分解能が比較的低いが、混練水などの影響を受けにくいため採用した。しかし、打設時に均一ではないコンクリート表面の高さが距離計測精度に影響することを考慮して、2つの超音波センサの平均値から距離を求めても良い。
また、静電容量式の距離センサは、コンクリート表面との距離を長く取れないが、非接触でコンクリートの有無を正確に判断することができる。また、計測する物質によって静電誘導の反応が異なるため、鉄筋とコンクリートを識別することが可能になり、配筋による距離の誤計測を防止することができる。
バッテリ36は、例えば9Vの乾電池を使用する。バッテリ36は、第2ハウジング32の内側に配置される。制御基板(制御部40)は、第1ハウジング31の内側に配置される。平面位置情報を取得する手段としてのGPS受信部51は、第1ハウジング31の外側に配置される。GPS受信部51は、GPS衛星からGPS信号を受信する。位置情報送信部52は、第1ハウジング31の外側に配置される。位置情報送信部52は、設定した締固め時間で作業を完了した情報、締固めした位置の情報等を電光掲示板23に送信する。
ところで、建築工事などの建物内や山間部で使用する場合、GPS(GNSS)の信号が遮られて受信できないことがある。その場合、Wi−FiやBluetooth(登録商標)等の電波強度を利用して、締固めした位置の情報を取得しても良い。具体的には、コンクリート打込みエリアの周辺に、基地局やアクセスポイント、ビーコン等を設置し、センサ本体やバイブレータを持っている作業者に送受信装置やスマートフォンを保有させることで位置を計測する。
また、センサ本体やバイブレータを持っている作業者に、マーカーや発光体を取り付け、エリアカメラやステレオカメラ等でコンクリート打込みエリアを撮像範囲とすることで締固めした位置の情報を取得しても良い。エリアカメラの場合、平面的な位置情報しか得られていないため、コンクリート打込みエリアにQRコード(登録商標)等のマーカーを設置し、画像上の位置を特定する。ステレオカメラの場合、オクルージョンが発生しないようにコンクリート打込みエリアの周囲に複数台のカメラを設置し、各カメラで得られた3次元情報を統合する。
締固め管理装置30は、ボルト37とナット38により、ケーブル部12に着脱可能となっている。
[締固め管理システムの構成]
図6は、実施例1の締固め管理システムの構成を説明するブロック図である。以下、図6に基づいて、締固め管理システムの構成を説明する。
制御部40は、CPU41と、RAM42と、ROM43と、タイマ44と、を備える。
CPU41は、演算手段であり、締固め管理装置30全体の動作を制御する。RAM42は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU41が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM43は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体である。ROM43には、予め締固め管理装置30の取付位置情報と、下層のコンクリートC1へのバイブレータ11の挿入深さの設定値と、各層のコンクリート厚の情報と、が入力される。
ここで、締固め管理装置30の取付位置情報は、バイブレータ11の先端から、締固め管理装置30を取り付けた位置までの距離L1である(図8参照)。下層のコンクリートC1へのバイブレータ11の挿入深さの設定値は、バイブレータ11が下層のコンクリートC1へ挿入する設計値の挿入深さL2である(図8参照)。各層のコンクリート厚の情報は、レーザ距離計21が計測した計測情報に基づいて、算出された各層のコンクリート厚(厚さH)である(図8参照)。
タイマ44は、LED34の点灯時間や点滅時間をカウントする。
制御部40の入力ポートには、距離センサ35とGPS受信部51が接続される。制御部40の出力ポートには、LED34と位置情報送信部52が接続される。
制御部40は、距離センサ35からの情報に基づいて、LED34の点灯・消灯・点滅を制御する。制御部40は、GPS受信部51から情報に基づいて、締固めの平面位置情報を位置情報送信部52に送信する。
[コンクリートの打込みの手順]
次に、コンクリートの打込みの手順を説明する。図7は、実施例1のコンクリートの打込みの手順を説明するフローチャートである。
図7に示すように、コンクリートの打込みは、「最下層コンクリート充填工程」、「最下層コンクリート締固め工程」、「上層コンクリート充填工程」、「コンクリート層厚管理工程」、「バイブレータ挿入工程」、「挿入量検知工程」、「締固め工程」、「挿入時間管理工程」、「締固め位置検知工程」、を経て行われる。
(最下層コンクリート充填工程)
最下層コンクリート充填工程では、コンクリート供給ホース7から、コンクリートが型枠5の内側に供給され、最下層のコンクリートC1を充填する(ステップS1)。
(最下層コンクリート締固め工程)
最下層コンクリート締固め工程では、作業者Mが、締固め装置10を電源ONにし、バイブレータ11を最下層のコンクリートC1に挿入し、締固めを行う(ステップS2)。
(上層コンクリート充填工程)
上層コンクリート充填工程では、コンクリート供給ホース7から、コンクリートが型枠5の内側に供給され、下層のコンクリートC1の上面に上層のコンクリートC2を充填する(ステップS3)。
(コンクリート層厚管理工程)
次に、コンクリート層厚管理工程を説明する。図8は、実施例1のコンクリート層厚管理工程及び挿入量検知工程を説明する説明図である。なお、図8では、説明の都合により、コンクリート供給ホース7と鉄筋6を省略して記載している。
コンクリート層厚管理工程では、作業者Mは、レーザ距離計21が計測した情報を、電光掲示板23から把握し、各層のコンクリート厚を管理する(ステップS4)。具体的には、図8に示すように、レーザ距離計21が、供給されたコンクリートの上面までの距離を計測する。この計測情報は、レーザ距離計21の送信部22から、電光掲示板23に向けて送信される。電光掲示板23の受信部24は、レーザ距離計21の送信部22から送信された情報を受信する。受信部24が受信した情報は、電光掲示板23に表示される。電光掲示板23には、図示しない制御部が設けられ、この制御部が、レーザ距離計が計測した計測情報に基づいて、各層のコンクリート厚を算出する。この算出された情報は、電光掲示板23に表示される。作業者Mは、電光掲示板23に表示された情報により、各層のコンクリート厚を把握する。これにより、作業者Mは、各層のコンクリート厚を管理する。
即ち、図8に示すように、作業者Mは、最下層のコンクリートC1の上面までの距離D1と、上層のコンクリートC2の上面までの距離D2を管理する。そのため、作業者Mは、各層のコンクリート厚を厚さHに管理することができる。
(バイブレータ挿入工程)
バイブレータ挿入工程では、上層のコンクリートC1から下層のコンクリートC2に向けて、バイブレータ11を挿入する(ステップS5)。
(挿入量検知工程)
挿入量検知工程(ステップS6)では、図8に示すように、各層のコンクリート厚の厚さHと、バイブレータ11の先端から締固め管理装置30を取り付けた位置までの距離L1と、距離センサ35により測定されたコンクリートCの上面までの距離D4と、の情報に基づいて、挿入量を検知する。具体的には、バイブレータ11が下層のコンクリートC1に、所定量まで挿入された際、制御部40は、赤色LED34aを消灯し、緑色LED34bを点灯する。挿入量検知工程の流れについては、後述する。
(締固め工程)
締固め工程では、バイブレータ11が下層のコンクリートC1に、所定量まで挿入された状態で、作業者Mが、締固め装置10を電源ONにし、締固めを行う(ステップS7)。なお、締固め装置10を電源ONにするタイミングは、この態様に限定されず、例えばバイブレータ挿入工程で締固め装置10を電源ONにしても良い。
(挿入時間管理工程)
挿入時間管理工程では、バイブレータ11が下層のコンクリートC1に、所定量まで挿入された状態における挿入時間を管理する(ステップS8)。具体的には、バイブレータ11が下層のコンクリートC1に所定量まで挿入された状態が、所定の時間(例えば、5秒、10秒又は15秒)を経過すると、制御部40は、点灯していた緑色LED34bを点滅する。挿入時間管理工程の流れについては、後述する。
(締固め位置検知工程)
締固め位置検知工程では、GPS衛星からGPS受信部51で受信したGPS信号に基づいて、制御部40が締固めした平面位置を算出する(ステップS9)。締固めの平面位置情報は、位置情報送信部52から電光掲示板23に向けて送信され、電光掲示板23の受信部24によって受信される。受信部24によって受信された締固めの平面位置情報は、電光掲示板23に表示される。
建築工事などの建物内や山間部で使用する場合は、Wi−FiやBluetooth等の電波強度を利用して、締固めした位置の情報を取得しても良いし、エリアカメラやステレオカメラ等で締固めした位置の情報を取得しても良い。
次いで、上層のコンクリートC2の上層に、さらに上層のコンクリートを形成するか否かの判断を作業者Mが行う(ステップS10)。上層のコンクリートを形成すると判断した場合(ステップS10でYES)、ステップS3に戻る。一方、上層のコンクリートを形成しないと判断した場合(ステップS10でNO)、コンクリートの打込み作業を終了し、仕上げ作業に入る。
次に、挿入量検知工程と挿入時間管理工程の流れを説明する。図9は、実施例1の挿入量検知工程と挿入時間管理工程の流れを説明するフローチャートである。以下、図9に基づいて、挿入量検知工程と挿入時間管理工程の流れを説明する。
図9に示すように、締固め管理装置30を電源ONにすると、制御部40は、赤色LED34aを点灯する(ステップS11)。次いで、制御部40は、距離センサ35の測定した距離D4が、所定値に達したか否かを判断する(ステップS12)。即ち、ステップS12では、バイブレータ11が、下層のコンクリートC1に所定の挿入量(例えば、10cm)まで挿入されたか否かを判断する。距離センサ35の測定した距離D4が、所定の値に達したと判断した場合(ステップS12でYES)、ステップS13に進む。一方、距離センサ35の測定した距離D4が、所定の値を達していないと判断した場合(ステップS12でNO)、ステップS12に戻る。
次いで、制御部40は、赤色LED34aを消灯し、緑色LED34bを点灯する(ステップS13)。即ち、ステップS13では、バイブレータ11が、下層のコンクリートC1に所定の挿入量(例えば、10cm)まで挿入されたことを報知する。
次いで、制御部40は、タイマ44を起動し(ステップS14)、ステップS15に進む。ステップS15では、制御部40は、タイマ44が所定のカウント値(例えば、5秒,10秒又は15秒)をカウントしたか否かを判断する。即ち、ステップS15では、バイブレータ11が、下層のコンクリートC1に所定の挿入量まで挿入された状態で、所定の時間が経過したか否かを判断する。タイマ44が所定のカウント値をカウントしたと判断した場合(ステップS15でYES)、ステップS16に進む。一方、タイマ44が所定のカウント値をカウントしていないと判断した場合(ステップS15でNO)、ステップS15に戻る。
次いで、制御部40は、タイマ44をリセットし、緑色LED34bを点滅させる(ステップS16)。次いで、制御部40は、距離センサ35の測定した距離D4が、所定の値より大きいか否かを判断する(ステップS17)。即ち、ステップS17では、バイブレータ11が、コンクリートCから引き抜かれたか否かを判断する。距離センサ35の測定した距離D4が、所定の値より大きい場合(ステップS17でYES)、ステップS11に戻る。一方、距離センサ35の測定した距離D4が、所定の値より小さい場合(ステップS17でNO)、この処理を終了する。
次に、作用を説明する。
実施例1のコンクリートの打込み方法及び締固め管理装置における作用を、「コンクリートの打込み方法の比較作用」、「コンクリートの打込み方法の他の特徴作用」、「締固め管理装置の比較作用」、[締固め管理装置の他の特徴作用]、に分けて説明する。
[コンクリートの打込み方法の比較作用]
例えば、各層のコンクリート厚を管理しない場合を比較例とする。
比較例の場合、各層のコンクリートが十分に締固めできているのか不明であるとともに、バイブレータを下層のコンクリートへ挿入する挿入量を管理することができない。そのため、上層のコンクリートと、下層のコンクリートとの間に、締固め不足などを原因とする初期欠陥が生じる、という課題がある。
これに対し、実施例1では、充填された下層のコンクリートC1の上面に、上層のコンクリートC2を充填する上層コンクリート充填工程を有するコンクリートの打込み方法において、上層のコンクリート厚を管理するコンクリート層厚管理工程と、上層のコンクリートC2から下層のコンクリートC1に向けて、バイブレータ11を挿入する挿入工程と、バイブレータ11を、下層のコンクリートC1に所定の挿入量まで挿入したことを検知する挿入量検知工程と、バイブレータ11が所定の挿入量まで挿入した状態で振動する締固め工程と、を含む(図8)。
これにより、作業者Mは、バイブレータ11を、下層のコンクリートC2に、適正な量まで挿入することができる。そのため、上層のコンクリートC2と下層のコンクリートC1との間を確実に締固めすることができ、締固め不足などを原因とする初期欠陥が生じることを抑制することができる。
[コンクリートの打込み方法の他の特徴作用]
実施例1では、締固め工程の時間を管理する締固め時間管理工程を含む(図9)。
これにより、締固め時間を管理することができ、過振動や振動不足を回避することができる。そのため、各層のコンクリートの密実性を向上させるとともに、積層してコンクリートを打込む場合、上層のコンクリートC2と下層のコンクリートC1との間で、締固め不足や過剰な締固めによる初期欠陥が発生することを抑制することができる。
実施例1では、コンクリートを締め固めた位置を検知する締固め位置検知工程を含む(図6)。これにより、締固めした位置を把握することができる。そのため、締固め不足個所を無くすことができる。
[締固め管理装置の比較作用]
例えば、コンクリートへのバイブレータの挿入時間を管理しない場合を比較例とする。
比較例の場合、バイブレータにより、振動をコンクリートに与え過ぎてしまう虞がある。そうすると、コンクリートの構成材料の分布が不均一となる材料分離が生じる。そのため、積層してコンクリートを打込む場合、上層のコンクリートと下層のコンクリートとの間で、過剰な締固めによる初期欠陥が発生する課題がある。一方、バイブレータにより、コンクリートに与える振動が不足してしまう虞がある。そのため、締固め不足による初期欠陥が発生する課題がある。
これに対して、実施例1では、締固め装置10によるコンクリートの締固めを管理する締固め管理装置30において、締固め装置10は、コンクリートCに挿入されて振動するバイブレータ11と、バイブレータ11に接続されるケーブル部12と、を有し、ケーブル部12に装着され、コンクリートCの上面までの距離を測定する距離センサ35と、距離センサ35の測定値が所定値に到達してから、所定の時間を経過したことを報知するLED34と、を有する(図9)。
ここで、実施例1の締固め管理装置の特徴作用を説明する。図10は、実施例1の締固め管理装置の電源投入状態を説明する説明図である。図11は、実施例1の締固め管理装置の締固め位置での初期状態を説明する説明図である。図12は、実施例1の締固め管理装置の締固め位置で所定期間経過後の状態を説明する説明図である。以下、「電源投入状態」、「締固め位置での初期状態」、「締固め位置で所定期間経過後の状態」、に分けて締固め管理装置の特徴作用について説明する。
(電源投入状態)
図10に示すように、締固め管理装置30の電源を投入した電源投入状態では、赤色LED34aが点灯する。これにより、作業者Mは、締固め管理装置30が電源ONになったことを確認することができる。
(締固め位置での初期状態)
図11に示すように、締固め装置10がコンクリートCへ挿入され、締固め装置10が締固めされる所定の位置に到達すると、緑色LED34bが点灯する。これにより、作業者Mは、バイブレータ11が、コンクリートCに、締固めされる所定の位置まで挿入されたことを確認することができる。
(締固め位置で所定期間経過後の状態)
図12に示すように、締固めされる所定の位置まで、コンクリートCに挿入された状態で、所定の時間が経過すると、緑色LED34bが点滅する。これにより、作業者Mは、所定の時間まで、締固めを実施したことを確認することができる。
これにより、締固め時間を管理することができ、過振動や振動不足を回避することができる。そのため、積層してコンクリートを打込む場合、上層のコンクリートと下層のコンクリートとの間で、締固め不足や過剰な締固めによる初期欠陥を抑制することができる。
また、締固め不足を回避することができる。
[締固め管理装置の他の特徴作用]
実施例1では、報知手段は、LED34を有し、LED34は、発光状態を変化可能とする(図10〜図12)。
これにより、締固め時間によって、LED34の発光状態を変化することができる。そのため、作業者Mは、締固め時間を、LED34の発光状態によって把握することができるとともに、管理することができる。
実施例1では、締固め管理装置30は、ケーブル部12に着脱可能である(図4)。
これにより、締固め管理装置30を既存の締固め装置10に装着することができる。そのため、締固め管理装置30を、多くのコンクリートの打込み現場で、使用することができる。
以上、本開示のコンクリートの打込み方法及び締固め管理装置を実施例1に基づき説明してきた。しかし、具体的な構成については、この実施例1に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1では、距離測定手段を、超音波式又は静電容量式の距離センサ35とする例を示した。しかし、距離測定手段としては、この態様に限定されない。また、距離測定手段は、鉄筋の影響を受けずに、締固め管理装置からコンクリートの上面までの距離を測定できるものが望ましい。
実施例1では、距離計測手段を、レーザ距離計21とする例を示した。しかし、距離計測手段としては、この態様に限定されない。
実施例1では、赤色LED34a又は緑色LED34bを点灯又は点滅させることで、報知態様を異ならせる例を示した。しかし、この態様に限定されず、異なる色のLEDを使用しても良いし、他のパターンで報知するようにしても良い。
実施例1では、報知手段を、発光手段としてのLED34とする例を示した。しかし、報知手段としては、スピーカ等の音出力装置としても良い。
実施例1では、コンクリートの打込み方法及び締固め管理装置は、鉄筋を有する鉄筋コンクリート構造物に適用する例を示した。しかし、コンクリートの打込み方法及び締固め管理装置は、鉄筋を有しないコンクリート構造物にも適用可能である。
10 締固め装置
11 バイブレータ(振動部の一例)
12 ケーブル部
30 締固め管理装置
34 LED(報知手段の一例)
35 距離センサ(距離測定手段の一例)
C1 下層のコンクリート
C2 上層のコンクリート

Claims (3)

  1. 締固め装置によるコンクリートの締固めを管理する締固め管理装置において、
    前記締固め装置は、前記コンクリートに挿入されて振動する振動部と、前記振動部に接続されるケーブル部と、を有し、
    前記ケーブル部に装着され、
    前記コンクリートの上面までの距離を測定する距離測定手段と、
    前記距離測定手段の測定値が所定値に到達してから、所定の時間を経過したことを報知する報知手段と、を有する
    ことを特徴とする締固め管理装置。
  2. 前記報知手段は、発光手段を有し、
    前記発光手段は、発光状態を変化可能とする
    ことを特徴とする請求項1に記載の締固め管理装置。
  3. 前記ケーブル部に着脱可能である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の締固め管理装置。
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