JP6511316B2 - コンクリートの打設管理方法 - Google Patents

コンクリートの打設管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6511316B2
JP6511316B2 JP2015070038A JP2015070038A JP6511316B2 JP 6511316 B2 JP6511316 B2 JP 6511316B2 JP 2015070038 A JP2015070038 A JP 2015070038A JP 2015070038 A JP2015070038 A JP 2015070038A JP 6511316 B2 JP6511316 B2 JP 6511316B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compaction
concrete
vibrator
insertion depth
cast
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015070038A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016191193A (ja
Inventor
北原 成郎
成郎 北原
孝仁 坂西
孝仁 坂西
佐藤 英明
英明 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kumagai Gumi Co Ltd
Original Assignee
Kumagai Gumi Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kumagai Gumi Co Ltd filed Critical Kumagai Gumi Co Ltd
Priority to JP2015070038A priority Critical patent/JP6511316B2/ja
Publication of JP2016191193A publication Critical patent/JP2016191193A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6511316B2 publication Critical patent/JP6511316B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)

Description

本発明は、コンクリートの打設管理方法に関し、特に、コンクリートの締固め工程における管理方法に関する。
従来、ダムコンクリートでは、打設したコンクリートを締固める機械として高周波で振動する振動機、いわゆるバイブレータが用いられている。バイブレータによる締固めは、オペレータがバイブレータの取り付けられた締め固め機械を打設担当者の指示に従って操作することにより行われていた。ところが、ダム建設におけるコンクリートの打設範囲が広いため、締固め位置の見落としや、スランプ試験の数値が小さい硬練りのコンクリートであるがゆえの締固め不足等の締固め不良が生じやすいという問題があった。このような締固め不良は、コンクリートの硬化後にひび割れやジャンカ、充填不良の発生を招き、躯体としての一体化、強度、耐久性、剥落などを招く恐れがある。特許文献1乃至特許文献5には、ダム建設におけるコンクリートの締固め不良を防ぐためのコンクリートの締固めを管理する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1乃至特許文献5等に係る発明では、所定の範囲に打設された各々のコンクリートの締固めについては管理できるものの、1つの構造物として出来上がった際に、躯体としての一体化、強度、耐久性、剥落等の性能を得ることができない。
特開2012−193601号公報 特開2013−142249号公報 特開2013−159939号公報 特開2014−037690号公報 特開2014−152591号公報
そこで、本発明では、コンクリートの締固め不良を防いで硬化後に躯体として優れた性能の構造物を得ることが可能なコンクリートの締固め管理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためのコンクリートの締固め管理方法として、予め設定された所定の区画内にコンクリートを打設し、打設後のコンクリートを振動機により締固める工法における処理装置によるコンクリートの打設管理方法であって、所定の区画内のコンクリートに挿入される振動機の位置を検出するステップと、振動機の挿入された位置におけるコンクリートの性状に基づいて、当該性状と対応付けられた振動機の振動による締固め影響範囲を取得するステップと、所定の区画内に打設されたコンクリートの周囲に位置するコンクリートの一部に取得された締固め影響範囲が重なるように、打設されたコンクリートに対する振動機の挿入深さを設定するステップと、打設されたコンクリート表面にレーザを照射し、打設されたコンクリートへの振動機の挿入深さを検出し、検出された振動機の挿入深さと設定された挿入深さとを比較しつつ、振動機を打設されたコンクリートに挿入するステップとを含む形態とした。
本方法によれば、打設されたコンクリートにおいて振動機により締固められた位置が自動的に検出されるとともに、打設されたコンクリートの周囲に位置するコンクリートの一部も同時に締固められるため、コンクリートの締固め不良を防ぐとともに、硬化後に打設されたコンクリートと周囲に位置するコンクリートとを確実に一体化させて躯体として優れた性能の構造物を得ることができる。
また、コンクリートの締固め管理方法の他の形態として、所定の区画内に打設されたコンクリートの性状に基づいて、当該性状と対応付けられた振動機による締固め時間を取得するステップと、振動機の動作時間が締固め時間に達したことに基づいて、当該締固め時間を振動機の挿入位置と対応して記憶するステップとを備える形態とした。
本形態によれば、打設されたコンクリートの性状に応じた締固め時間で締固めがなされるため、コンクリートの性状に応じた好適な締固めを行うことができる。
締固め管理装置の一例を示す概念図である。 締固め管理装置の構成を示すブロック図である。 挿入位置設定処理手段により締固め位置を設定するときの概略図である。 バイブレータの挿入深さを設定するときの概念図である。 表示装置に表示される表示例を示す図である。 締固め管理装置の処理を示すフローチャートである。
図1(a),(b)は、本発明に係るコンクリート締固め管理方法を実施するコンクリート締固め管理装置1の一実施形態を示す概念図、図2は、コンクリート締固め管理装置1の構成を示すブロック図である。図2に示すように、コンクリート締固め管理装置1は、概略、打設されたコンクリートを締固める締固め機械11の位置情報等を取得する締固め機械情報取得装置2と、打設されたコンクリートの情報と、締固め機械情報取得装置2から出力される締固め機械11の位置情報等に基づいて、打設されたコンクリートに対するバイブレータ10の挿入位置P、深さを演算処理する締固め管理装置4と、締固め管理装置4により処理された情報を表示する表示装置5と、締固め管理装置4により処理された情報を離れた場所に送信する通信装置6とを備える。
締固め機械情報取得装置2は、コンクリートの締固めを行う締固め機械11に設けられる。図1(a),(b)に示すように、締固め機械11は、油圧ショベルと呼ばれる建設機械のショベルに換えてコンクリートを締固める複数のバイブレータ10が取り付けられた車両系建設機械である。締固め機械11は、車両本体12から延長し、車両本体12に対して回動自在に取り付けられた第1アーム14、第1アーム14に対して回動自在に取り付けられた第2アーム15とを備える。第2アーム15の先端には、複数のバイブレータ10を回動自在に取り付けるための軸支部18が設けられ、当該軸支部18を介してバイブレータ10が取り付けられている。バイブレータ10は、棒状に形成された振動機であって、第2アーム15の先端側において軸支部18を介して回動自在に取り付けられた回転基部18Aの延長方向に沿って所定の間隔を有し、かつ延長方向が互いに同一となるように配設されている。本例では、図1(b)に示すように、合計4本のバイブレータ10がフォーク状に設けられている。なお、バイブレータ10の数量及び配置形状についてはこの限りではなく、適宜設定すれば良い。
バイブレータ10は、例えば締固め作業の間、連続的に動作するようにスイッチがオン、オフの操作がなされる。例えば、バイブレータ10は、締固め作業の開始時や各締固め区画における作業の開始時に、作業者の操作によりスイッチがオンされて動作を開始し、締固め作業の終了時や各締固め区画における作業の終了時に、スイッチがオフされて動作を停止する。
なお、バイブレータ10のスイッチのオン操作及びオフ操作は、適宜のタイミングでなされれば良いが、オン操作は、少なくともバイブレータ10をコンクリートに挿入する前にバイブレータ10が動作しているようになされることが好ましく、オフ操作は、少なくともバイブレータ10をコンクリートから引抜いた後になされることが好ましい。
締固め機械情報取得装置2は、機械位置検出手段21と、姿勢検出手段22と、挿入深さ検出手段23とを備える。
機械位置検出手段21は、締固め機械11の位置を測位するために設けられ、例えばGNSS(Global Navigation Satellite Systems(全地球航法衛星システム)が用いられる。GNSSは、複数のGNSS衛星25と、基地局として固定的に設置されたGNSS固定局26と、移動可能に設置されたGNSS移動局27とで構成される。GNSS移動局27は、複数のGNSS衛星25、及びGNSS固定局26から出力される信号を受信することで、当該GNSS移動局27の位置情報である緯度、経度及び標高などの地球上における座標位置をリアルタイムに取得する。GNSS移動局27は、アンテナ27Aと受信機27Bとを備える。アンテナ27Aは、例えば締固め機械11の車両本体12の後部の左右2箇所に設けられ、複数のGNSS衛星25、及びGNSS固定局26から受信した信号を受信機27Bに伝達する。受信機27Bは、アンテナ27Aを介して入力された信号に基づき、締固め機械11の緯度、経度及び高度等の座標位置を取得する。また、本実施形態では、車両本体12の後部において前後方向軸線の左右対称となるようにアンテナ27Aが2箇所設けられていることから、締固め機械11の座標位置に加え、車両本体12のロール角についても取得可能となっている。取得された締固め機械11の座標位置、及び車両本体12の姿勢を示すロール角は、締固め管理装置4に出力される。
なお、アンテナ27Aを締固め機械11に単独で設けても良い。この場合、別途ロール角を検出するロール角検出手段を設けることで、車両本体12の幅方向の傾きを検出できる。また、本実施形態では、測位手段としてGNSSを用いた例を示すが、GNSS移動局27の代わりに通信装置を備えた測量機器を用いたトータルステーションを用いて締固め機械11の位置をリアルタイムに測位しても良く、また、従来のGPSシステムを用いて締固め機械11の位置を測位するようにしても良い。
姿勢検出手段22は、締固め機械11に設けられたバイブレータ10の姿勢を検出する。姿勢検出手段22は、例えば複数の傾斜センサ22A;22Bと、ロータリーエンコーダ22Cと、ピッチセンサ22Dとで構成される。傾斜センサ22A;22Bは、第1アーム14及び第2アーム15にそれぞれ設けられ、それぞれ水平方向に対するアーム14;15の傾斜角を検出値として出力する。ロータリーエンコーダ22Cは、第2アーム15の先端の軸支部18に設けられ、第2アーム15に対するバイブレータ10の角度を検出値として出力する。ピッチセンサ22Dは、車両本体12に設けられ、車両本体12の前後の傾斜角(ピッチ角)を検出値として出力する。傾斜センサ22A,22B、ロータリーエンコーダ22C及びピッチセンサ22Dの検出値は、締固め管理装置4に出力される。締固め管理装置4では、各検出値に基づいて、締固め機械11の車両本体12のピッチングやローリング等の姿勢や、バイブレータ10が取り付けられる第2アーム15の先端の位置、及び第2アーム15に対するバイブレータ10の姿勢等を算出する。
挿入深さ検出手段23は、打設されたコンクリートへのバイブレータ10の実際の挿入深さを検出する。挿入深さ検出手段23としては、例えばコンクリート表面へのレーザの照射により距離を測定する距離センサが用いられる。挿入深さ検出手段23は、レーザの照射方向(測定方向)がバイブレータ10の延長方向と平行になるように、第2アーム15の軸支部18においてバイブレータ10とともに回転する回転基部18Aに取り付けられる。挿入深さ検出手段23により検出された検出値Xは、締固め管理装置4に出力される。締固め管理装置4では、上記検出値Xに基づいて、コンクリートへのバイブレータ10の挿入の有無、バイブレータ10による締固めの始終、コンクリートへの挿入の良否が判定される。なお、図1(b)に示すように、距離センサの測定原点23Aからバイブレータ10の先端までの距離は、あらかじめ図外の記憶手段に記憶されており、上述のコンクリートへのバイブレータ10の挿入の有無、バイブレータ10による締固めの始終、コンクリートへの挿入の良否を判定するときの基準長さとして用いられる。
締固め管理装置4は、いわゆるコンピュータであって、ハードウェア資源として設けられた演算手段としてのCPU、記憶手段としてのROM,RAM、記憶手段とのデータの入出力を可能にする通信手段としての入出力インターフェイスを備える。記憶手段には、コンピュータにより構成された締固め管理装置4を後述の各手段として動作させるプログラムや動作に必要な各種のデータが記憶される。そして、CPUが、記憶手段に格納されたプログラムに従って後述の処理を実行することにより、後述の各手段として機能する。締固め管理装置4には、上述の各検出手段や、プログラムに従って処理された情報を表示する表示装置5が接続される。
締固め管理装置4の記憶手段には、コンクリート打設計画データ、施工領域地図データ、バイブレータ仕様データ、締固め影響範囲データ、及び締固め時間設定データ等が予め記憶されている。
コンクリート打設計画データは、あらかじめ計画されたコンクリートの打設順序や打設位置及び各打設位置におけるコンクリートの性状情報等をデータベース化したものである。また、コンクリートの性状情報とは、試験施工やスランプ試験等により得られるコンクリートのワーカアビリティーを数値化して表した数値データである。
施工領域地図データは、図1(a)に示す施工領域3の地図であって、当該地図上の各位置には座標位置情報が紐づけられている。座標位置情報とは、GNSS衛星25やGNSS固定局26から得られる緯度、経度及び標高に関する情報である。
バイブレータ仕様データは、上述の締固め機械11に取り付けられるバイブレータ10の構成を示すデータである。例えば、バイブレータ10の数量や配置等である。本実施形態では、バイブレータの仕様を、図1及び図3に示すように、4本のバイブレータ10をフォーク状に配置したものとして説明するが、これに限定されず、1本、若しくは複数のバイブレータ10を三角形状、矩形状、台形状等に配置したものでも良い。
締固め影響範囲データは、コンクリートの性状ごとにバイブレータ10の振動が影響を及ぼす範囲を規定するためのデータベースである。図3(a),(b)は、コンクリートの性状に対応して設定される締固め影響範囲Rを示す概念図である。同図に示す2点鎖線は、締固め影響範囲Rを示している。この締固め影響範囲Rは、バイブレータ10の延長方向と、延長方向に対して直交する方向とが加味されて3次元の領域として設定される。具体的には、打設されたコンクリートの表面に沿う方向に影響を及ぼす表面方向範囲Rhと、当該表面方向範囲Rh内におけるバイブレータ10の延長方向に影響を及ぼす延長方向範囲Rfとで形成される3次元領域である。
表面方向範囲Rh及び延長方向範囲Rfは、過去のデータや試験施工のデータに基づいて設定される。
そして、締固め影響範囲データには、使用するバイブレータ10の数や性能、配置形状を加味して、打設され得るコンクリートの性状ごとに複数の締固め影響範囲Rがデータベースとして規定されている。
締固め時間設定データは、バイブレータ10によりコンクリートの締固めを行う際に、コンクリートの性状に応じて適切な動作時間(締固め時間)を設定するためのデータベースである。バイブレータ10の適切な動作時間とは、コンクリート内の空隙、余剰水の抵域、及びコンクリートを流動させるのに十分であって、コンクリートを構成するセメントペーストと骨材とが分離しない時間である。
締固め管理装置4は、上述の締固め機械情報取得装置2から得られた締固め機械11に係る各情報と、施工領域3に設けられたコンクリート打設情報提供装置7から得られる打設情報とに基づいて、締固め機械11によるコンクリートの締固め作業に必要な管理処理を実行する。
ここで、コンクリート打設情報提供装置7は、コンクリートの打設位置、及び打設されたコンクリートの打設厚さを測定する打設厚さ測定手段70と、測定したコンクリートの打設位置、及びコンクリートの打設厚さを締固め管理装置4に出力する通信手段71とを備える。
打設厚さ測定手段70は、コンクリートが打設される施工領域3において図示しない支持手段に設けられ、コンクリートの打設位置における打設前後の距離の変化を測定し、コンクリートの打設厚さを測定する。打設厚さ測定手段70としては、非接触でコンクリートの打設厚さを測定可能な計測器、例えばレーザ距離計測装置が挙げられる。
以下、締固め管理装置4の具体的構成及び処理について説明する。図2に示すように、締固め管理装置4は、締固め位置取得手段41と、挿入深さ設定処理手段42と、締固め時間設定処理手段43と、挿入深さ監視手段44と、締固め時間監視手段45と、表示出力処理手段46と、締固め情報記録手段47とを備える。
締固め位置取得手段41は、挿入深さ検出手段23から入力された検出値Xと、閾値αとを比較し、検出値Xが閾値αを下回るときに、バイブレータ10の挿入有りとして判定し、検出値Xが閾値α以上のときには、バイブレータ10の挿入無しとして判定する。ここで、閾値αは、例えば、測定原点23Aからバイブレータ10の先端10Aまでの長さL1が設定される。
そして、バイブレータ10の挿入有りとして判定した場合には、機械位置検出手段21から入力された座標位置、及び姿勢検出手段22から入力された検出値に基づいて、バイブレータ10のが挿入された座標位置を取得する。具体的には、GNSS移動局27によって得られた締固め機械11の座標位置を基準として、姿勢検出手段22として第1アーム14及び第2アーム15に設けられた傾斜センサ22A,22Bから入力される検出値と、第1アーム14の付け根からアンテナ27Aまでの距離、第1アーム14及び第2アーム15の長さ、バイブレータ10の配置形状、第2アーム15の軸支部18からバイブレータ10の先端までの距離等の締固め機械11に関する車両情報と、に基づいてバイブレータ10の挿入位置Pが算定される。なお、バイブレータ10の位置とは、バイブレータ10の先端の座標位置をいう。本実施形態のように締固め機械11に複数のバイブレータ10が装着される場合には、複数のバイブレータ10の先端側で形成される配置形状における図心Qをバイブレータ10の位置として処理する(図3(a)参照)。これにより、バイブレータ10がコンクリートに挿入されたときの挿入位置Pが自動的に特定される。
図4は、挿入深さ設定処理手段42によりバイブレータ10の挿入最適深さKを設定するときの概念図である。挿入深さ設定処理手段42は、締固め位置取得手段41により算定されたバイブレータ10の挿入位置P(図5参照)に応じてバイブレータ10の挿入最適深さKを設定する。挿入深さ設定処理手段42では、コンクリート打設計画データを参照し、算定されたバイブレータ10の挿入位置Pにおけるコンクリートの性状情報を取得する。次に、締固め影響範囲データを参照し、取得されたコンクリートの性状に対応する締固め影響範囲Rを取得する。次に、打設情報提供装置7から入力されたコンクリートの打設厚さ情報を参照し、当該位置におけるコンクリートの打設厚さMを取得する。そして、入力されたバイブレータ10の挿入位置Pが、1層目か2層目以上かに応じて挿入最適深さKを設定する。
バイブレータ10の挿入位置Pが、岩盤上に打設された1層目のブロックA、ブロックB及びブロックCのいずれか(最下段のブロック)である場合には、挿入深さ設定処理手段42は、図4(b)に示すようにバイブレータ10が岩盤に直接接することなく、締固め影響範囲Rの延長方向範囲Rfの下端側が岩盤に到達するように挿入最適深さKを設定する。
また、図4(a)に示すブロックDのように、バイブレータ10の挿入位置Pが、先に締め固められたブロックA上である場合には、挿入深さ設定処理手段42は、図4(c)に示すようにバイブレータ10の先端が新たにコンクリートが打設されたブロックDを貫通し、先に締固めを行ったブロックAに所定長さJだけ進入するように、バイブレータ10の挿入最適深さKを設定する。即ち、延長方向範囲Rfの下端側がブロックAに打設されたコンクリートに及ぶように挿入最適深さKが設定される。設定された挿入最適深さKは、挿入深さ監視手段44に出力される。
このように、ブロックAの上段に位置する2層目のブロックDの締固めに際して、バイブレータ10の延長方向範囲Rfが下段に位置するブロックAに及ぶように挿入最適深さKを設定することにより、ブロックDの締固めとともに、ブロックDとブロックAとの境界においてブロックDとブロックAとが一体化するようにむらなく締固められるため、ブロックA及びブロックDは、硬化後に緊密に一体化し、躯体として強度に優れたコンクリートとなる。
締固め時間設定処理手段43では、コンクリート打設計画データを参照し、バイブレータ10の挿入位置Pにおけるコンクリートの性状情報を取得する。そして、締固め時間設定データを参照し、取得されたコンクリートの性状に対応する締固め時間T1を取得し、これを締固め時間T1として設定する。設定された締固め時間T1は、締固め時間監視手段45に出力される。
挿入深さ監視手段44は、挿入深さ検出手段23から入力された検出値Xと、挿入深さ設定処理手段42により設定された挿入最適深さKとを比較し、検出値Xが挿入最適深さKを上回るときに、バイブレータ10による締固め開始として判定し、検出値Xが挿入最適深さK以下のときには、締固め終了として判定する。締固め開始を判定した場合には、所定の締固め深さまでバイブレータ10が挿入されたことを表示出力処理手段46に報知する。なお、本実施形態では、挿入深さ検出手段23で検出された検出値Xが、挿入最適深さKを上回るときに締固め開始としたが、挿入最適深さKよりも短い長さβを設定し、この長さβを上回ったときに締固め開始としても良い。
締固め時間監視手段45は、挿入深さ監視手段44から締固めの開始を報知する信号が入力されると、計時処理を開始し、検出値Xが閾値γを下回ったときに、計時処理を終了する。閾値γには、例えば、挿入最適深さKよりも小さい値を設定すれば良い。また、締固め時間監視手段45は、計時の開始後に、締固め時間設定処理手段43により設定された締固め時間T1を経過すると、オペレータに対して当該位置における締固めの完了を報知する。計時処理は、例えば、時間を加算するように処理される。また、締固め時間監視手段45は、計時の開始した場合に、計時の開始を報知する信号、及び設定された締固め時間T1に達した場合に、締固め時間T1に達したことを報知する信号とを表示出力処理手段46に信号を出力する。
図5は、表示出力処理手段46により表示装置5のモニター8に表示される表示例を示す図である。表示出力処理手段46は、締固め作業の進行状況に応じて表示装置5に表示する表示画像を変化させる処理を実行する。
図5に示すように、表示出力処理手段46は、オペレータに締固め場所を示すように、施工領域3を表示装置5に表示するための処理や、施工領域3における現在のバイブレータ10の位置F1を表示するための処理や、施工領域における締固め済みの位置F2を表示するための処理等を実行する。
例えば、ダム建設の現場では、施工領域3において複数個所で同時に施工がなされることから、モニター8上に、施工領域3全体の地図を表示しておき、施工領域3を構成する複数の区画からオペレータがこれから締固めを行う区画をタッチするなどして選択した際に、当該区画を拡大表示する等の表示処理を行う。
また、図5に示すように、表示出力処理手段46は、締固め時間監視手段45から締固めの終了が入力された場合には、区画地図上において締固めが終了した座標位置に対応する位置の表示処理を行う。この表示処理では、例えば、背景色と異なる色で締固め済み詳細には、締固めが終了した座標位置とともに、当該位置を締固める際に取得された締固め影響範囲R(表面方向範囲Rh)を、例えば背景色と異なる色で表示することにより、オペレータの視認性を向上させることができる。さらに、複数個所の締固めにより、表面方向範囲Rhが重なる場合には、重複部分F3を強調するように、表示処理を行うことで、オペレータに締固め状況を好適に知らせることができる。つまり、重複部分F3がない場合には、締固めに連続性がないことを確認することができる。
なお、上記表示出力処理手段46による表示処理は、一例であって、オペレータの操作によって適宜変更可能である。例えば、バイブレータ10を挿入する際に、姿勢検出手段22で検出されたバイブレータ10の姿勢や、実際の挿入深さをモニター8に表示させたりすることで、オペレータ10に対して直観的に締固め作業の状態を知らせることができる。
締固め情報記録手段47は、実際にバイブレータ10を動作させて締固め作業を行ったときの締固め作業に関する情報を記録する。締固め作業に関する情報とは、締固めを行った日時、締固めを行った区画番号、当該区画における実際にバイブレータ10が挿入された座標位置、実際のバイブレータ10の作動時間(締固め時間監視手段48による計時の開始から終了までの時間)等とを紐づけした情報である。
表示装置5は、締固め機械11における操縦席から視認可能に設けられる。表示装置5は、例えば、モニター8や表示灯9A;9Bとで構成される。モニター8は、表示出力処理手段46から出力される施工領域3の地図に、締固め済みの場所や現在の締固め機械11の位置(バイブレータ10の位置)を重畳して表示する。表示装置5には、例えばカラー表示可能なディスプレイが適用される。より好ましくは、入力表示手段として機能するタッチパネル式のディスプレイを採用すると良い。
また、表示灯9Aは、挿入深さ監視手段44から表示出力処理手段46に出力される信号に基づいて、点灯又は消灯する。また、表示灯9Bは、締固め時間監視手段45から表示出力処理手段46に出力される信号に基づいて、点灯又は消灯する。
したがって、オペレータは、これら表示装置5に表示される内容に基づいて、打設されたコンクリートの締固め作業を行うことで、確実にコンクリートの締固めを行うことができる。
通信装置6は、締固め機械11に搭載される無線通信装置である。通信装置6は、表示装置5に表示される内容や締固め作業に関する情報を施工現場における事務所や施工現場から離れた場所に設けられた事務所等に出力する。このように締固め作業に関する情報を共有することで、オペレータ以外の作業員も締固め作業を監視できるため、締固め作業をより確実に行うことができる。
図6は、締固め管理装置4の処理手順を示すフローチャートである。締固め管理装置4は、オペレータの操作によるコンクリートへのバイブレータ10の挿入をトリガーとして動作する。
[バイブレータの挿入の検出]
(S101)
挿入深さ検出手段23から出力される検出値Xに基づいて、コンクリートへのバイブレータ10の挿入の有無を判定する。挿入深さ検出手段23から出力された検出値Xが、閾値αを下回るときには、バイブレータ10の挿入有りとして、S102に処理を移す。また、検出値Xが、閾値α以上のときには、バイブレータ10の挿入無しとして、処理を戻し、コンクリートへのバイブレータ10の挿入の有無の監視を継続する。
[バイブレータの挿入位置の取得]
(S102)
バイブレータ10の挿入有りとして検出されたときの、バイブレータ10の位置情報(挿入位置)を取得し、S103に処理を移す。
(S103)
記憶手段から打設計画データを読み出し、コンクリート打設情報提供装置7からバイブレータ10の挿入位置Pに対応するコンクリートの性状を取得し、S104に処理を移す。
(S104)
記憶手段から締固め影響範囲データを読み出し、S102で取得されたコンクリートの性状に対応する締固め影響範囲Rを取得し、S105に処理を移す。
[バイブレータの挿入深さの設定]
(S105)
バイブレータ10の挿入された位置が、2層目以上であるかを判定し、2層目以上である場合にS106に処理を移し、2層目以上の位置でない場合、つまり1層目である場合にS107に処理を移す。ここで、2層目以上の位置である場合とは、図4(a)に示すブロックDのように、下方側(下段側)先に締め固められた未硬化のブロックが存在する場合である。
(S106)
上記S105においてコンクリートの打設位置が2層目以上の位置であると判定されたことに応じて、S104で得られた締固め影響範囲R及び打設厚さMに基づいて、延長方向範囲Rfの下端側が、バイブレータ10が挿入されたコンクリート及びその下層のコンクリートを含むように挿入最適深さKを設定し、S108に処理を移す。即ち、これから締固めを行う上層のコンクリートを貫通し、先に締固めが行われた下層のコンクリートにバイブレータ10の先端が所定長さ進入するように挿入最適深さKを設定する。
(S107)
上記S105においてコンクリートの打設位置が2層目以上の位置でないと判定されたことに応じて、S104で得られた締固め影響範囲R及び打設厚さMに基づいて、延長方向範囲Rfの下端側が岩盤面に到達するように挿入最適深さKを設定し、S108に処理を移す。
[締固め時間の設定]
(S108)
記憶手段から打設計画データを参照し、上記S103で取得されたコンクリートの性状に対応する締固め時間T1を設定し、処理を移す。以上の処理によって、バイブレータ10の挿入位置Pにおけるバイブレータ10の挿入最適深さK、及び締固め時間T1の設定が完了する。
(S109)
オペレータの操作によりコンクリート内に挿入されたバイブレータ10の実際の挿入深さ、すなわち、挿入深さ検出手段23から入力された検出値Xと、設定されたバイブレータ10の挿入最適深さKとを比較し、検出値Xが挿入最適深さKに到達若しくは、それ以上となった場合に、S110に処理を写し、到達していない場合には当該処理(S109)を継続する。
(S110)
上記S109の判定により、バイブレータ10の実際の挿入深さが、挿入最適深さKに達したことに基づいて、表示出力処理手段46にバイブレータ10が挿入最適深さKに達したことを示す信号を出力し、S111に処理を移す。これにより、表示出力処理手段46では、表示灯9Aを点灯させる処理が実行される。
(S111)
上記S109においてバイブレータ10による締固めが開始されたことに基づいて、S108で設定された締固め時間T1の締固めがなされるように、締固め時間監視手段45による計時処理を開始するとともに、表示出力処理手段46に締固めが開始されたことを示す信号を出力し、S112に処理を移す。これにより、表示出力処理手段46では、表示灯9Bを点灯させる処理が実行される。
(S112)
上記S111の計時処理の開始に基づいて、締固め時間T1が経過したかを判定し、経過した場合にS113に処理を移し、経過していない場合に当該処理(S112)を繰り返す。当該処理を繰り返すことにより、オペレータに対して締固めを継続すべきことが報知される。
(S113)
上記S112においてバイブレータ10による締固め時間T1が経過したことに基づいて、表示出力処理手段46に締固め終了を報知し、S114に処理を移す。これにより、表示出力処理手段46は、表示灯9Aを消灯させる。
(S114)
上記表示灯9Aの消灯を視認したオペレータが、バイブレータ10を引抜くように操作した際に、
挿入深さ検出手段23により検出される検出値Xが閾値γを下回った場合にS115に処理を移し、検出値Xが閾値γ以上の場合、当該処理(S114)を継続する。
(S115)
上記S114の判定に基づいて、計時処理を終了するとともに、表示出力処理手段46に計時処理の終了を報知し、S116に処理を移す。
(S116)
上記S115において計時処理が終了したことに基づいて、計時処理により計測された実際の締固め時間及び挿入深さ、及び挿入位置Pと対応付けて記憶手段に記憶するとともに、当該挿入位置Pにおいて締固めが完了したことを表す表示をモニター8上に付加表示して、S101に処理を移す。
上記S101〜S116の処理を繰り返すことによって、バイブレータ10を挿入する毎の挿入位置Pの位置座標、締固め時間T1及び実際の挿入深さ(検出値X)が紐付けられて記憶されることにより、コンクリートの打設完了後において、各挿入位置Pごとの締固め履歴を確認することが可能となる。
以上のとおり、本実施形態に係る管理方法によれば、バイブレータ10の挿入された位置のコンクリートの性状に対応するバイブレータ10の締固め影響範囲Rが考慮されて挿入最適深さK及び締固め時間T1が設定されるため、適切な締固め効果を得ることができる。
また、挿入最適深さKの設定は、バイブレータ10の挿入された直下に位置するコンクリートに締固めの影響が及ぶように行われるため、下層に位置するコンクリートとの一体性を高めることが可能となる。
また、コンクリートへのバイブレータ10の挿入作業において、オペレータによる締固めの操作をサポートするように、バイブレータ10が設定された挿入最適深さKに到達した際や、締固め時間T1の計時処理が開始されたことを表示装置5に表示するとともに、締固め時間T1となった際に締固めの終了を報知する表示がなされるため、均質な締固めを行うことができる。また、締固め後には、締固めを行った位置が表示装置5のモニター8上に締固め影響範囲Rを含んで表示されるため、隣接するコンクリートに締固めの影響が及んでいるか一目で視認できるので、締固め忘れや締固め不良を確実に防止できる。さらに、締固めが終了する毎に、締固めを行ったときの日時、締固められた挿入位置Pのブロック番号と実際にバイブレータ10の挿入された座標位置、実際のバイブレータ10の作動時間やバイブレータ10の挿入深さ等が締固め情報として記憶手段に記録されるため、施工後であっても締固め履歴(締固めのトレーサビリティ)を検証することができる。
なお、上記実施形態では、コンクリートの打設厚さMを打設厚さ測定手段70により測定するものとして説明したが、挿入深さ検出手段23から出力される検出値Xに基づいて、バイブレータ10を挿入する位置におけるコンクリートの打設厚さMを取得するようにしても良い。
例えば、岩盤上に打設されたコンクリートの場合、岩盤上の各位置における座標位置は、測量等により既知のものである。また、バイブレータ10の先端の座標位置は、機械位置検出手段21、姿勢検出手段22及び挿入深さ検出手段23によって取得することができる。
したがって、岩盤上に打設されたコンクリートの締固め前の打設厚さは、測量により得られた座標位置と、バイブレータ10の挿入直前の座標位置とに基づいて算定することができる。この算定された締固め前の打設厚さMに基づいて、挿入最適深さKを設定し、締固めを行う。そして、締固め後にバイブレータ10をコンクリートから引抜く際には、引抜く直前のバイブレータ10の先端の座標位置を記憶させる。これにより、締固め前後のコンクリートの打設厚さの変化を考慮したより精度の高い締固めを行うことができる。
すなわち、各ブロックを締固める際に、バイブレータ10を引抜く直前のバイブレータ10の先端の座標位置のすべてを記憶させて、締固め後のコンクリートの平均厚さを算出し、これを基準として締固め後のコンクリートの上に打設されたコンクリートの締固め前の打設厚さを算定することにより、より正確に挿入最適深さKを設定することができる。
また、上記実施形態では、挿入深さ検出手段23によりバイブレータ10のコンクリートへの挿入を検知するものとして説明したが、別途挿入検知手段を設けて、バイブレータ10のコンクリートへの挿入を検出するようにしても良い。上記挿入検知手段としては、例えば、音センサによりバイブレータ10のコンクリートへの挿入、コンクリートからの引抜きを検知するように構成しても良い。
1 コンクリート締固め管理装置、2 締固め機械情報取得装置、3 施工領域、
4 締固め管理装置、5 表示装置、6 通信装置、
7 コンクリート打設情報提供装置、8 モニター、9A;9B 表示灯、
21 機械位置検出手段、22 姿勢検出手段、23 挿入深さ検出手段、
41 締固め位置取得手段、42 挿入深さ設定処理手段、
43 締固め時間設定処理手段、44 挿入深さ監視手段、45 締固め時間監視手段、
46 表示出力処理手段、47 締固め情報記録手段、70 打設厚さ測定手段。

Claims (2)

  1. 予め設定された所定の区画内にコンクリートを打設し、打設後のコンクリートを振動機により締固める工法における処理装置によるコンクリートの打設管理方法であって、
    前記所定の区画内のコンクリートに挿入される振動機の位置を検出するステップと、
    振動機の挿入された位置におけるコンクリートの性状に基づいて、当該性状と対応付けられた前記振動機の振動による締固め影響範囲を取得するステップと、
    前記所定の区画内に打設されたコンクリートの周囲に位置するコンクリートの一部に前記取得された締固め影響範囲が重なるように、前記打設されたコンクリートに対する前記振動機の挿入深さを設定するステップと、
    前記打設されたコンクリート表面にレーザを照射し、前記打設されたコンクリートへの前記振動機の挿入深さを検出し、検出された前記振動機の挿入深さと前記設定された挿入深さとを比較しつつ、前記振動機を前記打設されたコンクリートに挿入するステップと、
    を含むことを特徴とするコンクリートの打設管理方法。
  2. 前記所定の区画内に打設されたコンクリートの性状に基づいて、当該性状と対応付けられた前記振動機による締固め時間を取得するステップと、
    前記振動機の動作時間が前記締固め時間に達したことに基づいて、当該締固め時間を前記振動機の挿入位置と対応して記憶するステップと、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のコンクリートの打設管理方法。
JP2015070038A 2015-03-30 2015-03-30 コンクリートの打設管理方法 Active JP6511316B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015070038A JP6511316B2 (ja) 2015-03-30 2015-03-30 コンクリートの打設管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015070038A JP6511316B2 (ja) 2015-03-30 2015-03-30 コンクリートの打設管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016191193A JP2016191193A (ja) 2016-11-10
JP6511316B2 true JP6511316B2 (ja) 2019-05-15

Family

ID=57245402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015070038A Active JP6511316B2 (ja) 2015-03-30 2015-03-30 コンクリートの打設管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6511316B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6849500B2 (ja) * 2017-03-23 2021-03-24 株式会社熊谷組 コンクリートの打設管理方法
JP7015122B2 (ja) * 2017-07-24 2022-02-02 東急建設株式会社 コンクリートの打込み方法
JP6705077B2 (ja) * 2018-09-12 2020-06-03 東急建設株式会社 締固め作業状態判定装置
JP2020094351A (ja) * 2018-12-11 2020-06-18 西松建設株式会社 コンクリートの締固め管理方法及びシステム
CN112900874B (zh) * 2021-01-25 2021-12-28 大唐海口清洁能源发电有限责任公司 一种建筑混凝土浇筑振捣系统
CN116480153B (zh) * 2023-06-25 2023-09-19 四川公路桥梁建设集团有限公司 一种梁厂混凝土成型管控方法、系统及存储介质

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5998817B2 (ja) * 2012-10-04 2016-09-28 株式会社大林組 コンクリート締め固め制御装置、コンクリート締め固め装置及びコンクリート締め固め方法
JP6144579B2 (ja) * 2013-09-04 2017-06-07 鹿島建設株式会社 Gps利用の締固め管理方法及びシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016191193A (ja) 2016-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6511316B2 (ja) コンクリートの打設管理方法
JP4362452B2 (ja) 作業機の施工支援システム
AU2018282311B2 (en) Concrete screeding system with floor quality feedback/control
JP6849500B2 (ja) コンクリートの打設管理方法
JP5371732B2 (ja) コンクリートの締固め管理方法
JP2019124110A (ja) コンクリート締固めバイブレータ、及びコンクリート打設管理システム
US20170275854A1 (en) Shovel and method of controlling shovel
CN103148824A (zh) 一种振捣有效深度智能检测方法
US11200761B2 (en) Parameter identifying device, simulation device, and parameter identifying method
JP7386592B2 (ja) 建設機械の操作補助システム
JP5602779B2 (ja) 現場見取図作成システムおよびレーザ計測装置
JP2016200521A (ja) トンネル掘削素掘面の形状測定方法
JP2019132062A (ja) 建設機械
JP2007018164A (ja) 自走式計測装置、診断装置および自動診断システム
JP2004037419A (ja) トンネル管理図及びそのシステム
KR101629716B1 (ko) 굴삭작업을 위한 좌표측량 시스템 및 그 방법
KR102570024B1 (ko) 로드셀 기반의 관입력 측정시스템이 구비된 드레인재 타설장치
US6536142B2 (en) Excavator for a ditch and excavating method therefor
JP6241218B2 (ja) 測定装置、情報処理装置、測定プログラム、情報処理プログラム、測定方法および情報処理方法
JP6788990B2 (ja) こそく管理装置
JP2020094351A (ja) コンクリートの締固め管理方法及びシステム
CN114063118A (zh) 使用了gnss的完成形状观测方法、观测系统以及存储介质
JP6151589B2 (ja) コンクリートなどの締固め管理装置と管理方法
JP2009042175A (ja) 施工位置測定システム及び丁張りレスシステム
JP3118173B2 (ja) 測地システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181114

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190408

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6511316

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350