JP6144579B2 - Gps利用の締固め管理方法及びシステム - Google Patents

Gps利用の締固め管理方法及びシステム Download PDF

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本発明はGPS利用の締固め管理方法及びシステムに関し,とくに可動腕部材の先端に締固めアタッチメントを装着した作業機械による締固め作業をリアルタイムキネマティックGPS測量(以下,RTK−GPS,又は単にGPSということがある)により管理する方法及びシステムに関する。
地盤材料(泥,砂,礫等)やコンクリートを用いて盛土,ダム,道路,堤防その他の構造物を構築する場合に,盛り上げた地盤材料や打設直後のコンクリートに締固め装置で振動を与えて締固める作業が必要となる。例えばコンクリート構造物を構築する場合は,打設したフレッシュコンクリートの内部に未充填部分(空隙)が発生しないように,棒状の高周波コンクリートバイブレータ(非特許文献1の内部振動型バイブレータ)によって打設直後のコンクリートに適当な振動を与え,内部に含まれる気泡や余分な水分を浮かび上がらせて除去する締固め作業を行う。一般に締固め装置の振動範囲は限られており,大規模な構造物を構築する場合は締固め装置を順次移動させながら締固め作業を繰り返す必要がある。例えばバイブレータは挿し込み位置周辺の限られた円筒状範囲(以下,振動伝達径ということがある)にしか振動を伝達することができないので,広い面積に打設されたコンクリート上でバイブレータを適当な挿し込み間隔で順次移動させながら締固め作業を繰り返してコンクリート全体に適切な振動を加える。
しかし,締固め装置による振動済み領域と未振動領域とを目視で見分けることはできないので,大規模な構造物の締固め作業では,締固め装置の不適切な移動により締固め不十分な領域が残るおそれがある。そのため,締固め装置の位置(座標)を自動的に把握して構造物上の締固め状況をコンピュータ上に可視化して表示するシステムが開発されている(特許文献1,2)。例えば特許文献1は,コンクリートを振動するバイブレータの位置を検知する位置検知手段(例えばGPSアンテナ等)と,バイブレータのコンクリート中への挿し込み(接地)を検知する作動検知手段(例えばバイブルレータに流れる電流増加の検知器等)と,その位置検知手段及び作動検知手段の検知信号からバイブレータの挿し込み位置を把握してコンクリート全体の締固め状況を表示するシステムを開示している。必要に応じて,バイブレータの挿し込み位置と共に挿し込み深さを把握し,三次元的な締固め状況を表示することも可能である。
また,大規模な締固め作業の省力化を図るため,作業員の人力による締固め装置の移動に代えて,移動旋回台上に一端が支持された可動腕部材を有する作業機械(例えばバックホウ等)の腕部材先端に締固め装置(締固めアタッチメント)を装着して締固め作業を機械化することがある(図1参照)。そのような作業機械を用いた締固め作業において締固め装置の位置を自動的に把握するためには,例えば2台のGPSアンテナを作業機械に取り付けて,作業機械の位置と共に作業機械の姿勢(旋回向き)を検出する必要がある。特許文献3は,図6に示すように,作業機械1の腕部材3(ブーム5+アーム6)の先端に締固めアタッチメント7(図示例では転圧プレート35)を装着したうえで,その腕部材3(ブーム5+アーム6)に傾斜計32,33を取り付けると共に,作業機械1の旋回台2上の腕部材3と反対側部位に2台のGPSアンテナ31a,31bを所定間隔で取り付け,2台のGPSアンテナ31a,31bの観測信号と傾斜計32,33の計測信号とから作業機械1の位置及び姿勢(旋回向き)を把握して腕部材3の先端位置(アタッチメント7の締固め位置)Pを算出する締固め管理システムを開示している。図6のシステムにおいて,アタッチメント7をバイブレータに置き換えれば,腕部材3の先端位置からバイブレータの挿し込み位置を把握することも期待できる。
特開2013−053492号公報 特開2012−193601号公報 特開2012−026113号公報
JISA8610 建設用機械及び装置−コンクリート内部振動機 十河茂幸「コンクリート施工のポイント(2)−コンクリート施工の基本〜打込み・締固めのポイント」DOBOKU技士会東京第52号,2012年4月,インターネット(URL:http://www.to−gisi.com/magazine/52/doc03.pdf)
しかし,図6のようにGPSアンテナ31a,31bを作業機械1の旋回台2上に取り付ける方法は,腕部材3の先端位置Pを十分な精度で検出することができない問題点がある。すなわち,図6の締固め管理システムは,GPSアンテナ31a,31bの観測信号を旋回部位置算出部44に入力して作業機械1の旋回中心位置と向きベクトルとを算出し,傾斜計32,33の計測信号を締固手段位置算出部43に入力して腕部材3(ブーム5+アーム6)の長さから旋回中心位置と腕部材先端位置Pとの離隔距離を算出し,その向きベクトルと離隔距離とを乗算することにより腕部材3の先端位置Pを算出している。しかし,GPSアンテナ31a,31bの観測信号から算出される作業機械1の向きベクトルには誤差が含まれており,傾斜計32,33の計測信号から算出される先端位置Pの離隔距離にも誤差が含まれているので,その両者を乗算する図6の方法では,離隔距離に応じてGPSによる誤差が拡大されて先端位置Pの精度が低下してしまう。
図6のように,締固めアタッチメント7として転圧プレート35を装着して盛土の法肩部を締固める場合は,先端位置Pの検出精度が低下すると転圧プレートを直線状に移動させて連続的に締固めることが難しくなり,法肩ラインを整形する際に法肩ラインが直線として定まらないおそれがある。また,締固めアタッチメント7として比較的小径(例えば断面径20〜150mm程度)のバイブレータを装着してコンクリート中に挿し込む場合は,腕部材3の先端位置Pの算出精度の低下がバイブレータの挿し込み位置の検出誤差に直結するので,コンクリートの未充填部分を発生させる原因となりうる。図6のような作業機械1を用いた締固め作業において法肩ラインの不定やコンクリート未充填部分の発生を防止するためは,作業機械1の腕部材3の先端に装着した締固めアタッチメント7の締固め位置を(必要に応じてバイブレータの挿し込み深さも)精度よく検出することが不可欠である。
そこで本発明の目的は,作業機械を用いた締固め作業において締固め位置を精度よく検出できるGPS利用の締固め管理方法及びシステムを提供することにある。
図1の実施例を参照するに,本発明によるGPS利用の締固め管理方法は,移動旋回台2上に一端が支持されたブーム5とそのブーム5の先端に一端が支持されたアーム6とを含む可動腕部材3を有する作業機械1の腕部材先端にヒンジ部6aを介して振動締固めアタッチメント7を装着し,アーム6上に水平方向の取り付け軸14を設け,作業機械1の旋回台2にGPSアンテナ12aを取り付けると共にアーム6上の取り付け軸14に常時鉛直上向きとなるようにGPSアンテナ12bを回転自在に枢支し,アーム6上に傾斜計16を取り付け,作業機械1を締固め域E内で移送させながら各GPSアンテナ12a,12bの観測信号と傾斜計16の計測信号とから振動締固めアタッチメント7の接地点Pの三次元座標を算出し,振動締固めアタッチメント7の接地点Pの三次元座標により締固め域E上の締固め状況を管理してなるものである。
また図1の実施例を参照するに,本発明によるGPS利用の締固め管理システムは,移動旋回台2上に一端が支持されたブーム5とそのブーム5の先端に一端が支持されたアーム6とを含む可動腕部材3を有する作業機械1の腕部材先端にヒンジ部6aを介して装着する振動締固めアタッチメント7,アーム6上に設けた水平方向の取り付け軸14,作業機械1の旋回台2に取り付けるGPSアンテナ12a,アーム6上の取り付け軸14に常時鉛直上向きとなるように回転自在に枢支するGPSアンテナ12b,アーム6上に取り付ける傾斜計16,及び各GPSアンテナ12a,12bの観測信号と傾斜計16の計測信号とを入力して振動締固めアタッチメント7の接地点Pの三次元座標を算出し且つ振動締固めアタッチメント7の接地点Pの三次元座標により締固め域E上の締固め状況を管理するコンピュータ20を備えてなるものである。
好ましくは,図示例のように締固めアタッチメント7をコンクリートバイブレータ10とし,コンピュータ20により,バイブレータ10の接地点Pの三次元座標とバイブレータ10の所定振動伝達径Dとにより締固め域E上のコンクリート締固め状況を管理する(図3参照)。例えば図3に示すように,コンピュータ20により,締固め域Eをバイブレータ10の所定振動伝達径D以下の大きさのメッシュに分割し且つそのメッシュ毎にバイブレータの振動伝達及び挿し込み深さTを管理する。
更に好ましくは,図1に示すように,アーム6上のブーム5との接合部5aに水平方向の取り付け軸14を設け,その取り付け軸14にGPSアンテナ12bを常時鉛直上向きとなるように回転自在に枢支する。
本発明によるGPS利用の締固め管理方法及びシステムは,移動旋回台2とその旋回台2上に一端が支持されたブーム5とそのブーム5の先端に一端が支持されたアーム6とを有する作業機械1の腕部材先端にヒンジ部6aを介して振動締固めアタッチメント7を装着し,アーム6上に水平方向の取り付け軸14を設け,作業機械1の旋回台2にGPSアンテナ12aを取り付けると共にアーム6上の取り付け軸14に常時鉛直上向きとなるようにGPSアンテナ12bを回転自在に枢支し,アーム6上に傾斜計16を取り付け,作業機械1をコンクリート締固め域E内で移送させながら各GPSアンテナ12a,12bの観測信号と傾斜計16の計測信号とから振動締固めアタッチメント7の接地点Pの三次元座標を算出し,振動締固めアタッチメント7の接地点Pの三次元座標により締固め域E上の締固め状況を管理するので,次の有利な効果を奏する。
(イ)作業機械1に取り付けるGPSアンテナ12a,12bの間隔を広げると共に一方のGPSアンテナ12bを腕部材先端に近付けることにより,GPSによる誤差の拡大を抑えて作業機械1の腕部材先端の締固めアタッチメント7の接地点(例えば,バイブレータ10の挿し込み位置)Pの検出精度を高めることができる。
(ロ)また,一方のGPSアンテナ12bを腕部材3のアーム6へ取り付けることにより,その一方のGPSアンテナ12bの観測信号から締固めアタッチメント7の接地点Pの三次元座標を精度よく算出できる。また,締固めアタッチメント7をバイブレータ10とした場合は,一方のGPSアンテナ12bの観測信号からバイブレータ10の挿し込み深さTも精度よく算出できる。
(ロ)一方のGPSアンテナ12bは締固めアタッチメント7上に直接取り付けることも可能である。また,締固めアタッチメント7から多少離れた腕部材3のアーム6上に取り付けることにより,締固めアタッチメント7の振動・変動等を抑制できるので,GPSアンテナ12の誤差を小さく抑えることができる。
(ニ)また,一方のGPSアンテナ12bを腕部材3のアーム6上に取り付けた場合は,腕部材3の変動等により衛星信号の受信障害を生じるおそれもあるが,腕部材3に設けた水平方向の取り付け軸14上にGPSアンテナ12bを常時鉛直上向きとなるように枢支することにより,衛星信号の受信障害によるGPSアンテナ12の誤差を抑制できる。
以下,添付図面を参照して本発明を実施するための形態及び実施例を説明する。
本発明による締固め管理システムの一実施例の説明図である。 本発明による締固め管理システムの他の実施例の説明図である。 締固め域Eをメッシュ状に分割して管理する方法の説明図である。 図1の実施例におけるバイブレータ10の接地点Pの三次元座標を算出する方法の説明図である。 図2の実施例におけるバイブレータ10の接地点Pの三次元座標を算出する方法の説明図である。 作業機械1の腕部材先端位置Pを算出する従来方法の説明図である。
図1は,本発明の締固め管理システムを,例えばダム等の構造物を構築する現場の締固め域Eに適用した実施例を示す。図示例の作業機械1は,移動部2a(キャタピラ)上に載置された旋回台2と,その移動旋回台2に一端が支持された可動腕部材3とを有する油圧ショベル(図示例ではバックホウ)であり,その可動腕部材3の先端に締固めアタッチメント7を取り付けたものである(バイパック(登録商標)とも呼ばれる)。移動旋回台2は運転席4とカウンターウェイト2bとを備え,キャタピラ8により締固め域Eの任意場所へ移動させ,作業機械1の中心軸線をキャタピラ8上で360度旋回させることができる。また可動腕部材3は,旋回台2上に一端が上げ下げ可能に支持されたブーム5と,そのブーム5の先端5aに一端が支持された曲げ伸ばし可能なアーム6とを備え,そのアーム6の先端6aに締固めアタッチメント7を取り付けている。ブーム5,アーム6,締固めアタッチメント7は作業機械1の中心軸線に沿って配置されている。
図示例は,締固めアタッチメント7として4本の棒状バイブレータ10を支持部材11により平行に支持して装着した場合を示している。例えばダムのように高さのあるコンクリート構造物を構築する場合は,打設したコンクリート中で骨材が沈降して分離しないように,コンクリートCを所定厚さ(例えば50〜80cm程度)の複数層に分割して打設することが望ましいとされている(非特許文献2参照)。図1の実施例は,複数層に分割して打設する最下層のコンクリートCの締固め作業を示しており,作業機械1を移動しながらバイブレータ10の挿し込みを繰り返してコンクリートCの全体に振動を加えたのち,例えば図2に示すように上層コンクリートC2を所定厚さで打ち込み,下層と上層との間にコールドジョイントが生じないようにバイブレータ10で上下層のコンクリーCを一体化する締固め作業を繰り返す。以下,図示例を参照して本発明のシステムを説明するが,本発明の適用対象はコンクリートの締固め管理に限定されるものではなく,例えば図6のように締固めアタッチメント7として転圧プレート35を装着した作業機械1による盛土の締固め管理にも適用可能である。
図示例の締固め管理システムは,作業機械1上に搭載する2台のGPSアンテナ12a,12bと,作業機械1の腕部材3に取り付ける傾斜計16と.各GPSアンテナ12a,12bの観測信号と傾斜計16の計測信号とを入力して締固め域E上の締固め状況を管理するコンピュータ20とを有する。GPSアンテナ12a,12bは,移動する作業機械1の三次元座標を精確よく(例えば20〜50mm程度の精度で)測定できるRTK−GPSとすることが望ましく,その場合は既知三次元座標の基準点の観測信号(基準信号)を受信しながら各アンテナの取り付け位置の三次元座標を求める。2台のGPSアンテナ12a,12bを搭載することにより,図6の場合と同様に,それらの観測信号から作業機械1の向きベクトルTを求めることができる。
図示例のシステムは,2台のGPSアンテナ12a,12bのうち,一方のGPSアンテナ12aを作業機械1の旋回台2上に配置し,他方のアンテナ12bを作業機械1の腕部材3又は締固めアタッチメント7(図示例ではバイブレータ10)上に配置し,両アンテナ12a,12bを作業機械1の中心軸線方向に広い間隔を隔てて取り付けている。図6のように2台のGPSアンテナ31a,31bを共に作業機械1の旋回台2上に比較的狭い間隔で配置する方法に比し,一方のGPSアンテナ12bを作業機械1の腕部材3又は締固めアタッチメント7上に配置することにより,後述するように腕部材3の先端Pの検出精度を高めることができる。図1の実施例ではGPSアンテナ12bをアーム6上のブーム5との接合部5a付近に取り付けているが,図2に示すようにGPSアンテナ12bをバイブレータ10上に取り付けることも可能である。また,図1の実施例ではGPSアンテナ12aを運転席4の後方側(腕部材と反対側)の旋回台2上に取り付けているが,GPSアンテナ12aは運転席4の天井板等に取り付けてもよい。
ただし,一方のGPSアンテナ12bを作業機械1の腕部材3又はバイブレータ10上に配置する場合は,腕部材3の上下動,曲げ伸ばし,振動等によってGPSアンテナ12bによる衛生信号・基準信号の受信が影響を受け,GPSアンテナ12bの観測信号の誤差が大きくなるおそれがある。このため,腕部材3又はバイブレータ10上のGPSアンテナ12bは,腕部材3の上下動,曲げ伸ばし,振動等により影響を受けないように取り付けることが望ましい。例えば,図2に示すようにGPSアンテナ12bをバイブレータ10上に取り付ける場合は,バイブレータ10の挿し込み方向と平行な取り付け軸19を設け,その取り付け軸19の一端をバイブレータ10に固定すると共に他端にGPSアンテナ12bを取り付け,腕部材3の上下動,曲げ伸ばし,振動等によってGPSアンテナ12bによる衛生信号・基準信号の受信が遮られないようにする。
望ましくは,図1(C)に示すように,GPSアンテナ12bをアーム6上に取り付けると共に,そのアーム6の取り付け部位に水平方向の取り付け軸14を設け,GPSアンテナ12bを水平方向の取り付け軸14に常時鉛直上向きとなるように回転自在に枢支する。例えば,図示例のようにGPSアンテナ12bの下端にウェイト15を固定し,水平方向の取り付け軸14をアンテナ12bとウェイト15との間に回転自在に挿通させ,ウェイト15によりGPSアンテナ12bの姿勢を常時鉛直上向きとなるように制御することができる。図2のようにGPSアンテナ12bをバイブレータ10に直接取り付ける場合に比し,バイブレータ10から多少離れたアーム6上にGPSアンテナ12bを取り付けることにより,バイブレータ10の振動等によるGPSアンテナ12bの観測信号の誤差を小さく抑えることができる。
図示例の傾斜計16は,作業機械1の腕部材3上に取り付けたGPSアンテナ12bから腕部材先端までの離隔距離を計測するためものであり,図1のようにGPSアンテナ12bをアーム6上に取り付けた場合は,アーム6上に傾斜計16を取り付ける。また,図示例のように締固めアタッチメント7(バイブレータ10)がアーム6の先端6aに傾斜可能に装着されている場合は,GPSアンテナ12bから腕部材3の先端(各バイブレータ10の接地点)までの離隔距離を精度よく計測するため,アーム6上の傾斜計16だけでなく,アタッチメント7上にも傾斜計17を取り付けることが望ましい(図4参照)。図2のようにGPSアンテナ12bをバイブレータ10上に取り付けた場合は,締固めアタッチメント7(バイブレータ10)上に傾斜計17を取り付ければ足り,アーム6上の傾斜計16は省略可能である(図5参照)。
また,図1及び図2のようにGPSアンテナ12bをアーム6又はバイブレータ10上に取り付けた場合は,ブーム5上の傾斜計を省略できる。ブーム5にも傾斜計32を取り付ける図6の方法に対し,GPSアンテナ12bの取り付け位置より後方の傾斜計を必要としない図示例のシステムでは,計測信号に誤差が含まれる傾斜計の数を減らすことにより,腕部材3の先端Pの検出精度を高めることができる。なお,本発明のシステムにおいてGPSアンテナ12bをブーム5上に取り付けることも可能であり,その場合はブーム5上にも傾斜計が必要である。また,図6のような向きが固定の転圧プレート35を締固めアタッチメント7とした場合は,アタッチメント7上の傾斜計17は不要である。
図示例のコンピュータ20は,ディスプレイ等の出力装置26と,一次又は二次記憶装置等の記憶手段22とを有している。記憶装置22には,GPSアンテナ12の取り付け高さh0及び作業機械1上の取り付け位置,作業機械1のアーム6の長さh1,バイブレータ10の長さh2,バイブレータ10の所定振動伝達径D,コンクリート締固め域Eをメッシュに分割したメッシュ図面M等を記憶する(図3,図4を参照)。また内蔵プログラムとして,GPSアンテナ12a,12bの観測信号と各傾斜計16,17の計測信号とを入力する入力手段21と,その観測信号及び計測信号からバイブレータ10の接地点Pの三次元座標を算出する算出手段23と,算出したバイブレータ10の接地点Pの三次元座標とバイブレータ10の所定振動伝達径Dとによりコンクリート締固め域E上のコンクリートCの締固め状況を判定する判定手段24と,その判定結果を出力装置26へ表示する出力手段25とを有している。
必要に応じて,バイブレータ10のコンクリート中への挿し込み(接地)を検知して接地信号を出力する手段(例えばバイブルレータに流れる油圧の変化等から起動のON・OFFを検知する手段,図示せず)をコンピュータ20に接続し,算出手段23において観測信号及び計測信号と接地信号とからバイブレータ10の接地点Pの三次元座標を算出してもよい。バイブレータ10の接地信号は,作業機械1のオペレータが手動で入力するバイブレータ10のON・OFFスイッチ信号から取得することも可能である。
図4は,図1の実施例におけるバイブレータ10の接地点Pの算出方法を示している。コンピュータ20の算出手段23は,先ずGPSアンテナ12a,12bの観測信号と作業機械1上の取り付け位置とに基づき,作業機械1の旋回方向の向きベクトルTを求め,単位長さの向きベクトルe(=T/|T|=(Xe,Ye))を算出する。次いで傾斜計16,17の計測信号θ1,θ2と作業機械1の腕部材3の長さh1,h2とGPSアンテナ12の取り付け高さh0とに基づき,GPSアンテナ12bとバイブレータ10の接地点Pとの離隔距離を算出する。そして,算出された向きベクトルeと離隔距離とGPSアンテナ12bの観測信号(Xb,Yb,Zb)とから,(1)式〜(3)式によりバイブレータ10の接地点Pの三次元座標(X,Y,Z)を算出する。
X=Xb+(h1・sinθ1+h2・sinθ2)・Xe …………(1)
Y=Yb+(h1・sinθ1+h2・sinθ2)・Ye …………(2)
Z=Zb−(h0+h1・cosθ1+h2・cosθ2) …………(3)
また図5は,図2の実施例におけるバイブレータ10の接地点Pの算出方法を示している。この場合もコンピュータ20の算出手段23は,先ずGPSアンテナ12a,12bの観測信号に基づき作業機械1の単位長さの向きベクトルe(=T/|T|=(Xe,Ye))を算出し,次いで傾斜計17の計測信号θ2とGPSアンテナ12bの取り付け高さh2とに基づきGPSアンテナ12bと接地点Pとの離隔距離を算出する。そして,そのベクトルeと離隔距離とGPSアンテナ12bの観測信号(Xb,Yb,Zb)とから,(4)式〜(6)式によりバイブレータ10の接地点Pの三次元座標(X,Y,Z)を算出する。
X=Xb+h2・sinθ2・Xe ………………………………………(4)
Y=Yb+h2・sinθ2・Ye ………………………………………(5)
Z=Zb−h2・cosθ2 ………………………………………………(6)
図4及び図5に示す算出方法においても,図6の場合と同様に,2台のGPSアンテナ12a,12bの観測信号から算出される作業機械1の向きベクトルeには誤差が含まれている。しかし,図4及び図5の方法ではGPSアンテナ12a,12bを作業機械1の中心軸線方向に広い間隔を隔てて取り付けるので,2台のGPSアンテナ31a,31bが比較的狭い図6の方法に比して,向きベクトルeに含まれる誤差を小さく抑えることができる。また,一方のGPSアンテナ12bを作業機械1の腕部材3又はバイブレータ10上に配置し,GPSアンテナ12bと接地点Pとの離隔距離の計測に必要な傾斜計の数が少ないので,図6の方法に比して離隔距離に含まれる誤差も小さく抑えることができる。従って,向きベクトルeと離隔距離との乗算結果に含まれる誤差を小さく抑え,コンクリートの締固めを管理するに十分な精度でバイブレータ10の接地点Pの三次元座標を求めることができる。
具体的には,作業機械1を汎用されているJIS0.8m級バックホウとした場合,旋回台2の幅は3m程度であるから,2台のGPSアンテナ31a,31bを旋回台2上に取り付ける図6の方法では両アンテナの間隔を2.5m程度しか確保できない。他方で可動腕部材3(ブーム5+アーム6)の長さは作業時に10m程度であるから,仮にRTK−GPSによる水平方向の測定誤差を25mm程度とすると,作業機械1の単位向きベクトルeに含まれる誤差(=25mm/2.5m)とGPSアンテナから腕部材先端までの離隔距離(=10m)との積は100mm(=10m×25mm/2.5m)程度となる。従って,図6の方法では,接地点Pの三次元座標に含まれる誤差が,RTK−GPSの測定誤差に100mm程度が加算されたものとなる。
これに対して,図4及び図5の算出方法では,GPSアンテナ12a,12bと接地点Pとの位置関係にもよるが,仮に両アンテナの間隔を8m程度とし,一方のGPSアンテナ12bと接地点Pとの離隔距離を2m程度とすると,作業機械1の単位向きベクトルeに含まれる誤差(=25mm/8m)とGPSアンテナから腕部材先端までの離隔距離(=2m)との積は6mm(=2m×25mm/8m)程度となる。従って,接地点Pの三次元座標を算出する際に,RTK−GPSの測定誤差に加算される誤差を6mm程度に抑制することができる。また,以上の説明から,図4及び図5の方法において接地点Pに含まれる誤差を更に抑制するためには,一方のGPSアンテナ12bの取り付け位置をできるだけ接地点Pに近付けることが好ましいことが分かる。なお,図2に示すように一方のGPSアンテナ12bを締固めアタッチメント7(バイブレータ10)上に取り付けた場合でも,複数のバイブレータ10の方向を算出するために,旋回台2上の他方のGPSアンテナ12aは必要である。
図3は,コンピュータ20の判定手段24により,バイブレータ10の接地点Pの三次元座標とバイブレータ10の所定振動伝達径Dとから,コンクリート締固め域E上のコンクリートCの締固め状況を判定する処理を示す。同図は,コンクリート締固め域Eを,バイブレータ10の所定振動伝達径D(例えば600mm)以下の大きさのメッシュ(例えば500mmメッシュ)に分割したメッシュ図面Mを示す。例えば算出手段23により算出されたバイブレータ10の接地点Pの平面座標(例えばXY座標)をメッシュ図面上にプロットし,その接地点Pを中心とする振動伝達径Dの円をメッシュ図面上に割り付けることにより,締固め域E上のコンクリートCの振動状況をメッシュ毎に把握して管理することができる。例えば,コンピュータ10の出力装置26を作業機械1の運転席4に設置し,図3のようなメッシュ図面Mを出力手段25経由で運転席4の視認しやすい場所に表示し,作業機械1のオペレータにコンクリートCの振動済み領域と未振動領域とを示すことにより,締固め域E上のコンクリートC全体に適切な振動を加えることが容易になる。
また,図4及び図5の算出方法によれば,バイブレータ10の接地点Pの平面座標だけでなく,接地点Pの深さ方向座標(例えばZ座標)も精度よく算出することがきる。従って,コンピュータ20の判定手段24により,締固め域E上におけるバイブレータ10の挿し込み位置(振動伝達位置)だけでなく挿し込み深さTをメッシュ毎に把握して管理することも可能である。例えば,コンクリートCを複数層に分割して打設する場合は,下層と上層との間にコールドジョイントが生じないように,上層コンクリーCに挿し込むバイブレータ10を下層コンクリートに10cm程度挿入することにより,上下層のコンクリートCを一体化することが必要とされている(非特許文献2参照)。図3のようなメッシュ図面Mにおいて,例えばコンピュータ120の記憶手段22に打設するコンクリートCの各層の所定標高範囲(EL)を記憶しておき,接地点Pの深さ方向座標と各層の所定標高範囲とを比較することにより,メッシュ毎にバイブレータ10の挿し込み深さTを管理することができる。また,バイブレータ10で一定時間以上の振動を加えた挿し込み深さTをメッシュ毎に色分け表示することにより,締固め域E上の複数層に分割された上下層のコンクリートCの確実な一体化を図ることができる。
こうして本発明の目的である「作業機械を用いた締固め作業において締固め位置を精度よく検出できるGPS利用の締固め管理方法及びシステム」の提供を達成できる。
1…作業機械 2…旋回台
2a…移動部(キャタピラ) 2b…カウンターウェイト
3…可動腕部材 4…運転席
5…ブーム 5a…接合部(ヒンジ部)
6…アーム 6a…接合部(ヒンジ部)
7…アタッチメント
10…バイブレータ 11…支持部材
12a,12b…GPSアンテナ 14…取り付け軸
15…ウェイト 16,17…傾斜計
19…取り付け軸
20…コンピュータ 21…入力手段
22…記憶手段 23…算出手段
24…判定手段 25…出力手段
26…出力装置(ディスプレイ)
31a,31b…GPSアンテナ 32…転圧プレート
40…コンピュータ 21…入力手段
22…記憶手段 23…算出手段
24…判定手段 25…出力手段
26…出力装置(ディスプレイ)
31a,31b…GPSアンテナ 32,33…傾斜計
35…転圧プレート
41…位置計測手段 42…位置計測機
43…締固手段位置算出部 44…旋回部位置算出部
45…管理手段 46…締固時間計算部
47…締固め時間積算部 48…管理表示部
E…締固め域 C…コンクリート
D…振動伝達径 M…メッシュ図面
P…接地点 S…測量点
T…挿し込み深さ

Claims (8)

  1. 移動旋回台上に一端が支持されたブームと当該ブーム先端に一端が支持されたアームとを含む可動腕部材を有する作業機械の当該腕部材先端にヒンジ部を介して振動締固めアタッチメントを装着し,前記アーム上に水平方向の取り付け軸を設け,前記作業機械の旋回台GPSアンテナを取り付けると共に前記アーム上の取り付け軸に常時鉛直上向きとなるようにGPSアンテナを回転自在に枢支し,前記アーム上に傾斜計を取り付け,前記作業機械を締固め域内で移送させながら前記各GPSアンテナの観測信号と前記傾斜計の計測信号とから振動締固めアタッチメントの接地点の三次元座標を算出し,前記振動締固めアタッチメントの接地点の三次元座標により締固め域上の締固め状況を管理してなるGPS利用の締固め管理方法。
  2. 請求項1の管理方法において,前記振動締固めアタッチメントをコンクリートバイブレータとし,前記バイブレータの接地点の三次元座標と当該バイブレータの所定振動伝達径とにより締固め域上のコンクリート締固め状況を管理してなるGPS利用の締固め管理方法。
  3. 請求項2の管理方法において,前記締固め域を前記バイブレータの所定振動伝達径以下の大きさのメッシュに分割し且つ当該メッシュ毎にバイブレータの振動伝達及び挿し込み深さを管理してなるGPS利用の締固め管理方法。
  4. 請求項1から3の何れかの管理方法において,前記水平方向の取り付け軸を,前記アーム上のブームとの接合部に設けてなるGPS利用の締固め管理方法。
  5. 移動旋回台上に一端が支持されたブームと当該ブーム先端に一端が支持されたアームとを含む可動腕部材を有する作業機械の当該腕部材先端にヒンジ部を介して装着する振動締固めアタッチメント,前記アーム上に設けた水平方向の取り付け軸,前記作業機械の旋回台に取り付けるGPSアンテナ,前記アーム上の取り付け軸に常時鉛直上向きとなるように回転自在に枢支するGPSアンテナ,前記アーム上に取り付ける傾斜計,及び前記各GPSアンテナの観測信号と前記傾斜計の計測信号とを入力して振動締固めアタッチメントの接地点の三次元座標を算出し且つ前記振動締固めアタッチメントの接地点の三次元座標により締固め域上の締固め状況を管理するコンピュータを備えてなるGPS利用の締固め管理システム。
  6. 請求項の管理システムにおいて,前記振動締固めアタッチメントをコンクリートバイブレータとし,前記コンピュータにより,前記バイブレータの接地点の三次元座標と当該バイブレータの所定振動伝達径とにより締固め域上のコンクリート締固め状況を管理してなるGPS利用の締固め管理システム。
  7. 請求項5又は6の管理システムにおいて,前記コンピュータにより,前記締固め域を前記バイブレータの所定振動伝達径以下の大きさのメッシュに分割し且つ当該メッシュ毎にバイブレータの振動伝達及び挿し込み深さを管理してなるGPS利用の締固め管理システム。
  8. 請求項5から7の何れかの管理システムにおいて,前記水平方向の取り付け軸を,前記アーム上のブームとの接合部に設けてなるGPS利用の締固め管理システム。
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