JP7015122B2 - コンクリートの打込み方法 - Google Patents
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Description
実施例1におけるコンクリートの打込み方法及び締固め管理装置は、例えば、図1に示すように、鉄筋6を有する鉄筋コンクリート構造物を構築する際に適用される。
図1は、実施例1のコンクリートの打込みに関する全体構成を示す構成図である。図2は、実施例1の電光掲示板を説明する説明図である。以下、図1及び図2に基づいて、コンクリートの打込みに関する全体構成を説明する。
図3は、実施例1の締固め管理装置の構成を示す構成図である。図4は、実施例1の締固め管理装置の構成を上方から示す斜視図である。図5は、実施例1の締固め管理装置の構成を下方から示す斜視図である。以下、図3~図5に基づいて、締固め管理装置の構成を説明する。
図6は、実施例1の締固め管理システムの構成を説明するブロック図である。以下、図6に基づいて、締固め管理システムの構成を説明する。
次に、コンクリートの打込みの手順を説明する。図7は、実施例1のコンクリートの打込みの手順を説明するフローチャートである。
最下層コンクリート充填工程では、コンクリート供給ホース7から、コンクリートが型枠5の内側に供給され、最下層のコンクリートC1を充填する(ステップS1)。
最下層コンクリート締固め工程では、作業者Mが、締固め装置10を電源ONにし、バイブレータ11を最下層のコンクリートC1に挿入し、締固めを行う(ステップS2)。
上層コンクリート充填工程では、コンクリート供給ホース7から、コンクリートが型枠5の内側に供給され、下層のコンクリートC1の上面に上層のコンクリートC2を充填する(ステップS3)。
次に、コンクリート層厚管理工程を説明する。図8は、実施例1のコンクリート層厚管理工程及び挿入量検知工程を説明する説明図である。なお、図8では、説明の都合により、コンクリート供給ホース7と鉄筋6を省略して記載している。
バイブレータ挿入工程では、上層のコンクリートC1から下層のコンクリートC2に向けて、バイブレータ11を挿入する(ステップS5)。
挿入量検知工程(ステップS6)では、図8に示すように、各層のコンクリート厚の厚さHと、バイブレータ11の先端から締固め管理装置30を取り付けた位置までの距離L1と、距離センサ35により測定されたコンクリートCの上面までの距離D4と、の情報に基づいて、挿入量を検知する。具体的には、バイブレータ11が下層のコンクリートC1に、所定量まで挿入された際、制御部40は、赤色LED34aを消灯し、緑色LED34bを点灯する。挿入量検知工程の流れについては、後述する。
締固め工程では、バイブレータ11が下層のコンクリートC1に、所定量まで挿入された状態で、作業者Mが、締固め装置10を電源ONにし、締固めを行う(ステップS7)。なお、締固め装置10を電源ONにするタイミングは、この態様に限定されず、例えばバイブレータ挿入工程で締固め装置10を電源ONにしても良い。
挿入時間管理工程では、バイブレータ11が下層のコンクリートC1に、所定量まで挿入された状態における挿入時間を管理する(ステップS8)。具体的には、バイブレータ11が下層のコンクリートC1に所定量まで挿入された状態が、所定の時間(例えば、5秒、10秒又は15秒)を経過すると、制御部40は、点灯していた緑色LED34bを点滅する。挿入時間管理工程の流れについては、後述する。
締固め位置検知工程では、GPS衛星からGPS受信部51で受信したGPS信号に基づいて、制御部40が締固めした平面位置を算出する(ステップS9)。締固めの平面位置情報は、位置情報送信部52から電光掲示板23に向けて送信され、電光掲示板23の受信部24によって受信される。受信部24によって受信された締固めの平面位置情報は、電光掲示板23に表示される。
実施例1のコンクリートの打込み方法及び締固め管理装置における作用を、「コンクリートの打込み方法の比較作用」、「コンクリートの打込み方法の他の特徴作用」、「締固め管理装置の比較作用」、[締固め管理装置の他の特徴作用]、に分けて説明する。
例えば、各層のコンクリート厚を管理しない場合を比較例とする。
実施例1では、締固め工程の時間を管理する締固め時間管理工程を含む(図9)。
例えば、コンクリートへのバイブレータの挿入時間を管理しない場合を比較例とする。
図10に示すように、締固め管理装置30の電源を投入した電源投入状態では、赤色LED34aが点灯する。これにより、作業者Mは、締固め管理装置30が電源ONになったことを確認することができる。
図11に示すように、締固め装置10がコンクリートCへ挿入され、締固め装置10が締固めされる所定の位置に到達すると、緑色LED34bが点灯する。これにより、作業者Mは、バイブレータ11が、コンクリートCに、締固めされる所定の位置まで挿入されたことを確認することができる。
図12に示すように、締固めされる所定の位置まで、コンクリートCに挿入された状態で、所定の時間が経過すると、緑色LED34bが点滅する。これにより、作業者Mは、所定の時間まで、締固めを実施したことを確認することができる。
実施例1では、報知手段は、LED34を有し、LED34は、発光状態を変化可能とする(図10~図12)。
これにより、締固め時間によって、LED34の発光状態を変化することができる。そのため、作業者Mは、締固め時間を、LED34の発光状態によって把握することができるとともに、管理することができる。
これにより、締固め管理装置30を既存の締固め装置10に装着することができる。そのため、締固め管理装置30を、多くのコンクリートの打込み現場で、使用することができる。
11 バイブレータ(振動部の一例)
12 ケーブル部
30 締固め管理装置
34 LED(報知手段の一例)
35 距離センサ(距離測定手段の一例)
C1 下層のコンクリート
C2 上層のコンクリート
Claims (3)
- 充填された下層のコンクリートの上面に、上層のコンクリートを充填する上層コンクリート充填工程を有するコンクリートの打込み方法において、
前記上層のコンクリート厚を管理するコンクリート層厚管理工程と、
コンクリートに挿入されて振動する振動部に接続されるケーブル部の前記コンクリート厚に応じた位置に、前記振動部の挿入量を検知するための締固め管理装置を装着する工程と、
前記上層のコンクリートから前記下層のコンクリートに向けて、前記振動部を挿入する挿入工程と、
前記振動部を、前記下層のコンクリートに所定の挿入量まで挿入したことを前記締固め管理装置の測定結果に基づいて検知する挿入量検知工程と、
前記振動部が前記所定の挿入量まで挿入した状態で振動する締固め工程と、を含む
ことを特徴とするコンクリートの打込み方法。 - 前記締固め工程の時間を管理する締固め時間管理工程を含む
ことを特徴とする請求項1に記載のコンクリートの打込み方法。 - コンクリートを締め固めた位置を検知する締固め位置検知工程を含む
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のコンクリートの打込み方法。
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