JP2021504024A - 調理方法及び調理器具 - Google Patents

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Abstract

本発明は、調理方法及び調理器具を提供する。調理方法は、指定の調理プロセスに入ったことが検出された時に、調理器具の側部温度値と第1の事前設定温度値との大小の関係を比較することと、大小の関係に基づいて側部加熱アセンブリを指定のパワーで加熱させるように制御することとを含む。本発明の技術的手段によれば、側部位置に対応する食物おける水分を減少する点において有利であり、食物の食感とユーザーの使用体験を向上させる。

Description

本願は、2017年12月12日に中国特許庁に提出された、出願番号が201711320706.6であり、発明の名称が「調理方法及び調理器具」である中国発明出願の優先権を主張し、その内容のすべてを援用することにより本願に取り入れる。
本発明は、調理の技術分野に関し、具体的には、調理方法及び調理器具に関する。
以往の調理過程において、一般的には、上蓋温度センサと底部温度センサを採用して調理器具内釜の温度を検出し、底部加熱アセンブリと側部加熱アセンブリを採用して同時に調理器具の内釜を加熱する。
多くの食物、例えば8杯の米を調理する時に、調理器具が炊飯段階に入った後に、同時に底部加熱アセンブリと側部加熱アセンブリをオフとし、この時に内釜における米量が多いため、調理器具の内釜側面に熱量が不足で、側面の食物における水分が多く、さらに食物が調理されないことを引き起こしやすく、食物の食感が悪く、さらにユーザーの使用体験が低下する。
本発明は、先行技術又は関連技術に存在する技術的問題の少なくとも1つを解决することを目的とする。
そのため、本発明の一つの目的は、調理方法を提供する。
本発明のもう一つの目的は、調理器具を提供する。
上記の目的を実現するために、本発明に係る第1態様の実施例によれば、底部に底部加熱アセンブリが設けられ、側部に側部加熱アセンブリが設けられた調理器具に用いる調理方法であって、指定の調理プロセスに入ったことが検出された時に、調理器具の側部温度値と第1の事前設定温度値との大小の関係を比較することと、大小の関係に基づいて側部加熱アセンブリを指定のパワーで加熱させるように制御することとを含む調理方法を提供する。
当該技術的手段において、指定の調理プロセスに入ったことが検出時に、調理器具の側部温度値と第1の事前設定温度値との大小の関係を比較することにより、側部温度値が第1の事前設定温度値に到達したか否かを判断し、即ち側部の熱量が所定の要求を満たしているか否かを判断する。側部温度値と第1の事前設定温度値との大小の関係に基づいて、側部加熱アセンブリを指定のパワーで加熱させるように制御し、炊飯段階における調理器具の側部に位置する食物の水分をさらに効果的に減少させ、調理器具の調理品質を向上させ、ユーザーの使用体験を向上させる点において有利である。
1つの調理プロセスは調理器具の1つの調理機能に対応し、例えば、急速調理機能、精密調理機能、保温機能、炊飯機能、及びスープ調理機能等がある。上記指定の調理プロセスは炊飯機能に対応するプロセスであってもよく、即ち側部温度値を調節することにより、炊飯過程において食物における上部の水分を低下させ、炊飯効率をさらに向上させ、食物の食感を向上させる点においても有利である。
具体的には、第1の事前設定温度値(約105℃〜110℃)に到達するように調理器具の側部を加熱させることを制御するとともに、ある所定の時間(約3分間〜5分間)まで炊飯を継続する。
上記の何れかの技術的手段において、好ましくは、指定の調理プロセスに入ったことを検出する前において、調理方法は、底部加熱アセンブリを第1パワーで加熱させるように制御すること、及び/又は側部加熱アセンブリを第2のパワーで加熱させるように制御することと、調理器具の底部温度値は第2の事前設定温度値以上であるか否かを判断することと、底部温度値は第2の事前設定温度値以上であると判定された時に、指定の調理プロセスに入ることを決定することとを含む。
当該技術的手段において、底部加熱アセンブリを第1パワーで加熱させるように制御する、及び/又は側部加熱アセンブリを第2のパワーで加熱させるように制御することは、それぞれ底部加熱アセンブリを第1パワーで加熱させるように個別に制御し、側部加熱アセンブリを第2のパワーで加熱させるように個別に制御し、底部加熱アセンブリを第1パワーで加熱させ側部加熱アセンブリを第2のパワーで加熱させるように同時に制御するという少なくとも三つの稼働方式を含み、そのうち、底部加熱アセンブリを第1パワーで加熱させ側部加熱アセンブリを第2のパワーで加熱させるように同時に制御することにより、調理器具を早速指定の調理プロセスに入ることができ、調理効率を向上させる点において有利である。
そのうち、第2の事前設定温度値の範囲は、125℃〜135℃であってもよく、底部温度値が上記第2の事前設定温度値に到達したことが検出された後に、調理器具の底部における水分が急に減少するので、焦げたり乾いたりする可能性を減らすために、特に底部加熱アセンブリを所定のパワーに低下したもの(パワーはゼロであっても良い)で加熱させるように制御するとともに、炊飯機能に対応する指定の調理プロセスに入ることを決定し、食物における上部の水分を低下させるように側部温度値を調節し始め、炊飯効率及び炊飯食感を向上させる。
上記の何れかの技術的手段において、好ましくは、底部温度値は第2の事前設定温度値以上であると判定された時に、指定の調理プロセスに入ることを決定することは、具体的に、底部温度値は第2の事前設定温度値以上であると判定された時に、底部加熱アセンブリが第1パワーで加熱しているか否かを判断することと、底部加熱アセンブリが第1パワーで加熱していると判定された時に、底部加熱アセンブリを制御して加熱を停止させ、指定の調理プロセスに入ることを決定することと含む。
当該技術的手段において、底部加熱アセンブリが第1パワーで加熱していることと判定され、且つ底部温度値は第2の事前設定温度値以上である(約125℃〜135℃)と判定された時に、底部加熱アセンブリに加熱を停止させるように制御するとともに、指定の調理プロセスに入ることを決定することにより、焦げたり乾いたりする可能性を減らす点において有利である。
底部温度値は第2の事前設定温度値以上であると判定された時に、食物底部における水分が急に減少することが決定でき、食物における中上部の水分が多いだけであり、焦げたり乾いたりすることを回避するために、底部加熱アセンブリに加熱を停止させるように制御することにより、食物の食感及びユーザーの使用体験を向上する点において有利である。
上記の何れかの技術的手段において、好ましくは、大小の関係に基づいて、側部加熱アセンブリを指定のパワーで加熱させるように制御することは、具体的に、側部温度値が第1の事前設定温度値より小さいと判定された時に、側部温度値が第1の事前設定温度値に到達するまで、側部加熱アセンブリを第3のパワーで加熱させるように制御することと、第1の事前設定温度値に到達したことが検出された時に、側部加熱アセンブリが第3のパワーで所定時間まで加熱し続けるように、側部加熱アセンブリを制御することと含む。
当該技術的手段において、側部温度値が第1の事前設定温度値より小さいと判定された時に、側部温度値が第1の事前設定温度値に到達するまで、側部加熱アセンブリを第3のパワーで加熱させるように制御し、調理器具の側部温度を向上させることにより、調理器具における側部の水分消費を速くさせ、炊飯効率をさらに向上させ、同時に食物が調理されない可能性を効果的に低下させることができる。
上記の何れかの技術的手段において、好ましくは、第1の事前設定温度値の範囲は、105℃〜110℃である。
上記の何れかの技術的手段において、好ましくは、第2の事前設定温度値の範囲は、125℃〜135℃である。
上記の何れかの技術的手段において、好ましくは、所定の時間の範囲は、3分間〜5分間である。
本発明に係る第2態様の技術的手段によれば、底部には電気に接続された底部加熱アセンブリと底部センサが設けられ、側部には側部加熱アセンブリが設けられる調理器具であって、調理器具の側部に設けられ調理器具の側部温度値を検出する側部センサと、側部センサ、底部センサ、側部加熱アセンブリ、及び底部加熱アセンブリに接続された制御器であって、指定の調理プロセスに入ったことが検出された時に、調理器具の側部温度値と第1の事前設定温度値との大小の関係を比較し、大小の関係に基づいて、側部加熱アセンブリを指定のパワーで加熱させるように制御する制御器とを含む、ことを特徴とする調理器具を提供する。
当該技術的手段において、調理器具の側部に設けられた側部センサにより、調理器具の側部の温度を検出することで、調理器具の側部の温度値が正確に得られ、側部温度値を制御器に送信する。側部センサ、底部センサ、側部加熱アセンブリ、及び底部加熱アセンブリに接続された制御器にて、側部センサが検出した側部温度値により、側部加熱アセンブリを指定のパワーで加熱させるように制御し、さらに炊飯段階における調理器具の側部の食物における水分を効果的に減少させ、調理器具の調理品質を向上させ、ユーザーの使用体験を向上させる点において有利である。
上記の何れかの技術的手段において、好ましくは、調理器具は、内釜をさらに含み、側部センサが内釜の底部からの距離は、所定の距離範囲にあり、所定の距離範囲は、内釜の垂直高さの3/4〜1/2である。
当該技術的手段において、側部センサの設置位置を最適化させたことで、側部温度センサの検出構造の信頼性をさらに向上させる点において有利である。
上記の何れかの技術的手段において、好ましくは、調理器具は、炊飯器及び/又は圧力鍋である。
上記の何れかの技術的手段において、好ましくは、底部加熱アセンブリは、電磁加熱アセンブリ、抵抗加熱アセンブリ又はIH(Indirect Heating、間接加熱)加熱アセンブリの少なくとも1つを含む。
上記の何れかの技術的手段において、好ましくは、側部加熱アセンブリは、電磁加熱アセンブリ、抵抗加熱アセンブリ又はIH加熱アセンブリの少なくとも1つを含む。
本発明のほかの態様やメリットは、以下の説明によって明確になり、又は本発明を実施することで理解できる。
本発明の上記及び/又は他の態様やメリットは以下の図面を結合した実施例の説明から明確になり、容易に理解することができる。
本発明の一実施例に係る調理方法の概略フローチャート図を示す。 本発明の一実施例に係る調理器具の概略図を示す。 本発明の一実施例に係る調理方法のフローチャート図を示す。 本発明の一実施例に係る調理器具の側部温度の曲線変化図を示す。
本発明の上記目的、特徴及び利点をより明確に理解できるように、以下、図面及び具体的な実施形態を参照しながら本発明についてさらに詳しく説明する。なお、矛盾しない限り、本願の実施例及び実施例における特徴を組み合せすることができる。
本発明を充分に理解するように、以下の説明で多くの具体的な詳細を説明するが、本発明はここで説明する形態と異なる形態で実施することもできるので、本発明の保護範囲は以下で開示する具体的な実施例に限定されない。
図1には、本発明の一実施例に係る調理方法の概略フローチャート図を示す。
図1に示されるように、本発明の実施例における調理方法によれば、指定の調理プロセスに入ったことが検出された時に、調理器具の側部温度値と第1の事前設定温度値との大小の関係を比較するステップS102と、大小の関係に基づいて側部加熱アセンブリを指定のパワーで加熱させるように制御するステップS104とを含む。
当該技術的手段において、指定の調理プロセスに入ったことが検出時に、調理器具の側部温度値と第1の事前設定温度値との大小の関係を比較することにより、側部温度値が第1の事前設定温度値に到達したか否かを判断し、即ち側部の熱量が所定の要求を満たしているか否かを判断する。側部温度値と第1の事前設定温度値との大小の関係に基づいて、側部加熱アセンブリを指定のパワーで加熱させるように制御し、炊飯段階における調理器具の側部の食物における水分をさらに効果的に減少させ、調理器具の調理品質を向上させ、ユーザーの使用体験を向上させる点において有利である。
1つの調理プロセスは調理器具の1つの調理機能に対応し、例えば、急速調理機能、精密調理機能、保温機能、炊飯機能、及びスープ調理機能等がある。上記指定の調理プロセスは炊飯機能に対応するプロセスであってもよく、即ち側部温度値を調節することにより、炊飯過程において食物における上部の水分を低下させ、炊飯効率をさらに向上させ、食物の食感を向上させる点においても有利である。
具体的には、第1の事前設定温度値(約105℃〜110℃)に到達するように調理器具の側部を加熱させることを制御するとともに、ある所定の時間(約3分間〜5分間)まで炊飯を継続する。
上記の何れかの技術的手段において、好ましくは、指定の調理プロセスに入ったことを検出する前において、調理方法は、底部加熱アセンブリを第1パワーで加熱させるように制御すること、及び/又は側部加熱アセンブリを第2のパワーで加熱させるように制御することと、調理器具の底部温度値は第2の事前設定温度値以上であるか否かを判断することと、底部温度値は前記第2の事前設定温度値以上であると判定された時に、指定の調理プロセスに入ることを決定することとを含む。
当該技術的手段において、底部加熱アセンブリを第1パワーで加熱させるように制御する、及び/又は側部加熱アセンブリを第2のパワーで加熱させるように制御することは、それぞれ底部加熱アセンブリを第1パワーで加熱させるように個別に制御し、側部加熱アセンブリを第2のパワーで加熱させるように個別に制御し、底部加熱アセンブリを第1パワーで加熱させ側部加熱アセンブリを第2のパワーで加熱させるように同時に制御するという少なくとも三つの稼働方式を含み、そのうち、底部加熱アセンブリを第1パワーで加熱させ側部加熱アセンブリを第2のパワーで加熱させるように同時に制御することにより、調理器具を早速指定の調理プロセスに入ることができ、調理効率を向上させる点において有利である。
そのうち、第2の事前設定温度値の範囲は、125℃〜135℃であってもよく、底部温度値が上記第2の事前設定温度値に到達したことが検出された後に、調理器具の底部における水分が急に減少するので、焦げたり乾いたりする可能性を減らすために、特に底部加熱アセンブリを所定のパワーに低下したもの(パワーはゼロであっても良い)で加熱させるように制御するとともに、炊飯機能に対応する指定の調理プロセスに入ることを決定し、食物における上部の水分を低下させるように側部温度値を調節し始め、炊飯効率及び炊飯食感を向上させる。
上記の何れかの技術的手段において、好ましくは、底部温度値は第2の事前設定温度値以上であると判定された時に、指定の調理プロセスに入ることを決定することは、具体的に、底部温度値は第2の事前設定温度値以上であると判定された時に、底部加熱アセンブリが第1パワーで加熱しているか否かを判断することと、底部加熱アセンブリが第1パワーで加熱していると判定された時に、底部加熱アセンブリを制御して加熱を停止させ、指定の調理プロセスに入ることを決定することと含む。
当該技術的手段において、底部加熱アセンブリが第1パワーで加熱していることと判定され、且つ底部温度値は第2の事前設定温度値以上である(約125℃〜135℃)と判定された時に、底部加熱アセンブリに加熱を停止させるように制御するとともに指定の調理プロセスに入ることを決定することにより、焦げたり乾いたりする可能性を減らす点において有利である。
そのうち、底部温度値は第2の事前設定温度値以上であると判定された時に、食物底部における水分が急に減少することが特定でき、食物における中上部の水分が多いだけであり、焦げたり乾いたりすることを回避するために、底部加熱アセンブリに加熱を停止させるように制御することにより、食物の食感及びユーザーの使用体験を向上する点において有利である。
上記の何れかの技術的手段において、好ましくは、大小の関係に基づいて、側部加熱アセンブリを指定のパワーで加熱させるように制御することは、具体的に、側部温度値が第1の事前設定温度値より小さいと判定された時に、側部温度値が第1の事前設定温度値に到達するまで、側部加熱アセンブリを第3のパワーで加熱させるように制御することと、第1の事前設定温度値に到達したことが検出された時に、側部加熱アセンブリが第3のパワーで所定の時間まで加熱し続けるように、側部加熱アセンブリを制御することとを含む。
当該技術的手段において、側部温度値が第1の事前設定温度値より小さいと判定された時に、側部温度値が第1の事前設定温度値に到達するまで、側部加熱アセンブリを第3のパワーで加熱させるように制御し、調理器具の側部温度を向上させることにより、調理器具における側部の水分消費を速くさせ、炊飯効率をさらに向上させ、同時に食物が調理されない可能性を効果的に低下させることができる。
上記の何れかの技術的手段において、好ましくは、第1の事前設定温度値の範囲は、105℃〜110℃である。
上記の何れかの技術的手段において、好ましくは、第2の事前設定温度値の範囲は、125℃〜135℃である。
上記の何れかの技術的手段において、好ましくは、所定の時間の範囲は、3分間〜5分間である。
本発明の実施例によれば、底部には電気に接続された底部加熱アセンブリと底部センサが設けられ、側部には側部加熱アセンブリが設けられる調理器具であって、調理器具の側部に設けられ調理器具の側部温度値を検出する側部センサと、側部センサ、底部センサ、側部加熱アセンブリ、及び底部加熱アセンブリに接続された制御器であって、指定の調理プロセスに入ったことが検出された時に、調理器具の側部温度値と第1の事前設定温度値との大小の関係を比較し、大小の関係に基づいて側部加熱アセンブリを指定のパワーで加熱させるように制御する制御器とを含む、ことを特徴とする調理器具を提供する。
当該技術的手段において、調理器具の側部に設けられた側部センサにより、調理器具の側部の温度を検出することで、調理器具の側部の温度値が正確に得られ、側部温度値を制御器に送信する。側部センサ、底部センサ、側部加熱アセンブリ、及び底部加熱アセンブリに接続された制御器にて、側部センサが検出した側部温度値により、側部加熱アセンブリを指定のパワーで加熱させるように制御し、さらに炊飯段階における調理器具の側部の食物における水分を効果的に減少させ、調理器具の調理品質を向上させ、ユーザーの使用体験を向上させる点において有利である。
上記の何れかの技術的手段において、好ましくは、調理器具は、内釜をさらに含み、側部センサが内釜の底部からの距離は、所定の距離範囲にあり、所定の距離範囲は、内釜の垂直高さの3/4〜1/2である。
当該技術的手段において、側部センサの設置位置を最適化させたことで、側部温度センサの検出構造の信頼性をさらに向上させる点において有利である。
実施例1
図2には、本発明の一実施例に係る調理器具の概略図を示す。
図2に示されるように、本発明の一実施例における調理器具によれば、内釜202と、内釜202の側部に位置し内釜202側部を加熱するための側部加熱アセンブリ204と、内釜202の底部に位置し内釜202の底部を加熱するための底部加熱アセンブリ206とを含み、そのうち、内釜202の高さは、Hである。側部センサは、AとBの2点間における任意位置にあることができ、そのうち、点Bの位置は、内釜202の底部からの垂直高さのH/2であり、点Aの位置は、内釜202の底部からの垂直高さの3H/4 である。
上記の何れかの技術的手段において、好ましくは、調理器具は、炊飯器及び/又は圧力鍋である。
上記の何れかの技術的手段において、好ましくは、底部加熱アセンブリ206は、電磁加熱アセンブリ、抵抗加熱アセンブリ又はIH(Indirect Heating、間接加熱)加熱アセンブリの少なくとも1つを含む。
上記の何れかの技術的手段において、好ましくは、側部加熱アセンブリ204は、電磁加熱アセンブリ、抵抗加熱アセンブリ又はIH加熱アセンブリの少なくとも1つを含む。
実施例二
図3には、本発明の他の実施例に係る調理方法のフローチャート図を示す。
図3に示されるように、本発明の他の実施例に係る調理方法によれば、炊飯器が正常に煮飯するステップS302と、炊飯器の側面加熱アセンブリをオンとするステップS304と、底部センサ温度がN1℃に到達したか否かを判断し、N1℃に到達したと判断されたと、ステップS308を実行し、N1℃に到達しないと判断されたと、ステップS302を実行し、そのうち、N1℃の取りうる値の範囲は、125℃〜135℃であるステップS306と、底部加熱アセンブリをオフとするステップS308と、側面センサ温度がN2℃に到達したか否かを判断し、N2℃に到達したと判断されたと、ステップS312を実行し、N2℃に到達しないと判断されたと、ステップS320を実行し、そのうち、N2℃の取りうる値の範囲は105℃〜110℃であるステップS310と、タイマがTを計時するステップS312と、時間Tがt1に到達したか否かを判断し、t1に到達したと判断されたと、ステップS316を実行し、t1に到達しないと判断されたと、ステップS322を実行し、そのうち、t1は3分間〜5分間であることができるステップS314と、側面加熱アセンブリをオフとするステップS316と、保温と炊飯段階に入るステップS318と、側面加熱アセンブリが加熱する(昇温過程)ステップS320と、側面加熱アセンブリが加熱する(保温過程)ステップS322とを含む。
実施例三
図4に示されるように、調理器具が正常に煮飯する時に、調理器具の側部加熱アセンブリが加熱状態に入り、対応する調理器具の側部の温度値(単位:℃)が、常温から一定の傾度に従って上昇し、傾度は正である1直線が図から反映され、横軸は、時間(単位:秒)である。
調理器具の側部温度値がN2℃に到達した時に、そのうち、N2℃の取りうる値の範囲は、105℃〜110℃であり、調理器具の側部加熱アセンブリが保温状態に入り、側部温度をN2℃に保持するとともに、調理器具が計時し始め、対応する計時の開始タイミングは、側部温度がN2℃のタイミングに到達したことである。
調理器具の側部温度をN2℃に維持する持続時間は、t1になる時に、調理器具の側部加熱アセンブリがオフ状態に入り、調理器具が炊飯状態に入り、そのうち、t1は、3分間〜5分間であることができる。
上記のように、図面を参照しながら本発明の技術的手段を詳しく説明した。本発明は調理方法及び調理器具を提供し、指定の調理プロセスに入ったことが検出された時に、調理器具の側部温度値と第1の事前設定温度値との大小の関係を比較することにより、側部温度値が第1の事前設定温度値に到達したか否かを判断し、即ち側部の熱量が所定の要求を満たしているか否かを判断する。側部温度値と第1の事前設定温度値との大小の関係に基づいて、側部加熱アセンブリを指定のパワーで加熱させるように制御し、炊飯段階における調理器具の側部の食物における水分をさらに効果的に減少させ、調理器具の調理品質を向上させ、ユーザーの使用体験を向上させる点において有利である。
以上は、本発明の好適な実施例に過ぎず、本発明を限定するものではない。当業者であれば、本発明に様々な修正や変更が可能である。本発明の精神や原則内での全ての修正、置換、改善などは、本発明の保護範囲内に含まれる。
202 内釜
204 側部加熱アセンブリ
206 底部加熱アセンブリ

Claims (8)

  1. 底部に底部加熱アセンブリが設けられ、側部に側部加熱アセンブリが設けられる調理器具に用いる調理方法であって、
    指定の調理プロセスに入ったことが検出された時に、前記調理器具の側部温度値と第1の事前設定温度値との大小の関係を比較することと、
    前記大小の関係に基づいて、前記側部加熱アセンブリを指定のパワーで加熱させるように制御することとを含むことを特徴とする調理方法。
  2. 指定の調理プロセスに入ったことが検出される前に、
    前記底部加熱アセンブリを第1パワーで加熱させるように制御する、且つ/又は前記側部加熱アセンブリを第2のパワーで加熱させるように制御することと、
    前記調理器具の底部温度値が第2の事前設定温度値以上であるか否かを判断することと、
    前記底部温度値が前記第2の事前設定温度値以上であると判定された時に、前記指定の調理プロセスに入ることを決定することとをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の調理方法。
  3. 前記底部温度値が前記第2の事前設定温度値以上であると判定された時に、前記指定の調理プロセスに入ることを決定することは、具体的に、
    前記底部温度値が前記第2の事前設定温度値以上であると判定された時に、前記底部加熱アセンブリが前記第1パワーで加熱しているか否かを判断することと、
    前記底部加熱アセンブリが前記第1パワーで加熱していると判定された時に、前記底部加熱アセンブリを制御して加熱を停止させ、前記指定の調理プロセスに入ることを決定することとを含むことを特徴とする請求項2に記載の調理方法。
  4. 前記大小の関係に基づいて、前記側部加熱アセンブリを指定のパワーで加熱させるように制御することは、具体的に、
    前記側部温度値が前記第1の事前設定温度値より小さいと判定された時に、前記側部温度値が前記第1の事前設定温度値に到達するまで、前記側部加熱アセンブリを第3のパワーで加熱させるように制御することと、
    前記第1の事前設定温度値に到達したことが検出された時に、前記側部加熱アセンブリが前記第3のパワーで所定の時間まで加熱し続けるように、前記側部加熱アセンブリを制御することと含むことを特徴とする請求項3に記載の調理方法。
  5. 前記第1の事前設定温度値の範囲は、105℃〜110℃であり、
    前記第2の事前設定温度値の範囲は、125℃〜135℃であり、
    前記所定の時間の範囲は、3分間〜5分間であることを特徴とする請求項4に記載の調理方法。
  6. 底部には電気に接続された底部加熱アセンブリと底部センサが設けられ、側部には側部加熱アセンブリが設けられる調理器具であって、
    前記調理器具の側部に設けられ、前記調理器具の側部温度値を検出する側部センサと、
    前記側部センサ、前記底部センサ、前記側部加熱アセンブリ、及び前記底部加熱アセンブリに接続され、指定の調理プロセスに入ったことが検出された時に、前記調理器具の側部温度値と第1の事前設定温度値との大小の関係を比較し、前記大小の関係に基づいて前記側部加熱アセンブリを指定のパワーで加熱させるように制御する制御器とを含むことを特徴とする調理器具。
  7. 内釜をさらに含み、
    前記側部センサが前記内釜の底部からの距離は、所定の距離範囲にあり、
    前記所定の距離範囲は、前記内釜の垂直高さの3/4〜1/2であることを特徴とする請求項6に記載の調理器具。
  8. 前記調理器具は、炊飯器及び/又は圧力鍋であり、
    前記底部加熱アセンブリは、電磁加熱アセンブリ、抵抗加熱アセンブリ又はIH加熱アセンブリの少なくとも1つを含み、
    前記側部加熱アセンブリは、電磁加熱アセンブリ、抵抗加熱アセンブリ又はIH加熱アセンブリの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項6又は7に記載の調理器具。
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