JP2021502325A - 口腔洗浄用発泡性固形剤及びその製造方法 - Google Patents

口腔洗浄用発泡性固形剤及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、口腔洗浄用発泡性固形剤に関する。より詳しくは、有効成分として、ブドウ抽出物、緑茶抽出物、コガネバナ抽出物及びキキョウ抽出物の混合物を含み、象牙質再石灰化及び象牙細管閉鎖効果に優れ、口に投入後、溶解して泡を発生して歯磨きを特に必要としなく、洗浄効果に優れ、抗炎、坑菌、虫歯予防、口臭除去、スケーリング効果がある口腔洗浄用発泡性固形剤に関するものである。

Description

本発明は、口腔洗浄用発泡性固形剤に関し、より詳しくは、有効成分として、ブドウ抽出物、緑茶抽出物、コガネバナ抽出物及びキキョウ抽出物の混合物を含む口腔洗浄用発泡性固形剤に関するものである。
歯磨き粉は、歯磨剤(dentifrice)とも呼ばれており、歯磨き時、口腔内の歯の表面を洗浄するために、歯ブラシと併用して使用する洗剤であり、医薬部外品に該当する。歯磨き粉の使用の基本目的は、歯の表面に付着した細菌性痴態を効果的に除去するためであり、さらに、齲蝕、歯周疾患の予防、美白効果、知覚過敏症の鈍化、口臭抑制などの追加的な目的へと拡大されている。
歯磨き粉の主要成分には、摩耗剤、水、湿剤、洗剤、結合剤、香味剤、甘味剤、予防的治療剤、色素及び保存剤が含まれており、そのなかの予防的治療剤として殺菌性、抗菌性、中和性、抗酵素性の薬理効果によって齲蝕発生抑制及び歯周疾患の予防機能を有する薬物又は化学物質などの有効成分を選択的に添加している。
一般に、歯磨き粉は、ペースト、粉末、ゲル、粘液及び液状になっており、そのうちのペースト状は、最も多く流通しているが研磨剤成分により歯のエナメル層の損傷を誘発する可能性が高く、使用時、絞り出し難いことから廃棄される容器に残量の歯磨き粉が残る問題がある。また、粉末状は、使用中に粒子が噴射されたり、飛散されたりして使用に困難が生じており、ゲル状は、高粘性により展延性が低く、腔内で簡単に分散されない短所がある。また、液状は低粘度により簡単に流れて洗浄成分の不足から十分な洗浄効果を期待し難い。
これにより、最近、特定使用及び対象者別に適合した処方のために、多様な製剤の歯磨剤が開発されている。また、普遍的に使用する様々な成分を再配合する技術が開発されている。一例として、特許文献1にはシート状の歯磨き粉が開示され、特許文献2には球状の発泡型歯磨き粉が開示され、特許文献3には錠剤状の歯磨き粉が開示されていた。しかし、開発されたこれらの歯磨き粉は、一般的な歯磨剤の製剤と違って、消費者の好奇心を刺激することはできるが、従来の歯磨き粉から単に製剤のみが変わっているか、洗浄効果が落ちる短所があり、依然として歯磨きを必要とするなどの問題があった。従って、使用が便利であり、効能が向上された歯磨剤の開発が求められている。
一方、人体に無害、且つ安全な天然抽出物として知らされているレスベラトロール(resveratrol)は、ピーナッツ、ブドウ抽出物の植物などに含まれたポリフェノールの一種であり、植物が紫外線及び病原菌など外部のストレスに露出されたとき、自己防御のために発散するファイトアレキシン(phytoalexin)化合物(生体防御物質)中の一つである。また、緑茶抽出物として知らされたカテキン(catechin)は、フラボノイド群のflavan−3−olsに属し、ポリフェノールの一種である。これは、発癌抑制、動脈硬化予防、抗ウイルス、抗肥満、抗糖尿、坑菌、解毒及び消炎作用があることが知られており、特に、齲蝕予防と口臭予防効果を有している。バイカリン(baicalin)は、シソ科の根に含まれたフラボノイドの一つであり、抗炎症及び坑酸化などの効能を有し、多様な形態で生体に利用されている。
従って、本発明では、有害な合成化学物質を排除し、有効成分として天産物のみを含む口腔洗浄用発泡性固形剤を開発した。
参考先行技術文献としては、特許文献4、5、6を用いた。
韓国 公開特許公報 第10−2012−0079537号 韓国 公開特許公報 第10−2015−0051296号 韓国 公開特許公報 第10−2004−0008953号 韓国 特許 第10−1448283号 韓国 公開特許公報 第10−2005−0086796号 韓国 特許 第10−1056573号
本発明は、前記問題点を解決するために、有効成分として、ブドウ抽出物、緑茶抽出物、コガネバナ抽出物及びキキョウ抽出物の混合物を含み、歯磨きを必要としなく、口臭除去、歯肉炎及び歯垢予防効能を有する口腔洗浄用発泡性固形剤を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、
口腔洗浄用発泡性固形剤であって、有効成分として、ブドウ抽出物、緑茶抽出物、コガネバナ抽出物及びキキョウ抽出物からなる混合物を含む口腔洗浄用発泡性固形剤を提供する。
前記ブドウ抽出物は、有効成分としてレスベラトロールを含み、前記緑茶抽出物は、有効成分としてカテキンを含み、前記コガネバナ抽出物は、有効成分としてバイカリンを含み、前記キキョウ抽出物はキキョウであることを特徴とする。
前記口腔洗浄用発泡性固形剤は、発泡剤として炭酸水素ナトリウムを含み、界面活性剤、pH調節剤、製剤化剤、研磨剤、崩壊剤、滑沢剤、甘味剤及び香料をさらに含むことを特徴とする。
前記ブドウ抽出物、前記緑茶抽出物、前記コガネバナ抽出物及び前記キキョウ抽出物は、重量対比1:7:2:4からなっており、前記発泡剤は、全組成物100重量部に対して、20重量部を含むことを特徴とする。
前記製剤化剤が結晶セルロース、前記研磨剤が炭酸カルシウム、前記崩壊剤がラクトース及びデンプン、前記滑沢剤がステアリン酸マグネシウムを含み、前記pH調節剤は、DL−リンゴ酸であり、前記界面活性剤は、L−リシン及びオリーブ油であることを特徴とする。
前記口腔洗浄用発泡性固形剤は、口腔投入後、30秒以内に発泡され、象牙質再石灰化及び象牙細管閉鎖能を有することを特徴とする。
また、本発明は、他の側面において、ブドウ抽出物、緑茶抽出物、コガネバナ抽出物及びキキョウ抽出物からなる混合物と、界面活性剤、pH調節剤、製剤化剤、研磨剤、崩壊剤、滑沢剤、甘味剤及び香料を混合する第1工程;前記混合物を熟成させる第2工程;前記熟成された混合物を打錠する第3工程;前記打錠された混合物を熟成させる第4工程;前記熟成された混合物をコーティングする第5工程;前記コーティングされた混合物を乾燥させる第6工程;を含む口腔洗浄用発泡性固形剤の製造方法を提供する。
より具体的には、前記第1工程において、ブドウ抽出物、緑茶抽出物、コガネバナ抽出物及びキキョウ抽出物からなる混合物と、界面活性剤、pH調節剤、製剤化剤、研磨剤、崩壊剤、滑沢剤、甘味剤及び香料を温度22℃以下、湿度40%以下の条件で、30rpm以下の速度で15分間混合することが好ましく、前記混合物を温度25℃以下、湿度60%以下の条件、密封状態で8時間熟成させることが好ましい。また、前記第3工程において、前記熟成された混合物は、温度20℃以下、湿度40%以下の条件、圧力2,000kg/cm、速度30rpmで打錠することが好ましく、前記打錠された混合物を温度25℃以下、湿度60%以下の条件、密封状態で8時間熟成させることが好ましい。前記熟成された混合物を熱交換器の圧力0.2Mpsi、空気圧縮機の圧力4〜6bar、ガンの噴射圧力5barの条件、1.5rpmで90分、2.5rpmで60分間第1次コーティングした後、3.5rpmで60分、4.5rpmで30分間第2次コーティングする工程を経ることが好ましい。前記コーティングされた混合物を温度25℃以下、湿度60%以下の条件、密封状態で8時間乾燥させることが好ましい。
本発明による口腔洗浄用発泡性固形剤は新規の固形剤タイプであり、携帯が便利で、家庭ではもちろん、場所に束縛されることなく、外出時、水や歯ブラシがなくても、簡単且つ手軽に口腔管理が可能になる。また、豊富な泡が速やかに浸透し、隅々まで洗浄が可能であり、歯の保護及び洗浄効果が従来技術よりは速く、サイズ別研磨剤により歯茎を保護し、歯が損傷しない効果がある。これにより、歯のしびれや歯茎の弱い人々にも効果的であり、歯磨き後、残余物が残らずすっきりする。また、象牙質再石灰化及び象牙細管閉鎖効果に優れ、口腔内抗炎、抗菌作用機能があり、虫歯予防、口臭除去、スケーリングの効果がある。
乳頭辺縁付着歯肉炎指数変化グラフである。 タルボット(Talbott's)歯肉炎指数変化グラフである。 歯垢管理能力指数変化グラフである。 歯垢評点基準変化グラフである。 口臭測定器で測定した口臭変化グラフである。 官能評価変化グラフである。 象牙質人工齲蝕病巣の再石灰化を試験したSEM写真である。 人工象牙細管閉鎖効果を試験したSEM写真である。 硫化水素濃度による口臭洗浄効果を試験したグラフである。 メチルメルカプタン濃度による口臭洗浄効果を試験したグラフである。
以下、本発明の口腔洗浄用発泡性固形剤について詳細に説明する。
本発明の口腔洗浄用発泡性固形剤は、有効成分として、ブドウ抽出物、緑茶抽出物、コガネバナ抽出物及びキキョウ抽出物からなる混合物を含み、有効成分として、前記ブドウ抽出物は、レスベラトロールを、前記緑茶抽出物はカテキンを、前記コガネバナ抽出物はバイカリンを含み、前記キキョウ抽出物は、キキョウであることが好ましい。
前記レスベラトロール(resveratrol)は、ピーナッツ、ブドウ、松、赤ワインなど70種余を越える植物から発見されるポリフェノール系物質であり、下記に示された構造のように、シース−レスベラトロールとトランス−レスベラトロールの2種類のタイプがある。レスベラトロールは、1970年代に植物体から、植物がバクテリアやカビに感染されたとき、これらを退治するために作り出す抗生物質であるフィトアレキシン(phytoalexin)として作用する事実が明らかになっており、1997年レスベラトロールの抗癌効果が報告された。また、2003年には、酵母において長寿遺伝子SIRT1を活性化させるという事実が発表された。また、英国、インペリアル・カレッジ・ロンドンのLouise Donnelly博士によってレスベラトロールが幅広い炎症抑制効能があり、喘息、慢性閉鎖性肺疾患(COPD)、関節炎治療に効果があるということが明らかになった。米国のミズーリ大学の発表によれば、レスベラトロールは、ビタミンやミネラルよりも数十、数百倍の優れた坑酸化作用を有し、さらに、カナダケベック市のラヴァル大学のFatiha Chandad博士チームにより、歯茎疾患の予防及び治療に役立つことが発表された。前述のように、レスベラトロールは、抗炎、坑酸化、歯茎疾患予防などの生理活性効能が報告されるにつれて口腔疾患の予防及び治療に効果的である。
前記カテキン(catechin)は、緑茶に入っているポリフェノールの一種であり、主なカテキンとしては、EGCG(epigallocatechin gallate)、EGC(epigallocatechin)、ECG(epicatechin gallate)、EC(epicatechin)等があり、特に、緑茶に含まれた総ポリフェノールの40%を占めるEGCGは、生理活性が最も強い成分として知られている。カテキンは、口腔細菌に対する殺菌効果に優れたことが報告されており(The Korean Journal of Microbiology, Vol. 40, No. 4, 2004:364-366)、茶から抽出したカテキンの坑酸化効果及び抗菌活性効果が発表された(Horticulture Environment and Biotechnology, Vol. 10, 2007:114-114)。また、歯石生成原因物質の活性を抑制し、坑酸化効果により歯槽骨消失予防及び損傷した歯茎治癒に寄与し、さらに抗癌、口臭除去、歯変色防止など多様な生理活性及び薬理学的効果を有することが報告された。以下にカテキンの構造を示した。
前記バイカリン(baicalin)は、シソ科コガネバナ(Scutellaria baicalensis Georgi)の根に含まれているフラボノイドの一種類であり、報告された主な生理活性は坑菌及び抗炎症活性であり、その他にも抗ウイルス、坑酸化、抗癌作用などに効果を示すことが報告された。その例として、コガネバナ抽出物が虫歯原因菌であるストレプトコッカス・ミュータンスに対して抗菌活性及び付着抑制効果があるとことが発表された(Journal of Dental Hygiene Science, Vol. 8, No. 4, 2008:367-373)、これにより、バイカリンの生理活性効能を歯周疾患予防及び口腔ケアー用途に活用することができる。
前記キキョウ(Platycodonis Radix)は、キキョウの根をそのまま又は周皮を除去したものであり、豊富な繊維質と鉄分、カルシウムをはじめとしてタンパク質、糖質、地質、無機質、ビタミンとサポニンなどの多様な有効成分のある優れたアルカリ性食品である。キキョウは、トリテルペノイドサポニンとフィトステロール成分を含有しており、トリテルペノイドサポニンは抗炎効果がある。漢方では、肺に作用し、咳嗽と痰が多く呼吸が苦しい症状を治療して、咽喉痛、風邪によるせき、痰、鼻詰まり、喘息、気管支炎症、胸膜炎、頭痛、悪寒、扁桃腺炎などに使用している。また、薬理作用により去痰作用、血糖降下作用、コレステロール降下作用、疥癬菌抑制作用が報告された。
前記ブドウ抽出物、前記緑茶抽出物、前記コガネバナ抽出物及び前記キキョウ抽出物は、重量対比1:7:2:4からなることが好ましい。
前記口腔洗浄用発泡性固形剤は、泡発生のために、発泡剤として炭酸水素ナトリウムを含むことが好ましく、前記発泡剤は全組成物100重量部に対して、20重量部を含むことが好ましい。前記炭酸水素ナトリウムは、柔らかい練磨力を有し、口腔内細菌に対する抑制効果に優れ、プラークにより生成される有機酸を中和させることで虫歯予防効果がある。
また、前記固形剤は、界面活性剤、pH調節剤、製剤化剤、研磨剤、崩壊剤、滑沢剤、甘味剤及び香料をさらに含むことが好ましい。
前記界面活性剤は、L−リシン及びオリーブ油であることが好ましく、前記pH調節剤は、DL−リンゴ酸であることが好ましい。
前記製剤化剤は、発泡剤、研磨剤などを結合させる役割及び固形への製造のために添加するものであり、結晶セルロースを含むことが好ましい。
前記研磨剤は、炭酸カルシウムを含むことが好ましく、プラーク及び食物除去など洗浄に重要な役割を果たすことで、歯のエナメル質を損傷してはならないし、他の成分との相容性を確保しなければならない。
前記崩壊剤は、ラクトース及びデンプンを含むことが好ましい。
前記滑沢剤は、打錠過程で打錠機のパンチに異物が挟まれることを防止するために添加するものであり、ステアリン酸マグネシウムを含むことが好ましい。
前記甘味剤は、固形剤が有する基本的な味を克服するために添加されており、L−メントール、D−ソルビトール、キシリトール又は酵素処理ステビアであってもよい。
前記香料は、香りを補強、変更又は抑制するために添加される。
前記固形剤は、口腔投入後、30秒以内に発泡され、象牙質再石灰化及び象牙細管閉鎖能を有する。
また、本発明は別の側面において、ブドウ抽出物、緑茶抽出物、コガネバナ抽出物及びキキョウ抽出物からなる混合物と、界面活性剤、pH調節剤、製剤化剤、研磨剤、崩壊剤、滑沢剤、甘味剤及び香料を温度22℃以下、湿度40%以下の条件、30rpm以下の速度で15分間混合する工程;前記混合物を温度25℃以下、湿度60%以下の条件で、密封状態で8時間熟成させる工程;前記熟成された混合物を温度20℃以下、湿度40%以下の条件、圧力2,000kg/cm、速度30rpmで打錠する工程;前記打錠された混合物を温度25℃以下、湿度60%以下の条件、密封状態で8時間熟成させる工程;前記熟成された混合物を熱交換器の圧力0.2Mpsi、空気圧縮機の圧力4〜6bar、ガンの噴射圧力5barの条件、1.5rpmで90分、2.5rpmで60分間1次コーティングした後、3.5rpmで60分、4.5rpmで30分間2次コーティングする工程;前記コーティングされた混合物を温度25℃以下、湿度60%以下の条件、密封状態で8時間乾燥させる工程;を含む口腔洗浄用発泡性固形剤の製造方法を提供する。
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。しかし、下記実施例は本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲がこれらに制限されるものではない。
実施例
下記表1による成分を、リボンミキサー(V−Mixer)を利用して、温度22℃以下、湿度40%以下の条件、30rpm以下の速度で15分間混合した後、温度25℃以下、湿度60%以下の条件、密封状態で8時間熟成させた。前記熟成された原料を温度20℃以下、湿度40%以下の条件、打錠機を利用して圧力2,000kg/cm、速度30rpmで打錠した後、温度25℃以下、湿度60%以下の条件、密封状態で8時間熟成させた。その後、前記熟成された原料を、コーターを利用して熱交換器の圧力0.2Mpsi、主空気圧縮機の圧力4〜6bar、ガンの噴射圧力5barの条件で、第1次コーティングし、このとき、排気温度は35〜38℃であり、1.5rpmで90分、2.5rpmで60分間行った。その後、第1次コーティングと同様の条件で第2次コーティングし、このとき、排気温度は45〜48℃であり、3.5rpmで60分、4.5rpmで30分間行った。以降、温度25℃以下、湿度60%以下の条件、密封状態で8時間乾燥させた。
比較例1(比較歯磨剤)
前記実施例で主成分を除いて、同様に製造した。
比較例2(標準歯磨剤)
歯科用シリカを主成分として、通常の歯磨剤の成分だけで構成された比較例2(標準歯磨剤)を製造した。
比較例3(対照歯磨剤)
湿潤剤、起泡剤及び香りなどの基本的な成分だけ添加して、標準歯磨き溶液である比較例3(対照歯磨剤)を製造した。
試験対象者選定及び試験方法
軽−重症度の歯肉炎症状を有する満20才以上、50才以下の成人男女120人を試験対象者として選定した。前記試験対象者は、1週間の試験前段階(run-in period)後、それぞれ30人ずつ試験群、比較群、陰性対照群、陽性対照群の4群に分け、4週間試験を行った。1週、2週、4週間隔で試験例1〜4の検査を行った。
同じ歯磨き粉で口腔環境を作るために、全4群において、毎日、朝食後と夕食後、3分間、比較例2を用いて回転法を利用した歯磨きを行うようにした。試験群は、昼食後に実施例を、比較群は昼食後に比較例1を、陽性対照群は昼食後に比較例3を利用して洗浄するようにした。陰性対照群は朝食後及び夕食後以外は、更なる洗浄が無いようにした。
このとき、実施例及び比較例1は、1錠剤を口中に入れ、咀嚼して粉砕したものを舌と唇を利用して歯茎、歯、舌を摩擦洗浄及びうがいした後、吐き出し、さらに別の歯磨きをしないようにした。比較例3は、昼食後適量(10cc)を1分程度口中に含み、吐き出す方法を使用した。
下記表2に全試験対象者の性別及び年齢分布を示した。
試験例1:歯肉炎指数評価
1)乳頭辺縁付着歯肉炎指数(Papillary Marginal Attached Gingival index, PMA index)
上下顎前歯部歯肉を対象とし、乳頭辺縁付着歯肉炎指数を測定した。これを下記表3及び図1に示した。試験前の0週目のPMA指数は、試験群11.27、比較群11.30、陰性対照群11.33、陽性対照群11.30と4群間における有意な差はなく(p>0.05)、1週後のPMA指数は、試験群11.03、比較群11.07、陰性対照群11.67、陽性対照群11.10と調査され、2週後PMA指数は、試験群10.93、比較群10.80、陰性対照群11.63、陽性対照群10.80と調査され、4群間における有意な差は認められなかった。反面、4週後のPMA指数は、試験群10.20、比較群11.07、陰性対照群11.90、陽性対照群10.20と調査され、試験群と陽性対照群が陰性対照群に比べて、PMA指数が統計的に有意な水準に低くなり(p<0.05)、試験群と陽性対照群のPMA指数は、試験前に比べて4週後の統計的に有意な水準に減少したことを確認した(p<0.05)。前記結果から、本発明の実施例が通常の口腔歯磨き溶液を使用する場合と類似した程度の歯肉炎緩和効果を示していることを確認した。
2)Talbott、Mandel及びChiltonの歯肉炎指数(Gingival Index, GI)
歯肉炎指数は、Talbott、Mandel及びChiltonが変形したLoeの歯肉炎評点基準に従って、歯を取り囲んでいる頬舌側歯肉炎をそれぞれ近心、遠心、中央歯肉炎に区分して6部位を測定し、6部位の測定値を算術平均で求めた。個人の歯肉炎指数は、各部位別測定値の合計を検査対象歯数で割った。このとき、検査対象歯は、合計6個である#16、#11、#26、#46、#31、#36番の歯を対象とした。Loeの部位別歯肉炎評点基準は以下の通りであり、結果値を下記表4及び図2に示した。
[Loeの部位別歯肉炎評点基準]
0:炎症なし
1:軽微の歯肉炎(色調に弱い変化及び弱い浮腫)−歯周ポケット測定時、出血なし
2:中等の歯肉炎(発赤、浮腫)−歯周ポケット測定時、出血
3:高度の歯肉炎(潰瘍)−自然に出血される傾向
試験前のタルボット歯肉炎指数は、試験群1.33、比較群1.33、陰性対照群1.36、陽性対照群1.35と4群間における有意な差がなく、1週後の測定値は、試験群1.31、比較群1.35、陰性対照群1.37、陽性対照群1.31と調査され、4群間における有意な差がなかった。2週後の測定値は、試験群1.24、比較群1.33、陰性対照群1.41、陽性対照群1.22と調査され、4週後の測定値は、試験群1.19、比較群1.26、陰性対照群1.44、陽性対照群1.12と調査され、2週後と4週後に試験群と陽性対照群の歯肉炎指数が試験前に比べて、有意な水準に低くなったことを確認した(p<0.05)。また、陰性対照群は、4週後の試験前に比べて有意な水準に歯肉炎指数が高くなった(p<0.05)。期間別のおける群間の差は、試験前と1週後には4群間に有意な差がなく(p>0.05)、2週後の試験群と陽性対照群が比較群と陰性対照群に比べて歯肉炎指数が有意に低くなり(p<0.05)、比較群も陰性対照群よりも歯肉炎指数が有意に低くなった(p<0.05)。一方、4週後には陽性対照群の歯肉炎指数が最も低いことが明らかになったが、試験群とは有意な差ではなく、比較群と陰性対照群は有意な差があることが確認された。
試験例2:歯垢評価
1)歯垢管理能力指数(Patient Hygiene Performance Index, PHP index)
歯垢付着程度を歯垢管理能力指数により評価し、検査対象の歯は、#16、#11、#26、#46、#31、#36番の歯である。
下記表5及び図3に示されるように、試験前のPHP指数は、試験群2.23、比較群2.16、陰性対照群2.16、陽性対照群2.21であり、1週後のPHP指数は、試験群2.18、比較群2.07、陰性対照群2.21、陽性対照群2.06、2週後のPHP指数は、試験群2.07、比較群2.15、陰性対照群2.21、陽性対照群2.09、4週後のPHP指数は、試験群2.04、比較群2.09、陰性対照群2.35、陽性対照群2.08と調査された。試験前、1週後、2週後の4群間における有意差はなく(p>0.05)、4週後の試験群が陰性対照群に比べてPHP指数が有意に低いことが分かった(p<0.05)。前記結果から、本発明の実施例が口腔洗浄を行っていない場合に比べて、歯垢形成抑制能力に優れていることを確認した。
2)歯垢評点基準(Plaque index)
Tureskyが変形したQuigleyとHeinの歯垢評点基準を利用して、歯垢付着程度を測定した。検査対象歯は、#15、#13、#26、#44、#32、#36番の歯である。
下記表6及び図4に示されるように、Tureskyの歯垢指数は、試験前の試験群2.58、比較群2.60、陰性対照群2.55、陽性対照群2.58、1週後の試験群2.53、比較群2.53、陰性対照群2.56、陽性対照群2.51、2週後の試験群2.55、比較群2.47、陰性対照群2.57、陽性対照群2.49、4週後の試験群2.44、比較群2.47、陰性対照群2.67、陽性対照群2.45と調査された。試験前、1週後、2週後の4群間における有意な差はなく(p>0.05)、4週後には試験群と陽性対照群が陰性対照群に比べて、歯垢指数が有意に低いことが分かった(p<0.05).
試験例3:口臭評価
1)口臭測定器
口臭測定器BB hecker(Plustech, Daejeon, Korea)を利用して口臭評価を行った。測定値を下記表7及び図5に示した。
測定結果は、試験前の試験群81.4、比較群82.3、陰性対照群82.3、陽性対照群81.3、1週後の試験群78.7、比較群81.5、陰性対照群83.8、陽性対照群77.4、2週後の試験群77.2、比較群82.2、陰性対照群84.3、陽性対照群76.7であり、4週後の試験群73.6、比較群78.5,陰性対照群87.3、陽性対照群72.8と調査された。試験前、1週後、2週後の4群間における有意な差はなく(p>0.05)、4週後には試験群と陽性対照群が陰性対照群に比べて、口臭程度が有意に低いことが分かった(p<0.05)。時間による差においても試験群と陽性対照群の口臭程度が試験前に比べて、4週後に有意に低い水準に減少したことを確認した(p<0.05)。前記結果から、本発明の実施例が通常の口腔歯磨き溶液を使用する場合と類似した程度の口臭減少効果を有していることを確認した。
2)視覚的評価スケール検査
視覚的評価スケールを利用して官能検査による口臭評価を行った。これを下記表8及び図6に示した。
その結果、試験群の口臭程度が試験前の4.63から4週後4.27に低くなり、比較群に比べて低い値を示していることを確認した。
試験例4:安定性評価
安定性評価のために、当該歯磨剤使用後に発生した異常反応を確認して分析した。2週及び4週後に試験者の異常反応有無を確認しており、発見された全ての異常反応に対する追跡観察は、当該異常反応が消失されるか、安定化されるか、またはその状況が説明可能な時点になるまで進めた。試験者によって人体適用試験用製品と異常反応の関連性が‘関連ある可能性がある(Possibly related)’、‘関連ありと考えられる(Probably related)’、‘明らかに関連あり(Definitely related)’、‘不明(Unknown)’と判断された異常反応については、人体適用試験用製品と関連性がある異常反応と評価し、詳細な情報を別提示した。評価の結果、全試験期間中において試験者から異常反応は発見されなかった。
試験例5:象牙質人工齲蝕病巣再石灰化の評価
象牙質は、エナメル質下の層を意味し、無機質70%、有機質20%、水分10%で形成されている。象牙質が露出されれば、外部刺激から保護できず歯の敏感性が増加し、これにより、外部からの全ての刺激をそのまま歯髄内の神経に伝達し、同じ刺激に対してもさらに敏感に反応することになる。これは、疼痛を誘発するか、知覚過敏症のように歯のしびれやズキズキする症状を現わす。これにより、脱灰された象牙質の再石灰化は、歯根齲蝕予防と過敏分治療のために大変重要である。
人工的に作られた歯の病巣に実施例を試験した後、走査電子顕微鏡(SEM)により象牙質人工齲蝕病巣の表面を観察した。その結果を図7に示した。観察結果、図7(a)に示された対照群では、象牙質の表面形態が不規則で、外形が崩壊されている脱灰が観察され、実施例が処理された人工齲蝕病巣の象牙質の表面である図7(b)は、象牙質の齲蝕病巣が消失され、再石灰化により損失した歯の表面が再び石灰化されたことを観察した。また、象牙質微細硬度測定結果、象牙質の表面微細硬度が140.26HV(kg/mm)に増加して、象牙質保護のための丈夫な外形を有する石灰化が行われたことが分かった。これにより、本発明の実施例が象牙質の脱灰された空隙に浸透し、再石灰化に優れた影響を及ぼすことを確認した。
試験例6:人工象牙細管閉鎖効果及び美白効果の評価
象牙細管は、齲蝕があるか、露出された場合、細菌の浸透経路になり得、象牙細管が露出された状態で、物理的、化学的刺激及び熱刺激などが加えられれば、象牙細管内にある液体が非常に速い速度で内外に移動することになり、象牙細液が移動しながら生じる圧力が歯髄内にある細胞に影響を与えることになる。これにより、細胞が増大するか圧縮されて、細胞に接触している神経がこの変化を感知し、疼痛を感じることになる。これにより、露出された象牙細管を閉鎖し、歯茎疾患及び虫歯から歯を保護して、歯根面齲蝕及び知覚過敏症を緩和させることができる。
このような象牙細管閉鎖効果を評価するために、人工象牙細管に実施例を試験し、走査電子顕微鏡により表面変化を観察した。その結果を図8に示した。その結果、対照群である図8(a)は、象牙細管が露出されている反面、実施例が処理された人工象牙細管は、象牙細管奥まで沈着が生じ、象牙細管の直径が小さく見えることが観察されており、71.6%の閉鎖率を示し、象牙細管の閉鎖効果に優れることを確認した。また、実施例を処理した後、色測定時の測定値が30.73増加して、美白効果があることを確認した。
試験例7:口臭洗浄効果の評価
口臭の原因は、主に揮発性硫黄化合物であり、主成分は硫化水素(HS)とメチルメルカプタン(CHSH)である。これにより、口腔内の硫化水素及びメチルメルカプタンの濃度を測定し、口臭除去効能を評価した。口臭は、起床後、洗浄直後、洗浄30分後、洗浄1時間後と合計4回測定したし、対照群では、前記比較例1を使用し、比較例では市販されている洗浄液(GARGREEN)を使用して比較分析した。
図9に示されるように、硫化水素の濃度測定結果、対照群に比べて実施例及び比較例を通じて口中を洗浄したとき、硫化水素の濃度が大きく減少することが分かる。また、比較例使用直後の濃度は393ppbである反面、実施例使用直後の濃度は279ppbと実施例を使用したとき、口臭除去率がより優れていることが分かり、1時間経過後にも比較例は346ppbである反面、実施例は174ppbの数値が示され、本発明の実施例の口臭効果がより優れていることを確認することができた。
また、図10に示されるように、メチルメルカプタンの濃度は、対照群に比べて実施例及び比較例を使用するとき、格段に低くなることが分かる。また、実施例使用直後のメチルメルカプタンの濃度は112ppbである反面、比較例使用直後は169ppbと実施例使用時、口臭除去率がより優れていることを確認でき、時間が経過した後にも低い濃度を維持していることから、口臭洗浄効果に優れていることを確認することができた。
以上、本発明を例示的に説明したが、本発明が属する技術分野における通常の知識を有した者であれば、本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲内で多様な変形が可能である。従って、本明細書に開示された実施例は、本発明を限定するためのものでなく、説明するためのものであり、このような実施例によって本発明の思想と範囲が限定されるものではない。本発明の保護範囲は、以下の請求範囲によって解釈されるべきありで、それと同等な範囲内にある全ての技術は、本発明の権利範囲に含まれると解釈しなければならない。
(産業上利用の可能性)
本発明によれば、携帯性に優れ、使用が簡単であり、洗浄力、口臭除去、虫歯予防など歯保護効果に優れた口腔洗浄用発泡性固形剤を製造することができることから産業上利用可能性がある。

Claims (19)

  1. 口腔洗浄用発泡性固形剤であって、
    有効成分として、ブドウ抽出物、緑茶抽出物、コガネバナ抽出物及びキキョウ抽出物からなる混合物含む口腔洗浄用発泡性固形剤。
  2. 前記ブドウ抽出物は、有効成分としてレスベラトロールを含み、
    前記緑茶抽出物は、有効成分としてカテキンを含み、
    前記コガネバナ抽出物は、有効成分としてバイカリンを含むことを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄用発泡性固形剤。
  3. 前記キキョウ抽出物は、キキョウであることを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄用発泡性固形剤。
  4. 発泡剤として炭酸水素ナトリウムを含むことを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄用発泡性固形剤。
  5. 界面活性剤、pH調節剤、製剤化剤、研磨剤、崩壊剤、滑沢剤、甘味剤及び香料をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄用発泡性固形剤。
  6. 前記ブドウ抽出物、前記緑茶抽出物、前記コガネバナ抽出物及び前記キキョウ抽出物が、重量対比1:7:2:4からなることを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄用発泡性固形剤。
  7. 前記製剤化剤が、結晶セルロース、
    前記研磨剤が、炭酸カルシウム、
    前記崩壊剤が、ラクトース及びデンプン、
    前記滑沢剤が、ステアリン酸マグネシウム、
    を含むことを特徴とする請求項5に記載の口腔洗浄用発泡性固形剤。
  8. 前記pH調節剤が、DL−リンゴ酸であることを特徴とする請求項5に記載の口腔洗浄用発泡性固形剤。
  9. 前記界面活性剤が、L−リシン及びオリーブ油であることを特徴とする請求項5に記載の口腔洗浄用発泡性固形剤。
  10. 口腔投入後、30秒以内に発泡されることを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄用発泡性固形剤。
  11. 象牙質再石灰化及び象牙細管閉鎖能を有することを特徴とする請求項1に記載の口腔洗浄用発泡性固形剤。
  12. 前記発泡剤は、全組成物100重量部に対して、20重量部を含むことを特徴とする請求項4に記載の口腔洗浄用発泡性固形剤。
  13. ブドウ抽出物、緑茶抽出物、コガネバナ抽出物及びキキョウ抽出物からなる混合物と、界面活性剤、pH調節剤、製剤化剤、研磨剤、崩壊剤、滑沢剤、甘味剤及び香料を混合する第1工程;
    前記混合物を熟成させる第2工程;
    前記熟成された混合物を打錠する第3工程;
    前記打錠された混合物を熟成させる第4工程;
    前記熟成された混合物をコーティングする第5工程;
    前記コーティングされた混合物を乾燥させる第6工程;
    を含むことを特徴とする口腔洗浄用発泡性固形剤の製造方法。
  14. 前記第1工程では、温度22℃以下、湿度40%以下の条件、30rpm以下の速度で15分間混合することを特徴とする請求項13に記載の製造方法。
  15. 前記第2工程では、温度25℃以下、湿度60%以下の条件で、密封状態で8時間熟成させることを特徴とする請求項13に記載の製造方法。
  16. 前記第3工程では、温度20℃以下、湿度40%以下の条件、圧力2,000kg/cm、速度30rpmで打錠することを特徴とする請求項13に記載の製造方法。
  17. 前記第4工程では、温度25℃以下、湿度60%以下の条件、密封状態で8時間熟成させることを特徴とする請求項13に記載の製造方法。
  18. 前記第5工程では、熱交換器の圧力0.2Mpsi、空気圧縮機の圧力4〜6bar、ガンの噴射圧力5barの条件、1.5rpmで90分、2.5rpmで60分間第1次コーティングした後、3.5rpmで60分、4.5rpmで30分間第2次コーティングさせることを特徴とする請求項13に記載の製造方法。
  19. 前記第6工程では、温度25℃以下、湿度60%以下の条件、密封状態で8時間乾燥させることを特徴とする請求項13に記載の製造方法。
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