JP2021195216A - 搬送設備 - Google Patents
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Abstract
Description
被搬送物を搬送面に載置した状態で搬送方向に沿って搬送するコンベヤ装置と、
気体を噴出する気体噴出装置と、を備え、
前記搬送方向に直交する方向を幅方向として、
前記コンベヤ装置は、前記幅方向に沿う回転軸心まわりに回転する複数のローラ体を備え、
複数の前記ローラ体が前記搬送方向に沿って互いに隙間を有する状態で並んで配置され、
前記搬送面は、複数の前記ローラ体それぞれの上端を繋ぐ仮想面であり、
前記気体噴出装置は、前記搬送方向に隣接する一対の前記ローラ体の前記隙間を通して、前記搬送面よりも下方から上方へ向けて前記気体を噴出する噴出部を備え、
前記搬送面よりも上方から前記搬送面よりも下方まで連続すると共に前記搬送方向に沿って延在するように配置される案内面を有する案内部材が、前記幅方向に離間して一対設けられ、
複数の前記ローラ体を下方から覆うように配置される回収面を有する回収部材が、前記案内面の下端である案内面下端よりも下方に設けられ、
前記回収面の前記幅方向の寸法が、一対の前記案内面下端の前記幅方向の間隔よりも大きい。
搬送設備の第1実施形態について図面を参照して説明する。
コンベヤ装置1は、被搬送物Wを搬送面F1に載置した状態で搬送方向Xに沿って搬送する。コンベヤ装置1は、搬送方向Xにおける一方側にのみ被搬送物Wを搬送可能に構成されていても良いし、搬送方向Xにおける何れの側にも被搬送物Wを搬送可能に構成されていても良い。
気体噴出装置2は、気体Aを噴出する装置である。気体噴出装置2は、気体Aを噴出する噴出部21を備えている。本実施形態では、気体噴出装置2は、気体Aを噴出部21に供給する供給源20と、供給源20と噴出部21とを接続する供給管22と、を備えている(図3参照)。本例では、供給源20は、空気を供給するように構成されている。このような供給源20としては、吸気部から周辺の空気を吸引し、圧縮して吐出する気体ポンプ(エアコンプレッサー等)を用いることができる。
案内部材3は、回収部材4に塵埃Pを案内する部材である。一対の案内部材3が、幅方向Yに離間して設けられている。一対の案内部材3は、複数のローラ体11を幅方向Yの両側から挟むように配置されており、搬送方向Xの同じ位置において互いに対向するように配置されている。一対の案内部材3は、互いに同等の構造となっている。
回収部材4は、案内部材3によって案内された塵埃Pを回収する部材である。回収部材4は、鉛直方向視で噴出部21と重複する位置であって、噴出部21に対して下方に配置されている。ここでは、図1に示すように、噴出部21、案内部材3、及び回収部材4が、1つの組となって、搬送方向Xの同じ位置に配置されている。
次に、搬送設備の第2実施形態について、図4を参照して説明する。以下では、第2実施形態について、上記の第1実施形態と異なる点を中心に説明する。特に説明しない点については上記の第1実施形態と同様である。
次に、搬送設備の第3実施形態について、図5を参照して説明する。上記の第1実施形態では、一対の案内面F3のそれぞれが、複数のローラ体11に対して幅方向Yの外側に配置されている例について説明した。以下に説明する第3実施形態では、一対の案内面F3の配置構成が異なる。以下、第3実施形態について、上記の第1実施形態と異なる点を中心に説明する。特に説明しない点については上記の第1実施形態と同様である。
次に、搬送設備の第4実施形態について、図6を参照して説明する。上記の第1実施形態では、被搬送物Wを、商品、商品を収納した容器、或いは、容器を載置するトレイなどの様々なもの含み得る包括的な概念として説明した。以下に説明する第4実施形態では、被搬送物Wが物品Cを載置するためのトレイTである場合において、トレイTに載置された物品Cの有無に応じて噴出部21から気体Aを噴出するか否かを制御する構成となっている。以下、第4実施形態について上記の第1実施形態と異なる点を中心に説明する。特に説明しない点については上記の第1実施形態と同様である。なお、図6では、上記の第1実施形態で説明した案内部材3や回収部材4を省略している。
次に、搬送設備のその他の実施形態について説明する。
以下、上記において説明した搬送設備について説明する。
被搬送物を搬送面に載置した状態で搬送方向に沿って搬送するコンベヤ装置と、
気体を噴出する気体噴出装置と、を備え、
前記搬送方向に直交する方向を幅方向として、
前記コンベヤ装置は、前記幅方向に沿う回転軸心まわりに回転する複数のローラ体を備え、
複数の前記ローラ体が前記搬送方向に沿って互いに隙間を有する状態で並んで配置され、
前記搬送面は、複数の前記ローラ体それぞれの上端を繋ぐ仮想面であり、
前記気体噴出装置は、前記搬送方向に隣接する一対の前記ローラ体の前記隙間を通して、前記搬送面よりも下方から上方へ向けて前記気体を噴出する噴出部を備え、
前記搬送面よりも上方から前記搬送面よりも下方まで連続すると共に前記搬送方向に沿って延在するように配置される案内面を有する案内部材が、前記幅方向に離間して一対設けられ、
複数の前記ローラ体を下方から覆うように配置される回収面を有する回収部材が、前記案内面の下端である案内面下端よりも下方に設けられ、
前記回収面の前記幅方向の寸法が、一対の前記案内面下端の前記幅方向の間隔よりも大きい。
一対の前記案内面は、前記搬送面に対して前記幅方向の両側に配置され、
前記案内面は、
前記搬送面よりも下方に配置されると共に、鉛直方向に沿って延在する鉛直案内面と、
前記鉛直案内面から連続して前記搬送面よりも上方に延在すると共に、上方へ向かうに従って前記幅方向の外側へ向かう方向に沿って傾斜する傾斜案内面と、を有している、と好適である。
複数の前記ローラ体のそれぞれは、前記幅方向の両端部分においてフレームに連結され、
一対の前記案内面は、前記ローラ体と前記フレームとの連結部分よりも前記幅方向の内側に配置されている、と好適である。
前記噴出部は、前記気体を噴出する複数のノズルを備え、
複数の前記ノズルは、前記幅方向に沿って並んで配置されている、と好適である。
複数の前記ノズルのそれぞれは、一対の前記案内面のうち前記幅方向の距離が近い方の前記案内面の側に向けて、鉛直方向に対して前記幅方向に傾斜した方向に前記気体を噴出する、と好適である。
前記搬送面よりも上方において、複数の前記ローラ体を上方から覆うように配置されると共に、一対の前記案内部材を前記幅方向に連結するように配置された蓋部材と、
前記搬送面と一対の前記案内部材と前記蓋部材とにより囲まれた空間から塵埃を吸引する吸引装置と、を備える、と好適である。
前記被搬送物は、物品を載置するトレイであり、
前記トレイは、前記物品を載置した載置状態、或いは、前記物品を載置していない非載置状態で、前記搬送面に沿って搬送され、
前記気体噴出装置は、前記非載置状態の前記トレイが前記搬送面に沿って搬送されている場合に、前記噴出部から前記気体を噴出する、と好適である。
1 :コンベヤ装置
F1 :搬送面
1c :連結部分
10 :フレーム
11 :ローラ体
2 :気体噴出装置
21 :噴出部
211 :ノズル
3 :案内部材
F3 :案内面
F3e :案内面下端
F31 :鉛直案内面
F32 :傾斜案内面
4 :回収部材
F4 :回収面
5 :蓋部材
6 :吸引装置
A :気体
C :物品
G :隙間
P :塵埃
T :トレイ
W :被搬送物
X :搬送方向
Y :幅方向
Claims (7)
- 被搬送物を搬送面に載置した状態で搬送方向に沿って搬送するコンベヤ装置と、
気体を噴出する気体噴出装置と、を備え、
前記搬送方向に直交する方向を幅方向として、
前記コンベヤ装置は、前記幅方向に沿う回転軸心まわりに回転する複数のローラ体を備え、
複数の前記ローラ体が前記搬送方向に沿って互いに隙間を有する状態で並んで配置され、
前記搬送面は、複数の前記ローラ体それぞれの上端を繋ぐ仮想面であり、
前記気体噴出装置は、前記搬送方向に隣接する一対の前記ローラ体の前記隙間を通して、前記搬送面よりも下方から上方へ向けて前記気体を噴出する噴出部を備え、
前記搬送面よりも上方から前記搬送面よりも下方まで連続すると共に前記搬送方向に沿って延在するように配置される案内面を有する案内部材が、前記幅方向に離間して一対設けられ、
複数の前記ローラ体を下方から覆うように配置される回収面を有する回収部材が、前記案内面の下端である案内面下端よりも下方に設けられ、
前記回収面の前記幅方向の寸法が、一対の前記案内面下端の前記幅方向の間隔よりも大きい、搬送設備。 - 一対の前記案内面は、前記搬送面に対して前記幅方向の両側に配置され、
前記案内面は、
前記搬送面よりも下方に配置されると共に、鉛直方向に沿って延在する鉛直案内面と、
前記鉛直案内面から連続して前記搬送面よりも上方に延在すると共に、上方へ向かうに従って前記幅方向の外側へ向かう方向に沿って傾斜する傾斜案内面と、を有している、請求項1に記載の搬送設備。 - 複数の前記ローラ体のそれぞれは、前記幅方向の両端部分においてフレームに連結され、
一対の前記案内面は、前記ローラ体と前記フレームとの連結部分よりも前記幅方向の内側に配置されている、請求項1又は2に記載の搬送設備。 - 前記噴出部は、前記気体を噴出する複数のノズルを備え、
複数の前記ノズルは、前記幅方向に沿って並んで配置されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の搬送設備。 - 複数の前記ノズルのそれぞれは、一対の前記案内面のうち前記幅方向の距離が近い方の前記案内面の側に向けて、鉛直方向に対して前記幅方向に傾斜した方向に前記気体を噴出する、請求項4に記載の搬送設備。
- 前記搬送面よりも上方において、複数の前記ローラ体を上方から覆うように配置されると共に、一対の前記案内部材を前記幅方向に連結するように配置された蓋部材と、
前記搬送面と一対の前記案内部材と前記蓋部材とにより囲まれた空間から塵埃を吸引する吸引装置と、を備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の搬送設備。 - 前記被搬送物は、物品を載置するトレイであり、
前記トレイは、前記物品を載置した載置状態、或いは、前記物品を載置していない非載置状態で、前記搬送面に沿って搬送され、
前記気体噴出装置は、前記非載置状態の前記トレイが前記搬送面に沿って搬送されている場合に、前記噴出部から前記気体を噴出する、請求項1から6のいずれか一項に記載の搬送設備。
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