JP2021194037A - 電動車いす - Google Patents

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Abstract

【課題】利便性を向上できる電動車いすを提供すること。【解決手段】電動車いすは、メインフレームと、前記メインフレームに支持される駆動輪と、前記メインフレームに配置されて前記駆動輪を駆動する電動モータと、前記電動モータから前記駆動輪までの動力の伝達経路を連結状態、または、切断状態に切り替えるクラッチと、上下方向の所定範囲で移動可能に設けられたクラッチ操作ハンドルと、を備え、前記クラッチ操作ハンドルは、前記所定範囲の最低位置で停止しているときに、前記クラッチを前記連結状態および前記切断状態のうち一方の状態となるように操作し、前記所定範囲の最高位置で停止しているときに、前記クラッチを他方の状態となるように操作するように構成されている。【選択図】図6

Description

本開示は、電動車いすに関する。
高齢者を中心に、空港内での乗り継ぎに車いすを利用するケースは多い。通常、車いす1台を1人のスタッフが手で押して案内するが、多大な人員を必要とする。そこで、例えば、特許文献1に開示されるような自動で前の車を追いかける追従制御を、電動車いすに応用して省力化することが提案されている。特許文献1のような追従制御を有する電動車いすを用いると、例えば、スタッフが手押しあるいは操縦して案内する車いすを追従する走行(以後、「追従走行」という)を電動車いすに行わせ、その電動車いすにさらに別の電動車いすを追従させることにより、隊列を組んだ走行(以後、「隊列走行」という)をする複数台の車いすを、1人で案内することができる。
しかし、このような電動車いすを利用する場合でも、エレベータへの案内や狭い通路を通る際には、車いすおよび電動車いすを1台ずつ手で押して案内すること(以後、「手押し移動」という)をスタッフが行う必要がある。このとき、追従走行から手押し移動に切り替える、あるいは、手押し移動から追従走行に切り替える操作が度々必要となる。追従走行等の電動モータの駆動による走行と、手押し移動との切り替えは、電動モータに設けられたクラッチを操作して電動モータと駆動輪を連結、あるいは切断することにより行われる。
例えば、特許文献2の図5および図6には、クラッチを操作するクラッチレバーが電動モータ付近に配置された構成が開示されている。しかし、このような構成では、スタッフがクラッチレバーを操作する際に、姿勢を大きく変更する必要があり、頻繁にクラッチを操作するのに適していない。そこで、特許文献2には、介助者のクラッチ操作を容易にするための提案として、手押しハンドルにクラッチレバーを取り付けたクラッチ操作装置が開示されている。
特開2013−107571号公報 特開平9−294777号公報
しかしながら、特許文献2に開示のクラッチ操作装置は、クラッチを連結するためのリターンスプリングの力に逆らってクラッチレバーを引いて握り、クラッチレバーを握っている間のみ手押し移動が可能となる構成のため、頻繁にクラッチ操作を行うと腕が疲労する。
本開示は、利便性を向上できる電動車いすを提供することを目的とする。
本開示の電動車いすは、メインフレームと、前記メインフレームに支持される駆動輪と、前記メインフレームに配置されて前記駆動輪を駆動する電動モータと、前記電動モータから前記駆動輪までの動力の伝達経路を連結状態、または、切断状態に切り替えるクラッチと、上下方向の所定範囲で移動可能に設けられたクラッチ操作ハンドルと、を備え、前記クラッチ操作ハンドルは、前記所定範囲の最低位置で停止しているときに、前記クラッチを前記連結状態および前記切断状態のうち一方の状態となるように操作し、前記所定範囲の最高位置で停止しているときに、前記クラッチを他方の状態となるように操作するように構成されている。
本開示の電動車いすによれば、利便性を向上できる。
本開示の一実施の形態における電動車いすを背面から見た斜視図である。 クラッチを切断したときのクラッチレバーの様子を示す拡大図である。 クラッチを連結したときのクラッチレバーの様子を示す拡大図である。 電動モータのクラッチおよび電磁ブレーキの説明図である。 クラッチ操作ハンドルの周辺の上面図である。 クラッチ操作ハンドルの周辺の背面図である。 肘頭下縁高の説明図である。 電動車いすの運用の一例を示すフローチャートである。 本開示の変形例における電動車いすのスライドアームおよびクラッチ操作ハンドルを示す背面図である。 本開示の別の変形例における電動車いすのスライドアームおよびクラッチ操作ハンドルを示す背面図であり、左側がクラッチの切断状態、右側がクラッチの連結状態を示す。 本開示の前記別の変形例における電動車いすのスライドアームおよびクラッチ操作ハンドルを示す背面図であり、左右ともにクラッチの切断状態を示す。 本開示のさらに別の変形例における電動車いすの手押しハンドルを示す背面図である。
[実施の形態]
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、同じ構成要素には同じ符号を付している。また、図面は、理解しやすくするためにそれぞれの構成要素を主体として、模式的に示している。
<電動車いすの構成>
図1は、本開示の実施の形態における電動車いすを背面から見た斜視図である。図1に示すように、本実施の形態の電動車いす100は、メインフレーム101と、メインフレーム101の下部後方に配置された左右一対の駆動輪102と、駆動輪102をそれぞれ左右独立して駆動する電動モータ103と、駆動輪102の前方に設けられた左右一対の補助輪104と、電動駆動ユニット105と、電動車いす100の使用者が着座する座部106と、座部106の後方に設けられ使用者の背中を支える背もたれ部107と、メインフレーム101前部に設けられ使用者が足を乗せるためのフットレスト108と、メインフレーム101の上部に取り付けられた介助者用の手押しハンドル109と、を備えている。
電動モータ103は、内蔵の電磁ブレーキ(図示せず)と、クラッチ操作のためのクラッチレバー110とを備えており、クラッチレバー110を回動させることによりクラッチ操作できるように構成されている。クラッチレバー110は、連接棒111を介してスライドアーム112に接続され、スライドアーム112の上端にはクラッチ操作ハンドル113が設けられている。なお、クラッチレバー110、連接棒111、スライドアーム112、クラッチ操作ハンドル113は、左右一対設けられている。
スライドアーム112は、背もたれ部107を支える背面フレーム114に設置されたスライダ115に取り付けられている。この構成により、スライドアーム112は、スライダ115に沿って上下に動かすことができる。スライドアーム112の上下の移動に伴い、クラッチ操作ハンドル113は、上下方向の所定範囲で移動する。また、連接棒111とクラッチレバー110、および、連接棒111とスライドアーム112は、それぞれヒンジで接続されており、直線動作するスライドアーム112からの力を回動するクラッチレバー110に伝達するように構成されている。
図2および図3はクラッチレバー110の動作を示した拡大図で、図2はクラッチを切断したときのクラッチレバーの様子を示す拡大図、図3はクラッチを連結したときのクラッチレバーの様子を示す拡大図である。スライドアーム112が押し下げられると、図2に示すように、クラッチレバー110が反時計回りに回動して後述するクラッチ120が切断される。スライドアーム112が引き上げられると、図3に示すように、クラッチレバー110が時計回りに回動してクラッチ120が連結される。
図4は、電動モータ103のクラッチおよび電磁ブレーキの説明図である。図4では、クラッチ120が切断された状態、かつ、電磁ブレーキがかかっている状態を示している。クラッチ120は、スライド板121と、クラッチ板122と、を備える。クラッチ120が切断された状態とは、クラッチ板122とスライド板121の間に隙間があり、モータ本体123からの駆動力が駆動輪102に伝達されない状態である。電磁ブレーキがかかった状態とは、可動鉄心129とブレーキライニング131がスプリング130により圧着されて、モータ本体123の駆動が阻害されている状態である。
図4において、クラッチカム124は、クラッチレバー110により回動するように構成されている。摺動筒126は、クラッチカム124の回動により駆動輪102の駆動軸方向(図4における左右方向)にスライドするように構成されている。シフトアーム125は、摺動筒126の外側に溶接され、摺動筒126のスライドに従動するように構成されている。スライド板121は、駆動輪102に駆動力を伝達するシャフト127に摺動自在に軸着されるとともに、回転トルクをシャフト127に伝達するように構成されている。また、スライド板121は、コイルスプリング128によりクラッチ板122に向かって押し付けられるように構成されている。クラッチ板122は、モータ本体123の出力軸に取り付けられている。
このような構成において、クラッチレバー110をクラッチ120が連結する方向に回動させると、クラッチカム124により摺動筒126およびシフトアーム125がクラッチレバー110側(図4の左側)にスライドし、スライド板121がコイルスプリング128に押され、クラッチ板122に圧着される。クラッチ板122にスライド板121が圧着すると、モータ本体123からの駆動力を駆動輪102に伝達できる。すなわち、クラッチ120が連結の状態となる。一方、クラッチレバー110をクラッチ120が切断する側に回動させると、スライド板121がシフトアーム125に押されてクラッチ板122から離れるので、モータ本体123からの駆動力を駆動輪102に伝達できなくなる。
可動鉄心129は、スプリング130によりブレーキライニング131に押し付けられるように構成されている。電磁コイル132は、通電されると、可動鉄心129を磁力により吸引するように構成されている。
このような構成において、電磁コイル132に電圧が印加されると、スプリング130によりブレーキライニング131側に押されていた可動鉄心129が、電磁コイル132に吸引され、可動鉄心129とブレーキライニング131の間に隙間ができる。その結果、ブレーキが解除され、モータ本体123が可動可能になる。一方、電磁コイル132への電圧の印加を停止すると、電磁コイル132による可動鉄心129の吸引が解除され、スプリング130により押された可動鉄心129がブレーキライニング131に圧力をかけ、モータ本体123の駆動を阻害する。
補助輪104は、水平面内の全方向に移動できるように、鉛直方向の軸周りに回転自在に設けられている。一対の駆動輪102を電動モータ103で駆動することにより、電動車いす100は、自在に移動することができる。また、クラッチレバー110によりクラッチ120を切断すると、普通の車いすと同様に、介助者が電動車いす100を押して移動することもできる。電動駆動ユニット105は、電動モータ103を駆動するためのバッテリーと、電動モータ103を駆動制御するモータ制御部と、追従走行のための車車間通信を行う通信部と、を備えている。モータ制御部には、介助者が電動車いす100を操縦するための有線のリモコン116が接続されている。
なお、図示していないが、メインフレーム101の前部に、追従走行や障害物検知のための物体検出センサを備えていてもよい。この物体検出センサは、例えば、電動車いす100の周辺にレーザを照射して、周囲に存在する物体との距離を物体距離情報として計測するものである。周囲の物体の例としては、追従走行するための先行車両、電動車いす100が走行する周辺の壁または歩行者等の障害物が例示できる。
詳しくは後述するが、本開示で想定している用途では、介助者によるクラッチ120の操作が頻繁にあり、複数の電動車いす100のクラッチ120の操作も行うため、クラッチ120の操作が簡単であることが求められる。開示者の試行錯誤的な実験の結果、クラッチ操作ハンドル113と手押しハンドル109の位置関係には、望ましい範囲があることが分かった。
図5および図6は、クラッチ操作ハンドル113の望ましい位置を示す説明図であり、図5はクラッチ操作ハンドル113の周辺の上面図、図6はクラッチ操作ハンドル113の周辺の背面図を示している。
図5および図6は、左側のクラッチ操作ハンドル113aがクラッチ120を切断しているときの状態を示し、右側のクラッチ操作ハンドル113bがクラッチ120を連結しているときの状態を示す。また、左側のクラッチ操作ハンドル113aあるいは右側のクラッチ操作ハンドル113bと、手押しハンドル109との左右方向の距離をA、左側のクラッチ操作ハンドル113aあるいは右側のクラッチ操作ハンドル113bと、手押しハンドル109との前後方向の距離をBで示している。また、クラッチ120を切断した状態のクラッチ操作ハンドル113の駆動輪102下端からの高さをC、クラッチ120を連結した状態のクラッチ操作ハンドル113の駆動輪102下端からの高さをDで示している。つまり、駆動輪102下端からクラッチ操作ハンドル113の移動範囲における最低位置までの高さ(以下、「最低高さ」という場合がある)をCで示し、駆動輪102下端から前記移動範囲における最高位置までの高さ(以下、「最高高さ」という場合がある)をDで示している。
図6に示すクラッチ操作ハンドル113の駆動輪102下端からの高さは、「0.7m≦C<D≦1.3m」の関係を満している。まず、C<Dとしている理由は、クラッチ120を切断する際は、図4に示すように、コイルスプリング128の付勢力に反してクラッチ操作ハンドル113を操作するため、クラッチ120を連結する際よりも力が必要であり、試行錯誤的な実験の結果、クラッチ操作ハンドル113を押し下げる方が、力を入れやすいとの結論を得たためである。そのため、クラッチ操作ハンドル113を下げた状態をクラッチ120の切断、上げた状態をクラッチ120の連結とした。
また、クラッチ操作ハンドル113の最低高さCを0.7m以上、最高高さDを1.3m以下とした理由は、手押し移動の前後で、腰を屈める等の介助者の姿勢の変更をせず、無理なく手を伸ばせる範囲を実験的に求めた結果である。ある実験調査では、台車を押す際に押しやすい手押しハンドルの高さは、図7に示す肘頭下縁高の90%程度と言われており、個人差もあるが、おおむね、0.7m以上1.3m以下である。この結果を我々の検討結果と合わせると、手押しハンドル109の高さと同じように、クラッチ操作ハンドル113の最低高さCを0.7m以上とし、最高高さDを1.3m以下とすると、利便性が高い。
以上のような条件を満たす場合、クラッチ操作ハンドル113と手押しハンドル109が近接して、クラッチ120の操作に支障をきたすおそれがある。そのため、図5に示す距離A,Bをそれぞれ0.05m以上にすることが望ましい。また、距離Aが長すぎると左右のクラッチ操作ハンドル113が重なってしまうことから、距離Aは0.2m以下であることが望ましい。また、距離Bが長すぎると、手押しハンドル109を持つ前後で無理なく手を伸ばして操作できなくなるため、距離Bは0.3m以下であることが望ましい。
クラッチ操作ハンドル113の可動幅、すなわち最低高さCと最高高さDの差は、クラッチ120が切断された状態と連結された状態の違いをはっきり視認させるために、0.1m以上であることが望ましい。このようにすれば、介助者は、電動車いす100から離れていても、クラッチ120の状態をはっきり視認することができ、クラッチ120の連結忘れ(クラッチ120の連結操作を忘れる事態)が発生しても、すぐに気が付くことができる。これにより、介助者が隊列走行を行う際に手間取る事態を低減できる。クラッチ操作ハンドル113の可動幅が長すぎると、操作性が悪くなることから、可動幅は0.6m以下であることが好ましい。
最低高さCあるいは最高高さDを、駆動輪102下端から背もたれ部107の上端、あるいは、手押しハンドル109までの高さと同程度の高さに設定すると、つまり、目印を背もたれ部107の上端、あるいは、手押しハンドル109で構成すると、背もたれ部107や手押しハンドル109を比較の基準として、クラッチ操作ハンドル113の高さを認識することができる。この場合、クラッチ操作ハンドル113の可動幅が小さくても、クラッチ操作ハンドル113の高さ位置を把握しやすくなる。
また、電動車いす100の背面側における最低高さCあるいは最高高さDの位置に目印を設けてもよい。スライドアーム112を覆う背面カバーを設け、スライドアーム112につけた目印と背面カバーの上端の位置とを比較するようにしてもよい。あるいは、スライドアーム112にスライド式表示プレート(色や文字が異なる2種類の表示と、表示の一方を遮蔽する遮蔽板とからなり、表示もしくは遮蔽板がスライドすることで表示を切り替えるもの)を設けてもよい。これらの場合も、当該目印を比較の基準として、クラッチ操作ハンドル113の高さ位置を把握しやすくなる。なお、目印が設けられている場合、最低高さCと最高高さDとの差は0.1m以下でもよい。
<電動車いすの動作>
以上のように構成された本実施の形態の電動車いす100の動作を説明する。本開示の電動車いす100は、例えば、空港等で一人の介助者が複数台の電動車いす100を案内する用途を想定しており、追従走行等の自動運転と、介助者による手押し移動との切り替えを簡便に行うことを1つの目的としている。したがって、動作としては、自動運転と手押し移動との切り替えを中心に説明する。追従走行の手法に関しては、本開示と関連が無いため、従来から提案されている手法を用いるものとし、詳細な説明は省略する。
図8は、本実施の形態に係る電動車いす100の運用の一例を示すフローチャートである。このフローチャートは、空港スタッフ等の介助者が保管場所にある電動車いす100を複数台用意し、使用者を搭乗させて隊列走行で案内し、途中で手押し移動に切り替えて案内した後、隊列走行による案内を再開し、最後に保管場所に戻す、という運用例を示している。
図8に示すように、まず、複数台の電動車いす100の電源が介助者によってオンされる(ステップS1)。これにより、電動駆動ユニット105内のバッテリーの電力がモータ制御部等に供給される。
次に、各電動車いす100のモータ本体123が駆動しておらず、かつ、電磁ブレーキがかかっている状態において、左右のクラッチ操作ハンドル113を最低位置まで下げて停止させることによって、左右の電動モータ103内のクラッチ120を切断する(ステップS2)。これにより、電動モータ103と駆動輪102が切断され、介助者による手押し移動が可能になる。なお、左右のクラッチ操作ハンドル113を最低位置で停止させる構成としては、ばね式のロック機構(ばねで押し出される突起が溝にはまる機構)でロックする構成が例示できる。この場合、突起をスライダ115およびスライドアーム112のうち一方(例えば、スライダ115)に設け、溝を他方(例えば、スライドアーム112)に設けることができる。また、コイルスプリング128の力では突起が溝から外れないが、さらに外力を加えると突起が溝から外れるように、ロック機構を調整しておくことが好ましい。
次に、介助者が電動車いす100を保管場所等から1台ずつ手押し移動させて前後方向に1列に並べ、隊列の先頭の電動車いす100から順に、クラッチ操作ハンドル113を最高位置まで上げてクラッチ120を連結する(ステップS3)。このとき、電磁ブレーキがかかったままなので、電動車いす100が動くことはない。このように前方から順にクラッチ120を操作することで、電動車いす100の背面に配置されたクラッチ操作ハンドル113の位置、すなわちクラッチ120の状態を、後方の電動車いす100の準備中にも確認できる。
次に、先頭車以外の電動車いす100が追従走行を行うための設定を行う(ステップS4)。例えば、各電動車いす100に対して、それぞれどの車両に追従するかを登録する作業である。この設定の前、あるいは後に、使用者が先頭車を含めた各電動車いす100に乗車する。
次に、介助者が隊列の先頭の電動車いす100の横に立ち、当該先頭の電動車いす100をリモコン116の操縦によって走行させる(電磁ブレーキを解除し、モータ本体123を駆動させる)とともに、他の電動車いす100を追従走行させることで、隊列を組んだ複数台の電動車いす100を案内する(ステップS5)。このとき、先頭車以外の電動車いす100は、電動駆動ユニット105内の通信部から追従走行に必要な情報の車車間通信を行いながら走行する。あるいは、図示しない物体検出センサからの情報を用いて追従走行を実施する。
次に、案内の途中に、例えばエレベータがある場合の動作を説明する。この場合、電動車いす100を速やかにエレベータ内に移動させるため、介助者は隊列走行から手押し移動に切り替えて案内する必要がある。そのために、まず、介助者が案内する先頭の電動車いす100のモータ本体123の駆動を停止させるとともに、電磁ブレーキをかけることによって、当該先頭の電動車いす100を停車させる。これにより追従する電動車いす100も順次停車する。そして、介助者は、ステップS4で実施した追従走行の設定を解除する(ステップS6)。これにより前の電動車いす100を動かしても、後ろの電動車いす100が追従して動くことはない。
次に、介助者は、左右のクラッチ操作ハンドル113を下げてクラッチ120を切断し、手押し移動でエレベータ内に移動させる(ステップS7)。介助者は、電動車いす100全体がエレベータ内に入ったら停車させ、左右のクラッチ操作ハンドル113を上げてクラッチ120を連結する。このとき、電磁ブレーキがかかっているので、クラッチ120の連結によりブレーキがかかった状態になり、エレベータ内で電動車いす100が固定される(ステップS8)。
次に、エレベータ利用後に再び隊列走行を行う場合、介助者は、ステップS2に戻りクラッチ120を切断した後、車いすを一列に並べてクラッチ120を連結する(ステップS3)。その後、ステップS4,S5を実施することで再び隊列走行により案内することができる。
最後に、電動車いす100の使用を終了して保管場所に戻す場合は、ステップS6の際に使用者を降車させ、ステップS7で保管場所に手押し移動させる。保管場所で停止させたらクラッチ120を連結してブレーキをかけ(ステップS8)、電源をオフして終了する(ステップS9)。なお、図8のフローチャートでは、ステップS4で利用者が乗車し、ステップS6で利用者が降車するようにしたが、ステップS4の前後、ステップS5での一時停止中、ステップS6の前後において、使用者は自由に乗車、降車が行える。
<実施の形態の作用効果>
以上説明したように、本実施の形態の電動車いす100では、クラッチ操作ハンドル113を上下方向の所定範囲で移動可能に構成している。そして、クラッチ操作ハンドル113が最低位置で停止しているときに、クラッチ120が切断され、最高位置で停止しているときに、クラッチ120が連結されるように構成している。このため、クラッチ操作ハンドル113を握ったままにしなくても、クラッチ120が切断された状態が維持されるので、頻繁にクラッチ120を操作しても、介助者の腕が疲労することを抑制できる。したがって、利便性を向上できる電動車いす100を提供できる。また、腕を上下に動かすことでクラッチ120を操作することができ、クラッチの操作時に電動モータ付近のクラッチレバーを前後に動かす構成と比べて、姿勢の変更を少なくすることができる。したがって、介助者の疲労をより低減できる。
クラッチ操作ハンドル113の移動範囲の最低高さCを0.7m以上とし、最高高さDを1.3m以下としている。このため、介助者は、手押し移動の前後、すなわち、手押しハンドル109を握る前後に、そのままの姿勢で無理なくクラッチ操作ハンドル113を操作することができ、クラッチ120の操作から手押し移動、あるいは、手押し移動からクラッチ120の操作を容易に行うことができる。
[変形例]
本開示は、これまでに説明した実施の形態に示されたものに限られないことは言うまでもなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で、種々の変形を加えることができる。
図1の例では、左右の電動モータ103において、クラッチ120の連結および切断の操作をどちらも独立に行う構成としたが、これは一例であり、クラッチ120の切断を2つ以上の操作、連結を1つの操作で行うようにしてもよい。この場合、図9に示す構成が考えられる。図9は、電動車いすのスライドアームおよびクラッチ操作ハンドルを示す背面図である。
図9の構成では、スライドアーム212がリターンスプリング201で引き上げられるように構成されるとともに、クラッチ操作ハンドル213を移動範囲の最低位置(左側のクラッチ操作ハンドル213aの位置)まで押し下げるとラッチ202がストッパ203にかかるように構成されている。ここで、ラッチ202は、スライドアーム212に左右方向にスライド自在に取り付けられるとともに、付随するバネにより、無負荷の状態では図示した状態まで突出し、外力を加えるとスライドアーム212の内側に収納されるように構成されている。なお、リターンスプリング201、ラッチ202、ストッパ203は左右同じ構造である。また、左右のストッパ203は、ボタン204を押している間、スイッチボックス205の内側に収納されるように構成されている。リターンスプリング201、ラッチ202、ストッパ203、ボタン204およびスイッチボックス205は、ハンドル位置制御機構206を構成する。
このように構成すると、クラッチ120を切断する際は、左右のクラッチ操作ハンドル213を最低位置までそれぞれ押し下げるという2つの操作を必要とするため、危険な状態を招く誤操作を低減できる。一方、クラッチ120を連結する際は、ボタン204を押すという1つの操作で、リターンスプリング201の付勢力で左右のクラッチ操作ハンドル213を最高位置(右側のクラッチ操作ハンドル213bの位置)までそれぞれ押し上げることができ、利便性が向上する。
図9に示す構成と同様の効果を得るために、左右のクラッチ操作ハンドルを繋げて同時に操作できるようにするとともに、クラッチ操作ハンドルを下げる、すなわち、クラッチ120を切断する際には、もう1つ必要な操作を付加するように構成してもよい。付加する操作としては、例えば、クラッチ操作ハンドルを操作不可にするロック機構を設け、ロックを解除する操作をクラッチ120の切断操作に追加するように構成してもよい。
また、図1ではクラッチ操作ハンドルを上下にスライドさせる構成としたが、クラッチ操作ハンドルを回動させる構成としてもよい。図10および図11は、電動車いすのスライドアームおよびクラッチ操作ハンドルを示す背面図であり、図10は、左側がクラッチの切断状態、右側がクラッチの連結状態を示し、図11は、左右ともにクラッチの切断状態を示す。
図10および図11において、左側のクラッチ操作ハンドル313aは、ジョイント301aを支点として回動するように構成されており、スライダージョイント302aでスライドアーム312aに接続されている。そして、左側のクラッチ操作ハンドル313aを回動させることにより、スライドアーム312aを上下にスライドさせ、クラッチ120の連結、切断を行うように構成されている。同様に、右側のクラッチ操作ハンドル313bは、ジョイント301bを支点として回動するように構成されており、スライダージョイント302bでスライドアーム312bに接続され、右側のクラッチ操作ハンドル313bを回動させることにより、クラッチ120の操作を行うように構成されている。
このように構成すると、クラッチ120を切断する時は、左右のクラッチ操作ハンドル313a,313bの回動先端を、当該回動先端の移動範囲の最低位置(図10の左側のクラッチ操作ハンドル313aの位置)までそれぞれ押し下げる操作が必要である。しかし、クラッチ120を連結する際は、左側のクラッチ操作ハンドル313aと右側のクラッチ操作ハンドル313bが重なる部分を、回動先端の移動範囲の最高位置(図10の右側のクラッチ操作ハンドル313bの位置)まで押し上げることで、左右のクラッチ120を同時に連結することができる。これにより、クラッチ120の切断は2つの操作とすることで誤操作を低減しつつ、クラッチ120の連結は1つの操作で簡単に行える。さらに、この構成はクラッチ120の状態に応じてクラッチ操作ハンドル313(左側のクラッチ操作ハンドル313a、右側のクラッチ操作ハンドル313b)の角度も変わるので、クラッチ120の状態を確認するための視認性がさらに向上する。また、クラッチ120を切断して手押し移動する際は、図11に示した状態となるので、左側のクラッチ操作ハンドル313aおよび右側のクラッチ操作ハンドル313bを手押しハンドルとして使用することもできる。これにより手動と自動の切り替えがさらに素早く行える。
上記実施の形態および上記変形例では、クラッチ操作ハンドル113,213,313が背もたれ部107の背面に配置されているため、利用者が乗車している間は、前方からクラッチ120の状態を確認することができない。そのため、電動車いす100の前方に報知部の一例である表示灯を配置してクラッチ120の状態に応じて点灯させる、あるいは、報知部の一例であるスピーカを配置して音で知らせるようにしてもよい。
上記実施の形態および上記変形例では、クラッチ操作ハンドル113,213,313が最低位置に停止しているときにクラッチ120が切断され、最高位置に停止しているときにクラッチ120が連結されるようにしたが、最低位置に停止しているときにクラッチ120が連結され、最高位置に停止しているときにクラッチ120が切断されるようにしてもよい。
上記実施の形態では、手押しハンドル109を左右方向の1本の棒で構成したが、図12に示すように、左右が分離した手押しハンドル409のような構成でもよい。駆動輪102は、1つであってもよい。
なお、上記実施の形態または変形例のうちの任意の実施の形態または変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本開示の電動車いすは、空港の乗り換え、ガイドツアー等、少人数で多数の車いすを案内する用途に有用である。
100 電動車いす
101 メインフレーム
102 駆動輪
103 電動モータ
104 補助輪
105 電動駆動ユニット
106 座部
107 背もたれ部
108 フットレスト
109 ハンドル
110 クラッチレバー
111 連接棒
112,212,312a,312b スライドアーム
113,213,313 クラッチ操作ハンドル
113a,213a,313a 左側のクラッチ操作ハンドル
113b,213b,313b 右側のクラッチ操作ハンドル
114 背面フレーム
115 スライダ
116 リモコン
120 クラッチ
121 スライド板
122 クラッチ板
123 モータ本体
124 クラッチカム
125 シフトアーム
126 摺動筒
127 シャフト
128 コイルスプリング
129 可動鉄心
130 スプリング
131 ブレーキライニング
132 電磁コイル
201 リターンスプリング
202 ラッチ
203 ストッパ
204 ボタン
205 スイッチボックス
206 ハンドル位置制御機構
301a,301b ジョイント
302a,302b スライダージョイント
409 ハンドル

Claims (12)

  1. メインフレームと、
    前記メインフレームに支持される駆動輪と、
    前記メインフレームに配置されて前記駆動輪を駆動する電動モータと、
    前記電動モータから前記駆動輪までの動力の伝達経路を連結状態、または、切断状態に切り替えるクラッチと、
    上下方向の所定範囲で移動可能に設けられたクラッチ操作ハンドルと、を備え、
    前記クラッチ操作ハンドルは、前記所定範囲の最低位置で停止しているときに、前記クラッチを前記連結状態および前記切断状態のうち一方の状態となるように操作し、前記所定範囲の最高位置で停止しているときに、前記クラッチを他方の状態となるように操作するように構成されている、
    電動車いす。
  2. 前記クラッチ操作ハンドルは、前記最低位置で停止しているときに、前記クラッチを前記切断状態となるように操作し、前記最高位置で停止しているときに、前記クラッチを前記連結状態となるように操作するように構成されている、
    請求項1に記載の電動車いす。
  3. 前記所定範囲の前記最低位置は、前記駆動輪の下端から0.7m以上の位置に設定され、前記最高位置は、前記駆動輪の下端から1.3m以下の位置に設定されている、
    請求項1または2に記載の電動車いす。
  4. 前記所定範囲の前記最低位置と前記最高位置との差は、0.1m以上に設定されている、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の電動車いす。
  5. 前記メインフレームの上方かつ後方に配置された手押しハンドルをさらに備える、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の電動車いす。記載の電動車いす。
  6. 前記クラッチ操作ハンドルと前記手押しハンドルとの左右方向の距離は、0.05m以上かつ0.2m以下に設定されている、
    請求項5に記載の電動車いす。
  7. 前記クラッチ操作ハンドルと前記手押しハンドルとの前後方向の距離は、0.05m以上かつ0.3m以下に設定されている、
    請求項5または6に記載の電動車いす。
  8. 前記手押しハンドル、または、前記メインフレームに設けられた椅子構造の背もたれの上端は、前記所定範囲の前記最低位置および前記最高位置のうち少なくとも一方の位置の目印となる位置に設けられている、
    請求項5から7のいずれか一項に記載の電動車いす。
  9. 前記所定範囲の前記最低位置および前記最高位置のうち少なくとも一方の位置に、目印が設けられている、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の電動車いす。
  10. 前記クラッチが前記連結状態または前記切断状態であることを音および光のうち少なくとも一方で報知する報知部をさらに備える、
    請求項1から9のいずれか一項に記載の電動車いす。
  11. 前記駆動輪、前記電動モータ、前記クラッチ、および、前記クラッチ操作ハンドルは、左右にそれぞれ1つずつ設けられ、
    2つのクラッチ操作ハンドルをそれぞれ別々の操作によって前記最低位置および前記最高位置のうち一方の位置に位置させるとともに、前記一方の位置に位置する2つのクラッチ操作ハンドルを1回の操作によって他方に位置に位置させるように構成されたハンドル位置制御機構をさらに備える、
    請求項1から10のいずれか一項に記載の電動車いす。
  12. 前記クラッチ操作ハンドルは、前後方向の回転軸に対して回動するハンドルで構成される、
    請求項1から11のいずれか一項に記載の電動車いす。
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