JP2005066245A - 電動車椅子用のクラッチ機構およびクラッチ操作機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】安価な手段で、介護者が操作し易く、安全対策が施された電動車椅子を実現する。
【解決手段】駆動モータ側に第1の歯車を、駆動車輪側に第2の歯車を設け、両歯車の回転軸間の距離を離したり近づけたりすることにより、駆動モータと駆動車輪間の動力を断続させる簡単なクラッチ機構を実現し、また、両歯車の回転軸間の距離をリンク機構等により変化させ、このリンク機構に連動するレバーを電動車椅子の一部に設け、そのレバーを介護者が足の力により簡易に操作できるようにした。
【選択図】図2
【解決手段】駆動モータ側に第1の歯車を、駆動車輪側に第2の歯車を設け、両歯車の回転軸間の距離を離したり近づけたりすることにより、駆動モータと駆動車輪間の動力を断続させる簡単なクラッチ機構を実現し、また、両歯車の回転軸間の距離をリンク機構等により変化させ、このリンク機構に連動するレバーを電動車椅子の一部に設け、そのレバーを介護者が足の力により簡易に操作できるようにした。
【選択図】図2
Description
本発明はジョイスティックにより操作される電動車椅子に関し、特に室内で利用され、安全性が考慮され、操作性の良い電動車椅子に関する。
超高齢者社会を向かえつつある現在、高齢者が生活し易い環境を整えることが重要な社会的課題である。一口に高齢者と言っても、寝たきりの痴呆老人から、若者と変わらない元気老人まで様々であるが、現在位置から多少離れた目的位置まで歩行して移動することが困難な高齢者が数多く存在する。このような高齢者用として車椅子がよく使用されるが、大別して人力で動かすタイプと電動タイプがあり、後者は前者に比較して概して高価であるが、その利便性から次第に普及しつつある。電動タイプには、ジョイスティックで操作するタイプや自動車のようなハンドルで操作するタイプ等様々であるが、高齢者が自ら運転する電動車椅子としてはジョイスティックで操作するタイプが一般的である。
この種のタイプの電動車椅子を室内用電動車椅子として、老人健康保険施設等で使用する場合を考える。そこでは、主としてベットと食卓等の往復等に利用されるが、安全性、操縦性や小型であることが必要とされる他、介護する側の操作性の良さが要求される。すなわち、電動車椅子がその利用者に正常な状態で正常に運転される場合は問題ないが、利用者が一時的に運転不能な状態になった場合や電動車椅子が電池切れ等で運転不能になった場合、介護者が人力で電動車椅子を移動する必要が生じ、その際介護者が操作し易い車椅子が必要とされる。
このような状況を考えた場合、電動車椅子にはクラッチ機構が必要になる。すなわち、モータの動力で電動車椅子を動かすためにはモータと電動車椅子の駆動車輪との間を機械的に結合する必要があるが、人力で電動車椅子を動かそうとすると逆にモータまで動かさねばならず、それが非常に大きな抵抗力となり、動かし難いものとなる。そこで、駆動車輪と駆動モータの間にクラッチ機構を設け、そこで機構的に駆動モータと駆動車輪を係合、解除する必要が生ずる。当然、人力で動かす場合はクラッチ機構を解除し、駆動モータを動かす負荷を無くして移動し易い状態とする。
この種のクラッチ機構の代表的な例として、駆動モータから駆動車輪へ動力を伝達する歯車列の一部にドッグ部を設け、ドッグ部の解除あるいは離脱、係合により動力を断続させるクラッチ機構を実現し、このクラッチ機構を操作するための電動車椅子のクラッチ操作機構において、クラッチ機構を操作ワイヤを介して介護者用の手押しハンドル部のレバーに接続し、このレバーを握るとクラッチ機構を解除する一方、離すとクラッチ手段を自動的に係合させる技術が開示されている(特許文献1参照)。
しかし、駆動モータと駆動車輪間の動力を断続させるクラッチ機構を人の手の力で、しかもワイヤを介して操作するためには、複雑な機構が必要となり、従って高価な電動車いすになる欠点が生ずる。
簡単な機構で、従って安価で、介護者側にとって負担の少ない、操作性の良い電動車椅子を実現することが、本発明の課題である。
駆動モータ側に第1の歯車を、駆動車輪側に第2の歯車を設け、両歯車の回転軸間の距離を離したり近づけたりすることにより、駆動モータと駆動車輪間の動力を断続させる簡単なクラッチ機構を実現した。また、両歯車の回転軸間の距離をリンク機構等により変化させる機構を付加し、このリンク機構に連動するレバーを介護者が足の力により簡易に操作できるようにした。
以下本発明を実施形態により説明する。図1は、本発明を電動車椅子に適用した場合の斜視図である。着座部1はほぼ水平面に平行の着座面3と背中を支える背凭れ部5からなるプラスチック製一体成型品である。着座部1はフレーム7で支持され、フレーム7は底板9を介して、その前部を前輪である自在キャスター11で左右を、またその後部を駆動車輪13で左右を支持され、移動可能になっている。フレーム7の基本構造は、左右に配置された2枚の金属等の板を複数のステム15で固定した構造体である。フレーム7の上部に固定された固定具(図示されず)を介して着座部1はフレーム7に固定される。また、底板9の前部には、フットレスト17が不使用時には収納可能となるように設置されている。
また、着座部1の片側にはフレーム7にその基部を支持されるアームレスト19があり、着座部1の背凭れ部5の後部には、介護人がこの車椅子を押すための押し棒21がある。ここで説明している電動車椅子は、電動のため普段はこの押し棒21は必要ないが、電動機能が故障等した場合に、この押し棒21を介護人は押して車椅子を移動する。
また、アームレスト19の前部にはジョイスティック23があり、この電動車椅子を利用する利用者はこのジョイスティック23により、前進、後進の速度制御および左右への操舵を行うことが出来る。ここで指令された出力は、モータ駆動制御部(図示されず)を経て、駆動モータ25を動かし、駆動車輪13を駆動する。
図2は、駆動モータ25と駆動車輪13の関係を詳細に説明するための図であり、図1で示される電動車椅子を後ろ側より見た図である。駆動モータ25は左右に配置されており、そこから出力される動力はそれぞれのギアボックス51を経て第1の歯車53に伝達される。ギアボックス51は、駆動モータ25の回転速度を減速しトルクを増す役目である。第2の歯車54は駆動車輪13と同軸上に配置されており、駆動モータ25の動力は、第1の歯車53、第2の歯車54を経て駆動車輪13へと伝達される。なお、同図では、第1の歯車53および第2の歯車は、いずれも略式的に円柱状態で描かれており、歯型は示されていない。
左右に配置される駆動モータ25は、それぞれのギアボックス51を介して、複数本のステム55で固定されており、その複数本のステム55の内の上部の2本は、2枚のモータ保持板57で保持されている。2枚のモータ保持板57は、底板9に軸受け部(図示されず)が固定される軸59に回転自由となるように支持されており、従って左右の駆動モータ25、左右のギアボックス51および左右の第1の歯車53等よりなる駆動モータ組61は軸59を中心に回転自由となるように構成されている。すなわち第1の歯車と第2の歯車の回転軸の軸間距離が変えられるように構成されているため、駆動モータの動力がそこで断続できる機構、すなわちクラッチ機能が実現できているわけである。
両歯車の軸間距離の変化は連結部材63によってなされる。その詳細は図3〜図5に示される。図3は、図2で示される連結部材63を抜き出したものである。連結部材63は左右の駆動モータ25を固定する複数本の内のステム55Aと軸67の軸間距離を変化させる。軸67は駆動車輪13を支持する左右の支持板65の内側2枚でその両端が固定されている(図2参照)。ステム55は角材でも良いが後述の理由により、ステム55Aは丸棒で作られていることが望ましい。連結部材63は、第1の板73と第2の板75よりなり、第1の板73には第1のレバーが、第2の板75には第2のレバーが設けられている。また、第1の板は軸67を中心に回転するように、第2の板75はステ厶55Aを回転中心として回転可能に構成されている。
第1の板73の上部外縁には2つの軸位置安定部69,71である円弧部分があり、該円弧部分の曲率半径はステム55Aの外周の曲率半径と同じかやや大き目の曲率半径を有している。図3はステム55Aが第1の軸位置安定部69にある場合を示しており、この場合第1の歯車と第2の歯車は正しい位置関係でかみ合っている(図2参照)。さて、第1のレバー77を足裏等で押下すると、第1の板は軸67を中心に回転しようとする。この場合、第1の軸位置安定部69と第2の軸位置安定部71をつなぐ斜面81に沿ってステム55Aを持ち上げ、ステム55Aが第2の軸位置安定部71にはまり込むと、足による押下力を除いても、その位置で保持される。この状態が図4に示される。この状態では、第1の歯車と第2の歯車は完全に離れ、動力は伝達できない。
ステム55Aと軸67の間にはばね83(図2に示されるが図3〜図5では省略されている)により、互いに引き合うような予圧力が加えられており、駆動モータ組61の自重の一部とともに第1の歯車と第2の歯車間の押し付け力として作用し、これにより回転力は伝達される。しかし、足による押下力は十分大きいので、この第1の歯車と第2の歯車間の押し付け力に簡単に打ち勝ち、ステム55Aを第1の軸位置安定部69から第2の軸位置安定部71に移動できるわけである。
次に、図4、図5でステム55Aを第2の軸位置安定部71から第1の軸位置安定部69に戻す場合を説明する。第1のレバーを逆に足の甲あるいは手を使って持ち上げても可能であるが、靴の表面が傷んだり、手で持ち上げるためにかかんだりする余分な動作が必要になる。
これらの欠点を解消するために、第2のレバー79をつけた第2の板75を利用する。図5は説明を容易にするために、図4で示される第1の板と第2の板をステム55Aの軸方向に離して描いた説明図である。第1の板の中間部には円柱状の突起85が設けられており、この突起85の先端部は第2の板の中間部にあけられた長穴状の溝87にはまり込んでいる。突起85が溝87の長手方向に滑らかに移動できるように、両者の形状は決められている。
さて、図4あるいは図5において、第2のレバーを押下すると、第2の板はステム55Aの周りに回転しようとする。この時突起85は溝87の側面より力を受けるため、第1の板73は軸67回りの回転力を受けることになり、ステム55Aは第2の軸位置安定部71から第1の軸位置安定部69に移動する。
図6、図7は、クラッチ操作機構の別の実施例である。ここでは、この説明に必要な部分のみを表現し、他の部品は表示を省略している。第1の歯車と第2の歯車の軸間距離、すなわちステム55Aと軸67の軸間距離は、第3の板89によって変えられる。第3の板89は図3に示される第1の板と同様な形状であるが、第1のレバー77の代わりに、突き出し部91が設けられており、更にその突き出し部91の先端部には円柱状の突起93が、棒状ステム55Aの軸方向と同じ方向に出ている。また、底板9の最後端には本電動車椅子の幅方向とほぼ等しい長さの軸95がその軸回りに回転自由となるように設けられており、その中央部分には第4の板97が溶接等の手段により相互に固着させられている。第4の板97の中央部分には長穴状の溝99があけられており、突起93がその中を長手方向に滑らかに移動できるようになっている。また、軸95の端には第1のレバー77が設けられている。なお、レバー77は底板9の一番端で、フレーム7(図6、図7では示されず)の外側に設けられていることが望ましい。
図6は、第1の歯車と第2の歯車がかみ合っている、すなわち棒状のステム55Aが第3の板89の第1の軸位置安定部69にある場合を示している。この状態で第1のレバー77を押下すると第4の板97は矢印101の方向に回転し、溝99の側面で突起93を押すため第3の板は矢印103の方向に回転し、棒状のステム55Aは第1の軸位置安定部69より、第2の軸位置安定部71へ移動する。
図7は、棒状のステム55Aが第2の軸位置安定部71にあり、第1の歯車と第2の歯車が完全に離れている状態を示している。さて、元の位置に戻すためには、第1のレバー77を持ち上げてもよいが、簡易に行うために第2のレバー79を押下すればよい。すなわち第2のレバー79を押下することにより、第1のレバー77が持ち上がるからである。
以上説明したように、連結部材63は、モータ組61の一部と底板9の一部に固定された軸61等の部品の間に設けられており、その外縁には2つの軸位置安定部が形成されている。その一つにおいては第1の歯車53と第2の歯車54がかみ合い、動力を伝達し合う軸間距離を保持し、他の一つにおいては第1の歯車53と第2の歯車54が完全に離れ、動力を伝達できない状態の軸間距離を保持する役目である。この役目を果たす機能が実現できれば、ここで説明した形状に限定されず、軸位置安定部は外縁ではなく、長穴状に形成された溝等でもまた、他のリンク機構であってもよい。
以上、クラッチ操作機構の2つの実施例を説明した。いずれも第1のレバー77を押下することによりクラッチ機構は解除され、第2のレバー79を押下することによりクラッチ機構は係合される。この操作機構は、介護者にとって簡単な足踏み動作のみで実施できる利点がある。しかし、既に説明したように、第1のレバーのみでもクラッチは操作できるので、多少の操作の不便さが我慢でき、安価の方がよい場合はそちらを採用すればよい。
また、以上の説明では、駆動モータとそれに組み合わさったギアボックスの先端に第1の歯車を設けた場合で説明したが、この構成に限定されることなく、駆動モータの出力軸に直接第1の歯車を設けても良い。請求項では両者の場合を含めている。すなわちそこで表現される駆動源とは、駆動モータ単独でも、あるいは駆動モータとギアボックス更に歯車列を含めた場合であってもよい。また、駆駆動車輪と第2の歯車は同軸上に配置されるとしたが、必ずしも同軸上になくてもよい。しかし、この場合には駆動車輪に動力を伝達する別の機構が必要となるため、複雑化する恐れがある。
また、以上の説明では、第1のレバーと第2レバーを電動車椅子の後部あるいは右側面に配置した場合で説明したが、左側面に配置してもよいし、両側面に配置しておいてもよい。両側面への配置は介護者にとって、利用者の面倒を看ながらとっさに操作できる利点がある。また、それらの構造はこれまでの説明および図より容易に類推可能であるのでここでは省略する。
以上説明した連結部材においては、第1の板に突起を設け、第2の板に溝を設けた場合で説明したが、逆にしてもよいことは言うまでもない。また、以上説明したクラッチ操作機構はリンク機構やカム機構の応用であるが、これらに限定されることなく、ワイヤーやベルトを用いて軸間距離を変えても差し支えない。
また、以上の説明では、本発明を4つの車輪で移動する電動車椅子に適用した場合で説明したが、これに限定されるものでなく、3つの車輪、あるいは4つ以上の車輪で移動する車椅子に適用してもよいことは言うまでもない。
また、着座部1は、プラスティック製の一体成形品、フレームは板とステム構造からなると説明したが、これに限定されるものではなく、市販の車椅子あるいは電動車椅子によく見かけるパイプと布張り構造等であっても一向に差し支えない。
また、以上の説明では、着座部1の背凭れ部5の上部に押し棒21を配置した場合で説明したが、これに限定されるものではなく、押し棒を省いても差し支えない。すなわち、介護者が電動車椅子を押す必要が生じた場合には、直接背凭れ部を押しても良いわけである。
以上説明したように、本発明におけるクラッチ機構は、第1の歯車の回転軸と第2の歯車の回転軸の軸間距離を相対的に移動可能とした簡単な機構としたため、安価に実現、また保守が簡単になる利点がある。また、クラッチ操作機構は、クラッチ機構に連結部材を介して接続され、前記連結部材と連動する第1のレバーが押下されるとクラッチ機構が解除され、第2のレバーが押下されると前記クラッチ機構が係合されるように構成され、両者のレバーは電動車椅子の後部あるいは側面に配置されているため、介護者にとって足で操作できる等、操作性がよく、また逆に利用者は操作出来ない位置に配置されているため安全性が高い効果がある。
1 着座部
3 着座面
5 背凭れ部
7 フレーム
9 底板
11 自在キャスター
13 駆動車輪
15 ステム
17 フットレスト
19 アームレスト
21 押し棒
23 ジョイスティック
25 駆動モータ
51 ギアボックス
51 ギアボックス
53 第1の歯車
54 第2の歯車
55 ステム
55A 棒状のステム
57 モータ保持板
59 軸
61 駆動モータ組
63 連結部材
65 支持板
67 軸
69 第1の軸位置安定部
71 第2の軸位置安定部
73 第1の板
75 第2の板
77 第1のレバー
79 第2のレバー
81 斜面
83 ばね
85 突起
87 溝
89 第3の板
91 突き出し部
93 突起
95 軸
97 第4の板
99 溝
101 矢印
103 矢印
3 着座面
5 背凭れ部
7 フレーム
9 底板
11 自在キャスター
13 駆動車輪
15 ステム
17 フットレスト
19 アームレスト
21 押し棒
23 ジョイスティック
25 駆動モータ
51 ギアボックス
51 ギアボックス
53 第1の歯車
54 第2の歯車
55 ステム
55A 棒状のステム
57 モータ保持板
59 軸
61 駆動モータ組
63 連結部材
65 支持板
67 軸
69 第1の軸位置安定部
71 第2の軸位置安定部
73 第1の板
75 第2の板
77 第1のレバー
79 第2のレバー
81 斜面
83 ばね
85 突起
87 溝
89 第3の板
91 突き出し部
93 突起
95 軸
97 第4の板
99 溝
101 矢印
103 矢印
Claims (2)
- 駆動モータから駆動車輪へ伝わる動力を断続させる電動車椅子用のクラッチ機構およびそれを操作するためのクラッチ操作機構において、
前記クラッチ機構は、一対の駆動源と一対の第1の歯車からなる駆動モータ組を前記電動車椅子のフレームに対して回転自由に設けるとともに、前記電動車椅子の左右の駆動車輪と同軸に第2の歯車を設け、前記第1の歯車の回転軸と前記第2の歯車の回転軸の軸間距離を相対的に移動可能としたクラッチ機構であって、
前記クラッチ操作機構は、前記クラッチ機構に連結部材を介して接続され、前記連結部材と連動する第1のレバーが押下されると前記クラッチ機構が解除される一方、前記第1のレバーが持ち上げられるかあるいは第2のレバーが押下されると前記クラッチ機構が係合されるように構成され、前記車椅子の一部に設けられていることを特徴とする電動車椅子用のクラッチ機構およびクラッチ操作機構 - 前記連結部材は、前記モータ組の一部と前記電動車椅子のフレームに固定された部品の間に設けられ、その外縁には2つの軸位置安定部が形成されており、前記軸位置安定部の一つは前記第1の歯車と前記第2の歯車がかみ合う軸間距離を保持し、前記軸位置安定部の他の一つは前記第1の歯車と前記第2の歯車が完全に離れた状態の軸間距離を保持することを特徴とする請求項1に記載の電動車椅子用のクラッチ機構およびクラッチ操作機構
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003332423A JP2005066245A (ja) | 2003-08-20 | 2003-08-20 | 電動車椅子用のクラッチ機構およびクラッチ操作機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003332423A JP2005066245A (ja) | 2003-08-20 | 2003-08-20 | 電動車椅子用のクラッチ機構およびクラッチ操作機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005066245A true JP2005066245A (ja) | 2005-03-17 |
Family
ID=34419007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003332423A Pending JP2005066245A (ja) | 2003-08-20 | 2003-08-20 | 電動車椅子用のクラッチ機構およびクラッチ操作機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005066245A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200479211Y1 (ko) * | 2015-09-10 | 2016-01-04 | 소재국 | 유아용 전동차의 구동 절환 장치 |
US11925590B2 (en) | 2020-06-09 | 2024-03-12 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Electric wheelchair |
-
2003
- 2003-08-20 JP JP2003332423A patent/JP2005066245A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200479211Y1 (ko) * | 2015-09-10 | 2016-01-04 | 소재국 | 유아용 전동차의 구동 절환 장치 |
US11925590B2 (en) | 2020-06-09 | 2024-03-12 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Electric wheelchair |
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