JP2021188291A - 雨水貯留施設及び雨水貯留施設の施工方法 - Google Patents
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Abstract
Description
当該プラスチック構造体部の下部に構成される複数の長片状の樹脂又は繊維シートからなるストリップ材を幅方向に並設し互いに所定の間隔で千鳥状に繰り返し部分的に接合し、前記幅方向と直交する方向に展張することによってハニカム状のセルを形成するハニカム状立体補強材に砕石を充填してなるハニカム構造体を積層したハニカム構造体部から構成され、
当該雨水貯留ユニット集合体と当該ハニカム構造体部との全体を包むシートで構成されてなる雨水貯留施設が、浮力問題と雨水の荷重問題を解決することを見いだした。
複数の長片状の樹脂又は繊維シートからなるストリップ材を幅方向に並設し互いに所定の間隔で千鳥状に繰り返し部分的に接合し、前記幅方向と直交する方向に展張することによってハニカム状のセルを形成するハニカム状立体補強材に砕石を充填してなるハニカム構造体部と、
当該ハニカム構造体部の上に構築され、プラスチックで成形された空隙を有する多数の雨水貯留ユニットを積み重ねて構成される雨水貯留ユニット集合体と、
当該ハニカム構造体部と当該雨水貯留ユニット集合体の全体を包むシートからなる雨水貯留施設である。
前記シートが不織布である請求項1記載の雨水貯留施設である。
前記ハニカム構造体部と雨水貯留ユニット集合体との間に透水シートを有する請求項1または2のいずれかに記載の浸透型雨水貯留施設である。
前記ハニカム構造体部と雨水貯留ユニット集合体との間にコンクリート基礎層を有する請求項1または2のいずれかに記載の貯留型雨水貯留施設である。
浸透型雨水貯留施設を設置する場所に床付け面を形成して当該床付け面に透水シートを展帳する工程と、
当該透水シートを展帳した床付け面の上にハニカム構造体部を設置する工程と、
当該ハニカム構造体部の上に透水シートを敷設し、当該透水シートの上にサンドマット層を設置し、当該サンドマット層の上に雨水貯留ユニット集合体を設置する工程と、
当該雨水貯留ユニット集合体の全体を透水シートで包む工程と、
当該雨水貯留ユニット集合体の全体を透水シートで包んだ後に前記雨水貯留ユニット集合体と前記ハニカム構造体部とを包む透水シートを接着して一体化させる工程とからなる浸透型雨水貯留施設の施工方法である。
貯留型雨水貯留施設を設置する場所に床付け面を形成して当該床付け面に透水シートを展帳する工程と、
当該床付け面の上に展帳した透水シートの上にハニカム構造体部を設置し、当該透水シートでハニカム構造体全体を包む工程と、
当該ハニカム構造体部の上にコンクリート基礎層を設置する工程と、
当該コンクリート基礎層の上に、内側から透水シート、遮水シート、透水シートの順に3層のシートで包まれた雨水貯留ユニット集合体を設置する工程と、
当該雨水貯留ユニット集合体の全体を包む透水シートと前記ハニカム構造体部とを包む透水シートを接着して一体化させる工程とからなる貯留型雨水貯留施設の施工方法である。
複数の長片状の樹脂又は繊維シートからなるストリップ材を幅方向に並設し互いに所定の間隔で千鳥状に繰り返し部分的に接合し、前記幅方向と直交する方向に展張することによってハニカム状のセルを形成するハニカム状立体補強材に砕石を充填してなるハニカム構造体部と、
当該ハニカム構造体部の上に構築され、プラスチックで成形された空隙を有する多数の雨水貯留ユニットを積み重ねて構成される雨水貯留ユニット集合体と、
当該ハニカム構造体部と当該雨水貯留ユニット集合体の全体を包むシートからなる雨水貯留施設である。
実施形態1に於いては、浸透型雨水貯留施設について説明する。
図3は、本願発明に使用するハニカム状立体補強材(3セル)の展張前の斜視図である。図3では3セルのハニカム状立体補強材6を例示したが、ハニカム状立体補強材6のセル数は3セルに限らず何セルあってもよい。以下、当該ハニカム状立体補強材6を展帳し充填材を詰めて作製されるハニカム構造体についても同様である。ハニカム状立体補強材6は、複数の長片状の樹脂又は繊維シートからなるストリップ材7を幅方向に並設し互いに所定の間隔で千鳥状に繰り返し部分的に一定間隔の結合部位9にて結合したものである。このハニカム状立体補強材6は展張方向aに展張してハニカム状のセル構造を形成する。ハニカム状立体補強材に利用される素材は樹脂が好ましく、樹脂の中でも高密度ポリエチレンが好適である。
実施形態1の浸透型雨水貯留施設は、主に、雨水貯留ユニット1を積み重ねて作製した雨水貯留ユニット集合体2と、ハニカム状立体補強材6に砕石5が充填されてなるハニカム構造体が単層または複数層積層されてなるハニカム構造体部11(図5に於いては、ハニカム構造体部11は2層積層されたハニカム構造体部11で構成されている)と、透水シート3Aより構成される。すなわち図5のように、雨水貯留施設は、上から雨水貯留ユニット集合体2、ハニカム構造体部11の順に構成され、雨水貯留ユニット集合体2とハニカム構造体部11の複合体全体を透水シート3Aが包み込んでいる。透水シート3Aが全体を包み込むことで、雨水貯留ユニット集合体2とハニカム構造体部11の複合体全体が一体化され、雨水貯留ユニット集合体2に雨水が流入し浮力が発生した場合に於いても、ハニカム構造体部11の重みにより雨水貯留ユニット集合体2の浮上を抑制できる。
実施形態2に於いては、貯留型雨水貯留施設について説明する。
実施形態2の貯留型雨水貯留施設は、主に、
雨水貯留ユニット1を積み重ねて作製した雨水貯留ユニット集合体2と、当該雨水貯留ユニット集合体2を包む保護シート3C、遮水シート3B、保護シート3Cの3層のシート、ハニカム状立体補強材6に砕石5が充填されてなるハニカム構造体が単層または複数層積層されてなるハニカム構造体部11(図11に於いては、ハニカム構造体部11は2層積層されたハニカム構造体で構成されている)と、雨水貯留ユニット構造体とハニカム構造体部全体を包む透水シート3A及び保護シート3Cより構成される。すなわち図11のように、雨水貯留施設は、上から雨水貯留ユニット集合体2、ハニカム構造体部11の順に構成され、雨水貯留ユニット集合体2とハニカム構造体11の複合体全体を透水シート3A(ハニカム構造体部11)及び保護シート3C(雨水貯留ユニット構造体部2)が包み込んでいる。透水シート3A(ハニカム構造体部11)及び保護シート3C(雨水貯留ユニット構造体部2)が全体を包み込むことで、雨水貯留ユニット集合体2とハニカム構造体部11の複合体全体が一体化され、地下水位が上昇した場合においても、ハニカム構造体部11の重みにより雨水貯留ユニット集合体2の浮上を抑制できる。
1A 平板部
1B 突起部
2 雨水貯留ユニット集合体
3 シート
3A 透水シート
3A1 透水シート床付け部分
3A2 透水シートはみ出し部分
3A3 透水シート覆い被せ部分
3B 遮水シート
3B1 遮水シート床付け部分
3B2 遮水シートはみ出し部分
3B3 遮水シート覆い被せ部分
3C 保護シート
3C1 保護シート床付け部分
3C2 保護シートはみ出し部分
3C3 保護シート覆い被せ部分
4A サンドマット層
4B コンクリート基礎層
5 砕石
6 ハニカム状立体補強材
7 ストリップ材
8 孔
9 結合部位
10 セル
11 ハニカム構造体部
12 アンカーピン
13 流入管
14 流入槽
15 流入接続管
16 流出接続管
17 排水槽
18 排水管
19 オーバーフロー管
20 オリフィス
50 土かぶり
51 地表面
a 展張方向
Claims (6)
- 複数の長片状の樹脂又は繊維シートからなるストリップ材を幅方向に並設し互いに所定の間隔で千鳥状に繰り返し部分的に接合し、前記幅方向と直交する方向に展張することによってハニカム状のセルを形成するハニカム状立体補強材に砕石を充填してなるハニカム構造体部と、
当該ハニカム構造体部の上に構築され、プラスチックで成形された空隙を有する多数の雨水貯留ユニットを積み重ねて構成される雨水貯留ユニット集合体と、
当該ハニカム構造体部と当該雨水貯留ユニット集合体の全体を包むシートからなる雨水貯留施設。 - 前記シートが不織布である請求項1記載の雨水貯留施設。
- 前記ハニカム構造体部と雨水貯留ユニット集合体との間に透水シートを有する請求項1または2のいずれかに記載の浸透型雨水貯留施設。
- 前記ハニカム構造体部と雨水貯留ユニット集合体との間にコンクリート基礎層を有する請求項1または2のいずれかに記載の貯留型雨水貯留施設。
- 浸透型雨水貯留施設を設置する場所に床付け面を形成して当該床付け面に透水シートを展帳する工程と、
当該透水シートを展帳した床付け面の上にハニカム構造体部を設置する工程と、
当該ハニカム構造体部の上に透水シートを敷設し、当該透水シートの上にサンドマット層4を設置し、当該サンドマット層の上に雨水貯留ユニット集合体を設置する工程と、
当該雨水貯留ユニット集合体の全体を透水シートで包む工程と、
当該雨水貯留ユニット集合体の全体を透水シートで包んだ後に前記雨水貯留ユニット集合体と前記ハニカム構造体部とを包む透水シートを接着して一体化させる工程とからなる浸透型雨水貯留施設の施工方法。 - 貯留型雨水貯留施設を設置する場所に床付け面を形成して当該床付け面に透水シートを展帳する工程と、
当該床付け面の上に展帳した透水シートの上にハニカム構造体部を設置し、当該透水シートでハニカム構造体全体を包む工程と、
当該ハニカム構造体部の上にコンクリート基礎層を設置する工程と、
当該コンクリート基礎層の上に、内側から透水シート、遮水シート、透水シートの順に3層のシートで包まれた雨水貯留ユニット集合体を設置する工程と、
当該雨水貯留ユニット集合体の全体を包む透水シートと前記ハニカム構造体部とを包む透水シートを接着して一体化させる工程とからなる貯留型雨水貯留施設の施工方法。
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