JP2021186719A - 除湿装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明にかかる除湿装置は、センサーが回動しても、センサーから延びた信号線の屈曲を抑制できる。【解決手段】本発明に係る除湿装置1は、センサー部9は、本体ケース2に回動自在に設けられたセンサーボックス61と、センサーボックス61を上下方向に回動させるボックス回動部61cと、センサーボックス61に回動自在に設けられたセンサーケース62と、センサーケース62に設けられたセンサー63と、センサーケース62とセンサー63を左右方向に回動させるケース回動部62bと、センサー63から本体ケース2へ延びた信号線64と、を有し、センサーケース62は、回動中心となるケース軸部62aを有し、センサーボックス61内には、ケース軸部62aを回動自在に支持するケース軸受部61eを設け、信号線64は、ケース軸部62aとケース軸受部61e内を通ることを特徴とする除湿装置。【選択図】図14

Description

本発明は除湿装置に関するものである。
従来の除湿装置においては、吸込口と、上方に開口する送風口とを有する本体ケースと、送風口の上方に設けた風向を変更する風向変更部と、本体ケース内に設けた除湿部と、本体ケース外の空気を、吸込口から本体ケース内へ送風する送風機と、洗濯物の状態を検知するセンサー部と、センサー部の検出結果に基づいて、除湿部と、風向変更部とを制御する制御部とを備えている。センサー部は、風向変更部に設けられ、風向変更部と共に移動する(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−225247号公報
このような従来の除湿装置においては、センサー部はセンサー部から本体ケースへ延びる信号線を備え、センサー部は風向変更部に設けられていた。風向変更部が移動すると、センサー部とセンサー部から延びる信号線の一部も風向変更部と共に移動する。センサー部から延びる信号線は、信号線のセンサー部側が移動し、信号線の本体ケース側が固定された構成となっていたので、信号線の途中で屈曲を繰り返し、信号線の耐久性が低下する場合があるという課題を有していた。
そして、この目的を達成するために、本発明に係る除湿装置は、送風口を有する本体ケースと、前記送風口に設けた風向変更部と、前記本体ケース内に設けた除湿部と、前記本体ケース外の空気を、前記除湿部と、前記風向変更部とへ送風する送風機と、洗濯物の状態を検知するセンサー部と、前記センサー部の検出結果に基づいて前記風向変更部と、前記送風機とを制御する制御部とを備え、前記センサー部は、前記本体ケースに回動自在に設けられたセンサーボックスと、前記センサーボックスを上下方向に回動させるボックス回動部と、前記センサーボックスに回動自在に設けられたセンサーケースと、前記センサーケースに設けられたセンサーと、前記センサーケースと前記センサーを左右方向に回動させるケース回動部と、前記センサーから本体ケースへ延びた信号線と、を有し、前記センサーケースは、回動中心となるケース軸部を有し、前記センサーボックス内には、前記ケース軸部を回動自在に支持するケース軸受部を設け、前記信号線は、前記ケース軸部と前記ケース軸受部内を通ることを特徴とし、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、信号線の耐久性低下を抑制できるという効果を得ることができる。
本発明の実施形態の除湿装置の外観斜視図 同除湿装置の図1の概略A−A断面図 同除湿装置における左右風向変更部の背面側斜視図 同除湿装置における図3の左右風向変更部のB−B断面図 同除湿装置における左右風向変更部のクラッチ機構の詳細斜視図 同除湿装置における左右風向変更部の送風状態を表す斜視図および図5のC−C断面図 同除湿装置における図3の左右風向変更部のクラッチ機構の詳細B−B断面図 同除湿装置の第1サイドケースを外した外観部分斜視図 同除湿装置における上下風向変更部の外観斜視図 同除湿装置における上下風向変更部の外観斜視図 同除湿装置の図8の上下風向変更部と送風口のD−D断面図 同除湿装置におけるセンサー部の外観斜視図 同除湿装置におけるセンサー部の分解図 同除湿装置における図8のセンサー部のE−E断面図 同除湿装置におけるセンサーの外観斜視図 同除湿装置におけるセンサー部の運転停止状態を表す外観斜視図 同除湿装置におけるセンサー部のF−F断面図 同除湿装置におけるセンサー部と同上下風向変更部の運転状態を表す側面図 同除湿装置におけるセンサー部と同上下風向変更部の運転状態を表す側面図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施形態1の除湿装置の前面側から見た外観斜視図である。図2は、図1におけるA−A断面を示す概略断面図である。図1、図2に示すように、本実施形態の除湿装置1は、縦長箱形状の本体ケース2の両側面に吸込口2aを設け、本体ケース2の上面の前面側には操作部3を、本体ケース2の上面の背面側には送風口2bを有している。除湿装置1は、送風口2bには、送風口2bから吹き出す空気の風向を変化させる風向変更部を備えている。風向変更部の一例は、本体ケース2における左右方向へ風向を変化させる左右風向変更部4と、左右風向変更部4の上方には、左右風向変更部4を介して送風口2bから吹き出す空気を上下方向へ風向を変化させる上下風向変更部5である。
本体ケース2内に、圧縮機21と放熱器22と膨張器23と吸熱器24と送風機7を備えている。圧縮機21と放熱器22と膨張器23と吸熱器24は、順次環状に連結され、冷媒を循環する冷凍サイクルを構成している。また、送風機7は、室内空気を吸込口2aから送風口2bに送風する機能を有している。さらに、除湿装置は、空気から水分を吸着する吸湿部25aおよび、空気に水分を放出する放湿部25bを有する除湿ロータ25を備え、放湿部25bに供給される空気、および放湿部25bを加熱する加熱部26を備えている。
そして、本体ケース2内においては、順次、除湿ロータ25、吸熱器24、放熱器22、送風機7の順に並設している。吸熱器24と放熱器22の上端は、同じ高さになるように配置されている。除湿ロータ25は、円板状に形成され中心軸が水平方向にあるように回転可能に立設され、駆動部27により回転される。さらに除湿ロータ25の放湿部25bの風上側には、加熱部26が設置されている。放湿部25bと吸熱器24とは、対向するように配置されている。冷凍サイクルと、除湿ロータ25と、加熱部26とが、除湿部6である。
また、本体ケース2内において、吸熱器24の下方には、漏斗状の集水部28が設けられている。さらに、集水部28の下方には集水タンク29が、本体ケース2に対して着脱自在に配置されている。つまり、吸熱器24部分で水分を結露させ、その結露水を漏斗状の集水部28で集めて集水タンク29に流入させるようにしているのである。
本体ケース2内には、吸込口2aと送風口2bとを連通する第1送風路10と、第2送風路11が設けられている。
第1送風路10は、吸込口2aから吸引した空気を吸湿部25aに供給し、送風機7を介して送風口2bに排出する風路である。第1送風路10においては、吸込口2aから吸い込まれた室内空気は除湿ロータ25の吸湿部25aに供給される。この時、室内空気は、空気中の水分が吸湿部25aに吸着され、乾燥した空気となる。さらに、水分を吸着する際の吸着熱が発生するので、室内空気は湿度が低減し、温度が上昇した状態で、放熱器22および吸熱器24の上方を主に介して送風機7に吸引され、送風口2bから室内へ送風されることになる。
第2送風路11は、吸込口2aから吸引した空気を加熱部26、放湿部25b、吸熱器24、放熱器22の順に供給し、送風機7を介して送風口2bから排出する風路である。第2送風路11においては、加熱部26によって温められた室内空気は、除湿ロータ25の放湿部25bに供給される。放湿部25bでは、吸湿部25aで吸着した水分が除湿ロータ25の回転駆動により放湿部25bに移動し、加熱部26の加熱により温められた空気に放出される。この高湿の空気が吸熱器24に供給され、冷却されることにより結露し、水分は水滴として取出される。この後、冷却された空気は、放熱器22に供給され、放熱器22を冷却する。そして、冷却された空気は、放熱器22から熱を奪い、温度が上昇する。そして、温度が上昇した空気は送風機7に吸引されることになる。冷凍サイクルとしては、放熱器22を効果的に冷却することが、吸熱器24を冷却するに際して、冷却効率を上昇させることになる。
また、本体ケース2内には、センサー部9と、制御部8とを有している。使用者が行う操作部3の操作、センサー部9の検出結果に基づいて、制御部8は、除湿部6と、送風機7と、左右風向変更部4と、上下風向変更部5とを制御する。
図3は、本発明の実施形態1の除湿装置における背面側から見た左右風向変更部の斜視図である。図4は、図3における左右風向変更部のB−B断面を示す概略断面図である。図5は、本発明の実施形態1の除湿装置における左右風向変更部のクラッチ機構の斜視図である。図6は、本発明の実施形態1の除湿装置における左右風向変更部の送風状態を表す斜視図、および図5におけるC−C断面を示す断面図である。図7は、図3におけるB−B断面を示す断面図である。
図3、図4、図5、図6、図7に示すように、左右風向変更部4は、送風機7によって、送風口2bから送風される空気の送風方向を変更し、本体ケース2の左右方向において、広げたり、狭めたり、左側へ向けたり、右側へ向けたりする機構である。左右風向変更部4は、第1風向変更ユニット41と、第2風向変更ユニット42と、クラッチ機構43とを有している。この構成によって、左右風向変更部4は、一つのモータで、4種類(ワイド送風、スポット送風、右側送風、左側送風)の送風が可能となる。
具体的には、第1風向変更ユニット41と第2風向変更ユニット42とは、本体ケース2の左右方向において並ぶように、送風口2bに設けられている。第1風向変更ユニット41は、本体ケース2の前面側から見て右側(一方側)、第2風向変更ユニット42は、本体ケース2の前面側から見て左側(他方側)に配置されている。クラッチ機構43は、第1風向変更ユニット41と、第2風向変更ユニット42との間に配置されている。
第1風向変更ユニット41は、第1回転軸41aと、第1回転軸受41bと、複数の第1風向変更板41cと、複数の第1連結棒41dと、モータ41eとを備えている。
第1回転軸41aは、棒形状であり、第1回転軸41aの回転軸方向は、本体ケース2の左右方向へ水平に延びるように配置されている。第1回転軸41aは、第1回転軸41aにおける両端部が、第1回転軸受41bによって、回動自在に支持されている。
第1風向変更板41cは、略長円形の平板であり、複数の第1風向変更板41cは、それぞれの面が、本体ケース2の左右方向に対向して並ぶように第1回転軸41aに配置されている。第1風向変更板41cの中央部を第1回転軸41aが貫通するように、第1回転軸41aに固定されている。本体ケース2の前面側から見ると、第1風向変更板41cは、第1回転軸41aに対して傾斜して固定されている。第1風向変更板41cの回転軸方向の投影形状は、円形をなし、傾斜した第1風向変更板41cを回転させるときの可動範囲が略円形となる。
第1連結棒41dは、棒形状であり、本体ケース2の左右方向へ水平に延びるように配置されている。第1連結棒41dは、複数の第1風向変更板41cを連結するように、複数の第1風向変更板41cの周縁部に固定されている。
モータ41eは、第1回転軸41aより、本体ケース2の前面側から見て右側(一方側)の端部に配置されている。モータ41eが回転すると、第1回転軸41aも回転する構成である。
第2風向変更ユニット42は、第2回転軸42aと、第2回転軸受42bと、複数の第2風向変更板42cと、複数の第2連結棒42dとを備えている。
第2回転軸42aは、棒形状であり、第2回転軸42aの回転軸方向は、本体ケース2の左右方向へ水平に延びるように配置されている。第2回転軸42aは、第2回転軸42aにおける両端部が、第2回転軸受42bによって、回動自在に支持されている。
第2風向変更板42cは、略長円形の平板であり、複数の第2風向変更板42cは、それぞれの面が、本体ケース2の左右方向に対向して並ぶように第2回転軸42aに配置されている。第2風向変更板42cの中央を第2回転軸42aが貫通するように、第2回転軸42aに固定されている。本体ケース2の前面側から見ると、第2風向変更板42cは、第2回転軸42aに対して傾斜して固定されている。第2風向変更板42cの回転軸方向の投影形状は、円形をなし、傾斜した第2風向変更板42cを回転させるときの可動範囲が略円形となる。
第2連結棒42dは、棒形状であり、本体ケース2の左右方向へ水平に延びるように配置されている。第2連結棒42dは、複数の第2風向変更板42cを連結するように、複数の第2風向変更板42cの周縁部に固定されている。
クラッチ機構43は、第1回転軸41aの回転を第2回転軸42aに伝えたり、遮断したりする機構である。クラッチ機構43は、第1回転軸41aにおける本体ケース2の前面側から見て左側端部(他方側端部)から第2回転軸42a側へ延びた第1突起43aと、第2回転軸42aにおける本体ケース2の前面側から見て右側端部(一方側端部)から第1回転軸41a側へ延びた第2突起43bとを有している。
左右風向変更部4は、第1風向変更板41cと第2風向変更板42cとが、モータによって、第1回転軸41aが第1方向に回転し、クラッチ機構43である第1突起43aと第2突起43bとが接触しながら回転する途中で、2種類の送風方向である、ワイド送風と、スポット送風とを備えている。
ワイド送風とは、第1風向変更板41cと第2風向変更板42cとが、送風口2bからの吹出し方向に対して、送風方向を送風口2bの長手方向に広げるように吹出し方向に対して傾斜角度を持って配置される状態である。具体的には、本体ケース2の前面側から見て右側に配置されている第1風向変更ユニット41は、第1風向変更ユニット41の第1風向変更板41cの上部が、本体ケース2の前面側から見て右側に傾斜している。本体ケース2の前面側から見て左側に配置されている第2風向変更ユニット42は、第2風向変更ユニット42の第2風向変更板42cの上部が、本体ケース2の前面側から見て左側に傾斜している。
スポット送風とは、第1風向変更板41cと第2風向変更板42cとが、送風口2bからの吹出し方向に対して、送風方向を送風口2bの長手方向に狭めるように吹出し方向に対して傾斜角度を持って配置される状態である。具体的には、本体ケース2の前面側から見て右側に配置されている第1風向変更ユニット41は、第1風向変更ユニット41の第1風向変更板41cの上部が、本体ケース2の前面側から見て左側(送風口2bの中央側)に傾斜している。本体ケース2の前面側から見て左側に配置されている第2風向変更ユニット42は、第2風向変更ユニット42の第2風向変更板42cの上部が、本体ケース2の前面側から見て右側(送風口2bの中央側)に傾斜している。
また、クラッチ機構43は、モータによって、第1回転軸41aが第1方向に回転し、第1突起43aと第2突起43bとが接触した状態から、モータ41eによって、第1方向と反対方向である第2方向に第1回転軸41aが回転し、第1突起43aが回転すると、180度は、第1突起43aと第2突起43bとが接触しない空回り領域43cを有する。これにより、左右風向変更部4は、第1風向変更板41cと第2風向変更板42cから、本体ケース2の前面側から見て右側に送風する右側送風と、本体ケース2の前面側から見て左側に送風する左側送風とが可能となる。なお、スポット送風は、第1風向変更板41cと第2風向変更板42cとが、ワイド送風の状態から、第1回転軸41aと第2回転軸42aが第1方向に180度回転した状態である。
右側送風の場合には、本体ケース2の前面側から見て右側に配置されている第1風向変更ユニット41は、第1風向変更ユニット41の第1風向変更板41cの上部が、本体ケース2の前面側から見て右側に傾斜している。本体ケース2の前面側から見て左側に配置されている第2風向変更ユニット42は、第2風向変更ユニット42の第2風向変更板42cの上部が、本体ケース2の前面側から見て右側に傾斜している。なお、右側送風は、第1風向変更板41cと第2風向変更板42cとが、スポット送風の状態から、第1回転軸41aが第2方向に180度回転した状態である。この180度は、第1突起43aと第2突起43bとが接触しない空回り領域43cである。
左側送風の場合には、本体ケース2の前面側から見て右側に配置されている第1風向変更ユニット41は、第1風向変更ユニット41の第1風向変更板41cの上部が、本体ケース2の前面側から見て左側に傾斜している。本体ケース2の前面側から見て左側に配置されている第2風向変更ユニット42は、第2風向変更ユニット42の第2風向変更板42cの上部が、本体ケース2の前面側から見て左側に傾斜している。なお、左側送風は、第1風向変更板41cと第2風向変更板42cとが、右側送風の状態から、第1回転軸41aと第2回転軸42aが第2方向に180度回転した状態である。
このように、クラッチ機構43は、第1突起43aと第2突起43bとが接触しない空回り領域43cを有するので、第1風向変更板41cと第2風向変更板42cとは、ワイド送風とスポット送風に加え、右側送風と左側送風とを有する。
また、第1風向変更ユニット41は、第1回転軸41aが送風によって回転しないように保持する第1保持部41fを有し、第2風向変更ユニット42は、第2回転軸42aが送風によって回転しないように保持する第2保持部42fを有する。具体的には、第1回転軸41aは、第1回転軸受41bに回転自在に支持されている。第1保持部41fは、第1回転軸41aと第1回転軸受41bとの摩擦抵抗を所定の値まで上昇させ、第1回転軸41aが送風によって回転しないように保持する。第1保持部41fの一例は、第1回転軸41aを第1回転軸受41bに押し当てるバネである。同様に、第2保持部42fは、第2回転軸42aと第2回転軸受42bとの摩擦抵抗を所定の値まで上昇させ、第2回転軸42aが送風によって回転しないように保持する。第2保持部42fの一例は、第2回転軸42aを第2回転軸受42bに押し当てるバネである。
図8は、本発明の実施形態1の除湿装置の第1サイドケースを外し、除湿装置を斜め後方から見た斜視図である。図2、図8に示すように、上下風向変更部5は、送風機7によって、送風口2bから左右風向変更部4を介して送風される空気の送風方向を変更し、本体ケース2の上下方向において、広げたり、狭めたりする機構である。上下風向変更部5は、第1風向ルーバユニット51と、第1回動部52と、第2風向ルーバユニット53と、第2回動部(図示せず)とを有している。なお、第1回動部52と、第2回動部(図示せず)とを合わせて上下風向回動部5aと呼ぶ。
第1風向ルーバユニット51と第2風向ルーバユニット53とが、上方に開口した送風口2bの上方に回動自在に設けられている。第1風向ルーバユニット51は、第1回動部52によって上下方向に回動するように移動し、第2風向ルーバユニット53は、第2回動部(図示せず)によって上下方向に回動するように移動する。
図8に示すように、上方に開口した送風口2bの上方に第1風向ルーバユニット51と第2風向ルーバユニット53とが、回動自在に設けられている。第1風向ルーバユニット51と第2風向ルーバユニット53とは、回動する方向に対して垂直方向に配置されている。具体的には、第1風向ルーバユニット51と第2風向ルーバユニット53とは、送風口2bの長辺方向に並び、送風口2bにおける右側(送風口2bにおける一方短辺側)には、第1風向ルーバユニット51を備え、送風口2bにおける左側(送風口における他方短辺側)には、第2風向ルーバユニット53を備えている。第1風向ルーバユニット51と第2風向ルーバユニット53との回動軸は、送風口2bの長辺方向に延びている。
図9は、本発明の実施形態1の除湿装置における上下風向変更部の第1風向ルーバユニットの斜視図である。図11は、図8における上下風向変更部と送風口のD−D断面を示す図である。図9、図11に示すように、第1風向ルーバユニット51は、略横長四角形の略平板形状の第1風向板51aと、第1風向板51aの左右端部から水平方向へ延びた2本の第1軸部分51bとを備えている。送風口2bには、2本の軸部分を支持する2つの第1支持部分51cが設けられている。第1軸部分51bの一方側には、第1ギア51dが固定されている。
図10は、本発明の実施形態1の除湿装置における上下風向変更部の第2風向ルーバユニットの斜視図である。図10、図11に示すように、第1回動部52は、第1モータ52aと、第1モータ52aの回転軸に固定された第1モータギア52bとを備えている。第1モータギア52bは、第1ギア51dと噛み合い、第1モータ52aが駆動すると、第1モータギア52bが回動し、第1ギア51d、第1軸部分51bを介して、第1風向板51aが回動する。
第2風向ルーバユニット53は、略横長四角形の略平板形状の第2風向板53aと、第2風向板53aの短辺から外方に水平方向へ延びた2本の第2軸部分53bとを備えている。送風口2bには、2本の軸部分を支持する2つの第2支持部分53cが設けられている。第2軸部分53bの一方側には、第2ギア53dが固定されている。
第2回動部54は、第2モータ54aと、第2モータ54aの回転軸に固定された第2モータギア54bとを備えている。第2モータギア54bは、第2ギア53dと噛み合い、第2モータ54aが駆動すると、第2モータギア54bが回動し、第2ギア53d、第2軸部分53bを介して、第2風向板53aが回動する。
第1風向ルーバユニット51および第1回動部52と第2風向ルーバユニット53と第2回動部は本体左右の中心において左右対称の構成である。
第1風向ルーバユニット51と第2風向ルーバユニット53とは、回動する方向に対して垂直方向に並んでいる。送風口2bにおける右側には、第1風向ルーバユニット51を備え、送風口2bにおける左側には、第2風向ルーバユニット53を備えている。第1風向ルーバユニット51である第1風向板51aの第1軸部分51bと、第2風向ルーバユニット53である第2風向板53aの第2軸部分53bとは、同軸上に配置され、本体ケース2における左右方向に延びている。
送風口2bにおける右側の端部には、第1サイドケース55を備え、第1サイドケース55内には、第1モータ52aと、第1モータギア52bと、第1ギア51dとを備えている。第1サイドケース55の左側には、第1風向板51aの一方側の第1軸部分51bを支持する第1支持部分51cを備えている。
送風口2bにおける左側の端部には、第2サイドケース56を備え、第2サイドケース56内には、第2モータ54aと、第2モータギア54bと、第2ギア53dとを備えている。第2サイドケース56の右側には、第2風向板53aの一方側の第2軸部分53bを支持する第2支持部分53cを備えている。
第1サイドケース55と第2サイドケース56との間には、送風口2bから上方へ突出した第3サイドケース57を備えている。第3サイドケース57の右側には、第1風向板51aの他方側の第1軸部分51bを支持する第1支持部分51cを備え、第3サイドケース57の左側には、第2風向板53aの他方側の第2軸部分を支持する第2支持部分53cを備えている。
図12は、本発明の実施形態1の除湿装置におけるセンサー部の外観斜視図である。図13は、本発明の実施形態1の除湿装置におけるセンサー部の分解図である。図14は、図8のE−E断面を示す断面図である。図15は、本発明の実施形態1の除湿装置におけるセンサーの外観斜視図である。図8、図12、図13、図14、図15に示すように、センサー部9は、センサーボックス61と、センサーケース62と、センサー63と、を有している。
センサーボックス61は、横長の箱形状であり、本体ケース2の上部に上下方向に回動自在に設けられている。センサーボックス61は、2つの部品に分解可能な構成である。センサーボックス61は、本体ケース2における左右側のセンサーボックス61の側面から外方(水平方向)に延びた円筒形状の2本のボックス軸部61aを有する。本体ケース2内には、ボックス軸部61aを回動自在に支持する2つのボックス軸受部61bを備えている。センサーボックス61は、ボックス回動部61cによって、ボックス軸部61aの中心軸を回動中心軸として上下方向に回動する。
ボックス回動部61cは、本体ケース2内に設けられた制御部8と、電気的に接続されている。センサーボックス61は、本体ケース2内に入り込んだ状態から、ボックス回動部61cによって、本体ケース2における前面側から上方に回動すると、センサーボックス61が本体ケース2から突出する構成である。センサーボックス61は、本体ケース2内に入り込んだ状態において、前面にボックス開口61dを有する。センサーボックス61内には、センサーケース62を設け、センサーボックス61のボックス開口61dからセンサーケース62の一部が露出している。
センサーケース62は、略円柱形の箱形状であり、センサーボックス61内に回動自在に設けられている。センサーケース62は、2つの部品に分解可能な構成である。センサーボックス61が本体ケース内に入り込んだ状態において、センサーケース62の中心軸は、上下方向に延びている。センサーボックス61が本体ケース2内に入り込んだ状態において、センサーケース62は、センサーケース62の上面から上方に延びたケース軸部62aを有する。センサーボックス61内には、ケース軸部62aを回動自在に支持するケース軸受部61eを備えている。センサーケース62は、ケース回動部62bによって、センサーケース62の中心軸を回動中心軸として回動する。ケース回動部62bは、本体ケース2内に設けられた制御部8と、電気的に接続されている。センサーケース62における周面には、長孔形状の開口であるケース開口62cを有している。センサーケース62内には、センサー63を設け、センサーケース62のケース開口62cからセンサーの一部が露出している。
センサー63は、対象物へ向けて光を照射する発光部分63aと、光が対象物によって反射した反射光を受光する受光部分63bと、水分量を算出する水分量算出部分63cを有している。発光部分63aは、水に吸収される波長の光である検知光と、検知光より水に吸収されにくい波長の光である参照光とを発光する。受光部分63bは、対象物によって反射した検知光と参照光との反射光を受光する。水分量算出部分63cは、受光部分63bが受光した検知光と参照光の強度を比較して水分量を算出する。水分量算出部分63cは、対象物が洗濯物の場合には、洗濯物の乾燥度を算出できる。センサー63は、本体ケース2内に設けられた制御部8と、信号線64によって、電気的に接続されている。制御部8は、使用者が操作部3を操作した操作内容に従って、センサー部9を動作させ、センサー部9の水分量算出部分63cによる水分量に基づいて、送風機7と除湿部6と左右風向変更部4と上下風向変更部5とを制御する。なお、ボックス回動部61cとケース回動部62bと併せたものをセンサー回動部9aと呼ぶ。
本実施形態における特徴は、センサー部9の構成である。センサー部9は、本体ケース2に回動自在に設けられたセンサーボックス61と、センサーボックス61を上下方向に回動させるボックス回動部61cと、を有している。更に、センサー部9は、センサーボックス61に回動自在に設けられたセンサーケース62と、センサーケース62に設けられたセンサー63と、センサーケース62とセンサー63を左右方向に回動させるケース回動部62bと、センサー63から本体ケース2へ延びた信号線64と、を有している。センサーケース62は、回動中心となるケース軸部62aを有し、センサーボックス61内には、ケース軸部62aを回動自在に支持するケース軸受部61eを設けている。ここで、センサー63から本体ケース2へ延びた信号線64が、ケース軸部62aとケース軸受部61e内を通る。具体的には、ケース軸部62aとケース軸受部61eとは、中心軸が上下方向に延びた円筒形状である。信号線64は、センサー63の上部から上方に延びている。センサー63の上部から延びる信号線の根元は、センサーケース62のケース軸部62aの下方に配置されている。これにより、センサー63が回動すると、センサー63から本体ケース2へ延びた信号線64は、捻じれるが、屈曲し難いので、断線を抑制できる。なお、信号線64の一例は、リード線である。
また、センサーボックス61は、回動中心となるボックス軸部61aを有し、本体ケース2内には、ボックス軸部61aを回動自在に支持するボックス軸受部61bを設けている。ボックス軸部61aとボックス軸受部61bとは、水平方向に延びた円筒形状である。信号線64は、ボックス軸部61aとボックス軸受部61b内を通る。これにより、センサー63が回動すると、センサー63から本体ケース2へ延びた信号線64は、捻じれるが、屈曲し難いので、断線を抑制できる。
本発明にかかる除湿装置は、家庭用の衣類乾燥に用いる除湿装置として活躍が期待されるものである。
1 除湿装置
2 本体ケース
2a 吸込口
2b 送風口
3 操作部
4 左右風向変更部
5 上下風向変更部
5a 上下風向回動部
6 除湿部
7 送風機
8 制御部
9 センサー部
9a センサー回動部
21 圧縮機
22 放熱器
23 膨張器
24 吸熱器
25 除湿ロータ
25a 吸湿部
25b 放湿部
26 加熱部
27 駆動部
28 集水部
29 集水タンク
41 第1風向変更ユニット
41a 第1回転軸
41b 第1回転軸受
41c 第1風向変更板
41d 第1連結棒
41e モータ
41f 第1保持部
42 第2風向変更ユニット
42a 第2回転軸
42b 第2回転軸受
42c 第2風向変更板
42d 第2連結棒
42f 第2保持部
43 クラッチ機構
43a 第1突起
43b 第2突起
43c 空回り領域
51 第1風向ルーバユニット
51a 第1風向板
51b 第1軸部分
51c 第1支持部分
51d 第1ギア
52 第1回動部
52a 第1モータ
52b 第1モータギア
53 第2風向ルーバユニット
53a 第2風向板
53b 第2軸部分
53c 第2支持部分
53d 第2ギア
54 第2回動部
54a 第2モータ
54b 第2モータギア
55 第1サイドケース
56 第2サイドケース
57 第3サイドケース
61 センサーボックス
61a ボックス軸部
61b ボックス軸受部
61c ボックス回動部
61d ボックス開口
61e ケース軸受部
62 センサーケース
62a ケース軸部
62b ケース回動部
62c ケース開口
63 センサー
63a 発光部分
63b 受光部分
63c 水分量算出部分
64 信号線

Claims (2)

  1. 送風口を有する本体ケースと、
    前記送風口に設けた風向変更部と、
    前記本体ケース内に設けた除湿部と
    前記本体ケース外の空気を、前記除湿部と、前記風向変更部とへ送風する送風機と、
    洗濯物の状態を検知するセンサー部と、
    前記センサー部の検出結果に基づいて前記風向変更部と、
    前記送風機とを制御する制御部とを備え、
    前記センサー部は、
    前記本体ケースに回動自在に設けられたセンサーボックスと、
    前記センサーボックスを上下方向に回動させるボックス回動部と、
    前記センサーボックスに回動自在に設けられたセンサーケースと、
    前記センサーケースに設けられたセンサーと、
    前記センサーケースと前記センサーを左右方向に回動させるケース回動部と、
    前記センサーから本体ケースへ延びた信号線と、を有し、
    前記センサーケースは、回動中心となるケース軸部を有し、
    前記センサーボックス内には、前記ケース軸部を回動自在に支持するケース軸受部を設け、
    前記信号線は、前記ケース軸部と前記ケース軸受部内を通ることを特徴とする除湿装置。
  2. 前記センサーボックスは、回動中心となるボックス軸部を有し、
    前記本体ケース内には、前記ボックス軸部を回動自在に支持するボックス軸受部を設け、
    前記信号線は、前記ボックス軸部と前記ボックス軸受部内を通ることを特徴とする請求項1に記載の除湿装置。
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