JP2021178904A - 導電性ゴム組成物および導電性ゴムローラ - Google Patents
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Abstract
【課題】射出成型により肉厚の薄い成形物を作製することができ、かつ、硬度が高く、電気抵抗値が低い成形物が得られる導電性ゴム組成物を提供する。【解決手段】導電性ゴム組成物は、(A)固体状ゴム、(B)液状ゴム、(C)カーボンブラックおよび(D)有機過酸化物を含有し、前記(A)固体状ゴムがエチレン−αオレフィン共重合体を含有し、前記(A)固体状ゴム100質量%におけるエチレン−αオレフィン共重合体の含有率が50質量%以上であり、前記(B)液状ゴムが液状ポリブタジエンを含有することを特徴とする。【選択図】なし
Description
本発明は、導電性ゴムローラの導電性弾性層の形成に用いられる導電性ゴム組成物に関する。
静電式複写機、レーザプリンタ、普通紙ファクシミリ装置、および、これらの複合機等の電子写真法を利用した画像形成装置においては、紙送りベルト、転写ベルト、中間転写ベルト等のベルト部材を回転駆動させるための駆動ローラが多用されている。
駆動ローラは、架橋ゴムタイプ、コーティングタイプ、熱可塑性エラストマータイプに大別される。架橋ゴムタイプは、エチレンプロピレンジエンゴム等の架橋性ゴムをベースポリマーとして導電材を配合し、押出成型または射出成型により作製される。コーティングタイプは、金属製ローラの表面に硬化性樹脂をコーティングすることで作製される。熱可塑性エラストマータイプは、導電材を熱可塑性エラストマーにドライブレンドし、押出成型によって作製される。
架橋ゴムタイプの駆動ローラとして、例えば、特許文献1には、金属または樹脂からなるコアの外周面に、基材ゴム100重量部に対して充填材が100〜300重量部配合されたゴム状弾性体からなり、且つ肉厚が0.2〜1.0mmであるゴム状弾性層を有し、DC−10V印加時の電気抵抗値が1.0×105Ω以下であることを特徴とする駆動ロールが記載されている(特許文献1(請求項1、段落0031)参照)。
架橋ゴムタイプの駆動ローラにおいて、導電性弾性層を押出成型により作製した場合、成型後に架橋工程が必要となる。また、押出時には、ある程度の肉厚が必要である。そのため、導電性弾性層の厚さを調節するために、研磨する量が多くなり、材料ロスが多くなる。これに対して、導電性弾性層を射出成型により作製した場合、成型と架橋を一体化できるため、工程を省略できる。また、金型の外径・内径によって任意に肉厚を調整出来るため、肉厚を薄く形成することで研磨により生じる材料ロスを低減することが出来る。
しかしながら、射出成型において肉厚を薄くすると成型性が悪化し、金型内部に十分にゴム組成物が充填されないという問題が生じる。これを改良するためにオイル等の可塑剤を多量に配合すると、架橋成型後のゴム硬度が低下して、研磨時に導電性弾性層が破れるという問題があった。本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、射出成型により肉厚の薄い成形物を作製することができ、かつ、硬度が高く、電気抵抗値が低い成形物が得られる導電性ゴム組成物を提供することを目的とする。
上記課題を解決することができた本発明の導電性ゴム組成物は、(A)固体状ゴム、(B)液状ゴム、(C)カーボンブラックおよび(D)有機過酸化物を含有し、前記(A)固体状ゴムがエチレン−αオレフィン共重合体を含有し、前記(A)固体状ゴム100質量%におけるエチレン−αオレフィン共重合体の含有率が50質量%以上であり、前記(B)液状ゴムが、液状ポリブタジエンを含有することを特徴とする。
本発明の導電性ゴム組成物を用いれば、射出成型によって、肉厚の薄い成形物を作製することができる。また、得られる成形物は、硬度が高く、電気抵抗値が低いものとなる。
<導電性ゴム組成物>
本発明の導電性ゴム組成物は、(A)固体状ゴム、(B)液状ゴム、(C)カーボンブラック、および、(D)有機過酸化物を含有する。
本発明の導電性ゴム組成物は、(A)固体状ゴム、(B)液状ゴム、(C)カーボンブラック、および、(D)有機過酸化物を含有する。
(A)固体状ゴム
前記(A)固体状ゴムは、25℃において、固体状であるゴム成分である。前記(A)固体状ゴムは、エチレン−αオレフィン共重合体を含有する。(A)固体状ゴムとしてエチレン−αオレフィン共重合体を含有することで、得られる成形物の耐オゾン性が向上する。
前記(A)固体状ゴムは、25℃において、固体状であるゴム成分である。前記(A)固体状ゴムは、エチレン−αオレフィン共重合体を含有する。(A)固体状ゴムとしてエチレン−αオレフィン共重合体を含有することで、得られる成形物の耐オゾン性が向上する。
前記エチレン−αオレフィン共重合体は、少なくともエチレンとαオレフィンとを共重合することで得られる重合体である。前記αオレフィンとしては、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、1−オクテンなどが挙げられる。前記エチレン−αオレフィン共重合体としては、例えば、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体(EPDM)、エチレンープロピレン共重合体(EPM)、エチレン−ブテン共重合体(EBR)、エチレン−オクテン共重合体(EOR)、エチレン−プロピレン−ブテン共重合体(EPBR)、エチレン−ブテン−ジエン共重合体(EBDM)、エチレン−プロピレン−ブテン−ジエン共重合体(EPBDM)などが挙げられる。
前記EPDM、EBDM、EPBDMとしては、エチレンとαオレフィンに少量のジエン成分を加えることで、主鎖中に二重結合を導入した種々の共重合体がいずれも使用可能である。代表的なジエン成分としては、例えば、エチリデンノルボルネン(ENB)、1,4−ヘキサジエン(1,4−HD)、ジシクロペンタジエン(DCP)等が挙げられ、エチリデンノルボルネンが好ましい。
前記EPDMは、エチレン成分の含有率が、40質量%以上が好ましく、より好ましくは45質量%以上、さらに好ましくは50質量%以上であり、70質量%以下が好ましく、より好ましくは65質量%以下、さらに好ましくは60質量%以下である。エチレン成分の含有率が40質量%以上であれば導電性ゴムローラとして必要な最小限の機械物性は確保でき、70質量%以下であればエチレン部位の結晶化による圧縮永久歪や電気抵抗の環境依存性の悪化を抑制できる。
前記(A)固体状ゴム100質量%におけるエチレン−αオレフィン共重合体の含有率は、50質量%以上、好ましくは70質量%以上、より好ましくは90質量%以上である。前記(A)固体状ゴムとして、エチレン−αオレフィン共重合体のみを含有することが好ましく、EPDMのみを含有することも好ましい。
前記(A)固体状ゴムは、エチレン−αオレフィン共重合体以外の他の固体状ゴムを含有してもよい。前記他の固体状ゴムとしては、従来導電性ゴムローラに使用されるものが好適に使用できる。前記他のゴム成分としては、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、クロロプレンゴム(CR)、エピクロルヒドリンゴム、アクリルゴム、ブチルゴム、シリコンゴム等が挙げられる。これらの他のゴム成分は、単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記NBRとしては、アクリロニトリルとブタジエンとを、乳化重合法等の種々の重合法によって共重合させて合成され、なおかつ架橋性を有する種々のNBRが、いずれも使用可能である。またNBRとしては、伸展油を加えて柔軟性を調整した油展タイプのものと、加えない非油展タイプのものとがあるが、非油展タイプのNBRが好ましい。
前記SBRとしては、スチレンとブタジエンとを、乳化重合法、溶液重合法等の種々の重合法によって共重合させて合成され、なおかつ架橋性を有する種々のSBRが、いずれも使用可能である。SBRとしては、スチレン含量によって分類される高スチレンタイプ、中スチレンタイプ、および低スチレンタイプのSBRが、いずれも使用可能である。またSBRとしては、伸展油を加えて柔軟性を調整した油展タイプのものと、加えない非油展タイプのものとがあるが、非油展タイプのSBRが好ましい。
前記CRとしては、クロロプレンを乳化重合させて合成され、架橋性を有する種々のCRが、いずれも使用可能である。CRは、クロロプレンを乳化重合させる際に用いる分子量調整剤の種類によって、硫黄変性タイプと非硫黄変性タイプとに分類される。またCRとしては、クロロプレンと他の共重合成分との共重合体を用いてもよい。かかる他の共重合成分としては、例えば2,3−ジクロロ−1,3−ブタジエン、1−クロロ−1,3−ブタジエン、スチレン、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、イソプレン、ブタジエン、アクリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル酸、およびメタクリル酸エステル等の1種または2種以上が挙げられる。CRとしては、伸展油を加えて柔軟性を調整した油展タイプのものと、加えない非油展タイプのものとがあるが、非油展タイプのCRが好ましい。
エピクロルヒドリンゴムとしては、繰り返し単位としてエピクロルヒドリンを含む種々の重合体が使用可能である。エピクロルヒドリンゴムとしては、たとえば、エピクロルヒドリン単独重合体、エピクロルヒドリン−エチレンオキサイド二元共重合体(ECO)、エピクロルヒドリン−プロピレンオキサイド二元共重合体、エピクロルヒドリン−アリルグリシジルエーテル二元共重合体、エピクロルヒドリン−エチレンオキサイド−アリルグリシジルエーテル三元共重合体(GECO)、エピクロルヒドリン−プロピレンオキサイド−アリルグリシジルエーテル三元共重合体、エピクロルヒドリン−エチレンオキサイド−プロピレンオキサイド−アリルグリシジルエーテル四元共重合体等の1種または2種以上が挙げられる。
前記導電性ゴム組成物中の(A)固体状ゴムの含有率は、30質量%以上が好ましく、より好ましくは40質量%以上、さらに好ましくは45質量%以上であり、80質量%以下が好ましく、より好ましくは70質量%以下、さらに好ましくは60質量%以下である。
(B)液状ゴム
前記(B)液状ゴムは、25℃において液状であるゴム成分である。前記(B)液状ゴムは、液状ポリブタジエンを含有する。導電性ゴム組成物が(B)液状ゴムを含有することで、ゴム組成物の成形性を高めることができる。また、特に液状ポリブタジエンを配合することで、成形物の硬度を高めることができる。
前記(B)液状ゴムは、25℃において液状であるゴム成分である。前記(B)液状ゴムは、液状ポリブタジエンを含有する。導電性ゴム組成物が(B)液状ゴムを含有することで、ゴム組成物の成形性を高めることができる。また、特に液状ポリブタジエンを配合することで、成形物の硬度を高めることができる。
前記液状ポリブタジエンは、1,2−ビニル構造の含有率は、5質量%以上が好ましく、より好ましくは10質量%以上、さらに好ましくは15質量%以上である。ビニル構造の含有率が上記範囲内であれば、共架橋剤として十分な機能が発現される。
前記液状ポリブタジエンの数平均分子量は、1000以上が好ましく、より好ましくは2000以上、さらに好ましくは2500以上であり、20000以下が好ましく、より好ましくは15000以下、さらに好ましくは10000以下である。数平均分子量が上記範囲内であれば、成型性、加工性が良好な導電性ゴム組成物が得られる。数平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフ(GPC)(東ソー社製、GPC−8000シリーズ、検出器:示差屈折計、カラム:東ソー社製のTSKGEL SUPERMALTPORE HZ−M)による測定値を基に、標準ポリスチレン換算により求めたものである。
前記(B)液状ゴムは、前記液状ポリブタジエン以外の他の液状ゴムを含有してもよい。前記(B)液状ゴムが他の液状ゴムを含有する場合、(B)液状ゴム中の液状ポリブタジエンの含有率は、50質量%以上が好ましく、より好ましくは70質量%以上、さらに好ましくは90質量%以上である。前記(B)液状ゴムとして、液状ポリブタジエンのみ含有することが好ましい。
前記他の液状ゴムとしては、液状イソプレンゴム、液状スチレンブタジエンゴム、液状アクリロニトリルブタジエンゴム、液状エチレンプロピレンジエンゴム等が挙げられる。
前記導電性ゴム組成物中の前記(B)液状ゴムの含有量は、前記(A)固体状ゴム100質量部に対して、3質量部以上が好ましく、より好ましくは5質量部以上、さらに好ましくは7質量部以上、特に好ましくは10質量部以上であり、30質量部以下が好ましく、より好ましくは25質量部以下、さらに好ましくは22質量部以下、特に好ましくは20質量部以下である。前記(B)液状ゴムの含有量が3質量部以上であれば良好な成型性が得られ、30質量部以下であれば好ましい硬度帯となる。
(C)カーボンブラック
前記(C)カーボンブラックとしては、導電性を有するものであれば特に限定されず、ファーネスブラック、アセチレンブラック、ケッチェンブラック等が使用できる。また、前記(C)カーボンブラックは、1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記(C)カーボンブラックとしては、導電性を有するものであれば特に限定されず、ファーネスブラック、アセチレンブラック、ケッチェンブラック等が使用できる。また、前記(C)カーボンブラックは、1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記カーボンブラックの一次粒子の個数平均粒子径は、10nm以上が好ましく、より好ましくは20nm以上、さらに好ましくは25nm以上であり、60nm以下が好ましく、より好ましくは50nm以下、さらに好ましくは45nm以下である。本発明において、一次粒子径とは、電子顕微鏡を用いて測定される一次粒子の個数平均粒子径である。
前記導電性ゴム組成物中の前記(C)カーボンブラックの含有率は、10質量%以上が好ましく、より好ましくは15質量%以上、さらに好ましくは20質量%以上であり、50質量%以下が好ましく、より好ましくは40質量%以下、さらに好ましくは35質量%以下である。前記(C)カーボンブラックの含有率が10質量%以上であれば、成形物の電気抵抗値を低減することができ、50質量%以下であれば成形物の加工性が向上する。
前記導電性ゴム組成物中の前記(C)カーボンブラックの含有量は、前記(A)固体状ゴム100質量部に対して、10質量部以上が好ましく、より好ましくは20質量部以上、さらに好ましくは30質量部以上であり、60質量部以下が好ましく、より好ましくは50質量部以下である。
(D)有機過酸化物
前記(D)有機過酸化物は、ゴムの架橋剤として作用するものであれば特に限定されない。前記(D)有機過酸化物としては、ジクミルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、1,1−ビス(tert−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、ジ(tert−ブチルパーオキシ)ジイソプロピルベンゼン、1,4−ビス[(tert−ブチル)パーオキシイソプロピル]ベンゼン、ジ(tert−ブチルパーオキシ)ベンゾエート、tert−ブチルパーオキシベンゾエート、tert−ブチルクミルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブチルパーオキシ)ヘキサン、ジtert−ブチルパーオキサイド、および2,5−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブチルパーオキシ)−3−ヘキセン等が挙げられる。前記(D)有機過酸化物は、1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記(D)有機過酸化物は、ゴムの架橋剤として作用するものであれば特に限定されない。前記(D)有機過酸化物としては、ジクミルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、1,1−ビス(tert−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、ジ(tert−ブチルパーオキシ)ジイソプロピルベンゼン、1,4−ビス[(tert−ブチル)パーオキシイソプロピル]ベンゼン、ジ(tert−ブチルパーオキシ)ベンゾエート、tert−ブチルパーオキシベンゾエート、tert−ブチルクミルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブチルパーオキシ)ヘキサン、ジtert−ブチルパーオキサイド、および2,5−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブチルパーオキシ)−3−ヘキセン等が挙げられる。前記(D)有機過酸化物は、1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記導電性ゴム組成物中の前記(D)有機過酸化物の含有量は、前記(A)固体状ゴム100質量部に対して、0.5質量部以上が好ましく、より好ましくは1.0質量部以上、さらに好ましくは2.0質量部以上であり、5.0質量部以下が好ましく、より好ましくは4.0質量部以下である。
前記導電性ゴム組成物は、さらに(E)可塑剤を含有することが好ましい。前記(E)可塑剤を含有することで、導電性ゴム組成物の成形性がさらに向上するとともに、硬化物の硬度を制御することができる。
前記(E)可塑剤としては、例えば、鉱物油(パラフィン系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイル、芳香族系オイル等)、合成油(α−オレフィンのオリゴマー、ブテンのオリゴマー、エチレンとα−オレフィンとの非晶質オリゴマー等)、ジオクチルフタレート(DOP)、ジブチルフタレート(DBP)、ジオクチルセパケート(DOS)、ジオクチルアジペート(DOA)、ジ−(ブトキシ・エトキシ・エチル)アジペート等が挙げられる。前記(E)可塑剤は1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、鉱物油が好ましく、パラフィン系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイルがより好ましい。
前記導電性ゴム組成物中の前記(E)可塑剤の含有量は、前記(A)固体状ゴム100質量部に対して、5質量部以上が好ましく、より好ましくは10質量部以上、さらに好ましくは20質量部以上であり、40質量部以下が好ましく、より好ましくは35質量部以下、さらに好ましくは30質量部以下である。前記(E)可塑剤の含有量が5質量部以上であれば良好な成型性が得られ、40質量部以下であれば好ましい硬度帯となる。
前記(E)可塑剤を配合する場合、前記(A)固体状ゴム100質量部に対する前記(B)液状ゴムと(E)可塑剤との合計配合量は、15質量部以上が好ましく、より好ましくは25質量部以上、さらに好ましくは30質量部以上であり、60質量部以下が好ましく、より好ましくは50質量部以下、さらに好ましくは45質量部以下である。
前記導電性ゴム組成物は、必要に応じて、充填剤、老化防止剤、滑剤、分散剤などの配合剤が添加されていてもよい。これらの配合剤は、ブルームやブリードを起こしにくいものを適宜選択することが好ましい。
前記導電性ゴム組成物は、(A)固体状ゴム、(B)液状ゴム、(C)カーボンブラック、および、(D)有機過酸化物、ならびに必要に応じて他の原料を配合し、加圧ニーダー、バンバリーミキサー、オープンロール等で混練することで調製できる。混練の方法および条件は生産スケールによって適宜選択される。
前記導電性ゴム組成物のムーニー粘度(ML1+4(130℃))は、20以下が好ましく、より好ましくは19以下、さらに好ましくは18以下であり、5以上である。ムーニー粘度(ML1+4(130℃))が20以下であれば良好な成型性となる。ムーニー粘度は、JIS K 6300−1(2013)に従って測定し、ロータの形状をL形、予熱時間を1分間、ロータの回転時間を4分間、試験温度を130℃とした。
前記導電性ゴム組成物の硬化物の硬度(デュロメータ法、タイプA硬さ)は、55以上が好ましく、より好ましくは57以上、さらに好ましくは60以上であり、80以下が好ましく、より好ましくは75以下、さらに好ましくは70以下である。硬化物の硬度が55以上であれば良好な加工性が得られ、80以下であれば製品状態での十分な摩擦力が得られる。
本発明の導電性ゴム組成物は、加工性が良好であるため、射出成型用の導電性ゴム組成物として有用である。また、本発明の導電性ゴム組成物は、硬化物の硬度が高く、かつ、電気抵抗値が低いため、駆動ローラの導電性弾性層の形成に好適に使用できる。
<導電性ゴムローラ>
本発明の導電性ゴムローラは、軸芯体と、前記軸芯体を被覆する導電性弾性層とを有し、前記導電性弾性層が前記導電性ゴム組成物から形成されている。特に、前記導電性弾性層が前記導電性ゴム組成物を用いて射出成型されたものが好ましい。
本発明の導電性ゴムローラは、軸芯体と、前記軸芯体を被覆する導電性弾性層とを有し、前記導電性弾性層が前記導電性ゴム組成物から形成されている。特に、前記導電性弾性層が前記導電性ゴム組成物を用いて射出成型されたものが好ましい。
図1は、本発明の導電性ゴムローラの一例を示す斜視図である。導電性ゴムローラ1は、軸芯体2と、前記軸芯体2を被覆する導電性弾性層3とを有する。前記導電性弾性層3は、前記導電性ゴム組成物の架橋物からなり、円筒状に形成されている。前記導電性弾性層3の中心の通孔には軸芯体が挿通されて固定されている。
軸芯体2は、少なくとも表面が導電性を有し、導電性ゴムローラの支持体として機能するものであれば特に限定されない。前記軸芯体2は、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス鋼等の金属によって形成される。
前記軸芯体2は、例えば、導電性を有する接着剤を介して、導電性弾性層3と電気的に接合されるとともに機械的に固定されるか、または導電性弾性層の通孔の内径よりも外径の大きいものを通孔に圧入することで、導電性弾性層3と電気的に接合されるとともに機械的に固定される。あるいは、この両方を併用して、軸芯体2を導電性弾性層3に電気的に接合し、機械的に固定してもよい。
導電性弾性層3は、中実構造でもよいし、多孔質構造でもよい。また、導電性弾性層3は、外周面や内周面に、ローラの抵抗調整層、表面保護層等を配置してもよい。導電性弾性層3の厚さは特に限定されず、使用目的に応じて適宜調整すればよい。
前記導電性ゴムローラ1を製造するには、まず、調製した導電性ゴム組成物を、射出成型機を用いて金型内に射出し、所定の条件で加熱処理して、筒状に成形する。ここで、所定の外径となるように、外周面を研磨してもよい。研磨方法としては、乾式トラバース研磨等の種々の研磨方法が採用可能である。
前記軸芯体2は、筒状体の成形後から研磨後までの任意の時点で、導電性弾性層3の通孔に挿通して固定できる。ただし、成形後、まず通孔に軸芯体2を挿通した状態で研磨をするのが好ましい。また、軸芯体2を中心として回転させながら研磨することで、当該研磨の作業性を向上し、なおかつ外周面のフレを抑制できる。
前記軸芯体2は、通孔の内径よりも外径の大きいものを通孔に圧入するか、あるいは導電性を有する接着剤を介して、筒状体の通孔に挿通すればよい。前者の場合は、軸芯体2の圧入と同時に導電性弾性層3との電気的な接合と機械的な固定が完了する。また後者の場合は、接着剤が硬化して、軸芯体2が導電性弾性層3に電気的に接合されるとともに、機械的に固定される。また、前述したようにこの両方を併用して、軸芯体2を導電性弾性層3に電気的に接合し、機械的に固定してもよい。
本発明の導電性ゴムローラは、例えば、レーザプリンタ、静電式複写機、普通紙ファクシミリ装置、およびこれらの複合機等の電子写真法を利用した画像形成装置において、駆動ローラとして好適に利用できる。
以下、本発明を実施例によって詳細に説明するが、本発明は、下記実施例によって限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲の変更、実施の態様は、いずれも本発明の範囲内に含まれる。
[評価方法]
(1)硬度
導電性ゴム組成物を用いて、170℃で20分間プレスして、厚み2mmのシートを作製した。このシートを、測定基板などの影響が出ないように、3枚重ねた状態で、自動硬度計(高分子計器社製)を用いて硬度を測定した。検出器は、「デュロメータ タイプA」を用いた。
(1)硬度
導電性ゴム組成物を用いて、170℃で20分間プレスして、厚み2mmのシートを作製した。このシートを、測定基板などの影響が出ないように、3枚重ねた状態で、自動硬度計(高分子計器社製)を用いて硬度を測定した。検出器は、「デュロメータ タイプA」を用いた。
(2)成型性
導電性ゴム組成物を用いて、外形26mm、内径22mm、長さ260mmの円筒形の金型で、射出成型を繰り返し行った。成形後のゴム硬化物を目視にて観察し、下記の基準にて評価した。
〇:全ての成形において、金型内にゴムが完全に充填されていた。
△:ほとんどの成形において、金型内にゴムが完全に充填されるものの、いくつかの成形において不具合が発生した。
×:ほとんどの成形において、金型内にゴムが十分に充填されず、寸不足となっていた。
導電性ゴム組成物を用いて、外形26mm、内径22mm、長さ260mmの円筒形の金型で、射出成型を繰り返し行った。成形後のゴム硬化物を目視にて観察し、下記の基準にて評価した。
〇:全ての成形において、金型内にゴムが完全に充填されていた。
△:ほとんどの成形において、金型内にゴムが完全に充填されるものの、いくつかの成形において不具合が発生した。
×:ほとんどの成形において、金型内にゴムが十分に充填されず、寸不足となっていた。
(3)加工性
導電性ゴムローラの導電性弾性層を、厚さ500μmとなるように研磨した際の加工性を下記の基準で評価した。
〇:導電性弾性層を、厚さ500μmまで容易に研磨できた。
△:研磨速度を落とすことで、導電性弾性層を厚さ500μmまで研磨できた。
×:研磨作業時に導電性弾性層が破れてしまい、厚さ500μmまで研磨できなかった。
導電性ゴムローラの導電性弾性層を、厚さ500μmとなるように研磨した際の加工性を下記の基準で評価した。
〇:導電性弾性層を、厚さ500μmまで容易に研磨できた。
△:研磨速度を落とすことで、導電性弾性層を厚さ500μmまで研磨できた。
×:研磨作業時に導電性弾性層が破れてしまい、厚さ500μmまで研磨できなかった。
(4)電気抵抗値
金属製シャフトが挿通された導電性ゴムローラを軸支し、これを金属製円筒の上方に、導電性ゴムローラと金属製円筒とが当接するように配置した。前記金属製シャフトと金属製円筒との間に、直流電源および電流計を直列に接続して、電気抵抗値の計測回路を作製した。なお、直流電源は−側を金属製シャフト、+側を電流計に接続した。
前記金属製シャフトの両端部にそれぞれ500gfの荷重Fをかけて導電性ゴムローラを金属製円筒に押圧し、金属製シャフトと金属製円筒との間に電圧E(50V)を印加した。電圧をかけたまま、金属製円筒を回転させることで間接的に導電性ゴムローラを回転させて、電流を計測し、導電性弾性層の電気抵抗値を算出した。測定条件は温度23±1℃、相対湿度55±1%とした。測定は32回行い、平均値を算出し、下記の基準で評価した。
〇:電気抵抗値が1×105Ω以下。
×:電気抵抗値が1×105Ω超。
金属製シャフトが挿通された導電性ゴムローラを軸支し、これを金属製円筒の上方に、導電性ゴムローラと金属製円筒とが当接するように配置した。前記金属製シャフトと金属製円筒との間に、直流電源および電流計を直列に接続して、電気抵抗値の計測回路を作製した。なお、直流電源は−側を金属製シャフト、+側を電流計に接続した。
前記金属製シャフトの両端部にそれぞれ500gfの荷重Fをかけて導電性ゴムローラを金属製円筒に押圧し、金属製シャフトと金属製円筒との間に電圧E(50V)を印加した。電圧をかけたまま、金属製円筒を回転させることで間接的に導電性ゴムローラを回転させて、電流を計測し、導電性弾性層の電気抵抗値を算出した。測定条件は温度23±1℃、相対湿度55±1%とした。測定は32回行い、平均値を算出し、下記の基準で評価した。
〇:電気抵抗値が1×105Ω以下。
×:電気抵抗値が1×105Ω超。
[導電性ゴムローラの製造]
表1に示した配合となるように、(A)固体状ゴムを加圧ニーダーにて素練りした後、(B)液状ゴム、(C)カーボンブラックおよび(E)可塑剤を投入してさらにニーダーにて混練をした。最後に、(D)有機過酸化物をロールミルにて混練りし、導電性ゴム組成物を得た。
表1に示した配合となるように、(A)固体状ゴムを加圧ニーダーにて素練りした後、(B)液状ゴム、(C)カーボンブラックおよび(E)可塑剤を投入してさらにニーダーにて混練をした。最後に、(D)有機過酸化物をロールミルにて混練りし、導電性ゴム組成物を得た。
得られた導電性ゴム組成物を、射出成型機を用いて金型内に射出し、170℃で20分間熱処理して、円筒状(外径26mm、内径22mm、長さ260mm)の導電性弾性層を作製した。得られた導電性弾性層に金属製シャフト(外形24mm)を圧入し、円筒研磨機で外周面をトラバース研磨し、導電性弾性層の厚さを500μmに調整した。研磨後、導電性弾性層の両端をカットして、長手幅を230mmに調整し、導電性ゴムローラを得た。導電性ゴム組成物および導電性ゴムローラの評価結果を表1に示した。
表1で使用した原料は下記のとおりである。
EPDM:住友化学社製、エスプレン(登録商標)505A(非油展エチレンプロピレンジエンゴム、エチレン成分含有率 50質量%、ジエン成分含有率 9.5質量%)
液状ポリブタジエンNo.1:クラレ社製、クラプレン(登録商標) LBR352(1,2−ビニル構造の含有率 5〜70質量%、数平均分子量 9000)
液状ポリブタジエンNo.2:クレイバレー社製、RICON 134(1,2−ビニル構造の含有率 28質量%、数平均分子量 8000)
液状ポリブタジエンNo.3:クレイバレー社製、RICON 152(1,2−ビニル構造の含有率 80質量%、数平均分子量 2900)
カーボンブラック:デンカ社製、デンカブラック(登録商標)(粒状)(一次粒子の個数平均粒子径 35nm)
可塑剤:出光興産社製、PW−380(鉱物油、パラフィン系プロセスオイル)
有機過酸化物:日油社製、パークミル(登録商標)D(ジクミルパーオキサイド)
EPDM:住友化学社製、エスプレン(登録商標)505A(非油展エチレンプロピレンジエンゴム、エチレン成分含有率 50質量%、ジエン成分含有率 9.5質量%)
液状ポリブタジエンNo.1:クラレ社製、クラプレン(登録商標) LBR352(1,2−ビニル構造の含有率 5〜70質量%、数平均分子量 9000)
液状ポリブタジエンNo.2:クレイバレー社製、RICON 134(1,2−ビニル構造の含有率 28質量%、数平均分子量 8000)
液状ポリブタジエンNo.3:クレイバレー社製、RICON 152(1,2−ビニル構造の含有率 80質量%、数平均分子量 2900)
カーボンブラック:デンカ社製、デンカブラック(登録商標)(粒状)(一次粒子の個数平均粒子径 35nm)
可塑剤:出光興産社製、PW−380(鉱物油、パラフィン系プロセスオイル)
有機過酸化物:日油社製、パークミル(登録商標)D(ジクミルパーオキサイド)
導電性ゴムローラNo.1〜7の導電性弾性層を形成する導電性ゴム組成物は、(A)固体状ゴム、(B)液状ゴム、(C)カーボンブラックおよび(D)有機過酸化物を含有する。これらの導電性ゴム組成物は、成形性が良好であり、射出成型によって薄肉の導電性弾性層を作製できた。また、これらの導電性ゴムローラNo.1〜7の導電性弾性層は加工性に優れ、かつ、電気抵抗値も低かった。
なお、導電性ゴムローラNo.6では、導電性ゴム組成物中の(B)液状ゴムの配合量が比較的少量であるため、得られる導電性弾性層が柔らかくなる傾向があった。そのため、導電性弾性層を研磨する際に、研磨速度を落とす必要があった。
導電性ゴムローラNo.7では、導電性ゴム組成物中の(B)液状ゴムの配合量が比較的多量であるため、得られる導電性弾性層が硬くなる傾向があった。そのため、熱処理後の導電性弾性層を金型から取り出す際に、導電性弾性層が粉砕してしまう場合があった。
なお、導電性ゴムローラNo.6では、導電性ゴム組成物中の(B)液状ゴムの配合量が比較的少量であるため、得られる導電性弾性層が柔らかくなる傾向があった。そのため、導電性弾性層を研磨する際に、研磨速度を落とす必要があった。
導電性ゴムローラNo.7では、導電性ゴム組成物中の(B)液状ゴムの配合量が比較的多量であるため、得られる導電性弾性層が硬くなる傾向があった。そのため、熱処理後の導電性弾性層を金型から取り出す際に、導電性弾性層が粉砕してしまう場合があった。
導電性ゴムローラNo.8の導電性弾性層を形成する導電性ゴム組成物は、(B)液状ゴムを含有していない。そのため、この導電性ゴム組成物は、成形性が悪く、射出成型によって薄肉の導電性弾性層を作製できなかった。そのため、導電性ゴムローラNo.8は、電気抵抗値を測定できなかった。
導電性ゴムローラNo.9の導電性弾性層を形成する導電性ゴム組成物は、(B)液状ゴムを含有しておらず、(E)可塑剤の配合量を増加させた場合である。この導電性ゴム組成物は、射出成型によって薄肉の導電性弾性層を作製できたが、導電性弾性層の加工性が悪く、研磨時に導電性弾性層が破断してしまった。そのため、導電性ゴムローラNo.9は、電気抵抗値を測定できなかった。
1:導電性ゴムローラ、2:軸芯体、3:導電性弾性層
Claims (6)
- (A)固体状ゴム、(B)液状ゴム、(C)カーボンブラック、および、(D)有機過酸化物を含有し、
前記(A)固体状ゴムが、エチレン−αオレフィン共重合体を含有し、前記(A)固体状ゴム100質量%におけるエチレン−αオレフィン共重合体の含有率が50質量%以上であり、
前記(B)液状ゴムが、液状ポリブタジエンを含有することを特徴とする導電性ゴム組成物。 - 前記(C)カーボンブラックの含有率が、10質量%以上である請求項1に記載の導電性ゴム組成物。
- 前記(B)液状ゴムの含有量が、前記(A)固体状ゴム100質量部に対して、3質量部〜30質量部である請求項1または2に記載の導電性ゴム組成物。
- ムーニー粘度(ML1+4(130℃))が、20以下である請求項1〜3のいずれか一項に記載の導電性ゴム組成物。
- さらに(E)可塑剤を含有し、
前記(E)可塑剤の含有量が、前記(A)固体状ゴム100質量部に対して、5質量部〜40質量部である請求項1〜4のいずれか一項に記載の導電性ゴム組成物。 - 軸芯体と、前記軸芯体を被覆する導電性弾性層とを有し、
前記導電性弾性層が、請求項1〜5のいずれか一項に記載の導電性ゴム組成物から形成されていることを特徴とする導電性ゴムローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020083841A JP2021178904A (ja) | 2020-05-12 | 2020-05-12 | 導電性ゴム組成物および導電性ゴムローラ |
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JP2020083841A Pending JP2021178904A (ja) | 2020-05-12 | 2020-05-12 | 導電性ゴム組成物および導電性ゴムローラ |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2021178904A (ja) |
-
2020
- 2020-05-12 JP JP2020083841A patent/JP2021178904A/ja active Pending
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