JP2005096972A - 給紙用ゴムローラ - Google Patents

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Abstract


【課題】 摩擦係数と印字性とを両立できる給紙用ゴムローラを提供する。
【解決手段】 エチレン・プロピレン・ジエン共重合体をゴム層のベース材とする給紙用ゴムローラにおいて、エチレン・プロピレン・ジエン共重合体に、鉱物油として、パラフィン系、ナフテン系のプロセスオイルを60PHR以下、ポリαオレフィン油を8PHR以下可塑剤として含ませたものである。
【選択図】 なし

Description

本発明は、給紙用ゴムローラに係り、特に、コピー機やプリンタなどに使用される給紙用ゴムローラに関するものである。
複写機、レーザプリンタ、ファクシミリ及びプリンタなどに使用される給紙用ゴムローラのゴム層の構成材としては、高い摩擦係数が要求される。又、その材料には、耐候性があることは勿論、コピー機やプリンタ内で発生するオゾンに対する耐オゾン性があることが要求される。
この耐候性と耐オゾン性等の長期使用特性に優れていることから、特許文献1に示されるように、EPDM(エチレン・プロピレン・ジエン共重合体)が使用されている。
このEPDMは、耐候性は良好であるが。ゴム硬さが60前後と硬いため摩擦係数が低い。これを改善するため可塑剤(軟化油)として鉱物油を多量添加し低硬度化し摩擦係数を大きくしている。
特開平5−77508号公報
しかしながら、100PHR(parts per hundred rubber)以上の多量の可塑剤の配合は、摩擦係数を高める点では有効であるが、反面において、ゴムローラ表面の可塑剤の浸み出し(ブリード)を招き、このため、表面が光沢を帯びた光沢紙を搬送対象とするとき、浸み出した可塑剤が光沢紙の表面に付着し、いわゆる印字抜け現象を起こす問題がある。すなわち、浸み出した可塑剤は、油性であり、インクジェットプリンタなどのインクが、浸み出した可塑剤が障害となって定着されず、特に、光沢紙を用いたときには、浸み出した可塑剤が吸収されずに光沢紙の表面に残るため印字抜けが問題となる。
従って、浸出しを防止するための、可塑剤としてのプロセスオイルの配合量は低い添加量が良いが、可塑剤の低添加は、硬度が高くまた摩擦係数が低くなるという問題がある。
このように、低硬度化して摩擦係数を良好に保つことと、印字性を良好に保つこととは、相互矛盾の関係にあり、これらの特性を同時に両立させることは難しい問題がある。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、摩擦係数と印字性とを両立できる給紙用ゴムローラを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、エチレン・プロピレン・ジエン共重合体をゴム層のベース材とする給紙用ゴムローラにおいて、エチレン・プロピレン・ジエン共重合体100重量部に対して60重量部以下の鉱物油と8重量部以下のポリαオレフィン油を可塑剤として併用した給紙用ゴムローラである。
鉱物油としては、パラフィン系、ナフテン系のプロセスオイルを使用し、ポリαオレフィン油としては、炭素数6〜14のαオレフィンを重合したオレフィン重合体を使用する。
本発明の給紙用ゴムローラは、摩擦係数μが、2.0以上で、硬度(JISA)が35〜45である。
本発明によれば、搬送性が良好で、耐摩耗性があり、しかも印字抜けの無い給紙用ゴムローラを得ることができる。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
先ず、図1は、インクジェットプリンタの分離パッド式分離機構10を示し、分離パット11上に給紙用ゴムローラ12が配置され、トレイ13上のPPC(plane paper copy)や光沢紙などの用紙14を一枚ずつ分離して、印字面15を上にした状態で、インクジェット部(図示せず)に送る。
この給紙用ゴムローラ12は、ローラ心体16にゴム輪状に形成したゴム層17を装着して形成される。
このゴム層17を形成するゴム材料としてのエチレン・プロピレン・ジエン共重合体(EPDM)の粘度は、JISK6300(未加硫ゴム物理試験方法)によるムーニ粘度(ML1+4、100℃)で、70のものを用いる。ムーニ粘度が大きいほど摩擦係数は良くなる。
可塑剤としての鉱物油は、パラフィン系、ナフテン系のプロセスオイルを用い、ここでは、ゴム配合油として使用される出光興産(株)製のダイアナプロセスオイルPS−90を用いた。
このダイアナプロセスオイルPS−90は、EPDMの軟化剤となり、硬度を下げて摩擦係数を高める反面多量に用いると浸み出しの問題が起こるため、最大で、65PHR以下とする。
このダイアナプロセスオイルPS−90の他に、本発明では、ポリαオレフィン油を可塑剤として加えることを特徴とする。
ポリαオレフィン油(PAO)は、鉱物油を分解して得られる、炭素数6〜14のαオレフィン(CH3(CH2)7 CH=CH2)を重合させたもので、R1−(R2)n −H の化学式で表され、ここで、R1は、C1021、R2は、(−CHC817CH2−)を表し、重合度nを変えることで、粘度が変わる。
本発明で使用するポリαオレフィン油(PAO)は、出光石油化学(株)製のPAO−5002(動粘度(ASTM−D445)、at100℃、1.8cSt、比重(15.6/15.6℃(ASTM−D1298)で、0.797)を用いるが、重合度が高く100℃の動粘度が5.9cSt(PAO−5006:比重0.827)のものまで使用できる。
ここで、PAOの式は、上記式に示すように、重合部R2が、イソ型(=分岐構造)で、単純直鎖状のノルマル型ではないため、「くし形状」となっているのが特徴であり、ダイアナプロセスオイルPS−90に比べて、粘度指数が高く流動点が低い特徴があり、ダイアナプロセスオイルPS−90を上限値の60PHRを加えても、可塑剤として別途加えることが可能である。この場合、8PHRを超えて加えると、浸み出しの問題が生じるため、8PHR以下を加えるとよい。
また、EPDMと上述した2種類の可塑剤の他に、ゴム成形のために、シリカ、ステアリン酸、硫黄、加硫促進剤、亜鉛華、カーボンブラックなどを適宜加え、このコンパウンドを金型内で、170℃以下で数分〜数十分成形加硫を行ってゴム層を形成する。
EPDMゴムの成形後、そのゴム層の摩擦係数を図2に示した摩擦測定装置で測定した。
図2において、12は、摩擦係数を測定する給紙用ゴムローラで、ポリアセタールのローラ心体16(外径25mm、幅15mm)に、ゴム層17(内径23mm、外径40mm、幅15.5mm)を装着した後、これを研磨機を用いて外径35mmに研磨して給紙用ゴムローラとする。
この給紙用ゴムローラ12を回転軸20に装着し、プーリ21とベルト22によりモータ23で図示の矢印方向に回転するように設ける。
他方、支柱24に、支持ピン25にて回転可能な竿26の一端に外径40mmのアルミフリードラム27を回転自在に設け、他端にバランスウエート28を設け、さらにアルミフリードラム22側の竿21上に荷重29を搭載自在に設けた荷重器30を、そのアルミフリードラム27が、試験紙(PPC用紙)31を挟んで給紙用ゴムローラ12上に位置するように配置する。
摩擦係数μの測定条件は、荷重100gfを圧接力Wとし、給紙用ゴムローラ12の周速が254mm/secとなるようにモータ23で駆動し、その試験紙31をロードセル32で、その引張荷重を搬送力Fとしたとき、摩擦係数μ=F/Wとして求めた。
また、浸み出しを測定するために、図1で説明したインクジェットプリンタの分離パット式分離機構10の給紙用ゴムローラ12に、成形したゴム層17を装着し、A4の光沢紙をプリンタにセットし、印刷色調をブラック単色でベタ印刷を行い、給紙用ゴムローラ12と接触した部分のローラ痕(印字抜け)を評価しておこなった。
なお、ゴム層17の硬度は、JISA規格で測定した。
以上において本発明は、EPDMに、60PHR以下のダイアプロセスオイルPS−90(鉱物油)と8PHR以下のポリαオレフィン油を可塑剤として含ませた給紙用ゴムローラとすることで、摩擦係数が2.0以上(2.0〜2.3)で、また硬度も35〜45の範囲にあり、用紙の搬送性が良好で、耐摩耗性があり、しかも印字抜けの無い、給紙用ゴムローラを得ることができた。
これに対して、ダイアプロセスオイルPS−90が、上限の60PHRを超えるもの、またポリαオレフィン油が、上限の8PHRを超えるものは、何れも印字抜けが認められた。
以下本発明の具体的実施例1〜4を比較例1〜3と共に説明する。
先ず、表1に示した各配合組成に基づくコンパウンディングを行った後、金型内で、160℃×15分の成型加硫を行うことによって、内径が23mm、外径が40mm、及び幅が15.5mmのゴム輪を成型し、これを外径25mm及び幅が15mmのポリアセタールのローラ心体に装着し、これを研磨機を用いて外径35mmの給紙用ゴムローラとした。
この実施例1〜4と比較例1〜3の給紙用ゴムローラの摩擦係数と印字抜け試験の結果を同じく表1に示した。
Figure 2005096972
表1より、実施例1〜4では、ダイアプロセスオイルPS−90が、上限の60PHR以下で、ポリαオレフィン油(PAO)が、上限の8PHR以下であり、印字抜けは無かった。これに対して比較例1〜3は何れも印字抜けが有った。
すなわち、先ず実施例1は、ダイアプロセスオイルPS−90が上限値の60PHRであり、PAOが5PHRと上限値以下であり、印字抜けは無いが、比較例1は、実施例1と同様にPAOが5PHRと上限値以下であるが、ダイアプロセスオイルPS−90が、上限値を超えて70PHRと高いため、印字抜けが有った。また、実施例2,3は、ダイアプロセスオイルPS−90が、共に50PHRで、PAOが3PHR(実施例2)、8PHR(実施例3)は、上限値以下であり、印字抜けは無いが、比較例2は、ダイアプロセスオイルPS−90が50PHRと実施例2,3と同じであるが、PAOが上限値を超えて15PHRと高いため、印字抜けが有った。
また、比較例3は、ダイアプロセスオイルPS−90を単独で、65PHRとしたものであるが、上限値を超えており、印字抜けが有った。
また実施例4は、比較例3との比較の意味で、ダイアプロセスオイルPS−90とPAOの総量を65PHRより多い、67.5PHR(ダイアプロセスオイルPS−90が60PHR、PAOが7.5PHR)としたものであるが、個々に上限値より少なくすることで、印字抜けは認められなかった。
これにより、本発明では、ダイアプロセスオイルPS−90を上限値以下とし、ポリαオレフィン油(PAO)を8PHR以下を加えることで、印字抜けをなくし、また摩擦係数も2.0〜2.3と良好で、しかも耐摩耗性が良好なものとすることができる。
本発明の給紙用ゴムローラが適用されるプリンタなどの用紙の分離機構を示す図である。 摩擦係数を測定する測定装置を示す図である。
符号の説明
12 給紙用ゴムローラ
14 用紙
17 ゴム層

Claims (3)

  1. エチレン・プロピレン・ジエン共重合体をゴム層のベース材とする給紙用ゴムローラにおいて、エチレン・プロピレン・ジエン共重合体100重量部に対して60重量部以下の鉱物油と8重量部以下のポリαオレフィン油を可塑剤として併用したことを特徴とする給紙用ゴムローラ。
  2. 鉱物油は、パラフィン系、ナフテン系のプロセスオイルであり、ポリαオレフィン油は、炭素数6〜14のαオレフィンを重合したものからなる請求項1記載の給紙用ゴムローラ。
  3. 摩擦係数が、2.0以上で、硬度が35〜45である請求項1又は2記載の給紙用ゴムローラ。
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