JP2021172297A - 車載用電子機器 - Google Patents

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Shohei Takamura
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Abstract

【課題】回路基板の損傷をより確実に防止できる車載電子機器を提供する【解決手段】車載電子機器10は、電子部品が実装された回路基板12と、前記回路基板12を収容する収容ケース14と、前記収容ケース14を車両に取り付けるためのブラケット16と、を備え、前記収容ケース14は、前記回路基板12と略平行で、前記ブラケット12が取り付けられる取付面20Aを有する。また、前記収容ケース14は、前記取付面20Aに設けられた嵌合爪24を有し、前記ブラケット16は、前記嵌合爪24に嵌合することで前記ブラケット16の前記収容ケース14からの離脱を防止する嵌合孔32を有する。【選択図】図1

Description

本明細書では、回路基板と、回路基板を収容する収容ケースと、収容ケースを車両に取り付けるためのブラケットと、を備えた車載用電子機器を開示する。
一般に、車両には、当該車両の各部の駆動を制御するための電子機器、例えば、ECU(electronic control unit)等が搭載される。こうした車載電子機器は、電子部品が実装された回路基板と、この回路基板を収容する収容ケースと、収容ケースを車両に取り付けるためのブラケットと、を有している。このうち、ブラケットは、収容ケースとは別部品として構成されることが多く、この場合、ブラケットは、収容ケースに回路基板を固定した後に、収容ケースに組み付けられる。
例えば、特許文献1には、一部のブラケットを、収容ケースと別部品として構成した車載電子機器が開示されている。この特許文献1では、ブラケットに貫通孔を設けるとともに、収容ケースの前端面に、この貫通孔に嵌合する略半球状の凸部を設け、貫通孔に凸部を嵌合させることでブラケットの収容ケースからの離脱を防止している。
特開2010−215127号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、ブラケットの貫通孔に、収容ケースの凸部を嵌合させて組み付ける際、ブラケットを回路基板に対して垂直な方向に動かして嵌合させる必要がある。この場合、ブラケットの組み付け時の操作荷重が、収容ケース内に収容された回路基板に作用してしまい、回路基板の損傷を招くおそれがあった。
そこで、本明細書では、回路基板の損傷をより確実に防止できる車載電子機器を開示する。
本明細書で開示する車載電子機器は、電子部品が実装された回路基板と、前記回路基板を収容する収容ケースと、前記収容ケースを車両に取り付けるためのブラケットと、を備え、前記収容ケースは、前記回路基板と略平行で、前記ブラケットが取り付けられる取付面を有する、ことを特徴とする。
この場合、前記収容ケースは、前記取付面に設けられたケース側嵌合部を有し、前記ブラケットは、前記ケース側嵌合部に嵌合することで前記ブラケットの前記収容ケースからの離脱を防止するブラケット側嵌合部を有してもよい。
また、前記ブラケットを、前記取付面に載置した状態で、前記回路基板と略平行な面内で回転させることで、前記ケース側嵌合部が前記ブラケット側嵌合部に嵌合されてもよい。
この場合、ブラケットを収容ケースに取り付ける際には、ブラケットを、回路基板と略平行な面内で回転させればよい。その結果、回路基板に、ブラケットを取り付ける際の力が伝わりにくくなり、回路基板の損傷を効果的に抑制できる。
この場合、前記取付面および前記ブラケットの一方に回転軸が、他方に前記回転軸が嵌まり込む軸孔が、それぞれ設けられており、前記回転軸を前記軸孔に嵌め込んだ状態で、前記ブラケットを、前記回転軸周りに回転させることで、前記ケース側被嵌合部が前記ブラケット側嵌合部に嵌合されてもよい。
かかる構成とすることで、ブラケットを適切な位置に保ったまま、適切に回転させることができ、ブラケットの取り付けの手間を軽減できる。
また、前記ブラケットは、さらに、前記ブラケットの回転中心から外側に延びる操作アームおよび嵌合アームを有し、前記ケース側嵌合部は、前記取付面から突出する嵌合爪であり、前記ブラケット側嵌合部は、前記嵌合爪が嵌まり込む嵌合孔であり、前記回転中心から前記操作アームの末端までの距離は、前記回転中心から前記嵌合アームの末端までの距離より大きくてもよい。
この場合、ブラケットを収容ケースに取り付ける際、嵌合アームの末端は、嵌合爪を乗り越える必要がある。この乗り越えの際、操作アームが力点、嵌合アームの末端が作用点、ブラケットの回転中心が支点となるテコが成立する。そして、回転中心から操作アームの末端までの距離を、回転中心から嵌合アームの末端までの距離より大きくすることで、テコの原理で、嵌合爪を乗り越えるために必要な力を小さくできる。結果としてブラケットの取り付け作業を簡易化できる。
本明細書で開示する車載電子機器によれば、回路基板の損傷をより確実に防止できる。
車載電子機器の斜視図である。 車載電子機器の分解斜視図である。 車載電子機器の縦断面図である。 ブラケットの取り付けの様子を示す平面図である。 ブラケットの取り付けの様子を示す平面図である。 比較例のブラケットの取り付けの様子を示す斜視図である。
以下、図面を参照して車載電子機器10の構成について説明する。図1は、車載電子機器10の斜視図であり、図2は、車載電子機器10の分解斜視図である。また、図3は、車載電子機器10の縦断面図である。なお、以下の説明では、収容ケース14の3方向の寸法のうち最も小さくなる寸法の方向を「高さ方向」と呼び、収容ケース14の高さ方向一端面を「天面」、他端面を「底面」と呼ぶ。また、高さ方向に対して直交する二方向を「幅方向」および「前後方向」と呼ぶ。ただし、この方向の名称は、便宜上のものであり、「高さ方向」は、車両に搭載された際に、必ずしも、重力方向と平行である必要はない。
この車載電子機器10は、車両に搭載され、車両の各部の駆動を制御するための電子機器、例えば、ECUである。車載電子機器10は、その本体となる回路基板12(図1、図2では見えず、図3参照)と、当該回路基板12を収容する収容ケース14と、収容ケース14を車両に取り付けるためのブラケット16と、を有している。
回路基板12には、複数の電子部品、例えば、プロセッサや半導体メモリ、センサ等が実装されている。この回路基板12は、図3に示すように、収容ケース14の天面である取付面20Aと平行になるような姿勢で、かつ、取付面20Aおよび底面との間に所定の間隔を確保した状態で、収容ケース14内に保持されている。この回路基板12の幅方向両端は、収容ケース14の側面20Sの内面に設けられた支持レール40で支持されている。
収容ケース14は、回路基板12全体を収容できる大きさの略箱状である。収容ケース14は、平面視で略矩形状であり、その高さが、その幅および奥行きよりも十分に小さい扁平形状である。図1〜図3では、理解を容易にするために、収容ケース14を単一の部材で構成しているが、収容ケース14は、2以上の部材で構成されてもよい。例えば、収容ケース14は、天面が完全開口された本体と、当該本体の天面の開口を覆う蓋体と、で構成されてもよい。また、収容ケース14の奥行き方向の一端面には、回路基板12と外部機器とを中継するためのコネクタ19が取り付けられている。
収容ケース14の天面は、ブラケットが取り付けられる取付面20Aとして機能する。この取付面20Aには、図2に示すように、回転軸22と、嵌合爪24と、ガイドレール26と、ストッパ28と、が設けられている。これらは、いずれも、ブラケット16を収容ケース14に取り付けるために利用される。回転軸22は、取付面20Aのほぼ中央に配置されており、取付面20Aに垂直な方向に延びる円柱形状である。嵌合爪24およびガイドレール26は、回転軸22を中心として180度回転対称となる2か所に一つずつ、合計二つ配置されている。
嵌合爪24は、後述するブラケット16の嵌合孔32が、嵌合される突起であり、ケース側嵌合部として機能する。各嵌合爪24のうち、回転軸22を中心として、時計回り方向下流側の端部は、取付面20Aから垂直に立ち上がる立壁となっているが、時計回り方向上流側の端部は、下流側に向かうにつれて徐々に上昇する勾配面となっている。この勾配面は、後述するブラケット16の嵌合アーム36を、嵌合爪24の天面まで導くためのガイドとして機能する。
嵌合爪24よりも幅方向内側位置(すなわち回転軸22寄りの位置)には、ガイドレール26が配置されている。ガイドレール26は、取付面20Aから上方に立脚した後、嵌合爪24の上方に張り出す庇部26aを有する略L字状となっている。このガイドレール26は、嵌合アーム36の浮き上がりを防止し、嵌合アーム36の適切な動きをガイドする。このガイドレール26の庇部26aの底面から嵌合爪24の天面までの高さ方向距離は、ブラケット16の板厚とほぼ同じか、僅かに小さい。回転軸22を中心として、嵌合爪24の時計回り方向下流側には、ストッパ28が、配置されている。ストッパ28は、嵌合アーム36の末端と当接することで、ブラケット16の過度な回転を規制する。
ブラケット16は、収容ケース14を車両の骨格部材等に取り付けるための金具で、例えば、金属等で構成される。ブラケット16は、一対の嵌合アーム36と、1つの操作アーム38と、を有しており、この三つのアーム36,38の交差箇所には、軸孔30が形成されている。一対の嵌合アーム36は、軸孔30を挟んで幅方向両側に延びており、操作アーム38は、軸孔30から前後方向に延びている。別の言い方をすると、軸孔30を中心として、操作アーム38は12時の方向に、一対の嵌合アーム36は、三時および九時の方向に延びている。
軸孔30は、取付面20Aから突出する回転軸22が、挿し込まれる孔である。この軸孔30に、回転軸22を挿し込むことで、ブラケット16の収容ケース14に対する位置が規定される。この軸孔30の直径は、回転軸22の直径よりも大きく、ブラケット16は、軸孔30に回転軸22を挿し込んだ後、回転軸22を中心として回転できるようになっている。
嵌合アーム36は、その末端近傍に嵌合孔32が形成されるアームである。各嵌合アーム36は、軸孔30から、前方または後方に進んだ後、後方または前方に折り返すような、平面視で略U字形状となっている。このU字形の向きは、ブラケット16の取付操作の際に、ブラケット16を回転する方向に合わせる。すなわち、後に詳説するように、本例ではブラケット16を収容ケース14に取り付ける際には、ブラケット16を回転軸22を中心として回転させる。この回転の方向が時計回り方向の場合、嵌合アーム36の末端が、嵌合孔32より裳時計回り方向下流側に位置するように、嵌合アーム36の向きを設定する。
嵌合アーム36の末端近傍には、嵌合孔32が形成されている。嵌合孔32は、嵌合爪24に嵌合される孔で、ブラケット側嵌合部として機能する。この嵌合孔32の直径は、嵌合爪24の長径とほぼ同じとなっている。そのため、嵌合孔32に嵌合爪24を挿し込んだ際、両者の間には、一定の摩擦が生じ、両者が容易に分離しない。
操作アーム38は、ブラケット16の取付操作の際に、作業者により把持されるアームである。この操作アーム38の末端近傍には、当該ブラケット16を車両に締結するためのボルトが挿通される締結孔42が形成されている。また、操作アーム38は、その途中で、段差が付けられており、操作アーム38の末端は、取付面20Aより浮いた位置にある。ここで、ブラケット16の回転中心、すなわち軸孔30の中心から、操作アーム38の末端までの平面視での距離は、回転中心から嵌合アーム36の末端までの平面視での距離よりも大きい。これは、ブラケット16を収容ケース14に取り付ける作業時に必要な力を低減するためであるが、これについては後述する。
次に、こうしたブラケット16の取付作業について説明する。図4、図5は、本例のブラケット16の取り付けの様子を示す平面図である。本例のブラケット16を収容ケース14に取り付ける際には、図4に示すように、ブラケット16の軸孔30に回転軸22が嵌まり込むように、ブラケット16を取付面20Aの上に載置する。このとき、嵌合アーム36の末端が、嵌合爪24から離間した状態になるように、ブラケット16の回転角度を調整しておく。図4の状態になれば、作業者は、収容ケース14および嵌合アーム36を左右の手それぞれで保持し、嵌合アーム36が、収容ケース14に対して時計回りに回転するように、嵌合アーム36を収容ケース14に対して相対的に回転させる。この回転に伴い、嵌合アーム36の末端は、嵌合爪24の勾配面を滑りながら登っていき、最終的には、嵌合孔32に嵌合爪24が嵌まり込み、嵌合される。
このとき、ガイドレール26の庇部は、嵌合アーム36の上側に張り出しており、ブラケット16の上方向への離脱が阻害される。また、嵌合爪24の回転方向下流側の端部は、勾配面になっておらず、取付面20Aから略垂直に立ち上がる立壁となっている。そのため、嵌合孔32に嵌合爪24が嵌り込んだ後に、ブラケット16を反時計回りに回転させようとしても、嵌合孔32の周縁が嵌合爪24に干渉し、反時計回りの回転が規制される。さらに、嵌合孔32に嵌合爪24が嵌り込んだ後にブラケット16を時計回りに回転させようとしても、嵌合爪24の末端がストッパ28に当接するため、ブラケット16の更なる回転も規制される。つまり、ブラケット16を回転させて、嵌合爪24を嵌合孔32に嵌め込めば、ブラケット16が所定の回転角度で位置決めされた状態で、収容ケース14からの離脱が阻害される。
以上の説明から明らかな通り、本例では、ブラケット16を、取付面20A、ひいては、収容ケース14に収容された回路基板12と平行な面内で回転させることで、ブラケット16を収容ケース14に取り付けている。かかる構成とすることで、回路基板12へのダメージを低減できる。
これについて、比較例と比較して説明する。図6は、比較例のブラケット16の取り付けの様子を示す斜視図である。図6に示すように、比較例では、収容ケース14の天面ではなく、側面20Sに嵌合爪24が設けられている。比較例のブラケット16の嵌合アーム36は、この側面20Sに垂れ下がる垂れ部36aを有しており、この垂れ部36aの末端近傍に嵌合孔32が形成されている。ブラケット16を取り付ける際には、嵌合孔32に嵌合爪24が嵌まり込むように、ブラケット16を上側から押し込む。この場合、垂れ部36aが嵌合爪24を乗り越える際に、収容ケース14、ひいては収容ケース14に収容された回路基板12に、幅方向圧縮の力がかかることがあった。また、比較例のブラケット16は、ブラケット16を上側から押さえ付けて取り付けるため、収容ケース14に収容された回路基板12に上下方向の力がかかることもあった。こうした幅方向圧縮や上下方向の力が回路基板12に伝わることで、回路基板12に実装された電子部品の破損や接続不良を招くおそれがあった。
一方、本明細書で開示するブラケット16では、上述した通り、ブラケット16を回路基板12と平行な面内で回転させる構成としており、回路基板12を保持する収容ケース14の側面20Sには、基本的に力を加えない構成となっている。かかる構成とすることで、回路基板12に面方向圧縮の力や、上下方向の力が加わりにくくなり、回路基板12の破損や接続不良を効果的に抑制できる。
また、比較例のブラケット16は、ブラケット16を上側から押すことで、垂れ部36aが嵌合爪24を乗り越える構成となっているが、この乗り越える際に比較的大きな力が必要であり、ブラケット16の取り付けの作業性が悪かった。もちろん、嵌合爪24の突出量を小さくすることで、取り付けに必要な力を低減できるが、この場合、ブラケット16が収容ケース14から離脱しやすくなる。
一方、本例では、操作アーム38を持ってブラケット16を回転させることで、嵌合アーム36が嵌合爪24を乗り越えている。この構成は、操作アーム38が力点、回転軸22が支点、嵌合アーム36の末端が作用点となるテコの構成となる。また、本例では、ブラケット16の回転中心から操作アーム38の末端までの距離を、回転中心から嵌合アーム36の末端までの距離より大きくしている。その結果、テコの原理により、本例では、比較例の場合に比べて小さな力で、嵌合アーム36が嵌合爪24を乗り越えることができる。その結果、ブラケット16の取り付けの作業性が比較例に比べて向上する。
なお、ここまで説明した構成は、一例であり、少なくとも、ブラケット16を、取付面20Aに載置した状態で、回路基板12と略平行な面内で回転させることで、収容ケース14側の嵌合部に、ブラケット16側の嵌合部が嵌合されるのであれば、その他の構成は、変更されてもよい。例えば、上述の例では、収容ケース14側の嵌合部を嵌合爪24、ブラケット16側の嵌合部を嵌合孔32としているが、これらは逆であってもよい。例えば、収容ケース14側に嵌合穴を、ブラケット16側に嵌合爪を、それぞれ設けてもよい。また、回転軸22と軸孔30との関係も逆でもよく、収容ケース14に軸穴が、ブラケット16に回転軸22が形成されてもよい。さらに、ブラケット16が、適切に回転できるのであれば、回転軸22等に替えて、ブラケット16の回転中心を中心とする円弧状のカム穴と、当該カム孔に嵌まり込むカムピンを設けてもよい。
また、嵌合孔32や嵌合アーム36の数は、適宜変更されてもよく、例えば、嵌合孔32および嵌合アーム36は、一つでも用意し、三つ以上でもよい。また、嵌合アーム36の形状も適宜変更可能であり、嵌合アーム36は、軸孔30から直線状に延びるような形状でもよい。また、これまでの説明では、ブラケット16は、車両から分離可能な部品としているが、ブラケット16は、車両の骨格部材の一体化されていてもよい。
10 車載電子機器、12 回路基板、14 収容ケース、16 ブラケット、20A 取付面、22 回転軸、24 嵌合爪、26 ガイドレール、26a 庇部、28 ストッパ、30 軸孔、32 嵌合孔、36 嵌合アーム、38 操作アーム、40 支持レール、42 締結孔。

Claims (5)

  1. 電子部品が実装された回路基板と、
    前記回路基板を収容する収容ケースと、
    前記収容ケースを車両に取り付けるためのブラケットと、
    を備え、
    前記収容ケースは、前記回路基板と略平行で、前記ブラケットが取り付けられる取付面を有する、
    ことを特徴とする車載電子機器。
  2. 請求項1に記載の車載電子機器であって、
    前記収容ケースは、前記取付面に設けられたケース側嵌合部を有し、
    前記ブラケットは、前記ケース側嵌合部に嵌合することで前記ブラケットの前記収容ケースからの離脱を防止するブラケット側嵌合部を有する、
    ことを特徴とする車載電子機器。
  3. 請求項2に記載の車載電子機器であって、
    前記ブラケットを、前記取付面に載置した状態で、前記回路基板と略平行な面内で回転させることで、前記ケース側嵌合部が前記ブラケット側嵌合部に嵌合される、
    ことを特徴とする車載電子機器。
  4. 請求項3に記載の車載電子機器であって、
    前記取付面および前記ブラケットの一方に回転軸が、他方に前記回転軸が嵌まり込む軸孔が、それぞれ設けられており、
    前記回転軸を前記軸孔に嵌め込んだ状態で、前記ブラケットを、前記回転軸周りに回転させることで、前記ケース側被嵌合部が前記ブラケット側嵌合部に嵌合される、
    ことを特徴とする車載電子機器。
  5. 請求項3または4に記載の車載電子機器であって、
    前記ブラケットは、さらに、前記ブラケットの回転中心から外側に延びる操作アームおよび嵌合アームを有し、
    前記ケース側嵌合部は、前記取付面から突出する嵌合爪であり、前記ブラケット側嵌合部は、前記嵌合爪が嵌まり込む嵌合孔であり、
    前記回転中心から前記操作アームの末端までの距離は、前記回転中心から前記嵌合アームの末端までの距離より大きい、
    ことを特徴とする車載電子機器。
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