JP2008308863A - 車両用ロック装置 - Google Patents

車両用ロック装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008308863A
JP2008308863A JP2007156991A JP2007156991A JP2008308863A JP 2008308863 A JP2008308863 A JP 2008308863A JP 2007156991 A JP2007156991 A JP 2007156991A JP 2007156991 A JP2007156991 A JP 2007156991A JP 2008308863 A JP2008308863 A JP 2008308863A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latch
actuator
side connector
unit
locking device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007156991A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4834855B2 (ja
Inventor
Tsutomu Tanaka
田中  勉
Fuyuki Nakatsuka
冬樹 中塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Mining and Smelting Co Ltd filed Critical Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Priority to JP2007156991A priority Critical patent/JP4834855B2/ja
Publication of JP2008308863A publication Critical patent/JP2008308863A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4834855B2 publication Critical patent/JP4834855B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

【課題】アクチュエータユニットの端子を、ラッチユニットの端子に確実に電気的に接続する。
【解決手段】ラッチユニット2のカバープレート8に取り付けられ、ラッチ4の状態を電気的に検出可能な検出スイッチ12と、ラッチユニット2のボディ7に設けられる筒状のラッチ側コネクタ14と、検出スイッチ12に電気的に接続されるとともに、ラッチ側コネクタ14内に固定されるラッチ側端子15と、アクチュエータユニット3におけるモータ18を収容したアクチュエータケーシング16、17に設けられ、ラッチ側コネクタ14が挿入嵌合されるアクチュエータ側コネクタ31と、アクチュエータ側コネクタ31内に固定され、ラッチ側コネクタ14が挿入嵌合されることにより、ラッチ側端子15に電気的に接続されるアクチュエータ側端子26、27を備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車体に開閉可能に支持される開閉体を閉鎖位置に保持可能なラッチユニットと、このラッチユニットに取り付けられるアクチュエータユニットを備えた車両用ロック装置に関する。
上述のような車両用ロック装置におけるラッチユニットは、例えば車体後部に開閉自在に支持されたテールゲートを閉鎖位置に保持するための噛合機構部、及び噛合機構部の状態を電気的に検出する検出スイッチを備えている。この検出スイッチに電気的に接続された接続端子は、アクチュエータユニットをラッチユニットに取り付けることによって、アクチュエータユニットに設けた接続端子に電気的に接続される(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−207192号公報
上記特許文献1に記載されている車両用ロック装置においては、アクチュエータユニットをラッチユニットに取り付けると同時に、アクチュエータユニットの接続端子をラッチユニットの接続端子に電気的に接続することができるため、各接続端子の電気的な接続作業を効率的に行うことができる効果を有する反面、ラッチユニットの接続端子とアクチュエータユニットの接続端子との接触部分が、何ら保持されることなく電気的に接続されているため、振動や寸法誤差等により、接触不良を起こすおそれがあり信頼性に乏しい。
本発明は、上述のような従来の課題に鑑み、アクチュエータユニットの端子をラッチユニットの端子に確実に電気的に接続することができるようにした車両用ロック装置を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)車体または車体に開閉可能に支持された開閉体のいずれか一方に取り付けられ、他方に設けられるストライカに係合することにより、前記開閉体を閉鎖位置に保持可能な噛合機構部を有するラッチユニットと、前記ラッチユニットに取り付けられ、電気駆動源により前記噛合機構部を作動させるアクチュエータユニットとを備えた車両用ロック装置において、前記ラッチユニットのベース部に取り付けられ、前記噛合機構部の状態を電気的に検出可能な検出スイッチと、前記ベース部に設けられる筒状のラッチ側コネクタと、前記検出スイッチに電気的に接続されるとともに、前記ラッチ側コネクタ内に固定されるラッチ側端子と、前記アクチュエータユニットにおける前記電気駆動源を収容したアクチュエータケーシングに設けられ、前記ラッチ側コネクタが挿入嵌合されるアクチュエータ側コネクタと、前記アクチュエータ側コネクタ内に固定され、前記ラッチ側コネクタが挿入嵌合されることにより、前記ラッチ側端子に電気的に接続されるアクチュエータ側端子とを備える。
(2)上記(1)項において、前記ラッチユニットのベース部に、前記ラッチ側コネクタが前記アクチュエータ側コネクタに挿入嵌合する接続方向へ延出する案内片を設け、前記アクチュエータユニットを前記ラッチユニットに取り付ける際、前記案内片を前記アクチュエータケーシングに設けた被案内部に遊嵌した状態で、前記アクチュエータケーシングを、前記案内片に沿って移動させることにより、前記ラッチ側コネクタが前記アクチュエータ側コネクタに挿入嵌合し得るようにする。
(3)上記(2)項において、前記ラッチ側コネクタの少なくとも一部の領域が、前記案内片の両側縁を前記接続方向と反対方向へ延長した領域内に収まるようにする。
(4)上記(2)または(3)項において、前記案内片を、前記アクチュエータケーシングにボルトにより固定する。
(5)上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、前記ラッチユニットのベース部に、前記アクチュエータケーシングに設けた被係合部に対して前記接続方向に直交する方向へ係合可能な係合部を設け、前記係合部は、前記ラッチ側コネクタが前記アクチュエータ側コネクタに挿入嵌合するとほぼ同時に前記被係合部に係合する。
(6)上記(1)〜(5)項のいずれかにおいて、前記アクチュエータ側端子を、前記アクチュエータ側コネクタの開口より没入させる。
(7)上記(1)〜(5)項のいずれかにおいて、前記アクチュエータ側端子を、前記アクチュエータ側コネクタの開口より突出させる。
本発明によると、次のような効果を奏することができる。
請求項1記載の発明によると、アクチュエータ側コネクタに挿入嵌合したラッチ側コネクタ内で、アクチュエータ側端子とラッチ側端子とを確実に電気的に接続することができる。
請求項2記載の発明によると、アクチュエータユニットをラッチユニットに取り付ける際、ラッチ側コネクタをアクチュエータ側コネクタに簡単かつ確実に挿入嵌合させることができる。
請求項3記載の発明によると、アクチュエータユニットをラッチユニットに取り付ける際、ラッチ側コネクタをアクチュエータ側コネクタにより確実に挿入嵌合させることができる。
請求項4記載の発明によると、アクチュエータ側コネクタとラッチ側コネクタとの接続を確実にすることができる。
請求項5記載の発明によると、アクチュエータケーシングをラッチユニットのベース部に確実に固定することができる。
請求項6記載の発明によると、アクチュエータ側コネクタとラッチ側コネクタとを接続する際、アクチュエータ側端子の変形を防止することができる。
請求項7記載の発明によると、アクチュエータ側コネクタとラッチ側コネクタとを接続する際、アクチュエータ側端子を目視しながらラッチ側コネクタ内に挿入することができる。
以下、本発明に係わる一実施形態を、図1〜図9に基づいて説明する。図1は、本発明を適用したロック装置の正面図、図2は、アクチュエータユニットをラッチユニットに組み付ける前のロック装置の斜視図、図3は、ロック装置の分解斜視図、図4は、図1におけるIV−IV線縦断面図、図5は、ラッチユニットの平面図、図6は、要部の拡大縦断面図、図7は、要部の拡大平面図、図8は、スイッチユニットの斜視図、図9は、スイッチユニットの拡大分解斜視図である。なお、以下の説明においては、図1における図面手前を「前方」とし、図面裏面を「後方」とし、左右方向を「左右方向」とする。
ロック装置1は、車体のルーフ後部に上下方向へ開閉可能に支持される開閉体をなすテールゲート(図示略)の下部に取り付けられ、テールゲートを閉鎖状態に保持するためのラッチユニット2と、電気駆動源の動力によりラッチユニット2を操作するためのアクチュエータユニット3を備える。
ラッチユニット2は、テールゲートの閉鎖時に車体側に固定されたストライカ28と係合することによりテールゲートを閉鎖位置に保持可能な噛合機構部を構成するラッチ4及びラチェット5と、ラッチ4及びラチェット5を保持するためのベース部を構成する金属製のベースプレート6、合成樹脂製のボディ7及び金属製のカバープレート8と、ラッチ機構部の状態、具体的にはラッチ4の回動位置を検出するスイッチユニット9とを備えている。
ベースプレート6は、左右両側部に設けた取付片61、61がテールゲートの下部にボルト(図示略)により固定されるとともに、両取付片61、61間に上方が開放する凹状の収容部62を形成している。カバープレート8は、ベースプレート6の両取付片61、61に収容部62の開口の一部を閉塞するように固定される。ボディ7は、収容部62内にあって、ベースプレート6とカバープレート8との間に固定される。
ラッチ4は、収容部62内に配置され、ベースプレート6とボディ7との間に上下方向を向く枢軸10により枢支され、テールゲートの閉鎖時に、ベースプレート6に設けたストライカ進入溝63に進入するストライカ28と係合することにより、アンラッチ位置(図5に示すラッチ位置から反時計方向へ所定量回動した位置)からラッチ位置に回動する。ラチェット5は、ラッチ4と同様に、収容部62内に配置され、ベースプレート6とボディ7との間に上下方向を向く枢軸11により枢支され、ラッチ4がラッチ位置に回動すると、ラッチ4に対してそのアンラッチ方向への回動を阻止するように係合し、テールゲートを閉鎖位置に保持する。図3中、42は、ラッチ4をアンラッチ方向へ付勢するスプリング、52は、ラチェット5をラッチ4に係合する方向へ付勢するスプリングである。
カバープレート8は、左右両側部に設けた耳片81、81がボルトによりベースプレート6の取付片61、61と共にテールゲートに共締め固定されるとともに、その後部には、上向き(後述のラッチ側コネクタ14が後述のアクチュエータ側コネクタ31に挿入嵌合する接続方向A)に長く延出した案内片82及び短く延出した係合部85が一体的に折曲形成されている。
案内片82は、アクチュエータユニット3をラッチユニット2に取り付ける際、アクチュエータ側コネクタ31をラッチ側コネクタ14に向けて案内し得るように、上方へ長く延出している。係合部85は、アクチュエータ側コネクタ31にラッチ側コネクタ14が挿入嵌合するとほぼ同時に、アクチュエータユニット3に設けた後述の係合孔(被係合部)163に係合し得るように、上方へ短く延出している。各耳片81には、ボルトが螺合するねじ孔83と、ねじ孔83の近傍にあって、ベースプレート6の取付片61に一体的に形成された凸部61aに係合する位置決め孔84が設けられている。
主に図7〜図9に示すように、スイッチユニット9は、ラッチ4のアンラッチ位置を検出する検出スイッチをなすマイクロスイッチ12及び検出アーム13と、アクチュエータユニット3のアクチュエータ側コネクタ31に挿入嵌合されるラッチ側コネクタ14と、アクチュエータ3の後述のアクチュエータ側端子26b、27bに電気的に接続される導電性のラッチ側端子15、15とを備える。
マイクロスイッチ12は、ボディ7の上面後部に突設された第1突軸71に係合した状態でボディ7に固定される。検出アーム13は、その基部131に第1突軸71及びその近傍に並設された第2突軸72が係合した状態でマイクロスイッチ12の上部に固定される。ラッチ4がアンラッチ位置に回動すると、ラッチ4の偏心部に固定された突軸41が図7に想像線で示すように摺接することにより、検出アーム13が弾性変形して、マイクロスイッチ12のスイッチ部122を押し込む。
ラッチ側コネクタ14は、上向き筒状に形成されるとともに、その下部に設けられたL字状の係合部141がボディ7に一体的に設けられた爪部73に係合し、また、下部前側に設けられた水平方向の抑え部142に第1、2突軸71、72を係合してその先端のカシメによって、マイクロスイッチ12及び検出アーム13の基部131と共にボディ7に共締め固定される。また、図1に示すように、ラッチ側コネクタ14は、その一部の領域または全領域が、案内片82の左右両側縁を下方(ラッチ側コネクタ14の接続方向Aと反対方向)へ延長した領域W内に収まるように、案内片82の真下に配置される。
ラッチ側端子15は、上下方向を向いてラッチ側コネクタ14内に挿入固定されるとともに、図7に示すように、その下端部に連設された前方へ向く延長部151の前端151aは、マイクロスイッチ12の接続端子121に電気的に接続される。
図3に示すように、アクチュエータユニット3は、ラッチユニット2のカバープレート8に固定される合成樹脂製の第1ケーシング16及び第1ケーシングの後側を閉塞する第2ケーシング17を備え、第1、2ケーシング16、17により形成されるアクチュエータケーシング内には、主な部品として、電気駆動源をなすモータ18と、モータ18により回転可能なウォームホイール19と、ウォームホイール19の回転に従動して、予め定めた方向へ所定量回動可能な作動レバー20と、導線性の複数の通電プレート24〜27が収容されている。
アクチュエータケーシング16、17は、第1ケーシング16の下部に設けた被係合部をなす係合孔163にカバープレート8の係合部85が左右前後方向(図2における接続方向Aに直交する方向)へ係合するとともに、第1ケーシング16の前面にカバープレート8の案内片82の裏面を当接させた状態で、ボルト22を、第1、2ケーシング16、17を貫通させて案内片82に設けられたねじ孔86に螺合することによって、カバープレート8に固定される。なお、係合孔163は、作動レバー20をアクチュエータケーシング16、17内に枢支するための枢軸23の真下に設けられる。
アクチュエータケーシング16、17の前面には、カバープレート8の案内片82の左右両側縁が当接可能な左右の前向き突条部(被案内部)161、162が上下方向に沿って並設されている。アクチュエータユニット3をラッチユニット2に取り付ける際、案内片82は、その幅方向(左右方向)が突条部161、162間に遊嵌して、アクチュエータケーシング16、17を下方(接続方向Aと反対方向)へ案内可能な長さを有している。
アクチュエータケーシング16、17における突条部161、162の真下には、ラッチ側コネクタ14が挿入嵌合する凹状のアクチュエータ側コネクタ31が一体的に形成され、また、同じく右側部には、制御回路部(図示略)に電気的に接続された電線の外部コネクタ(図示略)が挿入嵌合される入出力コネクタ32が一体的に形成されている。
作動レバー20は、アクチュエータケーシング16、17内に前後方向を向く枢軸23により左右方向へ回動自在に枢支され、モータ18によるウォームホイール19の回動に連動し、その下端部に設けられた作用部201がラチェット5に設けられたアーム部51に当接することにより、ラチェット5をラッチ4から離脱させる方向へ回動させる。ラチェット5がラッチ4から離脱すると、ストライカ28がラッチ4から離脱して、テールゲートの開扉が可能になる。
図1に示すように、通電プレート24、25の左端部は、モータ18の接続端子181、182に電気的に接続され、また、同じく右端部は、入出力コネクタ32内に固定されて、外部コネクタ内の端子に電気的に接続される外部接続用端子24a、25aを形成する。通電プレート26、27の上端部は、入出力コネクタ32内に固定されて、外部コネクタ内の端子に電気的に接続される外部接続用端子26a、27aを形成し、また、同じく下端部は、アクチュエータ側コネクタ31内に固定されて、ラッチ側端子15、15に電気的に接続されるアクチュエータ側端子26b、27bを形成する。図6に示すように、アクチュエータ側端子26b、27bは、アクチュエータ側コネクタ31の開口端31aよりも没入している。
入出力コネクタ32に外部コネクタが挿入嵌合されることにより、外部接続用端子24a、25aは、電線を介して制御回路部の出力部に電気的に接続され、また、外部接続用端子26a、27aは、電線を介して制御回路部の入力部に電気的に接続される。また、ラッチ側コネクタ14がアクチュエータ側コネクタ31に挿入嵌合されることにより、アクチュエータ側端子26b、27bは、ラッチ側端子15、15に電気的に接続される。これにより、マイクロスイッチ12の検出信号は、ラッチ側端子15、アクチュエータ側端子26b、27b、通電プレート26、27、外部接続用端子26a、27a、電線を介して、制御回路部に入力される。制御回路部は、マイクロスイッチ12におけるラッチ4のアンラッチ位置検出信号に基づいて、モータ18を停止制御する。
次に、ラッチユニット2へのアクチュエータユニット3の取り付け要領、及びラッチ側コネクタ14へのアクチュエータ側コネクタ31の接続要領について説明する。先ず、ラッチユニット2の案内片82を、第1ケーシング16の前面に突き当てた状態で突条部161、162間に遊嵌する。この状態で、アクチュエータユニット3を突条部161、162の長さ方向へ沿って下方へ移動させることによって、アクチュエータ側コネクタ31にラッチ側コネクタ14が挿入嵌合して、アクチュエータ側端子26b、27bとラッチ側端子15、15とはラッチ側コネクタ14内において互いに電気的に接続される。また、これとほぼ同時に、第1ケーシング16の係合孔163にカバープレート8の係合部85が係合して、アクチュエータユニット3は、カバープレート8に仮組み付け固定される。この状態で、アクチュエータケーシング16、17をボルト22により案内片82に締結することによって、アクチュエータユニット3は、ラッチユニット2に固定され、また、アクチュエータ側端子31とラッチ側端子14との接続を確実なものとする。
上述のように、本実施形態においては、ラッチユニット2に対するアクチュエータユニット3の組み付けに際し、ラッチ側コネクタ14がアクチュエータ側コネクタ31に挿入嵌合して、その内部で、ラッチ側端子15、15がアクチュエータ側端子26b、27bにがた付き無く密接して、確実に電気的に接続される。ラッチ側コネクタ14を案内片82の真下に設けたことによって、アクチュエータケーシング16、17を案内片82に沿って移動させると、ラッチ側コネクタ14をアクチュエータ側コネクタ31に真直ぐに挿入して確実に挿入嵌合させることができる。アクチュエータ側端子26b、27bがアクチュエータ側コネクタ31の開口端よりも没入しているため、ラッチ側コネクタ14をアクチュエータ側コネクタ31に接続する際、アクチュエータ側端子26b、27bがラッチ側コネクタ14に当接する等して変形することがない。さらには、アクチュエータ側端子26b、27bとラッチ側端子15、15は、各コネクタ14、31内で電気的に接続されることにより、テールゲート内に浸入した雨水の付着を防止することができる。
図10は、本発明における他の実施形態の要部の拡大断面図を示す。なお、前記実施形態と同一部分には、前記同一符号を付して説明は省略する。この実施形態におけるアクチュエータユニット3のアクチュエータ側端子26b、27bは、アクチュエータ側コネクタ31の開口端31b端部よりも下方へ向けて突出している。このようにすると、アクチュエータ側コネクタ31にラッチ側コネクタ14を挿入嵌合する際、アクチュエータ側端子26b、27bを目視することができるため、アクチュエータ側端子26b、27bをラッチ側コネクタ14内に確実に挿入させることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、本実施形態に対して、次のような種々の変形や変更を施すことが可能である。
(i)開閉体を、車両の側部に開閉可能に設けられるドア、スライドドアとする。
(ii)ロック装置1を車体側に取り付け、ストライカを開閉体側に設ける。
(iii)ラッチ側コネクタ14を、ボディ7に一体的に形成する。
(iv)検出スイッチ12を、ラチェット5の位置を検出するものとする。
本発明を適用したロック装置の正面図である。 アクチュエータユニットをラッチユニットに組み付ける前のロック装置の斜視図である。 ロック装置の分解斜視図である。 図1におけるIV−IV線縦断面図である。 ラッチユニットの平面図である。 要部の拡大縦断面図である。 要部の拡大平面図である。 スイッチユニットの拡大斜視図である。 スイッチユニットの拡大分解斜視図である。 他の実施形態の要部の拡大断面図である。
符号の説明
1 ロック装置
2 ラッチユニット
3 アクチュエータユニット
4 ラッチ(噛合機構部)
5 ラチェット(噛合機構部)
6 ベースプレート(ベース部)
7 ボディ(ベース部)
8 カバープレート(ベース部)
9 スイッチユニット
10、11 枢軸
12 マイクロスイッチ(検出スイッチ)
13 検出アーム
14 ラッチ側コネクタ
15 ラッチ側端子
16 第1ケーシング(アクチュエータケーシング)
17 第2ケーシング(アクチュエータケーシング)
18 モータ(電気駆動源)
19 ウォームホイール
20 作動レバー
22 ボルト
23 枢軸
24〜27 通電プレート
24a〜27a 外部接続用端子
26b、27b アクチュエータ側端子
28 ストライカ
31 アクチュエータ側コネクタ
31a、31b 開口端
32 入出力コネクタ
41 突軸
42 スプリング
51 アーム部
52 スプリング
61 取付片
61a 凸部
62 収容部
63 ストライカ進入溝
71 第1突軸
72 第2突軸
73 爪部
81 耳片
82 案内片
83 ねじ孔
84 位置決め孔
85 係合部
86 ねじ孔
121 接続端子
122 スイッチ部
131 基部
141 係合部
142 抑え部
151 延長部
151a 前端
161、162 突条部(被案内部)
163 係合孔(被係合部)
181、182 接続端子
201 作用部

Claims (7)

  1. 車体または車体に開閉可能に支持された開閉体のいずれか一方に取り付けられ、他方に設けられるストライカに係合することにより、前記開閉体を閉鎖位置に保持可能な噛合機構部を有するラッチユニットと、前記ラッチユニットに取り付けられ、電気駆動源により前記噛合機構部を作動させるアクチュエータユニットとを備えた車両用ロック装置において、
    前記ラッチユニットのベース部に取り付けられ、前記噛合機構部の状態を電気的に検出可能な検出スイッチと、
    前記ベース部に設けられる筒状のラッチ側コネクタと、
    前記検出スイッチに電気的に接続されるとともに、前記ラッチ側コネクタ内に固定されるラッチ側端子と、
    前記アクチュエータユニットにおける前記電気駆動源を収容したアクチュエータケーシングに設けられ、前記ラッチ側コネクタが挿入嵌合されるアクチュエータ側コネクタと、
    前記アクチュエータ側コネクタ内に固定され、前記ラッチ側コネクタが挿入嵌合されることにより、前記ラッチ側端子に電気的に接続されるアクチュエータ側端子と、
    を備えたことを特徴とする車両用ロック装置。
  2. 前記ラッチユニットのベース部に、前記ラッチ側コネクタが前記アクチュエータ側コネクタに挿入嵌合する接続方向へ延出する案内片を設け、
    前記アクチュエータユニットを前記ラッチユニットに取り付ける際、前記案内片を前記アクチュエータケーシングに設けた被案内部に遊嵌した状態で、前記アクチュエータケーシングを、前記案内片に沿って移動させることにより、前記ラッチ側コネクタが前記アクチュエータ側コネクタに挿入嵌合し得るようにしたことを特徴とする請求項1記載の車両用ロック装置。
  3. 前記ラッチ側コネクタの少なくとも一部の領域が、前記案内片の両側縁を前記接続方向と反対方向へ延長した領域内に収まるようにしたことを特徴とする請求項2記載の車両用ロック装置。
  4. 前記案内片を、前記アクチュエータケーシングにボルトにより固定したことを特徴とする請求項2または3記載の車両用ロック装置。
  5. 前記ラッチユニットのベース部に、前記アクチュエータケーシングに設けた被係合部に対して前記接続方向に直交する方向へ係合可能な係合部を設け、
    前記係合部は、前記ラッチ側コネクタが前記アクチュエータ側コネクタに挿入嵌合するとほぼ同時に前記被係合部に係合することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の車両用ロック装置。
  6. 前記アクチュエータ側端子を、前記アクチュエータ側コネクタの開口より没入させたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の車両用ロック装置。
  7. 前記アクチュエータ側端子を、前記アクチュエータ側コネクタの開口より突出させたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の車両用ロック装置。
JP2007156991A 2007-06-14 2007-06-14 車両用ロック装置 Expired - Fee Related JP4834855B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007156991A JP4834855B2 (ja) 2007-06-14 2007-06-14 車両用ロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007156991A JP4834855B2 (ja) 2007-06-14 2007-06-14 車両用ロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008308863A true JP2008308863A (ja) 2008-12-25
JP4834855B2 JP4834855B2 (ja) 2011-12-14

Family

ID=40236706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007156991A Expired - Fee Related JP4834855B2 (ja) 2007-06-14 2007-06-14 車両用ロック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4834855B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012063722A1 (ja) * 2010-11-09 2012-05-18 シロキ工業株式会社 車両用ロック装置
CN110173171A (zh) * 2019-06-24 2019-08-27 宁波市勇博车业有限公司 汽车尾门锁

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106382061B (zh) * 2016-11-25 2018-05-25 郑州蓝基雅锁业有限公司 电动背门锁外锁信号指示机构

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01187278A (ja) * 1988-01-21 1989-07-26 Oi Seisakusho Co Ltd 自動車用ドアの自動閉鎖装置
JP2001311339A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Denso Corp ドアロック操作装置
JP2006207192A (ja) * 2005-01-26 2006-08-10 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd ドアラッチ装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01187278A (ja) * 1988-01-21 1989-07-26 Oi Seisakusho Co Ltd 自動車用ドアの自動閉鎖装置
JP2001311339A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Denso Corp ドアロック操作装置
JP2006207192A (ja) * 2005-01-26 2006-08-10 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd ドアラッチ装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012063722A1 (ja) * 2010-11-09 2012-05-18 シロキ工業株式会社 車両用ロック装置
JP2012102507A (ja) * 2010-11-09 2012-05-31 Shiroki Corp 車両用ロック装置
CN103201444A (zh) * 2010-11-09 2013-07-10 白木工业株式会社 车辆用锁定装置
CN103201444B (zh) * 2010-11-09 2015-07-01 白木工业株式会社 车辆用锁定装置
CN110173171A (zh) * 2019-06-24 2019-08-27 宁波市勇博车业有限公司 汽车尾门锁

Also Published As

Publication number Publication date
JP4834855B2 (ja) 2011-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5978484B2 (ja) 車両用ドアラッチ装置
JP5932708B2 (ja) 車両用ドアのアウトハンドル装置
JP4524196B2 (ja) ドアラッチ装置
JP4755544B2 (ja) 車両用ドアラッチ装置
JP4644578B2 (ja) 車両用ドアラッチ装置
US11692378B2 (en) External handle device for vehicle doors
JP2008013933A (ja) 車両用ドアラッチ装置
JP4834856B2 (ja) 車両用ラッチユニット
JP4834855B2 (ja) 車両用ロック装置
WO2017073100A1 (ja) 車両用ドアロック装置
JP6409210B2 (ja) ドアロック装置
JP2006322196A (ja) 車両用ドアロック装置
US10112559B1 (en) Motor vehicle latching system with a drive and an electronic braking device
JPH10236241A (ja) ドアトリムにおけるコネクタ接続構造
JP4517914B2 (ja) 車両用ドアロック装置
JP5080155B2 (ja) 電子部品内蔵ユニット
JP2002141056A (ja) バッテリターミナル用キャップ
JP2005204356A (ja) 電気接続箱
JP4742364B2 (ja) ドアラッチ装置
JP2007149629A (ja) 速結端子装置並びに配線器具
EP1635015A1 (en) End fitting for a cable
JP5279445B2 (ja) ラッチ装置
JP5685853B2 (ja) 車両ドア開閉装置
JP4202294B2 (ja) ドアロック装置
JP6867332B2 (ja) ドアロック装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090220

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110830

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110905

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141007

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4834855

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees