JP2021168613A - コンバイン - Google Patents

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宙 相田
Chu Aida
敏章 藤田
Toshiaki Fujita
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Abstract

【課題】排気浄化装置が設けられたコンバインにおいて、排気浄化装置から延出された排気管にワラ屑が付着する状態を少なくする排気浄化装置の提供。【解決手段】サイドパネル11の下方の配置空間40に設けられた排気浄化装置34が備えられる。サイドパネル11における操作具配置面11aに対して後側のパネル後部11bが、操作具配置面11aよりも上方に膨出されることで、配置空間40よりも上方に膨出する膨出空間59が、パネル後部11bの下方に形成される。排気管49が、排気浄化装置34の上部から上側に延出され、膨出空間59を通って後上方に延出され、平面視で脱穀装置と穀粒貯留部との間に設けられている。【選択図】図7

Description

本発明は、排気浄化装置が設けられたコンバインに関する。
例えば特許文献1に開示されたコンバインでは、運転部が機体の前部の右部に設けられており、運転部の右部に乗降部が設けられ、運転部の左部にサイドパネルが設けられて、運転部の下方にエンジンが設けられている。
特許文献1では、排気浄化装置がサイドパネルの下方に設けられており、排気管が、排気浄化装置の後部の横部に接続されて、排気浄化装置から下方に延出され、機体フレームに沿って後方に延出されている。
特開2014−97037号公報
コンバインでは、刈取作業に伴って多くのワラ屑が発生して飛散するので、飛散したワラ屑が排気管に付着する状態を少なくするという面で、改善の余地がある。
本発明は、排気浄化装置が設けられたコンバインにおいて、排気浄化装置から延出された排気管にワラ屑が付着する状態を少なくすることを目的としている。
本発明のコンバインは、運転部と、前記運転部の右部又は左部に設けられた乗降部に対して反対側の前記運転部の部分に設けられ、操作具が設けられた操作具配置面を有するサイドパネルと、前記運転部の下方に設けられたエンジンと、前記サイドパネルの下方の配置空間に設けられ、前記エンジンの排気ガスを浄化する排気浄化装置とが備えられ、収穫された作物を脱穀処理する脱穀装置と、前記脱穀装置により脱穀処理された穀粒を貯留する穀粒貯留部とが、前記運転部に対して後側に、左右方向に沿って並ぶように設けられており、前記サイドパネルにおける前記操作具配置面に対して後側のパネル後部が、前記操作具配置面よりも上方に膨出されることで、前記配置空間よりも上方に膨出する膨出空間が、前記パネル後部の下方に形成され、排気管が、前記排気浄化装置の上部から上側に延出され、前記膨出空間を通って後上方に延出され、平面視で前記脱穀装置と前記穀粒貯留部との間に設けられている。
本発明によると、排気浄化装置が運転部のサイドパネルの下方の配置空間に設けられた場合、サイドパネルにおける操作具配置面に対して後側のパネル後部が、操作具配置面よりも上方に膨出されることで、配置空間よりも上方に膨出する膨出空間が、サイドパネルのパネル後部の下方に形成されている。排気管が、排気浄化装置の上部から上側に延出され、膨出空間を通って後上方に延出されており、平面視で脱穀装置と穀粒貯留部との間に設けられている。
これにより、排気菅が、平面視で曲がり少なく比較的直線的に配置され、排気管の始端部から終端部に亘って比較的高い位置に配置されるので、刈取作業に伴ってワラ屑が飛散しても、ワラ屑が排気管に付着し難くなる。
本発明によると、サイドパネルのパネル後部が上方に膨出されて、排気管を配置する為の膨出空間が設けられており、排気浄化装置の上部から上側に延出された排気管が、膨出空間を通って後上方に延出されている。これにより、排気菅の始端部から比較的高い位置に無理なく配置することができる。
本発明によると、サイドパネルのパネル後部により膨出空間を形成した場合、膨出空間の空気による断熱作用によって、排気管の熱がサイドパネルのパネル後部に伝わり難くなるので、運転部の居住環境の面で好ましいものとなる。
本発明において、前記パネル後部に対して上側に設けられた膨出空間カバーが備えられ、前記膨出空間カバーと前記パネル後部との間に、前記膨出空間とは別の上部膨出空間が形成されていると好適である。
本発明によると、膨出空間カバーが、サイドパネルのパネル後部に対して上側に設けられており、膨出空間カバーとサイドパネルのパネル後部との間に、上部膨出空間が形成されている。
これにより、排気管の熱がサイドパネルのパネル後部に伝わっても、上部膨出空間の空気の断熱作用によって、サイドパネルのパネル後部の熱が膨出空間カバーに伝わり難くなるので、運転部の居住環境の面で好ましいものとなる。
本発明において、平面視で前記脱穀装置と前記穀粒貯留部との間における前記排気管の上方を覆う排気管カバーが、前記パネル後部から連続する状態で設けられていると好適である。
本発明によると、排気管の上方を覆う排気管カバーが、サイドパネルのパネル後部から連続して、平面視で脱穀装置と穀粒貯留部との間に配置された排気管の部分にまで設けられるので、刈取作業に伴ってワラ屑が飛散しても、ワラ屑が排気管に付着し難くなる。
本発明において、前記操作具の基部を支持する支持部が、前記操作具配置面と前記排気浄化装置との間で、且つ、前記排気浄化装置における前記排気管の接続部分の前方に設けられていると好適である。
本発明によると、運転部の作業者が操作する操作具がサイドパネルに設けられる場合、サイドパネルの下方の配置空間(排気浄化装置)と、サイドパネルの操作具配置面との間の空間を有効に利用して、操作具の基部を支持する支持部を設けることにより、操作具がサイドパネルの操作具配置面に無理なく設けられる。
本発明において、前記支持部の周囲の支持部空間と前記配置空間とを仕切る第1区画部材と、前記支持部空間と前記膨出空間とを仕切る第2区画部材とが備えられていると好適である。
本発明によると、操作具の基部を支持する支持部が設けられた支持部空間が、配置空間(排気浄化装置)及び膨出空間(排気管)に対して、第1区画部材及び第2区画部材により仕切られて、排気浄化装置及び排気管の熱が支持部空間に伝わり難くなるので、運転部の居住環境の面で好ましいものとなる。
本発明において、前記操作具の基部に接続された操作軸が、平面視で前記操作具の基部から前記排気浄化装置を越えて前記乗降部の反対側に延出され、前記操作軸の延出部分と操作対象装置とに亘って接続された連係機構が、前記排気浄化装置に対して前記乗降部の反対側に、上下方向に沿って設けられ、前記配置空間及び前記排気浄化装置と前記連係機構との間に仕切り部材が備えられていると好適である。
本発明によると、操作具の基部を支持する支持部が、配置空間(排気浄化装置)とサイドパネルの操作具配置面との間の支持部空間に設けられた状態において、操作具により操作される操作対象装置と操作具とに亘って連係機構を接続する場合、操作軸及連係機構が排気浄化装置を避けて無理なく配置される。
本発明によると、配置空間及び排気浄化装置と連係機構との間に仕切り部材が備えられているので、連係機構のメンテナンス作業が支障なく行われるのであり、連係機構の付近のワラ屑が排気浄化装置に付着し難くなる。
本発明において、前記エンジンが、左右方向に沿って設けられ、前記エンジンに対して前記乗降部の反対側に設けられた前記エンジンのフライホイルと、前記エンジンに対して前記乗降部の側に設けられたラジエータ及びラジエータファンと、前記排気浄化装置における前記乗降部の反対側の部分を側方から覆う側方カバーとが備えられ、前記側方カバーの下端部が、前記フライホイルの上端部よりも上側に配置され、前記側方カバーは、前記フライホイルにおける前記エンジンの反対側の側方を開放する状態で、前記排気浄化装置を側方から覆っていると好適である。
本発明によると、排気浄化装置における乗降部の反対側の部分が、側方カバーにより側方から覆われるので、側方からのワラ屑が排気浄化装置に付着し難くなる。
本発明によると、ラジエータファンにより、冷却用の空気がフライホイルの付近を左右方向に沿って流れる。この場合、フライホイルの近くに配置されている側方カバーにおいて、フライホイルにおけるエンジンの反対側の側方が開放されるように、側方カバーの下端部がフライホイルの上端部よりも上側に配置されている。
これにより、冷却用の空気がフライホイルの付近を流れる際、側方カバーによって冷却用の空気の流れが妨げられないので、ラジエータの効率維持の面で好ましいものとなる。
コンバインの左側面図である。 コンバインの平面図である。 エンジン、排気浄化装置及び排気管の付近の縦断左側面図である。 エンジン、排気浄化装置及び排気管の付近の縦断左側面図である。 エンジン及び排気浄化装置の付近の縦断正面図である。 エンジン及び排気浄化装置の付近の縦断背面図である。 排気浄化装置及び排気管、膨出空間及び上部膨出空間の付近の縦断左側面図である。 排気浄化装置、サイドパネル、後方カバー及び排気管カバーの分解斜視図である。 サイドパネルの付近の横断平面図である。 サイドパネル、第1区画部材及び第2区画部材等の斜視図である。 膨出空間カバーの斜視図である。 排気管カバーの斜視図である。 排気管カバーの斜視図である。 支持部材の斜視図である。 排気管カバーの斜視図である。 ラアジエータの補給口の付近の縦断正面図である。 蓋部材の斜視図である。
図1〜図17に、普通型のコンバインが示されており、図1〜図17において、Fは前方向を示し、Bは後方向を示し、Uは上方向を示し、Dは下方向を示し、Rは右方向を示し、Lは左方向を示している。
(コンバインの全体構成)
図1及び図2に示すように、右及び左のクローラ型式の走行装置2により、機体1が支持されている。作業者が搭乗する運転部3が、機体1の前部の右部に設けられている。脱穀装置4が機体1の後部の左部に設けられ、グレンタンク5(穀粒貯留部に相当)が機体1の後部の右部に設けられている。
搬送装置6の後部が、左右方向に沿った軸芯P1周りに上下に揺動可能に、脱穀装置4の前部に支持されており、搬送装置6が前側に延出されている。刈取部7が搬送装置6の前部に連結されて、圃場の作物を収穫する刈取部7が、機体1の前部に設けられている。昇降シリンダ8が機体1と搬送装置6とに亘って接続されており、昇降シリンダ8によって刈取部7及び搬送装置6が昇降操作される。
以上の構成により、機体1の進行に伴って、圃場の作物が、刈取部7に導入されて収穫され、搬送装置6を通って搬送されて脱穀装置4に供給される。作物が脱穀装置4で脱穀処理されるのであり、脱穀装置4で脱穀処理されて回収された穀粒が、グレンタンク5に貯留される。
収穫された作物を脱穀処理する脱穀装置4と、脱穀装置4により脱穀処理された穀粒を貯留するグレンタンク5とが、運転部3に対して後側に、左右方向に沿って並ぶように設けられた状態となっている。
(運転部の構成)
図1及び図2に示すように、運転部3に、ボンネット9、操縦塔10、サイドパネル11、フロア12、乗降部13及びキャノピー44等が設けられている。
ボンネット9は、運転部3の後部に設けられており、作業者が着座する運転座席14がボンネット9の上部に支持されている。キャノピー44は、枠状のフレームに帆布が張られて構成されており、ボンネット9、操縦塔10、サイドパネル11及びフロア12等の上方を覆うように支持されている。
操縦塔10は、箱状に構成されて運転部3の前部に設けられており、走行装置2の操向操作及び昇降シリンダ8の操作が可能な操作レバー15、液晶パネル16、アーチ状の固定のハンドル17等が、操縦塔10の上面部に設けられている。
乗降部13は、運転部3の右部においてボンネット9と操縦塔10との間に、フロア12に接続されるように設けられた作業者の出入口であり、作業者の足掛け用のステップ18が設けられている。
サイドパネル11は、運転部3の右部に設けられた乗降部13に対して反対側である運転部3の左部に設けられている。サイドパネル11の上面が操作具配置面11aであり、サイドパネル11の操作具配置面11aの前部に、走行用の変速レバー19が設けられ、サイドパネル11の操作具配置面11aの後部に、脱穀クラッチレバー20(操作具に相当)及び刈取クラッチレバー21(操作具に相当)が設けられている。
(グレンタンクの付近の構成)
図1及び図2に示すように、スクリュー型式の穀粒排出装置43が、グレンタンク5の後部に設けられており、グレンタンク5の穀粒を穀粒排出装置43の排出口43aから排出することができる。
グレンタンク5は、穀粒排出装置43の基部の上下方向に沿った軸芯P2周りに、作業位置(図2参照)と、作業位置から右の外側に揺動した非作業位置とに亘って、姿勢変更可能に支持されている。
図3,4,6に示すように、支持フレーム45が、機体1の前部の左右中央部付近に連結されて、脱穀装置4の前部とグレンタンク5の前部との間を上側に延出されている。支持フレーム31が、脱穀装置4の右部の上部に前後方向に沿って連結されている。支持フレーム45の上部と支持フレーム31の前部とが、平板状の連結部材46により互いに連結されている。
グレンタンク5が作業位置(図2参照)に設定された状態において、グレンタンク5の前部の左部に設けられたロック具(図示せず)を、支持フレーム45に設けられた被係合部(図示せず)に係合させることにより、グレンタンク5が作業位置に保持される。
図2及び図3に示すように、スクリュー型式の穀粒搬送装置47が、脱穀装置4の右部の下部から上側に延出され、箱状の支持部材48(図8及び図14参照)(排気管カバーに相当)が支持フレーム31に連結されており、穀粒搬送装置47の上部が支持部材48に連結されて支持されている。
グレンタンク5が作業位置(図2参照)に設定された状態において、穀粒搬送装置47の上部の排出口47aが、グレンタンク5の左部の上部の投入口(図示せず)に接続されるのであり、脱穀装置4で脱穀処理されて回収された穀粒が、穀粒搬送装置47により上方に搬送され、穀粒搬送装置47の排出口47a及びグレンタンク5の投入口から、グレンタンク5の内部に放出されて貯留される。
グレンタンク5が非作業位置に操作されると、グレンタンク5の投入口が、穀粒搬送装置47の排出口47aから離れる。
(エンジンの付近の構成)
図3〜図6に示すように、ディーゼル型式のエンジン22が、ボンネット9の内部に配置されて、運転部3の下方に設けられている。エンジン22のクランク軸(図示せず)が左右方向に沿うように、エンジン22が左右方向に沿って設けられている。
エンジン22のフライホイル23が、エンジン22に対して乗降部13の反対側である左部に設けられるように、エンジン22のクランク軸に連結されている。ラジエータ24及びラジエータファン25が、エンジン22に対して乗降部13の側である右側に設けられており、ラジエータ24を覆うラジエータカバー26が設けられている。
図2,5,6,16,17に示すように、ラジエータ24の冷却水の補給口24aが、平面視でボンネットの9の上部の右の前部に配置されて、ボンネット9の上部の四角形状の開口部9aから少し上側に出ており、ラジエータ24の補給口24a及びボンネット9の開口部9aが、運転座席14の前部の右部の下方に配置されている。
ボンネット9の開口部9aを閉じる蓋部材54が設けられており、蓋部材54は、2個の爪部54b,54cを有する基板部分54aに、箱状のカバー部分54dが取り付けられて構成されている。蓋部材54の爪部54b,54cがボンネット9の開口部9aの縁部分等に掛けられることにより、蓋部材54がボンネット9の開口部9aに取り付けられている。
図1〜図6に示すように、ボンネット9の上部において、運転座席14に対して後側の部分に、エアクリーナ27が左右方向に沿って配置されている。ボンネット9の内部において、過給機36がエンジン22の前部の上部に支持されており、エンジン22の吸気部(図示せず)から延出された吸気パイプ28が、過給機36に接続され、過給機36からボンネット9の上部を通って、エアクリーナ27に接続されている。
吸気パイプ29が、エアクリーナ27から上側に延出され、左側に向きを変えて延出されており、機体1の左右中央付近で上側に向きを変えて延出されている。支持ブラケット32が、支持フレーム31(前述の(グレンタンクの付近の構成)を参照)の前部に連結されて、吸気パイプ29の上部が支持ブラケット32に支持されており、プレクリーナ30が吸気パイプ29の上部に接続されている。
以上の構成により、空気が、プレクリーナ30を通って吸入され、吸気パイプ29を通ってエアクリーナ27に供給される。エアクリーナ27を通った空気が、吸気パイプ28及び過給機36を通ってエンジン22に供給される。
(排気浄化装置の付近の構成)
図4,5,6に示すように、エンジン22の左部の上部に連結された支持ブラケット33に、エンジン22の排気ガスを浄化する排気浄化装置34が、前後方向に沿って支持されている。エンジン22からの排気管35が、過給機36に接続され、過給機36から排気浄化装置34の前部の右部における上下中央部に接続されている。
図2及び図4〜図8に示すように、配置空間40が、サイドパネル11(操作具配置面11a)の下方に、平面視でサイドパネル11(操作具配置面11a)と重複するように形成されており、排気浄化装置34が、平面視でサイドパネル11(操作具配置面11a)と重複するように、配置空間40に設けられている。
図4及び図7〜図10に示すように、平板状の第1区画部材41が、サイドパネル11(操作具配置面11a)と配置空間40との間に、平面視でサイドパネル11(操作具配置面11a)と重複するように水平方向に沿って、サイドパネル11の操作具配置面11a下方に配置されている。同じ形状の2枚の第1区画部材41が、上下方向で小さな間隔を空けながら、平面視で重複するように配置されている。
平板状の前方カバー37が、第1区画部材41の前部に接続されて、排気浄化装置34に対して前側の位置に、上下方向及び左右方向に沿って設けられている。平板状の後方カバー38が、第1区画部材41の後部に接続されて、排気浄化装置34に対して後側の位置に、上下方向及び左右方向に沿って設けられている。
図3,5,6,7に示すように、排気浄化装置34における乗降部13の反対側である左側の部分を側方から覆う平板状の側方カバー39(仕切り部材に相当)が、第1区画部材41の左部に接続されて、排気浄化装置34に対して左側の位置に、前後方向及び上下方向に沿って設けられている。
側方カバー39の下端部39aが、背面視及び側面視でフライホイル23の上端部23aよりも上側に配置されており、側方カバー39は、フライホイル23におけるエンジン22の反対側である左側の側方を開放する状態で、排気浄化装置34を側方から覆っている。
図7及び図8に示すように、後方カバー38の下端部38aは、側方カバー39の下端部39aと略同じ高さの位置に配置されて、背面視及び側面視でフライホイル23の上端部23aよりも上側に配置されている。後方カバー38は、フライホイル23におけるエンジン22の後方を開放する状態で、排気浄化装置34を後方から覆っている。
前方カバー37は、側方カバー39の下端部39a及び後方カバー38の下端部38aよりも、下側に延出されている。
以上の構成により、配置空間40及び排気浄化装置34が、第1区画部材41、前方カバー37、後方カバー38及び側方カバー39により囲まれた状態(仕切られた状態)となっている。配置空間40及び排気浄化装置34に対して右側(エンジン22側)は、開放されている。
(排気浄化装置から延出される排気管の構成)
図3〜図7に示すように、排気浄化装置34の後部の上部における左右中央部に、排気浄化装置34の排気口34aが上向きに設けられている。第1区画部材41の後部に平面視で四角形状の開口部41a(図8及び図10参照)が形成されており、排気浄化装置34の排気口34aが、第1区画部材41の開口部41aに下側から入り込んでいる。
排気管49は、入口部50、第1パイプ部51及び第2パイプ部52を有している。入口部50は、エルボパイプであり、排気浄化装置34の排気口34aに接続されて、排気浄化装置34の後部の上部における左右中央部から側面視で上側に延出され、後上方に延出されている。
第1パイプ部51は、入口部50よりも大径のパイプである。支持フレーム45(前述の(グレンタンクの付近の構成)を参照)にブラケット45aが連結されて、第1パイプ部51の前後中間部が支持フレーム45のブラケット45aに支持されており、入口部50の後端部が、第1パイプ部51の前端部に挿入されている。第1パイプ部51は、側面視で後上方に延出され、平面視で脱穀装置4の前部と作業位置のグレンタンク5の前部との間に配置されている(図2参照)。
支持フレーム31(前述の(グレンタンクの付近の構成)を参照)の後部の付近において、支持部材53が脱穀装置4の右部に連結され、支持部材53にブラケット53aが連結されている。
第2パイプ部52は、入口部50よりも大径のパイプである。第2パイプ部52の前部が支持部材48(前述の(グレンタンクの付近の構成)を参照)に支持されて、第2パイプ部52の後部が支持部材53のブラケット53aに支持されており、第1パイプ部51の後端部が、第2パイプ部52の前端部に挿入されている。
第2パイプ部52は、側面視で後方に延出されており、平面視で脱穀装置4の上部と作業位置のグレンタンク5の上部との間に配置されている。第2パイプ部52の排気口52aは、側面視で脱穀装置4の後面部5aよりも後側に突出しており、作業位置のグレンタンク5の後面部5aよりも後側に突出している(図2参照)。
以上の構成により、排気浄化装置34の排気ガスは、排気浄化装置34の排気口34aから入口部50に入り、入口部50から第1パイプ部51に入る。このとき、入口部50の後端部と第1パイプ部51の前端部との間の隙間から、空気が第1パイプ部51に吸入されて、排気ガスの温度が下げられる。
排気ガスは、第1パイプ部51から第2パイプ部52に入り、第2パイプ部52の排気口52aから排出される。このとき、第1パイプ部51の後端部と第2パイプ部52の前端部との間の隙間から、空気が第2パイプ部52に吸入されて、排気ガスの温度が下げられる。
図2に示すように、排気浄化装置34の燃焼スイッチ55が、操縦塔10の上面部の左部に設けられている。燃焼スイッチ55が押し操作されると、排気浄化装置34の内部に回収されて貯留された微粒子が、排気浄化装置34の内部で燃焼されて、排気浄化装置34の排気口34aから排出される。
(膨出空間の構成)
図7〜図10に示すように、平板状の前方区画部材56が、サイドパネル11と第1区画部材41の開口部41aの前辺部とに亘って、上下方向及び左右方向に沿って取り付けられている。
側面視で台形状で平板状の側方区画部材57(第2区画部材に相当)が、第1区画部材41の開口部41aの右辺部とサイドパネル11とに亘って、上下方向及び前後方向に沿って取り付けられており、サイドパネル11から上側に延出されている。側面視で台形状で平板状の側方区画部材58が、前方区画部材56の左辺部に接続され、サイドパネル11から上側に延出されるように、上下方向及び前後方向に沿って取り付けられている。
サイドパネル11における操作具配置面11aに対して後側のパネル後部11bが、側面視で前方区画部材56の上辺部から斜め後方向の上方に延出されて、側方区画部材57,58の上辺部に接続されている。
サイドパネル11のパネル後部11b及び側方区画部材57,58が、サイドパネル11の操作具配置面11aよりも上方に膨出される状態となっており、配置空間40及び排気浄化装置34(前述の(排気浄化装置の付近の構成)を参照)よりも上方に膨出する膨出空間59が、サイドパネル11のパネル後部11bの下方に形成されている。
膨出空間59の前方、右方及び左方、上方が、前方区画部材56及び側方区画部材57,58、サイドパネル11のパネル後部11bによって囲まれており、膨出空間59の下方及び後方は開放されている。
排気管49の入口部50が、排気浄化装置34の上部である排気口34aから上側に延出され、排気管49の入口部50及び第1パイプ部51の前部が、膨出空間59を通って後上方に延出されており、排気管49の第1パイプ部51及び第2パイプ部52が、平面視で脱穀装置4と作業位置のグレンタンク5との間に設けられている。
(上部膨出空間の構成)
図7〜図11に示すように、膨出空間カバー60が、サイドパネル11のパネル後部11bに対して上側に設けられている。膨出空間カバー60は、平板状の前方部60a、側方部60b及び上方部60cを有しており、膨出空間カバー60の下方、左方及び後方は開放されている。
膨出空間カバー60の前方部60aの下辺部が、サイドパネル11のパネル後部11bの前辺部の近傍に接続されており、膨出空間カバー60の前方部60a及び上方部60cが、サイドパネル11のパネル後部11bから上側に少し離れている。
膨出空間カバー60の側方部60bの下辺部が、サイドパネル11における側方区画部材57との接続部分の近傍に接続されており、膨出空間カバー60の側方部60bが、側方区画部材57に重なるようにして、接する状態となっている。
膨出空間カバー60とサイドパネル11のパネル後部11bとの間に、膨出空間59とは別の上部膨出空間61が形成されている。上部膨出空間61の前方、右方、上方及び下方が、膨出空間カバー60及びサイドパネル11のパネル後部11bによって囲まれており、上部膨出空間61の左方(運転座席14の反対側)は開放されている。
図2〜図6に示すように、プレクリーナ30(前述の(エンジンの付近の構成)を参照)の下方に、サイドパネル11のパネル後部11b及び膨出空間59、膨出空間カバー60及び上部膨出空間61が位置している。
(排気管の上方を覆う排気管カバーの構成)
図2〜図6に示すように、排気管49の上方を覆う排気管カバー62,63,64,65が設けられている。
図7,8,9,12に示すように、排気管カバー62は、前方部62aと側方部62bとを有しており、前方部62aに切り欠き状の大きな開口部62cが形成されている。排気管カバー62の前方部62aの縁部分が、膨出空間カバー60の上方部60c及び側方部60bに接続されて、排気管カバー62の開口部62cが、膨出空間59及び上部膨出空間61の後方に臨んでいる。
図7,8,13に示すように、排気管カバー63は、上方部63a,63b、側方部63c及び前方部63dを有している。前方部63dが、上方部63aの前部から斜め前方の下方に延出されており、上方部63bが、上方部63aの後部から斜め後方の上方に延出されている。側面視で三角形状の側方部63cが、上方部63bの右辺部及び左辺部に接続されている。
排気管カバー63の上方部63aが、連結部材46(前述の(グレンタンクの付近の構成)を参照)の上面に乗せられて取り付けられている。排気管カバー63の上方部63a及び前方部63dが、排気管カバー62の上方を覆っており、排気管カバー63の上方部63b及び側方部63cの後端部が、支持部材48(前述の(グレンタンクの付近の構成)を参照)の前部に接している。
図8及び図15に示すように、排気管カバー64は、上方部64a及び側方部64bを有して、アングル状に形成されている。図3及び図4に示すように、排気管カバー64の側方部64bの下辺部が、支持フレーム31(前述の(グレンタンクの付近の構成)を参照)に取り付けられて、排気管カバー64の上方部64aの後部が、支持部材53(前述の(排気浄化装置から延出される排気管の構成)を参照)に取り付けられており、排気管カバー64の上方部64a及び側方部64bの前端部が、支持部材48の後部に接している。
排気管カバー65は、上方部66aと、右及び左の側方部65bとを有して、チャンネル状に形成されている。排気管カバー65が、排気管カバー64の上方部64a及び側方部64bの後端部に取り付けられている。
以上の構成により、排気管49の第1パイプ部51が、膨出空間59(サイドパネル11のパネル後部11bの下方)を通って、排気管カバー62,63の下方に入り、排気管カバー63の上方部63aの下方から、排気管カバー64の上方部64b及び側方部64cに囲まれた空間に入る。
排気管49の第2パイプ部52が、排気管カバー63の上方部63b及び側方部63cに囲まれた空間から、支持部材48の下方に入り、排気管カバー64の上方部64aの下方に入る。排気管49の第2パイプ部52の排気口52aが、排気管カバー64の上方部64aの下方から、排気管カバー65の上方部65a及び側方部65bに囲まれた空間に入る。
これにより、平面視で脱穀装置4と作業位置のグレンタンク5との間における排気管49(第1パイプ部51及び第2パイプ部52)の上方を覆う排気管カバー62,63,64,65及び支持部材48が、サイドパネル11のパネル後部11b(膨出空間59)から連続する状態で設けられている。
(脱穀クラッチレバー及び刈取クラッチレバーの付近の構成)
図3及び図5に示すように、支持ブラケット66(支持部に相当)が第1区画部材41に設けられており、円筒状の操作軸67が、左右方向に沿った軸芯P3周りに回転可能に支持ブラケット66に支持されている。脱穀クラッチレバー20の基部が、操作軸67に連結されることにより、支持ブラケット66に支持されており、脱穀クラッチレバー20がサイドパネル11の操作具配置面11aから上側に出ている。
操作軸68が、操作軸67とは関係なく軸芯P3周りに回転可能に、操作軸67の内部に支持されている。刈取クラッチレバー21の基部が、操作軸68において操作軸67の右端部から出た部分に連結されることにより、支持ブラケット66に支持されており、刈取クラッチレバー21がサイドパネル11の操作具配置面11aから上側に出ている。
以上の構成により、脱穀クラッチレバー20及び刈取クラッチレバー21の基部を支持する操作軸67,68が、サイドパネル11の操作具配置面11aの下方に設けられ、排気浄化装置34の上方に設けられており、サイドパネル11の操作具配置面11aと排気浄化装置34との間に設けられている。操作軸67,68が、排気浄化装置34における排気管49(入口部50)の接続部分である排気口34aの前方に設けられている。
図7〜図10に示すように、平板状の第2区画部材42が、操作軸67,68の後方において、サイドパネル11と第1区画部材41とに亘って、上下方向及び左右方向に沿って取り付けられている。平板状の仕切り部材69が、サイドパネル11の左部と第1区画部材41の左部との間において、上下方向及び前後方向に沿って取り付けられている。
支持ブラケット66及び操作軸67,68の周囲の支持部空間70が、サイドパネル11、第1区画部材41、第2区画部材42、仕切り部材69により囲まれて形成されている。
これにより、支持部空間70と配置空間40とを仕切る第1区画部材41が設けられた状態となっている。支持部空間70と膨出空間59とを仕切る第2区画部材42、前方区画部材56及び側方区画部材57(前述の(膨出空間の構成)を参照)が設けられた状態となっている。
(脱穀クラッチレバーと脱穀クラッチとの連係の構成、及び刈取クラッチレバーと刈取クラッチとの連係の構成)
図3及び図5に示すように、フライホイル23に連結された出力プーリー71と、脱穀装置4の入力プーリー72とに亘って、伝動ベルト73が取り付けられている。テンションアーム75が、左右方向に沿った軸芯P4周りに上下揺動可能に支持され、テンションプーリー74がテンションアーム75に支持されている。
伝動ベルト73、テンションプーリー74及びテンションアーム75等を有する脱穀クラッチ76(操作対象装置に相当)が、出力プーリー71と入力プーリー72とに亘って設けられている。脱穀クラッチ76は、脱穀装置4に動力を伝達する伝動状態、及び、脱穀装置4への動力を遮断して脱穀装置4を停止させる遮断状態に操作可能である。
脱穀クラッチ76の動力を受け取る刈取クラッチ77(操作対象装置に相当)が設けられている。刈取クラッチ77は、搬送装置6及び刈取部7に動力を伝達する伝動状態、及び、搬送装置6及び刈取部7への動力を遮断して搬送装置6及び刈取部7を停止させる遮断状態に操作可能である。
脱穀クラッチレバー20の基部及び刈取クラッチレバー21の基部に接続された操作軸67,68が、平面視で脱穀クラッチレバー20の基部及び刈取クラッチレバー21の基部から、排気浄化装置34及び仕切り部材69を越えて、乗降部13の反対側である左側に延出されている。
操作軸67の延出部分にアーム67aが連結されており、操作軸67のアーム67aと脱穀クラッチ76のテンションアーム75とに亘って、連係リンク78(連係機構に相当)、連係ロッド79(連係機構に相当)及びコイルバネ80(連係機構に相当)が接続されている。
操作軸68の延出部分にアーム68aが連結されており、操作軸68のアーム68aと刈取クラッチ77とに亘って、連係ロッド81(連係機構に相当)及び連係リンク(図示せず)(連係機構に相当)が接続されている。
図3に示す状態は、脱穀クラッチレバー20が遮断位置に操作され、刈取クラッチレバー21が遮断位置に操作された状態であり、脱穀クラッチ76が遮断状態に操作され、刈取クラッチ77が遮断状態に操作されている。
脱穀クラッチレバー20が、遮断位置から軸芯P3周りに前方の伝動位置に操作されると、操作軸67のアーム67aにより、連係リンク78、連係ロッド79及びコイルバネ80が上方に引き操作され、テンションプーリー74が伝動ベルト73に押圧されて、脱穀クラッチ76が伝動状態に操作される。
刈取クラッチレバー21が、遮断位置から軸芯P3周りに前方の伝動位置に操作されると、操作軸68のアーム68aにより、連係ロッド81が上方に引き操作されて、刈取クラッチ77が伝動状態に操作される。
図3及び図5に示すように、操作軸67,68の延出部分と脱穀クラッチ76及び刈取クラッチ77とに亘って接続された連係リンク78、連係ロッド79、コイルバネ80、連係ロッド81が、排気浄化装置34に対して乗降部13の反対側である左側に、上下方向に沿って設けられている。配置空間40及び排気浄化装置34と、連係リンク78、連係ロッド79及びコイルバネ80、連係ロッド81との間に、仕切り部材69及び側方カバー39が設けられている。
(発明の実施の別形態)
作業者が搭乗する運転部3が、機体1の前部の左部に設けられてもよい。この構成によると、乗降部13が運転部3の左部に設けられ、サイドパネル11及び排気浄化装置34が、乗降部13に対して反対側である運転部3の右部に設けられる。
脱穀装置4が機体1の後部の右部に設けられ、グレンタンク5が機体1の後部の左部に設けられて、脱穀装置4とグレンタンク5とが、運転部3に対して後側に、左右方向に沿って並ぶように設けられてもよい。
グレンタンク5に代えて、袋詰め装置(図示せず)が穀粒貯留部として設けられてもよい。袋詰め装置は、脱穀装置4で脱穀処理されて回収された穀粒を貯留するホッパーと、作業者がホッパーの穀粒を穀粒袋に入れる為の袋詰め部とを有している。
本発明は、普通型のコンバインばかりではなく、自脱型のコンバインにも適用できる。
3 運転部
4 脱穀装置
5 グレンタンク(穀粒貯留部)
11 サイドパネル
11a 操作具配置面
11b パネル後部
13 乗降部
20 脱穀クラッチレバー(操作具)
21 刈取クラッチレバー(操作具)
22 エンジン
23 フライホイル
23a 上端部
24 ラジエータ
25 ラジエータファン
34 排気浄化装置
39 側方カバー(仕切り部材)
39a 下端部
40 配置空間
41 第1区画部材
42 第2区画部材
48 支持部材(排気管カバー)
49 排気管
56 前方区画部材(第2区画部材)
57 側方区画部材(第2区画部材)
59 膨出空間
60 膨出空間カバー
61 上部膨出空間
62 排気管カバー
63 排気管カバー
64 排気管カバー
65 排気管カバー
66 支持ブラケット(支持部)
67 操作軸
68 操作軸
69 仕切り部材
70 支持部空間
76 脱穀クラッチ(操作対象装置)
77 刈取クラッチ(操作対象装置)
78 連係リンク(連係機構)
79 連係ロッド(連係機構)
80 コイルバネ(連係機構)
81 連係ロッド(連係機構)

Claims (7)

  1. 運転部と、
    前記運転部の右部又は左部に設けられた乗降部に対して反対側の前記運転部の部分に設けられ、操作具が設けられた操作具配置面を有するサイドパネルと、
    前記運転部の下方に設けられたエンジンと、
    前記サイドパネルの下方の配置空間に設けられ、前記エンジンの排気ガスを浄化する排気浄化装置とが備えられ、
    収穫された作物を脱穀処理する脱穀装置と、前記脱穀装置により脱穀処理された穀粒を貯留する穀粒貯留部とが、前記運転部に対して後側に、左右方向に沿って並ぶように設けられており、
    前記サイドパネルにおける前記操作具配置面に対して後側のパネル後部が、前記操作具配置面よりも上方に膨出されることで、前記配置空間よりも上方に膨出する膨出空間が、前記パネル後部の下方に形成され、
    排気管が、前記排気浄化装置の上部から上側に延出され、前記膨出空間を通って後上方に延出され、平面視で前記脱穀装置と前記穀粒貯留部との間に設けられているコンバイン。
  2. 前記パネル後部に対して上側に設けられた膨出空間カバーが備えられ、
    前記膨出空間カバーと前記パネル後部との間に、前記膨出空間とは別の上部膨出空間が形成されている請求項1に記載のコンバイン。
  3. 平面視で前記脱穀装置と前記穀粒貯留部との間における前記排気管の上方を覆う排気管カバーが、前記パネル後部から連続する状態で設けられている請求項1又は2に記載のコンバイン。
  4. 前記操作具の基部を支持する支持部が、前記操作具配置面と前記排気浄化装置との間で、且つ、前記排気浄化装置における前記排気管の接続部分の前方に設けられている請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載のコンバイン。
  5. 前記支持部の周囲の支持部空間と前記配置空間とを仕切る第1区画部材と、前記支持部空間と前記膨出空間とを仕切る第2区画部材とが備えられている請求項4に記載のコンバイン。
  6. 前記操作具の基部に接続された操作軸が、平面視で前記操作具の基部から前記排気浄化装置を越えて前記乗降部の反対側に延出され、
    前記操作軸の延出部分と操作対象装置とに亘って接続された連係機構が、前記排気浄化装置に対して前記乗降部の反対側に、上下方向に沿って設けられ、
    前記配置空間及び前記排気浄化装置と前記連係機構との間に仕切り部材が備えられている請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載のコンバイン。
  7. 前記エンジンが、左右方向に沿って設けられ、
    前記エンジンに対して前記乗降部の反対側に設けられた前記エンジンのフライホイルと、前記エンジンに対して前記乗降部の側に設けられたラジエータ及びラジエータファンと、前記排気浄化装置における前記乗降部の反対側の部分を側方から覆う側方カバーとが備えられ、
    前記側方カバーの下端部が、前記フライホイルの上端部よりも上側に配置され、
    前記側方カバーは、前記フライホイルにおける前記エンジンの反対側の側方を開放する状態で、前記排気浄化装置を側方から覆っている請求項1〜6のうちのいずれか一項に記載のコンバイン。
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