JP2021168383A - 電極構造材料及び電極構造材料の製造方法、電解コンデンサ - Google Patents

電極構造材料及び電極構造材料の製造方法、電解コンデンサ Download PDF

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Abstract

【課題】本願発明は、電極構造材料及び電極構造材料の製造方法、電解コンデンサを提供する。
【解決手段】該電極構造材料は、金属で形成された基材と、前記基材の表面に位置し、金属繊維からなる繊維層とを含み、前記基材と前記金属繊維とを形成する材料はそれぞれ独立して弁金属であり、前記金属繊維間に夾角を有する。該電極構造材料は、電解コンデンサの陽極箔として好適であるという利点があり、該電極構造材料で製造された陽極箔は、比容量が高く、曲げ強度が高く、電解液の還流を緩和することができ、電解コンデンサのインピーダンス低減に有利である。
【選択図】図1

Description

本願発明は、材料の分野に関し、具体的には、電極構造材料及び電極構造材料の製造方法、電解コンデンサに関する。
電解コンデンサは、電解質を陰極の主要部分とし、独自の特性を有しているため、家庭用電気機械器具に広く使用されている。近年、電子製品の集積化のニーズに対応するため、小型化、高容量、及び低コストが電解コンデンサの主な発展方向となっている。正極を構成する陽極箔は電解コンデンサの重要な原料であり、電解コンデンサに要求される上記特性に対応するためには、陽極箔にも高い比容量が必要とされる。現在、高比容量陽極箔を製造する方法は主に電気化学的腐食技術と粉末積層技術がある。一般的には、優れた特性を有する電解コンデンサを得るためには、良好な曲げ強度を維持しつつ、一定の比容量を有する陽極箔が必要である。
しかし、現在の電極構造材料及び電極構造材料の製造方法、電解コンデンサには、まだ改善する余裕がある。
本出願は、以下の事実及び問題についての発明者の発見及び知見に基づいて行われる。
現在、電気化学的腐食技術と粉末積層技術に基づいて製造された陽極箔は比容量、曲げ強度及びコストについてバランスを取るのが困難であり、これは主に現在の陽極箔のほとんどが比較的簡単な構造の平面電極構造材料で形成されているためである。電気化学的腐食技術を例にとると、高比容量の腐食化成箔を得るためには、より薄い腐食サンドイッチ層を維持する必要があり、その結果、化成箔の曲げ強度が低下し、腐食箔の腐食孔径の均一性や孔分布均一性などのパラメータの制御も困難である。粉末積層技術は、金属粉末を金属支持体に塗布して焼結して積層化成箔を形成するものであり、このため、積層化成箔は原料や焼結技術に対する要求が高く、通常、損失が高く、曲げ強度が低く、積層コンデンサに適している。一般的には、電気化学的腐食技術と粉末積層技術の原理の制約により、得られた陽極箔の表面形態の均一性を制御することが困難であり、現在の電気化学的腐食技術と粉末積層技術に基づく電極構造材料の特性をさらに向上させることが困難である。したがって、高い曲げ強度と高い比容量を維持できる新たな化成箔電極構造を開発することができれば、上記の問題を緩和し、さらには解決するのに有利である。
本願発明は、上記の関連技術における技術的課題の少なくとも1つをある程度解決することを目的とする。そのために、本願発明は、電極構造材料を提供する。該電極構造材料は、金属で形成された基材と、基材の表面に位置し、金属繊維からなる繊維層とを含み、基材と金属繊維とを形成する材料はそれぞれ独立して弁金属であり、金属繊維間に夾角を有する。該電極構造材料は、電解コンデンサの陽極箔として好適であるという利点があり、該電極構造材料で製造された陽極箔は、比容量が高く、曲げ強度が高く、電解液の還流を緩和することができ、電解コンデンサのインピーダンス低減に有利である。
本願発明の実施例によれば、弁金属は、アルミニウム、タンタル、ニオブ、チタン、ジルコニウム又はハフニウムから選択される。これにより、該電極構造材料の適用範囲をさらに向上させることができる。
本願発明の実施例によれば、基材の厚さは5〜80μmである。これにより、該電極構造材料の機械的特性を向上させることができる。
本願発明の実施例によれば、基材の厚さは10〜50μmである。これにより、該電極構造材料の機械的特性をさらに向上させることができる。
本願発明の実施例によれば、金属繊維の直径が0.1〜20μmである。これにより、該電極構造材料の表面積を良好に向上させることができるので、該電極構造材料を用いて作製される陽極箔の比容量を向上させるのに有利である。
本願発明の実施例によれば、金属繊維のアスペクト比が20より大きい。これにより、該電極構造材料が一定の曲げ強度を有することを確保することができ、該電極構造材料を用いて作製される陽極箔の機械的特性を向上させるのに有利である。
本願発明の実施例によれば、繊維層は少なくとも2つのサブ層を含み、同一のサブ層内で隣接する2つの金属繊維間の間隔が0.01〜1000μmである。これにより、該電極構造材料の特性をさらに向上させることができる。
本願発明の実施例によれば、繊維層は少なくとも2つのサブ層を含み、同一のサブ層に位置する金属繊維は、同一方向に配列され、隣接する2つのサブ層に位置する金属繊維間に夾角を有する。これにより、金属繊維間での電解液の還流を回避することができ、化成箔の損傷を低減し、低インピーダンスの電解コンデンサを作製するのに有利である。
本願発明の実施例によれば、繊維層は少なくとも2つのサブ層を含み、隣接する2つのサブ層の間に位置する金属繊維間の夾角が20〜90度である。これにより、化成箔作製時のダメージをさらに低減し、化成箔に基づいた電解コンデンサのインピーダンスを低減することができる。
本願発明の実施例によれば、夾角θは50〜90度である。これにより、該電極構造材料の特性をさらに向上させることができる。
本願発明の実施例によれば、繊維層の厚さが20〜80μmである。これにより、該電極構造材料の特性をさらに向上させることができる。
本願発明の実施例によれば、該電極構造材料は、金属繊維の表面の少なくとも一部を覆う酸化膜をさらに含む。これにより、該電極構造材料の特性をさらに向上させることができる。
本願発明の別の態様において、本願発明は、前述の電極構造材料の製造方法を提供する。該方法は、基材を提供するステップと、
基材上に金属繊維からなる繊維層を設け、金属繊維間に夾角を有するように制御するステップとを含む。これにより、前述の電極構造材料を簡便に得ることができる。
本願発明の実施例によれば、繊維層は、近接場直描又は3Dプリントによって形成される。これにより、孔径分布が比較的均一な繊維層を簡便に形成することができる。
本願発明のさらに別の態様において、本願発明は電解コンデンサを提供する。本願発明の実施例によれば、該電解コンデンサは、前述の電極構造材料を含む陽極と、電解質及び導電性電極を含む陰極とを含む。該電解コンデンサは、前述の電極構造材料が有するすべての特徴及び利点を有しており、ここでは再度言及しない。一般的には、該電解コンデンサは、比容量が高く、電気化学インピーダンスが小さく、陽極の機械的特性が良いなどの利点の少なくとも1つを有する。
本願発明の一実施例に係る電極構造材料の構造概略図を示す。 本願発明の他の実施例に係る電極構造材料の構造概略図を示す。 本願発明の一実施例に係る電極構造材料の部分構造概略図を示す。 本願発明のさらに他の実施例に係る電極構造材料の部分構造概略図を示す。 本願発明の一実施例に係る電極構造材料の構造概略図を示す。 本願発明の一実施例に係る電極構造材料の製造方法のフローチャートを示す。
以下、本願発明の実施例について詳細に説明し、前記実施例の一例を図面に示す。図面を参照して以下に説明する実施例は、本願発明を説明するための例示的なものであり、本願発明を限定するものとして理解できない。特に断らない限り、本願発明で使用されているすべての技術用語は、当業者によって通常理解されているものと同じ意味を有する。本願発明に係るすべての特許及び開示出版物は、引用により全体として発明に組み込まれる。用語「備える」又は「含む」は、オープンな表現であり、すなわち、本願発明によって記載される内容を含むが、他の態様の内容を排除するものではない。
本願発明の一態様において、本願発明は、電極構造材料を提供する。図1を参照すると、該電極構造材料は、基材100と繊維層200とを含み、基材100及び繊維層200は、いずれも金属で形成されている。図2を参照すると、繊維層200は、金属繊維20から構成され、具体的には、少なくとも2つのサブ層(図中に示す210及び220)を含むことができる。基材及び金属繊維を形成する材料は、それぞれ独立して弁金属であり、具体的には、前記弁金属は、アルミニウム、タンタル、ニオブ、チタン、ジルコニウム、又はハフニウムを含む。具体的には、繊維層200は、基材100の表面に位置し、繊維層200中の金属繊維20間に夾角を有している。該電極構造材料は、電解コンデンサの陽極箔として好適であるという利点があり、該電極構造材料で製造された陽極箔は、比容量が高く、曲げ強度が高く、電解液の還流を緩和することができ、電解コンデンサのインピーダンス低減に有利である。
以下、本願発明の具体的な実施例によって、該電極構造材料の具体的な構造を詳細に説明する
前述したように、平面箔に基づいて、電気化学的腐食技術によって形成された化成箔であっても、粉末積層技術によって形成された化成箔であっても、特性を向上させる必要がある。本願発明の実施例に係る電極構造材料は、平面金属基材上に繊維層を有しており、繊維を一定の配列で積層して形成した複数のサブ層からなる繊維層により、電解コンデンサの陽極箔としてより適した表面形態を該電極構造材料に提供することができる。具体的には、一方では、複数のサブ層を有する繊維層は、より高い表面積を有することができ、すなわち化成箔の表面積も大きい。他方では、化成処理後の表面形態の破壊が少ない繊維層、及びさらに腐食されていない基材100は、陽極箔に良好な機械的支持を与えることができる。また、金属繊維を堆積して形成した繊維層が化成箔表面の孔径範囲及び孔径分布の均一性を決定する要因となるので、電気化学的腐食又は焼結により形成された多孔質構造に対して、繊維層の表面形態は、繊維層を形成する金属繊維の配列方向及び積層方式を制御することにより制御することができるので、制御がより良くなり、同一ロットの製品又は異なるロットの製品間により良い再現性を有する。また、繊維層が金属繊維で形成されているため、繊維状金属は、電気化学的手段を含むがこれに限定されない手段により、平面基材と比較してより速く、より容易に酸化することができるので、該電極構造材料の材質はアルミニウムに限定されず、アルミニウム、タンタル、ニオブ、チタン、ジルコニウム又はハフニウムを含むが、これらに限定されない弁金属を採用することができ、前記弁金属は単独で又は組み合わせて使用することができる。すなわち、基材を形成する弁金属と繊維層を形成する弁金属は同一であっても異なっていてもよい。
以下、本願発明の具体的な実施例に基づき、該電極構造材料の具体的な構造を詳細に説明する。
本願発明の実施例によれば、基材の厚さは特に限定されず、当業者は所望の化成箔の具体的な要件に従って設計することができる。また、本願発明の実施例に係る電極構造材料の化成後の「サンドイッチ」の厚さは基本的に基材によって提供され、化成中に基材の厚さが著しく低下することはないので、形成される化成箔のサンドイッチの厚さは、基材の厚さを選択することによって制御できる。前記基材の厚さは5〜100μmであってもよい。例えば、本願発明の具体的な実施例によれば、基材の厚さは5〜80μmであってもよい。発明者は、基材の厚さが薄すぎると、該電極構造材料を用いて電極を製造する際に電極材料の引張強度が不十分になり、基材の厚さが厚すぎると、電極材料の曲げ強度が低下することになることを見出した。基材の厚さが5〜80μmの範囲であれば、ほとんどの電解コンデンサ電極の要件を満たすことができる。本願発明のいくつかの具体的な実施例によれば、基材の厚さは10〜50μm、具体的には10〜40μmであってもよい。具体的には、15μm、18μm、25μm、35μm等であってもよい。本願発明の他の具体的な実施例によれば、基材の厚さは20〜30μmであってもよい。これにより、該電極構造材料の機械的特性をさらに向上させることができる。
本願発明の実施例によれば、繊維層の厚さ、サブ層の数などは特に限定されず、例えば、繊維層の総厚は20〜80μm、例えば、30μm、35μm、40μm、45μm、48μm、50μm、52μm、55μm、60μmなどであってもよい。これにより、該電極構造材料の特性をさらに向上させることができる。例えば、繊維層が薄すぎると、該電極構造材料に十分な比表面積を与えることが困難であり、さらに陽極箔の比容量は理想的ではない。一方、繊維層が厚すぎると、サブ層が基材から脱落するなどの不良を引き起こし、電極構造が不安定になる可能性がある。
本願発明の実施例によれば、複数のサブ層の金属繊維の種類及び直径の範囲を一致させることができ、このようにして、生産コストを低減するのに有利である。例えば、具体的には、複数のサブ層の全てが同じ種類の金属繊維から形成されていてもよい。金属繊維の直径は0.1〜20μmであってもよい。発明者は、金属繊維の直径が0.1〜10μmであってもよいことを見出した。例えば、具体的には、1.5〜5μmの範囲であってもよい。金属繊維のアスペクト比は大きくてもよく、例えば20より大きくてもよく、1000より大きくてもよく、10000より大きくてもよい。具体的には、金属繊維のアスペクト比の範囲は、20〜1000、1000〜10000、10000〜200000であってもよく、例えば、50より大きくてもよく、950より大きくてもよく、9500より大きくてもよく、あるいは、これらの範囲と単独の値とからなる任意の数値範囲であってもよい。発明者は、金属繊維の直径が小さすぎると、化成時に消費されて消失しやすく、化成箔に比静電容量を与えることができない。一方、金属繊維の直径が大きすぎると、電極材料の表面積の上昇は限られ、陽極箔の比容量に影響を与えることを見出した。また、本願発明者は、アスペクト比が適切な金属繊維を用いて繊維層を形成すると、該電極構造材料を用いて形成された電極材料の曲げ強度を向上させるのに有利であり、したがって、該電極構造材料に基づく陽極箔の機械的特性を向上させるのに有利であることを見出した。なお、アスペクト比は繊維の長さと直径との比である。本願発明では、特に断らない限り、アスペクト比とは、金属繊維における多数の繊維の長さと直径との比の数値であり、例えば、50%以上、70%、80%、さらには90%以上の繊維のアスペクト比で達成可能な数値である。繊維層には複数の金属繊維が含まれており、金属繊維の直径がマイクロナノレベルであるため、繊維層の各繊維が同じ長さ及び直径を有するように制御することはできないことが当業者には理解できる。したがって、本願発明では、アスペクト比が20よりも大きいことは、該金属繊維中の少なくとも50%以上の繊維のアスペクト比が達成できる最小値である。例えば、アスペクト比が500より大きい場合は、該繊維層中の50%以上の繊維のアスペクト比の最小値が500であり、アスペクト比が1000より大きい場合は、該繊維層中の50%以上の繊維のアスペクト比の最小値が1000である。
本願発明の実施例によれば、繊維層における金属繊維の具体的な配列態様は特に限定されるものではなく、当業者は、金属繊維間に一定の夾角を有する限り、実際の状況に応じて制御することができる。この夾角は、同一層のサブ層に位置する異なる繊維の間の夾角であってもよく、2つのサブ層にそれぞれ位置する2つの金属繊維間の夾角であってもよい。例えば、具体的には、図2を参照すると、同一のサブ層に位置する前記金属繊維は、ほぼ同じ方向に配列されてもよく、隣接する2つのサブ層に位置する前記金属繊維間に夾角を有する。隣接する2つの前記サブ層の間に位置する前記金属繊維間の夾角は20〜90度であり、例えば45〜90度が好ましく、具体的には50〜90度であってもよい。これにより、化成箔作製時のダメージをさらに低減し、化成箔に基づく電解コンデンサのインピーダンスを低減することができる。例えば、図中の第1のサブ層210中の金属繊維20と、第2のサブ層中の金属繊維20との間は垂直であってもよく、すなわち、夾角は約90度であってもよい。なお、この夾角は、2つの金属繊維における夾角の鋭角である。あるいは、同一の層に位置する複数の金属繊維は1方向又は2方向に配列されて、編組のような効果を形成することもできる。図3を参照すると、同一のサブ層に位置する金属繊維20及び21の間に夾角αを有することができる。夾角αは0〜50度であってもよい。
本願発明の実施例によれば、繊維層の総厚は20〜80μmであってもよい。これにより、該電極構造材料の特性をさらに向上させることができる。図4を参照すると、同一のサブ層に位置する隣接する2つの金属繊維20A、20Bのなす角を0とする場合、すなわち、同一サブ層中の金属繊維が略平行である場合、両者の間隔は0μmより大きく1000μm以下であり、具体的には0.01〜1000μm又は0.05〜1000μmであってもよく、例えば0.05〜15μm又は0.05〜5.0μmであってもよく、具体的には0.05〜4μm、0.05〜2μm、0.05〜1.5μm又は0.05〜1μmであってもよく、1μm、5μm、10μm、15μm、20μm、30μm、40μm、60μm、100μm等であってもよく、200μm、300μm、又は500μmより大きい等であってもよい。発明者は、金属繊維間の間隔が小さすぎると、金属繊維間の重なりが多くなり、比容量が低下する。一方、金属繊維間の間隔が大きすぎると、各層の金属線の密度が不足し、この場合も比容量が低下することを見出した。
本願発明のいくつかの実施例によれば、基材の対向両側ともに前述の繊維層を有することができる。これにより、該電極構造材料の比容量をさらに向上させることができる。具体的には、図5を参照すると、前述の繊維層、たとえば、図に示されるように200A及び200Bは、基材100の対向両側ともに有していてもよい。基材100の両側の2つの繊維層は、複数のサブ層構造(図に示す210及び220)を有することができる。これにより、該電極構造材料の比容量をさらに向上させることができる。該電極構造材料が2層の繊維層を含む場合、2層の繊維層を形成する弁金属は同一でも異なっていてもよい。
該電極構造材料は、金属繊維の表面の少なくとも一部を覆う酸化膜をさらに有していてもよい。酸化膜は化成処理により形成することができる。すなわち、該電極構造材料は化成処理されていてもよい。該電極構造材料は、中圧、高圧及び超高圧化成箔を含むが、これらに限定されず、電気化学的腐食技術では実現が困難な高い比容量特性を有し、電解コンデンサの小型化に有利である。また、該電極構造材料は、弁金属(たとえば、アルミニウム、タンタル、ニオブ、チタン、ジルコニウム、又はハフニウム等)電解コンデンサのいずれにも好適である。本願発明の電極構造材料は、表層に金属繊維構造を有するため、粉末積層技術により形成された粉末構造に比べて靭性に優れ、電極材料の曲げ強度も高い。繊維層中の上下層の金属繊維が夾角を持って交差して積層されているので、金属繊維間の電解液の還流を効果的に回避することができ、このため、電極材料は低損失であり、ESRの低い電解コンデンサの製造に用いることができる。
本願発明の別の態様において、本願発明は、前述の電極構造材料の製造方法を提供する。図6を参照すると、該方法は、ステップS100とステップS200とを含む。
S100:基材を提供する。
本願発明の実施例によれば、このステップにおいて、まず基材を提供する。基材の材料、厚さなどのパラメータについては先に詳細に説明したので、ここでは再度言及しない。基材を提供するステップは、平面状基材を形成するステップを含むことができ、平面状基材に切断、研磨、洗浄などの操作を行うステップを含むこともできることは当業者に理解できる。
S200:前記基材上に繊維層を形成する。
本願発明の実施例によれば、このステップにおいて繊維層を形成する。繊維層の組成及び構造的特徴については、先に詳細に説明したので、ここでは再度言及しない。本願発明のいくつかの具体的な例によれば、このステップは、基材上に金属繊維からなる少なくとも2つのサブ層を設けるステップを含み、サブ層を形成する過程で金属繊維間の夾角を制御することができる。これにより、前述の電極構造材料を簡便に得ることができる。該夾角は、同一層の金属繊維間の夾角であってもよく、隣接する2つのサブ層の間の金属繊維間の夾角であってもよい。夾角の角度、金属繊維間の間隔などのパラメータについても、先に詳細に説明したので、ここでは言及しない。
本願発明の具体的な実施例によれば、繊維層は、近接場直描又は3Dプリントによって形成されてもよい。これにより、孔径分布が比較的均一な繊維層を簡便に形成することができる。近接場直描又は3Dプリントプロセスを利用することにより、金属繊維の配列を良好に制御することができ、それにより、孔径の大きさ及び分布が比較的均一な電極構造材料を得るのに有利である。
なお、該電極構造材料が酸化膜を含む場合、該方法は、化成を行うステップをさらに含むことができる。これにより、金属繊維の表面の少なくとも一部に酸化膜を形成することができる。
本願発明のさらに別の態様において、本願発明は電解コンデンサを提供する。本願発明の実施例によれば、該電解コンデンサは、陽極と陰極とを含み、陽極は、前述の電極構造材料を含む。陰極は、電解質及び導電性電極を含むことができる。該電解コンデンサは、前述した電極構造材料が有するすべての特徴及び利点を有しており、ここでは再度言及しない。一般的には、該電解コンデンサは、比容量が高く、電気化学インピーダンスが小さく、陽極の機械的特性が良いなどの利点の少なくとも1つを有する。
以下に説明した実施例は、特に断らない限り、全ての温度が摂氏度である。使用される試薬は、すべて、市場から購入されてもよく、又は本願発明に記載された方法により製造されてもよい。
実施例1
基材及び金属繊維はアルミニウム金属である。基材の厚さは30μmに制御される。金属繊維の直径は約1.8μmであり、アスペクト比は1000より大きい。各層の金属繊維間の間隔は0.75μmである。各層の金属繊維は、上下層の金属繊維と90°の夾角をもって交差して積層されている。繊維層の厚さは50μmに制御され、プログラム制御の近接場直描技術により実現されている。
実施例2
電極構造材料は、プログラム制御の近接場直描技術によって実現されている。金属繊維の直径は約2.5μmである以外、残りの条件は実施例1と同様であった。繊維層の厚さは50μmに制御された。
実施例3
電極構造材料は、プログラム制御の近接場直描技術によって実現されている。各層の金属繊維間の間隔は1.0μmである以外、残りの条件は実施例1と同様であった。繊維層の厚さは50μmに制御された。
実施例4
電極構造材料は、プログラム制御の近接場直描技術によって実現されている。各層の金属繊維は上下の金属繊維と45°の夾角をもって交差して積層されている以外、残りの条件は、実施例1と同様であった。繊維層の厚さは50μmに制御された。
実施例5
電極構造材料は、プログラム制御の近接場直描技術によって実現されている。金属繊維径は約2.1μmに制御される以外、残りの条件は、実施例1と同様であった。各層の金属繊維間の間隔は3.5μmであり、繊維層の厚さは50μmに制御された。
実施例6
電極構造材料はプログラム制御の3Dプリント技術によって実現さている。金属繊維径は約3μmに制御される以外、残りの条件は実施例1と同様であった。各層の金属繊維間の間隔は15μmであり、各層の金属繊維は、上下の金属繊維と40°の夾角をもって交差して積層され、繊維層の厚さは50μmに制御された。
比較例1
塩酸と硫酸を細孔形成液として使用し、温度を68℃に制御し、99.99%のアルミニウム箔に直流5級の腐食を加え、平均電流密度を0.4A/cm、時間を30秒とし、サンドイッチ層の厚さが8μm程度になるようにし、その後72℃の硝酸溶液中で細孔径を拡大し、電流密度と時間をそれぞれ0.15A/cmと450秒とした。
比較例2
アルミニウム金属を基材とし、基材の厚さを30μmとし、アルミニウム基材表面に粒径3μmのアルミニウム粉末をコーティングし、積層箔表面のアルミニウム粉末層の厚さを50μmとし、600℃で焼結処理を行った。
性能テスト:
実施例1〜6及び比較例1、2で得られた電極構造材料の520V化成電圧での曲げ強度、比容積及び電極構造材料の残留コアの厚さを測定して次の表1に示す。
Figure 2021168383
表1の比較から分かるように、本願発明により提供される電極構造材料は高い曲げ強度を有し、一部の実施例により提供される電極構造材料は、既存の電気化学的腐食技術及びアルミニウム粉末積層技術により製造される陽極箔容量よりもはるかに高い比容量及び曲げ強度を同時に有する。
本明細書の説明において、用語「1つの実施例」、「別の実施例」、「実施例」、「例」などを参照した説明は、該実施例又は例と組み合わせて説明された特定の特徴、構造、材料、又は特性が本願発明の少なくとも1つの実施例又は例に含まれることを意味する。本明細書において、上記の用語の概略的な表現は、必ずしも同じ実施例又は例を対象とするものではない。さらに、説明された特定の特徴、構造、材料、又は特性は、いずれか1つ又は複数の実施例又は例において適切な方法で組み合わされてもよい。さらに、当業者は、互いに矛盾する限り、本明細書に記載された異なる実施例又は例、及び異なる実施例又は例の特徴を組み合わせてもよい。
以上、本願発明の実施形態及び実施例を示して説明したが、これらの実施形態及び実施例は例示的なものであり、本願発明を限定するものとして理解することはできず、当業者であれば、本願発明の範囲内で上記実施形態について変更、修正、置換、及び変形を行えることを理解できる。

Claims (12)

  1. 金属で形成された基材と、
    前記基材の表面に位置し、金属繊維を含む繊維層と、を含み、
    前記基材と前記金属繊維とを形成する材料は、それぞれ独立して弁金属であり、前記金属繊維の間に夾角を有する、ことを特徴とする電極構造材料。
  2. 前記弁金属は、アルミニウム、タンタル、ニオブ、チタン、ジルコニウム又はハフニウムから選択される、ことを特徴とする請求項1に記載の電極構造材料。
  3. 前記基材の厚さは5〜80μmであり、
    任意選択的に、前記基材の厚さは10〜50μmである、ことを特徴とする請求項1に記載の電極構造材料。
  4. 前記金属繊維の直径が0.1〜20μmであり、
    任意選択的に、前記金属繊維のアスペクト比が20より大きい、ことを特徴とする請求項1に記載の電極構造材料。
  5. 前記繊維層は少なくとも2つのサブ層を含み、同一の前記サブ層内で隣接する2つの前記金属繊維の間の間隔が0.01〜1000μmである、ことを特徴とする請求項1に記載の電極構造材料。
  6. 前記繊維層は少なくとも2つのサブ層を含み、同一の前記サブ層に位置する前記金属繊維は、同一方向に配列され、隣接する2つの前記サブ層に位置する前記金属繊維の間に夾角を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の電極構造材料。
  7. 前記繊維層は少なくとも2つのサブ層を含み、隣接する2つの前記サブ層の間に位置する前記金属繊維の間の夾角は20〜90度であり、
    好ましくは、前記夾角は50〜90度である、ことを特徴とする請求項1に記載の電極構造材料。
  8. 前記繊維層の厚さが20〜80μmである、ことを特徴とする請求項1に記載の電極構造材料。
  9. 前記金属繊維の表面の少なくとも一部を覆う酸化膜をさらに含む、ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の電極構造材料。
  10. 基材を提供するステップと、
    前記基材に金属繊維からなる繊維層を設け、前記金属繊維の間に夾角を有するように制御するステップと、
    を含む、ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の電極構造材料の製造方法。
  11. 前記繊維層は、近接場直描又は3Dプリントによって形成される、ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の電極構造材料を含む陽極と、
    電解質及び導電性電極を含む陰極と、を含む、ことを特徴とする電解コンデンサ。
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