JP2021162761A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ノズルの詰まりを解消する性能を向上できる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置1は、感光ドラム4と、現像装置7と、転写装置8と、噴霧装置9とを備える。噴霧装置9は、トナーをシートSに定着させるための定着液を、トナーが転写されたシートSに噴霧する。制御装置12は、シートSが噴霧装置9を通っていないときに、第1パージ処理(S2)と、第2パージ処理(S4)とを実行可能である。第1パージ処理(S2)では、単位時間あたりに噴霧装置9から噴霧される定着液の量(単位時間あたりの噴霧量)は、第1量である。第2パージ処理(S4)では、単位時間あたりの噴霧量は、第1量よりも多い第2量である。【選択図】図3
Description
本開示は、画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置は、感光ドラムと、現像装置と、転写装置と、噴霧装置と、制御装置とを備える。噴霧装置は、トナーをシートに定着させるための定着液を、トナーが転写されたシートに噴霧する。制御装置は、シートが噴霧装置を通っていないときに、定着液をノズルから噴霧させるパージ処理を、実行可能である(下記特許文献1参照)。
特許文献1に記載の画像形成装置において、パージ処理を実行してもノズルの詰まりが解消しない場合が想定される。ノズルの詰まりを解消する性能を向上させることが、望まれている。
本開示の目的は、ノズルの詰まりを解消する性能を向上できる画像形成装置を提供することにある。
(1)本開示の画像形成装置は、感光ドラムと、現像装置と、転写装置と、噴霧装置と、制御装置とを備える。現像装置は、感光ドラム上にトナーを供給する。転写装置は、感光ドラム上に供給されたトナーをシートに転写する。噴霧装置は、トナーをシートに定着させるための定着液を、トナーが転写されたシートに噴霧する。噴霧装置は、筐体と、ノズルとを備える。筐体は、定着液を収容可能である。ノズルは、筐体内の定着液を噴霧する。制御装置は、ノズルから噴霧される定着液の量を制御する。
制御装置は、シートが噴霧装置を通っていないときに、第1パージ処理と、第2パージ処理とを実行可能である。第1パージ処理では、制御装置は、定着液をノズルから噴霧させる。第1パージ処理では、単位時間あたりの噴霧量が、第1量である。第2パージ処理では、制御装置は、定着液をノズルから噴霧させる。第2パージ処理では、単位時間あたりの噴霧量が、第1量よりも多い第2量である。
このような構成によれば、制御装置は、シートが噴霧装置を通っていないときに、第1パージ処理と、第2パージ処理とを実行可能である。第1パージ処理では、単位時間あたりの噴霧量が、第1量であり、第2パージ処理では、単位時間あたりの噴霧量が、第1量よりも多い第2量である。
そのため、第1パージ処理と、第2パージ処理とを実行することにより、ノズルの詰まりを解消する性能を向上できる。
(2)制御装置は、第1パージ処理においてノズルからの定着液の噴霧状態が異常であった場合に、第2パージ処理を実行してもよい。
このような構成によれば、まず、第1パージ処理を実行することにより、定着液の消費を抑えつつ、ノズルの詰まりの解消を図ることができる。
その後、第1パージ処理においてノズルからの定着液の噴霧状態が異常であった場合に、第2パージ処理を実行することにより、ノズルの詰まりの確実な解消を図ることができる。
その結果、定着液の消費を抑制しつつ、ノズルの詰まりを解消する性能を向上できる。
(3)制御装置は、第1パージ処理において一定の電圧をノズル電極に印加し、ノズル電極に流れる電流値が閾値以下である場合に、第2パージ処理を実行してもよい。
(4)制御装置は、第1パージ処理においてノズル電極に流れる電流が一定になるように、ノズル電極に印加される電圧を変動させ、ノズル電極に印加される電圧が閾値以上である場合に、第2パージ処理を実行してもよい。
(5)制御装置は、第1パージ処理において、ノズル電極に印加される電圧、および、ノズル電極に流れる電流の少なくとも一方の単位時間あたりの変動が、閾値以上である場合に、第2パージ処理を実行してもよい。
(6)画像形成装置は、供給装置を、さらに備えてもよい。供給装置は、筐体に定着液を供給する。供給装置は、供給タンクと、第1供給ポンプとを有する。供給タンクは、筐体に供給される定着液を収容する。第1供給ポンプは、供給タンクから筐体に定着液を送る。
(7)制御装置は、第1パージ処理において、第1供給ポンプを第1駆動量で駆動させてもよい。第1供給ポンプは、第1駆動量で駆動することにより、単位時間あたりの噴霧量を第1量にする。制御装置は、第2パージ処理において、第1供給ポンプを、第2駆動量で駆動させてもよい。第1供給ポンプは、第2駆動量で駆動することにより、単位時間あたりの噴霧量を第2量にする。
このような構成によれば、第1供給ポンプの駆動量を変えるという簡単な方法で、噴霧量を変えることができる。
(8)噴霧装置は、ノズル電極を、さらに備える。ノズル電極は、ノズルに供給される定着液を帯電させる。制御装置は、第1パージ処理において、第1供給ポンプを第1駆動量で駆動させ、かつ、ノズル電極に第1電圧を印加してもよい。第1供給ポンプは、第1駆動量で駆動することにより、単位時間あたりの噴霧量を第1量にする。ノズル電極は、第1電圧が印加されることにより、単位時間あたりの噴霧量を第1量にする。制御装置は、第2パージ処理において、第1供給ポンプを第2駆動量で駆動させ、かつ、ノズル電極に第2電圧を印加してもよい。第1供給ポンプは、第2駆動量で駆動することにより、単位時間あたりの噴霧量を第2量にする。ノズル電極は、第2電圧が印加されることにより、単位時間あたりの噴霧量を第2量にする。
(9)供給装置は、第2供給ポンプを、さらに備えてもよい。第2供給ポンプは、供給タンクから筐体に定着液を送る。第2供給ポンプは、第1供給ポンプと異なる。制御装置は、第1パージ処理において、第1供給ポンプを駆動し、かつ、第2供給ポンプを駆動しない。制御装置は、第2パージ処理において、第1供給ポンプを駆動し、かつ、第2供給ポンプを駆動する。
(10)第1供給ポンプは、ギアポンプであってもよい。
(11)噴霧装置は、ノズル電極を、さらに備える。ノズル電極は、ノズルに供給される定着液を帯電させる。制御装置は、第1パージ処理において、ノズル電極に、第1電圧を印加してもよい。ノズル電極は、第1電圧が印加されることにより、単位時間あたりの噴霧量を第1量にする。制御装置は、第2パージ処理において、ノズル電極に、第2電圧を印加してもよい。ノズル電極は、第2電圧が印加されることにより、単位時間あたりの噴霧量を第2量にする。
(12)噴霧装置は、対向電極を、さらに備える。対向電極は、ノズルに対して間隔をあけて向かい合う。制御装置は、第1パージ処理および第2パージ処理において、対向電極に電圧を印加しなくてもよい。
このような構成によれば、第1パージ処理および第2パージ処理において、対向電極に付いている定着液が飛散することを、抑制できる。
(13)制御装置は、噴霧装置が、所定の期間、定着液を噴霧していない場合、第1パージ処理を実行してもよい。
(14)制御装置は、印刷枚数をカウントし、カウントされた印刷枚数が閾値以上になった場合、第1パージ処理を実行してもよい。
(15)制御装置は、画像形成装置に外部の電源から電力が供給されたときに、第1パージ処理を実行してもよい。
本開示の画像形成装置によれば、ノズルの詰まりを解消する性能を向上できる。
1.画像形成装置1の概略
図1を参照して、画像形成装置1の概略について説明する。
図1を参照して、画像形成装置1の概略について説明する。
画像形成装置1は、本体筐体2と、シートカセット3と、感光ドラム4と、帯電装置5と、露光装置6と、現像装置7と、転写装置8と、噴霧装置9とを備える。
1.1 本体筐体2
本体筐体2は、シートカセット3と、感光ドラム4と、帯電装置5と、露光装置6と、現像装置7と、転写装置8と、噴霧装置9とを収容する。
本体筐体2は、シートカセット3と、感光ドラム4と、帯電装置5と、露光装置6と、現像装置7と、転写装置8と、噴霧装置9とを収容する。
1.2 シートカセット3
シートカセット3は、シートSを収容可能である。シートSは、例えば、印刷用紙である。シートSは、感光ドラム4に向かって搬送される。
シートカセット3は、シートSを収容可能である。シートSは、例えば、印刷用紙である。シートSは、感光ドラム4に向かって搬送される。
1.3 感光ドラム4
感光ドラム4は、ドラム軸A1について回転可能である。感光ドラム4は、ドラム軸A1に沿って延びる。感光ドラム4は、円筒形状を有する。
感光ドラム4は、ドラム軸A1について回転可能である。感光ドラム4は、ドラム軸A1に沿って延びる。感光ドラム4は、円筒形状を有する。
1.4 帯電装置5
帯電装置5は、感光ドラム4の表面を帯電させる。帯電装置5は、帯電ローラである。帯電装置5は、スコロトロン型帯電器であってもよい。
帯電装置5は、感光ドラム4の表面を帯電させる。帯電装置5は、帯電ローラである。帯電装置5は、スコロトロン型帯電器であってもよい。
1.5 露光装置6
露光装置6は、感光ドラム4の表面を露光可能である。感光ドラム4の表面が帯電装置5によって帯電された状態で、露光装置6が感光ドラム4の表面を露光することにより、静電潜像が、感光ドラム4の表面に形成される。露光装置6は、具体的には、レーザースキャンユニットである。露光装置6は、LEDアレイであってもよい。
露光装置6は、感光ドラム4の表面を露光可能である。感光ドラム4の表面が帯電装置5によって帯電された状態で、露光装置6が感光ドラム4の表面を露光することにより、静電潜像が、感光ドラム4の表面に形成される。露光装置6は、具体的には、レーザースキャンユニットである。露光装置6は、LEDアレイであってもよい。
1.6 現像装置7
現像装置7は、感光ドラム4上にトナーを供給する。現像装置7は、本体筐体2に着脱可能であってもよい。現像装置7は、現像筐体71と、現像ローラ72とを有する。
現像装置7は、感光ドラム4上にトナーを供給する。現像装置7は、本体筐体2に着脱可能であってもよい。現像装置7は、現像筐体71と、現像ローラ72とを有する。
1.6.1 現像筐体71
現像筐体71は、トナーを収容可能である。言い換えると、現像装置7は、トナーを収容可能である。トナーは、トナー粒子と、必要により、外添剤とを含有する。トナー粒子は、結着樹脂と、必要により、着色剤、顔料分散剤、離型剤、磁性体および帯電制御剤を含有する。結着樹脂は、トナー粒子のベースである。結着樹脂は、トナー粒子に含まれる成分を結着する。着色剤は、トナー粒子に所望の色を付与する。着色剤は、結着樹脂中に分散する。顔料分散剤は、着色剤の分散性を向上させる。帯電制御剤は、トナー粒子に帯電性を付与する。帯電性は、正帯電性および負帯電性のいずれであってもよい。外添剤は、トナー粒子の帯電性、流動性、保存安定性を調整する。
現像筐体71は、トナーを収容可能である。言い換えると、現像装置7は、トナーを収容可能である。トナーは、トナー粒子と、必要により、外添剤とを含有する。トナー粒子は、結着樹脂と、必要により、着色剤、顔料分散剤、離型剤、磁性体および帯電制御剤を含有する。結着樹脂は、トナー粒子のベースである。結着樹脂は、トナー粒子に含まれる成分を結着する。着色剤は、トナー粒子に所望の色を付与する。着色剤は、結着樹脂中に分散する。顔料分散剤は、着色剤の分散性を向上させる。帯電制御剤は、トナー粒子に帯電性を付与する。帯電性は、正帯電性および負帯電性のいずれであってもよい。外添剤は、トナー粒子の帯電性、流動性、保存安定性を調整する。
1.6.2 現像ローラ72
現像ローラ72は、現像筐体71内のトナーを感光ドラム4の表面に供給可能である。現像ローラ72は、感光ドラム4と接触する。現像ローラ72は、感光ドラム4と接触しなくてもよい。現像ローラ72は、現像軸A2について回転可能である。現像ローラ72は、現像軸A2に沿って延びる。現像ローラ72は、円柱形状を有する。
現像ローラ72は、現像筐体71内のトナーを感光ドラム4の表面に供給可能である。現像ローラ72は、感光ドラム4と接触する。現像ローラ72は、感光ドラム4と接触しなくてもよい。現像ローラ72は、現像軸A2について回転可能である。現像ローラ72は、現像軸A2に沿って延びる。現像ローラ72は、円柱形状を有する。
1.7 転写装置8
転写装置8は、感光ドラム4上に供給されたトナーをシートSに転写する。転写装置8は、感光ドラム4と接触する。転写装置8は、感光ドラム4と接触しなくてもよい。転写装置8は、転写ローラである。転写ローラは、転写軸A3について回転可能である。転写ローラは、転写軸A3に沿って延びる。転写ローラは、円柱形状を有する。転写装置8は、転写ベルトを備えるベルトユニットであってもよい。
転写装置8は、感光ドラム4上に供給されたトナーをシートSに転写する。転写装置8は、感光ドラム4と接触する。転写装置8は、感光ドラム4と接触しなくてもよい。転写装置8は、転写ローラである。転写ローラは、転写軸A3について回転可能である。転写ローラは、転写軸A3に沿って延びる。転写ローラは、円柱形状を有する。転写装置8は、転写ベルトを備えるベルトユニットであってもよい。
1.8 噴霧装置9
噴霧装置9は、定着液を、トナーが転写されたシートSに噴霧する。定着液は、トナーをシートSに定着させる。定着液は、トナーの結着樹脂を軟化させることができる。定着液は、例えば、脂肪族モノカルボン酸エステル、脂肪族ジカルボン酸エステル、炭酸エステルなどである。
噴霧装置9は、定着液を、トナーが転写されたシートSに噴霧する。定着液は、トナーをシートSに定着させる。定着液は、トナーの結着樹脂を軟化させることができる。定着液は、例えば、脂肪族モノカルボン酸エステル、脂肪族ジカルボン酸エステル、炭酸エステルなどである。
噴霧装置9は、静電噴霧方式である。噴霧装置9は、定着液を静電噴霧によりシートSに向けて噴霧する。噴霧装置9は、筐体91と、複数のノズル92と、ノズル電極93と、対向電極94とを備える。
筐体91は、定着液を収容可能である。
複数のノズル92は、筐体91から下方に延びる。複数のノズル92のそれぞれは、筐体91の内部空間と通じる。複数のノズル92のそれぞれは、筐体91内の定着液を噴霧する。
ノズル電極93は、筐体91内に位置する。ノズル電極93には、電圧が印加される。ノズル電極93は、筐体91内の定着液を帯電させる。言い換えると、ノズル電極93は、複数のノズル92に供給される定着液を帯電させる。
対向電極94は、複数のノズル92に対して、間隔を空けて向かい合う。対向電極94は、複数のノズル92に対して、ノズル電極93の反対側に位置する。対向電極94には、電圧が印加される。対向電極94は、複数のノズル92のそれぞれから噴霧された定着液を、静電気力により引き寄せる。
トナーが転写されたシートSは、複数のノズル92と対向電極94との間を通る。このとき、シートSには、複数のノズル92のそれぞれから噴霧される。定着液が噴霧されたシートSは、本体筐体2の上面に排出される。
2.画像形成装置1の詳細
次に、図2を参照して、画像形成装置1の詳細について説明する。
次に、図2を参照して、画像形成装置1の詳細について説明する。
画像形成装置1は、さらに、供給装置11と、制御装置12とを備える。
2.1 供給装置11
供給装置11は、定着液を筐体91に供給する。供給装置11は、供給タンク111と、第1供給管112と、第1供給ポンプ113と、第1供給バルブ114とを有する。
供給装置11は、定着液を筐体91に供給する。供給装置11は、供給タンク111と、第1供給管112と、第1供給ポンプ113と、第1供給バルブ114とを有する。
2.1.1 供給タンク111
供給タンク111は、筐体91に供給される定着液を収容する。
供給タンク111は、筐体91に供給される定着液を収容する。
2.1.2 第1供給管112
第1供給管112の一端部は、供給タンク111と接続される。第1供給管112の他端部は、筐体91と接続される。供給タンク111内の定着液は、第1供給管112を通って、筐体91へ送られる。つまり、第1供給管112は、供給タンク111内の定着液の通過を許容する。筐体91は、第1供給管112を通過した定着液を収容可能である。
第1供給管112の一端部は、供給タンク111と接続される。第1供給管112の他端部は、筐体91と接続される。供給タンク111内の定着液は、第1供給管112を通って、筐体91へ送られる。つまり、第1供給管112は、供給タンク111内の定着液の通過を許容する。筐体91は、第1供給管112を通過した定着液を収容可能である。
2.1.3 第1供給ポンプ113
第1供給ポンプ113は、供給タンク111から筐体91に定着液を送る。第1供給ポンプ113は、第1供給管112内の定着液を、筐体91に向けて送る。第1供給ポンプ113は、第1供給管112の一端部と第1供給管112の他端部との間に位置する。第1供給ポンプ113は、供給タンク111と筐体91との間に位置する。具体的には、第1供給ポンプ113は、ギアポンプである。
第1供給ポンプ113は、供給タンク111から筐体91に定着液を送る。第1供給ポンプ113は、第1供給管112内の定着液を、筐体91に向けて送る。第1供給ポンプ113は、第1供給管112の一端部と第1供給管112の他端部との間に位置する。第1供給ポンプ113は、供給タンク111と筐体91との間に位置する。具体的には、第1供給ポンプ113は、ギアポンプである。
2.1.4 第1供給バルブ114
第1供給バルブ114は、供給タンク111内の定着液が第1供給管112内を通過して筐体91に送られることを抑制する。第1供給バルブ114は、第1供給管112の一端部と第1供給管112の他端部との間に位置する。第1供給バルブ114は、供給タンク111と筐体91との間に位置する。第1供給バルブ114は、第1供給ポンプ113と筐体91との間に位置する。第1供給バルブ114が開いた状態で、第1供給ポンプ113が駆動すると、供給タンク111内の定着液は、第1供給バルブ114を通過して、筐体91に送られる。一方、第1供給バルブ114が閉じた状態で、供給タンク111内の定着液は、第1供給バルブ114を通過できない。これにより、第1供給バルブ114は、供給タンク111内の定着液が第1供給管112内を通過して筐体91に送られることを抑制する。第1供給バルブ114は、例えば、電磁バルブである。
第1供給バルブ114は、供給タンク111内の定着液が第1供給管112内を通過して筐体91に送られることを抑制する。第1供給バルブ114は、第1供給管112の一端部と第1供給管112の他端部との間に位置する。第1供給バルブ114は、供給タンク111と筐体91との間に位置する。第1供給バルブ114は、第1供給ポンプ113と筐体91との間に位置する。第1供給バルブ114が開いた状態で、第1供給ポンプ113が駆動すると、供給タンク111内の定着液は、第1供給バルブ114を通過して、筐体91に送られる。一方、第1供給バルブ114が閉じた状態で、供給タンク111内の定着液は、第1供給バルブ114を通過できない。これにより、第1供給バルブ114は、供給タンク111内の定着液が第1供給管112内を通過して筐体91に送られることを抑制する。第1供給バルブ114は、例えば、電磁バルブである。
2.2 制御装置12
制御装置12は、複数のノズル92のそれぞれから噴霧される定着液の量を制御する。詳しくは、制御装置12は、第1供給ポンプ113、第1供給バルブ114、ノズル電極93および対向電極94と電気的に接続される。制御装置12は、第1供給ポンプ113の動作を制御する。制御装置12は、第1供給バルブ114の開閉を制御する。制御装置12は、ノズル電極93に印加される電圧を制御する。制御装置12は、対向電極94に印加される電圧を制御する。制御装置12は、第1供給ポンプ113の動作、第1供給バルブ114の開閉、ノズル電極93に印加される電圧、および、対向電極94に印加される電圧を制御することにより、複数のノズル92のそれぞれから噴霧される定着液の量を制御する。
制御装置12は、複数のノズル92のそれぞれから噴霧される定着液の量を制御する。詳しくは、制御装置12は、第1供給ポンプ113、第1供給バルブ114、ノズル電極93および対向電極94と電気的に接続される。制御装置12は、第1供給ポンプ113の動作を制御する。制御装置12は、第1供給バルブ114の開閉を制御する。制御装置12は、ノズル電極93に印加される電圧を制御する。制御装置12は、対向電極94に印加される電圧を制御する。制御装置12は、第1供給ポンプ113の動作、第1供給バルブ114の開閉、ノズル電極93に印加される電圧、および、対向電極94に印加される電圧を制御することにより、複数のノズル92のそれぞれから噴霧される定着液の量を制御する。
3.定着液のパージ
次に、図2および図3を参照して、定着液のパージについて説明する。
次に、図2および図3を参照して、定着液のパージについて説明する。
制御装置12は、複数のノズル92の詰まりが疑われる特定の場合に(S1:YES)、第1パージ処理(S2)と、必要により、第2パージ処理(S4)とを実行する。特定の場合とは、例えば、噴霧装置9が、所定の期間、定着液を噴霧していない場合、制御装置12が印刷枚数をカウントし、カウントされた印刷枚数が閾値以上になった場合、画像形成装置1に外部の電源から電力が供給された場合などである。
制御装置12は、シートSが噴霧装置9を通っていないときに、第1パージ処理(S2)と、第2パージ処理(S4)とを実行可能である。
3.1 第1パージ処理(S2)
第1パージ処理(S2)では、制御装置12は、定着液を、複数のノズル92から噴霧させる。全てのノズル92が詰まっていない状態で、第1パージ処理(S2)では、単位時間あたりの噴霧量は、第1量である。
第1パージ処理(S2)では、制御装置12は、定着液を、複数のノズル92から噴霧させる。全てのノズル92が詰まっていない状態で、第1パージ処理(S2)では、単位時間あたりの噴霧量は、第1量である。
本実施形態では、制御装置12は、第1パージ処理(S2)において、ノズル電極93に第1電圧を印加し、対向電極94に電圧を印加しない状態で、第1供給ポンプ113を第1駆動量で駆動させる。その後、制御装置12は、第1供給ポンプ113の動作が安定した後に、第1供給バルブ114を開ける。第1供給バルブ114が開くことにより、定着液が、筐体91に供給される。全てのノズル92が詰まっていない場合、筐体91内の定着液は、複数のノズル92のそれぞれから噴霧される。
第1駆動量とは、全てのノズル92が詰まっていない状態で、単位時間あたりの噴霧量が第1量となる、駆動量である。言い換えると、全てのノズル92が詰まっていない状態で、第1供給ポンプ113は、第1駆動量で駆動することにより、単位時間あたりの噴霧量を、第1量にする。単位時間あたりの噴霧量とは、単位時間あたりに噴霧装置9から噴霧される定着液の量である。
なお、第1パージ処理(S2)において、複数のノズル92のいくつかが詰まっている場合、第1供給ポンプ113が第1駆動量で駆動したとしても、単位時間あたりの噴霧量は、第1量よりも少なくなる。しかし、第1パージ処理(S2)において、複数のノズル92の詰まりが解消されることにより、単位時間あたりの噴霧量は、第1量となる。
第1パージ処理(S2)において全てのノズル92が詰まっていない場合(S3:NO)、制御装置12は、第2パージ処理(S4)を実行しないで、定着液のパージを終了する。
なお、本実施形態では、制御装置12は、一定の電圧をノズル電極93に印加し、ノズル電極93に流れる電流値が閾値以下である場合に、複数のノズル92のいくつかが詰まっていると判断する。一定の電圧は、第1電圧であってもよい。
制御装置12は、ノズル電極93に流れる電流が一定になるように、ノズル電極93に印加される電圧を変動させ、ノズル電極93に印加される電圧が閾値以上である場合に、複数のノズル92のいくつかが詰まっていると判断してもよい。制御装置12は、ノズル電極93に印加される電圧、および、ノズル電極93に流れる電流の少なくとも一方の単位時間あたりの変動が、閾値以上である場合に、複数のノズル92のいくつかが詰まっていると判断してもよい。
3.2 第2パージ処理(S4)
次に、制御装置12は、第1パージ処理(S2)において複数のノズル92からの定着液の噴霧状態が異常であった場合に、第2パージ処理(S4)を実行する。複数のノズル92からの定着液の噴霧状態が異常であった場合とは、複数のノズル92のいくつかが詰まっている場合である。つまり、第1パージ処理(S2)において複数のノズル92の詰まりが解消されなかった場合(S3:YES)、制御装置12は、第2パージ処理(S4)を実行する。
次に、制御装置12は、第1パージ処理(S2)において複数のノズル92からの定着液の噴霧状態が異常であった場合に、第2パージ処理(S4)を実行する。複数のノズル92からの定着液の噴霧状態が異常であった場合とは、複数のノズル92のいくつかが詰まっている場合である。つまり、第1パージ処理(S2)において複数のノズル92の詰まりが解消されなかった場合(S3:YES)、制御装置12は、第2パージ処理(S4)を実行する。
第2パージ処理(S4)では、制御装置12は、定着液を、複数のノズル92から噴霧させる。全てのノズル92が詰まっていない場合、第2パージ処理(S4)では、単位時間あたりの噴霧量が、第2量である。第2量は、第1量よりも多い。
本実施形態では、制御装置12は、第2パージ処理(S4)において、ノズル電極93に第1電圧を印加し、対向電極94に電圧を印加しない状態で、第1供給ポンプ113を第2駆動量で駆動させる。
第2駆動量とは、全てのノズル92が詰まっていない場合に、単位時間あたりの噴霧量が第2量となる、駆動量である。言い換えると、全てのノズル92が詰まっていない場合、第1供給ポンプ113は、第2駆動量で駆動することにより、単位時間あたりの噴霧量を第2量にする。
そして、第2パージ処理(S4)において全てのノズル92が詰まっていない場合(S5:NO)、制御装置12は、定着液のパージを終了する。
一方、第2パージ処理(S4)において複数のノズル92の詰まりが解消されなかった場合(S5:YES)、制御装置12は、ノズル92が詰まっている旨のエラーを表示する。エラーの表示方法は、限定されない。例えば、画像形成装置1と接続されているパーソナルコンピューターのディスプレイにエラーメッセージを表示してもよいし、画像形成装置1の警告灯を点灯させてもよい。
4.作用効果
(1)この画像形成装置1によれば、図3に示すように、制御装置12は、シートSが噴霧装置9を通っていないときに、第1パージ処理(S2)と、第2パージ処理(S4)とを実行可能である。第1パージ処理(S2)では、単位時間あたりの噴霧量が、第1量であり、第2パージ処理(S4)では、単位時間あたりの噴霧量が、第1量よりも多い第2量である。
(1)この画像形成装置1によれば、図3に示すように、制御装置12は、シートSが噴霧装置9を通っていないときに、第1パージ処理(S2)と、第2パージ処理(S4)とを実行可能である。第1パージ処理(S2)では、単位時間あたりの噴霧量が、第1量であり、第2パージ処理(S4)では、単位時間あたりの噴霧量が、第1量よりも多い第2量である。
そのため、第1パージ処理(S2)と第2パージ処理(S4)とを実行することにより、複数のノズル92の詰まりを解消する性能を、向上できる。
(2)この画像形成装置1によれば、図3に示すように、制御装置12は、第1パージ処理(S2)において、複数のノズル92からの定着液の噴霧状態が異常であった場合、第2パージ処理(S4)を実行する。言い換えると、制御装置12は、第1パージ処理(S2)において、複数のノズル92の詰まりが解消されなかった場合(S3:YES)、第2パージ処理(S4)を実行する。
そのため、まず、第1パージ処理(S2)を実行することにより、定着液の消費を抑えつつ、複数のノズル92の詰まりの解消を図ることができる。
その後、第1パージ処理(S2)において複数のノズル92からの定着液の噴霧状態が異常であった場合に、第2パージ処理(S4)を実行することにより、複数のノズル92の詰まりの確実な解消を図ることができる。
その結果、定着液の消費を抑制しつつ、複数のノズル92の詰まりを解消する性能を向上できる。
(3)この画像形成装置1によれば、制御装置12は、第1パージ処理(S2)において、第1供給ポンプ113を第1駆動量で駆動させる。第1供給ポンプ113は、第1駆動量で駆動することにより、単位時間あたりの噴霧量を第1量にする。制御装置12は、第2パージ処理(S4)において、第1供給ポンプ113を、第2駆動量で駆動させる。第1供給ポンプ113は、第2駆動量で駆動することにより、単位時間あたりの噴霧量を第2量にする。
これにより、第1供給ポンプ113の駆動量を変えるという簡単な方法で、噴霧量を変えることができる。
(4)この画像形成装置1によれば、制御装置12は、第1パージ処理(S2)および第2パージ処理(S4)において、対向電極94に電圧を印加しない。
そのため、第1パージ処理(S2)および第2パージ処理(S4)において、対向電極94に付いている定着液が飛散することを、抑制できる。
5.変形例
次に、変形例について説明する。変形例において、上記した実施形態で説明した部材および処理には、実施形態で付した符号と同じ符号を付し、説明を省略する。
次に、変形例について説明する。変形例において、上記した実施形態で説明した部材および処理には、実施形態で付した符号と同じ符号を付し、説明を省略する。
(1)制御装置12は、第1パージ処理(S2)および第2パージ処理(S4)のそれぞれを、2回以上繰り返してもよい。
(2)制御装置12は、第2パージ処理(S4)よりも単位時間当たりの噴霧量が多い第3パージ処理を、さらに実行してもよい。
(3)制御装置12は、第1供給ポンプ113の駆動量を変えずに、ノズル電極93に印加される電圧を変えることにより、単位時間あたりの噴霧量を変えてもよい。
具体的には、制御装置12は、上記した実施形態と同様に、第1パージ処理(S2)において、ノズル電極93に第1電圧を印加し、対向電極94に電圧を印加せず、第1供給ポンプ113を第1駆動量で駆動させる。これにより、単位時間あたりの噴霧量は、第1量となる。つまり、ノズル電極93は、第1電圧が印加されることにより、単位時間あたりの噴霧量を第1量にする。
そして、制御装置12は、第2パージ処理(S4)において、ノズル電極93に、第2電圧を印加し、対向電極94に電圧を印加せず、第1供給ポンプ113を第1駆動量で駆動させる。第2電圧は、第1電圧と同じ極性で、かつ、第1電圧よりも絶対値が大きい。これにより、単位時間あたりの噴霧量は、第2量となる。つまり、ノズル電極93は、第2電圧が印加されることにより、単位時間あたりの噴霧量を第2量にする。
この変形例でも、上記した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(4)制御装置12は、第1供給ポンプ113の駆動量と、ノズル電極93に印加される電圧とを変えることにより、単位時間あたりの噴霧量を変えてもよい。
具体的には、制御装置12は、上記した実施形態と同様に、第1パージ処理(S2)において、ノズル電極93に第1電圧を印加し、対向電極94に電圧を印加せず、第1供給ポンプ113を第1駆動量で駆動させる。これにより、単位時間あたりの噴霧量は、第1量となる。つまり、第1供給ポンプ113は、第1駆動量で駆動することにより、単位時間あたりの噴霧量を第1量にする。ノズル電極93は、第1電圧が印加されることにより、単位時間あたりの噴霧量を第1量にする。
そして、制御装置12は、第2パージ処理(S4)において、ノズル電極93に第2電圧を印加し、対向電極94に電圧を印加せず、第1供給ポンプ113を第2駆動量で駆動させる。これにより、単位時間あたりの噴霧量は、第2量となる。つまり、第1供給ポンプ113は、第2駆動量で駆動することにより、単位時間あたりの噴霧量を第2量にする。ノズル電極93は、第2電圧が印加されることにより、単位時間あたりの噴霧量を第2量にする。
この変形例でも、上記した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(5)図4に示すように、供給装置11は、第2供給管115と、第2供給ポンプ116と、第2供給バルブ117とを、さらに備えてもよい。
第2供給管115の一端部は、供給タンク111と第1供給ポンプ113との間において、第1供給管112と接続される。第1供給管112の他端部は、第1供給バルブ114と筐体91との間において、第1供給管112と接続される。供給タンク111内の定着液は、第1供給管112および第2供給管115を通って、筐体91へ送られる。つまり、第2供給管115は、供給タンク111内の定着液の通過を許容する。筐体91は、第1供給管112および第2供給管115を通過した定着液を収容可能である。
第2供給ポンプ116は、供給タンク111から筐体91に定着液を送る。第2供給ポンプ116は、第2供給管115内の定着液を、筐体91に向けて送る。第2供給ポンプ116は、第2供給管115の一端部と第2供給管115の他端部との間に位置する。第2供給ポンプ116は、第1供給ポンプ113と異なる。具体的には、第2供給ポンプ116は、ギアポンプである。
第2供給バルブ117は、供給タンク111内の定着液が第2供給管115内を通過して筐体91に送られることを抑制する。第2供給バルブ117は、第2供給管115の一端部と第2供給管115の他端部との間に位置する。第2供給バルブ117は、第2供給ポンプ116と第2供給管115の他端部との間に位置する。第2供給バルブ117が開いた状態で、第2供給ポンプ116が駆動すると、供給タンク111内の定着液は、第2供給バルブ117を通過して、筐体91に送られる。一方、第2供給バルブ117が閉じた状態で、供給タンク111内の定着液は、第2供給バルブ117を通過できない。これにより、第2供給バルブ117は、供給タンク111内の定着液が第2供給管115内を通過して筐体91に送られることを抑制する。第2供給バルブ117は、例えば、電磁バルブである。
制御装置12は、第1パージ処理(S2)において、ノズル電極93に第1電圧を印加し、対向電極94に電圧を印加せず、第1供給ポンプ113を第1駆動量で駆動し、かつ、第2供給ポンプ116を駆動しない。これにより、単位時間あたりの噴霧量は、第1量となる。
一方、制御装置12は、第2パージ処理(S4)において、ノズル電極93に第1電圧を印加し、対向電極94に電圧を印加せず、第1供給ポンプ113を第1駆動量で駆動し、かつ、第2供給ポンプを所定の駆動量で駆動する。これにより、供給タンク111から筐体91に単位時間あたりに送られる定着液の量が増加し、単位時間あたりの噴霧量は、第2量となる。
この変形例でも、上記した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
1 画像形成装置
4 感光ドラム
7 現像装置
8 転写装置
9 噴霧装置
11 供給装置
12 制御装置
91 筐体
92 ノズル
93 ノズル電極
94 対向電極
111 供給タンク
113 第1供給ポンプ
116 第2供給ポンプ
S シート
S2 第1パージ処理
S4 第2パージ処理
4 感光ドラム
7 現像装置
8 転写装置
9 噴霧装置
11 供給装置
12 制御装置
91 筐体
92 ノズル
93 ノズル電極
94 対向電極
111 供給タンク
113 第1供給ポンプ
116 第2供給ポンプ
S シート
S2 第1パージ処理
S4 第2パージ処理
Claims (15)
- 感光ドラムと、
前記感光ドラム上にトナーを供給する現像装置と、
前記感光ドラム上に供給された前記トナーをシートに転写する転写装置と、
前記トナーを前記シートに定着させるための定着液を、前記トナーが転写された前記シートに噴霧する噴霧装置であって、前記定着液を収容可能な筐体と、前記筐体内の前記定着液を噴霧するノズルと、を備える噴霧装置と、
前記ノズルから噴霧される前記定着液の量を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記シートが前記噴霧装置を通っていないときに、
前記定着液を前記ノズルから噴霧させる第1パージ処理であって、単位時間あたりの噴霧量が第1量である第1パージ処理と、
前記定着液を前記ノズルから噴霧させる第2パージ処理であって、前記単位時間あたりの噴霧量が前記第1量よりも多い第2量である第2パージ処理と
を実行可能であることを特徴とする、画像形成装置。 - 前記制御装置は、前記第1パージ処理において前記ノズルからの前記定着液の噴霧状態が異常であった場合に、前記第2パージ処理を実行することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御装置は、前記第1パージ処理において一定の電圧を前記ノズル電極に印加し、前記ノズル電極に流れる電流値が閾値以下である場合に、前記第2パージ処理を実行することを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記制御装置は、前記第1パージ処理において前記ノズル電極に流れる電流が一定になるように、前記ノズル電極に印加される電圧を変動させ、前記ノズル電極に印加される電圧が閾値以上である場合に、前記第2パージ処理を実行することを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記制御装置は、前記第1パージ処理において、前記ノズル電極に印加される電圧、および、前記ノズル電極に流れる電流の少なくとも一方の単位時間あたりの変動が、閾値以上である場合に、前記第2パージ処理を実行することを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記筐体に前記定着液を供給する供給装置であって、前記筐体に供給される前記定着液を収容する供給タンクと、前記供給タンクから前記筐体に前記定着液を送る第1供給ポンプと、を有する供給装置を、さらに備えることを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記制御装置は、
前記第1パージ処理において、前記第1供給ポンプを、前記単位時間あたりの噴霧量を前記第1量にする第1駆動量で駆動させ、
前記第2パージ処理において、前記第1供給ポンプを、前記単位時間あたりの噴霧量を前記第2量にする第2駆動量で駆動させることを特徴とする、請求項6に記載の画像形成装置。 - 前記噴霧装置は、前記ノズルに供給される前記定着液を帯電させるノズル電極を、さらに備え、
前記制御装置は、
前記第1パージ処理において、前記第1供給ポンプを、前記単位時間あたりの噴霧量を前記第1量にする第1駆動量で駆動させ、かつ、前記ノズル電極に、前記単位時間あたりの噴霧量を前記第1量にする第1電圧を印加し、
前記第2パージ処理において、前記第1供給ポンプを、前記単位時間あたりの噴霧量を前記第2量にする第2駆動量で駆動させ、かつ、前記ノズル電極に、前記単位時間あたりの噴霧量を前記第2量にする第2電圧を印加することを特徴とする、請求項6に記載の画像形成装置。 - 前記供給装置は、前記供給タンクから前記筐体に前記定着液を送る第2供給ポンプであって、前記第1供給ポンプと異なる第2供給ポンプを、さらに備え、
前記制御装置は、
前記第1パージ処理において、前記第1供給ポンプを駆動し、かつ、前記第2供給ポンプを駆動せず、
前記第2パージ処理において、前記第1供給ポンプを駆動し、かつ、前記第2供給ポンプを駆動することを特徴とする、請求項6に記載の画像形成装置。 - 前記第1供給ポンプは、ギアポンプであることを特徴とする、請求項6から請求項9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記噴霧装置は、前記ノズルに供給される前記定着液を帯電させるノズル電極を、さらに備え、
前記制御装置は、
前記第1パージ処理において、前記ノズル電極に、前記単位時間あたりの噴霧量を前記第1量にする第1電圧を印加し、
前記第2パージ処理において、前記ノズル電極に、前記単位時間あたりの噴霧量を前記第2量にする第2電圧を印加することを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記噴霧装置は、前記ノズルに対して間隔をあけて向かい合う対向電極を、さらに備え、
前記制御装置は、前記第1パージ処理および前記第2パージ処理において、前記対向電極に電圧を印加しないことを特徴とする、請求項8または請求項11に記載の画像形成装置。 - 前記制御装置は、前記噴霧装置が、所定の期間、前記定着液を噴霧していない場合、前記第1パージ処理を実行することを特徴とする、請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記制御装置は、印刷枚数をカウントし、カウントされた印刷枚数が閾値以上になった場合、前記第1パージ処理を実行することを特徴とする、請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記制御装置は、画像形成装置に外部の電源から電力が供給されたときに、前記第1パージ処理を実行することを特徴とする、請求項1から請求項14のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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