JP2021160073A

JP2021160073A - 織物裁断機

Info

Publication number: JP2021160073A
Application number: JP2020117444A
Authority: JP
Inventors: 戴秀云; Xiuyun Dai
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2020-03-30
Filing date: 2020-07-08
Publication date: 2021-10-11
Also published as: CN111320021B; CN111320021A

Abstract

【課題】本発明は織物裁断機を開示した。【解決手段】地面に取り付けられたベースを含み、前記ベースの上面には位置的に左右対称の第一筒空間が設けられ、前記第一筒空間の後壁には第一モーターが固定され、前記第一モーターの前端には第一回転軸が連結され、前記第一回転軸の前端が第一軸受によって前記第一筒空間の前壁に回転できるように連結され、前記第一回転軸には第一回転筒が固定的に連結され、二つの前記第一回転筒が第一ベルトによって連結され、前記第一ベルトの上側には送り空間が設けられ、前記送り空間の前後両側には前記ベースの上面に固定された側ブロックが位置的に前後対称に設けられ、前記側ブロックにおいて向き合っている面には入れ機構と第一出し機構が左から右へ設けられている。【選択図】図１

Description

本発明は紡績技術分野を取り上げて、具体的には織物裁断機である。

織物裁断機は、縫製などの業界に欠かすことのできない設備である。主に機械運動を利用して抜型に加圧することや、高圧水ビーム、超音波などで布などを裁断する。
現在、織物裁断機は種類が多く、基本的に工場の生産ニーズを満たすことができるが、いくつかの問題がある。たとえば、一部の織物は柔らかすぎるため、直接にカットできない。また、裁断時に、織物の変形により、裁断精度が低下することがある。さらに、裁断効率が不十分で、自動化レベルが高くないという問題もある。従って、本発明で上記問題を解決する必要がある。

中国特許出願公開第１０５０００４１５号明細書

本発明の目的は織物裁断機を提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。

上記の課題を解決するため、本発明は以下の技術プランを採用する：本発明である織物裁断機は、地面に取り付けられたベースを含み、前記ベースの上面には位置的に左右対称の第一筒空間が設けられ、前記第一筒空間の後壁には第一モーターが固定され、前記第一モーターの前端には第一回転軸が連結され、前記第一回転軸の前端が第一軸受によって前記第一筒空間の前壁に回転できるように連結され、前記第一回転軸には第一回転筒が固定的に連結され、二つの前記第一回転筒が第一ベルトによって連結され、前記第一ベルトの上側には送り空間が設けられ、前記送り空間の前後両側には前記ベースの上面に固定された側ブロックが位置的に前後対称に設けられ、前記側ブロックにおいて向き合っている面には入れ機構と第一出し機構が左から右へ設けられ、前記入れ機構と前記第一出し機構は位置的に前後対称に設けられ且つ摩擦力を上げることと織物の送り作業に協力することができ、前記第一ベルトの右側には刃口空間が設けられ、前記刃口空間の上側には前記織物を裁断できる裁断機構が設けられ、前記刃口空間の右側には前記織物を送ることのできる第二出し機構が設けられている。

更の技術プラン、前記入れ機構は、前記送り空間に位置的に前後対称且つ左右対称となった四つの第二筒空間を含み、左右の前記第二筒空間の間には前記第二筒空間と連通した第一ベルト空間が位置的に上下対称に設けられ、前記第二筒空間において前記送り空間から離れた面には第二モーターが固定され、前記第二モーターにおいて前記送り空間に近接する端には第二回転軸が連結され、前記第二回転軸には第二回転筒が固定的に連結され、位置的に左右対称となった前記第二回転筒が第二ベルトにより連結されている。

更の技術プラン、前記第一出し機構は、前記送り空間に位置的に前後対称且つ左右対称となった四つの第三筒空間を含み、左右の前記第三筒空間の間には前記第三筒空間と連通した第二ベルト空間が位置的に上下対称に設けられ、前記第三筒空間において前記送り空間から離れた面には第三モーターが固定され、前記第三モーターにおいて前記送り空間に近接する端には第三回転軸が連結され、前記第三回転軸には第三回転筒が固定的に連結され、位置的に左右対称となった前記第三回転筒が第三ベルトにより連結されている。

更の技術プラン、前記裁断機構は、前記側ブロックの上端に固定された裁断ブロックを含み、前記裁断ブロックの内部には刃空間が設けられ、前記刃空間の前後壁にはカム空間が位置的に前後対称に設けられ、前記カム空間の左壁には第四モーターが固定され、前記第四モーターの右端には第四回転軸が連結され、前記第四回転軸が前記第二軸受により前記カム空間の右壁と回転できるように連結され、前記第四回転軸にはカムが固定的に連結され、前記カムの下部が裁断刃と当接しており、前記裁断刃が前記刃空間と前記送り空間にスライドできるように連結され、前記裁断刃の左面には前記織物の送り距離を検知できる距離センサーが固定され、前記距離センサーが前記第四モーターと当接しており、前記刃空間の前後壁には位置的に前後対称となったばね空間が設けられ、前記ばね空間の下壁には前記裁断刃を元の位置に戻せる復帰ばねが固定され、前記復帰ばねの頂端には前記裁断刃の前後面に固定的に連結された延伸棒が固定的に連結されている。

更の技術プラン、前記第二出し機構は、前記刃口空間の右側において前記ベースの上面に位置的に左右対称に設けられた第四筒空間を含み、前記第四筒空間の後壁には第五モーターが固定され、前記第五モーターの前端には第五回転軸が連結され、前記第五回転軸の前端が第三軸受により前記第四筒空間の前壁に回転できるように連結され、前記第五回転軸には第四回転筒が固定的に連結され、二つの前記第四回転筒が第四ベルトにより連結されている。

更の技術プラン、前記第二ベルトと前記第三ベルトにおいて前記送り空間に近接する側には摩擦力を上げることのできる押さえブロックが等間隔に固定され、前記押さえブロックにおいて前記送り空間から離れた端には、前記第二ベルト空間にあるいは前記第一ベルト空間に位置する第三伸縮棒が固定的に連結され、前記第三伸縮棒において前記送り空間から離れた端には第二伸縮棒がスライドできるように連結され、前記第二伸縮棒において前記送り空間から離れた端には、前記第二ベルトあるいは前記第三ベルトに固定的に連結された第一伸縮棒がスライドできるように連結され、前記第一伸縮棒において前記送り空間から離れた端にはエアポンプが固定的に連結されている。

更の技術プラン、前記第一ベルトと前記第二ベルトとの運動速度は同じであり、前記第三ベルトと前記第四ベルトとの運動速度が同じであり、前記押さえブロックは前記織物を押さえることで、前記織物と前記第一ベルトとの間の摩擦力あるいは前記織物と前記第四ベルトとの間の摩擦力を上げることができ、前記押さえブロックはさらに、前記織物とともに前進するときに前記織物に対してスライドしない。

更の技術プラン、前記ベースの左側には地面に固定された支持アームが位置的に前後対称に設けられ、二つの前記支持アームの間には第六回転軸が回転できるように連結され、前記第六回転軸にはスリーブが固定的に取り付けられ、前記スリーブには織物筒が外嵌され、前記ベースの右側には出し斜面が設けられ、前記出し斜面の右側には載置台が設けられ、裁断ごの織物を載置台に置くことができる。

本発明は、ベルトと押さえブロックを協働させることで織物を固定し送り、センサーによって織物の長さを監視し、また、裁断時、織物の両端が押さえブロックによって固定されるため、裁断刃によって織物が変形し裁断作業に誤差を生じさせることを回避でき、裁断精度が良く、さらに、ベルトと押さえブロックによって織物を安定に送ることができるため、速度の速い送り作業に対応でき、裁断速度が良い。

下記に図１〜６をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する：図１は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図１の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。

図１は本発明の全体構成略図図２は図１のＡ―Ａ方向の構成略図図３は図１のＢ―Ｂ方向の構成略図図４は図１のＣ―Ｃ方向の構成略図図５は図１のＤの拡大図図６は図３のＥの拡大図

図１〜６を参照し、本発明である織物裁断機は、地面に取り付けられたベース２０を含み、前記ベース２０の上面には位置的に左右対称の第一筒空間２２が設けられ、前記第一筒空間２２の後壁には第一モーター６９が固定され、前記第一モーター６９の前端には第一回転軸２３が連結され、前記第一回転軸２３の前端が第一軸受６７によって前記第一筒空間２２の前壁に回転できるように連結され、前記第一回転軸２３には第一回転筒２４が固定的に連結され、二つの前記第一回転筒２４が第一ベルト２１によって連結され、前記第一ベルト２１の上側には送り空間４８が設けられ、前記送り空間４８の前後両側には前記ベース２０の上面に固定された側ブロック６２が位置的に前後対称に設けられ、前記側ブロック６２において向き合っている面には入れ機構８０１と第一出し機構８０２が左から右へ設けられ、前記入れ機構８０１と前記第一出し機構８０２は位置的に前後対称に設けられ且つ摩擦力を上げることと織物２９の送り作業に協力することができ、前記第一ベルト２１の右側には刃口空間３５が設けられ、前記刃口空間３５の上側には前記織物２９を裁断できる裁断機構８０３が設けられ、前記刃口空間３５の右側には前記織物を送ることのできる第二出し機構８０４が設けられている。

前記入れ機構８０１は、前記送り空間４８に位置的に前後対称且つ左右対称となった四つの第二筒空間３０を含み、左右の前記第二筒空間３０の間には前記第二筒空間３０と連通した第一ベルト空間３４が位置的に上下対称に設けられ、前記第二筒空間３０において前記送り空間４８から離れた面には第二モーター７０が固定され、前記第二モーター７０において前記送り空間４８に近接する端には第二回転軸３２が連結され、前記第二回転軸３２には第二回転筒３１が固定的に連結され、位置的に左右対称となった前記第二回転筒３１が第二ベルト３３により連結され、
前記第二モーター７０が作動し前記第二回転軸３２を回転させ、そして前記第二回転軸３２が第二回転筒３１により前記第二ベルト３３を回転させる。

前記第一出し機構８０２は、前記送り空間４８に位置的に前後対称且つ左右対称となった四つの第三筒空間４０を含み、左右の前記第三筒空間４０の間には前記第三筒空間４０と連通した第二ベルト空間４１が位置的に上下対称に設けられ、前記第三筒空間４０において前記送り空間４８から離れた面には第三モーター４６が固定され、前記第三モーター４６において前記送り空間４８に近接する端には第三回転軸４３が連結され、前記第三回転軸４３には第三回転筒４３が固定的に連結され、位置的に左右対称となった前記第三回転筒４２が第三ベルト４５により連結され、
前記第三モーター４６が作動し前記第三回転軸４３を回転させ、そして前記第三回転軸４３が第三回転筒４２により前記第三ベルト４５を回転させる。

前記裁断機構８０３は、前記側ブロック６２の上端に固定された裁断ブロック５５を含み、前記裁断ブロック５５の内部には刃空間５２が設けられ、前記刃空間５２の前後壁にはカム空間５８が位置的に前後対称に設けられ、前記カム空間５８の左壁には第四モーター５４が固定され、前記第四モーター５４の右端には第四回転軸５７が連結され、前記第四回転軸５７が前記第二軸受６８により前記カム空間５８の右壁と回転できるように連結され、前記第四回転軸５７にはカム５６が固定的に連結され、前記カム５６の下部が裁断刃４４と当接しており、前記裁断刃４４が前記刃空間５２と前記送り空間４８にスライドできるように連結され、前記裁断刃４４の左面には前記織物２９の送り距離を検知できる距離センサー６３が固定され、前記距離センサー６３が前記第四モーター５４と当接しており、前記刃空間５２の前後壁には位置的に前後対称となったばね空間５０が設けられ、前記ばね空間５０の下壁には前記裁断刃４４を元の位置に戻せる復帰ばね５１が固定され、前記復帰ばね５１の頂端には前記裁断刃４４の前後面に固定的に連結された延伸棒５３が固定的に連結され、
送られてきた前記織物２９の長さが裁断予定の長さに達したことを前記距離センサー６３が検知したら、前記距離センサー６３が前記第四モーター５４を起動し、前記第四モーター５４が回転し前記第四回転軸５７を回転させ、そして前記第四回転軸５７に駆動されて前記カム５６が回転して前記復帰ばね５１の弾力を抵抗しながら前記裁断刃４４を下へ押し、前記カム５６が百八十度回転したら、前記裁断刃４４が最下端に位置し且つ前記織物２９を裁断し、そして前記カム５６が引き続き回転し、前記裁断刃４４が前記復帰ばね５１の弾力により上昇し、前記カム５６が一周回転したら、前記裁断刃４４が前記復帰ばね５１の弾力により上限位置に戻り、このとき前記距離センサー６３が前記第四モーター５４を止め、一回の裁断作業はここで終わる。

前記第二出し機構８０４は、前記刃口空間３５の右側において前記ベース２０の上面に位置的に左右対称に設けられた第四筒空間３６を含み、前記第四筒空間３６の後壁には第五モーター４９が固定され、前記第五モーター４９の前端には第五回転軸３８が連結され、前記第五回転軸３８の前端が第三軸受６６により前記第四筒空間３６の前壁に回転できるように連結され、前記第五回転軸３８には第四回転筒３９が固定的に連結され、二つの前記第四回転筒３９が第四ベルト３７により連結され、
前記第五モーター４９を起動したら、前記第五モーター４９が前記第五回転軸３８を回転させ、前記第五回転軸３８が前記第四回転筒３９により前記第四ベルト３７を回転させ且つ摩擦力を介して前記織物２９を右方へ移動させる。

前記第二ベルト３３と前記第三ベルト４５において前記送り空間４８に近接する側には摩擦力を上げることのできる押さえブロック４７が等間隔に固定され、前記押さえブロック４７において前記送り空間４８から離れた端には、前記第二ベルト空間４１にあるいは前記第一ベルト空間３４に位置する第三伸縮棒７１が固定的に連結され、前記第三伸縮棒７１において前記送り空間４８から離れた端には第二伸縮棒６１がスライドできるように連結され、前記第二伸縮棒６１において前記送り空間４８から離れた端には、前記第二ベルト３３あるいは前記第三ベルト４５に固定的に連結された第一伸縮棒６０がスライドできるように連結され、前記第一伸縮棒６０において前記送り空間４８から離れた端にはエアポンプ５９が固定的に連結され、
前記エアポンプ５９を起動し、前記エアポンプ５９が作動し前記第一伸縮棒６０と前記第二伸縮棒６１と前記第三伸縮棒７１との中の気圧を上げて前記第三伸縮棒７１と前記第二伸縮棒６１を押し動かし、異なる幅の織物に対応するように、前記第三伸縮棒７１が前記押さえブロック４７を前記送り空間４８へ押し動かす。

前記第一ベルト２１と前記第二ベルト３３との運動速度は同じであり、前記第三ベルト４５と前記第四ベルト３７との運動速度が同じであり、前記押さえブロック４７は前記織物２９を押さえることで、前記織物２９と前記第一ベルト２１との間の摩擦力あるいは前記織物２９と前記第四ベルト３７との間の摩擦力を上げることができ、前記押さえブロック４７はさらに、前記織物２９とともに前進するときに前記織物２９に対してスライドしない。

前記ベース２０の左側には地面に固定された支持アーム２７が位置的に前後対称に設けられ、二つの前記支持アーム２７の間には第六回転軸２８が回転できるように連結され、前記第六回転軸２８にはスリーブ２５が固定的に取り付けられ、前記スリーブ２５には織物筒２６が外嵌され、前記ベース２０の右側には出し斜面６５が設けられ、前記出し斜面６５の右側には載置台６４が設けられ、裁断ごの織物を載置台６４に置くことができる。

初期状態に、裁断刃４４が上限位置にあり、復帰ばね５１が最も小さい力を受けており、前後両側の押さえブロック４７の間の距離が一番大きい。

裁断時、エアポンプ５９を起動し、エアポンプ５９が作動し第一伸縮棒６０と第二伸縮棒６１と第三伸縮棒７１との中の気圧を上げて第三伸縮棒７１と第二伸縮棒６１を押し動かし、異なる幅の織物に対応するように、第三伸縮棒７１が押さえブロック４７を送り空間４８へ押し動かし、織物２９の前後両端がちょうど押さえブロック４７に押さえられるように、押さえブロック４７の位置を調節し、そしてエアポンプ５９を止める。
織物筒２６から織物２９を繰り出し、織物２９の右端を押さえブロック４７と第一ベルト２１との間に置き、そして第一モーター６９と第二モーター７０を起動し、第二モーター７０が作動し第二回転軸３２を回転させ、そして第二回転軸３２が第二回転筒３１により第二ベルト３３を回転させ、第一モーター６９が作動し第一回転軸２３を回転させ、第一回転軸２３が第一回転筒２４により第一ベルト２１を回転させ、
第一ベルト２１と第二ベルト３３との速度が同じであるため、また、押さえブロック４７は織物２９を押さえることで織物２９と第一ベルト２１との間の摩擦力あるいは織物２９と第四ベルト３７との間の摩擦力を上げることができ、且つ織物２９とともに前進するときに織物２９に対してスライドしないため、柔らかな織物２９に対する送り作業は実現される。
送られてきた織物２９の長さが裁断予定の長さに達したことを距離センサー６３が検知したら、距離センサー６３が第四モーター５４を起動し、第四モーター５４が回転し第四回転軸５７を回転させ、そして第四回転軸５７に駆動されたカム５６が回転して復帰ばね５１の弾力を抵抗しながら裁断刃４４を下へ押し、カム５６が百八十度回転したら、裁断刃４４が最下端に位置し且つ織物２９を裁断し、そしてカム５６が引き続き回転し、裁断刃４４が復帰ばね５１の弾力により上昇し、カム５６が一周回転したら、裁断刃４４が復帰ばね５１の弾力により上限位置に戻り、このとき距離センサー６３が第四モーター５４を止め、一回の裁断作業はここで終わる。
そして第三モーター４６と第五モーター４９を起動し、第四ベルト３７と織物２９と押さえブロック４７とがともに前進することができ且つ互いに対してスライドしないため、裁断ごの織物２９を出す作業は実現される。
裁断ご、第一モーター６９と第二モーター７０と第三モーター４６と第五モーター４９を止めてから、エアポンプ５９を起動し、前後両側の押さえブロック４７の間の距離が最大限に達するまで、押さえブロック４７の位置を調節し、そしてエアポンプ５９を止め、本発明が初期状態に戻る。

以上に述べたのはただ本願発明の具体的な実施方式で、本願発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本願発明の保護範囲にカバーされる。だから本願発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。

Claims

地面に取り付けられたベースを含み、前記ベースの上面には位置的に左右対称の第一筒空間が設けられ、前記第一筒空間の後壁には第一モーターが固定され、前記第一モーターの前端には第一回転軸が連結され、前記第一回転軸の前端が第一軸受によって前記第一筒空間の前壁に回転できるように連結され、前記第一回転軸には第一回転筒が固定的に連結され、二つの前記第一回転筒が第一ベルトによって連結され、前記第一ベルトの上側には送り空間が設けられ、前記送り空間の前後両側には前記ベースの上面に固定された側ブロックが位置的に前後対称に設けられ、前記側ブロックにおいて向き合っている面には入れ機構と第一出し機構が左から右へ設けられ、前記入れ機構と前記第一出し機構は位置的に前後対称に設けられ且つ摩擦力を上げることと織物の送り作業に協力することができ、前記第一ベルトの右側には刃口空間が設けられ、前記刃口空間の上側には前記織物を裁断できる裁断機構が設けられ、前記刃口空間の右側には前記織物を送ることのできる第二出し機構が設けられていることを特徴とする織物裁断機。
前記入れ機構は、前記送り空間に位置的に前後対称且つ左右対称となった四つの第二筒空間を含み、左右の前記第二筒空間の間には前記第二筒空間と連通した第一ベルト空間が位置的に上下対称に設けられ、前記第二筒空間において前記送り空間から離れた面には第二モーターが固定され、前記第二モーターにおいて前記送り空間に近接する端には第二回転軸が連結され、前記第二回転軸には第二回転筒が固定的に連結され、位置的に左右対称となった前記第二回転筒が第二ベルトにより連結されていることを特徴とする請求項１に記載の織物裁断機。
前記第一出し機構は、前記送り空間に位置的に前後対称且つ左右対称となった四つの第三筒空間を含み、左右の前記第三筒空間の間には前記第三筒空間と連通した第二ベルト空間が位置的に上下対称に設けられ、前記第三筒空間において前記送り空間から離れた面には第三モーターが固定され、前記第三モーターにおいて前記送り空間に近接する端には第三回転軸が連結され、前記第三回転軸には第三回転筒が固定的に連結され、位置的に左右対称となった前記第三回転筒が第三ベルトにより連結されていることを特徴とする請求項１に記載の織物裁断機。
前記裁断機構は、前記側ブロックの上端に固定された裁断ブロックを含み、前記裁断ブロックの内部には刃空間が設けられ、前記刃空間の前後壁にはカム空間が位置的に前後対称に設けられ、前記カム空間の左壁には第四モーターが固定され、前記第四モーターの右端には第四回転軸が連結され、前記第四回転軸が前記第二軸受により前記カム空間の右壁と回転できるように連結され、前記第四回転軸にはカムが固定的に連結され、前記カムの下部が裁断刃と当接しており、前記裁断刃が前記刃空間と前記送り空間にスライドできるように連結され、前記裁断刃の左面には前記織物の送り距離を検知できる距離センサーが固定され、前記距離センサーが前記第四モーターと当接しており、前記刃空間の前後壁には位置的に前後対称となったばね空間が設けられ、前記ばね空間の下壁には前記裁断刃を元の位置に戻せる復帰ばねが固定され、前記復帰ばねの頂端には前記裁断刃の前後面に固定的に連結された延伸棒が固定的に連結されていることを特徴とする請求項１に記載の織物裁断機。
前記第二出し機構は、前記刃口空間の右側において前記ベースの上面に位置的に左右対称に設けられた第四筒空間を含み、前記第四筒空間の後壁には第五モーターが固定され、前記第五モーターの前端には第五回転軸が連結され、前記第五回転軸の前端が第三軸受により前記第四筒空間の前壁に回転できるように連結され、前記第五回転軸には第四回転筒が固定的に連結され、二つの前記第四回転筒が第四ベルトにより連結されていることを特徴とする請求項１に記載の織物裁断機。
前記第二ベルトと前記第三ベルトにおいて前記送り空間に近接する側には摩擦力を上げることのできる押さえブロックが等間隔に固定され、前記押さえブロックにおいて前記送り空間から離れた端には、前記第二ベルト空間にあるいは前記第一ベルト空間に位置する第三伸縮棒が固定的に連結され、前記第三伸縮棒において前記送り空間から離れた端には第二伸縮棒がスライドできるように連結され、前記第二伸縮棒において前記送り空間から離れた端には、前記第二ベルトあるいは前記第三ベルトに固定的に連結された第一伸縮棒がスライドできるように連結され、前記第一伸縮棒において前記送り空間から離れた端にはエアポンプが固定的に連結されていることを特徴とする請求項２に記載の織物裁断機。
前記第一ベルトと前記第二ベルトとの運動速度は同じであり、前記第三ベルトと前記第四ベルトとの運動速度が同じであり、前記押さえブロックは前記織物を押さえることで、前記織物と前記第一ベルトとの間の摩擦力あるいは前記織物と前記第四ベルトとの間の摩擦力を上げることができ、前記押さえブロックはさらに、前記織物とともに前進するときに前記織物に対してスライドしないことを特徴とする請求項１に記載の織物裁断機。
前記ベースの左側には地面に固定された支持アームが位置的に前後対称に設けられ、二つの前記支持アームの間には第六回転軸が回転できるように連結され、前記第六回転軸にはスリーブが固定的に取り付けられ、前記スリーブには織物筒が外嵌され、前記ベースの右側には出し斜面が設けられ、前記出し斜面の右側には載置台が設けられ、裁断ごの織物を載置台に置くことができることを特徴とする請求項１に記載の織物裁断機。