JP2021153956A - 入浴介助システムおよび浴槽用レール装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る入浴介助システムは、浴室に設けられた浴槽3へ被介助者を入浴させるためのシステムであり、被介助者を浴槽3まで運ぶための移送装置10と、浴槽3に配置されるレールユニット5を有する支持装置20と、を備えている。なお、以下の説明では、図1及び図2に示す方向にしたがって説明を行うが、本発明はこの方向に限定されるものではない。
図1及び図2に示すように、移送装置10は、被介助者が座る椅子ユニット1と、この椅子ユニット1を移動させるための台車(移送ユニット)2と、を備えている。椅子ユニット1は、被介助者が座る椅子11と、この椅子11を昇降可能に支持する昇降機構部12と、を備えている。台車2は、車輪21が設けられた基台部22と、この基台部22から上方に延びる柱部材23と、この柱部材23上において、水平方向(左右方向)に延びるレール部材24と、を備えており、レール部材24に、昇降機構部12が水平方向にスライド可能に支持されている。
次に、支持装置20について、図3及び図4を参照しつつ説明する。図3はレールユニットが収容された状態を示す支持装置の斜視図、図4はレールユニットを框(図示省略)上に配置した状態を示す斜視図である。
図3及び図4に示すように、収容ユニット4は、4つの脚部411〜414と、これら脚部411〜414の上下方向の中間付近を支持する支持フレーム42と、を有している。ここでは、右前にある脚部を第1脚部411、左前にある脚部を第2脚部412、右後にある脚部を第3脚部413、左後にある脚部を第4脚部414と称することとする。さらに、この収容ユニット4は、第1脚部411と第2脚部412の上端付近を連結し左右方向に延びる第1連結材43、第3脚部413と第4脚部414の上端付近を連結し左右方向に延びる第2連結材44と、を備えている。そして、第1連結材43には、上述した旋回機構6が取り付けられ、第2連結材44には、収容ユニット4の上部を開閉自在に塞ぐ、矩形状の蓋部材46が旋回可能に取り付けられている。
次に、レールユニット5について、図5〜図7を参照しつつ説明する。図5は、使用状態にあるレールユニットの斜視図、図6は図5のレールユニットを下側から見た図、図7は框上で使用状態にあるレールユニット及び収容ユニットの平面図である。
レール本体51の下面には、レール本体51を框上に配置するためのアーム機構が設けられている。このアーム機構は、第1アーム部材53、第2アーム部材54、及び連結部材55を備えている。両アーム部材53,54は、図3に示すようにレール本体51の下方に収容される初期状態と、図5〜図7に示すようにレール本体51から前方へ突出する使用状態と、を取り得るようになっている。以下、これらの部材について詳細に説明する。
次に、上記のように、構成されたアーム機構の動作について説明する。初期状態から第1アーム部材53のハンドル534を引っ張ると、第1アーム部材53が、第1軸部材56を中心に旋回する。これにより、連結部材55の第1端部551が第1框部31側に引っ張られ、これに伴って連結部材55の第2端部552は、第2軸部材57を挟んで、第2框部32側から第1框部31側に移動する。その結果、第2端部552が第2アーム部材54を引っ張るため、第2アーム部材54は、第2框部32側に旋回する。したがって、第1アーム部材53が旋回するのに伴って第2アーム部材54も旋回し、使用状態では、図7に示すように、第1アーム部材53は第1框部31上に、第2アーム部材7は第2框部32上に配置される。このとき、第1アーム部材53の両パッド531、532は第1框部31上に配置され、第2アーム部材54のパッド541,542も第2框部32上に配置されるため、両アーム部材53,54は、安定的に框上に設置される。
次に、旋回機構6について、図8〜図10も参照しつつ説明する。図8は旋回機構の斜視図、図9は収容状態にあるレールユニットを後方から見た図、図10は設置状態にあるレールユニットを後方から見た図である。
次に、上記のように構成された入浴介助システムの使用方法について、図11〜図12も参照しつつ説明する。図11、図12,図14,及び図15は、入浴介助システムの使用方法を説明する側面図であり、図13は、入浴介助システムの使用方法を説明する平面図である。まず、図11に示す収容状態から、レールユニット5を旋回し、図12に示すように、框上に配置する。次に、図7に示すように、第1アーム部材53のハンドル534を引っ張り、両アーム部材53,54を旋回させて、それぞれ、第1框部31及び第2框部32上に配置する。
以上のように、本実施形態によれば、次の効果を得ることができる。すなわち、旋回機構6によって、レールユニット5が収容状態から設置状態に旋回するときに、レールユニット5を右側へ移動させることができ、レール本体51の右端部を第1框部31から十分に突出させることができる。これにより、例えば、第1框部31の幅が広い場合でも、レール本体51を第1框部31から外側へ突出させることができるため、移送装置10が浴槽3に干渉することなく、レール部材24をレール本体51に連結させることができる。特に、レール本体51を長くすることなく、レール部材24との連結が可能となるため、収容ユニット4を大型化することなく、レールユニット5を収容することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。以下、変形例について説明する。但し、以下の変形例は適宜組合せ可能である。
旋回機構6は、種々の構成を採ることができる。すなわち、レールユニット5を収容ユニット4から旋回させたときに、右側、つまり第1框部31側に移動するように構成されていればよい。例えば、突部63,64の位置は特には限定されず、規制部材67,68の端部に沿い、各軸部材61,62を軸方向に移動できるのであれば、各軸部材61,62の外周面のいずれの位置にあってもよい。また、突部63,64を各軸部材61,62に複数設けることもできる。
アーム機構の構成は特には限定されず、例えば、2つのアーム部材53,54を個々に旋回させて、框部31,32に設置するように構成されていてもよい。すなわち、各アーム部材53,54が、框部に設置されればよい。
移送装置10の構成も特には限定されず、椅子ユニット1をレール本体51に沿って移動できるようなレール部材と、椅子ユニット1を上下方向に移動可能にする機構を有していればよく、その他の構成は特には限定されない。
収容ユニット4の構成も特には限定されず、少なくともレールユニット5を収容できればよい。
また、本発明に係る浴室用レール装置は、少なくとも上述した収容ユニット4、レールユニット5、及び連結機構6が設けられていればよく、レールユニット5は、収容ユニット4により支持されるため、必ずしもアーム機構は設けられていなくてもよい。あるいは、レール本体51を框に固定するための何らかの手段を設けてもよい。
11 椅子
12 昇降機構部
2 台車(移送ユニット)
24 レール部材
3 浴槽
31 第1框部
32 第2框部
4 収容ユニット
5 レールユニット
51 レール本体
53 第1アーム部材
54 第2アーム部材
55 連結部材
6 旋回機構
61 第1軸部材
62 第2軸部材
63 第1突部
64 第1突部
67 第1規制部材
68 第1規制部材
Claims (7)
- 対向配置される第1框部及び第2框部を有する框を備えた浴槽に配置可能に構成され、椅子ユニットを、前記第1框部及び第2框部と直交する第1方向にスライド可能に支持するレールユニットと、
前記レールユニットを収容する収容ユニットと、
前記レールユニットを前記収容ユニットに収容した収容状態と、前記レールユニットを前記浴槽の前記框に配置した設置状態との間で、前記レールユニットを前記収容ユニットに対して前記第1方向に延びる旋回軸周りに旋回させる旋回機構と、
を備え、
前記椅子ユニットは、前記レールユニット上を、前記浴槽の外側から前記第1框部を通過して前記第2框部側に移動するように構成され、
前記レールユニットは、
前記第1框部と前記第2框部との間で、前記第1方向に延びるレール本体と、
前記レール本体における前記第1框部側の第1端部から延び、当該第1端部に対して旋回可能に連結された第1アーム部材であって、前記第1框部上に設置可能な第1アーム部材と、
前記レール本体における前記第2框部側の第2端部から延び、当該第2端部に対して旋回可能に連結された第2アーム部材であって、前記第2框部上に設置可能な第2アーム部材と、
を備え、
前記旋回機構は、
前記レールユニットが、前記収容状態から前記設置状態へ旋回されたとき、前記レール本体が、前記第1方向において前記第1框部側へ移動するように構成されている、入浴介助システム。 - 前記旋回機構は、
前記レールユニットの前記レール本体に固定され、前記旋回軸周りに回転可能な少なくとも1つの軸部材と、
前記収容ユニットに固定され、前記各軸部材を前記旋回軸周りに回転可能に支持する規制部材と、
を備え、
前記レールユニットが前記収容状態から前記設置状態に遷移するときに、前記軸部材が、第1回転位置から第2回転位置に前記旋回軸周りに回転するように構成され、
前記規制部材は、前記軸部材が第1回転位置から第2回転位置に回転するときに、前記軸部材を第1位置から、当該第1位置よりも前記第1方向において前記第1框部側にずれた第2位置へ移動させるように構成されている、請求項1に記載の入浴介助システム。 - 前記軸部材は、軸本体と、当該軸本体の外周面に形成された少なくとも1つの突部と、を備え、
前記規制部材は、前記軸部材が第1回転位置から第2回転位置に回転するときに、前記突部を前記第1位置から前記第2位置へガイドするように構成されている、請求項2に記載の入浴介助システム。 - 前記規制部材は、前記軸本体を回転可能に支持する円筒状に形成され、
前記規制部材の前記旋回軸方向の端部が、当該旋回軸と斜めに交差するように形成され、前記突部が前記端部に沿って移動するように構成されている、請求項3に記載の入浴介助システム。 - 前記規制部材は、らせん状に延びる溝を有しており、
前記突部は、前記溝に沿って移動するように構成されている、請求項3に記載の入浴介助システム。 - 前記椅子ユニットと、
前記椅子ユニットを支持する移送ユニットと、
をさらに備え、
前記椅子ユニットは、
椅子と、
前記椅子を昇降可能に支持するとともに、前記レール本体に沿ってスライド可能な昇降機構部と、
を備え、
前記移送ユニットは、前記昇降機構部をスライド可能に支持するレール部材を備え、
前記レール部材に支持され前記昇降機構部が、前記レール部材から前記レール本体へ移動可能に構成されている、請求項1から5のいずれかに記載の入浴介助システム。 - 対向配置される第1框部及び第2框部を有する框を備えた浴槽に配置可能に構成され、椅子ユニットを、前記第1框部及び第2框部と直交する第1方向にスライド可能に支持するレールユニットと、
前記レールユニットを収容する収容ユニットと、
前記レールユニットを前記収容ユニットに収容した収容状態と、前記レールユニットを前記浴槽の前記框に配置した設置状態との間で、前記レールユニットを前記収容ユニットに対して前記第1方向に延びる旋回軸周りに旋回させる旋回機構と、
を備え、
前記旋回機構は、
前記レールユニットが、前記収容状態から前記設置状態へ旋回されたとき、前記レール本体が、前記第1方向において前記第1框部側へ移動するように構成されている、浴槽用レール装置。
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