JP5857376B2 - 入浴装置及び入浴システム - Google Patents
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Description
背もたれ部全体を傾動可能にした担架と、
該担架を受ける受け部が内方に設けられる浴槽と、を備え、
前記受け部上に前記担架を載せた状態で前記浴槽を上昇動作させて入浴を行う入浴装置であって、
前記背もたれ部の入浴者の背中が載置される部分を少なくとも二つ以上の部分に分割するとともに、各部分の間を関節軸を介して連結し、
前記分割された部分の内、少なくとも背中の上部が載置される載置部分の水平線に対する傾斜角度を、前記浴槽の上昇動作に随伴して、他の部分の水平線に対する傾斜角度より増角して傾動させて入浴できるようにし、
前記担架に、前記載置部分が前記他の部分に対して前記浴槽の上昇動作以外の動作によって傾動することを防止する傾動防止手段を備え、
前記傾動防止手段は、前記浴槽の上昇動作によって自動的に解除され、下降動作によって自動的に設定されることを特徴とする。
請求項1記載の入浴装置において、
前記担架を上方に載置支持するストレッチャーと、を備え、
前記ストレッチャーを前記浴槽に横付けした状態で、前記担架を前記受け部上と前記ストレッチャー上との間で受け渡し可能とした入浴システムであって、
前記ストレッチャー上において前記担架の載置面をフルフラット状態にできることを特徴とする入浴システムである。
請求項2記載の入浴装置において、
前記担架はフルフラット状態以外の姿勢で前記受け部上と前記ストレッチャー上との間で受け渡しされることを特徴とする。
入浴部6長辺方向において対向する内壁面の形状は、ストレッチャー5と浴槽3とを係合したときの入浴者の頭部が位置する側の内壁面3bが上方から下方にかけて傾斜面66ないし垂直面に形成され、入浴者の脚部が位置する側の内側面3cが階段状に形成されている(図5参照)。
また、各パイプ状部材21の外側には介助者が担架4を操作する際に掴む握り手24が前後方向に延在して設けられる。センターロックピン25はパイプ状部材21・21間に架け渡される連結板50の左右中央位置に設けられる。
より詳しくは、図3中、右上端の水平溝32aに凸部31が係合しているときは、背もたれ部11全体の角度が0°になり、そこから一段下の水平溝32bに嵌ると11°の角度になり、さらに、一山を乗り越え左端の水平溝32cに嵌ると33°の角度となる。
第一の背もたれ部11a裏面の左右の各上方位置には、略コ字形状の金具53が取着されていて、各金具53の外側方向の面には前後方向に延在する溝54が形成されている。また、各角管27後端の内側面に突出片51が固着され、突出片51の先端に支軸52を介して回動自在に軸着される回動片55の一端が軸着されていて、回動片55の他端に設けられる挿入ピン56が溝54から抜け出ないように溝54に対して挿通されている。
レバー片58の後端には傾動用ローラ60が軸着され、傾動用ローラ60のローラ軸60aは金具53の対向面の後端部にそれぞれ形成される長孔59に抜け出ないように挿通され、傾動用ローラ軸60aが長孔59内を遊動自在となっている。
寝台等に横たわる入浴者を載置部14上に移乗させる。入浴者の身長に合わせて枕17の位置を前後に調整する。ストレッチャー5を操縦し入浴者の脚部側が浴槽3の階段面44側に位置するように、担架4の一方長辺方向を浴槽3の一方長辺方向に対して横付けし係止する。担架4がストレッチャー5上に載置されているときは、係止部材63が突出ピン61に係止され傾動防止手段65が作用しており、第一の背もたれ部11aと第二の背もたれ部11bとは一体となって傾動し、第一の背もたれ部11aは関節軸16を支軸として傾動不自在となっている。
浴槽3が所定上限位置まで上昇すると、浴槽3は上昇動作を自動的に停止し、このときの第一の背もたれ部11aの水平線に対する傾斜角度は34°となり、一方、第二の背もたれ部11bの水平線に対する傾斜角度は19°となる(図5(c)の状態となる)。従って、低身長の入浴者が入浴を行う場合であっても、後頭部や耳が湯に浸かる心配はなく、安全に入浴を行うことができる。
その一方で、浴槽3の下降動作に随伴して、支持腕30の凸部31が水平溝32b下面に摺接しながら後方向へ移動し水平溝32bの後端内壁にて移動が規制され、第二の背もたれ部11bの傾斜角度が19°から11°になる位置まで復帰するよう後傾動する。
浴槽3が所定下限位置まで下降した後、入浴介助者は、担架4と受け部7とのロックを解除して担架4を案内レール69上へスライドさせてストレッチャー5上で受け取る。
具体的には、左右の傾動用ローラ60のローラ軸60aを連結し、これを把持して傾動用ローラ60を長孔59内において上方に手動で持ち上げることにより、突出ピン61に係止されている係止部材63の係止状態を解除し、傾動防止手段65が作用しないように変更操作する。
2 入浴装置
3 浴槽
4 担架
5 ストレッチャー
11 背もたれ部
11a 第一の背もたれ部
11b 第二の背もたれ部
16 関節軸
19 関節軸
65 傾動防止手段
Claims (3)
- 背もたれ部全体を傾動可能にした担架と、
該担架を受ける受け部が内方に設けられる浴槽と、を備え、
前記受け部上に前記担架を載せた状態で前記浴槽を上昇動作させて入浴を行う入浴装置であって、
前記背もたれ部の入浴者の背中が載置される部分を少なくとも二つ以上の部分に分割するとともに、各部分の間を関節軸を介して連結し、
前記分割された部分の内、少なくとも背中の上部が載置される載置部分の水平線に対する傾斜角度を、前記浴槽の上昇動作に随伴して、他の部分の水平線に対する傾斜角度より増角して傾動させて入浴できるようにし、
前記担架に、前記載置部分が前記他の部分に対して前記浴槽の上昇動作以外の動作によって傾動することを防止する傾動防止手段を備え、
前記傾動防止手段は、前記浴槽の上昇動作によって自動的に解除され、下降動作によって自動的に設定されることを特徴とする入浴装置。
- 請求項1記載の入浴装置と、
前記担架を上方に載置支持するストレッチャーと、を備え、
前記ストレッチャーを前記浴槽に横付けした状態で、前記担架を前記受け部上と前記ストレッチャー上との間で受け渡し可能とした入浴システムであって、
前記ストレッチャー上において前記担架の載置面をフルフラット状態にできることを特徴とする入浴システム。
- 請求項2記載の入浴システムにおいて、
前記担架は前記フルフラット状態以外の姿勢で前記受け部上と前記ストレッチャー上との間で受け渡しされることを特徴とする入浴システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009217508A JP5857376B2 (ja) | 2009-09-18 | 2009-09-18 | 入浴装置及び入浴システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009217508A JP5857376B2 (ja) | 2009-09-18 | 2009-09-18 | 入浴装置及び入浴システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011062437A JP2011062437A (ja) | 2011-03-31 |
JP5857376B2 true JP5857376B2 (ja) | 2016-02-10 |
Family
ID=43949335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009217508A Active JP5857376B2 (ja) | 2009-09-18 | 2009-09-18 | 入浴装置及び入浴システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (1)
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-
2009
- 2009-09-18 JP JP2009217508A patent/JP5857376B2/ja active Active
Also Published As
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JP2011062437A (ja) | 2011-03-31 |
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