JP2021150047A - フィラメントランプの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 発光管の形状や大きさによらず反射膜を形成でき、かつ、歩留まりが向上されたフィラメントランプの製造方法を提供する。【解決手段】 光に対して透過性を示す筒状の発光管を準備する工程(A)と、前記発光管の壁面に、シリカを主たる成分とする粒状物を含む反射膜材料を塗布して被膜を形成する工程(B)と、前記被膜を乾燥させる工程(C)と、前記工程(C)の実施後、前記発光管の壁面の前記被膜を加熱して焼結させる工程(D)と、前記工程(D)の実施後、前記発光管の壁面で焼結された前記被膜の一部を、シリカの融点以上の温度で加熱する工程(E)とを含む。【選択図】 図9

Description

本発明は、フィラメントランプの製造方法に関し、特に加熱対象物に対して光を照射することで加熱するフィラメントランプの製造方法に関する。
従来、製造プロセスにおいて加熱対象物(以下、「ワーク」と称する。)の熱処理を行う装置の一つとして、発光管内にフィラメントを有するフィラメントランプを用いた加熱装置が知られている。当該加熱装置は、光を照射することで加熱する方式であるため、ワークを非接触で加熱することができる。また、フィラメントランプの熱源として一般的に用いられるタングステンは、熱容量が小さいため、放射の立ち上がりが早く、ワークを急速に加熱できるという特徴がある。
このようなフィラメントランプに関しては、フィラメントから放射される光が効率的にワークに照射されるように、発光管の壁面に反射膜が設けられたフィラメントランプや、ハロゲン電球が知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開2008−078065号公報 特公昭50−27316号公報
発光管の壁面に反射膜を形成する方法としては、例えば、反射膜を形成する部分にだけ反射膜材料を塗布する方法や、反射膜を形成しない部分にはマスキングテープを張り付けて、発光管に反射膜材料を塗布する方法がある。
しかしながら、反射膜を形成する部分にだけ反射膜材料を塗布する方法では、反射膜を形成しない部分に誤って反射膜材料が付着してしまった場合、当該部分の反射膜材料だけを丁寧に拭き取る作業が必要となる。また、当該部分に反射膜材料が付着したまま焼結工程にまで進んでしまった場合は、切削等によって反射膜を除去する作業が必要となる。
意図しない部分に付着した反射膜材料を拭き取る場合、反射膜を形成する領域に塗布された反射膜材料に誤って触れてしまうと、部分的に膜厚や形状が異なる領域が形成されてしまう。したがって、このような反射面が形成された発光管では、部分的に反射率が異なったり、反射面がワークとは異なる方向に面したりしてしまうため、フィラメントランプが、フィラメントから放射された光をワークに対して均一に照射できなくなってしまう。
また、工具や研磨剤等を用いて発光管の壁面に形成された反射膜を削り取る場合、発光管を傷つけてしまうことがある。そうすると、発光管にできた傷によってフィラメントから放射される光が、意図しない方向に屈折されてしまうため、この場合も、フィラメントランプが、フィラメントから放射された光をワークに対して均一に照射できなくなってしまう。したがって、上述したような事態が発生した場合、発光管は、不良品となってしまう。
また、マスキングテープを用いる場合、マスキングテープを発光管から剥がす工程において、反射膜を形成する領域の被膜を一緒に引き剥がしてしまうことがある。この場合、被膜が欠落した部分は、反射膜が形成されないため、フィラメントランプが、フィラメントから放射された光をワークに対して均一に照射できなくなってしまう。したがって、発光管は、不良品となってしまう。
ここで、被膜が剥がれてしまった部分にだけ反射膜材料を塗布するということも考えられるが、先に塗布された被膜と後で塗布された被膜との間に不連続な境界ができてしまう。したがって、半導体ウェハの製造工程等に用いられるような高度な均一性が求められる用途においては、不良品となってしまう。
さらに、フィラメントランプは、ワークに応じて様々な形状や大きさのものが用いられる。このため、発光管の内部に刷毛やノズルを挿入することや、マスキングテープを貼り付けることが困難なほどの小さなフィラメントランプを製造する場合がある。このような場合は、上記方法によって、所定の位置に所定の形状で反射膜を形成することが難しい。
本発明は、上記課題に鑑み、発光管の形状や大きさによらず反射膜を形成でき、かつ、歩留まりが向上されたフィラメントランプの製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係るフィラメントランプの製造方法は、
光に対して透過性を示す筒状の発光管を準備する工程(A)と、
前記発光管の壁面に、シリカを主たる成分とする粒状物を含む反射膜材料を塗布して被膜を形成する工程(B)と、
前記被膜を乾燥させる工程(C)と、
前記工程(C)の実施後、前記発光管の壁面の前記被膜を加熱して焼結させる工程(D)と、
前記工程(D)の実施後、前記発光管の壁面で焼結された前記被膜の一部を、シリカの融点以上の温度で加熱する工程(E)とを含むことを特徴とする。
本明細書における光に対して「透過性を示す」とは、少なくとも、ワークの加熱に用いられる光である近赤外線の透過率が80%以上であればよく、必ずしも可視光に対して高い透過率を有していなくてもよい。一般的には、近赤外線の波長帯域は、波長800nm以上2500nm以下の範囲とされており、可視光の波長帯域は、波長380nm以上780nm以下の範囲とされている。
また、ここでの「主たる成分」とは、反射膜材料に含まれる粒状物を構成する成分のうち、最も含有率が高い成分をいう。シリカを主たる成分とする粒状物を含む反射膜材料によって形成された被膜は、焼結されることで、粒状物が凝集した状態となる。なお、当該粒状物は、シリカを主たる成分とする一次粒子が凝集された二次粒子である。フィラメントから放射された光の波長と一次粒子の粒径との関係により、ワークの加熱に用いられる波長帯の光が反射膜によって反射される。
シリカの融点は、厳密には1710℃であるが、本発明においては、含有されている材料や処理環境等の影響を受けて若干の変動があることも考慮して、1600℃〜1750℃程度の範囲は許容される。焼結されて反射膜となった被膜は、この温度以上の温度で加熱されると、被膜を構成する粒状物が溶融して徐々にガラス状に変化し、光に対して透過性を示すようになる。透過性を示すようになった被膜は、透光膜としてフィラメントから放射される光を取り出すための光出射窓となる。
したがって、上記製造方法によれば、焼結した反射膜の切削や、マスキングテープの貼り付け等を行うことなく、それぞれ形成したい部分にのみ反射膜と透光膜とを形成することができ、任意の形状の光出射窓を形成することができる。また、不要な部分に反射膜が形成されてしまった場合、切削等を行うことなく、光に対して透過性を示す透光膜へと変化させて処理することができる。
上述したように、シリカを主たる成分とする反射膜材料によって形成された反射膜は、シリカの融点以上の温度で加熱されることで、光に対して透過性を示す透光膜となる。反射膜材料は、アルミナ(Al23)、酸化ホウ素(B23)、酸化マグネシウム(MgO)、ジルコニア(ZrO2)等が含まれていても構わない。これらが含まれている場合、工程(E)において加熱された発光管の壁面に形成された透光膜は、その内部に顕微鏡で確認される程度、場合によっては肉眼で視認できる程度の微小な粒子が確認される。
上記フィラメントランプの製造方法において、
前記工程(B)は、液状の前記反射膜材料を準備する工程(B1)を含み、
前記発光管を管軸が水平方向とは非平行となるように配置し、前記発光管の管軸方向に係る鉛直下方側の端部を前記反射膜材料に浸漬させ、鉛直上方側の端部から前記反射膜材料を吸い上げて、前記発光管の内壁面に前記反射膜材料を塗布する工程であっても構わない。
液状の反射膜材料とは、例えば、溶剤である酢酸ブチルに、シリカ等を分散させたコロイド溶液である。
上記製造方法によれば、発光管の管軸方向に見たときの周方向全体に、満遍なく反射膜材料を塗布することができる。また、外壁面に反射膜を形成しない場合は、管軸方向における端部のみを反射膜材料に浸漬させるだけでよいため、不必要に反射膜材料を塗布することなく、発光管の内壁面だけに満遍なく反射膜材料を塗布することができる。
また、上記フィラメントランプの製造方法において、
前記工程(B)は、前記発光管を前記管軸が鉛直方向と略平行となるように配置し、前記反射膜材料を吸い上げることで、前記発光管の内壁面に前記反射膜材料を塗布する工程であっても構わない。
ここでの「略平行」とは、管軸が鉛直方向に対して、−10°〜+10°の範囲に含まれていることをいう。
上記製造方法によれば、発光管の壁面に塗布されたばかりの状態の被膜は、重力によって反射膜材料が鉛直下方側に流れるため、鉛直下方側に配置されていた発光管の端部側に向かうほど、被膜の膜厚が厚くなる。したがって、上記方法によって製造されたフィラメントランプは、反射膜と透光膜の径方向における厚さが管軸方向に沿って、一端部側から他端部側に向かって徐々に厚くなっていることが確認される。
さらに、上記フィラメントランプの製造方法において、
前記工程(B)は、前記反射膜材料を吸い上げた後、前記発光管の前記管軸を中心に回転させながら、吸い上げた前記反射膜材料を前記発光管から排出することで、前記発光管の内壁面に前記反射膜材料を塗布する工程であっても構わない。
上記製造方法によれば、発光管の管軸を鉛直方向に対して傾けて反射膜材料を吸い上げたとしても、発光管の周方向に関して、厚みの偏りが発生しないように被膜を形成することができる。管軸を傾ける角度は、設備環境に応じて設定され、反射膜材料を排出する際の回転速度は、反射膜材料の粘度等によって適宜選択される。
なお、発光管の管軸が鉛直方向と略平行に配置されている場合であっても、発光管を回転させながら吸い上げた反射膜材料を排出してもよく。この場合は、例えば、回転による遠心力を利用して、被膜の厚さを調整することができる。
上記フィラメントランプの製造方法において、
前記工程(B)は、液状の前記反射膜材料を準備する工程(B1)を含み、
前記発光管を前記反射膜材料に浸漬させて、前記発光管の壁面に前記反射膜材料を塗布する工程であっても構わない。
上記製造方法によれば、発光管の外壁面と内壁面に満遍なく反射膜材料を塗布することができる。また、上記製造方法は、発光管の外壁面に塗布された反射膜材料を両端部にわたって拭き取ることで、発光管の内壁面だけに満遍なく反射膜材料を塗布することができる。
さらに、上記製造方法は、発光管の管軸方向に係る端部に栓や蓋等を設けて浸漬させることで、発光管の外壁面だけに満遍なく反射膜材料を塗布することもできる。当該方法では、反射膜を形成する部分の被膜には触れないように、不要な被膜を拭き取るのではないため、フィラメントランプの出来栄えに影響するおそれがない。
上記フィラメントランプの製造方法において、
前記工程(E)は、前記被膜を前記発光管の管軸方向に係る一端部から他端部にわたって加熱する工程であっても構わない。
上記フィラメントランプの製造方法において、
前記工程(E)は、前記被膜をバーナーによって加熱する工程であっても構わない。
バーナーは、加熱用の炎を噴射する噴射口に供給するガスの量や空気の量等を調整することで、加熱対象領域や温度を調整することができる。上記製造方法によれば、発光管の壁面に塗布されて焼結された被膜を、任意の領域に任意の形状で光出射窓を形成することができる。
本発明の製造方法によれば、発光管の形状や大きさによらず反射膜を形成でき、かつ、歩留まりが向上されたフィラメントランプを製造することができる。
フィラメントランプの一実施形態の構成を模式的に示す側図面である。 図1Aのフィラメントランプから反射膜と透光膜を取り除いた図面である。 図1AのフィラメントランプをX方向に見たときの断面図である。 図2の反射膜の拡大図である。 図2の透光膜の拡大図である。 発光管を準備した状態を示す図面である。 発光管がポンプに接続された状態を示す図面である。 ポンプによって反射膜材料が発光管内で吸い上げられている状態を示す図面である。 発光管の内壁面に反射膜材料の被膜が形成された状態を示す図面である。 反射膜材料を発光管から排出している状態を示す図面である。 発光管の壁面をバーナーで加熱している状態を示す図面である。 発光管全体を反射膜材料に浸漬させている状態を示す図面である。 反射膜材料から引き上げられた発光管の状態を示す図面である。 フィラメントランプの製造方法の別実施例を示す図面である。
以下、本発明に係るフィラメントランプの実施形態とフィラメントランプの製造方法の各実施例について、適宜図面を参照して説明する。なお、以下の各図面は、いずれも模式的に図示されたものであり、実際の寸法比と図面上の寸法比とは必ずしも一致していない。
[フィラメントランプの構造]
図1Aは、フィラメントランプ1の第一実施形態の構成を模式的に示す図面であり、図1Bは、図1Aのフィラメントランプ1から反射膜11と透光膜12を取り除いた図面である。図2は、図1のフィラメントランプ1をX方向に見たときの断面図である。図1及び図2に示すように、フィラメントランプ1は、アルゴン(Ar)等の不活性ガスやハロゲンガスが封入される発光管10と、発光管10の内壁面10b上に形成された反射膜11及び透光膜12と、フィラメント13と、フィラメント13を発光管10内で支持するサポーター14を備える。
以下説明においては、発光管10の管軸方向をX方向とし、フィラメントランプ1とワークW1が対向する方向をZ方向、X方向とZ方向に直交する方向をY方向として説明する。また、上述したように、本明細書では、方向を表現する際に、正負の向きを区別する場合には、「+Z方向」、「−Z方向」のように、正負の符号を付して記載される。また、正負の向きを区別せずに方向を表現する場合には、単に「Z方向」と記載される。
発光管10は、光に対して透過性を有する材料で構成されており、X方向に向かって延伸する筒状を呈している。本実施形態における発光管10は、図2に示すように、X方向に向かって見たときの断面形状が円形状を呈しているが、楕円形状や多角形状を呈するものであっても構わない。なお、ワークW1に対して効率よくフィラメント13から放射された光を照射するために、当該形状は、壁面に形成された反射膜11によって反射された光の進行を制御しやすい、円形状又は楕円形状であることが好ましい。
ここで、上述したように、本明細書における「光に対して透過性を有する」とは、少なくとも、近赤外線での光の透過率が80%以上であればよく、可視光に対して高い透過率を有していなくても構わない。
反射膜11は、図1Aに示すように、発光管10の内壁面10b上に、X方向に延伸するように形成されている。本実施形態における反射膜11は、発光管10の一端部から他端部にわたって形成されているが、X方向に関して、一部にのみ形成されていても構わない。
本実施形態において、反射膜11が形成されている領域は、図2に示すように、管軸10aよりも+Z方向側の面に、管軸10aを中心として180°の角度範囲で形成されているが、任意の角度で形成されていてもよい。また、反射膜11は、必ずしもX方向に見たときに、Z軸に対して対称となっていなくても構わない。なお、反射膜11は、Z軸に対して対象であって、当該角度範囲が90°以上270°以下であることが好ましい。
図3は、図2の反射膜11の拡大図である。本実施形態の反射膜11は、図3に示すように、シリカを主たる成分とする粒状物11dが凝集されて形成されている。粒状物11dは、シリカを主たる成分とする一次粒子が凝集された二次粒子である。近赤外線を効率よく反射させるために、近赤外線の波長帯域との関係から、一次粒子の平均粒径は、0.5μm以上1.5μm以下であることが好ましい。
反射膜11を形成する粒状物11dの主たる成分は、シリカ(SiO2)であるが、その他の成分として、例えば、アルミナ(Al23)、酸化ホウ素(B23)、酸化マグネシウム(MgO)、ジルコニア(ZrO2)等を含んでいても構わない。
透光膜12は、図1A及び図2に示すように、発光管10の内壁面10b上に、X方向に延伸するように、反射膜11と一体的に形成されている。ここで、図2においては、反射膜11と透光膜12とは、発光管10の管軸10aを中心とする径方向において重複しないように図示されているが、反射膜11と透光膜12は、径方向において重複していても構わない。
図4は、図2の透光膜12の拡大図である。透光膜12は、主たる成分がシリカ(SiO2)である反射膜11の材料と同じ材料で形成されており、粒状物11dの凝集ではなく、ガラスのような状態で形成され、光に対して透過性を示す。透光膜12を形成する反射膜材料には、シリカ以外の材料も含まれるため、図4に示すように、透光膜12は、内部に顕微鏡で確認される程度、場合によっては肉眼で視認できる程度の微小な粒子12bが確認される。
フィラメント13は、発光管10内において、X方向に沿って延伸するように配置される。フィラメント13は、その両端の、金属箔と外部リードからなる給電部15から電力が供給されると光を放射する。フィラメント13から−Z方向側(ワークW1側)に放射された光は、そのままワークW1に向かって進行し、+Z方向側(ワークW1とは反対側)に向かって進行する光は、反射膜11によって反射されて、−Z方向側に向かって進行する。
フィラメント13の材料は、例えば、タングステンやカンタル、ニクロム、カーボン等を採用し得る。
サポーター14は、図2に示すように、X方向に向かって見たときの形状が螺旋形状を呈し、管軸10aと軸が揃うように中央部でフィラメント13を保持することで、外周部を反射膜11や透光膜12に接触させて、フィラメント13の軸が管軸10aから大きくずれないように固定する。なお、サポーター14は、当該形状に限定されず、フィラメントランプ1がサポーター14を備えていなくても構わない。
次に、発光管10の内壁面10b上に反射膜11と透光膜12を形成する方法について、適宜図面を参照して説明する。以下の説明は、あくまでフィラメントランプ1を製造する方法の一例であり、上述のフィラメントランプ1は、以下の方法で製造されたものには限定されない。
[製造方法の第一実施例]
図5は、発光管10を準備した状態を示す図面である。まずは、光に対して透過性を示す筒状の発光管10が準備される(ステップS1)。このステップS1が、工程(A)に対応する。
図6は、発光管10がポンプ60に接続された状態を示す図面である。図6に示すように、ステップS1で準備された発光管10の鉛直上方側に配置される端部10pが吸引用のポンプ60と接続される(ステップS2)。
図7は、ポンプ60によって反射膜材料71が吸い上げられている状態を示す図面である。まずは、図7に示す容器70に入れられた液状の反射膜材料71が準備される(ステップS3)。このステップS3が、工程(B1)に対応する。
液状の反射膜材料71は、溶剤である酢酸ブチルに、シリカを主たる成分とする一次粒子を分散させたコロイド溶液である。この一次粒子は、シリカが80%、アルミナが10%、その他が10%の割合で含まれており、溶剤である酢酸ブチルに分散されている。
図7に示すように、ポンプ60に接続された発光管10は、鉛直下方側に配置される端部10qが容器70内の反射膜材料71に浸漬され、ポンプ60によって、反射膜材料71を端部10pに向かって吸い上げる。発光管10の内側は、吸い上げられた反射膜材料71によって充填される(ステップS4)。
図7に示すように、第一実施例のステップS4は、発光管10の管軸10aが鉛直方向に対して平行となるように配置されて実施されているが、管軸10aが鉛直方向に対して傾けられていても構わない。
図8Aは、発光管10の内壁面10bに反射膜材料71の被膜11pが形成された状態を示す図面である。図8Aに示すように、ポンプ60の動作が停止すると、ステップS4において発光管10の内側で吸い上げられた反射膜材料71が、容器70へと流れ落ち、発光管10の内壁面10bには、反射膜材料71が塗布されて被膜11pが形成される(ステップS5)。ステップS3からステップS5が、工程(B)に対応する。
なお、ステップS5の後、反射膜材料71から引き上げられた発光管10の端部10q側周辺は、外壁面10cにも反射膜材料71が付着することになる。このため、発光管10の端部10q側の外壁面10cに付着した反射膜材料71は、反射膜材料71から引き上げられた直後に、布等で拭き取ってもよい。
第一実施例において、端部10q側の外壁面10cに付着した反射膜材料71を拭き取る作業は、誤って内壁面10b側に形成された被膜11pに触れてしまうおそれがないため、フィラメントランプ1の歩留まりに影響しない。
図8Bは、反射膜材料71を発光管10から排出させている状態を示す図面である。ステップS5は、管軸10aを中心として発光管10を破線で示す矢印のように回転させながら吸い上げた反射膜材料71を排出しても構わない。特に、図8Bに示すように、発光管10の管軸10aが鉛直方向及び水平方向に対して傾けられている場合、被膜11pの厚みの均一性を確保する観点から、管軸10aを中心として発光管10を破線で示す矢印のように回転させながら、吸い上げた反射膜材料71を発光管10から排出することが好ましい。発光管10を回転させる方向は任意であり、図8Bにおいて破線の矢印で示す方向は、単なる一例である。
また、反射膜材料71を排出する際の発光管10の回転速度は、発光管10の管軸10aの傾きや、反射膜材料71の粘度等によって適宜選択されるが、例えば、上述したような反射膜材料71であって、発光管10の管軸10aが、鉛直方向に対して45°傾いている場合、回転速度は4πrad/s程度に設定される。
なお、図8Aに示すように、発光管10の管軸10aが鉛直方向と平行に配置されている場合においても、発光管10を回転させながら吸い上げた反射膜材料71を排出しても構わない。
ステップS5によって内壁面10bに反射膜材料71が塗布された発光管10は、25℃で20分程度の間、窒素雰囲気中において乾燥される(ステップS6)。このステップS6が、工程(C)に対応する。ここでの「窒素雰囲気中」とは、窒素ガスの含有率が99%以上の処理空間をいう。乾燥は大気雰囲気中で行ってもよいが、大気に含まれる不純ガスがランプ内に導入されることを防止する観点から、窒素雰囲気中で行うことが好ましい。
ステップS6の実施後、発光管10は、1000℃で約1時間が焼成され、被膜11pが焼結されて内壁面10b上に反射膜11が形成される(ステップS7)。このステップS7が、工程(D)に対応する。
図9は、発光管10の壁面をバーナー90で加熱している状態を示す図面である。図9に示すように、バーナー90が矢印の方向に移動しながら、焼結されて反射膜11となった被膜11pの一部を、発光管10の外壁面10cを介してシリカの融点以上の約2000℃で加熱する(ステップS8)。このステップS8が、工程(E)に対応する。
第一実施例のステップS8では、被膜11p(反射膜11)をX方向に係る一端部から他端部にわたって加熱するが、バーナー90で加熱して光出射窓12aを形成する領域は、X方向において一部であってもよく、光出射窓12aの形状も任意である。また、被膜11pは、図9に示すように、発光管10の壁面を介して加熱されてもよく、外壁面10cに反射膜11が形成されている場合等は、直接加熱しても構わない。
また、第一実施例のステップS8は、バーナー90を用いて加熱しているが、光出射窓12aを形成する領域を必要な温度で加熱処理できるものであれば、バーナー90以外の加熱手段によって処理を行っても構わない。例えば、ハロゲンランプからの放射光を集光して、局所的に被膜11pの一部を加熱しても構わない。また、レーザー光により、局所的に被膜11pの一部を加熱しても構わない。
さらには、当該加熱手段は、加熱処理しない部分に遮熱する部材等を配置し、シリカの融点以上の温度となる炉に発光管10を投入して処理する方法でも構わない。バーナー90は、例えば、酸水素バーナー等を採用し得るが、シリカの融点温度以上に加熱できるバーナーであれば、市販されているガスバーナー等を用いても構わない。
ステップS8により、被膜11pを構成する主たる成分がシリカである粒状物11d(図3参照)が溶融し、ガラス状に変化する。これにより、光に対して透過性を示す透光膜12が形成され、発光管10の内側で放射された光を外側に取り出すための光出射窓12aが形成される。
内壁面10bに反射膜11と透光膜12が形成された発光管10は、内側にフィラメント13が挿入され、不活性ガスが封入されて、管軸方向に係る両端部がピンチシールによって封止処理される。以上の工程を経て、図1Aに示すような、フィラメントランプ1が製造される。
上述した方法によれば、反射膜11の切削や、マスキングテープの貼り付け等を行うことなく、発光管10の内壁面10bの所定の領域に、反射膜11と透光膜12とを形成することができる。また、万が一、不要な部分に形成されてしまった反射膜11は、バーナー90で加熱すればよく、切削等を行うことなく、光に対して透過性を示す透光膜12となるように処理することができる。
なお、上述したように、反射膜材料71には、シリカの融点温度の加熱で透過性を示すように変化しないアルミナ(Al23)等のシリカ以外の物質が含まれる。したがって、図4に示すように、透光膜12は、内部に顕微鏡で確認される程度、場合によっては肉眼で視認できる程度の微小な粒子12bが確認される。
また、図面には表されていないが、上述したように、ステップS2からステップS5において、鉛直下方側に配置されていた発光管10の端部10q側に向かうほど、被膜11pの膜厚が厚くなる。したがって、上記方法によって製造されたフィラメントランプ1は、反射膜11と光出射窓12aの径方向における厚さがX方向に沿って、一端部側から他端部側に向かって徐々に厚くなっていることが確認される。
ここで、被膜11pの膜厚は、発光管10の大きさや濡れ性、反射膜材料71の粘度によっても異なる。構成の一例としては、全長が500mmの発光管10において、図8Aに示す、端部10p周辺の被膜11pの膜厚が約70μm、端部10q周辺の膜厚が約100μmである。
[製造方法の第二実施例]
本発明のフィラメントランプ1の製造方法の第二実施例につき、第一実施例とは異なる箇所を中心に説明する。
図10は、発光管10全体を反射膜材料71に浸漬させている状態を示す図面である。図10に示すように、第二実施例では、ステップS1によって準備された発光管10は、ポンプ60に接続されることなく、そのまま液状の反射膜材料71が入った容器70に全体が浸漬される(ステップS9)。
第二実施例における反射膜材料71は、第一実施例のステップS3で準備される反射膜材料71と同じものとしたが、主たる成分がシリカであれば、溶剤が酢酸ブチル以外であってもよく、また、アルミナ等を含んでいなくても構わない。
図11は、反射膜材料71から引き上げられた発光管10の状態を示す図面である。図11に示すように、ステップS9の後、発光管10が反射膜材料71の中から引き上げられると、発光管10の内壁面10bと外壁面10cそれぞれに、反射膜材料71が塗布されて被膜11pが形成される(ステップS10)。第二実施例においては、ステップS9とステップS10が、工程(B)に対応する。
当該方法によれば、発光管10の内壁面10bと外壁面10cに対して、一度に満遍なく被膜11pを形成することができる。第二実施例の方法を用いて、発光管10の内壁面10bのみに被膜11pを形成する場合は、ステップS9において発光管10を反射膜材料71から引き上げた後、外壁面10cに付着した反射膜材料71を布等によって全部拭き取ることで実現される。
また、発光管10の外壁面10cのみに被膜11pを形成する場合は、ステップS9において発光管10を反射膜材料71に浸漬させる前に、発光管10の端部10qに栓や蓋等を取り付けて、発光管10の内側に反射膜材料71が侵入することを防ぐことで実現される。
第二実施例においては、図11に示すように、発光管10全体が反射膜材料71に浸漬されて被膜11pを形成しているが、必ずしも、発光管10全体が反射膜材料71に浸漬されなくても構わない。例えば、発光管10の端部10pを装置に装着し、装置に反射膜材料71が付着しない位置まで発光管10が浸漬されてもよい。
[別実施例]
以下、別実施例につき説明する。
〈1〉 図12は、フィラメントランプ1の製造方法の別実施例を示す図面である。図12に示すように、反射膜材料71が発光管10の端部10pから流し込まれ、端部10qに向かって通流されることで、発光管10の内壁面10bに塗布されても構わない。
〈2〉 本発明のフィラメントランプ1の製造方法は、ステップS3を含まなくても構わない。例えば、反射膜材料71が、溶剤で分散されていない粉末状の材料であって、発光管10の壁面に吹付けるようにして塗布するものである場合は、ステップS3を行わなくてもよい。
1 : フィラメントランプ
10 : 発光管
10a : 管軸
10b : 内壁面
10c : 外壁面
10p,10q : 端部
11 : 反射膜
11d : 粒状物
11p : 被膜
12 : 透光膜
12a : 光出射窓
12b : 粒子
13 : フィラメント
14 : サポーター
15 : 給電部
60 : ポンプ
70 : 容器
71 : 反射膜材料
90 : バーナー
W1 : ワーク

Claims (7)

  1. 光に対して透過性を示す筒状の発光管を準備する工程(A)と、
    前記発光管の壁面に、シリカを主たる成分とする粒状物を含む反射膜材料を塗布して被膜を形成する工程(B)と、
    前記被膜を乾燥させる工程(C)と、
    前記工程(C)の実施後、前記発光管の壁面の前記被膜を加熱して焼結させる工程(D)と、
    前記工程(D)の実施後、前記発光管の壁面で焼結された前記被膜の一部を、シリカの融点以上の温度で加熱する工程(E)とを含むことを特徴とするフィラメントランプの製造方法。
  2. 前記工程(B)は、液状の前記反射膜材料を準備する工程(B1)を含み、
    前記発光管を管軸が水平方向とは非平行となるように配置し、前記発光管の管軸方向に係る鉛直下方側の端部を前記反射膜材料に浸漬させ、鉛直上方側の端部から前記反射膜材料を吸い上げて、前記発光管の内壁面に前記反射膜材料を塗布することを特徴とする請求項1に記載のフィラメントランプの製造方法。
  3. 前記工程(B)は、前記発光管を前記管軸が鉛直方向と略平行となるように配置し、前記反射膜材料を吸い上げることで、前記発光管の内壁面に前記反射膜材料を塗布することを特徴とする請求項2に記載のフィラメントランプの製造方法。
  4. 前記工程(B)は、前記反射膜材料を吸い上げた後、前記発光管の前記管軸を中心に回転させながら吸い上げた前記反射膜材料を前記発光管から排出することで、前記発光管の内壁面に前記反射膜材料を塗布することを特徴とする請求項2又は3に記載のフィラメントランプの製造方法。
  5. 前記工程(B)は、液状の前記反射膜材料を準備する工程(B1)を含み、
    前記発光管を前記反射膜材料に浸漬させて、前記発光管の壁面に前記反射膜材料を塗布することを特徴とする請求項1に記載のフィラメントランプの製造方法。
  6. 前記工程(E)は、前記被膜を前記発光管の管軸方向に係る一端部から他端部にわたって加熱することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のフィラメントランプの製造方法。
  7. 前記工程(E)は、前記被膜をバーナーによって加熱することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のフィラメントランプの製造方法。
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