JP2021145842A - 遊技機 - Google Patents

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健弘 山本
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Abstract

【課題】遊技者が得た利益を分かりやすく表示することが可能な遊技機を提供すること。【解決手段】遊技によって遊技者が得た利益値を表示する表示手段91と、対象領域10、18に遊技球が進入したことが検出されることを契機として、前記利益値が「N−1」増加することを一度に表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする遊技機1とする。ただし、前記Nの値は、前記対象領域10、18に一の遊技球が進入することで払い出される賞球数であるとする。【選択図】図4

Description

本発明は、遊技機に関する。
大当たり遊技にて出玉表示(遊技者が得た利益の表示)がなされるぱちんこ遊技機が公知である(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2016−209551号公報
本発明が解決しようとする課題は、遊技者が得た利益を分かりやすく表示することが可能な遊技機を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、遊技によって遊技者が得た利益値を表示する表示手段と、対象領域に遊技球が進入したことが検出されることを契機として、前記利益値が「N−1」増加することを一度に表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする。ただし、前記Nの値は、前記対象領域に一の遊技球が進入することで払い出される賞球数であるとする。
本発明にかかる遊技機は、遊技者が得た利益を分かりやすく表示することが可能である。
本実施形態にかかる遊技機の正面図である。 表示領域に表示された識別図柄および保留図柄を示した図である。 対象領域やアウト口とセンサおよびカウンタの関係を模式的に示した図である。 大入賞領域に遊技球が入賞したときの利益値の変化およびカウンタの変化を説明するための図である。 一般入賞領域に遊技球が入賞したときの利益値の変化およびカウンタの変化を説明するための図である。 対象領域のいずれにも入賞しなかった遊技球(非入賞遊技球)が発生したときの利益値の変化およびカウンタの変化を説明するための図である。 第三具体例を説明するための図である。 第四具体例を説明するための図(その一)である。 第四具体例を説明するための図(その二)である。 参考例を説明するための図である。
1)遊技機の基本構成
以下、本発明の一実施形態にかかる遊技機1(ぱちんこ遊技機)について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。なお、以下の説明において、特に明示することなく「画像」というときは、動画および静止画の両方を含むものとする。
遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置908(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する通路を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、始動領域904(第一始動領域904a、第二始動領域904b)、大入賞領域10、アウト口907などが設けられている。各種演出を実行する表示装置91の表示領域911は、遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能となる領域である。なお、表示領域911の形状等は適宜変更可能である(開口901の形状や大きさ、表示装置91自体の形状や大きさを変更することで表示領域911の形状等を変更することができる)。
また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、発射装置908を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動領域904や大入賞領域10等の入賞領域に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。
なお、遊技機1の枠体、遊技球を貯留する下皿や上皿など、本発明に関係のない遊技機1の構成要素は説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
大当たりの抽選は、図示されない制御基板に設けられた当否判定手段が始動領域904(第一始動領域904a、第二始動領域904b)への遊技球の入賞を契機として実行する。具体的には、始動領域904への遊技球の入賞を契機として乱数源から数値(以下、当否判定情報と称することもある)が取得され、当該数値が予め定められた大当たりの数値と同じである場合には大当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。本実施形態では、公知の遊技機と同様に、大当たりとなる場合には、識別図柄80(図2参照)が所定の組み合わせ(例えば同じ図柄の三つ揃い)となることによって報知され、それ以外の組み合わせが表示された場合にははずれとなる。
本実施形態では、上記当否判定のための数値が取得された順に当否判定結果の報知が開始される(識別図柄80の変動が開始される)こととなるが、ある数値が取得されたときに、それより前に取得された数値に基づく当否判定結果が報知されている際には、当該ある数値に基づく当否判定結果の報知が開始されるまで、図示されない制御基板に設けられた記憶手段に記憶される。未だ当否判定結果の報知(識別図柄80の変動)が開始されていない数値(当該数値のそれぞれに対応するものが「保留(情報)」である。保留(情報)は当否判定情報の下位概念であるといえる)の最大の記憶数(最大保留数)は適宜設定することができる。本実施形態における記憶手段が記憶できる最大保留数は、一種の始動領域904につき四つである。なお、本実施形態では、当否判定結果の報知が開始される時点で、取得された数値が大当たりとなる数値か否かが判断されることとなるが、数値が取得されたときに当否判定を行い、当否判定結果自体を記憶させておく構成としてもよい。また、取得された数値は、当否判定結果を報知する演出の具体的な内容を決定するための数値としても利用される。
本実施形態にかかる遊技機1では、記憶手段に記憶されている当否判定結果の報知が開始されていない取得された数値(当否判定情報)のそれぞれに対応するマークである保留図柄70が、表示装置91の表示領域911に表示される。具体的には、当否判定を実行するための数値が取得された順に並ぶよう、保留図柄70が表示装置91の表示領域911に表示される(図2参照)。本実施形態では、数値が取得されたタイミングが早いものから(いわゆる保留消化が早いものから)順に左から並ぶよう表示される。当否判定結果の報知は完了していないが、既に当否判定結果を報知する演出(識別図柄80の変動)が開始されているもの(いわゆる当該変動)に対応する保留図柄(図示せず)が表示されるようにしてもよい。
本実施形態では、遊技状態として、通常遊技状態と特別遊技状態が設定されている。特別遊技状態は、通常遊技状態に比して遊技者に有利な遊技状態である。通常遊技状態は、大当たりに当選する確率が低い低確率遊技状態であり、かつ、始動領域904に遊技球が入賞しにくい低ベース状態(低確率・時短無)である。特別遊技状態としては、第一特別遊技状態と第二特別遊技状態が設定されている。第一特別遊技状態は、大当たりに当選する確率が高い高確率遊技状態であり、かつ、始動領域904に遊技球が入賞しやすい高ベース状態(高確率・時短有)である。第二特別遊技状態は、大当たりに当選する確率が低い低確率遊技状態であり、かつ、始動領域904に遊技球が入賞しやすい高ベース状態(低確率・時短有)である。通常遊技状態においては、遊技者は、第一始動領域904a(いわゆる特図1の始動領域)を狙って遊技球を発射させる。本実施形態では、いわゆる「左打ち」を行う。特別遊技状態は、第二始動領域904b(いわゆる特図2の始動領域)を狙って遊技球を発射させる。本実施形態では、いわゆる「右打ち」を行う。特別遊技状態は、普通始動領域905に遊技球が進入することを契機とした第二始動領域904bの開放抽選に当選しやすい状態であるため、比較的容易に第二始動領域904bに遊技球が入賞する。なお、遊技状態の移行に関する設定はどのようなものであってもよいから説明を省略する。また、上記のような遊技状態が設定されていることはあくまで一例である。
本実施形態における遊技機1は、いわゆる「確変ループ機」である。大当たりとして、通常大当たりおよび特別大当たりが設定されている。通常大当たりに当選した後は、第二特別遊技状態(低確率・時短有)に移行する。特別大当たりに当選した後は第一特別遊技状態(高確率・時短有)に移行する。第二特別遊技状態は所定回数(例えば100回)連続して当否判定結果がはずれとなるまで継続する。第二遊技状態にて所定回数連続して当否判定結果がはずれとなった場合には通常遊技状態に移行する。第一特別遊技状態は当否判定結果が大当たりとなるまで継続する。いわゆる「確変割合」は適宜設定することができる。本実施形態では、全大当たりに占める特別大当たりの割合は65%である(通常大当たりは35%である)。なお、「確変ループ機」とするのはあくまで一例である。所定回数連続して当否判定結果がはずれとなるまで第一特別遊技状態が継続するように設定されたいわゆるST機としてもよい。
2)大当たり遊技における利益値の表示
当否判定結果が大当たりとなった場合には、大当たり遊技が実行される。以下、大当たり遊技中にて遊技者が得た利益(出玉)の表示に関して説明する。大当たり遊技は、複数の単位遊技から構成される。各単位遊技は、「ラウンド」等と称されるものである(ある大当たり遊技におけるX回目の単位遊技は、「Xラウンド」等と称される)。例えば、「10ラウンド大当たり」は、単位遊技が10回繰り返されるものである。本実施形態では、大入賞領域10に一の遊技球が入賞することによって払い出される遊技球の数(賞球数Na)は、15個に設定されている。
本実施形態では、大入賞領域10は、遊技領域902の右側に設けられている(図1参照)。したがって、大当たり遊技中において、遊技者は、遊技領域902の右側に遊技球が進入するよういわゆる「右打ち」遊技を行う。大当たり遊技中は、表示領域911に「右打ち」を行うべき状況であることを示す表示がなされる。なお、いわゆる「左打ち」遊技(遊技領域902の左側に遊技球が進入するよう遊技球を発射する)するべき大当たり遊技とすることを否定するわけではない。
単位遊技は、終了条件が成立するまで、大入賞領域10に遊技球が入賞可能な状態とされるものである。本実施形態では、大入賞領域10に付随するようにして、大入賞領域10の入口を閉鎖する閉位置(原位置)と、大入賞領域10の入口を開放する開位置との間を往復動作可能である開閉部材11が設けられている(図1参照)。単位遊技が実行されている期間中の少なくとも一部においては、当該開閉部材11が開位置に位置し、大入賞領域10に遊技球が入賞可能な状態とされることになる。なお、大入賞領域10を開放・閉鎖する構造はどのようなものであってもよい。本実施形態にかかる遊技機1は、遊技盤面に沿う閉位置と、当該閉位置から手前に倒れた開位置との間を往復動作可能な開閉部材11が設けられたものであり、当該開閉部材11が開位置に位置した状態となることで当該開閉部材11により遊技球が大入賞領域10に誘導される構造を有する。図示しないが、遊技球が通過する通路の下に大入賞領域10を設け、開閉部材11が閉位置に位置するときには当該開閉部材11が当該通路の底面を構成し、開閉部材11が開位置に位置することで当該通路に進入した遊技球が大入賞領域10に誘導されるような構造(いわゆる「スライドアタッカー」を用いた構造)であってもよい。
単位遊技の終了条件の一つとして、「一回の単位遊技において大入賞領域10にC個(Cは自然数)の遊技球が入賞したこと」(入賞終了条件)が設定されている。つまり、一回の単位遊技においてC個の遊技球が入賞したことが検出されたことを契機として当該単位遊技が終了する。当該Cの値は「カウント」等と称されるものである。本実施形態ではC=10に設定されている。つまり、基本的には(いわゆる「オーバー入賞」が発生しないときには)、一回の単位遊技において大入賞領域10に入賞する遊技球の数は10個である。別の終了条件として、「単位遊技が開始されてから所定時間経過したこと」(時間終了条件)が設定されている。したがって、大入賞領域10に遊技球が10個入賞するよりも前に単位遊技が終了する可能性もある。本実施形態における終了条件は上記二つであるが、これらの終了条件とは異なる別の終了条件が設定されていてもよい。
大入賞領域10に向かって継続的に遊技球を発射し続けていれば(遊技球の発射を停止する等の行動をとらなければ)、時間終了条件が成立するよりも前に入賞終了条件が成立するように構成されている。すなわち、大入賞領域10に向かって継続的に遊技球を発射し続けていれば、一の単位遊技にて少なくとも10個の遊技球が大入賞領域10に入賞し、当該単位遊技が終了することになる。したがって、例えば10ラウンド大当たりであれば、少なくとも「10(カウント;C)×15(一の遊技球の入賞あたりの賞球数;Na)×10(大当たり遊技のラウンド総数)=1500個」の遊技球が払い出されることになる。つまり、指示通り遊技を行っていれば、少なくとも1500個の賞球が得られるということである。
大当たり遊技中は、表示装置91の表示領域911に、遊技者が得た利益を示す利益値20が表示される(図4〜図6参照)。本実施形態における利益値20は「純増数」を示すものである。純増数は「大当たり遊技にて得られた出玉(賞球数)−発射した遊技球数(発射球数)」で表される値であるとする。賞球数は、入賞領域に遊技球が進入することによって払い出される賞球の数である。本実施形態では、遊技領域902に設けられた全ての入賞領域(賞球が払い出される契機となる入賞領域の全て)が利益値20に関係する入賞領域とされている。ただし、一部の入賞領域が対象外とされていてもよい。大当たり遊技にて開放される大入賞領域10が利益値20の対象となる入賞領域に含まれていればよい。本実施形態では、大当たり遊技にて遊技領域902の右側に遊技球が到達するように右打ち遊技が遊技者に促されるため、遊技領域902の右側に設けられた大入賞領域10および一般入賞領域18が利益値20の対象となる入賞領域となる。大当たり遊技中に右打ちによって賞球が得られる可能性がある入賞領域は当該大入賞領域10および一般入賞領域18が全てである。つまり、大当たり遊技中に右打ちすることによって得られた全ての賞球の数が「賞球数」となる。本実施形態では、右打ちすることによって遊技球が進入する可能性がある一般入賞領域18は一つであり、当該一般入賞領域18の賞球数Nb=3個に設定されている。なお、大当たり遊技にて当該一般入賞領域18に必ず遊技球が入賞するわけではない。大当たり遊技中継続して右打ち遊技を行っても、当該大当たり遊技を通じて一般入賞領域18に遊技球が入賞しないケースも発生しうる。
一方、発射球数は、遊技領域902に到達した遊技球の総数である。遊技領域902に到達しなかったいわゆるファウル球は発射球数に含まれない。発射球数は、上述した各種入賞領域に入賞した遊技球数と、入賞領域に入賞せずにアウト口907まで到達した遊技球数を合わせた数であるともいえる。専門的な用語を用いて言えば、発射球数=アウト(数)である。
大当たり遊技中には、「賞球数−発射球数」である純増数が利益値20として表示領域911にリアルタイムで表示されていく。リセットされない限りにおいて、遊技の継続に伴って当該利益値20が増加していくことになる。なお、利益値20がリセットされる条件(リセット条件)としては種々の観点から設定することができる。本実施形態では、いわゆる連チャンが終了することをリセット条件の成立としている。通常遊技状態に移行せずに(特別遊技状態にて)大当たりに当選することが連チャンに相当するから、通常遊技状態に移行することがリセット条件の成立となる。つまり、特別遊技状態にて当選した一または複数の大当たり遊技における純増数が利益値20として表示される。
なお、これはあくまで一例である。連チャン中における大当たり遊技間における純増数も利益値20に含まれるようにしてもよい。特に、当否抽選の当たり態様として、大当たりだけでなく小当たりが設定されており、当該小当たりに頻繁に当選することで出玉が増加していく状態が設定された遊技機(いわゆる小当たりラッシュが搭載された遊技機)が公知であるところ、このような小当たりにより得られた利益も利益値20に含まれるようにしてもよい。また、一の大当たり遊技が終了する度に、利益値20がリセットされるといった構成としてもよい。また、二以上の所定回数の大当たり遊技が終了することを契機として利益値20がリセットされるといった構成としてもよい。このようなリセット条件が二以上設定されたものとしてもよい。さらに、連チャン中に得られた利益を示す利益値20と、当該大当たり(一の大当たり)に得られた利益を示す利益値20の両方が表示されるといったように、複数の利益値20が表示されるものとしてもよい。
3)遊技球の検出
大入賞領域10に進入した遊技球が必ず通過する位置(例えば、大入賞領域10の出口)にセンサ(以下、大入賞センサ31と称する)が設けられている(図3参照)。当該大入賞センサ31に遊技球が検出されることを契機として15個(Na個)の賞球が払い出されることになる。また、ある単位遊技が開始されてから、当該大入賞センサ31に検出された球技球が10個(C個)に到達した場合には、それを契機として開閉部材11が閉鎖される(単位遊技が終了する)ことになる。
一般入賞領域18には、一般入賞領域18に進入した遊技球が必ず通過する位置にセンサ(以下、一般入賞センサ32と称する)が設けられている(図3参照)。当該一般入賞センサ32に遊技球が検出されることを契機として3個(Nb個)の賞球が払い出されることになる。
なお、以下の説明において、上記大入賞領域10や一般入賞領域18を総称して対象領域と称することもある。つまり、対象領域は、利益値20の対象となる賞球が得られる入賞領域に相当するものである。
遊技盤90の裏側(遊技者からは見えない領域)には、遊技領域902に進入した後、遊技領域902外まで移動した遊技球が必ず通過することになる通路が設けられている。当該通路にはセンサ(以下、総球数センサ33と称する)が設けられている(図3参照)。いずれの入賞領域にも入賞せずにアウト口907を通過した遊技球も、当該通路を通過する。つまり、遊技領域902に進入し、その後遊技領域902外まで移動した遊技球は、大入賞領域10や一般入賞領域18等の入賞領域に入賞したか否かに拘わらず、当該総球数センサ33に検出されることになる。すなわち、いずれかの入賞領域に入賞した遊技球も、入賞しなかった遊技球も、総球数センサ33に検出されることになるから、当該総球数センサ33に検出される遊技球数は、「発射球数」ということになる。
4)利益値の表示に関する問題
上記のようなセンサが設けられていることを前提として、利益値20を表示するとすれば、通常であれば以下の参考例(図10参照)のように制御されることになる。一の遊技球が大入賞領域10に入賞することを契機として、賞球が15個払い出されるのであるから(Na=15であるから)、利益値20は「15」増加する。つまり、大入賞センサ31に遊技球が検出されることを契機として利益値20が「15」増加する(「+15」となる)表示がなされる(図10(b)参照)。その後、当該大入賞領域10に入賞した遊技球が総球数センサ33に検出されることを契機として利益値20が「1」減少する(「−1」となる)表示がなされる(図10(c)参照)。つまり、賞球数分を増加させる表示がなされた後、入賞した一つの遊技球分を差し引く表示を行うことで、結果として純増数である「14」分利益値20が増加することになる。
一般入賞領域18についても同様である。一般入賞センサ32に遊技球が検出されることを契機として利益値20が「3」増加する表示がなされ、その後、総球数センサ33に検出されることを契機として利益値20が「1」減少する表示がなされることで純増数である「2」分利益値20が増加することになる。
なお、図示しないが、対象領域に入賞せずに遊技領域902外まで移動した遊技球も総球数センサ33に検出され、当該検出を契機として利益値20が「1」減少する表示がなされる。つまり、総球数センサ33は、遊技球が対象領域に入賞したものかどうか区別することができないものであるが、当該センサに遊技球が検出されることを契機として一律に利益値20を「1」減少させることで、純増数を利益値20として表示することができる。
しかし、上記のような表示(利益値20を賞球数分増加させた後、「1」減少させる表示)を行うと、利益値20の変化が頻繁に起こり、利益値20が見にくくなるという問題が生じる。つまり、大入賞領域10であれば、利益値20が「+15」とされる変化(図10(a)→(b)の変化)が生じた後、すぐに「−1」される変化(図10(b)→(c)の変化)が生じることになるから、極めて短時間に利益値20の表示が二回変化する(一回の入賞を契機に二回の変化が生じる)ことになり、利益値20が見にくい(利益値20の表示が「ちらつく」)。利益値20が「+3」とされる変化が生じた後、すぐに「−1」される変化が生じることになる一般入賞領域18についても同様である。このような問題が生じないようにするため、本実施形態では、以下のように利益値20を表示する。
5)上記問題を解消する利益値の表示態様
本実施形態にかかる遊技機1は、表示用カウンタ41および調整用カウンタ42を備える(図3参照)。表示用カウンタ41は、利益値20として表示する値を計測(カウント)するためのものである。つまり、「表示用カウンタの値=利益値」となるものである。調整用カウンタ42は、総球数センサ33により検出された各遊技球、すなわち遊技領域902外まで移動した一つ一つの遊技球が、対象領域に入賞したものかどうかを区別するためのものである。
5−1)表示用カウンタ
大入賞領域10に遊技球が入賞したことが大入賞センサ31により検出された場合、表示用カウンタ41を「+14」する。つまり、賞球数Naは15個であるにも拘わらず、表示用カウンタ41の値を「Na−1」分増加させる。上述した通り、表示用カウンタ41は利益値20そのものの値であるから、一の遊技球が大入賞領域10に入賞することを契機として、利益値20が「14」増加することになる(図4(a)(b)参照)。上記4)にて説明した利益値20の表示方法であっても、結局のところ利益値20は「14」増加するものであり、変化後の「結果」は同じになる。ただし、上記4)にて説明した表示方法は、一の遊技球が大入賞領域10に入賞することを契機として、利益値20が「15」増加した後に「1」減少するように表示される(二回の変化で「14」の増加が示される)ものである一方、本実施形態では利益値20が一度に「14」増加する表示がなされる。つまり、上記4)にて説明した表示方法は、大入賞領域10への入賞を契機として、利益値20が二度変化するものである一方、本実施形態では利益値20が一度しか変化しないものであるから、利益値20が見にくくなってしまうことが抑制される(利益値20の表示が分かりやすい)。
一般入賞領域18への入賞時も同様に制御する。具体的には、一般入賞領域18に遊技球が入賞したことが一般入賞センサ32により検出された場合、表示用カウンタ41を「+2」する。つまり、賞球数Nbは3個であるにも拘わらず、表示用カウンタ41の値を「Nb−1」分増加させる。一の遊技球が一般入賞領域18に入賞することを契機として、利益値20が一度に「2」増加することになる(図5(a)(b)参照)。つまり、上記4)にて説明した表示方法(利益値20が「3」増加した後に「1」減少するように表示される)とは異なり、利益値20が一度しか変化しないから、利益値20が見にくくなってしまうことが抑制される。
5−2)調整用カウンタ
大入賞領域10に遊技球が入賞したことが大入賞センサ31により検出された場合、調整用カウンタ42を「+1」する(図4(b)参照)。つまり、表示用カウンタ41を「+14」とする契機と同じ契機にて、調整用カウンタ42を「+1」する。また、一般入賞領域18に遊技球が入賞したことが一般入賞センサ32により検出された場合、調整用カウンタ42を「+1」する(図5(b)参照)。つまり、表示用カウンタ41を「+2」とする契機と同じ契機にて、調整用カウンタ42を「+1」する。まとめて言えば、調整用カウンタ42は、対象領域に遊技球が進入したことが対象領域用のセンサに検出されることを契機として「+1」されるものであるということである。
総球数センサ33に遊技球が検出されたとき、すなわち遊技領域902外まで移動した遊技球が検出されたときには、調整用カウンタ42の値に応じてその後の操作が異なる。調整用カウンタ42の値が「1」以上であれば、調整用カウンタ42の値を「−1」する(図4(c)、図5(c)参照)。一方、調整用カウンタ42の値が「0」であれば、表示用カウンタ41の値を「−1」する(図6(c)参照)。このようにする理由は次の通りである。
調整用カウンタ42は、対象領域に遊技球が進入することを契機として「+1」されるものであるから、調整用カウンタ42の値が「1」以上であるということは、対象領域に進入したことは検出された(大入賞センサ31および一般入賞センサ32のいずれかには検出された)ものの、遊技領域902外まで移動したことは検出されていない(総球数センサ33には検出されていない)遊技球(以下、このような遊技球を既入賞遊技球と称する)が存在するということである(図4(a)(b)、図5(a)(b)参照)。具体的には、既入賞遊技球が、調整用カウンタ42の値分存在するということである(例えば、調整用カウンタ42の値が「2」であれば、既入賞遊技球が二つ存在するということである)。したがって、調整用カウンタ42の値が「1」以上である状態で総球数センサ33に遊技球が検出されたときには、対象領域に入賞した遊技球(既入賞遊技球)が遊技領域902外まで移動したこと(アウト球となったこと)が検出されたことを示すために調整用カウンタ42の値を「−1」する(図4(c)、図5(c)参照)。
なお、調整用カウンタ42の値が「1」以上であるときに総球数センサ33に遊技球が検出されても、表示用カウンタ41の値は変化させない。大入賞領域10への入賞時は「+14」、一般入賞領域18への入賞時は「+2」といったように、入賞が検出された時点で入賞した遊技球分を差し引いた(「−1」した)値を表示用カウンタ41に追加している(利益値20を増加させている)から、総球数センサ33の検出時点では表示用カウンタ41の値を変化させる必要がない。
一方、調整用カウンタ42の値が「0」であるということは、既入賞遊技球が存在しないということである。この状況において総球数センサ33に検出された遊技球は、対象領域のいずれにも入賞しなかった遊技球(以下、このような遊技球を非入賞遊技球と称する)であるということになる(図6(a)(b)参照)。非入賞遊技球が発生することは純増数が減るということであるため、調整用カウンタ42の値が「0」であるときに総球数センサ33に遊技球が検出されることを契機として表示用カウンタ41の値を「1」減少させる(図6(c)参照)。つまり、利益値20が「1」減少するようにする。
このように、本実施形態では、調整用カウンタ42を用いることで、総球数センサ33に検出された遊技球が、対象領域に入賞したものか否かを判別している。具体的には、調整用カウンタ42の値が「1」以上であれば対象領域に入賞した遊技球であり(図4(c)、図5(c)参照)、調整用カウンタ42の値が「0」であれば対象領域に入賞しなかった遊技球である(図6(c)参照)と判別する。なお、ある遊技球が対象領域に入賞して調整用カウンタ42の値が「1」となった後、当該ある遊技球(既入賞遊技球)が総球数センサ33に検出されるよりも前に、対象領域に入賞しなかった別の遊技球(非入賞遊技球)が総球数センサ33に検出されるというケースが発生しうることも考えられる。この場合であっても、別の遊技球が総球数センサ33に検出されたときに調整用カウンタ42が「−1」され、ある遊技球が総球数センサ33に検出されたときに表示用カウンタ41が「+1」されることとなるから問題はない(「相殺」されるから問題はない)。
上述した通り、本実施形態では、利益値20が見にくくなってしまうことを抑制するために、対象領域に遊技球が入賞したことが検出されたとき(大入賞センサ31または一般入賞センサ32に検出されたとき)には、「純増数」分、利益値20が一度に増加するように表示する(「一度」のみ変化することにしている)(図4(a)(b)、図5(a)(b)参照)。しかし、このようにする場合、総球数センサ33に検出された遊技球が、既入賞遊技球であるか非入賞遊技球であるかを判別した上で、前者の場合は利益値20(表示用カウンタ41)の値を維持し、後者の場合は利益値20(表示用カウンタ41)の値を「−1」するという制御を行わなければならない(入賞時に「賞球数」分ではなく、「純増数」分増加させているから、既入賞遊技球の場合は表示用カウンタ41を維持しなければならない)。
これに対応するため、本実施形態では、表示用カウンタ41とは異なる調整用カウンタ42を別途設け、当該調整用カウンタ42の状況、具体的には当該調整用カウンタ42が「1」以上である(図4(c)、図5(c)参照)か「0」であるか(図6(c)参照)に応じ、総球数センサ33に検出された遊技球が既入賞遊技球であるか非入賞遊技球であるかを判別する。これにより、対象領域入賞時には「純増数」分利益値20を増加させるようにすることで利益値20が見にくくなってしまうことを抑制しつつ、非入賞遊技球分も利益値20から差し引かれるようにして正確な「純増数」が利益値20として表示されるようにしている。
6)以下、利益値20の表示に関する事項を改良、具体化、変形等した具体例について説明する。なお、以下の具体例を用いて説明する技術を複数組み合わせて適用した構成としてもよい。
〇第一具体例
「純増数」を所定倍したもの(10倍(Zは自然数)したもの)を遊技者が得た利益として表示されるようにしてもよい。例えば、大当たり遊技中に、遊技者が得た利益として、「純増数×100」の表示がなされるものとする。純増数が900である状態では「90000(pt)」といった表示がなされるものとする。この場合には、「90000」のうち、下二桁を除いた「900」の部分が利益値20に相当するものとする。つまり、上記小さい方から「Z」分の桁を除いた部分が利益値20に相当するものとする。
〇第二具体例
上記実施形態における利益値20は、大当たり遊技中における純増数を表示するものであって、大入賞領域10だけでなく、一般入賞領域18への入賞によって得られる賞球数に基づき表示されるものであることを説明したが、一般入賞領域18が利益値20の対象から除外されていてもよい。つまり、利益値20の対象となる賞球が得られる対象領域は適宜増減可能である。
〇第三具体例
上記実施形態では、調整用カウンタ42により、総球数センサ33に検出された遊技球が既入賞遊技球であるか非入賞遊技球であるかを判別することを説明したが、このような調整用カウンタ42が設けられていない構成とすることも可能である。例えば、非入賞遊技球しか通過しない遊技領域902外の通路に当該通路を通過する遊技球を検出する非入賞センサ34を設けた構成とする(非入賞センサ34には既入賞遊技球は検出されることはない)(図7参照)。このような構成とすれば、非入賞センサ34に遊技球が検出されたときに、表示用カウンタ41の値を「−1」とする制御を行えばよい。非入賞センサ34に検出される遊技球は非入賞遊技球であると決まっているからである。
上記実施形態のような調整用カウンタ42を設けるのは、既入賞遊技球であるか非入賞遊技球であるかによらず、遊技領域902外まで移動した遊技球の全てが総球数センサ33に検出される構成であるから、当該総球数センサ33によって既入賞遊技球、非入賞遊技球の区別ができないということが前提となっている。すなわち、一般的な遊技機は、いわゆるアウト球を一つのセンサによって検出する(図3のような構成とする)ことで総発射数(打球数)を得ることがなされており、当該一つのセンサによっては入賞の有無が区別できないから、調整用カウンタ42によって区別する構成としたものである。つまり、上記実施形態にて説明した構成は、一般的な遊技機におけるセンサの配置構造であることを前提としたものである。上述した通り、既入賞遊技球であるか非入賞遊技球を区別することができるセンサを別途用意するのであれば、調整用カウンタ42を用いなくてもよいことになる。
〇第四具体例
上記実施形態における利益値20は、リセット条件が成立するまでに得られた利益(純増数)を加算して表示する(合算表示を行う)ものであるが、得られた利益をリアルタイムで表示している態様にも適用可能である。例えば、大入賞領域10(賞球数Na=15)に遊技球が入賞する度に、それによって得られた利益を表示する。当該利益は純増数「14」に相当するものであるから、例えば「+14」といった表示(増加分画像51の表示)を行う。つまり、大入賞センサ31に遊技球が検出される度に、表示用カウンタ41が「+14」されて、表示領域911に「+14」という増加分画像51が表示される構成とする。合算表示と合わせて増加分画像51が表示されるようにしてもよい。
図示しないが、一般入賞領域18についても同様にしてもよい。つまり、賞球数Nb=3であるのであれば、一般入賞センサ32に遊技球が検出される度に、表示用カウンタ41が「+2」されて、「+2」という表示がなされるようにする。
また、非入賞遊技球の存在が検出される度に「−1」の表示(減少分画像52の表示)がなされるようにしてもよい(図9(c)参照)。つまり、総球数センサ33に遊技球が検出されたときに、調整用カウンタ42が「0」である場合には、その度に表示用カウンタ41が「−1」されて、表示領域911に「−1」という表示がなされる構成とする。
なお、上述した増加分画像51や減少分画像52が消去されるタイミングは適宜設定することができる。例えば、表示されてから所定時間(例えば1秒)経過で消去されるようにすることが考えられる。この場合には、当該所定時間内に連続してこれらの画像を表示する契機となる遊技球の検出が生じれば、これらの画像が同時期に複数表示されることになる。なお、このようにするのであれば、ある画像が他の画像に覆われて見えなくなってしまうことがないようにするとよい。また、新たな遊技球の検出が生じるまで表示され続けるようにすることも考えられる。例えば、大入賞センサ31に遊技球が検出されることで増加分画像51が表示されたのであれば、次の遊技球が大入賞センサ31に検出されることを契機に新たな増加分画像51が表示されるとともに、先に表示されていた増加分画像51が消去されるようにする。この場合、新たに表示される増加分画像51が先に表示されていた増加分画像51と同じ位置に表示されてしまうと、表示の変化に遊技者が気づきにくくなるから、新たに表示される増加分画像51は、先に表示された増加分画像51とは別の位置に表示されるようにするとよい。減少分画像52についても同様に制御することも可能である。
7)以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
上記実施形態から得られる具体的手段(遊技機)を以下に列挙する。
・手段1
遊技によって遊技者が得た利益値を表示する表示手段と、対象領域に遊技球が進入したことが検出されることを契機として、前記利益値が「N−1」増加することを一度に表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする遊技機。ただし、前記Nの値は、前記対象領域に一の遊技球が進入することで払い出される賞球数であるとする。
上記遊技機では、対象領域に遊技球が入賞することを契機として利益値が「N−1」増加することが一度に表示されるものであるから、利益値の表示が分かりやすい。
・手段2
前記対象領域に進入しなかった遊技球が検出されることを契機として、前記利益値が「1」減少する表示がなされることを特徴とする手段1に記載の遊技機。
このようにすることで、利益値として正確な「純増数」を表示することができる。
・手段3
前記対象領域に進入したか否かに拘わらず、遊技球が遊技領域外まで移動したことを検出する発射球数検出手段を備え、前記発射球数検出手段により検出される各遊技球が、前記対象領域に進入したものかどうかを区別するための調整用カウンタを備えることを特徴とする手段1または手段2に記載の遊技機。
このようにすることで、遊技領域外まで移動した遊技球のそれぞれが、対象領域に進入したものか否かをセンサ等により区別する必要がなくなる。
・手段4
前記利益値として表示される値をカウントする表示用カウンタを備え、前記対象領域に遊技球が進入したことが検出されることを契機として、前記表示用カウンタの値が「N−1」増加するとともに、前記調整用カウンタの値が「1」増加するように制御し、前記発射球数検出手段に遊技球が検出されることを契機として、前記調整用カウンタの値が「1」以上であれば当該調整用カウンタの値が「1」減少するよう制御する一方、前記調整用カウンタの値が「0」であれば前記表示用カウンタの値が「1」減少するよう制御することを特徴とする手段3に記載の遊技機。
上記のようにすることで、調整用カウンタの値が「1」以上であれば対象領域に進入したものの未だ発射球数検出手段に検出されていない遊技球(既入賞遊技球)が存在するということであり、調整用カウンタの値が「0」であれば既入賞遊技球は存在しないということになる。つまり、遊技領域外まで移動した各遊技球について、既入賞遊技球であるか否かを区別することができる。
1 遊技機
10 大入賞領域
18 一般入賞領域
20 利益値
31 大入賞センサ
32 一般入賞センサ
33 総球数センサ
41 表示用カウンタ
42 調整用カウンタ
91 表示装置
911 表示領域

Claims (4)

  1. 遊技によって遊技者が得た利益値を表示する表示手段と、
    対象領域に遊技球が進入したことが検出されることを契機として、前記利益値が「N−1」増加することを一度に表示する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする遊技機。
    ただし、前記Nの値は、前記対象領域に一の遊技球が進入することで払い出される賞球数であるとする。
  2. 前記対象領域に進入しなかった遊技球が検出されることを契機として、前記利益値が「1」減少する表示がなされることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記対象領域に進入したか否かに拘わらず、遊技球が遊技領域外まで移動したことを検出する発射球数検出手段を備え、
    前記発射球数検出手段により検出される各遊技球が、前記対象領域に進入したものかどうかを区別するための調整用カウンタを備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記利益値として表示される値をカウントする表示用カウンタを備え、
    前記対象領域に遊技球が進入したことが検出されることを契機として、前記表示用カウンタの値が「N−1」増加するとともに、前記調整用カウンタの値が「1」増加するように制御し、
    前記発射球数検出手段に遊技球が検出されることを契機として、
    前記調整用カウンタの値が「1」以上であれば当該調整用カウンタの値が「1」減少するよう制御する一方、
    前記調整用カウンタの値が「0」であれば前記表示用カウンタの値が「1」減少するよう制御する
    ことを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
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