JP6800486B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に関する。
多くのぱちんこ遊技機には、遊技球の入賞時に賞球が払い出されるものの、入賞を契機として大当たりの抽選は実行されない一般入賞口が設けられる(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2017−093498号公報
本発明は、一般入賞口に対する遊技球の入賞状況を容易に把握することが可能な遊技機を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、大当たりの当選を目指して遊技する遊技状態にて遊技球が入賞する可能性がある入賞口であって、遊技球が入賞することを契機として、所定数の遊技球が賞球として払い出されるものの、大当たりの抽選は実行されない一または複数の一般入賞口と、前記一般入賞口に対する遊技球の入賞状況を示す入賞状況報知手段と、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる遊技機によれば、一般入賞口に対する遊技球の入賞状況を容易に把握することが可能である。
本実施形態にかかる遊技機の正面図である。 入賞状況報知手段の概要を説明するための図である。 タイマ部による時間の計測方法を説明するための図である。 (a)は入賞状況を示す発光部の発光態様を、(b)は特定演出発生時の発光部の発光態様を示した図である。 第四具体例を説明するための図である。
以下、本発明にかかる遊技機1の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。
遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置908(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する通路を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、表示装置91、始動入賞口904、大入賞口906、アウト口907などが設けられている。かかる表示装置91の表示領域911は、遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能となる領域である。なお、一部の図においては、表示領域911を大まかに記載するが、その形状等は適宜変更可能である(開口901の形状や大きさ、表示装置91自体の形状や大きさを変更することで表示領域911の形状等を変更することができる)。
また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、発射装置908を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動入賞口904や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の遊技球(以下、入賞口に遊技球が入賞することを契機として払い出される遊技球を賞球と称する)が払出装置により払い出される。
なお、遊技機1の枠体、遊技球を貯留する下皿や上皿など、本発明に関係のない遊技機1の構成要素は説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
大当たりの抽選は、図示されない制御基板に設けられた当否判定手段が始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として実行する(このような始動入賞口は複数設けられていてもよい)。具体的には、始動入賞口904への遊技球の入賞を契機として乱数源から数値が取得され、当該数値が予め定められた大当たりの数値と同じである場合には大当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。公知の遊技機と同様であるため詳細な説明を省略するが、大当たりとなる場合には、識別図柄80(当否判定結果を報知するための図柄;図1等参照)が所定の組み合わせ(例えば同じ図柄の三つ揃い)となることによって報知され、それ以外の組み合わせが表示された場合にははずれとなる。
本実施形態にかかる遊技機1は、遊技球が入賞したときに賞球が払い出される入賞口として、上述した始動入賞口および大入賞口の他に、一般入賞口10を備える(図1参照)。なお、各入賞口に入賞したことを契機として払い出される賞球の数は、適宜設定することができる。一般入賞口10は、遊技球の入賞を契機として大当たり抽選が実行されるものではないという点において始動入賞口とは異なる。つまり、賞球が払い出されるという点(賞球「数」は問わない)においては共通するものの、大当たり抽選の実行の有無という点において両者は異なる。また、一般入賞口10は、大当たりを目指して遊技する遊技状態にて遊技球が入賞する可能性があるものであるという点において大入賞口と異なる。つまり、大入賞口は、大当たりに当選した後実行される大当たり遊技中に開放され、当該開放された状態となってはじめて遊技球が入賞する可能性がある入賞口である一方、一般入賞口10は、その入口が常に開放されており、大当たり遊技中でなくても遊技球が入賞する可能性がある入賞口であるという点において相違する。もちろん、一般入賞口10の入口は常に開放されているのであるから、大当たり遊技中であっても一般入賞口10に遊技球が入賞する可能性はある。
本実施形態にかかる遊技機1は、大当たりを目指す遊技状態として、大当たり抽選に当選する確率が相対的に低い通常遊技状態(低確率遊技状態)と、大当たり抽選に当選する確率が相対的に低い特別遊技状態(高確率遊技状態)とが設定されている。通常遊技状態は、遊技領域の左側に遊技球が進入するよう遊技者が遊技する(いわゆる左打ちを行う)遊技状態である。特別遊技状態は、遊技領域の右側に遊技球が進入するよう遊技者が遊技する(いわゆる右打ちを行う)遊技状態である。遊技状態の移行に関する遊技機の仕様はどのようなものであってもよい。大当たり遊技終了後に通常遊技状態に移行する大当たりに当選しない限り、特別遊技状態が継続する(いわゆる連チャンする)「確変ループ機」であってもよいし、当否抽選が所定回数連続してはずれとなるまで特別遊技状態が継続する「ST機」であってもよい。なお、以下説明する各種事項は、特に明示した場合を除き、通常遊技状態中(いわゆる左打ちを行うとき)におけるものをいうものとする。
本実施形態にかかる遊技機1は、遊技者が左打ちを行ったときに遊技球が入賞する可能性ある位置に、一または複数の一般入賞口10を備える。本実施形態では、第一一般入賞口11、第二一般入賞口12、第三一般入賞口13の三つが設けられている(図1参照)。また、当該一般入賞口10に対する遊技球の入賞状況を示す入賞状況報知手段(図2参照)を備える。入賞状況報知手段は、一般入賞口10に対する遊技球の入賞状況を把握する制御部21と、当該入賞状況に基づく所定条件(詳細は後述)が成立したときにそれを報知する報知部22と、時間を計測することが可能なタイマ部23とを備える。これらの入賞状況報知手段を構成する要素の一部は図示されない基板に構築された回路を構成する。制御部21は、各一般入賞口10(第一一般入賞口11、第二一般入賞口12、第三一般入賞口13)内に設けられた遊技球検出センサ(第一センサ111、第二センサ121、第三センサ131)と通信可能である。当該通信により、どの程度一般入賞口10に遊技球が入賞したのかを把握することが可能である。
報知部22は、複数の一般入賞口10のそれぞれに対応づけて設けられた発光部(本実施形態ではLEDである)を有する(当然ではあるが、発光部は基板に構築された回路の一部ではない)。発光部は、制御部21からの命令を受けて所定の態様で発光する。本実施形態では、第一一般入賞口11に対応づけられた第一発光部221、第二一般入賞口12に対応づけられた第二発光部222、第三一般入賞口13に対応づけられた第三発光部223が設けられている。各発光部が設けられる位置は、対応する一般入賞口10との対応関係が把握可能なものであればよい。具体的には、第一発光部221は、第二一般入賞口12や第三一般入賞口13よりも、第一一般入賞口11に最も近い位置に設けられるといったように、各発光部は、対応する一般入賞口10に対する距離が他の一般入賞口10よりも小さくなるように近接した位置に設けられる。本実施形態では、各一般入賞口10を構成するポケットの手前に発光部が設けられている。各発光部は、二以上の発光色で発光することが可能なものとされる。
本実施形態にかかる入賞状況報知手段20は、通常遊技状態中に、タイマ部23によって計測される所定期間、一般入賞口10への遊技球の入賞が検出されなかった場合に、発光部の発光によって当該事象が発生したことを報知する。ここで、本実施形態では、タイマ部23によって計測される時間は、実際に遊技球が発射されている時間、すなわち遊技者が遊技している時間とされる。遊技が行われていないときにはタイマ部23による時間の計測が停止される。タイマ部23によって計測される時間は、対応する一般入賞口10への遊技球の入賞が検出されたときにリセットされる。したがって、遊技が行われている状況(先の遊技中)から、遊技が行われていない状況(遊技停止)に移行し、その後再び遊技が行われている状況(後の遊技中)に移行したときには、先の遊技が終了した時点で一旦時間の計測が停止し、当該時間の計測が後の遊技の開始から再開されることになる(図3参照)。つまり、実際に遊技が行われている期間が所定期間に達するまでの間に、一般入賞口10に遊技球が入賞したか否かが判断される。実際に遊技が行われているか否か(遊技球が発射されているか否か)の判断はどのように行ってもよい。遊技領域に向かって発射される遊技球が通過するガイドレール内のセンサによって遊技球が検出されるか否かに基づいて判断することや、発射装置(発射ハンドル)が操作されているか否かに基づいて判断することを例示することができる。
本実施形態では、複数の一般入賞口10のそれぞれに対して当該制御を実行する。例えば、第一一般入賞口11に所定期間入賞が認められなかった場合には、第一発光部221を所定の態様で発光させる。当該「所定の態様」の発光は、リセット条件が成立するまで所定の発光色で発光し続けるというものである。ここで、所定の発光色は、詳細を後述する特定演出発生時の発光色とは異なるものとされる。本実施形態では、リセット条件が成立するまで赤色の発光色で発光し続ける(図面においては、赤色に発光していることを文字で示す)(図4(a)参照)。なお、「発光し続ける」には点滅し続けるような発光態様を含む。つまり、所定の態様の発光(点滅含む)がリセット条件成立まで継続するということである。このように発光部が所定の態様で発光するため、遊技機1を設置している遊技店は、当該発光部に対応する一般入賞口10に対し、しばらくの間遊技球が入賞していないことを把握することが可能である。
また、リセット条件は、種々の観点から設定することができる。本実施形態では、遊技店側(遊技店員)が操作可能な操作手段(図示せず)が遊技機内部に設けられており(遊技者が勝手に操作できない箇所に設けられており)、当該操作手段が操作されることにより、所定の態様(赤色)で発光する発光部の発光がリセットされる(OFFとなる)ように構成されている。つまり、遊技店側が所定期間遊技球の入賞が認められないことを把握するまで発光部が所定の態様で発光し続けるものとされる。
また、本実施形態では、遊技機1の電源がOFFにされた場合であっても、リセット条件は成立しないようにされている。つまり、発光部が所定の態様で発光した状態で電源が一旦OFFにされ、再び電源がONにされたときであっても発光部が発光した状態が維持される(ただし、電源がOFFである間は、発光部は非発光である)。遊技店側がある一般入賞口10について所定期間遊技球の入賞が認められないことを把握せずに遊技機1の電源がOFFにされる(閉店後、発光部の発光を確認せずに電源がOFFにされる)場合が考えられる。また、営業時間中であっても、不具合解消のため電源を一旦OFFにすることが考えられる。このようなときに、発光部の発光がリセットされてしまうと当該ある一般入賞口10の入賞状況についての報知を把握することができないことになるため、電源ON時には再び発光部が発光した状態となるようにされる。
一般入賞口10に遊技球が入賞すると賞球が払い出されるから、一般入賞口10に遊技球が入賞するほど遊技者は遊技球を減らすことなく遊技すること(比較的長く遊技すること)ができる。このような一般入賞口10に遊技球がほとんど入賞しない状況はあまり好ましくない状況であるといえる。本実施形態にかかる遊技機1によれば、このような状況が発生していることを入賞状況報知手段20による報知により把握することが可能である。
また、本実施形態では、複数の一般入賞口10のそれぞれに対応する発光部が設けられているため、遊技球があまり入賞しないという状況がいずれの一般入賞口10において発生しているのかを容易に把握することが可能である。
発光部は、所定期間一般入賞口10に遊技球が入賞しなかったという事象(以下、単に「入賞状況」と称することもある)を報知するためだけでなく、演出効果を発現するものとしても機能する。具体的には、特定演出(特定演出の詳細については後述する)として発光部が一時的に発光する。つまり、入賞状況を示す発光は、リセット条件が成立するまで所定の態様(赤色)の発光が継続されるものである一方、特定演出としての発光は、ある決まった期間、一時的に発光するというものである。ここで、一時的とは、発光する時間が一定であることに限定されるものではない。特定演出の態様に応じて、その都度発光する時間が変化するような構成も含まれるものとする。特定演出としての発光は、「演出」として行われるものであるから、何らかの操作等を行わなくても自然に発光が終了するという点において、入賞状況を報知する際の発光と相違する。
本実施形態では、特定演出として、一般入賞口10に遊技球が入賞したときに、当該入賞の事実を遊技者に分かりやすく知らせるため、対応する発光部を所定期間発光させる(ただし、所定期間点滅しつづけること等を含む)ことが設定されている(入賞が発生していない一般入賞口10に対応する発光部は発光させない)。ここで、特定演出としての発光態様は、入賞状況を示すための発光態様とは異なるものとされている。本実施形態では、発光部の発光色が異なるものとされる。具体的には、入賞状況を示す発光は赤色の発光色とされる一方、特定演出としての発光は白色の発光色とされている(図4(b)参照)。このようにすることで、遊技店側は、発光部が入賞状況を示すために発光しているのか、演出として発光しているのかを容易に判別することが可能である。
上記演出以外の演出が特定演出として設定された構成としてもよい。例えば、表示領域に所定の画像(動画、静止画の両方を含む)が表示される演出が実行される際に、装飾用に設けられた電飾と一緒に発光部を発光させることが考えられる。つまり、発光部を電飾の一種として機能させることを特定演出として設定する。このような電飾の一種として発光させるのは、一般入賞口10の入賞を示すものとして発光させるわけではないから、複数の発光部をある決まった態様で発光させることになる。例えば、複数の発光部を同時に発光(点滅)させる、第一発光部221、第二発光部222、第三発光部223の順に発光させていくといったように、複数の発光部を装飾として機能させることになる。なお、このように装飾として機能させる場合においても、発光部の発光色は、入賞状況を報知するための発光色(本実施形態では赤色)と異なるものとされる。
以下、上記実施形態にかかる遊技機1を改良、具体化、変形等した具体例について説明する。なお、以下の具体例を用いて説明する技術を複数組み合わせて適用した構成としてもよい。
○第一具体例
上記実施形態では、所定期間、一般入賞口10への遊技球の入賞が検出されなかったということを条件(以下、発光条件と称することもある)として発光部を所定の態様で発光させることを説明したが、一般入賞口10の入賞状況を示すものであれば、当該発光条件は適宜変更可能である。
例えば、所定期間中一般入賞口10に入賞した遊技球の個数が所定個数未満であることを発光条件とすることが考えられる。つまり、入賞があったか否かではなく、入賞個数が所定数に到達したか否かを発光条件としてもよい。
また、ある大当たりに当選してから、次の大当たりに当選するまでの間に、一般入賞口10への遊技球の入賞が検出されるか否か、または所定個数の入賞が認められたか否かを発光条件とすることが考えられる。つまり、所定期間を、ある大当たりから次の大当たりに当選するまでに設定する。新たに大当たりを獲得するということは、遊技者が一定程度継続的に遊技を行っているということであるから、それまでの間に一般入賞口10に遊技球が入賞しないということは好ましくない状況であるとして、それを報知するようにする。このようにすれば、時間を計測する必要がない(タイマ部23を設ける必要がない)という利点がある。同様の観点で、通常遊技状態から、特別遊技状態に移行するまでの間に、一般入賞口10への遊技球の入賞が検出されるか否か、または所定個数の入賞が認められたか否かを発光条件とすることも考えられる。
○第二具体例
上記所定期間の長さは、複数の一般入賞口10のそれぞれについて同じ長さが設定されなくてもよい。つまり、ある一般入賞口10に設定される所定期間の長さと、それとは別の一般入賞口10に設定される所定期間の長さを異なるものとする。各一般入賞口10に対する遊技球の入賞しやすさは、一般入賞口10が設けられる位置や遊技釘の配置等によって異なるから、各一般入賞口10に適した所定期間の長さが設定されるようにする。このようにすることで、不必要な報知(発光部の所定の態様での発光)が発生してしまうことが抑制される。
○第三具体例
所定期間の長さ(時間)を任意の長さに設定することができる構成とする。所定期間は、一般入賞口10に対する入賞頻度が目論見とは異なる状況にあるか否かを報知するための閾値であるから、当該閾値を任意の値に設定することができるようにする。このようにすることで、不必要な報知(発光部の所定の態様での発光)が発生してしまうことが抑制される。
複数の一般入賞口10が設けられる場合、当該複数の一般入賞口10のそれぞれについて、所定期間長さを調整することができるようにすることが好ましい。つまり、遊技球の入賞しやすさに応じて、各一般入賞口10のそれぞれについて所定期間の長さを調整することができるようにすることが好ましい。
○第四具体例
上記実施形態では、ある一般入賞口10に対し所定期間遊技球が入賞していない状況が発生したことを、発光部の発光(上記実施形態では赤色の発光)により報知することを説明したが、それ以外の報知態様としてもよい。
例えば、ある一般入賞口10に対し所定期間遊技球が入賞していない状況であることが、表示領域に表示されるようにすることが考えられる。図5(a)に示すように、当該状況が発生していることが、遊技店側だけでなく、遊技者も容易に把握することが可能となるような画像51(「○○一般入賞口:長期間未入賞」といった、状況を直接的に示す表示)が表示されるようにしてもよいし、図5(b)に示すように、遊技店側のみが把握できるような間接的な画像52(マークのようなもの)が表示されるようにしてもよい。
別の例としては、ある一般入賞口10に対し所定期間遊技球が入賞していない状況にあるという情報(未入賞情報)が、遊技店が有する制御装置(いわゆるホールコンピュータ)に対し通知されるようにすることが考えられる。つまり、遊技機自体は、上記のような状況にあることを報知する手段を有しておらず、遊技店が有する装置に対し、上記未入賞情報を送信する通信手段を有するものとする。このような構成とすれば、上記のような状況が発生したとしても、遊技機自体に変化が生じるわけではないため、遊技している遊技者が違和感を覚えてしまうような状態となってしまうのを抑制することが可能である。
○第五具体例
入賞状況報知手段20による入賞状況の報知がなされるモード(報知モード)と、報知がなされないモード(非報知モード)が設定された構成とする。入賞状況の報知は不要と考える遊技者も一定程度存在することは想定されるから、このような遊技者のために非報知モードを搭載する。なお、非報知モードが設定されているときには、入賞状況の報知のために発光部が発光することはないが、演出として発光部が発光することはあってもよい。例えば、非報知モードが設定されているときであっても、一般入賞口10に遊技球が入賞したことを示すために発光部が発光するようにしてもよい。
上記モードの切り替えは、遊技者の意思で行うことが可能なものとすることが考えられる。つまり、いわゆるカスタマイズ機能の一種として搭載することが考えられる。このようにすれば、遊技者は好みに合わせて入賞状況報知手段20による入賞状況の報知作用を享受するか否かを選択することが可能である。なお、複数の一般入賞口10が設けられている場合には、当該複数の一般入賞口10のそれぞれについて報知モード・非報知モードのいずれを設定するかを個別に遊技者自らが選択することができるものとしてもよい。
また、別の例として、遊技機1を設置している遊技店側(遊技店店員)により、上記モードの切り替えが可能(遊技者による切替は不可)とされる構成とすることが考えられる。遊技店側が、一般入賞口10の入賞状況を遊技者に示すかどうかを選択することができるようにする。なお、複数の一般入賞口10が設けられている場合には、当該複数の一般入賞口10のそれぞれについて報知モード・非報知モードのいずれを設定するかを個別に遊技店側が選択することができるものとしてもよい。
また、別の例として、現実の時間(実時間)を取得する時間取得手段(リアルタイムクロック(RTC))を備え、当該時間取得手段によって取得される実時間に応じて、報知モードと非報知モードが切り替えられるようにする。実時間が所定の時間にあるとき(例えば、PM1:00〜PM1:30の間といったような所定の期間にあるとき)に特殊な演出(以下、RTC演出と称する)が実行される遊技機が公知であるところ、当該RTC演出が実行されているときに報知モードが設定され、RTC演出が実行されていないときには非報知モードが設定されるものとする。このようにすれば、RTC演出が実行されている最中は、入賞状況報知手段20による入賞状況の報知作用を享受することができることになるから、RTC演出中の遊技の促進に資することになる。つまり、折角RTC演出が実行されている最中であるにも拘わらず、遊技がなされない状況が発生してしまうのを抑制することが可能である。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
上記実施形態から得られる具体的手段(遊技機)を以下に列挙する。
・手段1
大当たりの当選を目指して遊技する遊技状態にて遊技球が入賞する可能性がある入賞口であって、遊技球が入賞することを契機として、所定数の遊技球が賞球として払い出されるものの、大当たりの抽選は実行されない一または複数の一般入賞口と、
前記一般入賞口に対する遊技球の入賞状況を示す入賞状況報知手段と、
を備えることを特徴とする遊技機。
上記遊技機によれば、一般入賞口に対する遊技球の入賞状況を容易に把握することが可能である。
・手段2
前記一般入賞口は複数設けられており、当該一般入賞口のそれぞれに対応する入賞状況報知手段が設けられていることを特徴とする手段1に記載の遊技機。
このようにすれば、各一般入賞口の入賞状況を把握することが可能となる。
・手段3
前記入賞状況報知手段は、対応する一般入賞口に付随するように設けられた発光部を含み、当該対応する一般入賞口への遊技球の入賞状況が所定の基準を満たさない状況となった場合には、当該発光部が所定の態様で発光するように構成されていることを特徴とする手段2に記載の遊技機。
このようにすれば、いずれの一般入賞口が所定の基準を満たしていない状況にあるのかを容易に把握することが可能である。
・手段4
前記発光部は、対応する前記一般入賞口の入賞状況が前記所定の基準を満たさない状況となっていないときには、特定演出の少なくとも一部として前記所定の態様とは異なる別の態様で発光する場合があることを特徴とする手段3に記載の遊技機。
このように、発光部は、一般入賞口の入賞状況を示すものとしてだけでなく、演出効果を発現させるものとして機能させることもできる。また、対応する一般入賞口の入賞状況が所定の基準を満たさない状況となったがゆえに発光部が発光した場合であっても、遊技者には「演出」として発光しているようにみえる(入賞状況が所定の基準を満たさないものとなっていることが遊技者に気付かれにくい)。
・手段5
対応する前記一般入賞口の入賞状況が前記所定の基準を満たさない状況となったときにおける前記発光部の前記所定の態様の発光は、リセット条件が成立するまで所定の発光色で発光し続けるものであり、
前記特定演出の一種として、前記一般入賞口への遊技球の入賞が検出されたとき、当該一般入賞口に対応する前記発光部を一時的に前記所定の発光色とは異なる別の発光色で発光させる演出が設定されていることを特徴とする手段4に記載の遊技機。
このようにすることで、対応する一般入賞口の入賞状況が所定の基準を満たさない状況となったがゆえに発光部が発光しているのか、演出として発光しているのかを容易に判別すること(遊技店側が容易に判別すること)が可能となる。
1 遊技機
10 一般入賞口
11 第一一般入賞口
111 第一センサ
12 第二一般入賞口
121 第二センサ
13 第三一般入賞口
131 第三センサ
20 入賞状況報知手段
21 制御部
22 報知部
221 第一発光部
222 第二発光部
223 第三発光部
23 タイマ部
91 表示装置
911 表示領域

Claims (1)

  1. 大当たりの当選を目指して遊技する遊技状態にて遊技球が入賞する可能性がある入賞口であって、遊技球が入賞することを契機として、所定数の遊技球が賞球として払い出されるものの、大当たりの抽選は実行されない一または複数の一般入賞口と、
    前記一般入賞口に対する遊技球の入賞状況を示す入賞状況報知手段と、
    を備え
    前記入賞状況報知手段は、対応する一般入賞口に付随するように設けられた発光部を含み、当該対応する一般入賞口への遊技球の入賞状況が所定の基準を満たさない状況となった場合には、当該発光部はリセット条件が成立するまで所定の発光色で発光し続けるように構成され、
    対応する前記一般入賞口の入賞状況が前記所定の基準を満たさない状況となっていない場合に前記一般入賞口への遊技球の入賞が検出されたとき、当該一般入賞口に対応する前記発光部を一時的に前記所定の発光色とは異なる別の発光色で発光させる特定演出が設定されていることを特徴とする遊技機。
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