JP2021144772A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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輝男 高際
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Abstract

【課題】動作速度を向上しつつ、半導体記憶装置のサイズの増加を抑制する。【解決手段】実施形態の半導体記憶装置は、直列接続された第1メモリセルトランジスタ及び第2メモリセルトランジスタを含む第1ストリングと、第1スイッチ素子と、第1ストリングの第1端と第1スイッチ素子の第1端との間に直列に接続される第1ラッチ回路と、第1スイッチ素子の第2端と、データバスとの間を互いに並列接続する第2スイッチ素子及び第3スイッチ素子と、を備える。【選択図】図5

Description

実施形態は、半導体記憶装置に関する。
半導体記憶装置としてNAND型フラッシュメモリが知られている。
米国特許第9583220号明細書 米国特許第8885425号明細書 米国特許出願公開第2012/0075943号明細書
動作速度を向上しつつ、半導体記憶装置のサイズの増加を抑制する。
実施形態の半導体記憶装置は、直列接続された第1メモリセルトランジスタ及び第2メモリセルトランジスタを含む第1ストリングと、第1スイッチ素子と、第1ストリングの第1端と第1スイッチ素子の第1端との間に直列に接続される第1ラッチ回路と、第1スイッチ素子の第2端と、データバスとの間を互いに並列接続する第2スイッチ素子及び第3スイッチ素子と、を備える。
第1実施形態に係る半導体記憶装置を含むメモリシステムの構成の一例を示すブロック図。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の構成の一例を示すブロック図。 第1実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの構成を説明するための回路図。 第1実施形態に係る半導体記憶装置中のセンスアンプモジュール及びデータレジスタの構成の一例を示すブロック図。 第1実施形態に係る半導体記憶装置中のカラムユニット、入出力回路、バス選択回路、及びカラム選択回路の構成の一例を示すブロック図。 第1実施形態に係る半導体記憶装置の動作例を示すタイミングチャート。 第1実施形態に係る半導体記憶装置における、書込みデータ、及び書込みデータが格納されるカラムユニットの例を説明するための模式図。 第1実施形態に係る半導体記憶装置におけるアクセス動作の際の、グローバルバス、ローカルバス、及びカラムユニットの接続の一例を示す図。 不良なカラムユニットがある場合の、第1実施形態に係る半導体記憶装置における、書込みデータ、及び書込みデータが格納されるカラムユニットの例を説明するための模式図。 第2実施形態に係る半導体記憶装置中のカラムユニット、入出力回路、バス選択回路、及びカラム選択回路の構成の一例を示すブロック図。 第2実施形態に係る半導体記憶装置における、書込みデータ、及び書込みデータが格納されるカラムユニットの例を説明するための模式図。 その他の実施形態において、アクセスの順番を決定する方法の例を説明するためのフローチャート。 その他の実施形態において、カラムユニットを疑似不良化する方法の例を説明するためのフローチャート。 変形例における疑似不良化処理前の、書込みデータ、及び書込みデータが格納されるカラムユニットの例を説明するための模式図。 変形例における疑似不良化処理後の、書込みデータ、及び書込みデータが格納されるカラムユニットの例を説明するための模式図。
以下に、実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する構成要素については、共通する参照符号を付す。
<1. 第1実施形態>
以下に、第1実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。以下では半導体記憶装置として、NAND型フラッシュメモリを例に挙げて説明する。
<1.1 構成について>
第1実施形態に係る半導体記憶装置の構成について説明する。
<1.1.1 メモリシステムの全体構成について>
まず、メモリシステムの構成例について、図1を用いて説明する。図1は、第1実施形態に係る半導体記憶装置を含むメモリシステムの構成の一例を示すブロック図である。
メモリシステム300は、例えば、外部のホスト機器400と通信する。メモリシステム300は、ホスト機器400からのデータを保持し、また、データをホスト機器400に読み出す。メモリシステム300は、例えば、SSD(solid state drive)やSDTMカード等である。
図1に示すように、メモリシステム300は、メモリコントローラ200及び半導体記憶装置100を備えている。
メモリコントローラ200は、ホスト機器400から命令を受取り、受け取った命令に基づいて半導体記憶装置100を制御する。具体的には、メモリコントローラ200は、ホスト機器400から書込みを指示されたデータを半導体記憶装置100に書込み、ホスト機器400から読出しを指示されたデータを半導体記憶装置100から読み出してホスト機器400に送信する。
半導体記憶装置100は、複数のメモリセルトランジスタを備え、データを不揮発に記憶する。半導体記憶装置100は、メモリコントローラ200とNANDバスによって接続される。
NANDバスは、NANDインタフェースに従った信号/CE、CLE、ALE、/WE、/RE、RE、/WP、/RB、DQS、/DQS、及びDQ<7:0>の各々について、個別の信号線を介して送受信を行う。信号/CEは、半導体記憶装置100をイネーブルにするための信号である。信号CLEは、信号CLEが“H(High)”レベルである間に半導体記憶装置100に流れる信号DQ<7:0>がコマンドであることを半導体記憶装置100に通知する。信号ALEは、信号ALEが“H”レベルである間に半導体記憶装置100に流れる信号DQ<7:0>がアドレスであることを半導体記憶装置100に通知する。信号/WEは、信号/WEが“L(Low)”レベルである間に半導体記憶装置100に流れる信号DQ<7:0>を半導体記憶装置100に取り込むことを指示する。信号/REは、半導体記憶装置100に信号DQ<7:0>を出力することを指示する。信号REは、信号/REの相補信号である。信号/WPは、データ書込み及び消去の禁止を半導体記憶装置100に指示する。信号/RBは、半導体記憶装置100がレディ状態(外部からの命令を受け付ける状態)であるか、ビジー状態(外部からの命令を受け付けない状態)であるかを示す。信号DQSはデータストローブ信号である。信号/DQSは、信号DQSの相補信号である。信号DQ<7:0>は、例えば8ビットの信号である。
信号DQ<7:0>は、半導体記憶装置100とメモリコントローラ200との間で送受信され、コマンドCMD、アドレスADD、及びデータDATを含む。データDATは、書込みデータ及び読出しデータを含む。信号DQS及び/DQSは、データDATとしての信号DQ<7:0>とともに、半導体記憶装置100とメモリコントローラ200との間で送受信される。
以上で説明したメモリシステム300を使用するホスト機器400としては、例えばデジタルカメラやパーソナルコンピュータ等が挙げられる。
<1.1.2 メモリコントローラの構成について>
図1に示されるように、メモリコントローラ200は、CPU(Central Processing Unit)201、内蔵メモリ202、バッファメモリ203、NAND I/F(NANDインタフェース回路)204、及びホスト I/F(ホストインタフェース回路)205を含む。メモリコントローラ200は、例えばSoC(System−on−a−chip)として構成される。
CPU201は、メモリコントローラ200全体の動作を制御する。CPU201は、例えば、ホスト機器400から受信したデータの読出し命令に応答して、NANDインタフェースに基づく読出し命令を半導体記憶装置100に対して発行する。この動作は、書込み及び消去の場合についても同様である。また、CPU201は、半導体記憶装置100からの読出しデータに対して、種々の演算を実行する機能を有する。
内蔵メモリ202は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の半導体メモリであり、CPU201の作業領域として使用される。内蔵メモリ202は、半導体記憶装置100を管理するためのファームウェア、及び各種の管理テーブル等を保持する。
バッファメモリ203は、メモリコントローラ200が半導体記憶装置100から受信した読出しデータや、ホスト機器400から受信した書込みデータ等を一時的に記憶する。
NANDインタフェース回路204は、NANDバスを介して半導体記憶装置100と接続され、半導体記憶装置100との通信を司る。NANDインタフェース回路204は、CPU201の指示により、コマンドCMD、アドレスADD、及び書込みデータを半導体記憶装置100に送信する。また、NANDインタフェース回路204は、半導体記憶装置100から読出しデータを受信する。
ホストインタフェース回路205は、ホストバスを介してホスト機器400と接続され、メモリコントローラ200とホスト機器400との間の通信を司る。ホストインタフェース回路205は、例えば、ホスト機器400から受信した命令及びデータを、それぞれCPU201及びバッファメモリ203に転送する。
<1.1.3 半導体記憶装置の構成について>
次に、第1実施形態に係る半導体記憶装置の構成例について、図2を用いて説明する。図2は、第1実施形態に係る半導体記憶装置100の構成の一例を示すブロック図である。
半導体記憶装置100は、入出力回路101、アドレスレジスタ102、シーケンサ(データ転送制御回路)103、バス選択回路104、メモリセルアレイ105、センスアンプモジュール106、データレジスタ107、カラム選択回路108、コマンドレジスタ109、ロジック制御回路110、ロウデコーダ111、及び電圧生成回路112を含む。
入出力回路101は、信号DQ<7:0>、及びデータストローブ信号DQS及び/DQSを、メモリコントローラ200との間で送受信する。入出力回路101は、信号DQ<7:0>内のアドレスADD及びコマンドCMDを、それぞれアドレスレジスタ102及びコマンドレジスタ109に転送する。入出力回路101は、バス選択回路104及びカラム選択回路108を介して、データレジスタ107とデータDATを送受信する。
アドレスレジスタ102は、入出力回路101から転送されるアドレスADDを保持する。アドレスレジスタ102は、アドレスADD内のカラムアドレスCAをセンスアンプモジュール106及びデータレジスタ107に転送し、アドレスADD内のブロックアドレスBAをロウデコーダ111に転送する。
シーケンサ103は、コマンドを受け取り、受け取ったコマンドに基づくシーケンスに従って半導体記憶装置100全体を制御する。また、シーケンサ103は、書込み動作の際、及び読出し動作の際に、入出力回路101とデータレジスタ107との間におけるデータ転送動作を可能にするために、バス選択回路104及びカラム選択回路108を制御する。すなわち、本実施形態において、シーケンサ103は、バス選択回路104及びカラム選択回路108を介した入出力回路101とデータレジスタ107との間におけるデータ転送制御を実行するためのデータ転送制御回路として機能する。なお、カラムアドレスCAがデータ転送制御回路としてのシーケンサ103にも転送されるように構成されていてもよい。
バス選択回路104は、シーケンサ103による制御に基づいて、入出力回路101から受け取ったデータDATをデータレジスタ107へ向けて転送するとともに、データレジスタ107から受け取ったデータDATを入出力回路101へ転送する。より具体的には、バス選択回路104は、書込み動作の際、入出力回路101から受け取った書込みデータをデータレジスタ107に接続されたローカルバスLBUSに転送し、読出し動作の際、データレジスタ107からローカルバスLBUSを介して受け取った読出しデータを、入出力回路101に転送する。
メモリセルアレイ105は、複数のブロックBLK(BLK0、BLK1、・・・、BLK(L−1)(Lは2以上の整数))を含む。ブロックBLKは、ビット線及びワード線に関連付けられた複数の不揮発性メモリセルトランジスタを含み、例えばデータの消去単位となる。半導体記憶装置100では、書込みデータがメモリセルアレイ105に記憶される書込み動作、読出しデータがメモリセルアレイ105から読み出される読出し動作等の、各種動作が実行される。
センスアンプモジュール106は、メモリセルアレイ105から読み出されたデータをセンスして読出しデータを生成し、生成した読出しデータをデータレジスタ107に転送する。また、センスアンプモジュール106は、データレジスタ107から書込みデータを受け取り、受け取った書込みデータをメモリセルアレイ105に転送する。
データレジスタ107は、複数のラッチ回路を含む。データレジスタ107は、バス選択回路104からローカルバスLBUSを介して受け取った書込みデータを一時的に保持し、センスアンプモジュール106に転送する。データレジスタ107は、センスアンプモジュール106から受け取った読出しデータを一時的に保持し、ローカルバスLBUSを介してバス選択回路104に転送する。
カラム選択回路108は、シーケンサ103による制御に基づいて、データレジスタ107中のデータを順次ローカルバスLBUSへ転送させる。
コマンドレジスタ109は、入出力回路101から転送されるコマンドCMDを保持する。
ロジック制御回路110は、メモリコントローラ200から、例えば、チップイネーブル信号/CE、コマンドラッチイネーブル信号CLE、アドレスラッチイネーブル信号ALE、ライトイネーブル信号/WE、リードイネーブル信号/RE及びRE、及びライトプロテクト信号/WPを受信する。ロジック制御回路110は、受信される信号に基づいて、入出力回路101を制御する。また、ロジック制御回路110は、レディ/ビジー信号/RBを生成し、生成したレディ/ビジー信号/RBをメモリコントローラ200に送信する。
ロウデコーダ111は、アドレスレジスタ102から受け取ったブロックアドレスBAに基づいて、ブロックBLK0〜BLK(L−1)のいずれかを選択する。ロウデコーダ111は、選択したブロックBLKにおける複数のワード線に対応するロウ方向を選択し、電圧生成回路112から供給された電圧を選択ワード線に印加する。
電圧生成回路112は、シーケンサ103からの指示に基づいて、書込み動作及び読出し動作等に使用される電圧を生成し、生成した電圧を、メモリセルアレイ105、センスアンプモジュール106、及びロウデコーダ111等に供給する。
<1.1.4 メモリセルアレイの構成について>
次に、第1実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの構成について、図3を用いて説明する。図3は、第1実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの構成を説明するための回路図の一例である。
図3に示すように、ブロックBLKは、例えば4つのストリングユニットSU(SU0〜SU3)を備えている。各ストリングユニットSUは、複数のNANDストリングNSを含んでいる。
NANDストリングNSの各々は、例えば48個のメモリセルトランジスタMT(MT0〜MT47)と、選択トランジスタST1と、選択トランジスタST2と、を備える。なお、各々のNANDストリングNSに備えられるメモリセルトランジスタMTの個数は48個に限られず、8個や16個、32個、64個、96個、128個等であってもよく、その数は限定されるものではない。メモリセルトランジスタMTは、制御ゲートと電荷蓄積層とを含む積層ゲートを備える。各メモリセルトランジスタMTは、選択トランジスタST1及びST2の間に、直列接続される。
あるブロックBLK内において、ストリングユニットSU0〜SU3の選択トランジスタST1のゲートは、それぞれ選択ゲート線SGD0〜SGD3に接続される。また、ブロックBLK内の全てのストリングユニットSUの選択トランジスタST2のゲートは、選択ゲート線SGSに共通接続される。なお、選択ゲート線SGSは、選択ゲート線SGDと同様に、ストリングユニットSU0〜SU3の各々の選択トランジスタST2毎に分割されていて(すなわち、ストリングユニットSU0〜SU3の選択トランジスタST2のゲートがそれぞれ選択ゲート線SGS0〜SGS3(図示せず)に接続されて)もよい。同一のブロックBLK内のメモリセルトランジスタMT0〜MT47の制御ゲートは、それぞれワード線WL0〜WL47に接続される。すなわち、同じアドレスのワード線WLは、同一のブロックBLK内の全てのストリングユニットSUに共通接続されており、選択ゲート線SGSは、同一のブロックBLK内の全てのストリングユニットSUに共通接続されている。一方、選択ゲート線SGDは、同一のブロックBLK内のストリングユニットSUの1つのみに接続される。
また、メモリセルアレイ105内でマトリクス状に配置されたNANDストリングNSのうち、同一行にあるNANDストリングNSの選択トランジスタST1の他端は、m本のビット線BL(BL0〜BL(m−1)(mは自然数))のいずれかに接続される。また、ビット線BLは、複数のブロックBLKにわたって、同一列のNANDストリングNSに共通接続される。
また、選択トランジスタST2の他端は、ソース線CELSRCに接続される。ソース線CELSRCは、複数のブロックBLKにわたって、複数のNANDストリングNSに共通接続される。
上述のとおり、データの消去は、例えば、同一のブロックBLK内にあるメモリセルトランジスタMTに対して一括して行われる。これに対して、データの読出し及び書込みは、いずれかのブロックBLKのいずれかのストリングユニットSUにおける、いずれかのワード線WLに共通接続された複数のメモリセルトランジスタMTにつき、一括して行われ得る。このような、1つのストリングユニットSU中でワード線WLを共有するメモリセルトランジスタMTの組は、例えば、メモリセルユニットMUと称される。つまり、メモリセルユニットMUは、一括して書込み、又は読出し動作が実行され得るメモリセルトランジスタMTの組である。
メモリセルユニットMU内の複数のメモリセルトランジスタMTの各々に保持された1ビットのデータのデータ列の単位が「ページ」として定義される。例えば、メモリセルトランジスタMTが2ビットを記憶可能な場合、メモリセルユニットMUには、2ページ分のデータが記憶される。なお、メモリセルトランジスタMTは、2ビットに限らず、3ビット以上のデータが記憶可能に構成されていてもよい。
<1.1.5 センスアンプ及びデータレジスタの構成について>
図4は、第1実施形態に係る半導体記憶装置100中のセンスアンプモジュール106及びデータレジスタ107の構成の一例を示すブロック図である。
センスアンプモジュール106は複数のセンスアンプユニットSAUを含む。
センスアンプモジュール106において、センスアンプユニットSAUが、例えばビット線BL毎に設けられる。例えば、8本のビット線BLの組み合わせ毎に、8個のセンスアンプユニットSAU(SAU0〜SAU7)が設けられる。各々のセンスアンプユニットSAUは、対応するビット線BLを介してデータを読み出し、また対応するビット線BLに書込みデータを転送する。
データレジスタ107は複数のラッチ回路XDLを含む。
データレジスタ107において、ラッチ回路XDLが、センスアンプユニットSAU毎に設けられる。例えば、上述した8個のセンスアンプユニットSAU毎に、当該センスアンプユニットSAUの各々に1対1で対応する8個のラッチ回路XDL0〜XDL7(図4では、ラッチ回路XDL<7:0>としてまとめて図示されている)が設けられる。各々のラッチ回路XDLは、対応するセンスアンプユニットSAUに接続される。各々のラッチ回路XDLは、対応するセンスアンプユニットSAUを介して1つのビット線BLと対応付けられており、対応するビット線BLに関連するデータを一時的に保持する。
8本のビット線BL、当該ビット線BLに対応する8個のセンスアンプユニットSAU、及び8個のラッチ回路XDLが、1つの制御単位カラムユニットCUを形成する。この場合、1つのカラムユニットCUは、8ビットのデータに対応する。但し、1つのカラムユニットCUに含まれるビット線BLの本数、センスアンプユニットSAUの個数、及び、ラッチ回路XDLの個数は、8個に限定されない。
ラッチ回路XDL<7:0>は、信号DQ<7:0>に対応する複数のデータ線DQのうち対応するデータ線DQに接続される。複数のデータ線DQの各々は、ラッチ回路XDL<7:0>のうち対応するラッチ回路XDLに接続される。
ラッチ回路XDLは、ラッチ回路XDL毎に対応するセンスアンプユニットSAUとの間を接続とする配線(インターコネクト)とデータ線DQとを介して、当該センスアンプユニットSAUとバス選択回路104との間でのデータの送受信を可能にする。すなわち、例えばメモリコントローラ200等から受信したデータは、データ線DQを介してデータレジスタ107中のラッチ回路XDLに保持され、その後、ラッチ回路XDLとセンスアンプユニットSAUとの間の配線を介して、センスアンプモジュール106中のセンスアンプユニットSAUに転送される。また、センスアンプユニットSAU中のデータは、ラッチ回路XDLに転送されて保持され、データ線DQを介して半導体記憶装置100の外部に出力される。
<1.1.6 バス選択回路及びカラム選択回路の構成について>
図5は、第1実施形態に係る半導体記憶装置100中のカラムユニットCU、入出力回路101、バス選択回路104、及びカラム選択回路108の構成の一例を示すブロック図である。
図5に示すように、センスアンプモジュール106及びデータレジスタ107は、例えば、(5n+5)個のカラムユニットCU(CU0_0〜CU0_n、CU1_0〜CU1_n、CU2_0〜CU2_n、CU3_0〜CU3_n、及びCU4_0〜CU4_n)を含む。
カラム選択回路108は、(5n+5)個のカラム選択スイッチCS(CS0_0〜CS0_n、CS1_0〜CS1_n、CS2_0〜CS2_n、CS3_0〜CS3_n、及びCS4_0〜CS4_n)を含む。
(5n+5)個のカラムユニットCU及びカラム選択スイッチCSは、5つのセクションSec0〜Sec4に分類される。具体的には、カラムユニットCU0_0〜CU0_n及びカラム選択スイッチCS0_0〜CS0_nは、セクションSec0に分類され、カラムユニットCU1_0〜CU1_n及びカラム選択スイッチCS1_0〜CS1_nは、セクションSec1に分類され、カラムユニットCU2_0〜CU2_n及びカラム選択スイッチCS2_0〜CS2_nは、セクションSec2に分類され、カラムユニットCU3_0〜CU3_n及びカラム選択スイッチCS3_0〜CS3_nは、セクションSec3に分類され、カラムユニットCU4_0〜CU4_n及びカラム選択スイッチCS4_0〜CS4_nは、セクションSec4に分類される。
カラム選択スイッチCS0_0〜CS0_nはそれぞれ、カラムユニットCU0_0〜CU0_nに接続された第1端を含む。カラム選択スイッチCS1_0〜CS1_nはそれぞれ、カラムユニットCU1_0〜CU1_nに接続された第1端を含む。カラム選択スイッチCS2_0〜CS2_nはそれぞれ、カラムユニットCU2_0〜CU2_nに接続された第1端を含む。カラム選択スイッチCS3_0〜CS3_nはそれぞれ、カラムユニットCU3_0〜CU3_nに接続された第1端を含む。
カラム選択スイッチCS0_0〜CS0_n、CS1_0〜CS1_n、CS2_0〜CS2_n、CS3_0〜CS3_n、及びCS4_0〜CS4_nはそれぞれ、ローカルバスLBUS0〜LBUS4に共通接続された第2端を含む。
バス選択回路104は、20個のローカルバス選択スイッチLS(LS0_0、LS0_1、LS0_2、LS0_3、LS1_0、LS1_1、LS1_2、LS1_3、LS2_0、LS2_1、LS2_2、LS2_3、LS3_0、LS3_1、LS3_2、LS3_3、LS4_0、LS4_1、LS4_2、及びLS4_3)と、4個のデータバッファDB(DB0、DB1、DB2、及びDB3)と、4個のグローバルバス選択スイッチGS(GS0、GS1、GS2、及びGS3)と、を含む。
ローカルバス選択スイッチLS0_1〜LS0_3、LS1_1〜LS1_3、LS2_1〜LS2_3、LS3_1〜LS3_3、及びLS4_1〜LS4_3はそれぞれ、ローカルバスLBUS0〜LBUS4に共通接続された第1端を含む。
ローカルバス選択スイッチLS0_0、LS1_0、LS2_0、LS3_0、及びLS4_0は、グローバルバスGBUS0を介してデータバッファDB0に共通接続された第2端を含む。ローカルバス選択スイッチLS0_1、LS1_1、LS2_1、LS3_1、及びLS4_1は、グローバルバスGBUS1を介してデータバッファDB1に共通接続された第2端を含む。バス選択スイッチLS0_2、LS1_2、LS2_2、LS3_2、及びLS4_2は、グローバルバスGBUS2を介してデータバッファDB2に共通接続された第2端を含む。バス選択スイッチLS0_3、LS1_3、LS2_3、LS3_3、及びLS4_3は、グローバルバスGBUS3を介してデータバッファDB3に共通接続された第2端を含む。
グローバルバス選択スイッチGS0〜GS3はそれぞれ、データバッファDB0〜DB3に接続された第1端と、データ線DQに共通接続された第2端と、を含む。
4個のグローバルバス選択スイッチGSは、4本のグローバルバスGBUSのうちの任意の1本と、データ線DQとの間を電気的に接続可能に構成される。このため、データバッファDBの数とグローバルバスGBUSの数とは一致する。
シーケンサ103は、不良なカラムユニットCUのアドレスを予め記憶する。これにより、シーケンサ103は、不良なカラムユニットCUの有無に応じて、(5n+5)個のカラム選択スイッチCS、及び20個のローカルバス選択スイッチLSの各々を独立に制御可能に構成される。なお、以降の説明において、不良なカラムユニットCUとは、ラッチ回路XDL、NANDストリング、及びビット線BL等が不良であることより、データの転送に用いることができないカラムユニットCUをいう。
すなわち、20個のローカルバス選択スイッチLSは、4本のグローバルバスGBUSのうちの任意の1本と、5本のローカルバスLBUSのうちの任意の1本との間を電気的に接続可能に構成される。(n+1)個のカラム選択スイッチCS_0〜CS_nは、対応するローカルバスLBUSと、対応するセクションSec内の任意の1つのカラムユニットCUとの間を電気的に接続可能に構成される。このため、セクションSecの数とローカルバスLBUSの数とは一致する。
なお、図5では説明を省略しているが、カラム選択スイッチCS、ローカルバスLBUS、ローカルバス選択スイッチLS、グローバルバスGBUS、データバッファDB、及びグローバルバス選択スイッチGSの各々は、カラムユニットCU内の8つのラッチ回路XDLと、対応する8つのデータ線DQ<7:0>との間を個別に接続する8つの互いに同等な構成を含む。
また、本実施形態では、データ線DQとカラムユニットCUとの間を接続する構成要素を、“ローカル”な構成要素と、“グローバル”な構成要素と、に分類する。“ローカル”な構成要素は、“グローバル”な構成要素を介して、データ線DQと接続されるものとする。“グローバル”な構成要素は、“ローカル”な構成要素を介して、カラムユニットCUに接続されるものとする。すなわち、“ローカル”な構成要素は、データ線DQとカラムユニットCUとの間の接続において、“グローバル”な構成要素よりも、カラムユニットCUに近い側に設けられる。
<1.2 データ転送動作について>
次に、入出力回路101とデータレジスタ107との間のデータ転送動作について説明する。データ転送動作は、例えば、書込み動作においてメモリコントローラ200からの書込みデータDATを入出力回路101からラッチ回路XDLへ転送する動作や、読出し動作においてメモリセルアレイ105からの読出しデータDATをラッチ回路XDLから入出力回路101へ転送する動作等が含まれる。以降の説明では、データ転送動作の具体例として、書込み動作において、書込みデータDATをデータレジスタ107内のラッチ回路XDLに転送する動作について説明する。
書込み動作におけるデータ転送動作は、データ分配動作と、当該データ分配動作後のアクセス動作と、を含む。
データ分配動作において、半導体記憶装置100は、グローバルバス選択スイッチGSを制御することで、入出力回路101からの書込みデータDATを、バス選択回路104内の複数のデータバッファDBに周期的に分配する。
アクセス動作において、半導体記憶装置100は、ローカルバス選択スイッチLS及びカラム選択スイッチCSを制御することで、複数のデータバッファDBの各々と、対応する複数のカラムユニットCUとの間の互いに独立した接続を、同時に確立する。これにより、複数のデータバッファDBに分配された書込みデータDATを、互いに異なるカラムユニットCU内のラッチ回路XDLに並行して転送する。
<1.2.1 データ分配動作の詳細について>
データ分配動作の詳細について、図6を用いて説明する。図6は、第1実施形態に係る半導体記憶装置100の動作例を示すタイミングチャートである。
メモリコントローラ200から送出される書込みデータDATの単位は、例えば、データ周期Tによって定義される。図6の例では、書込みデータDATは、単位データD(D0〜D7)を含み、これら単位データD0〜D7がデータ周期T毎に連続して入出力回路101に送出され、バス選択回路104に転送される。
データ分配動作において、半導体記憶装置100は、4つのグローバルバス選択スイッチGSのうち1つを選択的にオン状態にする。
具体的には、例えば、半導体記憶装置100は、データ周期Tにわたって(図6における時刻t0から時刻t1までの間)、グローバルバス選択スイッチGS0を“H”レベルの状態(オン状態)にし、それ以外のグローバルバス選択スイッチGS1〜GS3を“L”レベルの状態(オフ状態)にする。
これにより、時刻t0から時刻t1までの間、データ線DQ<7:0>がデータバッファDB0に電気的に接続され、単位データD0がデータバッファDB0に保持される。
半導体記憶装置100は、次のデータ周期Tにわたって(時刻t1から時刻t2までの間)、グローバルバス選択スイッチGS1を“H”レベルの状態(オン状態)にし、それ以外のグローバルバス選択スイッチGS0、GS2、及びGS3を“L”レベルの状態(オフ状態)にする。これにより、時刻t1から時刻t2までの間、データ線DQ<7:0>がデータバッファDB1に電気的に接続され、単位データD1がデータバッファDB1に保持される。
同様にして、時刻t2から時刻t3までの間に単位データD2がデータバッファDB2に保持され、時刻t3から時刻t4までの間に単位データD3がデータバッファDB3に保持される。そして、時刻t4から時刻t5までの間において、単位データD4は、再びデータバッファDB0に保持される。
このように、半導体記憶装置100は、例えばグローバルバス選択スイッチGS0、GS1、GS2、及びGS3を、この順で選択的にオン状態にすることを繰り返す。これにより、バス選択回路104に連続して(シリアルに)転送されてくる複数の単位データDを、4つのデータバッファDB0〜DB3に1つの単位データDずつ分配することができる。このため、1つのデータバッファDBに単位データDが保持され始めてから次の単位データDが転送されるまで、データ周期Tの4倍の期間4Tの猶予が生まれる。
半導体記憶装置100は、当該期間4Tの間に、データバッファDB内に保持された単位データDを、以降で説明するアクセス動作により、対応するカラムユニットCUのラッチ回路XDLに転送する。これにより、データバッファDBが再度データ分配動作を実行可能な状態にする。
半導体記憶装置100は、例えば、単位データD0〜D3に関するアクセス動作をそれぞれ、新たな単位データD4〜D7がデータバッファDB0〜DB3に保持されるまでに完了する。
上述のような、ある単位データDがデータバッファDBに保持されてから、当該単位データDが対応するカラムユニットCUのラッチ回路XDLに転送されるまでの動作(データ分配動作及びアクセス動作の組合せ)を「サイクル」と呼ぶ。半導体記憶装置100は、データバッファDB0〜DB3の各々に関する4つのサイクルをそれぞれ期間Tずつずらしながら並行して実行する。これにより、周期Tがサイクルに要する時間よりも短い場合においても、書込みデータDATを滞留させることなく、高速にラッチ回路XDLに転送することができる。
半導体記憶装置100は、このようなサイクルを、例えば、転送される書込みデータDATがなくなるまで、繰り返し実行することができる。なお、以下では、説明の便宜上、データバッファDB0に対するM回目のサイクルを第Mサイクルと呼ぶ。
なお、半導体記憶装置100は、グローバルバス選択スイッチGSを、ローカルバス選択スイッチLS及びカラム選択スイッチCSと独立に制御することができる。すなわち、データ分配動作とアクセス動作とは独立に制御され得る。
<1.2.2 アクセス動作について>
次に、アクセス動作について説明する。
シーケンサ103は、アクセス動作を実行する前に、単位データDが転送されるカラムユニットCUの順番を予め設定する。なお、以降の説明において、単位データDが転送されるカラムユニットCUの順番をアクセスの順番とも呼称する。
シーケンサ103は、ローカルバス選択スイッチLS及びカラム選択スイッチCSを制御し、アクセスの順番にアクセス動作を実行する。
<1.2.2.1 アクセスの順番について>
アクセスの順番について説明する。
シーケンサ103は、例えば、カラムユニットCU0_k、CU1_k、CU2_k、CU3_k、CU4_kの組が、kをインクリメントさせながら繰り返されるように、アクセスの順番を設定することができる(kは0以上n以下の整数)。
すなわち、シーケンサ103は、(5k+1)〜(5k+5)番目にアクセスされるカラムユニットCUをそれぞれ、カラムユニットCU0_k、CU1_k、CU2_k、CU3_k、及びCU4_kに設定することができる。
具体的に、アクセスの順番について、図7を用いて説明する。図7は、書込みデータDAT、及び書込みデータDATが格納されるカラムユニットCUの一例を説明するための模式図である。図7では、書込みデータDAT内の単位データDと、当該単位データDが保持されるデータバッファDBと、が対応付けて図示される。
上述の通り、シーケンサ103は、カラムユニットCU0_k、CU1_k、CU2_k、CU3_k、CU4_kの組が、kをインクリメントさせながら繰り返されるように、アクセスの順番を設定する。具体的には、シーケンサ103は、アクセスの順番を、アクセス動作が開始される前に、カラムユニットCU0_0、CU1_0、CU2_0、CU3_0、CU4_0、CU0_1、CU1_1、CU2_1、CU3_1、CU4_1、CU0_2、CU1_2、・・・と、予め設定する。
この場合、例えば、第1サイクルにおいてデータバッファDB0〜DB3に分配された単位データD0〜D3はそれぞれ、カラムユニットCU0_0、CU1_0、CU2_0、及びCU3_0に転送される。第2サイクルにおいてデータバッファDB0〜DB3に分配された単位データD4〜D7はそれぞれ、カラムユニットCU4_0、CU0_1、CU1_1、及びCU2_1に転送される。第3サイクルにおいてデータバッファDB0〜DB3に分配された単位データD8〜D11はそれぞれ、カラムユニットCU3_1、CU4_1、CU0_2、及びCU1_2に転送される。
<1.2.2.2 ローカルバス選択スイッチ及びカラム選択スイッチの制御ついて>
次に、アクセス動作におけるローカルバス選択スイッチ及びカラム選択スイッチの制御ついて説明する。
シーケンサ103は、アクセス動作において、ローカルバス選択スイッチLSを選択することにより、データバッファDBと、当該データバッファDB内の単位データDの転送先として予め設定されたカラムユニットCUに対応するローカルバスLBUSと、を接続する。具体的には、シーケンサ103は、4つのデータバッファDBの各々について、共通接続される5つのローカルバス選択スイッチLSのうちの1つをオン状態にし、それ以外の4つのローカルバス選択スイッチLSをオフ状態にする。
また、シーケンサ103は、アクセス動作において、カラム選択スイッチCSを選択することにより、ローカルバスLBUSと、単位データDの転送先として予め設定されたカラムユニットCUと、を接続する。具体的には、シーケンサ103は、5つのローカルバスLBUSのうち、データバッファDBと接続された4つのローカルバスLBUSの各々について、共通接続される同一セクションSec内のn個のカラム選択スイッチCSのうちの1つをオン状態にし、それ以外のローカルバス選択スイッチCSをオフ状態にする。また、シーケンサ103は、5つのローカルバスLBUSのうち、データバッファDBと接続されない1つのローカルバスLBUSに共通接続される同一セクションSec内のn個のカラム選択スイッチCSの全てをオフ状態にする。
これらの制御により、シーケンサ103は、書込みデータDATが保持されたデータバッファDBに対応するグローバルバスGBUSと、予め設定されたカラムユニットCUに対応するローカルバスLBUSと、予め設定されたカラムユニットCUと、を電気的に接続する。これにより、シーケンサ103は、書込みデータDATを予め設定されたカラムユニットCUに格納することができる。
更なる具体例として、第1サイクルのうち、データバッファDB0〜DB3内にそれぞれ単位データD0〜D3が分配されている際のローカルバス選択スイッチLS及びカラム選択スイッチCSの制御について、図8を用いて説明する。図8は、第1実施形態に係る半導体記憶装置100におけるアクセス動作の際のグローバルバスGBUS、ローカルバスLBUS、及びカラムユニットCUの接続の一例を示す図である。
データバッファDB0内の単位データD0をカラムユニットCU0_0に転送するために、シーケンサ103は、ローカルバス選択スイッチLS0_0及びカラム選択スイッチCS0_0を選択する。すなわち、単位データD0のアクセス動作において、シーケンサ103は、データバッファDB0に共通接続されるローカルバス選択スイッチLSのうち、ローカルバス選択スイッチLS0_0をオン状態にし、それ以外のローカルバス選択スイッチLS1_0、LS2_0、LS3_0、及びLS4_0をオフ状態にする。また、シーケンサ103は、セクションSec0に分類されるカラム選択スイッチCSのうち、カラム選択スイッチCS0_0をオン状態にし、それ以外のカラム選択スイッチCS0_1〜CS0_nをオフ状態にする。
これらの制御により、シーケンサ103は、グローバルバスGBUS0と、ローカルバスLBUS0と、カラムユニットCU0_0と、を電気的に接続する。これにより、シーケンサ103は、書込みデータD0をカラムユニットCU0_0に転送することができる。
上述の制御と並行して、シーケンサ103は、ローカルバス選択スイッチLS1_1、LS2_2、及びLS3_3をオン状態にし、その他のローカルバス選択スイッチLS0_1〜LS0_3、LS1_2及びLS1_3、LS2_1及びLS2_3、LS3_1及びLS3_2、並びにLS4_1〜LS4_3をオフ状態にする。また、シーケンサ103は、カラム選択スイッチCS1_0、CS2_0、CS3_0をオン状態にし、その他のカラム選択スイッチCS1_1〜CS1_n、CS2_1〜CS2_n、CS3_1〜CS3_n、及びCS4_0〜CS4_nをオフ状態にする。これにより、単位データD0のカラムユニットCU0_0へのアクセス動作と並行して、単位データD1〜D3のカラムユニットCU1_0、CU2_0、及びCU3_0へのアクセス動作を実行できる。
続いて、第2サイクルにおいて、半導体記憶装置100は、第1サイクルと同様に、データバッファDB0〜DB3内にそれぞれ分配された単位データD4〜D7のアクセス動作を実行する。
単位データD4のアクセス動作において、シーケンサ103は、データバッファDB0に共通接続されるローカルバス選択スイッチLSのうち、ローカルバス選択スイッチLS4_0をオン状態にし、それ以外のローカルバス選択スイッチLS0_0、LS1_0、LS2_0、及びLS3_0をオフ状態にする。また、シーケンサ103は、セクションSec4に分類されるカラム選択スイッチCSのうち、カラム選択スイッチCS4_0をオン状態にし、それ以外のカラム選択スイッチCS4_1〜CS4_nをオフ状態にする。
これらの制御により、シーケンサ103は、書込みデータD4をカラムユニットCU4_0に転送することができる。
上述の制御と並行して、シーケンサ103は、ローカルバス選択スイッチLS0_1、LS1_2、及びLS2_3をオン状態にし、その他のローカルバス選択スイッチLS0_2及びLS0_3、LS1_1及びLS1_3、LS2_1及びLS2_2、LS3_1〜LS3_3、並びにLS4_1〜LS4_3をオフ状態にする。また、シーケンサ103は、カラム選択スイッチCS0_1、CS1_1、CS2_1をオン状態にし、その他のカラム選択スイッチCS0_0、CS0_2〜CS0_n、CS1_0、CS1_2〜CS1_n、CS2_0、CS2_2〜CS2_n、及びCS3_0〜CS3_nをオフ状態にする。これにより、単位データD4のカラムユニットCU4_0へのアクセス動作と並行して、単位データD5〜D7のカラムユニットCU0_1、CU1_1、及びCU2_1へのアクセス動作を実行できる。
以降のサイクルにおいても、上述と同様にローカルバス選択スイッチLS及びカラム選択スイッチCSを制御することで、半導体記憶装置100は、4つの単位データDに対するアクセス動作をそれぞれ、独立に並行して実行可能である。
<1.3 不良なカラムユニットがある場合の書き込み時の動作について>
不良なカラムユニットCUがある場合の書き込み時の動作について説明する。
不良なカラムユニットCUがある場合、半導体記憶装置100は、不良なカラムユニットCUを除いて、カラムユニットCUのアクセスの順番を設定する。以下の説明では、不良なカラムユニットCUがない場合と同様の動作については、それらの説明を省略し、不良なカラムユニットCUがない場合と異なる動作(例えば、アクセスの順番の設定)について主に説明する。
<1.3.1 アクセスの順番について>
不良なカラムユニットCUがある場合のアクセスの順番について説明する。
シーケンサ103は、予め保持された不良なカラムユニットCUのアドレスのリストに基づき、不良なカラムユニットCUをアクセスの順番から除き(スキップし)、正常なカラムユニットCUの順番にアクセスの順番を決定する。
不良なカラムユニットCUがある場合のアクセスの順番の具体例について、図9を用いて説明する。図9は、書込みデータDAT、及び書込みデータDATを格納するカラムユニットCUの一例を説明するための模式図である。
図9に示す例において、カラムユニットCU1_1、及びCU4_0は不良なカラムユニットCUであり、図9中、これらのカラムユニットCUに×印が付されている。
シーケンサ103は、カラムユニットCU0_0〜CU3_0をそれぞれ正常であるとし、この順にアクセスの順番を設定する。これにより、第1サイクル中にデータバッファDB0〜DB3に分配される単位データD0〜D3のアクセス先が決定される。
続いて、シーケンサ103は、カラムユニットCU3_0の次にアクセスする予定のカラムユニットCU4_0が不良であるとし、カラムユニットCU4_0をアクセスの順番から除く。
シーケンサ103は、カラムユニットCU4_0の次にアクセスする予定のカラムユニットCU0_1が正常であるとし、カラムユニットCU0_1のアクセスの順番を、カラムユニットCU3_0の次に設定する。
以降のカラムユニットCUについても、シーケンサ103は、不良なカラムユニットCUをアクセスの順番から除きつつ、アクセスの順番を設定することができる。
以上のようにして、シーケンサ103は、カラムユニットCUのアクセスの順番を、アクセス動作が開始される前に、カラムユニットCU0_0、CU1_0、CU2_0、CU3_0、CU0_1、CU2_1、CU3_1、CU4_1、CU0_2、CU1_2、・・・と予め設定することができる。
この場合、第1サイクルにおいてデータバッファDB0〜DB3に分配された単位データD0〜D3はそれぞれ、カラムユニットCU0_0〜CU3_0に転送され、第2サイクルにおいてデータバッファDB0〜DB3に分配された書込みデータD4〜D7はそれぞれ、カラムユニットCU0_1、CU2_1、CU3_1、及びCU4_1に転送され、第3サイクルにおいてデータバッファDB0及びDB1に分配された書込みデータD8及びD9はそれぞれ、カラムユニットCU0_2及びCU1_2に転送される。
以降のカラムユニットCUについても、上述と同様にアクセスの順番を設定することができる。
<1.4 効果>
第1実施形態によれば、データバスDQは、互いに並列な4つのグローバルバスGBUS0〜GBUS3に接続される。センスアンプモジュール106及びデータレジスタ107は、グローバルバスGBUSの本数より多い5つのセクションSec0〜Sec4に分類される。セクションSec0〜Sec4はそれぞれ、ローカルデータバスLBUS0〜LBUS4に接続される。ローカルデータバスLBUS0〜LBUS4の各々は、グローバルバスGBUS0〜GBUS3の各々と、複数のローカルバス選択スイッチLSを介して接続される。シーケンサ103は、複数のローカルバス選択スイッチLSを制御することにより、セクションSec0〜Sec4の各々を、グローバルバスGBUS0〜GBUS3のいずれを介しても、データバスDQと接続可能に構成される。これにより、グローバルバスGBUS0〜GBUS3に並行して入力された4つの単位データを、5つのセクションSec0〜Sec4のうちの任意の4つに、同じサイクル内で転送することができる。このため、カラムユニットCUの不良に起因して、データ転送先として割り当てられた4つのセクションSecのうちの1つにアクセスができない場合、当該アクセスできないセクションSecに代えて、データ転送先として割り当てられていなかった残りの1つのセクションSecを新たなデータの転送先として割り当て直すことができる。したがって、不良なカラムユニットCUの有無に依らず、高速にデータを入出力させることができる。
また、シーケンサ103は、カラムユニットCUが不良であるか否かを判定した後、データを転送するセクションSecを決定する。すなわち、シーケンサ103は、不良なカラムユニットCUの有無に依らず、全ての正常なカラムユニットCUをデータの転送先として設定できる。そのため、どのセクションSecで不良があったとしても、別のセクションSecに転送先を設定することができるため、セクションSec毎に置換領域(リダンダンシ領域)を持ち、セクションSec内で不良があった場合、同一セクションSec内のリダンダンシ領域に転送先を設定する場合等と比べて、救済効率を損なうことなく、メモリ密度を向上させることができる。したがって、あるメモリ容量を有する半導体記憶装置100に要するメモリセルアレイ105の面積サイズを、リダンダンシ領域を設ける場合より低減することができる。
<2. 第2実施形態>
次に、第2実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。第2実施形態は、バス選択回路104に含まれるローカルバス選択スイッチLSの数が20個ではなく、8個である点において、第1実施形態と異なる。以下では、第1実施形態と同等の構成及び動作についてはその説明を省略し、第1実施形態と異なる構成及び動作について主に説明する。
<2.1 構成について>
第2実施形態に係る半導体記憶装置100の構成について説明する。
図10は、第2実施形態に係る半導体記憶装置100中のカラムユニットCU、入出力回路101、バス選択回路104、及びカラム選択回路108の構成の一例を示すブロック図である。
カラムユニットCU及びカラム選択スイッチCSを含むセクションSecの構成は、第1実施形態と同等である。
第2実施形態に係る半導体記憶装置100において、バス選択回路104は、8個のローカルバス選択スイッチLS(LS0_0、LS1_0、LS1_1、LS2_1、LS2_2、LS3_2、LS3_3、及びLS4_3)を含む。
ローカルバス選択スイッチLS0_0は、ローカルバスLBUS0に接続された第1端を含む。ローカルバス選択スイッチLS1_0及びLS1_1は、LBUS1に共通接続された第1端を含む。ローカルバス選択スイッチLS2_1及びLS2_2は、LBUS2に共通接続された第1端を含む。ローカルバス選択スイッチLS3_2及びLS3_3は、LBUS3に共通接続された第1端を含む。ローカルバス選択スイッチLS4_3は、ローカルバスLBUS4に接続された第1端を含む。
ローカルバス選択スイッチLS0_0及びLS1_0は、グローバルバスGBUS0を介してデータバッファDB0に共通接続された第2端を含む。ローカルバス選択スイッチLS1_1及びLS2_1は、グローバルバスGBUS1を介してデータバッファDB1に共通接続された第2端を含む。バス選択スイッチLS2_2及びLS3_2は、グローバルバスGBUS2を介してデータバッファDB2に共通接続された第2端を含む。バス選択スイッチLS3_3及びLS4_3は、グローバルバスGBUS3を介してデータバッファDB3に共通接続された第2端を含む。
第2実施形態において、シーケンサ103は、(5n+5)個のカラム選択スイッチCS、及び8個のローカルバス選択スイッチLSの各々を独立に制御可能に構成される。
すなわち、シーケンサ103は、ローカルバス選択スイッチLS0_0及びLS1_0を制御することにより、グローバルバスGBUS0と、ローカルバスLBUS0又はLBUS1との間を電気的に接続可能に構成される。シーケンサ103は、ローカルバス選択スイッチLS1_1及びLS2_1を制御することにより、グローバルバスGBUS1と、ローカルバスLBUS1又はLBUS2との間を電気的に接続可能に構成される。シーケンサ103は、ローカルバス選択スイッチLS2_2及びLS3_2を制御することにより、グローバルバスGBUS2と、ローカルバスLBUS2又はLBUS3との間を電気的に接続可能に構成される。シーケンサ103は、ローカルバス選択スイッチLS3_3及びLS4_3を制御することにより、グローバルバスGBUS3と、ローカルバスLBUS3又はLBUS4との間を電気的に接続可能に構成される。
<2.2 データ転送動作について>
第2実施形態に係る半導体記憶装置100のデータ転送動作について説明する。
第2実施形態では、半導体記憶装置100は、アクセスの順番を、第1実施形態におけるアクセスの順番から並べ替えて設定する。
<2.2.1 アクセスの順番について>
カラムユニットCUのアクセスの順番の設定方法について説明する。以下では、説明の便宜上、不良なカラムユニットCUがない場合について説明する。
まず、シーケンサ103は、第1実施形態における図7を用いて説明した場合と同様に、全てのカラムユニットCUのアクセスの順番を設定する。しかる後、シーケンサ103は、第(j+1)サイクルにおけるアクセスの順番が、(4j+1)番目〜(4j+4)番目(jは0以上の整数)のカラムユニットCUのそれぞれに対応するセクションSeci4j+1、Seci4j+2、Seci4j+3、及びSeci4j+4)がi4j+1<i4j+2<i4j+3<i4j+4について、セクション番号i4j+1〜i4j+4の大小関係を判定する(i4j+1〜i4j+4は、0以上4以下の、互いに異なる整数)。具体的には、シーケンサ103は、当該4つのセクション番号i4j+1〜i4j+4が、i4j+1<i4j+2<i4j+3<i4j+4(セクションの条件)を満たすかどうか確認する。
セクション番号i4j+1〜i4j+4が上述したセクションの条件を満たす場合、シーケンサ103は、並べ替えを実行しないと判定し、(4j+1)番目〜(4j+4)番目のカラムユニットCUに対して、その順にアクセスの順番を設定する。
シーケンサ103は、セクション番号i4j+1〜i4j+4が上述したセクションの条件を満たさない場合は、並べ替えを実行すると判定し、セクション番号i4j+1〜i4j+4が昇順に並ぶように、(4j+1)番目〜(4j+4)番目のカラムユニットCUのアクセスの順番を並べ替える。
具体的に、第2実施形態におけるカラムユニットCUのアクセスの順番の設定方法について、図11を用いて説明する。図11は、書込みデータDAT、及び書込みデータDATを格納するカラムユニットCUの一例を説明するための模式図である。
図11に示すように、シーケンサ103は、始めに、第1実施形態における不良がない場合のアクセスの順番(図11中のカラムユニット(第1実施形態)に対応するカラムユニットCUの列)を設定する。
続いて、シーケンサ103は、第1サイクルにおけるアクセスの順番が1番目〜4番目のカラムユニットCU0_0〜CU3_0のそれぞれに対応するセクション番号i〜iの大小関係を判定する。ここで、セクション番号i〜iはそれぞれ、0、1、2、及び3であるから、セクションの条件(i<i<i<i)を満たす。このため、シーケンサ103は、カラムユニットCU0_0〜CU3_0に対して、この順にアクセスの順番を設定する。
続いて、シーケンサ103は、第2サイクルにおけるアクセスの順番が5番目〜8番目のカラムユニットCU4_0〜CU2_1のそれぞれに対応するセクション番号i〜iの大小関係を判定する。ここで、セクション番号i〜iはそれぞれ、4、0、1、及び2であるから、セクションの条件(i<i<i<i)を満たさない。このため、シーケンサ103は、セクション番号i〜iが昇順に並ぶように(つまり、CU0_1、CU1_1、CU2_1、及びCU4_0の順に)、5番目〜8番目のカラムユニットCUのアクセスの順番を並べ替える。
このようにして、シーケンサ103は、アクセスの順番をカラムユニットCU0_0、CU1_0、CU2_0、CU3_0、CU0_1、CU1_1、CU2_1、CU4_0、CU0_2、CU1_2、CU3_1、CU4_1、・・・と予め設定する。
なお、図11に示す例では不良なカラムユニットCUがない場合を例に説明したが、不良なカラムユニットCUがある場合についても同様にアクセスの順番を設定することができる。
<2.3 効果>
第2実施形態によれば、第2サイクルにおいて、データバッファDB0〜DB3にそれぞれ分配された単位データD4〜D7の転送先は、並べ替え前にはそれぞれCU4_0、CU0_1、CU1_1、及びCU2_1であったのに対し、並べ替え後にはそれぞれCU0_1、CU1_1、CU2_1、及びCU4_0となる。このため、データバッファDB0〜DB3は、並べ替え前にはそれぞれローカルバスLBUS4、LBUS0、LBUS1、及びLBUS2に接続する必要があったのに対し、並べ替え後にはそれぞれローカルバスLBUS0、LBUS1、LBUS2、及びLBUS4に接続されることになる。
このように、サイクル毎に並べ替えを実施することにより、データバッファDB0の接続先はローカルバスLBUS0又はLBUS1に、データバッファDB1の接続先はローカルバスLBUS1又はLBUS2に、データバッファDB2の接続先はローカルバスLBUS2又はLBUS3に、データバッファDB3の接続先はローカルバスLBUS3又はLBUS4に限定することができる。つまり、データバッファDB0がローカルバスLBUS2〜LBUS4に接続するための構成、データバッファDB1がローカルバスLBUS0、LBUS3、及びLBUS4に接続するための構成、データバッファDB2がローカルバスLBUS0、LBUS1、及びLBUS4に接続するための構成、並びにデータバッファDB3がローカルバスLBUS0〜LBUS2に接続するための構成を省略することができる。したがって、シーケンサ103のサイズ面積を低減することができる。
<3. 変形例>
なお、上述の第1実施形態及び第2実施形態に限らず、種々の変形が可能である。
例えば、アクセスの順番を設定する際に、正常なカラムユニットCUを疑似的に不良なカラムユニットCUとし(疑似不良化し)、1つのサイクル内に現れる不良なカラムユニットCU数を調整してもよい。以下の説明では、第1実施形態と同様の動作については、それらの説明を省略し、不良なカラムユニットCUがない場合と異なる動作(例えば、アクセスの順番の設定)について主に説明する。
<3.1 アクセスの順番について>
図12は、変形例に係る半導体記憶装置において、アクセスの順番を設定する方法の例を説明するためのフローチャートである。以下の説明において、第Kサイクルにおいて並行してアクセス動作が実行されるカラムユニットCUの組を第Kカラムセットとも呼ぶ。
まず、ステップS1において、シーケンサ103は、第1実施形態における図7を用いて説明した場合と同様に、全てのカラムユニットCUのアクセスの順番を暫定的に設定する。ステップS1の段階では、アクセスの順番に、不良なカラムユニットCUの存在は考慮されていなくてもよい。
ステップS2において、シーケンサ103は、番号Kを1に初期化する(Kは自然数)。
ステップS3において、シーケンサ103は、第Kカラムセットを設定する。具体的には、シーケンサ103は、第(K−1)カラムセットの最後のカラムユニットCUの次にアクセスするカラムユニットCUから、データバッファDB数NDB個の正常なカラムユニットCUを第Kカラムセットとして設定する。当該NDB個の正常なカラムユニットCUの間には、任意の数の不良なカラムユニットCUが含まれ得る。
なお、説明の便宜上、全てのカラムセットにおいて、最初のカラムユニットCUは、正常であるものとする。すなわち、第Kカラムセット内の最後の正常なカラムユニットCUの次にアクセスするカラムユニットCUが不良である場合、当該不良なカラムユニットCUは、第Kカラムセットに属するものとする。
ステップS4において、シーケンサ103は、第Kカラムセットに含まれる不良なカラムユニットCUの数(不良数)が、セクションSecの数NSecとデータバッファDBの数NDBとの差(NSec−NDB)以下であるか否かを確認する。不良数が、(NSec−NDB)以下である場合(ステップS4;yes)、処理はステップS7に進み、不良数が、(NSec−NDB)以下でない場合(ステップS4;no)、処理はステップS5に進む。
ステップS5において、シーケンサ103は、第Kカラムセットに含まれる最初の不良なカラムユニットCUに対応する番号Pを記憶する。具体的には、シーケンサ103は、第Kカラムセットに含まれる最初の不良なカラムユニットCUまでに存在する正常なカラムユニットCUの数を番号Pとして記憶する。
ステップS6において、シーケンサ103は、番号Pに基づき、カラムユニットCUの疑似不良化処理を実行する。番号Pに基づく疑似不良化処理は、P個の正常なカラムユニットCUを疑似的に不良なカラムユニットCUと見なすことにより、1つのカラムセット内に含まれる不良なカラムユニットCUの数が差(NSec−NDB)より多くなる場合を回避するための処理である。番号Pに基づく疑似不良化処理の詳細については後述する。ステップ6が終了すると、処理はステップS8に進む。
ステップS7において、シーケンサ103は、全てのカラムユニットCUについて、カラムセットが設定されたか否かを判定する。設定されていないカラムユニットCUがある場合(ステップS7;no)、処理はステップS8に進み、全てのカラムユニットCUについてカラムセットが設定されている場合(ステップS7;yes)、処理はステップS9に進む。
ステップS8において、シーケンサ103は、番号Kをインクリメントし(K=K+1)、処理はステップS3に戻る。以上のようにして、シーケンサ103は、ステップS7において、全てのカラムユニットCUについてカラムセットが仮設定されるまで、ステップS3〜S8を繰り返す。
ステップS9において、シーケンサ103は、設定された全てのカラムセットに基づいてカラムユニットのアクセスの順番を確定し、以降のデータ転送処理に適用する。
なお、例えば、ステップS4において、シーケンサ103は、カラムセット内の不良数がある一定数Nthr(Nthrは、(NSec−NDB)よりも大きい整数であり、例えば、(NSec−NDB)+2)よりも多いかどうかを判定するステップを有してもよい。不良数が一定数Nthr以上であると判定した場合、シーケンサ103は、不良のチップであるとして、アクセスの順番の設定を終了する。
次に、ステップS6における番号Pに基づく疑似不良化処理について、図13に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップS6_1において、シーケンサ103は、番号Qを1に初期化する(Qは自然数)。
ステップS6_2において、シーケンサ103は、第Qカラムセット内の不良数が0であるか否かを判定する。第Qカラムセット内の不良数が0である場合(ステップS6_2;yes)、処理はステップS6_3に進み、0でない場合(ステップS6_2;no)、処理はステップS6_6に進む。
ステップS6_3において、シーケンサ103は、第(Q+1)カラムセット内の最初のカラムユニットCUを疑似不良化する。これにより、シーケンサ103は、疑似不良化されたカラムユニットCUを、第Qカラムセット内の最後のカラムユニットCUと見なすと共に、疑似不良化されたカラムユニットCUの次にアクセスされるカラムユニットCUを、第(Q+1)カラムセット内の最初のカラムユニットCUとして、第(Q+1)〜第Kカラムセットを再度設定する。
ステップS6_4において、シーケンサ103は、番号Pをデクリメントする(P=P−1)。
ステップS6_5において、シーケンサ103は、番号Pが0であるか否かを判定する。すなわち、疑似不良化するカラムユニットCUが残っていないかどうかを判定する。番号Pが0でない場合(ステップS6_5;no)、処理はステップS6_6に進み、番号Pが0である場合(ステップS6_5;yes)、番号Pに基づく疑似不良化処理が完了する。
ステップS6_6において、シーケンサ103は、番号Qをインクリメントし(Q=Q+1)、処理はステップS6_2に戻る。これにより、シーケンサ103は、ステップS6_5において番号Pが0になったと判定されるまで、ステップS6_2〜S6_6を繰り返す。
以上のように動作することにより、番号Pに基づく疑似不良化処理によって、P個のカラムユニットCUが疑似不良化される。
なお、上述のアクセスの順番を設定する方法によりアクセスの順番を設定することができない場合、シーケンサ103は、不良のチップであるとして、アクセスの順番の設定を終了することができる。
次に、変形例に係る半導体記憶装置における疑似不良化処理を伴うアクセスの順番の設定方法の具体例について、図14及び図15を用いて説明する。図14及び図15は、書込みデータ、及び書込みデータが格納されるカラムユニットの例を説明するための模式図であり、それぞれ図12におけるステップS6の実行前、及び実行後に対応する。
なお、以下に示す例において、セクションSecの数NSecは5であり、データバッファDBの数NDBは4である。
始めに、シーケンサ103は、第1実施形態における不良がない場合のアクセスの順番(図14及び図15中のカラムユニットCUの列)を暫定的に設定する。なお、図14及び図15に示す例において、カラムユニットCU2_2、及びCU4_1は不良なカラムユニットCUであり、図14及び図15中、これらのカラムユニットCUに×印が付されている。
続いて、シーケンサ103は、4つの正常なカラムユニットCU0_0〜CU3_0を、第1カラムセットに設定する。第1カラムセットの不良数は0であり、(NSec−NDB)以下である。これにより、処理は第2カラムセットの設定に進む。
続いて、シーケンサ103は、4つの正常なカラムユニットCU4_0〜CU2_1を、第2カラムセットに設定する。第2カラムセットの不良数は0であり、(NSec−NDB)以下である。これにより、処理は第3カラムセットの設定に進む。
続いて、シーケンサ103は、4つの正常なカラムユニットCU3_1、CU0_2、CU1_2、及びCU3_2、並びに2つの不良なカラムユニットCU4_1、及びCU2_2を、第3カラムセットに設定する。第3カラムセットの不良数は2であり、(NSec−NDB)より大きい。これにより、シーケンサ103は、第3カラムセットにおける最初の不良なカラムユニットCU4_1に対応する番号Pに基づき、疑似不良化処理を実行する。番号Pは、例えば、第3カラムセットの先頭から不良なカラムユニットCU4_1(カラムユニットCU4_1は含まない)までのカラムユニット数であり、図14の例ではP=1である。すなわち、シーケンサ103は、疑似不良化処理において、番号P(=1)に基づき、1つのカラムユニットCUを疑似的に不良なカラムユニットCUとみなす。
具体的には、シーケンサ103は、第1カラムセットのカラムセット内の不良数を0と判定し、図15に示すように、第2カラムセットの最初のカラムユニットCU4_0を疑似不良化する。これにより、疑似不良化されたカラムユニットCU4_0は、第1カラムセットの最後のカラムユニットCUとみなされると共に、正常なカラムユニットCU0_1が第2カラムセット内の最初のカラムユニットCUとなる。なお、図15中、疑似不良化されたカラムユニットCU4_0に破線の×印が付されている。
続いて、シーケンサ103は、4つの正常なカラムユニットCU0_1、CU1_1、CU2_1、及びCU3_1、並びに1つの不良なカラムユニットCU4_1を、第2カラムセットに設定し、4つの正常なカラムユニットCU0_2、CU1_2、CU3_2、及びCU4_2、並びに1つの不良なカラムユニットCU2_2を、第3カラムセットに設定する。
このようにして、シーケンサ103は、カラムセットが設定されていないカラムユニットCUがなくなるまで、カラムセットの設定を行う。カラムセットの設定を終了した後、シーケンサ103は、全てのカラムセットに基づき、疑似不良化されたカラムユニットCU、及び不良なカラムユニットCUをアクセスの順番から除き、アクセスの順番を確定させる。
このようにして、シーケンサ103は、カラムユニットCUのアクセスの順番を、アクセス動作が開始される前に、カラムユニットCU0_0、CU1_0、CU2_0、CU3_0、CU0_1、CU1_1、CU2_1、CU3_1、CU0_2、CU1_2、CU3_2、CU4_2、・・・と予め設定することができる。
なお、以上の説明では、第1実施形態に係る半導体記憶装置100を用いた場合のデータ転送動作について説明したが、第2実施形態に係る半導体記憶装置100を用いた場合にも同様に疑似不良化をすることができる。例えば、上述のように疑似不良化を行い、アクセスの順番を設定した後、第2実施形態における図11を用いて説明した場合と同様に、カラムユニットCUを並べ替えてアクセスの順番を設定すればよい。
<3.2 効果>
変形例によれば、シーケンサ103は、不良数が閾値(セクション数Nsec−データバッファ数NDB)以下でないカラムセットを検出すると、疑似不良化処理を実行する。疑似不良化処理において、シーケンサ103は、当該検出されたカラムセットよりも前のカラムセットのうち、不良数が0のカラムセットの次のカラムセットの最初のカラムユニットCUを疑似不良化する。そして、シーケンサ103は、当該検出されたカラムセット内の最初の不良なカラムユニットCUに対応する番号Pだけ、上述の疑似不良化処理を繰り返す。これにより、1つのカラムセット内に存在する不良なカラムユニットCUの数を、1サイクル内にリダンダンシ領域として機能できるセクション数(セクション数Nsec−データバッファ数NDB)以下に調整することができる。すなわち、数個の正常なカラムユニットCUを擬似的に使用不可とすることにより、メモリセルアレイ105全体が使用不可となることを回避することができる。したがって、メモリセルアレイ105を効率的に使用することができる。
<4. その他>
第1実施形態及び第2実施形態において、カラム選択回路108とデータ線DQ<7:0>との間が、5本のローカルバスLBUS、及び4本のグローバルバスGBUSによって接続される場合が示されるが、これに限られない。例えば、ローカルバスLBUSの本数は、グローバルバスGBUSの本数より多ければ、任意の数に設計可能である。また、グローバルバスの本数は、4本に限られず、任意の数に設計可能である。
また、第1実施形態、第2実施形態、及び変形例において、4つのサイクルをそれぞれ期間Tずつずらしながら並行して実行する例を示したが、並行して実行するサイクルの数は4つに限らず、任意の数に変更することが可能である。この場合、上述のように、ローカルバスLBUSの本数、及びグローバルバスGBUSの本数を任意の数に設計することで、任意の数のサイクルを並行して実行することができる。
また、第1実施形態、第2実施形態において、半導体記憶装置100がデータバッファDBを備える場合を説明したが、第1実施形態に係る発明はこれに限られるものではなく、データバッファDBを備えなくてもよい。この場合、例えば、半導体記憶装置100は、データ分配動作において、単位データDをデータバッファDBに保持せずに、アクセス動作により、対応するカラムユニットCUのラッチ回路XDLに転送すればよい。
また、上記実施形態では、書込みデータDATの半導体記憶装置100への書き込み時の場合を例に挙げて説明した。しかし、データの読み出し時であっても同様である。データの読み出し時には、ページ単位でデータが読み出され、各カラムユニットCU単位でラッチ回路XDLに格納される。その後、データ線DQを介して、各ラッチ回路XDLが読出しデータを出力する。この際、どのラッチ回路XDLからデータを読み出すか、つまりどのカラム選択スイッチCS、ローカルバス選択スイッチLS、及びグローバルバス選択スイッチGSをオン状態にするかの制御も、書き込み時と同様の方法を用いて行うことができる。
上記ではいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことが出来る。これら実施形態及びその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100…半導体記憶装置、101…入出力回路、102…アドレスレジスタ、103…シーケンサ(データ転送制御回路)、104…バス選択回路、105…メモリセルアレイ、106…センスアンプモジュール、107…データレジスタ、108…カラム選択回路、109…コマンドレジスタ、110…ロジック制御回路、111…ロウデコーダ、112…電圧生成回路、200…メモリコントローラ、201…CPU、202…内蔵メモリ、203…バッファメモリ、204…NAND I/F、205…ホスト I/F、300…メモリシステム、400…ホスト機器、BLK…ブロック、SU…ストリングユニット、NS…NANDストリング、MU…メモリセルユニット、BL…ビット線、WL…ワード線、SGD、SGS…選択ゲート線、CELSRC…ソース線、MT…メモリセルトランジスタ、SAU…センスアンプユニット、XDL…ラッチ回路、CU…カラムユニット、Sec…セクション、CS…カラム選択スイッチ、LBUS…ローカルバス、LS…ローカルバス選択スイッチ、GBUS…バス、DB…データバッファ、GS…グローバルバス選択スイッチ。

Claims (9)

  1. 直列接続された第1メモリセルトランジスタ及び第2メモリセルトランジスタを含む第1ストリングと、
    第1スイッチ素子と、
    前記第1ストリングの第1端と前記第1スイッチ素子の第1端との間に直列に接続される第1ラッチ回路と、
    前記第1スイッチ素子の第2端と、データバスとの間を互いに並列接続する第2スイッチ素子及び第3スイッチ素子と、
    を備える、半導体記憶装置。
  2. 直列接続された第3メモリセルトランジスタ及び第4メモリセルトランジスタを含む第2ストリングと、
    第4スイッチ素子と、
    前記第2ストリングの第1端と前記第4スイッチ素子の第1端との間に直列に接続される第2ラッチ回路と、
    直列接続された第5メモリセルトランジスタ及び第6メモリセルトランジスタを含む第3ストリングと、
    第5スイッチ素子と、
    前記第3ストリングの第1端と前記第5スイッチ素子の第1端との間に直列に接続される第3ラッチ回路と、
    前記第1スイッチ素子の第2端に接続された第1端と、前記第2スイッチ素子の第1端に接続された第2端と、を含む第6スイッチ素子と、
    前記第6スイッチ素子の第1端と共に前記第1スイッチ素子の第2端に共通接続された第1端と、前記第3スイッチ素子の第1端に接続された第2端と、を含む第7スイッチ素子と、
    前記第4スイッチ素子の第2端に接続された第1端と、前記第6スイッチ素子の第2端と共に前記第2スイッチ素子の第1端に共通接続された第2端と、を含む第8スイッチ素子と、
    前記第5スイッチ素子の第2端に接続された第1端と、前記第7スイッチ素子の第2端と共に前記第3スイッチ素子の第1端に共通接続された第2端と、を含む第9スイッチ素子と、
    を更に備える、請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記第1ラッチ回路及び前記第2ラッチ回路に並行してアクセスする第1動作、及び前記第2ラッチ回路及び前記第3ラッチ回路に並行してアクセスする第2動作、及び前記第1ラッチ回路及び前記第3ラッチ回路に並行してアクセスする第3動作を実行するように構成された制御回路を更に備え、
    前記制御回路は、
    前記第1動作において、前記第7スイッチ素子及び前記第8スイッチ素子をオン状態にしつつ、前記第6スイッチ素子及び前記第9スイッチ素子をオフ状態にし、
    前記第2動作において、前記第8スイッチ素子及び前記第9スイッチ素子をオン状態にしつつ、前記第6スイッチ素子及び前記第7スイッチ素子をオフ状態にし、
    前記第3動作において、前記第6スイッチ素子及び前記第9スイッチ素子をオン状態にしつつ、前記第7スイッチ素子及び前記第8スイッチ素子をオフ状態にする
    ように構成された、
    請求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 前記制御回路は、
    第1条件を満たす場合、前記第1動作を前記第2動作に切り替え、
    第2条件を満たす場合、前記第1動作を前記第3動作に切り替える、
    ように構成された、
    請求項3記載の半導体記憶装置。
  5. 前記第1条件は、前記第1ストリング又は前記第1ラッチ回路が不良であることを含み、
    前記第2条件は、前記第2ストリング又は前記第2ラッチ回路が不良であることを含む、
    請求項4記載の半導体記憶装置。
  6. 前記第8スイッチ素子の第1端とともに前記第4スイッチ素子の第2端に共通接続された第1端と、前記第7スイッチ素子の第2端、及び前記第9スイッチ素子の第2端と共に前記第3スイッチ素子の第1端に共通接続された第2端と、を含む第10スイッチ素子と、
    前記第9スイッチ素子の第1端とともに前記第5スイッチ素子の第2端に共通接続された第1端と、前記第6スイッチ素子の第2端、及び前記第8スイッチ素子の第2端と共に前記第2スイッチ素子の第1端に共通接続された第2端と、を含む第11スイッチ素子と、
    を更に備える、請求項2記載の半導体記憶装置。
  7. 前記第1ラッチ回路及び前記第2ラッチ回路に並行してアクセスする第1動作、及び前記第2ラッチ回路及び前記第3ラッチ回路に並行してアクセスする第2動作、及び前記第1ラッチ回路及び前記第3ラッチ回路に並行してアクセスする第3動作を実行するように構成された制御回路を更に備え、
    前記制御回路は、
    前記第1動作において、前記第6スイッチ素子及び前記第7スイッチ素子のうちの一方、及び前記第8スイッチ素子及び前記第10スイッチ素子のうちの一方をオン状態にしつつ、前記第6スイッチ素子及び前記第7スイッチ素子のうちの他方、前記第8スイッチ素子及び前記第10スイッチ素子のうちの他方、前記第9スイッチ素子、並びに前記第11スイッチ素子をオフ状態にし、
    前記第2動作において、前記第8スイッチ素子及び前記第10スイッチ素子のうちの一方、及び前記第9スイッチ素子及び前記第11スイッチ素子のうちの一方をオン状態にしつつ、前記第8スイッチ素子及び前記第10スイッチ素子のうちの他方、前記第9スイッチ素子及び前記第11スイッチ素子のうちの他方、前記第6スイッチ素子、並びに前記第7スイッチ素子をオフ状態にし、
    前記第3動作において、前記第6スイッチ素子及び前記第7スイッチ素子のうちの一方、及び前記第9スイッチ素子及び前記第11スイッチ素子のうちの一方をオン状態にしつつ、前記第6スイッチ素子及び前記第7スイッチ素子のうちの他方、前記第9スイッチ素子及び前記第11スイッチ素子のうちの他方、前記第8スイッチ素子、並びに前記第10スイッチ素子をオフ状態にする、
    ように構成された、
    請求項6記載の半導体記憶装置。
  8. 前記制御回路は、
    第1条件を満たす場合、前記第1動作を前記第2動作に切り替え、
    第2条件を満たす場合、前記第1動作を前記第3動作に切り替える
    ように構成された、
    請求項7記載の半導体記憶装置。
  9. 前記第1条件は、前記第1ストリング又は前記第1ラッチ回路が不良であることを含み、
    前記第2条件は、前記第2ストリング又は前記第2ラッチ回路が不良であることを含む、
    請求項8記載の半導体記憶装置。
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