JP2021140180A - 受付装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】光検出部から遠い箇所でもユーザが操作する領域でのユーザの操作を検出しやすくなる受付装置等を提供できる。【解決手段】矩形状をなし、ユーザに対し情報を画像として表示する表示部320と、矩形状の表示部320の外縁をなす四辺のうち一つの辺のみに沿って配され、発光部から発した光が被検出体により反射される際に生じる反射光を受光部で受光することで被検出体の位置を検出する光検出部310と、被検出体の位置を検出することで、ユーザの操作を受け付ける第2の検出領域R2と、を備え、光検出部310と第2の検出領域R2との間に表示部320が位置する受付装置。【選択図】図3
Description
本発明は、受付装置に関する。
自装置の動作をさせる情報を入力する入力部として、ボタンやスイッチ等の実体を有するキーであるハードウェアキーや、ソフトウェア制御により表示部に表示されるキーであるソフトウェアキーを、ユーザインタフェースに設ける場合がある。
一方、近年は、光学的に被検出体の位置を検出する光検出部を備え、検出された被検出体の位置によりユーザの入力を受け付けるユーザインタフェースが用いられることがある。
一方、近年は、光学的に被検出体の位置を検出する光検出部を備え、検出された被検出体の位置によりユーザの入力を受け付けるユーザインタフェースが用いられることがある。
特許文献1には、表示面に対する水平方向及び垂直方向に沿って所定の走査領域内でそれぞれ検出ビームを用いて所定の走査精度で走査する走査部(走査手段)を備え、表示面上の遮光物の位置を遮光された検出ビームの走査位置に対応させて検出する座標位置検出装置であり、走査部は、走査精度の異なる複数の走査モードの切り替えを行う駆動制御部と、遮光物の移動速度を検出する移動速度検出部と、を備え、移動速度検出部により検出された遮光物の移動速度に応じて、複数の走査モードの中から所定の走査モードを選択して走査を行うものが開示されている。
ユーザの操作を受け付ける領域において、ユーザが操作をする際に、光検出部を用いてこの操作を検出する場合がある。
この際に、ユーザの操作を受け付ける領域が、光検出部から遠い箇所でもこの領域に対するユーザの操作を検出しやすいことが望ましい。
本発明は、光検出部から遠い箇所でもユーザが操作する領域でのユーザの操作を検出しやすくなる受付装置等を提供することを目的とする。
この際に、ユーザの操作を受け付ける領域が、光検出部から遠い箇所でもこの領域に対するユーザの操作を検出しやすいことが望ましい。
本発明は、光検出部から遠い箇所でもユーザが操作する領域でのユーザの操作を検出しやすくなる受付装置等を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、矩形状をなし、ユーザに対し情報を画像として表示する表示部と、矩形状の前記表示部の外縁をなす四辺のうち一つの辺のみに沿って配され、発光部から発した光が被検出体により反射される際に生じる反射光を受光部で受光することで被検出体の位置を検出する光検出部と、被検出体の位置を検出することで、ユーザの操作を受け付ける領域と、を備え、前記光検出部と前記領域との間に前記表示部が位置する受付装置である。
請求項2に記載の発明は、前記領域には、ユーザがタッチすることで、自装置の状態を変更するボタンが配置される請求項1に記載の受付装置である。
請求項3に記載の発明は、前記ボタンは、自装置の電源をONまたはOFFさせるためのボタンである請求項2に記載の受付装置である。
請求項4に記載の発明は、前記ボタンは、前記表示部の画面をホーム画面に遷移させるためのボタンである請求項2に記載の受付装置である。
請求項5に記載の発明は、前記ボタンは、自装置の動作を開始するためのボタンである請求項2に記載の受付装置である。
請求項6に記載の発明は、前記領域は、前記光検出部で検出した被検出体の検出結果に基づき、自装置の消費電力がより小さい第1の電力状態から消費電力がより大きい第2の電力状態に遷移させるためのユーザの操作を受け付ける領域である請求項1に記載の受付装置である。
請求項7に記載の発明は、前記第1の電力状態では、前記光検出部は、前記領域における被検出体を検出するために必要な前記発光部および前記受光部は動作状態とし、必要でない当該発光部および当該受光部は停止状態とする請求項6に記載の受付装置である。
請求項8に記載の発明は、ユーザの操作は、前記光検出部が、反射光を受光した前記受光部の位置および当該受光部が受光した光の強度により、被検出体の位置を特定することで検出する請求項1に記載の受付装置である。
請求項9に記載の発明は、前記領域では、特定した被検出体の位置を基に、当該領域で受け付けるユーザの操作として、タッチの有無を検出し、タッチに伴う動作は検出しない請求項8に記載の受付装置である。
請求項10に記載の発明は、前記光検出部は、反射光を受光した前記受光部の位置および当該受光部が受光した光の強度により、前記表示部上の被検出体の位置をさらに検出し、当該表示部の箇所は、前記領域で受け付けるユーザの操作と異なるユーザの操作を受け付ける他の領域として機能する請求項8に記載の受付装置である。
請求項11に記載の発明は、前記他の領域では、特定した被検出体の位置を基に、当該他の領域で受け付けるユーザの操作として、タッチの有無およびタッチに伴う動作を検出する請求項10に記載の受付装置である。
請求項2に記載の発明は、前記領域には、ユーザがタッチすることで、自装置の状態を変更するボタンが配置される請求項1に記載の受付装置である。
請求項3に記載の発明は、前記ボタンは、自装置の電源をONまたはOFFさせるためのボタンである請求項2に記載の受付装置である。
請求項4に記載の発明は、前記ボタンは、前記表示部の画面をホーム画面に遷移させるためのボタンである請求項2に記載の受付装置である。
請求項5に記載の発明は、前記ボタンは、自装置の動作を開始するためのボタンである請求項2に記載の受付装置である。
請求項6に記載の発明は、前記領域は、前記光検出部で検出した被検出体の検出結果に基づき、自装置の消費電力がより小さい第1の電力状態から消費電力がより大きい第2の電力状態に遷移させるためのユーザの操作を受け付ける領域である請求項1に記載の受付装置である。
請求項7に記載の発明は、前記第1の電力状態では、前記光検出部は、前記領域における被検出体を検出するために必要な前記発光部および前記受光部は動作状態とし、必要でない当該発光部および当該受光部は停止状態とする請求項6に記載の受付装置である。
請求項8に記載の発明は、ユーザの操作は、前記光検出部が、反射光を受光した前記受光部の位置および当該受光部が受光した光の強度により、被検出体の位置を特定することで検出する請求項1に記載の受付装置である。
請求項9に記載の発明は、前記領域では、特定した被検出体の位置を基に、当該領域で受け付けるユーザの操作として、タッチの有無を検出し、タッチに伴う動作は検出しない請求項8に記載の受付装置である。
請求項10に記載の発明は、前記光検出部は、反射光を受光した前記受光部の位置および当該受光部が受光した光の強度により、前記表示部上の被検出体の位置をさらに検出し、当該表示部の箇所は、前記領域で受け付けるユーザの操作と異なるユーザの操作を受け付ける他の領域として機能する請求項8に記載の受付装置である。
請求項11に記載の発明は、前記他の領域では、特定した被検出体の位置を基に、当該他の領域で受け付けるユーザの操作として、タッチの有無およびタッチに伴う動作を検出する請求項10に記載の受付装置である。
請求項1の発明によれば、光検出部から遠い箇所でもユーザが操作する領域でのユーザの操作を検出しやすくなる受付装置が提供できる。
請求項7の発明によれば、光検出部が消費する電力が大きくなりにくい。
請求項7の発明によれば、光検出部が消費する電力が大きくなりにくい。
以下、添付図面を参照して、実施の形態について詳細に説明する。
<画像形成装置1の全体構成の説明>
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置1の外観図である。図2は、本実施の形態に係る画像形成装置1の内部構造を示す図である。
画像形成装置1は、原稿の画像を読み取る画像読取装置100と、記録材(以下、代表して「用紙」と記す場合もある。)上に画像を記録する画像記録装置200と、を備えている。また画像形成装置1は、ユーザからの操作入力の受付やユーザに対する各種情報の表示を行なうユーザインタフェース(UI)300を備えている。さらに画像形成装置1は、画像形成装置1全体の動作を制御する制御装置500を備える。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置1の外観図である。図2は、本実施の形態に係る画像形成装置1の内部構造を示す図である。
画像形成装置1は、原稿の画像を読み取る画像読取装置100と、記録材(以下、代表して「用紙」と記す場合もある。)上に画像を記録する画像記録装置200と、を備えている。また画像形成装置1は、ユーザからの操作入力の受付やユーザに対する各種情報の表示を行なうユーザインタフェース(UI)300を備えている。さらに画像形成装置1は、画像形成装置1全体の動作を制御する制御装置500を備える。
画像読取装置100は、画像形成装置1の上部に配置され、画像記録装置200は、画像読取装置100の下側に配置され、制御装置500を内蔵している。ユーザインタフェース300は、画像形成装置1の上部の手前側、つまり画像読取装置100の後述する画像読取部110の手前側に配置されている。
まずは、画像読取装置100について説明する。
画像読取装置100は、原稿の画像を読み取る画像読取部110と、この画像読取部110に原稿を搬送する原稿搬送部120と、を備えている。原稿搬送部120は、画像読取装置100の上部に配置され、画像読取部110は、画像読取装置100の下部に配置されている。
原稿搬送部120は、原稿を収容する原稿収容部121と、この原稿収容部121から搬送された原稿が排出される原稿排出部122とを有し、原稿収容部121から原稿排出部122へ原稿を搬送する。原稿搬送部120は、原稿自動送り装置(ADF:Auto Document Feeder)とも呼ばれる。
画像読取装置100は、原稿の画像を読み取る画像読取部110と、この画像読取部110に原稿を搬送する原稿搬送部120と、を備えている。原稿搬送部120は、画像読取装置100の上部に配置され、画像読取部110は、画像読取装置100の下部に配置されている。
原稿搬送部120は、原稿を収容する原稿収容部121と、この原稿収容部121から搬送された原稿が排出される原稿排出部122とを有し、原稿収容部121から原稿排出部122へ原稿を搬送する。原稿搬送部120は、原稿自動送り装置(ADF:Auto Document Feeder)とも呼ばれる。
次に、画像記録装置200について説明する。
画像記録装置200は、用紙Pに画像を形成する画像形成部20と、画像形成部20に対して用紙Pを供給する用紙供給部60と、画像形成部20にて画像が形成された用紙Pを排出する用紙排出部70と、画像形成部20にて一方の面に画像が形成された用紙Pの表裏を反転させて再度画像形成部20に向けて搬送する反転搬送部80と、を備えている。
画像記録装置200は、用紙Pに画像を形成する画像形成部20と、画像形成部20に対して用紙Pを供給する用紙供給部60と、画像形成部20にて画像が形成された用紙Pを排出する用紙排出部70と、画像形成部20にて一方の面に画像が形成された用紙Pの表裏を反転させて再度画像形成部20に向けて搬送する反転搬送部80と、を備えている。
ユーザインタフェース300は、自装置(画像形成装置1)に対するユーザの指示を受け付ける受付部(受付装置)の一例であり、詳しくは後述するが、光検出部や表示部を備える。そして表示部に表示される画面によりユーザに対し種々の情報を提供するとともに、表示部上をユーザが操作すると、その操作を光検出部が検出する。また表示部外においても、ホームボタン等の操作対象が設けられ、その操作対象をユーザが操作すると、同様にその操作を光検出部が検出する。その結果、画像形成装置1に対しユーザが指示を入力することができる。
<画像形成装置1の動作の説明>
以上のように構成された画像形成装置1は、以下のように動作する。
例えば、ユーザは、画像形成装置1を使用して原稿のコピーを行なうことができる。即ち、画像読取装置100によって読み取られた原稿の画像データを基に、画像記録装置200により画像を用紙P上に形成することで原稿をコピーすることができる。またユーザは、通信回線に接続する図示しないパーソナルコンピュータ(PC)等から印刷のジョブを画像形成装置1に送信することでプリントを行なうことができる。即ち、通信回線を介して印刷のジョブを受信し、印刷のジョブに含まれる画像データを基に、画像記録装置200により画像を用紙P上に形成することでプリントすることができる。さらにユーザは、ファクシミリの送受信を行なうことができる。即ち、画像読取装置100によって読み取られた原稿の画像データを通信回線を介して送信できる。あるいはユーザは、原稿の画像データを保存することができる。即ち、原稿の画像データを画像形成装置1内部や通信回線に接続したPCに保存できる。
以上のように構成された画像形成装置1は、以下のように動作する。
例えば、ユーザは、画像形成装置1を使用して原稿のコピーを行なうことができる。即ち、画像読取装置100によって読み取られた原稿の画像データを基に、画像記録装置200により画像を用紙P上に形成することで原稿をコピーすることができる。またユーザは、通信回線に接続する図示しないパーソナルコンピュータ(PC)等から印刷のジョブを画像形成装置1に送信することでプリントを行なうことができる。即ち、通信回線を介して印刷のジョブを受信し、印刷のジョブに含まれる画像データを基に、画像記録装置200により画像を用紙P上に形成することでプリントすることができる。さらにユーザは、ファクシミリの送受信を行なうことができる。即ち、画像読取装置100によって読み取られた原稿の画像データを通信回線を介して送信できる。あるいはユーザは、原稿の画像データを保存することができる。即ち、原稿の画像データを画像形成装置1内部や通信回線に接続したPCに保存できる。
<画像形成装置1の電力状態の説明>
画像形成装置1における電力状態は、画像形成装置1の消費電力がより小さい状態で動作する節電モード(第1の電力状態)と、画像形成装置1が通常動作し、消費電力がより大きい通常モード(第2の電力状態)とが設定される。
画像形成装置1における電力状態は、画像形成装置1の消費電力がより小さい状態で動作する節電モード(第1の電力状態)と、画像形成装置1が通常動作し、消費電力がより大きい通常モード(第2の電力状態)とが設定される。
ここで通常モードでは、上述した画像形成装置1の定着装置が通常の動作を行なう。即ち、定着装置は、通常の定着温度で画像の定着を行なう。
また節電モードは、本実施の形態では、LowpowerモードとSleepモードの2通りの節電状態として設定される。
また節電モードは、本実施の形態では、LowpowerモードとSleepモードの2通りの節電状態として設定される。
Lowpowerモードでは、定着装置の温度が通常モードより低い温度として設定される。またSleepモードでは、定着装置の電源をOFFとし、定着装置への電力供給を停止する。
Lowpowerモードでは、通常モードより消費電力が小さくなり、画像形成装置1の節電が図れる。さらにSleepモードでは、Lowpowerモードよりさらに消費電力が小さくなり、画像形成装置1のさらなる節電が図れる。
またLowpowerモードやSleepモードにおいて、定着装置のみならず、画像形成装置1の他の各機構部の電力供給を停止してもよい。例えば、後述する表示部320への電力供給を停止し、表示部320に表示される画像を消すようにしてもよい。
通常モード、Lowpowerモード、およびSleepモードの切り換えは、制御装置500により行なわれる。さらに詳しくは、制御装置500が、ユーザの指示や画像形成装置1の各部の動作状況に応じて、通常モード、Lowpowerモード、およびSleepモードの何れかに画像形成装置1の動作状態を切り換える。そしてこれにより画像形成装置1の電力状態を動作状況に応じてより適したものとし、消費電力を低減する。
例えば、制御装置500は、通常モードの状態で、画像形成装置1に対し何も操作が行われず予め定められた時間が経過したときは、通常モードからLowpowerモードに切り換える。また制御装置500は、Lowpowerモードからさらに何も操作が行われず予め定められた時間が経過したときは、LowpowerモードからSleepモードに切り換える。
一方、制御装置500は、LowpowerモードやSleepモードにおいて、例えば、通信回線を介して印刷のジョブを受信したときは、これらのモードから通常モードに切り換える。
また本実施の形態では、画像形成装置1が、節電モードから通常モードに遷移させるために、手動遷移方式を併せて採用する。
手動遷移方式では、例えば、ユーザインタフェース300に節電モードから通常モードに遷移させるためのボタンを設け、このボタンをタッチすることで行なう。詳しくは後述するが、このボタンは、ホームボタンである。よってホームボタンは、節電モードから通常モードに遷移させるためユーザの操作を受け付ける遷移受付部として機能する。
また本実施の形態では、画像形成装置1が、節電モードから通常モードに遷移させるために、手動遷移方式を併せて採用する。
手動遷移方式では、例えば、ユーザインタフェース300に節電モードから通常モードに遷移させるためのボタンを設け、このボタンをタッチすることで行なう。詳しくは後述するが、このボタンは、ホームボタンである。よってホームボタンは、節電モードから通常モードに遷移させるためユーザの操作を受け付ける遷移受付部として機能する。
<ユーザインタフェース300の説明>
図3(a)は、ユーザインタフェース300の一例を示した図である。また図3(b)は、図3(a)に示したユーザインタフェース300のIIIb−IIIb断面図である。
図3(a)で図示するように、ユーザインタフェース300は、光学的に被検出体を検出する光検出部310と、画像を表示する表示部320とを備える。
図3(a)は、ユーザインタフェース300の一例を示した図である。また図3(b)は、図3(a)に示したユーザインタフェース300のIIIb−IIIb断面図である。
図3(a)で図示するように、ユーザインタフェース300は、光学的に被検出体を検出する光検出部310と、画像を表示する表示部320とを備える。
光検出部310は、例えば、光学センシングバーとも言われ、被検出体の位置を検出する。ユーザがユーザインタフェース300を操作しようとするときに、例えば、指によりタッチして操作するときは、光検出部310は、この指を被検出体として検出する。また光検出部310は、ユーザの指以外のものでもユーザインタフェース300に対しタッチするものであれば、検出することができる。よって被検出体は、例えば、タッチペンなどであってもよい。
図4は、光検出部310が被検出体Tを検出する方法について示した図である。
図示するように光検出部310は、光を発する発光部311と、光を受光する受光部312とを備える。
発光部311は、LED(Light Emitting Diode)等を備え、赤外線等の光を出射する。
受光部312は、PD(Photodiode)等を備え、被検出体Tから反射された反射光を受光する。そしてこの反射光に応じた検出信号を出力する。
図示するように、発光部311と受光部312とは、交互に、かつ直線状に配列する。
図示するように光検出部310は、光を発する発光部311と、光を受光する受光部312とを備える。
発光部311は、LED(Light Emitting Diode)等を備え、赤外線等の光を出射する。
受光部312は、PD(Photodiode)等を備え、被検出体Tから反射された反射光を受光する。そしてこの反射光に応じた検出信号を出力する。
図示するように、発光部311と受光部312とは、交互に、かつ直線状に配列する。
この構成において、光検出部310は、発光部311から発した光が被検出体Tにより反射される際に生じる反射光を受光部312で受光することで被検出体Tの位置を検出することができる。なおこれは、光検出部310は、被検出体Tの縦横方向の位置である2次元的な位置を検出することができると言うこともできる。つまり被検出体Tの図中横方向の位置は、反射光を何れの受光部312で検出したかどうかによりわかる。また被検出体Tの図中縦方向の位置は、受光部312が受光する光の強度によりわかる。即ち、被検出体Tが光検出部310からより近いほど、受光部312で受光する光の強度はより大きくなる。一方、被検出体Tが光検出部310からより遠いほど、受光部312で受光する光の強度はより小さくなる。よって受光部312が受光する光の強度により、光検出部310と被検出体Tとの距離がわかるため、これから被検出体Tの図中縦方向の位置がわかる。さらに光検出部310は、被検出体Tが複数あってもそれぞれの被検出体Tを検出することができる。これによりいわゆるマルチタッチの検出を行なうことができる。
また図3(b)に示すように、光検出部310は、ユーザインタフェース300の表示部320が設けられる面に対し、突出する突起部310aを有する。この突起部310aには、図4に示した発光部311および受光部312が配される。発光部311から発した光のうちユーザインタフェース300の表示部320が設けられる面に沿って進行するものが、被検出体Tに当たると反射されて反射光となる。そして被検出体Tからの反射光のうち表示部320が設けられる面に沿って進行するものは、受光部312により受光される。
表示部320は、例えば、液晶パネルであり、画像形成装置1に関する情報を画像としてを表示する。図示するように、表示部320は矩形状であり、光検出部310は、表示部320の一辺に沿って1つ配される。ここでは、光検出部310は、表示部320の上辺に沿って配される。
本実施の形態では、光検出部310で被検出体を検出する検出領域として、第1の検出領域R1と、第2の検出領域R2とを設けている。
第1の検出領域R1は、光検出部310により近い位置に設けられ、光検出部310により被検出体Tの動きを検出するための領域である。
ここで第1の検出領域R1は、図示するように表示部320の領域を含む。よって光検出部310は、第1の検出領域R1において、表示部320に表示される画像に対するユーザの操作を検出することができる。
ここで第1の検出領域R1は、図示するように表示部320の領域を含む。よって光検出部310は、第1の検出領域R1において、表示部320に表示される画像に対するユーザの操作を検出することができる。
そしてこの場合、光検出部310は、表示部320上における被検出体Tの動きを検出することができるため、第1の検出領域R1において、表示部320に対するユーザの操作として、タッチの有無のみならず、タッチに伴う動作を検出することができる。タッチに伴う動作とは、具体的には、ユーザが表示部320上で行なうドラッグ、スワイプ等の操作である。即ち、光検出部310が表示部320の箇所で被検出体を検出した場合は、表示部320中の検出された位置にユーザがタッチしたと判断される。またさらに検出された位置が動いた場合は、ユーザが表示部320に対しドラッグ、スワイプ等の操作を行なったと判断される。
図5は、表示部320に対して行なうユーザの操作の具体例を示した図である。
ここでは、表示部320には、画像形成装置1が備える機能を実行するためのアイコンIの一覧が画像として表示されている。この画像は、いわゆるホーム画面である。またこのとき表示されているアイコンIは、予め定められた処理に関連付けられており、選択されることでこの処理が実行される。
ここでは、表示部320には、画像形成装置1が備える機能を実行するためのアイコンIの一覧が画像として表示されている。この画像は、いわゆるホーム画面である。またこのとき表示されているアイコンIは、予め定められた処理に関連付けられており、選択されることでこの処理が実行される。
図示する例では、表示部320には、コピー、ファクス/インターネットファクス、スキャナ(メール送信)、ジョブフロー、どこでもプリント、らくらくファクス、スキャナ(PC保存)、スキャナ(ボックス保存)、メールのそれぞれの機能を表すアイコンIが表示されている。
そしてユーザは、目的の機能を利用するためには、何れかのアイコンIをタッチする操作を行なう。ユーザがアイコンIをタッチすると、例えば、アイコンIに関連付けられた機能に対応する設定画面が表示される。例えば、「コピー」のアイコンIをタッチすると、原稿のコピーを行なうための設定画面として、コピーを行なう枚数、使用する用紙の選択、白黒/カラーの選択、拡大/縮小の設定を行なう画面が表示される。そして設定後、ユーザが、後述するスタートボタンをタッチすると、実際のコピー動作が開始される。
またユーザが何れかのアイコンIをドラッグする操作を行なうと、そのアイコンIを移動する操作となる。例えば、ユーザが、「らくらくファクス」のアイコンIを点線で図示した箇所に移動したいときは、このアイコンIをドラッグすればよい。
また表示部320には、画面を縦方向にスクロールさせるためのスクロールバーS1と、画面を横方向にスクロールさせるためのスクロールバーS2とが表示されている。
この場合、ユーザがスクロールバーS1やスクロールバーS2に備えられた▲マークをタッチすると、▲マークが示す方向に画面をスクロールさせることができる。またユーザがスクロールバーS1に備えられたスクロールボタンB1やスクロールバーS2に備えられたスクロールボタンB2をドラッグすることで移動させると、移動させた方向に画面をスクロールさせることができる。画面をスクロールさせることで、一画面で表示しきれない画面を表示させることができる。
この場合、ユーザがスクロールバーS1やスクロールバーS2に備えられた▲マークをタッチすると、▲マークが示す方向に画面をスクロールさせることができる。またユーザがスクロールバーS1に備えられたスクロールボタンB1やスクロールバーS2に備えられたスクロールボタンB2をドラッグすることで移動させると、移動させた方向に画面をスクロールさせることができる。画面をスクロールさせることで、一画面で表示しきれない画面を表示させることができる。
また第2の検出領域R2は、光検出部310に対し第1の検出領域R1より遠い位置に設けられ、光検出部310により被検出体の有無を検出するための領域である。
これにより光検出部310は、第2の検出領域R2において、操作対象に対するユーザのタッチの有無を検出する。一方、光検出部310は、第2の検出領域R2において、ドラッグ、スワイプ等のタッチに伴う動作は検出しない。操作対象は、例えば、第2の検出領域R2に設けられたボタンである。ただしこのボタンには、ボタンを押下することで、ON/OFFを行なう電気的なスイッチとしての機能はない。光検出部310が第2の検出領域R2において、被検出体を検出した場合、検出した位置にあるボタンにユーザがタッチしたと判断される。
図6は、第2の検出領域R2に対して行なうユーザの操作の具体例を示した図である。
図示する例では、第2の検出領域R2には、3つのボタンが配置されている。これらのボタンは、左側からスタートボタン、ホームボタン、電源ボタンである。スタートボタンは、画像形成装置1の動作を開始するためのボタンである。またホームボタンは、表示部320の画面をホーム画面に遷移させるためのボタンである。そして電源ボタンは、画像形成装置1の電源をON/OFFさせるためのボタンである。ここでは、3つのボタンのうちユーザがホームボタンをタッチした場合を示している。
図示する例では、第2の検出領域R2には、3つのボタンが配置されている。これらのボタンは、左側からスタートボタン、ホームボタン、電源ボタンである。スタートボタンは、画像形成装置1の動作を開始するためのボタンである。またホームボタンは、表示部320の画面をホーム画面に遷移させるためのボタンである。そして電源ボタンは、画像形成装置1の電源をON/OFFさせるためのボタンである。ここでは、3つのボタンのうちユーザがホームボタンをタッチした場合を示している。
また本実施の形態では、このボタンの位置、またはこのボタンに隣接する位置にユーザが操作対象であるボタンを認識できる識別表示を有する。ここでは、識別表示として、ボタンの範囲を示す枠が印刷されている。また識別表示として、この枠内にボタンの機能を表すマーク(印)が印刷されている。さらに識別表示として、この枠の下にボタンの機能を示す文字が印刷されている。図示する例では、左側からスタートボタン、ホームボタン、電源ボタンであることを意味する枠、マークおよび文字が印刷されている。
なおこれらのボタンにタッチしたと判断する領域は、図示する枠内としてもよいが、この枠内を含む領域としてもよい。即ち、この枠からはみ出す予め定められた範囲についてもこれらのボタンにタッチしたと判断するようにする。図6では、スタートボタンがタッチされたと判断される領域として、領域R2Sを図示している。またホームボタンがタッチされたと判断される領域として、領域R2Hを図示し、電源ボタンがタッチされたと判断される領域として、領域R2Dを図示している。
なおこの識別表示は、印刷であることに限られるものではない。例えば、このボタンの一部を光透過できるようにし、下側からLED等を発光させることで、マーク等を光らせるようにしてもよい。また表示部320の下辺側にこのボタンの機能を表示するようにしてもよい。さらに上部からマーク等を投影するような方法でもよい。
また本実施の形態では、ホームボタンに画像形成装置1を節電モードから通常モードに遷移させるため、ユーザの操作を受け付ける機能をさらに付与する。つまり画像形成装置1が節電モードの際に、ユーザがホームボタンをタッチすると、光検出部310がこれを検出し、その結果、画像形成装置1は、節電モードから通常モードに遷移する。
しかし節電モードの際に、光検出部310の機能を全て動作させると、消費電力が増大するため、本実施の形態では、光検出部310の機能の一部のみを動作させ、消費電力の低減を図っている。具体的には、光検出部310は、節電モードでは、ホームボタン上の被検出体への光を発する発光部311およびホームボタン上の被検出体により反射された光を受光する受光部312は動作状態とし、他は停止状態とする。つまり光検出部310は、節電モードでは、ホームボタンに対するユーザの操作を検出するために必要な発光部311および受光部312は動作状態とし、必要でない発光部311および受光部312は停止状態とする。
なお通常モードでは、発光部311および受光部312を全て動作状態とする。
なお通常モードでは、発光部311および受光部312を全て動作状態とする。
図7(a)〜(b)は、動作状態とする発光部311および受光部312の位置について示した図である。
図7(a)は、上述した場合について動作状態とする発光部311および受光部312(図4参照)の位置について示した図である。
図示するように、光検出部310に直線状に配列する発光部311および受光部312のうち、ホームボタンの図中直上の箇所である中央部付近の位置H1に配された発光部311および受光部312は動作状態とし、それ以外の両端部のものは停止状態とする。
図7(a)は、上述した場合について動作状態とする発光部311および受光部312(図4参照)の位置について示した図である。
図示するように、光検出部310に直線状に配列する発光部311および受光部312のうち、ホームボタンの図中直上の箇所である中央部付近の位置H1に配された発光部311および受光部312は動作状態とし、それ以外の両端部のものは停止状態とする。
また動作状態とする発光部311および受光部312の位置は、固定であるとは限らず、変化させてもよい。例えば、位置H1に配された発光部311および受光部312の全てを動作状態とせず、発光部311および受光部312の組を予め定められたブロックに分け、ブロック単位で動作状態と停止状態とを繰り返すようにしてもよい。1つのブロックに属する発光部311および受光部312の組は、1つでもよく、複数であってもよい。具体的には、例えば、隣り合う1個の発光部311および1個の受光部312を1つの組とする。そして1回目には、この組について3つおきに動作状態とし、その間の組は停止状態とする。次に2回目には、1回目に動作状態とした組を停止状態とし、隣の組を動作状態とする。さらに3回目には、2回目に動作状態とした組を停止状態とし、さらに隣の組を動作状態とする。また次は最初の1回目の状態に戻るようにする。これによりブロック単位で動作状態と停止状態とを繰り返すようにすることができる。
また動作状態と停止状態を繰り返す発光部311および受光部312の位置は、位置H1に固定しなくてもよい。
図7(b)は、動作状態とする発光部311および受光部312の位置が位置H1以外に変化する場合を示した図である。
図7(b)は、動作状態とする発光部311および受光部312の位置が位置H1以外に変化する場合を示した図である。
ここでは、画像形成装置1を節電モードから通常モードに遷移させるためユーザの操作を受け付ける遷移受付部を、スタートボタン、ホームボタンおよび電源ボタンの全てとしている。つまり遷移受付部は、発光部311および受光部312が配列する方向(この場合、図中横方向)に沿って設けられる。そして位置H1のみならず、スタートボタンの図中直上の箇所である左端部付近の位置H2に配された発光部311および受光部312、および電源ボタンの図中直上の箇所である右端部付近の位置H3に配された発光部311および受光部312についても動作対象となる。ただし、動作状態とする発光部311および受光部312は、時間により変更され、位置H1、位置H2、位置H3に属する発光部311および受光部312は、交互に動作状態とし、他は、停止状態とする。即ち、動作状態となる発光部311および受光部312と、停止状態となる発光部311および受光部312とは、時間により変更される。よって動作状態とする発光部311および受光部312の位置は変化する。変更する時間間隔を短くすれば、ユーザがスタートボタン、ホームボタンおよび電源ボタンの何れにタッチしても光検出部310は、これを検出することができる。また動作状態となる発光部311および受光部312の偏りがなくなるため、特定の発光部311および受光部312が劣化することを抑制できる。
なお動作状態および停止状態とする発光部311および受光部312は、予め定めておいてもよく、ユーザが設定できるようにしてもよい。
<制御装置500の説明>
図8は、制御装置500の機能構成例を示したブロック図である。なお図8では、制御装置500が有する種々の機能のうち本実施の形態に関係するものを選択して図示している。
制御装置500は、ユーザインタフェース300を含む画像形成装置1の動作を制御する制御部の一例である。
図示するように本実施の形態の制御装置500は、検出信号取得部510と、位置検出部520と、遷移判断部530と、遷移制御部540と、動作状態決定部550とを備える。
図8は、制御装置500の機能構成例を示したブロック図である。なお図8では、制御装置500が有する種々の機能のうち本実施の形態に関係するものを選択して図示している。
制御装置500は、ユーザインタフェース300を含む画像形成装置1の動作を制御する制御部の一例である。
図示するように本実施の形態の制御装置500は、検出信号取得部510と、位置検出部520と、遷移判断部530と、遷移制御部540と、動作状態決定部550とを備える。
検出信号取得部510は、光検出部310から検出信号を取得する。この検出信号には、被検出体からの反射光を受光した受光部312の位置や、受光部312が受光した光の強度の情報が含まれる。
位置検出部520は、検出信号取得部510が取得した検出信号を基に、被検出体の位置を求める。これは図4で説明したように、何れの受光部312で検出したかの情報と、受光部312が受光する光の強度により求めることができる。
遷移判断部530は、位置検出部520が求めた位置を基に、節電モードから通常モードに遷移するか否かを判断する。即ち、遷移判断部530は、上述したように、位置検出部520が求めた位置により、ホームボタン等の遷移受付部がタッチされたと判断した場合、節電モードから通常モードに遷移することを決定する。
遷移制御部540は、ユーザの指示や画像形成装置1の各部の動作状況に応じて、通常モードおよび節電モード(Lowpowerモード、およびSleepモード)の何れかに画像形成装置1の動作状態を切り換える。また遷移判断部530が節電モードから通常モードに遷移することを決定した場合、遷移制御部540は、画像形成装置1を制御する制御信号を出力し、節電モードから通常モードに遷移させる。具体的には、定着装置の温度を通常の定着温度にまで上昇させる。また節電モードにおいて、電力供給を停止していた画像形成装置1の各機構部の電力供給を再開し、動作させる。また発光部311および受光部312を全て動作状態とする。
動作状態決定部550は、動作状態および停止状態とする発光部311および受光部312の決定を行なう。つまり節電モードでは、動作状態および停止状態とする発光部311および受光部312の選択を行なう。また通常モードでは、動作状態とする発光部311および受光部312を全てとし、停止状態とする発光部311および受光部312はないようにする。
図9は、制御装置500の動作について示したフローチャートである。
なお以下に説明する制御装置500の動作は、画像形成装置1を節電モードから通常モードに遷移する際の動作について示した図である。
なお以下に説明する制御装置500の動作は、画像形成装置1を節電モードから通常モードに遷移する際の動作について示した図である。
まず遷移制御部540は、節電モードでは、ホームボタン等の遷移受付部に対するユーザの操作を検出するために必要な発光部311および受光部312は動作状態とし、必要でない発光部311および受光部312は停止状態とする(ステップ101)。動作状態および停止状態とする発光部311および受光部312は、動作状態決定部550が選択を行なう。
そしてこの状態において、検出信号取得部510が、光検出部310から検出信号を取得したか否かを判断する(ステップ102)。
その結果、光検出部310から検出信号を取得していない場合(ステップ102でNo)、ステップ102に戻る。
対して光検出部310から検出信号を取得した場合(ステップ102でYes)、位置検出部520が、この検出信号を基に、被検出体の位置を求める(ステップ103)。
その結果、光検出部310から検出信号を取得していない場合(ステップ102でNo)、ステップ102に戻る。
対して光検出部310から検出信号を取得した場合(ステップ102でYes)、位置検出部520が、この検出信号を基に、被検出体の位置を求める(ステップ103)。
さらに遷移判断部530は、位置検出部520が求めた被検出体の位置を基に、節電モードから通常モードに遷移するか否かを判断する(ステップ104)。即ち、遷移判断部530は、ホームボタン等の遷移受付部がタッチされたときに節電モードから通常モードに遷移することを決定する。対して遷移判断部530は、遷移受付部以外の箇所がタッチされたときには、節電モードから通常モードに遷移しないことを決定する。
その結果、節電モードから通常モードに遷移すると決定した場合(ステップ104でYes)、遷移制御部540が、画像形成装置1を制御し、節電モードから通常モードに遷移させる(ステップ105)。なおこのとき動作状態決定部550は、動作状態とする発光部311および受光部312を全てとする。
対して節電モードから通常モードに遷移しないと決定した場合(ステップ104でNo)、ステップ102に戻る。
対して節電モードから通常モードに遷移しないと決定した場合(ステップ104でNo)、ステップ102に戻る。
以上説明した形態によれば、ユーザの操作により、消費電力がより小さい節電モードから消費電力がより大きい通常モードに遷移するときに、光検出部310を用いてこの操作を検出する場合でも光検出部310が消費する電力が大きくなりにくくなる。
なお上述した例では、画像形成装置1を例に取り説明を行なったが、これに限られるものではなく、光検出部310を使用して被検出体の検出を行なう装置であれば、適用が可能である。
また上述した例では、画像形成装置1は、光検出部310と制御装置500とを備える検出装置として捉えることができるが、制御装置500の機能を光検出部310やユーザインタフェース300に内蔵させてもよい。この場合、光検出部310やユーザインタフェース300が検出装置となる。
さらに上述した例では、第1の検出領域R1や第2の検出領域R2に対しタッチする場合を説明したが、単なるタッチのみならず、長押し(ロングタッチ)を検出してもよい。この場合、ユーザがタッチした位置において被検出体が予め定められた時間より長く移動しなかったときに、長押し(ロングタッチ)であると判断できる。
1…画像形成装置、20…画像形成部、100…画像読取装置、200…画像記録装置、300…ユーザインタフェース、310…光検出部、320…表示部、500…制御装置、510…検出信号取得部、520…位置検出部、530…遷移判断部、540…遷移制御部、550…動作状態決定部、R1…第1の検出領域、R2…第2の検出領域
Claims (11)
- 矩形状をなし、ユーザに対し情報を画像として表示する表示部と、
矩形状の前記表示部の外縁をなす四辺のうち一つの辺のみに沿って配され、発光部から発した光が被検出体により反射される際に生じる反射光を受光部で受光することで被検出体の位置を検出する光検出部と、
被検出体の位置を検出することで、ユーザの操作を受け付ける領域と、
を備え、
前記光検出部と前記領域との間に前記表示部が位置する受付装置。 - 前記領域には、ユーザがタッチすることで、自装置の状態を変更するボタンが配置される請求項1に記載の受付装置。
- 前記ボタンは、自装置の電源をONまたはOFFさせるためのボタンである請求項2に記載の受付装置。
- 前記ボタンは、前記表示部の画面をホーム画面に遷移させるためのボタンである請求項2に記載の受付装置。
- 前記ボタンは、自装置の動作を開始するためのボタンである請求項2に記載の受付装置。
- 前記領域は、前記光検出部で検出した被検出体の検出結果に基づき、自装置の消費電力がより小さい第1の電力状態から消費電力がより大きい第2の電力状態に遷移させるためのユーザの操作を受け付ける領域である請求項1に記載の受付装置。
- 前記第1の電力状態では、前記光検出部は、前記領域における被検出体を検出するために必要な前記発光部および前記受光部は動作状態とし、必要でない当該発光部および当該受光部は停止状態とする請求項6に記載の受付装置。
- ユーザの操作は、前記光検出部が、反射光を受光した前記受光部の位置および当該受光部が受光した光の強度により、被検出体の位置を特定することで検出する請求項1に記載の受付装置。
- 前記領域では、特定した被検出体の位置を基に、当該領域で受け付けるユーザの操作として、タッチの有無を検出し、タッチに伴う動作は検出しない請求項8に記載の受付装置。
- 前記光検出部は、反射光を受光した前記受光部の位置および当該受光部が受光した光の強度により、前記表示部上の被検出体の位置をさらに検出し、当該表示部の箇所は、前記領域で受け付けるユーザの操作と異なるユーザの操作を受け付ける他の領域として機能する請求項8に記載の受付装置。
- 前記他の領域では、特定した被検出体の位置を基に、当該他の領域で受け付けるユーザの操作として、タッチの有無およびタッチに伴う動作を検出する請求項10に記載の受付装置。
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